JP2502432Y2 - 媒体記録装置のヘッド送り機構 - Google Patents
媒体記録装置のヘッド送り機構Info
- Publication number
- JP2502432Y2 JP2502432Y2 JP1990107831U JP10783190U JP2502432Y2 JP 2502432 Y2 JP2502432 Y2 JP 2502432Y2 JP 1990107831 U JP1990107831 U JP 1990107831U JP 10783190 U JP10783190 U JP 10783190U JP 2502432 Y2 JP2502432 Y2 JP 2502432Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- lead screw
- medium
- feeding mechanism
- medium recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、媒体記録装置のヘッド送り機構に関する。
［従来の技術］ 従来、ステッパーモータの駆動軸にリードスクリュー
を有し、ステッパーモータの駆動とともに変位するリー
ドにより媒体記録ヘッドを媒体の指定トラックに移動さ
せる媒体記録装置のヘッド送り機構は媒体記録ヘッドを
支持し、媒体の指定トラック送り方向へ移動可能なヘッ
ドキャリッジにニードルと板バネを備え、ニードルと板
バネでリードスクリューをはさみ込み、板バネの力によ
り、ニードルとリードを加圧接触させることによりリー
ドスクリューがヘッドキャリッジを支持し、媒体記録ヘ
ッドが媒体の指定トラックへ移動するように構成されて
いる。
を有し、ステッパーモータの駆動とともに変位するリー
ドにより媒体記録ヘッドを媒体の指定トラックに移動さ
せる媒体記録装置のヘッド送り機構は媒体記録ヘッドを
支持し、媒体の指定トラック送り方向へ移動可能なヘッ
ドキャリッジにニードルと板バネを備え、ニードルと板
バネでリードスクリューをはさみ込み、板バネの力によ
り、ニードルとリードを加圧接触させることによりリー
ドスクリューがヘッドキャリッジを支持し、媒体記録ヘ
ッドが媒体の指定トラックへ移動するように構成されて
いる。
［考案が解決しようとする課題］ 上述した従来の媒体記録装置のヘッド送り機構は、ヘ
ッドキャリッジの支持の際、ニードルをリードスクリュ
ーの螺旋の谷へ係合させるために板バネがリードスクリ
ューの円筒側面に直接に加圧接触するので、リードスク
リュー回転時のスクリューの回転モーメントに耐え得る
板バネの剛性を補う目的で板バネの加重を大きくとらな
ければならないという問題点を有していた。
ッドキャリッジの支持の際、ニードルをリードスクリュ
ーの螺旋の谷へ係合させるために板バネがリードスクリ
ューの円筒側面に直接に加圧接触するので、リードスク
リュー回転時のスクリューの回転モーメントに耐え得る
板バネの剛性を補う目的で板バネの加重を大きくとらな
ければならないという問題点を有していた。
［課題を解決するための手段］ 本考案は、駆動源となるステッパーモータと、ヘッド
を支持し、このヘッドを媒体の指定トラック送り方向へ
運ぶヘッドキャリッジと、前記ステッパーモータの回転
駆動を媒体の指定トラック送り方向の駆動に変換し、前
記ヘッドキャリッジへ伝達するリードスクリューと、前
記ヘッドキャリッジの移動方向の案内をするガイド軸と
を具備する媒体記録装置のヘッド送り機構において、前
記リードスクリューの螺旋の谷へ係合させる複数の係合
要素を前記ヘッドキャリッジに有し、これらの係合要素
を前記リードスクリューの螺旋の谷へ押し当てる捻りコ
イルバネを具備することを特徴とするものである。
を支持し、このヘッドを媒体の指定トラック送り方向へ
運ぶヘッドキャリッジと、前記ステッパーモータの回転
駆動を媒体の指定トラック送り方向の駆動に変換し、前
記ヘッドキャリッジへ伝達するリードスクリューと、前
記ヘッドキャリッジの移動方向の案内をするガイド軸と
を具備する媒体記録装置のヘッド送り機構において、前
記リードスクリューの螺旋の谷へ係合させる複数の係合
要素を前記ヘッドキャリッジに有し、これらの係合要素
を前記リードスクリューの螺旋の谷へ押し当てる捻りコ
イルバネを具備することを特徴とするものである。
［実施例］ 次に本考案について図面を参照して説明する。
第１図は本考案の一実施例の平面図、第２図は第１図
の正面図、第３図は第１図の側面図、第４図は第１図の
Ａ−Ａ断面図である。
の正面図、第３図は第１図の側面図、第４図は第１図の
Ａ−Ａ断面図である。
第１図に示す実施例は、駆動源となるステッパーモー
タ５と、ヘッド２を支持してこれを媒体の指定トラック
送り方向11へ移動させるためのヘッドキャリッジ１と、
ステッパーモータ５の回転駆動を媒体指定トラック送り
方向11の駆動に変換し、ヘッドキャリッジ１を媒体の指
