JPS6160895A - 光沢亜鉛メツキのための浴組成 - Google Patents

光沢亜鉛メツキのための浴組成

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JPS6160895A
JPS6160895A JP18151984A JP18151984A JPS6160895A JP S6160895 A JPS6160895 A JP S6160895A JP 18151984 A JP18151984 A JP 18151984A JP 18151984 A JP18151984 A JP 18151984A JP S6160895 A JPS6160895 A JP S6160895A
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JP
Japan
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zinc
bath composition
plating
gelatin
acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP18151984A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Fujishiro
藤代 光雄
Toshiaki Tomizawa
富沢 俊昭
Shiro Hara
史郎 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamatoya and Co Ltd
Original Assignee
Yamatoya and Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電気メツキ法によって光沢亜鉛メッキを行う
ためのメッキ浴組成の新規な提案に関し、より詳しくは
、シアン化合物を全(含まないメッキ浴組成の提案に関
するものである。
亜鉛メッキは、従来、シアン化合物を用いたメッキ浴組
成が主流を成してきた。
ところが、シアン化合物は毒性が強いため、これが廃液
によるシアン公害が大きな問題となるに至り、水質規制
対象物質として、同廃液の放流は厳しい規制を受けると
ころとなった。
しかるに、この規制値を満足させるためには、廃液処理
のだめの特別な設備を設けなければならず、多額の設備
費用と厳重な運転管理が必要、、:、;J。
る。
そこで、低濃度シアン浴、ジンケート腎、塩イヒ、アン
モニウム浴、ビロリン浴など、シアン公害な伴なわない
浴組成が提案されてきたが、従来の/アン浴と比較する
と性能的に劣り、実用的見地:′Cおいて、充分なる成
果をみるには至って−・ないのが実情である。
本発明は、上述の問題を克服する亜鉛メッキ、浴組成の
提案、すなわち、光沢性をはじめとし、その他、均一電
着性、密着性など、亜鉛メッキにオー;げる主要性能に
おいて、従来のシアン浴による亜鉛メッキに比肩する性
能を有するシアン化合物を全く含まないメッキ浴組成の
提案に関するものである。
而して、本発明になるメッキ浴組成は:望ましくは、塩
化亜鉛20〜・10EI/e、塩化カワウム130〜1
609/l 、酢酸60〜709/l、酢酸ソーダ20
〜309/l、β−アラニン4〜8g/l、ゼラチン1
〜29/l 、可溶性澱粉0.5〜29/l 、アラビ
ヤゴム2〜41/lの濃度範囲にあり、かつ塩酸、硫酸
等によりpHを2〜3に調節せしめたものである。
上記において、塩化亜鉛は電解主剤であり、メッキ浴中
の亜鉛イオンの濃度を一定に保つために必要である。
尚、硫酸亜鉛、酢酸亜鉛を電解主剤として用いてもよい
が、メッキ膜面の光沢性確保の点で塩化亜鉛に及ばない
塩化カリウムは、メッキ浴に電導性を付与して電圧を下
げるとともに、亜鉛イオンの泳動を容易にするもので、
電気分解を効果的に行うためにも必要で、上記濃度範囲
が望ましく、これ以下の濃度では電流効率の低下をきた
し得策とは言えない。
酢酸および酢酸ソーダは、メッキ浴のpHを保持するた
めの緩衝作用的効果を示し、これを加えない場合は、長
時間の電気分解でpHを一定に保つことは困難で、メッ
キ膜面の光沢は満足なものβ−アラニン、アラビヤゴム
、ゼラチンおよび可溶性澱粉は、本メツキ浴組成におい
ての、光沢性、均一電着性、密着性を得るだめの必須の
添加剤で、これらの組合わせが本発明の一つの要件を構
成するもので、β−アラニンおよびゼラチンは、メッキ
浴中で陽極亜鉛の溶解を促進するとともに、陰極のイオ
ンの補給を容易にし、アラビヤゴムおよび可溶性澱粉は
、電着効果ならびに均一電着性に有効に作用する。
上記添加剤の中の一つでも欠くと、光沢を広範囲の電流
密度で得ることができない。すなわち、その場合、限定
されたごく狭い範囲の電流密度でのみ目的達成が可能で
あるが、4嶋4始=電流効率は著しく低下する。
硫酸、塩酸等を用いてpHを2〜3に調節することは、
上記の作用効果を十分に発揮させるための不可欠の要件
で、本発明の一つの要件を構成するものであるが、特に
塩酸を用いて調節することが望ましい。
本メッキ浴は特に加温を必要とせず、常温で十分目的を
達成することができる。ただ冬期においては、電解操作
前に液温を15°位にあげる事は差支えないが行わなく
ともよい。
また、攪拌は自然攪拌でよい。
これらメッキ浴温、攪拌に係る条件は、他のメッキ浴の
それに比較して操作、管理が簡便であり、本発明の利点
の一つである。
以上要約するに、本発明は、塩化亜鉛を主剤とし、塩化
カリウム、酢酸、酢酸ソーダを助剤に用い、β−アラニ
ン、ゼラチン、アラビヤゴム、可溶性澱粉を添加剤とし
、かつpHを2〜3に調節した光沢亜鉛メツfのための
メッキ浴組成を提案するものであって、本メツキ浴組成
により、陽極に亜鉛板を、一方、陰極にはたとえば真鍮
