JPH0313852Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0313852Y2 JPH0313852Y2 JP15135682U JP15135682U JPH0313852Y2 JP H0313852 Y2 JPH0313852 Y2 JP H0313852Y2 JP 15135682 U JP15135682 U JP 15135682U JP 15135682 U JP15135682 U JP 15135682U JP H0313852 Y2 JPH0313852 Y2 JP H0313852Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- head support
- rod
- magnetic head
- gear surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、リバース式テープレコーダ等で用い
られる回転式磁気ヘツドの回転駆動装置に関する
ものである。
られる回転式磁気ヘツドの回転駆動装置に関する
ものである。
リバース式テープレコーダは順方向(フオワー
ド方向)の録音・再生と逆方向(リバース方向)
の録音・再生を連続して行うことのできるテープ
レコーダであるが、従来、このリバース式テープ
レコーダには、回転式の磁気ヘツドが用いられて
いるものがあつた。これは、例えばテープ走行モ
ードがフオワードモードからリバースモードへ移
つてテープ走行方向が逆転した場合に、トラツク
の切換りに対応すべく磁気ヘツドを180゜回転させ
るものである。そこで、この磁気ヘツドを回転駆
動させる装置として、第1図に示すものがあつ
た。第1図において、1は磁気ヘツド(図示せ
ず)を支持するヘツド支持体でその周囲にギア面
を有し回転軸2を中心に回転可能である。3は回
動軸4を中心として回動自在なレバーで、その一
端部には扇状のギア面を有する。以下各図におい
て同一部材は同一符号で統一する。ここで前記ヘ
ツド支持体1のギア面と前記レバー3のギア面を
係合させ、前記レバー3のギア面でない端部3′
を矢印Aの方向へ駆動させると、前記ヘツド支持
体1は回転しテープ走行方向の反転等によるテー
プ上のトラツクの切換りに対応することができ
る。
ド方向)の録音・再生と逆方向(リバース方向)
の録音・再生を連続して行うことのできるテープ
レコーダであるが、従来、このリバース式テープ
レコーダには、回転式の磁気ヘツドが用いられて
いるものがあつた。これは、例えばテープ走行モ
ードがフオワードモードからリバースモードへ移
つてテープ走行方向が逆転した場合に、トラツク
の切換りに対応すべく磁気ヘツドを180゜回転させ
るものである。そこで、この磁気ヘツドを回転駆
動させる装置として、第1図に示すものがあつ
た。第1図において、1は磁気ヘツド(図示せ
ず)を支持するヘツド支持体でその周囲にギア面
を有し回転軸2を中心に回転可能である。3は回
動軸4を中心として回動自在なレバーで、その一
端部には扇状のギア面を有する。以下各図におい
て同一部材は同一符号で統一する。ここで前記ヘ
ツド支持体1のギア面と前記レバー3のギア面を
係合させ、前記レバー3のギア面でない端部3′
を矢印Aの方向へ駆動させると、前記ヘツド支持
体1は回転しテープ走行方向の反転等によるテー
プ上のトラツクの切換りに対応することができ
る。
しかし、上記した従来のものでは、前記ヘツド
支持体1の回転軸2内部の一部の摺動面に回動側
圧が集中し摩擦力が増加して円滑な回転が期待で
きないおそれがあつた。また側圧が一部に集中す
ることによつて耐久性に問題が生じるおそれもあ
る。
支持体1の回転軸2内部の一部の摺動面に回動側
圧が集中し摩擦力が増加して円滑な回転が期待で
きないおそれがあつた。また側圧が一部に集中す
ることによつて耐久性に問題が生じるおそれもあ
る。
本考案は上記のような従来のものの欠点を除去
するためになされたもので、ヘツド支持体が偶力
によつて回動するように2枚の歯車を係合し、偶
力伝達によつて回動側圧を低下させ、ヘツド支持
体を円滑に回転させることができる磁気ヘツドに
おける回転駆動装置を提供することを目的として
いる。
するためになされたもので、ヘツド支持体が偶力
によつて回動するように2枚の歯車を係合し、偶
力伝達によつて回動側圧を低下させ、ヘツド支持
体を円滑に回転させることができる磁気ヘツドに
おける回転駆動装置を提供することを目的として
いる。
以下、本考案の一実施例を第2図について説明
する。第2図において5及び6はその周囲に大小
2段のギアを有する歯車で、それぞれ軸7及び8
を中心に回転可能となつている。9は側面にギア
面を有する棒状ギアであり、矢印B方向と平行に
移動可能となつている。ここで、前記ヘツド支持
体1が偶力によつて回転するように前記ヘツド支
持体1のギア面と前記歯車5,6の大径のギア面
を係合し、前記棒状ギア9のギア面と前記歯車
5,6の小径のギア面を係合させて、前記棒状ギ
ア9を矢印B方向に移動させると、前記歯車5,
6は時計方向に回転し、さらに前記ヘツド支持体
1は反時計方向に回転する。また前記歯車5,6
に大小2段のギアを設け、大径のギア面を前記ヘ
ツド支持体1のギア面に、小径のギア面を前記棒
