JP2002176749A - サーボモータ - Google Patents

サーボモータ

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JP2002176749A
JP2002176749A JP2000372009A JP2000372009A JP2002176749A JP 2002176749 A JP2002176749 A JP 2002176749A JP 2000372009 A JP2000372009 A JP 2000372009A JP 2000372009 A JP2000372009 A JP 2000372009A JP 2002176749 A JP2002176749 A JP 2002176749A
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秀和 中村
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学海 赤川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸方向長さを短縮させることができ、又、煩
雑な調整作業を必要とせず、さらにコストの低減を図る
ことが可能なサーボモータを提供すること。 【解決手段】 ステータと、ステータの内周側に回転可
能に配置されたロータと、ロータに取り付けられ該ロー
タの磁極数と同数の着磁が施されたラバーマグネット
と、ラバーマグネットに対向・配置されラバーマグネッ
ト上の磁極ひいてはロータの磁極を検出する磁極センサ
とを具備したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば、アクチュ
エータの駆動用のモータとして使用されるサーボモータ
に係り、特に、ロータの磁極を検出するための構成を改
良することにより、よりコンパクトな構成を実現すると
共に煩雑な作業を不要にすることができるように工夫し
たものに関する。
【0002】
【従来の技術】図12を参照して最初の従来例を説明す
る。図12はアクチュエータの一部、すなわち、サーボ
モータ及びその近傍の構成を示す断面図である。まず、
サーボモータ201があり、このサーボモータ201
は、ステータ203と、このステータ203の内周側に
回転可能に配置されたロータ205とから構成されてい
る。上記ロータ205の内周側にはシャフト207が固
着されている。
【0003】上記シャフト207は上記サーボモータ2
01の左右両側に配置された軸受部材209、211に
よって回転可能に支持されている。尚、上記シャフト2
07はボールネジ一体型のものであり、図12中図示し
ない左側にはボールねじ部が設けられている。
【0004】上記軸受部材211の図12中右側にはエ
ンコーダ213が取り付けられている。このエンコーダ
213は磁極検出センサ及び位置検出センサの両方を備
えているものである。又、上記シャフト207の図12
中右端にはハブ215が取り付けられていて、このハブ
215に位置検出のためのコードホイール217が取り
付けられている。上記コードホイール217はハブ21
5に嵌合された後シャフト207に嵌合されその高さを
調節された後止めねじ219によって固定されている。
【0005】上記エンコーダ213による磁極検出と位
置検出について若干説明する。まず、磁極検出とはロー
タ205の磁極検出であり、ロータ205の磁極を検出
することにより、ステータ203とロータ205との位
置関係を所定の位置関係とし、それによって、効率の良
い回転を提供するものである。又、位置検出とはサーボ
モータ201による位置制御を可能にするためのもので
ある。
【0006】上記磁極検出に関して若干説明を補充して
おく。そもそもサーボモータにおいてロータ205が回
転するのは、ロータ205にステータ203側から発生
する磁力に対して反発する力が発生するからであり、
又、その回転を円滑なものにするためには、ステータ2
03側より発生する磁力の向きと大きさを変化させてい
く必要がある。磁力の位置を変化させるためにはU相、
V相、W相に流す電流の向きと量を切り換えていく必要
があり、且つのその切換がロータ205の位置に対応し
たものである必要がある。そのためにはロータ205と
ステータ203の位置を所定の位置に合わせる必要があ
り、そこでロータ205の磁極検出が行われるものであ
る。
【0007】次に、図13を参照して別のタイプのもの
を説明する。この図13に示すタイプの場合には、サー
ボモータ201のステータ203側にホール素子221
