JPS62278290A - 電気亜鉛めつき浴 - Google Patents

電気亜鉛めつき浴

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JPS62278290A
JPS62278290A JP61119054A JP11905486A JPS62278290A JP S62278290 A JPS62278290 A JP S62278290A JP 61119054 A JP61119054 A JP 61119054A JP 11905486 A JP11905486 A JP 11905486A JP S62278290 A JPS62278290 A JP S62278290A
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    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D3/00Electroplating: Baths therefor
    • C25D3/02Electroplating: Baths therefor from solutions
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔発明の技術分野〕 この発明は、鋼板に、高速度で連続的に電気亜鉛めっき
を施す際に使用される全塩化物電気亜鉛めっき浴に関す
るものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来、酸性亜鉛めっき浴としては、硫酸亜鉛を主体とす
る、所謂、硫酸浴が多く使用されているが、この硫酸浴
は、主体となる塩化亜鉛とその他の塩化物とからなる。
所謂、全塩化物浴と比べて。
次の欠点を有する。
(1)電気伝導度が格段に小さい。
(2)  所定のめつき電流を得るために浴電圧として
過大な電圧を要することから、電力コストが高い。
(3)許容めっき電流密度が小さいので、高速度でめっ
きを施すことが困難である。
一方、塩化物浴は、硫化物浴と比べて腐食性が犬である
ので、めっき槽や配管等のめつき装置の材料の点で難点
を有する。このだめに、塩化物浴の採用が拒まれていた
が、近年、耐腐食性材料の急激な進展によって、塩化物
浴が再度、見方されている。
しかし、全塩化物浴を高速連続めっきに使用する場合、
次に述べるような致命的欠点があった。
即ち、全塩化物浴を使用して電気亜鉛めっきを施す場合
、自溶性アノードとして亜鉛電極を使用するが、全塩化
物浴を使用すると、亜鉛電極面にきわめて多量の、鱗片
状の黒色スラッジ(以下、アノードスラッジと云う)が
生成される。このアノニドスラッジは、めっき液の流動
によって亜鉛電極面から剥離してめっき浴中を浮遊する
。このようにしてめっき浴中を浮遊するアノードスラッ
ジは、惰板面に黒点状に付着したり、ロールに付着して
鋼板面に押し疵を形成する。また、めっき液中を浮遊す
るアノードスラッジは、ポンプや配管等に付着して目詰
りを起したり、再溶解して不純物イオンとしてめっき液
に再混入する。この結果。
円滑なめつき操業を妨げる。
従来、めっきの品質向上を目的とする技術として、特公
昭46−40402号公報に、0.1〜19/lのカド
ミウムイオンを含有する全塩化物電気亜鉛めっき浴が開
示され(従来技術lと云う)、そして、特開昭57−8
9493号公報に、PHを1.0〜3.5の範囲に調整
した塩化物浴による外観性状が優れた拒鉛めつき方法(
従来技術2と云う)が開示されている。
しかし、上述した技術は、何れも、連続めっき操業を行
なう場合、上記アノードスラッジによる問題を助長する
結果をもたらし、実際上、その適用は、はとんど不可能
であった。
ここで、アノードスラッジの生成機構について説明する
。全塩化物浴は、前述したように、硫酸浴に比べて電気
伝導度がきわめて犬であり、且つ、多量の塩素イオン?