状ギア9のギア面にそれぞれ係合させたのは前記
棒状ギア9の移動量が機構的に制限されている場
合でも所望のヘツド回転量を得るためである。
する。第2図において5及び6はその周囲に大小
2段のギアを有する歯車で、それぞれ軸7及び8
を中心に回転可能となつている。9は側面にギア
面を有する棒状ギアであり、矢印B方向と平行に
移動可能となつている。ここで、前記ヘツド支持
体1が偶力によつて回転するように前記ヘツド支
持体1のギア面と前記歯車5,6の大径のギア面
を係合し、前記棒状ギア9のギア面と前記歯車
5,6の小径のギア面を係合させて、前記棒状ギ
ア9を矢印B方向に移動させると、前記歯車5,
6は時計方向に回転し、さらに前記ヘツド支持体
1は反時計方向に回転する。また前記歯車5,6
に大小2段のギアを設け、大径のギア面を前記ヘ
ツド支持体1のギア面に、小径のギア面を前記棒
状ギア9のギア面にそれぞれ係合させたのは前記
棒状ギア9の移動量が機構的に制限されている場
合でも所望のヘツド回転量を得るためである。
上記した如く、本考案は回転式磁気ヘツドを有
するテープレコーダにおいて、磁気ヘツドを支持
しその周囲にギア面を有するヘツド支持体1と、
大小2段のギア面を有する2枚の歯車5,6と、
側面にギア面を有する棒状ギ9とを備え、前記ヘ
ツド支持体1が偶力によつて回転するように前記
ヘツド支持体1のギア面と前記歯車5,6の大径
のギア面を係合し、前記棒状ギア9のギア面と前
記歯車5,6の小径のギア面を係合させて、前記
棒状ギア9が直線運動することによつて前記ヘツ
ド支持体1を回転させるようにしたので回動側圧
を低下させヘツド支持体を円滑に回転させること
ができる。
するテープレコーダにおいて、磁気ヘツドを支持
しその周囲にギア面を有するヘツド支持体1と、
大小2段のギア面を有する2枚の歯車5,6と、
側面にギア面を有する棒状ギ9とを備え、前記ヘ
ツド支持体1が偶力によつて回転するように前記
ヘツド支持体1のギア面と前記歯車5,6の大径
のギア面を係合し、前記棒状ギア9のギア面と前
記歯車5,6の小径のギア面を係合させて、前記
棒状ギア9が直線運動することによつて前記ヘツ
ド支持体1を回転させるようにしたので回動側圧
を低下させヘツド支持体を円滑に回転させること
ができる。
第1図は従来の回転式磁気ヘツドにおける回転
駆動装置を示す平面図、第2図は本考案の一実施
例を示す回転式磁気ヘツドにおける回転駆動装置
の平面図である。 1…ヘツド支持体、5,6……歯車、9…棒状
ギア。
駆動装置を示す平面図、第2図は本考案の一実施
例を示す回転式磁気ヘツドにおける回転駆動装置
の平面図である。 1…ヘツド支持体、5,6……歯車、9…棒状
ギア。
Claims (1)
- 回転式磁気ヘツドを有するテープレコーダにお
いて、磁気ヘツドを支持しその周囲にギア面を有
するヘツド支持体と、大小2段のギア面を有する
2枚の歯車と、側面にギア面を有する棒状ギアと
を備え、前記ヘツド支持体が偶力によつて回転す
るように前記ヘツド支持体のギア面と前記歯車の
大径のギア面を係合し、前記棒状ギアのギア面と
前記歯車の小径のギア面を係合させて、前記棒状
ギアが直線運動することによつて前記ヘツド支持
体を回転させるようにしたことを特徴とする回転
式磁気ヘツドにおける回転駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15135682U JPS5956633U (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 回転式磁気ヘツドにおける回転駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15135682U JPS5956633U (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 回転式磁気ヘツドにおける回転駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5956633U JPS5956633U (ja) | 1984-04-13 |
JPH0313852Y2 true JPH0313852Y2 (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=30335426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15135682U Granted JPS5956633U (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 回転式磁気ヘツドにおける回転駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5956633U (ja) |
-
1982
- 1982-10-05 JP JP15135682U patent/JPS5956633U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5956633U (ja) | 1984-04-13 |
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