JPH083928B2 - 回転ヘツド式磁気記録再生装置 - Google Patents

回転ヘツド式磁気記録再生装置

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JPH083928B2
JPH083928B2 JP61264423A JP26442386A JPH083928B2 JP H083928 B2 JPH083928 B2 JP H083928B2 JP 61264423 A JP61264423 A JP 61264423A JP 26442386 A JP26442386 A JP 26442386A JP H083928 B2 JPH083928 B2 JP H083928B2
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pinch roller
guide
magnetic recording
head type
type magnetic
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JP61264423A
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一夫 森
明 作田
誠司 岸川
邦彦 中川
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は磁気ヘッドを内蔵した回転シリンダに磁気
テープを巻回して信号を記録および再生する回転ヘッド
式磁気記録再生装置に関するもので、特にこの発明は磁
気テープをキャプスタン軸に所定圧力で押圧してこの磁
気テープを所定方向に走行させるピンチローラ押圧機構
の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は従来のこの種回転ヘッド式磁気記録再生装置
の要部を示す平面図で、(1)は内部に信号の記録およ
び再生を行なう磁気ヘッドを内蔵した回転シリンダ,
(2)はカセット(3)内に収納され、信号を記録また
は再生する磁気テープ、(4)はこの磁気テープ(2)
を上記回転シリンダ(1)の外周面の所定範囲内に巻回
すための供給側テープガイド、(5)は回転シリンダ
(1)に巻回された磁気テープ(2)を元の走行位置に
戻すための巻取側テープガイドで、この巻取側テープガ
イド(5)、および上記供給側テープガイド(4)、な
らびに後述するピンチローラ(8)等は上記カセット
(3)のマウス部(6)に収納し得るようになされてい
る。(7)は後述するピンチローラ(8)、およびガイ
ドローラ(9)を磁気テープ(2)と共に上記カセット
(3)のマウス部(6)から引き出し、上記ピンチロー
ラ(8)を後述するキャプスタン軸(13)の外周面に所
定圧力で押圧するまで移動させるためのラック部(7a)
を有するピンチローラガイドで、上記ピンチローラ
(8)は磁気テープ(2)を所定速度で回転するキャプ
スタン軸(13)に押圧してこの磁気テープ(2)を所定
速度で走行させるために設けられたものであることは従
来周知の通りである。また、上記ガイドローラ(9)は
上記キャプスタン軸(13)とピンチローラ(8)とによ
って送り出された磁気テープ(2)の方向を上記カセッ
ト(3)のマウス部(6)の方向に変え、フランジによ
って高さを規制するために設けられたものである。(1
0)は支軸(11)によって上記ピンチローラガイド
(7)の所定位置に回動自在に取付けられ、自由端部に
上記ピンチローラ(8)を回転自在に取付けたピンチロ
ーラホルダ、(12)は上記ピンチローラガイド(7)の
位置を規制するためのストッパ、(14)は上記ピンチロ
ーラガイド(7)が所定の経路を往復移動するようにガ
イドするためのガイド溝、(16)は進退する作動軸(16
a)を有し、この作動軸(16a)と上記ピンチローラホル
ダ(10)との間を連結する連結リンク装置(15)を介し
て上記ピンチローラホルダ(10)のピンチローラ(8)
を磁気テープ(2)を挾持する状態でキャプスタン軸
(13)に所定圧力で押圧するためのプランジャ、(17)
は上記ピンチローラガイド(7)のラック部(7a)に噛
合してこのピンチローラガイド(7)のガイドローラ
(9)側がストッパ(12)に係合するまで移動させるた
めの駆動ギヤである。
従来の回転ヘッド式磁気記録再生装置におけるピンチ
ローラ押圧機構は上記のように構成されているので、回
転ヘッド式磁気記録再生装置の不使時における両テープ
ガイド(4)(5)、ピンチローラ(8)およびガイド
ローラ(9)等はカセット(3)のマウス部(6)に収
納されているが、回転ヘッド式磁気記録再生装置の記録
または再生時におけるカセット(3)内の磁気テープ
(2)はカセット(3)のマウス部(6)から引き出さ
れる上記両テープガイド(4)(5)、ピンチローラ
(8)およびガイドローラ(9)に追従して引き出され
て回転シリンダ(1)の一部に巻回されるとともに、ピ
ンチローラガイド(7)の先端部をストッパ(12)に係
合させてこのピンチローラガイド(7)を所定位置に固
定し、ガイドローラ(9)およびピンチローラ(8)を