を配置して、このホール素子221によってロータ20
5の磁極を直接検出するようにしている。そして、位置
検出センサのみを備えたエンコーダ213′を軸受部材
211の図13中右側に設置しているものである。その
他の構成は図12に示したものと同じである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。まず、図12に示すタイプ
の場合であるが、まず、サーボモータ201等から構成
される駆動部の軸方向長さひいてはアクチュエータとし
ての軸方向長さが長くなってしまうという問題があっ
た。これは、コードホイール217及びエンコーダ21
3等がサーボモータ201に対して軸方向に比較的離間
した状態で設置されていることに起因するものである。
又、図12に示すエンコーダ213の場合には磁極検出
センサと位置検出センサの両方を備えるタイプのもので
あり高価であるという問題があった。又、コードホイー
ル217の取り付けに際してはその高さ調整が必要であ
る等煩雑な調整作業を余儀なくされてしまうという問題
があると共に、取り付けるためにハブ215や止めねじ
219を必要とする等部品点数が増大してしまうという
問題もあった。又、上記コードホイール217を取り付
けるシャフト207の部分は小径に形成されているため
に、検出時にシャフト207の振れ等の影響を受け易
く、その為に高い部品精度を要求されるといった問題も
あった。
【0009】次に、図13に示すタイプの場合である
が、この場合にはエンコーダ213として位置検出セン
サのみを備えたタイプのものを使用できるのでその分よ
り安価なエンコーダ213′を使用できるという利点は
あるものの、軸方向長さが長くなってしまうという不具
合、シャフト207にコードホイール217を取り付け
ることによる不具合については、図12に示すタイプの
ものと同様にあるものである。又、ステータ203側に
ホール素子221を取り付ける構成を採用している点で
別の問題があった。まず、サーボモータ201の組立時
のステータ203側の磁極位置とホール素子221の磁
極位置との間の精度を確保しなければならず、後から微
調整することができないという問題があった。仮に、ロ
ータ205側の磁極位置とホール素子221が検出した
磁極位置との間に「ズレ」が生じていた場合には、サー
ボモータ201としての効率が低下してしまうことにな
る。又、ロータ205の磁石と同じリング状の磁石をロ
ータ205の制作時に作る必要があるという煩雑さもあ
った。又、磁極検出センサの信号線をステータ203に
固定しそこから信号を取り出すことになるので、モータ
動力線の取り出しの関係から配線の引き回しが困難にな
ってしまうという問題があった。又、モータ動力線から
のノイズが磁極検出センサ信号に影響を与えるおそれが
あった。
【0010】このような問題に対しては、高さ寸法を抑
制した磁極センサ付のエンコーダの開発が考えられる
が、様々な問題から実現には至っていないものである。
又、アクチュエータとしての軸方向長さを短縮するとい
う観点から、例えば、特開平11−252887号公報
に示すようなものが提案されているが、この場合にはロ
ータの加工が複雑になる等別の多くの問題が生じてしま
い現実的ではなかった。
【0011】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、軸方向長さを短縮させ
ることができ、又、煩雑な調整作業を必要とせず、さら
にコストの低減を図ることが可能なサーボモータを提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明の請求項1によるサーボモータは、ステータ
と、上記ステータの内周側に回転可能に配置されたロー
タと、上記ロータに取り付けられ該ロータの磁極数と同
数の着磁が施されたラバーマグネットと、上記ラバーマ
グネットに対向・配置されラバーマグネット上の磁極ひ
いてはロータの磁極を検出する磁極センサと、を具備し
たことを特徴とするものである。又、請求項2によるサ
ーボモータは、請求項1記載のサーボモータにおいて、
上記ラバーマグネットは上記ロータの段付面に取り付け
られることを特徴とするものである。又、請求項3によ
るサーボモータは、請求項1又は請求項2記載のサーボ
モータにおいて、位置検出用のコードホイールを上記ロ
ータの端面に後から直接取り付けるようにしたことを特
徴とするものである。又、請求項4によるサーボモータ
は、請求項1〜請求項3の何れかに記載のサーボモータ
において、上記磁極検出センサは上記ラバーマグネット
に対して対向・配置された基板に取り付けられるもので
