JPS6228004A - 鋼帯の幅圧下装置 - Google Patents
鋼帯の幅圧下装置Info
- Publication number
- JPS6228004A JPS6228004A JP16588485A JP16588485A JPS6228004A JP S6228004 A JPS6228004 A JP S6228004A JP 16588485 A JP16588485 A JP 16588485A JP 16588485 A JP16588485 A JP 16588485A JP S6228004 A JPS6228004 A JP S6228004A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel strip
- groove
- width
- roll
- vertical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は帯幅および厚みを均一にするために冷延鋼帯
を幅圧下する装置に関する。
を幅圧下する装置に関する。
(従来の技術)
帯幅および厚みが均一な冷延鋼帯を得るために、酸洗後
あるいは冷間圧延前に鋼帯の側端面を帯幅方向に圧下す
る方法が知られている。たとえば、特開昭57−180
501号公報あるいは特開昭58−151901号公報
に、このような装置および方法が開示されている。
あるいは冷間圧延前に鋼帯の側端面を帯幅方向に圧下す
る方法が知られている。たとえば、特開昭57−180
501号公報あるいは特開昭58−151901号公報
に、このような装置および方法が開示されている。
幅圧下装置は、鋼帯の側端面を鋼帯幅方向に圧下する左
右−・対の垂直ロールを備えている。そして1幅圧rに
より鋼帯が座屈するのを防ぐために、鋼帯を挟圧する上
下一対の押えロールが配置されている。この押えロール
は垂直ロールに隣接するようにして、あるいはロール軸
が垂直ロールのものと同一垂直面内にあるようにして配
置されている。
右−・対の垂直ロールを備えている。そして1幅圧rに
より鋼帯が座屈するのを防ぐために、鋼帯を挟圧する上
下一対の押えロールが配置されている。この押えロール
は垂直ロールに隣接するようにして、あるいはロール軸
が垂直ロールのものと同一垂直面内にあるようにして配
置されている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、上記のように押えロールを垂直ロールに隣接
して配置した場合、鋼帯の座屈を完全になくすことはで
きない、僅かな座屈によっても鋼帯の形状が損なわれ、
形状が不良な部分は切り捨てられる。
して配置した場合、鋼帯の座屈を完全になくすことはで
きない、僅かな座屈によっても鋼帯の形状が損なわれ、
形状が不良な部分は切り捨てられる。
また、ロール軸が垂直ロールのものと同−垂直面内にあ
るように押えロールを配置した場合、第3図に示すよう
に垂直ロール5の周面と押えロール6の側端部との間に
隙間gを設けなければならない。このため、幅圧下した
鋼帯lの側端部は隙間gにはみ出し、ばり2を生じる。
るように押えロールを配置した場合、第3図に示すよう
に垂直ロール5の周面と押えロール6の側端部との間に
隙間gを設けなければならない。このため、幅圧下した
鋼帯lの側端部は隙間gにはみ出し、ばり2を生じる。
ばりを生じた鋼帯をさらに圧延すると、ばりの折込みが
生じ、’h’iLコイルあるいは鋼板の欠陥となる。
生じ、’h’iLコイルあるいは鋼板の欠陥となる。
なお、ばりを防止するために、第4図に示すように両端
部にテーパー8を付けた押えロール7がある。しかし、
鋼帯1の側端部はテーパー8に沿って塑性変形せず、や
はりばり2を生じる。
部にテーパー8を付けた押えロール7がある。しかし、
鋼帯1の側端部はテーパー8に沿って塑性変形せず、や
はりばり2を生じる。
(問題点を解決するための手段)
第1図に示すように垂直ロール11はロール周面に環状
成形溝12を有しており、溝底13に鋼帯1の側端面が
接する。I&形t1111は溝底13に向うに従って溝
幅が狭くなり、溝側面14は傾斜している。
成形溝12を有しており、溝底13に鋼帯1の側端面が
接する。I&形t1111は溝底13に向うに従って溝
幅が狭くなり、溝側面14は傾斜している。
鋼イ;?の側端部が望ましい形状に自由に変形できるよ
うに、溝底13の幅父は帯厚りよりも犬きくなっている
。幅が狭すぎると側端部の変形が拘束され、広すぎると
ばりを生じるので、l = (1,1〜1.5) h程
度が望ましい、また、溝深さは深すぎると成形溝内で側
端部が座屈し、浅すぎるとばりを生じる。溝深さtはt
= (O,a〜1.2) h程度が望ましい。また、
溝側面14の傾斜角は大きすぎても、小さ過ぎてもばり
を生じ、傾斜角θは30〜60度程度が望ましい。
うに、溝底13の幅父は帯厚りよりも犬きくなっている
。幅が狭すぎると側端部の変形が拘束され、広すぎると
ばりを生じるので、l = (1,1〜1.5) h程
度が望ましい、また、溝深さは深すぎると成形溝内で側
端部が座屈し、浅すぎるとばりを生じる。溝深さtはt
= (O,a〜1.2) h程度が望ましい。また、
溝側面14の傾斜角は大きすぎても、小さ過ぎてもばり
を生じ、傾斜角θは30〜60度程度が望ましい。
なお、押えロール6および垂直ロールIIは無駆動であ
る。
る。
(作用)
ピンチロール、圧延スタンドなどにより鋼’IF 1に
張力を加えながら、鋼帯lを押えロール6および垂直ロ
ール11の間を通す、垂直ロール11は鋼帯1の側端部
を鋼帯幅方向に圧下し、押えロール6は座屈が生じない
ように鋼帯lを挟圧する。
張力を加えながら、鋼帯lを押えロール6および垂直ロ
ール11の間を通す、垂直ロール11は鋼帯1の側端部
を鋼帯幅方向に圧下し、押えロール6は座屈が生じない
ように鋼帯lを挟圧する。
垂直ロール1により圧下された側端部は、第2図に示す
ように成形溝12の溝側面14に沿ってドツグボーン状
に塑性変形し、隙間gに側端部かはみ出すことはない。