位置決めする。次いでプランジャ(16)を作動させ、連
結リンク装置(15)を介してピンチローラホルダ(10)
のピンチローラ(8)を磁気テープ(2)を挾持する状
態でキャプスタン軸(13)に所定圧力で押圧して磁気テ
ープ(2)を所定速度で走行させ記録または再生を行な
うわけである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の回転ヘッド式磁気記録再生装置におけるピンチ
ローラ押圧機構においては、ピンチローラ(8)を所定
位置まで引き出すために、駆動ギヤ(17)が噛合うラッ
ク(7a)を有するピンチローラガイド(7)が著しく長
くなってピンチローラ押圧機構として大形になるばかり
でなく、このピンチローラガイド(7)のラック(7a)
には駆動ギヤ(17)が常時噛合していなければならない
ため、ピンチローラガイド(7)の移動経路は必然的に
単純な直線状または円弧状に限定される欠点もある。ま
た、上記ガイドローラ(9)およびピンチローラ(8)
を位置決めするためにピンチローラ(8)を位置決めす
るために、これらを支持しているピンチローラガイド
(7)の先端部をストッパ(12)に係合させる必要があ
るが、この場合のピンチローラガイド(7)のストッパ
(12)に対する押圧力はこのピンチローラガイド(7)
のラック(7a)に噛合する駆動ギヤ(17)の駆動力に等
しいなどの理由からピンチローラ押圧機構の各構成部材
の配置、および磁気テープ走行経路の設定に制約を受け
るばかりでなく、駆動ギヤ(17)の駆動力を大きくする
場合には装置が著しく大形になる欠点も有している。
この発明は、かかる点に着目してなされたもので、回
転ヘッド式磁気記録再生装置のピンチローラ押圧機構と
してその構成がきわめて簡単で、しかも部品点数が少な
く、さらに、ガイドローラとピンチローラを支持するピ
ンチローラガイドの形状を短小にすることによって装置
全体の小形化を計った回転ヘッド式磁気記録再生装置を
提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明にかかる回転ヘッド式磁気記録再生装置のピ
ンチローラ押圧機構は、キャプスタン軸に所定圧力で離
接して磁気テープを走行させるピンチローラを回転自在
に取付けたピンチローラホルダを、トグル機構とプラン
ジャとによって協動して作動させ、所定方向に付勢する
ようにしたものである。
〔作用〕
この発明においてはピンチローラを回転自在に取付け
たピンチローラホルダをトグル機構によって作動させス
トッパに係合させて位置決めを行なうようにしたので、
従来のように長大なピンチローラガイドを必要とせずピ
ンチローラ押圧機構として小形化に貢献するばかりでな
く、キャプスタン軸にピンチローラを所定圧力で押圧す
る押圧力は上記トグル機構とプランジャとの協動力で得
るようにしたので、小さい力で大きい押圧力が得られる
ものである。
〔発明の実施例〕
第1図〜第3図は何れもこの発明の一実施例を示すも
ので、第1図はこの発明の回転フェッド式磁気記録再生
装置におけるピンチローラ押圧機構の平面図、第2図は
その動作説明図、第3図は第1図における線III−IIIに
沿う断面図であるが、上述した従来のもの(第4図)と
同一符号は同一構成部材につきその説明を省略する。
(70)はデッキに設けたガイド溝(14)に沿って移動
する短小なピンチローラベースであり、このピンチロー
ラベース(70)に規制ピン(21)を貫通植立し、その頂
端にガイドローラ(9)を設けている。更に上記ピンチ
ローラベース(70)上には上記規制ピン(21)を支軸と
して回動するピンチローラホルダ(10)が載設され、こ
のピンチローラホルダ(10)の一端部にピンチローラ
(8)が設置されている。(22)はトグル機構であり、
これは他端に被動ピニオン(18)を固定した第1アーム
(19)と、上記被動ピニオン(18)と常時噛合し、たと
えば、ひねりばね(図示せず)等により矢印Aの方向へ
付勢した駆動ピニオン(17)と、一端を上記第1アーム
(19)に連結ピン(23)を介して連結し、他端を上記ピ
ンチローラベース(70)に貫通植立した規制ピン(21)
の下端に連結した第2アーム(20)とによって構成され
ている。このトグル機構(22)はピンチローラホルダ
(10)と第2アーム(20)を回転自在に支持する規制ピ
ン(21)をストッパ(12)に押圧して上記ピンチローラ
ベース(70)の位置を規制すべく作用するものであっ
て、これによってキャプスタン軸(13)に対するピンチ
ローラ(8)の関係位置が確定される。つまり駆動ピニ
オン(17)の回動力が被動ピニオン(18)に作用し、こ
の駆動力が第1アーム(19)から第2アーム(20),規
制ピン(21)を介してピンチローラベース(70)に伝達
し、このピンチローラベース(70)がガイド溝(14)に
沿って移動することから、第1,第2アーム(19)(20)
は連結ピン(23)を支軸として屈曲動作を行ないながら
駆動力を伝達する。また、上記ピンチローラホルダ(1
0)の一端には、ピンチローラ(8)を磁気テープ
(2)を挾持する状態でキャプスタン軸(13)に所定圧
力で押圧するための付勢手段であるプランジャ(16)の