あることを特徴とするものである。又、請求項5による
サーボモータは、請求項1〜請求項4の何れかに記載の
サーボモータにおいて、上記磁極センサは複数個のホー
ル素子から構成されていることを特徴とするものであ
る。又、請求項6によるサーボモータは、請求項1〜請
求項5の何れかに記載のサーボモータにおいて、上記ロ
ータにはラバーマグネット取付用の位置決め部が設けら
れており、一方、ラバーマグネットにも取付用の位置決
め部が設けられていることを特徴とするものである。
又、請求項7によるサーボモータは、請求項1〜請求項
6の何れかに記載のサーボモータにおいて、上記ラバー
マグネットの取付面には接着処理が施されていることを
特徴とするものである。又、請求項8によるサーボモー
タは、請求項1〜請求項7の何れかに記載のサーボモー
タにおいて、上記磁極検出センサは周方向に位置調整可
能に取り付けられていることを特徴とするものである。
【0013】すなわち、本願発明の場合には、ロータに
ロータの磁極数と同数の着磁を施したラバーマグネット
を取り付け、上記ラバーマグネット上の磁極を検出する
磁極検出センサをラバーマグネットに対向・配置させた
ものであり、上記磁極検出センサによってラバーマグネ
ットの磁極ひいてはロータの磁極を検出するようにした
ものである。その際、ラバーマグネットをロータの段付
面に取り付けることが考えられる。又、位置検出用のコ
ードホイールをロータに直接取り付けるようにすること
が考えられる。又、磁極検出センサをラバーマグネット
に対して対向・配置された基板に取り付けることが考え
られる。又、磁極検出センサの構成としては、例えば、
複数個のホール素子から構成することが考えられる。
又、ロータにラバーマグネット取付用の位置決め部を設
け、一方、ラバーマグネットにも取付用の位置決め部を
設けることが考えられる。又、ラバーマグネットの取付
面に接着処理を施しておくことが考えられる。又、磁極
検出センサを周方向に位置調整可能に取り付けることが
考えられる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図10を参照して
本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本実施の
形態によるサーボモータを搭載したアクチュエータの外
観を示す斜視図であり、又、図2は縦断面図である。ま
ず、ハウジング1があり、このハウジング1内には中空
状ロッド3が、図2中左右方向に移動可能に収容されて
いる。この中空状ロッド3はボールネジ5とボールナッ
ト7とからなるボールネジ・ボールナット機構により駆
動されるようになっている。
【0015】上記ボールネジ5は図2中右側に設けられ
ているサーボモータ9によって適宜の方向に回転される
ようになっている。ボールナット7はこのボールネジ5
に螺合していると共に中空状ロッド3に固定されてい
る。ボールネジ5が適宜の方向に回転することにより、
その回転を規制されているボールナット7は左右何れか
の方向に移動し、それによって、中空状ロッド3も同方
向に移動するものである。
【0016】上記サーボモータ9であるが、まず、モー
ターハウジング11があり、このモーターハウジング1
1は既に述べたハウジング1に取り付けられている。上
記モーターハウジング11内にはステータ13が設置さ
れている。上記ステータ13の内周側には中空状であっ
て片側を開放した形状をなすロータ15が回転可能に収
容・配置されている。上記ロータ15はステータ13の
左右両側に配置された軸受部材17、19によって回転
可能に支持されている。又、ロータ15の図2中右端に
は連結部21が設けられていて、この連結部21を介し
て既に述べたボールネジ5と連結されている。すなわ
ち、ボールネジ5の図2中右端には差込部5aが形成さ
れていて、一方、上記連結部21の凹部21aにはロッ
ク部材20が装着されている。上記差込部5aはロック
部材20内に差し込まれた状態で連結・固定されている
ものである。尚、図中符号22は取付ねじを示している
と共に、符号24はケーブルユニットを示している。
【0017】上記ロータ15の段付部15a(図5に示
す)にはロータ15の磁極を検出するためのラバーマグ
ネット23が取り付けられている。又、このラバーマグ
ネット23と対向する位置には磁極検出センサ25が設
置されている。以下その構成を詳細に説明していく。図
3はサーボモータ9とその近傍の構成を分解して示す斜
視図であり、又、図4はサーボモータ9の部分を拡大し
て示す斜視図であり、又、図5はサーボモータ9の部分
を更に分解して示す斜視図である。