含むために硫酸浴に比べて腐食性が犬である。従って、
鋼板に連続的にめっきを施す場合には、硫酸浴に比べて
はるかに多量のFe2+ イオンが鋼板表面からめつき
浴中に溶出し、蓄積される。前記Fe2+ イオンは、
通電中であっても亜鉛電極表面で局部電池反応にあずか
って、容易に金属Feとして置換析出し、Znの俗解速
度が犬であることおよび電気伝導度が犬であることによ
って、硫酸浴の場合に比べて飛躍的に速い速度で、いわ
ばFe箔が撰者した状態、即ち1.−片状態で生成と剥
離とが繰り返される。このようにしてアノードスラッジ
が生成される。
ナ酬上述した従来技術1においても、上述した現象と同
じ現象が起る。この場合、めっき浴中のFe2+ イオ
ンとカドミウムイオンとによってアノードスラッジが生
成させるので、はなはだ弊害が大きい。
上述した従来技術2においては、めっき俗のPHが低い
ことに二って、腐食性がさらに増大する。
この結果、上述した局部電池反応が促進され、さらに、
Fe2+ イオン以外のめつき装置からの金属イオンが
めつき浴に混入することによって、アノードスラッジ生
成量は激増する。しかも、この場合、めっき浴のPHが
低いのでアノードスラッジが再溶解する結果、不純物イ
オンの蓄積は避けられない。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、全塩化物浴の利点である低電力コス
トおよび高生産性を損うことなく、従来の全塩化物浴の
致命的欠点であるアノードスラッジの生成を著しく低減
して、良好な品質性能を有するな気亜鉛めっき鋼板を安
定して製造することができる電気亜鉛めっき浴を提惧す
ることに3る。
〔発明の概要〕
この発明はZnCl□をl OO〜400 iil/l
、および、NH4CAまたはKCfのうちの少なくとも
1種を100〜400 y/を含有する基本めっき浴に
、飽和カルボン酸、飽和カルボン酸のNα塩または飽和
カルボン酸のに塩のうちの少なくとも1種が1〜70 
g/l添加されていることに特徴を有するものである。
〔発明の構成〕
本願発明者等は、全塩化物浴に2いてアノードスラッジ
の生成を低減すべく鋭意研究を重ねた。
その結果、アノードスラッジは、めっき浴中の′不純物
としてのZnより責な金属イオン、特に、Fe2+イオ
ンが金属として置換析出することによって生成されるの
であるから、めっき浴組成を選択してFe”+ イオン
の置換析出を防止すれは、アノードスラッジの生成を低
減することができるといった知見を得た。
この発明は、上述した知見に基きなされたものである。
以下に、この発明の電気亜鉛めっき浴を更に詳細に説明
する。
Zn(J2 : 300 f/lおよびKci : 3
00 g/lからなる全塩化物浴と、ZnS○、 −7
H20: 400 y/lおよびNa2SO4: l 
OO?/l  からなる硫酸浴とを使用し、それぞれ同
一条件(PH4、浴温50°C1電流密度80 A /
 d m” )の基で、鋼板に実際の横型連続電気亜鉛
めっき装置によってめっきを施した。
そして、めっき開始から40時間、80時間および12
0時間経過後のめつき浴中のFe2+ イオン濃度と、
亜鉛電極表面に生成されたアノードスラッジ量との関係
を調べた。この結果を第1図に示す。
第1図から明らかなように、めっき浴のPH値が同一で
あるにもかかわらず、全塩化物浴中のFe2+イオンの
増加速度は、硫酸浴に比べて大きく、そして、何れの浴
においてもFe2+ イオン濃度が高くなるにつれてア
ノードスラッジ生成量が増大する。また、Fe2+ イ
オン濃度がほぼ同一であっても、硫酸浴より塩化物浴の
方がアノードスラッジ生成量が多いことがわかる。
このとき、全塩化物浴では、めっきを開始してから約5
0時間経過後、鋼板面にアノードスラッジの付着による
黒点が発生し、続いて、鋼板面にアノードスラッジのロ
ールへの付着量よる押し疵が発生した。
なお、アノードスラッジの成分を分析したところ、その
主体は金属Feであった。
次に、Z n CL2 :300 ?/lとKCI :
300 f/lとからなる塩化物浴(PH4,浴温50
 ”C)に、不純物としてFe2+ イオンをO〜50
0 ppmの範囲で添加し、電流密度10 A / d
 m’  で6時間鋼板に連続的にめっきを施し、この
ときのめつき浴中のFe   イオン濃度と亜鉛電極表
面に生成されたアノードスラッジ量との関係を調べた。
この結果を第2図に示す。
第2図から明らかなように、この場合も、第1図の場合
におけると同様に、めっき浴中のFe2+イオン濃度が
高くなるにつれて、アノードスラッジ生成量が増大する
ことがわかる。
第1および2図に示す結果は、めっき浴中のFe   
イオンが、亜鉛電極表面で局部電池反応にあずかって、
金属Feとして置換析出し、この結果、アノードスラッ
ジが生成されることを裏付けている。
また、第2図から、塩化物浴であってもめつき浴中のF
e2+ イオン濃度がきわめて低くければ、アノードス
ラッジ生成量を低レベルに抑制できることがわかる。
しかし、実際の連続めっき操業においては、第1図から
明らかなように、塩化物浴の場合、鋼板からのFe2+
 イオンの溶出速度がきわめて大きいので、Fe2+ 
イオンの溶出量に見合ってFe2+ イオンを除去する
には、膨大な設備と操業コストを必要とする。
そこで、めっき浴中にFe2+ イオンが混入してもこ
れが亜鉛電極面に金、属Feとして多量に析出すること
を防止できる、めっき浴組成について研究した。
Zn(J2 : 300 g/lとKCJ! : 30
0 ?/lとからなる全塩化物電気亜鉛めっき浴に、コ
ハク酸ナトリウムおよび不純物としてFe2+ イオン
を500 ppm添加しためつき浴(PH4、浴温50
 ′C)を使用し、電流密度10 A / d−で6時
間鋼板に連続的にめっきを施し、このときのコハク酸ナ
トリウムの添加量とアノードスラッジ生成量との関係を
調べた。この結果を第3図に示す。
第3図から明らかなように、コハク酸ナトリウムを添加
することによって、生成されるアノードスラッジ量が大
幅に低減することかわかる。
次に、Zn(J2 : 300 ?/lとKC,i! 