板を懸垂し、電圧0.9〜30 Vo I t 、電流
密度2A/dm’ 〜12A/dm’の範囲で直流を印
加することにより、特に、優れた光沢を有する亜鉛メッ
キ膜を得ることができる。
尚、陰極材としては、真鍮の他に、鉄材、電導性のある
金属、電導性を与えた樹脂材へのメッキが可能である。
また、メッキ膜厚は、はぼ電気量に比例して増加するが
、1アンペアの電流で、1分間の通電に対し0.9〜1
.10μm である。
以下、実験例を述べる。
〔実験例1〕 水1dCl:Ig下記の薬品、 塩化亜鉛      20g 塩化カリウム   130g 酢   酸         60g 酢酸ソーダ     20g β−アラニア     4g ゼラチン       1g 可溶性澱粉     0.5g アラビヤゴム     2g を溶解、混合し、塩酸を用いてpHを2とする。
この溶液をメッキ浴とし、陽極に亜鉛板を、陰極に鉄板
を平行に懸垂し、5A/dm’の電流密度で、メッキ電
圧1.8V(ボルト)、メッキ浴温度20°Cで、攪拌
せずに3分間電解すると、表面に均一な光沢のある亜鉛
メッキ膜を得ることができた。
尚、このときの電流効率は、陰極板による亜鉛の電着量
から求めると85%であった。
(以下の実験例中の電流効率もこのようにして求めた値
である。) 〔実験例 2〕 水ll中に下記の薬品を下記の金で溶解し混合したのち
、pHを硫酸を用いて3に調整した溶液をメッキ浴とす
る。
塩化亜鉛      40g 塩化カリウム   150g 酢   酸         60g 酢酸ソーダ     30g β−アラニン     8g ゼラチン       2g 可溶性澱粉      2g アラビヤゴム     4g 上記組成のメッキ浴に、陽極に亜鉛板を、陰極に真鍮板
を平行に懸垂し、電流密度10A/dm’でメッキ電圧
1.IV(ボルト)、メッキ浴温度25°Cで、5分間
電流を通ずることにより、均一な光沢のある亜鉛メッキ
膜を得ることが出来た。
なお、このときの亜鉛メッキ膜の厚みは15μm(ミク
ロン)で、電流効率は85チであった。
また、塩化亜鉛に代え酢酸亜鉛として量的に同じに調整
し、その他の条件を上記と全く同様にした場合は、光沢
は同様であったが、メッキ膜厚みがやや減少して13μ
m(ミクロン)であった。
〔実験例 3〕 水ll中に下記の薬品を下記の量で溶解混合し、塩酸を
加えてpHを2に調節した溶液をメッキ浴とする。
塩化亜鉛      40g 塩化カリウム   150g 酢   酸         60g 酢酸ソーダ     20g β−アラニア     4g ゼラチン       1g アラビヤゴム     2g 可溶性澱粉   0.5g 実験例2と同様な電極板を用いて、12A/drn’の
電流密度、メッキ電圧2.05V(ボルト)で攪拌せず
、メッキ浴温度を15℃で8分間電流を通ずると、均一
で光沢のある亜鉛メッキ膜を得ることが出来た。
なお、このときのメッキ膜厚みは30μm(ミクロン)
であり、電流効率は90%であった。
〔実験例 4〕 水III中に下記の薬品を下記の量で溶解し混合したの
ち、塩酸を用いてpHを3に調節しメッキ浴とする。
硫酸亜鉛      30g 塩化カリウム   150g 酢   酸         70g 酢酸ソーダ     30g β−アラニア     8g ゼラチン      1.5g 可溶性澱粉     1.5g アラビヤゴム     3g 電極板は実験例3と同様にし、電流密度を2A/d11
2、メッキ電圧0.95V(ボルト)、撹伴なしで3分
間電解すると、光沢ある亜鉛メッキ膜が得られた。
なお、このときのメッキ膜厚みは10μ+a(ミクロン
)で、電流効率は80%であった。
実験例5.6.7.8.9.10は、yl験例3の薬品
と量を用いた場合のやや詳細な例である。
上記実験例からもわかるように、亜鉛メッキ膜の厚みは
電気量の増加と共に増加し、例えば低電流密度2A/c
h”で42.2アンペア分電解した場合の、メッキ膜の
厚みは50.2μ鴫(ミクロン)であr)、然も剥離現
象は一切観察されず、表面は均一な光沢を有しているこ
とが確認された。
以上詳記したごとく、シアン化合物を全く含まないメッ
キ浴組成により光沢亜鉛メッキが可能であることを本発
明は見出した。
特許出願人 株式会社ヤマトヤ商会 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示   特願昭59〜1815192、発
明の名称   光沢亜鉛メッキのための浴組成3、補正
をする者 事件との関係   出願人 住  所   東京都港区虎ノ門5−9−7する6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 望ましくは、塩化亜鉛20〜40g/l、塩化カリウム
    130〜160g/l、酢酸60〜70g/l、酢酸ソ
    ーダ20〜30g/l、β−アラニン4〜8g/l、ゼ
    ラチン1〜2g/l、可溶性澱粉0.5〜2g/l、ア
    ラビヤゴム2〜4g/lの濃度範囲にあり、かつ塩酸、
    硫酸等によりpHを2〜3に調節してなる光沢亜鉛メッ
    キのための浴組成。
JP18151984A 1984-08-30 1984-08-30 光沢亜鉛メツキのための浴組成 Pending JPS6160895A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62278290A (ja) * 1986-05-26 1987-12-03 Nippon Kokan Kk <Nkk> 電気亜鉛めつき浴
CN103789799A (zh) * 2013-12-20 2014-05-14 王玉田 一种用于氯化钾镀锌的辅助光亮剂及其制备方法与用途

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