定トラックへ移動させるリードスクリュー４と、ヘッド
キャリッジ１の移動方向の案内をするガイド軸３とから
構成されていて、ヘッドキャリッジ１はヘッドキャリッ
ジ１より突き出した回転軸10と、回転軸10を中心に回転
可能なニードル回転子８上にリードスクリュー４の螺旋
の谷への係合要素として第１ニードル６と第２ニードル
７とを備え、回転軸10にはスプリング９を装着してい
る。
タ５と、ヘッド２を支持してこれを媒体の指定トラック
送り方向11へ移動させるためのヘッドキャリッジ１と、
ステッパーモータ５の回転駆動を媒体指定トラック送り
方向11の駆動に変換し、ヘッドキャリッジ１を媒体の指
定トラックへ移動させるリードスクリュー４と、ヘッド
キャリッジ１の移動方向の案内をするガイド軸３とから
構成されていて、ヘッドキャリッジ１はヘッドキャリッ
ジ１より突き出した回転軸10と、回転軸10を中心に回転
可能なニードル回転子８上にリードスクリュー４の螺旋
の谷への係合要素として第１ニードル６と第２ニードル
７とを備え、回転軸10にはスプリング９を装着してい
る。
次に上述のように構成された第１図の実施例の組み立
て状態について説明する。
て状態について説明する。
第２図，第３図，第４図に示すように一端を回転軸10
に固定されたスプリング９の他端のバネ力により第２ニ
ードル７は押され、回転軸10中心のモーメントにより第
１ニードル6,第２ニードル７の円筒側面はリードスクリ
ュー４の螺旋の谷へ加圧されて接触する。
に固定されたスプリング９の他端のバネ力により第２ニ
ードル７は押され、回転軸10中心のモーメントにより第
１ニードル6,第２ニードル７の円筒側面はリードスクリ
ュー４の螺旋の谷へ加圧されて接触する。
［考案の効果］ 以上説明したように本考案は、リードスクリューの螺
旋の谷へ係合させる係合要素に剛性の高いものを用いる
ことにより、リードスクリュー回転時のモーメントに耐
え得る剛性を補うために荷重を大きくとらなければなら
ない従来の板バネの荷重にくらべ、スプリングの荷重を
小さくできるという効果を奏する。
旋の谷へ係合させる係合要素に剛性の高いものを用いる
ことにより、リードスクリュー回転時のモーメントに耐
え得る剛性を補うために荷重を大きくとらなければなら
ない従来の板バネの荷重にくらべ、スプリングの荷重を
小さくできるという効果を奏する。
第１図は本考案の一実施例の平面図、第２図は第１図の
正面図、第３図は第１図の側面図、第４図は第１図のＡ
−Ａ断面図である。 １……ヘッドキャリッジ、２……ヘッド、３……ガイド
軸、４……リードスクリュー、５……ステッパーモー
タ、６……第１ニードル、７……第２ニードル、８……
ニードル回転子、９……スプリング、10……回転軸、11
……媒体指定トラック送り方向。
正面図、第３図は第１図の側面図、第４図は第１図のＡ
−Ａ断面図である。 １……ヘッドキャリッジ、２……ヘッド、３……ガイド
軸、４……リードスクリュー、５……ステッパーモー
タ、６……第１ニードル、７……第２ニードル、８……
ニードル回転子、９……スプリング、10……回転軸、11
……媒体指定トラック送り方向。
Claims (1)
- 【請求項１】駆動源となるステッパーモータと、ヘッド
を支持し、このヘッドを媒体の指定トラック送り方向へ
運ぶヘッドキャリッジと、前記ステッパーモータの回転
駆動を媒体の指定トラック送り方向の駆動に変換し、前
記ヘッドキャリッジへ伝達するリードスクリューと、前
記ヘッドキャリッジの移動方向の案内をするガイド軸と
を具備する媒体記録装置のヘッド送り機構において、前
記リードスクリューの螺旋の谷へ係合させる複数の係合
要素を前記ヘッドキャリッジに有し、これらの係合要素
を前記リードスクリューの螺旋の谷へ押し当てる捻りコ
イルバネを具備することを特徴とする媒体記録装置のヘ
ッド送り機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990107831U JP2502432Y2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 媒体記録装置のヘッド送り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990107831U JP2502432Y2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 媒体記録装置のヘッド送り機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0467243U JPH0467243U (ja) | 1992-06-15 |