ように成形溝12の溝側面14に沿ってドツグボーン状
に塑性変形し、隙間gに側端部かはみ出すことはない。
したがって、鋼帯lの側端部にぼりは生じない。また、
ドツグボーン状の側端部は続く圧延によりモになり、折
込みとなることはない。
ドツグボーン状の側端部は続く圧延によりモになり、折
込みとなることはない。
(実施例)
第2図は帯厚が2.5■、幅が2500の鋼帯を幅圧下
する装置の押えロール6および垂直ロール11を昭して
いる。押えロール6および垂直ロール11の直径はそれ
ぞれ80mmおよび300■である。垂直ロール11の
成形溝12の底幅は2.8a+m 、溝深さは2゜8m
ar 、側面の傾斜角は30度である。また、押えロー
ル6および垂直ロール11は無駆動である。
する装置の押えロール6および垂直ロール11を昭して
いる。押えロール6および垂直ロール11の直径はそれ
ぞれ80mmおよび300■である。垂直ロール11の
成形溝12の底幅は2.8a+m 、溝深さは2゜8m
ar 、側面の傾斜角は30度である。また、押えロー
ル6および垂直ロール11は無駆動である。
h記幅川下装置により鋼帯を片側につき 1.5mmづ
つ幅圧下した。その結果、座屈およびぼりは全く発生せ
ず、形状の良好な鋼板を得ることができた。
つ幅圧下した。その結果、座屈およびぼりは全く発生せ
ず、形状の良好な鋼板を得ることができた。
(発明の効果)
この発明では、溝底に向うに従って溝幅が狭くなる成形
溝を垂直ロールに設けている。幅圧下ごれた鋼帯の側端
部は溝側面に沿て変形する。したかって、鋼帯の側端部
が押えロールと垂直ロールとの間にはみ出すことはなく
、続いて鋼帯を圧延しても側端部の折込みは生じない。
溝を垂直ロールに設けている。幅圧下ごれた鋼帯の側端
部は溝側面に沿て変形する。したかって、鋼帯の側端部
が押えロールと垂直ロールとの間にはみ出すことはなく
、続いて鋼帯を圧延しても側端部の折込みは生じない。
第1図はこの発明の装置を構成する垂直ロールの一部を
示す縦断面図、第2図はL記垂直ロールにより鋼帯を幅
圧下している状態を示す図面、第3図および第4図はそ
れぞれ従来の装jdにより鋼帯を幅圧下′している状態
を示す図面である。 l・・・鋼帯、2・・・ぼり、5.11・・・垂直ロー
ル、6.7・・・押えロール、12・・・成形溝。
示す縦断面図、第2図はL記垂直ロールにより鋼帯を幅
圧下している状態を示す図面、第3図および第4図はそ
れぞれ従来の装jdにより鋼帯を幅圧下′している状態
を示す図面である。 l・・・鋼帯、2・・・ぼり、5.11・・・垂直ロー
ル、6.7・・・押えロール、12・・・成形溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)鋼帯の側端面を鋼帯幅方向に圧下する左右一対の垂
直ロール、および前記垂直ロールのロール軸を含む垂直
面内にあり、鋼帯を挟圧する上下一対の押えロールを備
えた装置において、前記垂直ロールがロール周面に環状
成形溝を有し、鋼帯の側端面が接する溝底に向うに従っ
て溝幅が狭くなり、溝底の幅が帯厚よりも大きいことを
特徴とする鋼帯の幅圧下装置。 2)鋼帯の厚みをhとしたときに、前記成形溝の溝底の
幅lがl=(1.1〜1.5)h、溝深さtがt=(0
.8〜1.2)hであり、溝側面の傾斜角θが30〜6
0度であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の幅圧下装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16588485A JPS6228004A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | 鋼帯の幅圧下装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16588485A JPS6228004A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | 鋼帯の幅圧下装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6228004A true JPS6228004A (ja) | 1987-02-06 |
Family
ID=15820806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16588485A Pending JPS6228004A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | 鋼帯の幅圧下装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6228004A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02153762A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-13 | Canon Inc | 記録装置 |
JPH03173604A (ja) * | 1989-12-02 | 1991-07-26 | Buna Kogyo Kk | 木材の調質処理方法及びこれに使用する圧力容器 |
-
1985
- 1985-07-29 JP JP16588485A patent/JPS6228004A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02153762A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-13 | Canon Inc | 記録装置 |
JPH03173604A (ja) * | 1989-12-02 | 1991-07-26 | Buna Kogyo Kk | 木材の調質処理方法及びこれに使用する圧力容器 |
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