【0018】図3に示すように、ハウジング1内にステ
ータ13及びロータ15等からなるサーボモータ9が内
装されることになる。又、ロータ15の段付部15a
(図5に示す)にはラバーマグネット23が取り付けら
れている。そして、ステータ用パッキン27、モーター
ハウジング11、エンコーダ用パッキン29、軸受部材
押さえ31等が取り付けられることになる。尚、図中3
3は取付ねじである。
【0019】上記サーボモータ9の部分のみを拡大して
示すと図4のようになる。ステータ15からは配線33
が引き出されている。又、この配線33の中央部にマー
キング35が施されている。このマーキング35は、ハ
ウジング11に組み込む際の位置合わせに使用するもの
であり、この位置合わせによって磁極検出センサ25の
調整範囲を小さくして調整作業を容易にするものであ
る。上記サーボモータ9をさらに分解して示すと図5の
ようになる。既に説明したように、ステータ13の内周
側にロータ15が回転可能に配置されている。又、ロー
タ15は軸受部材17、19によって回転可能に支持さ
れている。又、軸受部材17、19の外側には止め輪3
7、39が配置されている。
【0020】上記ラバーマグネット23であるが、図9
に示すように、ロータ15の磁極数と同じようにN極と
S極が4個ずつ合計8個着磁されている。一方、ステー
タ13側であるが、これは、図9においてラバーマグネ
ット23の外周側に示すように、U相、V相、W相から
なる3相9スロットモータコイルステータになってい
る。又、上記ラバーマグネット23側には180度の位
置に一対の切欠部41、43が設けられている。一方、
ロータ15の端面側には同じく180度の位置に一対の
孔45、47が設けられている。又、ラバーマグネット
23の取付面には接着処理が施されている。
【0021】図9について説明を補充しておく。図9
は、ステータ13にV相及びW相からU相に向かうよう
に電流を流す。つまり、V相及びW相に「プラス」、U
相に「マイナス」を通電する。それによって、ステータ
13が図9に示すような磁極となり、それに対して、ロ
ータ15の位置が図9に示す磁極位置となるように固定
される。このとき、ステータ13とロータ15の相対位
置関係は規定された状態にある。そして、この位置で後
述するZ相センサ83からの出力が得られるように調整
するものである。又、電源投入時にはステータ13とロ
ータ15の位置関係が不明であるが、磁極検出センサか
らの出力パターンによりどの相に電流を流していいのか
がわかる。そのようにしてサーボモータを回転させて、
上記Z相センサ83の信号を拾うまで移動させる。そし
て、Z相センサ83からの信号を拾うことにより、ステ
ータ13とロータ15のより正確な位置関係がわかる。
それによって、より効率の高い回転が可能になる。又、
Z相センサ83からの信号は位置検出センサにおける原
点としての機能も果たす。
【0022】そして、ラバーマグネット23側の一対の
切欠部41、43をロータ15側の一対の孔45、47
に組立用の治具としての図示しないピンを差し込み一致
させることにより位置を合わせてロータ15の端面に接
着・固定するものである。
【0023】又、既に説明したように、上記ラバーマグ
ネット23に対向するように磁極検出センサ25が設置
されている。すなわち、図6に示すように、モーターハ
ウジング11の外側には四角形状であって中央に貫通穴
49aを備えた基板取付用ブラケット49が配置され、
この基板取付用ブラケット49上には略扇型形状をなす
磁極相検出基板51が搭載されるようになっている。こ
の磁極相検出基板51の下面側には、図8に示すよう
に、モータステータコイルの各相U相、V相、W相に対
応した3個のホール素子53、55、57が取り付けら
れている。これら3個のホール素子53、55、57に
よってラバーマグネット23の磁極を検出することによ
りステータ13とロータ15の位置を合わせるものであ
る。
【0024】上記磁極相検出基板51には円弧状の長孔
59が形成されており、この長孔59に2本の取付ねじ
61、63を通して基板取付用ブラケット49側にねじ
込むことにより、磁極相検出基板51を基板取付用ブラ
ケット49に固定するものである。その際、長孔59の
範囲内でその固定位置を適宜調整することができる。す
なわち、3個のホール素子53、55、57の周方向の
位置の調整(ロータ15とステータ13との位置関係が
わかるよう調整する)が可能な構成になっている。
【0025】又、上記基板取付用ブラケット49には位
置検出センサのみを備えたエンコーダモジュール65が
取付ねじ67、69によって取付・固定されるようにな