| JP2502432Y2 true JP2502432Y2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=31854525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990107831U Expired - Fee Related JP2502432Y2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 媒体記録装置のヘッド送り機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2502432Y2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61168180A (ja) * | 1985-01-21 | 1986-07-29 | Pioneer Electronic Corp | 情報記録デイスクプレ−ヤ |
| JPS62283464A (ja) * | 1986-05-31 | 1987-12-09 | Toshiba Corp | フロツピ−デイスク装置のキヤリツジ機構 |
| JPS63140465A (ja) * | 1986-12-01 | 1988-06-13 | Seiko Epson Corp | ヘツド送り機構 |
| JPS63177377A (ja) * | 1987-01-16 | 1988-07-21 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気ヘツド移動装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62143717U (ja) * | 1986-03-04 | 1987-09-10 |
-
1990
- 1990-10-15 JP JP1990107831U patent/JP2502432Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61168180A (ja) * | 1985-01-21 | 1986-07-29 | Pioneer Electronic Corp | 情報記録デイスクプレ−ヤ |
| JPS62283464A (ja) * | 1986-05-31 | 1987-12-09 | Toshiba Corp | フロツピ−デイスク装置のキヤリツジ機構 |
| JPS63140465A (ja) * | 1986-12-01 | 1988-06-13 | Seiko Epson Corp | ヘツド送り機構 |
| JPS63177377A (ja) * | 1987-01-16 | 1988-07-21 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気ヘツド移動装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0467243U (ja) | 1992-06-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2502432Y2 (ja) | 媒体記録装置のヘッド送り機構 | |
| JPS6127748Y2 (ja) | ||
| JP2584078B2 (ja) | ラインサーマルプリンタにおけるプラテン支持装置 | |
| JPH0516495Y2 (ja) | ||
| JP3534836B2 (ja) | シリアル記録装置 | |
| JPS6016584Y2 (ja) | ピンチロ−ラ構造 | |
| JPH0394671U (ja) | ||
| JPH0211550U (ja) | ||
| JP2532498Y2 (ja) | カラ―ドットレコ―ダ | |
| JPH0611818Y2 (ja) | サーマルプリンタの印字装置 | |
| JPH0419527U (ja) | ||
| JPH02120436U (ja) | ||
| JPS5862468U (ja) | テ−プレコ−ダのテ−プ高速送り装置 | |
| JPH0190153U (ja) | ||
| JPS6146956U (ja) | 紙送り機構 | |
| JPH083928B2 (ja) | 回転ヘツド式磁気記録再生装置 | |
| JPS61191250U (ja) | ||
| JPS64518U (ja) | ||
| JPH02105278U (ja) | ||
| JPS6423769U (ja) | ||
| JPH0246966U (ja) | ||
| JPS63146368U (ja) | ||
| JPS63265677A (ja) | プリンタの印字装置 | |
| JPH01171656U (ja) | ||
| JPS605850U (ja) | プリンタの巻取り装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |