JP2751305B2 - 複合モータ - Google Patents

複合モータ

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JP2751305B2
JP2751305B2 JP1023117A JP2311789A JP2751305B2 JP 2751305 B2 JP2751305 B2 JP 2751305B2 JP 1023117 A JP1023117 A JP 1023117A JP 2311789 A JP2311789 A JP 2311789A JP 2751305 B2 JP2751305 B2 JP 2751305B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばハードディスクを駆動するのに用
いて好適な複合モータに関する。
〔発明の概要〕
この発明は、例えばハードディスクドライブ装置に用
いて好適な複合モータにおいて、固定部に対して第1の
軸受けを介して可動な第1の可動部を有する第1のモー
タと、第1の可動部に対して第2の軸受けを介して可動
な第2の可動部を有する第2のモータを有し、第1及び
第2のモータを駆動するとともに、固定部に対する第1
の可動部の移動量と第1の可動部に対する第2の可動部
の移動量との差をもって移動量を決定することにより、
微小な角度たけ回転させる場合にも、高い精度が得られ
るようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来のハードディスクドライブ装置では、スウィング
アームが1つのボイスコイルモータで駆動されている。
ところが、このように1つのボイスコイルモータでスウ
ィングアームを駆動させる従来のハードディスクドライ
ブ装置では、スウィングアームを微小な角度だけ移動さ
せるような場合に、軸受けのバネ性、粘性の影響を受け
るため、高い精度が得られないという問題がある。
つまり、スウィングアームの移動量θは、 J:イナーシャ θ:変位 D:粘性 Kt:トルク定数 K:バネ性 i:印加電流 として示される。スウィングアームの移動量が大きい場
合には、バネ性K及び粘性Dの項は無視できるが、スウ
ィングアームの移動量が小さい場合には、イテーシャJ
の項に対してバネ性K及び粘性Dの項が大きくなり、バ
ネ性K及び粘性Dの項が無視できなくなってくる。すな
わち、スウィングアームの移動量が大きい時には、軸受
けのベアリングの回転に対してベアリングの変形は無視
できるが、スウィングアームの移動量が小さい場合に
は、軸受けのベアリングは殆ど回転せず、ベアリングの
回転に対して軸受けのベアリングの変形が無視できなく
なる。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、スウィングアームが1つのボイスコイル
モータで駆動される従来のハードディスクドライブ装置
では、ヘッドを同一トラック上で追従させる場合やヘッ
ドを数トラック移動させる場合のように、スウィングア
ームを微小な角度だけ移動させる場合に、高い精度が得
られなくなるという問題がある。
したがって、この発明の目的は、微小な角度だけヘッ
ドを移動させる場合にも、高い精度が得られる複合モー
タを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、固定部1に対して第1の軸受2けを介し
て可動な第1の可動部4を有する第1のモータ8と、第
1の可動部4に対して第2の軸受け10を介して可動な第
2の可動部11を有する第2のモータ16を有し、第1及び
第2のモータ8、16を駆動するとともに、固定部に対す
る第1の可動部4の移動量と第1の可動部4に対する第
2の可動部11との移動量との差をもって移動量を決定す
るようにした複合モータである。
〔作用〕
固定プレート1に対してプレート4を回転させるモー
タ8と、プレート4に対してスウィングアーム11を回転
させさるモータ16とが設けられる。したがって、これら
2つのモータ8及び16の回転角度の差に応じてスウィン
グアーム11が回転される。このため、ヘッド13A及び13B
を僅かに移動させるような場合にも、モータ8及び16の
それぞれの回転量を大きくとることができる。このた
め、軸受けのベアリングの変形に伴う弾性、粘性の影響
を無視でき、ヘッドを僅かに移動させる場合にも、高い
精度が得られる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。
第1図A及び第1図Bは、この発明が適用されたハー
ドディスクドライブの装置の一例である。第1図A及び
第1図Bにおいて、1は固定プレートである。固定プレ
ート1に円形の開口2が設けられる。この開口部2内
に、軸受け3を介して円形のプレート4が回転自在に配
置される。
固定プレート1には、マグネット5が固定される。一
方、プレート4には、取り付け片6を介してコイル7が
取り付けられる。固定プレート1のマグネット5と、プ
レート4のコイル6とが対向され、このマグネット5と