っている。又、基板取付用ブラケット49にはエンコー
ダ基板71が取付ねじ73、75によって取付・固定さ
れるようになっている。又、基板取付用ブラケット49
の貫通穴49aを貫通するロータ15の端面にはコード
ホイール77がコードホイール押さえ部材79及び取付
ねじ81によって取付・固定されるようになっている。
又、Z相検出センサ83を搭載したZ相検出基板85が
取付ねじ87、89によって基板取付用ブラケット49
上に取付・固定されるようになっている。
【0026】又、ホール素子53、55、57である
が、図10に示すような特性を備えているものである。
ホール素子53、55、57はN極で「H」出力、S極
で「L」出力となる。図9にも示したように、この実施
の形態の場合には、ロータ15が8極となっているの
で、これを既に説明した3個のホール素子53、55、
57によって検出した場合、図10に示すような出力信
号が得られる。この場合図10からも明らかなように、
分解能は15度ということになり、つまり、ロータ15
が90度回転する間にホール素子53、55、57から
6パターンの出力が得られることになる。因みに、回転
開始直後はステータ13とロータ15の位置関係を細か
く把握することはできないが、15度以内の分解能があ
れば70%以上の効率を確保することができ、サーボモ
ータを原点に移動させるために必要なトルクを得ること
ができる。
【0027】以上の構成を基にその作用を説明する。ま
ず、アクチュエータとしての作用であるが、サーボモー
タ9のロータ15が適宜の方向に回転することによりボ
ールネジ5が同方向に回転する。このボールネジ5の回
転によりボールナット7が左右何れかの方向に移動し、
それによって、ボールナット7に固定されている中空状
ロッド3が同方向に移動するものである。
【0028】次にロータ15の磁極検出及び位置検出に
ついて説明する。まず、磁極検出であるが、ロータ15
の段付部15aに取り付けられたラバーマグネット23
に着磁されている磁極が磁極検出センサ25の3個のホ
ール素子53、55、57によって検出され、それぞれ
の信号パターンからロータ15とステータ13の位置関
係がわかるものである。
【0029】一方、位置検出であるが、これはロータ1
5の端面15bに取り付けられたコードホイール77と
エンコーダモジュール65とによって行われる。すなわ
ち、コードホイール77の外周部には多数のスリットが
形成されており、このスリットをエンコーダモジュール
65によって検出することにより位置検出を行うもので
ある。又、図7に示すように、基板取付用ブラケット4
9の上からはカバー部材91が取付ねじ93によって取
り付けられることになる。
【0030】以上本実施の形態によると次のような効果
を奏することができる。まず、サーボモータ9等からな
る駆動部の軸方向長さひいてはアクチュエータとしての
軸方向長さを短縮させて全体としてコンパクトな構成を
実現することができる。これは、ラバーマグネット23
をロータ15の段付部15aに取り付け、又、このラバ
ーマグネット23に磁極検出センサ25を直近で対向・
配置させ、さらに、コードホイール77をロータ15の
端面15bに直接取り付けるようにしたからである。つ
まり、サーボモータ9の側方に突出する部分をできるだ
け少なくするように構成したからである。又、エンコー
ダモジュール65として位置検出センサのみを備えたも
のを使用しており、位置検出センサと磁極検出センサを
も備えたタイプのものに対してより廉価なものを使用す
ることができる。又、コードホイール77をロータ15
の端面15bに直接取り付けるようにしたのでその位置
が規定され、従来必要であった煩雑な位置調整が不要に
なったものである。又、ラバーマグネット23をロータ
15の段付部15aに取り付けたことにより磁極検出セ
ンサ25との間の距離を一体保持することが容易になっ
た。特に、磁極検出センサ25も基板取付用ブラケット
49に取り付けられることになるので、上記距離の一体
保持はより確実なものとなり、それによって、検出の精
度を高めることができるものである。又、磁極検出セン
サ25はその周方向位置を調整できるようになっている
ので、それによって、磁極検出の精度を高めることがで
きるものである。
【0031】次に、図10を参照して本発明の第2の実
施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の場合に
は、中空状シャフト3とロータ15が別体の場合を例に
挙げて説明したが、この第2の実施の形態の場合にはこ
れらが一体である場合を示すものである。その他の構成