連結リンク装置(15)の自由端部が係接している。
この発明による回転ヘッド式磁気記録再生装置は上記
のように構成されているので、ピンチローラホルダ(1
0)に回転自在に取付けられたピンチローラ(8)は、
トグル機構(22)による位置決め作用と、プランジャ
(16)による押圧作用との協動力とによってキャプスタ
ン軸(13)に所定圧力で押圧され、これによって磁気テ
ープ(2)を確実に走行させて記録または再生を行なう
ものである。
〔発明の効果〕
この発明は、上述したようにピンチローラ(8)を回
転自在に取付けたピンチローラホルダ(10)をトグル機
構(22)によって作動させストッパに係合させて位置決
めを行なうようにしたので、従来のように長大なピンチ
ローラガイドを必要とせず、ピンチローラ押圧機構とし
て小形化に貢献するばかりでなく、キャプスタン軸(1
3)にピンチローラ(8)を所定圧力で押圧する押圧力
は、上記トグル機構(22)と、プランジャ(16)との協
動力で得るようにしたので、小さい力で大きい押圧力が
得られる効果がある。また、この発明によればピンチロ
ーラホルダ(10)とガイドローラ(9)を共通の規制ピ
ン(21)で支承するようにしたので、部品点数の減少と
小形化に寄与することはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの発明の一実施例を示すもので、第
1図は平面図、第2図は動作説明図、第3図は第1図に
おける線III−IIIに沿う断面図、第4図は従来の回転ヘ
ッド式軸記録再生装置のピンチローラ押圧機構を示す平
面図である。 図において、(2)は磁気テープ、(8)はピンチロー
ラ、(9)はガイドローラ、(10)はピンチローラホル
ダ、(12)はストッパ、(16)はプランジャ、(17)は
駆動ピニオン、(18)は被動ピニオン、(19)は第1ア
ーム、(20)は第2アーム、(21)は規制ピン、(22)
はトグル機構、(70)はピンチローラベースである。な
お、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャプスタン軸に当接・離反させるピンチ
    ローラを回転自在に支持するピンチローラホルダと、こ
    のピンチローラホルダを回動自在に支持する規制ピン
    と、この規制ピンの頂端に設けられ磁気テープを案内す
    るガイドローラと、上記規制ピンを貫通植立しガイド溝
    に沿って所定の経路を移動するピンチローラベースと、
    このピンチローラベースを駆動する駆動手段と、上記ピ
    ンチローラベースと上記駆動手段とを連結したトグル機
    構と、上記キャプスタン軸に当接したピンチローラに所
    定の圧力を付与する付勢手段とを備え、上記規制ピンを
    ストッパに係止させて、上記ピンチローラベースの位置
    決めを行なうようにしたことを特徴とする回転ヘッド式
    磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】トグル機構は、駆動手段である駆動ピニオ
    ンと常時噛合する被動ピニオンと、この被動ピニオンと
    一体の第1アームと、この第1アームに連結された第2
    アームとから構成されたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の回転ヘッド式磁気記録再生装置。
JP61264423A 1986-11-06 1986-11-06 回転ヘツド式磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JPH083928B2 (ja)

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JP61264423A JPH083928B2 (ja) 1986-11-06 1986-11-06 回転ヘツド式磁気記録再生装置

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JPS63119053A JPS63119053A (ja) 1988-05-23
JPH083928B2 true JPH083928B2 (ja) 1996-01-17

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JP61264423A Expired - Lifetime JPH083928B2 (ja) 1986-11-06 1986-11-06 回転ヘツド式磁気記録再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6085739U (ja) * 1983-11-18 1985-06-13 クラリオン株式会社 テ−プレコ−ダにおけるピンチロ−ラ装置

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JPS63119053A (ja) 1988-05-23

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