コイル6とにより、モータ8が構成される。このモータ
8に駆動されて、プレート4が固定プレート1に対して
回転可能とされる。
プレート4の中心に軸9が固着される。この軸9に、
軸受け10を介してスウィングアーム11が回転自在に取り
付けられる。スウィングアーム11の先端には、ジンバル
12A及び12Bを介してヘッド13A及び13Bがそれぞれ取り付
けられる。
プレート4上に、マグネット14が固定される。一方、
スウィングアーム11の他端にコイル15が取り付けられ
る。プレート4上のマグネット14とスウィングアーム11
のコイル15とが対向され、マグネット14とコイル15とに
より、モータ16が構成される。このモータ16に駆動され
て、スウィングアーム11がプレート4に対して回転可能
とされる。
このように、この発明の一実施例では、固定プレート
1を固定としてプレート4を回転させるモータ8と、プ
レート4を固定としてスウィングアーム11を回転させる
モータ16とが設けられている。そして、モータ8とモー
タ16とは、互いに逆方向に回転される。したがって、固
定プレート1を固定とした時、スウィングアーム11は、
モータ8の回転量とモータ16の回転量との差だけ回転さ
れる。
このように、2つのモータ8及び16とによりスウィン
グアーム11を回転させているので、スウィングアーム11
を僅かに回転させるような場合でも、モータ8及び16の
それぞれの回転量を大きくとることができる。
つまり、スウィングアーム11をΔθだけ回転させる場
合には、第2図Aに示すように、モータ8により、プレ
ート4全体が矢印A方向にθだけ回転される。この角
度θは、必要な回転角度Δθよりも大きくとることが
できる。これと同時に、モータ16により、スウィングア
ーム11がプレート4を固定として矢印B方向にθだけ
回転される。なお、モータ8の回転角度θとモータ16
の回転角度θとの関係は、(Δθ=θ−θ)とさ
れる。この角度θは、必要な回転角度Δθよりも大き
くとることができる。これにより、第2図Bに示すよう
に、スウィングアーム11が微小な角度Δθだけ回転され
る。
このように、この発明の一実施例では、同一トラック
上で追従させる場合やヘッドを数トラック移動させる場
合のように、ヘッド13A及び13Bを僅かに移動させるよう
な場合でも、2つのモータ8及び16の回転各をそれぞれ
大きくとることができる。このため、軸受け3及び10の
変形に伴う弾性、粘性による誤差を無視でき、高い精度
でヘッドを移動できる。
なお、上述の一実施例では、スウィングアーム11をΔ
θだけ回転させる場合に、モータ8の回転角θをモー
タ16の回転角θより大きくとっているが、モータ16の
回転角θをモータ8の回転角θより大きくとり、
(Δθ=θ−θ)なる関係となるようにモータ8及
びモータ16をそれぞれ互いに逆方向に回転させるように
しても良い。
〔発明の効果〕
この発明によれば、2つのモータ8及び16の回転角度
の差に応じてスウィングアーム11が回転される。このた
め、ヘッド13A及び13Bを僅かに移動させるような場合に
も、モータ8及び16のそれぞれの回転量を大きくとるこ
とができる。このため、軸受けのベアリングの変形に伴
う弾性、粘性の影響を無視でき、ヘッドを僅かに移動さ
せる場合にも、高い精度が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図A及び第1図Bはこの発明の一実施例の平面図及
び側断面図,第2図A及び第2図Bはこの発明の一実施
例の説明に用いる平面図である。 図面における主要な符号の説明 1:固定プレート,3,10:軸受け, 4:プレート,5,14:マグネット, 7,15:コイル,8,16:モータ, 11:スウィングアーム, 13A,13B:ヘッド。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定部に対して第1の軸受けを介して回転
    可能な第1の可動部を有する第1のボイスコイルモータ
    と、 上記第1の可動部に対して第2の軸受けを介して回転可
    能な第2の可動部を有する第2のボイスコイルモータを
    有し、 上記第1及び第2のボイスコイルモータを上記第1の可
    動部と上記第2の可動部とを反対方向に回転駆動すると
    ともに、上記固定部に対する上記第1の可動部の回転移
    動量と上記第1の可動部に対する上記第2の可動部の回
    転移動量との差をもって移動量を決定するようした複合
    モータ。
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JPH02206355A JPH02206355A (ja) 1990-08-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60119890U (ja) * 1984-01-20 1985-08-13 オムロン株式会社 差動形リニアパルスモ−タ

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