は前記第1の実施の形態の場合と同様でありその説明は
省略する。このようなタイプのサーボモータに対しても
同様に適用可能である。
【0032】尚、本発明は前記第1及び第2の実施の形
態に限定されるものではない。まず、サーボモータの基
本的な構成自体は図示したものに限定されず様々な構成
のものが考えられる。ラバーマグネットについては必ず
しもリング状に限らず、扇型形状のものを組み合わせて
リング状にする等様々な構成が考えられる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によるサーボ
モータによると、まず、サーボモータ等からなる駆動部
の軸方向長さひいてはアクチュエータとしての軸方向長
さを短縮させて全体としてコンパクトな構成を実現する
ことができる。これは、ラバーマグネットをロータに取
り付け、又、このラバーマグネットに磁極検出センサを
直近で対向・配置させるように構成したからである。
又、ラバーマグネットをロータの段付面に取り付けるよ
うにした場合には、それによって、ラバーマグネットの
位置決めを容易なものとすることができ、磁極検出セン
サとの距離を一定に保持する上でも好都合であうる。特
に、磁極検出センサをラバーマグネットに対して対向・
配置された基板に取り付けるようにした場合には上記効
果をより高いものとすることができる。又、コードホイ
ールをロータの端面に後で直接取り付けるようにしたの
で、それによっても、駆動部の軸方向長さひいてはアク
チュエータとしての軸方向長さを短縮させて全体として
コンパクトな構成を実現することができる。又、エンコ
ーダモジュールとして位置検出センサのみを備えたもの
を使用しており、それによって、より廉価なものを使用
することができる。又、コードホイールをロータの端面
に直接取り付けるようにした場合には、その位置が規定
され、従来必要であった煩雑な位置調整が不要になった
ものである。又、磁極検出センサをその周方向位置を調
整できるように構成した場合には、それによって、磁極
検出の精度を高めることができるものである。又、ロー
タにラバーマグネット取付用の位置決め部を設け、一
方、ラバーマグネットにも取付用の位置決め部を設けた
場合にはその位置決めが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図で、アクチ
ュエータの外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図で、アクチ
ュエータの内部の構成を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す図で、サーボ
モータ及びその近傍の構成を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す図で、サーボ
モータの部分の構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態を示す図で、サーボ
モータの分解斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態を示す図で、磁極検
出センサ等の構成を示す分解斜視図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態を示す図で、磁極検
出センサ等の取付状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図
(a)は磁極検出センサ及びその近傍の構成を示す平面
図、図(b)は磁極検出センサの構成を示す平面図であ
る。
【図9】本発明の第1の実施の形態を示す図で、ラバー
マグネットの構成を示す平面図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態を示す図で、磁極
のパターンを説明するための図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態を示す図で、アク
チュエータの一部の構成を示す断面図である。
【図12】従来例を示す図で、アクチュエータの一部の
構成を示す断面図である。
【図13】従来例を示す図で、アクチュエータの一部の
構成を示す断面図である。
【符号の説明】
9 サーボモータ 13 ステータ 15 ロータ 23 ラバーマグネット 25 磁極検出センサ 53 ホール素子 55 ホール素子 57 ホール素子 65 エンコーダモジュール 77 コードホイール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月14日(2000.12.