 : 30 Q t/lとからなる全塩化物浴に、コハ
ク酸ナトリウム以外の飽和カルボン酸、飽和カルボン酸
のNa、塩または飽和カルボン酸のに塩のうちの1種を
添加した全塩化物浴を使用し、その他は、第3図の場合
と同一の条件で鋼板に連続的にめっきを施し、このとき
に生成されたアノードスラッジ量を調べた。
この結果を、飽和カルポル酸、飽和カルボン酸のNa 
 塩およびに塩が添加されていないめっき浴を使用した
場合の結果と合わせて第1表に示す。
第1表 第1表から明らかなように、コハク酸ナトリウムに限ら
ず、飽和カルボン酸、飽和カルボン酸のNa塩またはに
塩が適当量添加されることによって、アノードスラッジ
の生成量が一様に減少することがわかる。
次に、ZnCA2 : 300 f/LとKcL: 3
00 yμとからなる全塩化物浴に、コハク酸ナトリウ
ムを11/l、15t/Lおよび70 t/を添加した
めつき浴をそれぞれ使用し、前述した第1図の場合にお
けると同一の条件で鋼板に連続的にめっきを施した。そ
して、めっき開始から40時間、80時間および120
時間経過後のめつき浴中のFe2+ イオン濃度と、亜
鉛電極表面に生成されたアノードスラッジ量との関係を
調べた。この結果を第4図に示す。
第4図および第1図から明らかなように、めっき浴中の
Fe2+ イオンの増加速度は、コノ・り酸ナトリウム
を添加しない場合と変らないが、アノードスラッジ生成
量は、はぼ硫酸浴なみにきわめて少量であることがわか
る。
コハク酸ナトリウムを1 g/l添加しためつき浴は、
コハク酸ナトリウムをこれ以上添加しためつき浴に比べ
て、アノードスラッジの生成抑制効果は若干少ないが、
それでもめつき開始後、120時間以上経過しても、ア
ノードスラッジに起因した黒点や押し疵が鋼板面に生じ
ることはなかった。
飽和カルボン酸の添加によってアノードスラッジの生成
が抑制される理由は、十分に解明されていないが、コハ
ク酸ナトリウム等は、PH緩衝作用および金属イオンの
キレート化作用を有することが知られていることから、
カルボキシル基を含まないその他のPH緩衝剤およびキ
レート化剤をめっき浴に添加しその効果を調べたところ
、何ら、アノードスラッジの生成抑制効果が認められな
かった。このことから、アノードスラッジの生成抑制効
果は、カルボキシル基を含む、所謂、カルボン酸の塩化
物浴に対する特有の効果と推定される。
第1表に示した飽和カルボン酸の他に、芳香族および不
飽和カルボン酸について調べたが、これらのアノードス
ラッジの生成抑制効果に及ぼす影響は、飽和カルボン酸
に比べて大幅に劣り、しかも、添加量を増加するとめつ
き外観および品質が劣化することがわかった。
飽和カルボン酸のうち、モノカルボン酸、ジカルボン酸
、トリカルボン酸等、カルボキシル基の数が異なるもの
についてアノードスラッジの生成抑制効果を調べたとこ
ろ、その効果にほとんど差は認められず、何れも良好な
、アノードスラッジの生成抑制効果が得られた。
このようなことから、この発明においては、Zn(J2
、および、NH2Cl−またはK(Jのうちの少なくと
も1種からなる基本めっき浴に添加する添加物を、飽和
カルボン酸、飽和カルボン酸のHa塩または飽和カルボ
ン酸のに塩のうちの少なくとも1種に限定した。
次に、上記添加物の添加量の限定理由について説明する
飽和カルボン酸のうちコハク酸ナトリウムを例にとると
、第4図から明らかなように、その添加量が増加するほ
どアノードスラッジの生成抑制効果が大きくなるが、 
1 y7を未満では、十分な添加効果が得られず、一方
、l Oy/lを超えてもそれ以上の添加効果が認めら
れず、そして、70 r/lを超えるとめつき外観がや
や劣化する。この現象は、コハク酸ナトリウム以外の飽
和カルボン酸についても云えることがわかった。従って
、この発明においては、基本めっき浴に添加する添加物
の添加量を1〜70 ?/lの範囲に限定した。前記添
加物の添加量は、めっき条件等によって適宜調整する。
上記添加物の有するアノードスラッジの生成抑制効果は
、基本めっき浴に含有されるNH4CfまたはK(J以
外の塩化物電導度補助剤を含有した全塩化物浴およびP
H緩衝剤や光沢剤等の既知の有機添加物を含有するめつ
き浴においても同様に発揮されることがわかった。
次に、この発明における基本めっき浴組成の含有割合の