14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】次に、図11を参照して本発明の第2の実
施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の場合に
は、中空状シャフト3とロータ15が別体の場合を例に
挙げて説明したが、この第2の実施の形態の場合にはこ
れらが一体である場合を示すものである。その他の構成
は前記第1の実施の形態の場合と同様でありその説明は
省略する。このようなタイプのサーボモータに対しても
同様に適用可能である。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月12日(2001.1.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】次に、図13に示すタイプの場合である
が、この場合にはエンコーダ213として位置検出セン
サのみを備えたタイプのものを使用できるので、その分
より安価なエンコーダ213´を使用できるという利点
はあるものの、軸方向長さが長くなってしまうという不
具合、シャフト207にコードホイール217を取り付
けることによる不具合については、図12に示すタイプ
のものと同様にあるものである。又、ステータ203側
にホール素子221を取り付ける構成を採用している点
で別の問題があった。まず、サーボモータ201の組立
時のステータ203側の磁極位置とホール素子221の
磁極位置との間の精度を確保しなければならず、後から
微調整することができないという問題があった。仮に、
ロータ205側の磁極位置とホール素子221が検出し
た磁極位置との間に「ズレ」が生じていた場合には、サ
ーボモータ201としての効率が低下してしまうことに
なる。又、ロータ205の磁石と同じリング状の磁石を
ロータ205の作時に作る必要があるという煩雑さも
あった。又、磁極検出センサの信号線をステータ203
に固定しそこから信号を取り出すことになるので、モー
タ動力線の取り出しの関係から配線の引き回しが困難に
なってしまうという問題があった。又、モータ動力線か
らのノイズが磁極検出センサ信号に影響を与えるおそれ
があった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F077 AA46 AA49 NN02 NN17 PP12 QQ07 VV22 VV24 VV30 5H019 AA08 AA10 BB01 BB05 BB12 BB19 BB22 CC03 DD01 FF01 5H611 AA01 BB01 BB07 BB08 PP07 QQ03 RR05 TT01 UA04 5H621 HH02 JK13 JK14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータと、 上記ステータの内周側に回転可能に配置されたロータ
    と、 上記ロータに取り付けられ該ロータの磁極数と同数の着
    磁が施されたラバーマグネットと、 上記ラバーマグネットに対向・配置されラバーマグネッ
    ト上の磁極ひいてはロータの磁極を検出する磁極センサ
    と、 を具備したことを特徴とするサーボモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のサーボモータにおいて、 上記ラバーマグネットは上記ロータの段付面に取り付け
    られることを特徴とするサーボモータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のサーボモー
    タにおいて、 位置検出用のコードホイールを上記ロータの端面に後か
    ら直接取り付けるようにしたことを特徴とするサーボモ
    ータ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3の何れかに記載のサ
    ーボモータにおいて、 上記磁極検出センサは上記ラバーマグネットに対して対
    向・配置された基板に取り付けられるものであることを
    特徴とするサーボモータ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4の何れかに記載のサ
    ーボモータにおいて、 上記磁極センサは複数個のホール素子から構成されてい
    ることを特徴とするサーボモータ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5の何れかに記載のサ
    ーボモータにおいて、 上記ロータにはラバーマグネット取付用の位置決め部が
    設けられており、一方、ラバーマグネットにも取付用の
    位置決め部が設けられていることを特徴とするサーボモ
    ータ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6の何れかに記載のサ
    ーボモータにおいて、 上記ラバーマグネットの取付面には接着処理が施されて
    いることを特徴とするサーボモータ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7の何れかに記載のサ
    ーボモータにおいて、 上記磁極検出センサは周方向に位置調整可能に取り付け
    られていることを特徴とするサーボモータ。
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