限定理由について説明する。
Zn(42: その含有割合が100 t/を未満では、許容電流密度
が低くなって、ライン速度を速くした場合には、必要と
する電流密度が得られず、一方、400?/l Q超え
ると未溶解部分が生じてめっきに悪響響を及ぼす。従っ
て、この発明においては、ZnC4の含有割合をl O
O−400f/lの範囲に限定した。
1nr4ci、 Kcz : これらは何れも公知の電導塵補助剤であり、この他、塩
化物の電導塵補助剤としてNaCf、AεC12゜BQ
C,l−2,CaC1,□ 等が知られているが、電導
塵補助効果としては、NH4(4およびKIJがきわめ
て優れ1ている。従って、めっき浴の電導塵の向上を目
的の1つとするこの発明においては、電導塵補助剤とし
てNH,(JまたはK(Jのうちの少なくとも1種を使
用するが、その含有割合がl OO171未満では、上
述した効果が十分に現われず、一方、400?/1を超
えると浴温か低下したときに、未溶解部分が生じてめっ
きに悪影響を及ぼす。従って、この発明においては、N
H,C1またはK(4のうちの少なくとも1種の含有割
合を100−400 f/Lの範囲に限定した。
めっき浴のPHは、1未満では亜鉛電極の溶解が激しく
、一方、6を超えると水酸化物等が沈澱しやすくなる。
従って、めっき浴のPHは、1〜6゜好ましくは、2〜
5の範囲が良い。
次に、この発明の実施例について説明する。
〔実権例1〕 竪型連続電気亜鉛めっき装置によって第2表に示すめっ
き浴を使用して、電流密度60A/dm”、ライン速度
120 mpmの条件で40時間鋼板にめっきを施した
。そして、亜鉛電極表面に生成されたアノードスラッジ
量を測定した。また、このようにして製造された電気亜
鉛めっき鋼板の外観、特に、アノードスラッジの付着に
よる黒点、および、アノードスラッジのロールへの付着
による押し疵の有無について調べた。
第2表から明らかなように、この発明の全塩化物電気亜
鉛めっき浴によれば、アノードスラッジ生成量は、硫酸
浴と同程度に少なく、しかも、亜鉛めっき鋼板面にアノ
ードスラッジに起因する黒点や押し疵は、全く認められ
なかった。
〔実施例2〕 横型連続電気亜鉛めっき装置によって第3表に示すめっ
き浴を使用して、浴温50°C1めっき浴のPH4、電
流密度1oOA/drr?、ライン速度70mpmの条
件で120時間鋼板にめっきを施した。
そして、亜鉛電極表面に生成されたアノードスラッジ量
を測定した。まだ、このようにして製造された電気亜鉛
めっき鋼板の外観を調べた。
第3表から明らかなように、この発明の全塩化物電気亜
鉛めっき浴によれば、アノードスラッジ生成量は、硫酸
浴と同程度に少なく、しかも、亜鉛めっき鋼板面に、ア
ノードスラッジに起因する黒点や押し疵は、全く認めら
れなかった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、全塩化物浴の
利点である低電力コストおよび高生産性を損うことなく
、従来の全塩化物浴の致命的欠点であるアノードスラッ
ジの生成を著しく低減して、良好な品質性能を有する電
気亜鉛めっき鋼板を安定して製造することができるとい
ったきわめて有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第4図は、アノードスラッジ生成
量とめつき浴中のFe2+ イオン濃度との関係を示す
グラフ、第3図は、アノードスラッジ生成量とコハク酸
ナトリウムの添加量との関係を示すグラフである。 第1図 めっき5谷中のFe2ルロラ濃度(pprrr:>第2
図 第3図 コハク酸ブトリウムの8[量(S/l)第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ZnCl_2を100〜400g/l、および、NH_
    4ClまたはKClのうちの少なくとも1種を100〜
    400g/l含有する基本めつき浴に、飽和カルボン酸
    、飽和カルボン酸のNa塩または飽和カルボン酸のに塩
    のうちの少なくとも1種が1〜70g/l添加されてい
    ることを特徴とする電気亜鉛めつき浴。
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