JPS62277469A - 合成樹脂組成物 - Google Patents

合成樹脂組成物

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JPS62277469A
JPS62277469A JP12172986A JP12172986A JPS62277469A JP S62277469 A JPS62277469 A JP S62277469A JP 12172986 A JP12172986 A JP 12172986A JP 12172986 A JP12172986 A JP 12172986A JP S62277469 A JPS62277469 A JP S62277469A
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Yoshinori Sato
義則 佐藤
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赤嶺 博司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (イ)産業上の利用分野 本発明は含リン無機酸と有機酸の混酸から合成された金
属塩を配合して、分散性、及び耐候性(耐熱性)等の優
れた合成樹脂組成物に関するものである。
(ロ)従来の技術及び発明が解決しようとする問題点 一般にポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル
、ポリスチレン等の合成樹脂は光の作用又は熱等に依る
劣化を生じやす(、その結果として、変色あるいは機械
的強度の低下等を引き起し、商品価値の低下又は長期間
の使用に耐えられないことが知られている。そこで、合
成樹脂の安定化のため、従来、種々の安定剤が用いられ
てきたが、その安定化効果がまだ不十分であったり、又
は分散不良による機械的強度の低下、さらには安定剤自
身による合成樹脂に着色を与えたりする等、問題がある
特に光の作用に対して安定化効果あるベンゾフェノン系
、ベンゾトリアゾール系、ヒンダードアミン系の紫外線
吸収剤は高価であり、コストアップになる。又、含リン
無機酸を含む無機酸塩、無機酸化物、水酸化金属等は安
価で光及び熱に対して安定化効果を有する物質があるが
分散性に問題があって機械的強度が著しく低下する。
以上のような理由で、経済的で、且つ長期間にわたって
合成樹脂を安定化することができなかった。
これらの解決策として無機物の表面処理等で分散性を改
良する方法がとられているが、未だ満足し得るものはな
く、更に改善することが強く要望されていた。
(ハ)問題点を解決するための手段 本発明者らは上記欠点を改良すべく、鋭意検討の結果、
含リン無機酸と有機酸との混酸から合成された金属塩を
合成樹脂に配合することにより、耐候性及び耐熱性が著
しく改善され、且つ機械的強度が低下せず、大量に配合
が可能になったことを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
即ち、本発明は合成樹脂100重量部に対し、含リン無
機酸と有機酸との混酸から合成された金属塩を0.1〜
300重量部を配合することを特徴とする合成樹脂組成
物に関するものである。
本発明における含リン無機酸とは、次亜リン酸、亜リン
酸、リン酸である。
又、本発明における有機酸とは酢酸、プロピオン酸、醋
酸、カプリル酸、カプリン酸、2−エチルへキソイン酸
、ラウリン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、12
−ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、
υルイン酸、チオグリコール酸、メルカプトプロピオン
酸、ラウリルメルカプトプロピオン酸、安息香酸、パラ
ターシャリブチル安息香酸、ジメチル安息香酸、アミノ
安息香酸、サリチル酸、アミノ酢酸、グルタミン酸、シ
ュウ酸、コハク酸、アジピン酸、フタル酸、マレイン酸
、チオジプロピオン酸、フマル酸、マロン酸、リンゴ酸
、酒石酸、クエン酸等があげられる。
含リン無機酸と有機酸との比率は有機酸が0.1〜50
重量%である。又、含リン無機酸又は有機酸はそれぞれ
一種又は二種以上の組み合わせでもよい。
又、本発明に係わる金属としてはN a + K + 
M g +Ca、 Sr、 Ba+ Zn+ A I 
+  Zr等が挙げられ、一種又は二種以上使用して合
成してもよい。
本発明における酸と金属とのモル比は、酸−モルに対し
て、金属−〜三モルであり、塩基性塩となってもさしつ
かえない。
本発明にいう合成樹脂とは、例えば、ポリエチレン、ポ
リプロピレン・ポリブテン、ポリ−3−メチルブテン、
などのα−オレフィン重合体またはエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体などのポリ
オレフィンおよびこれらの共重合体、ポリ塩化ビニル、
ポリ臭化ビニル、ポリフッ化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、ポリ
フッソ化ビニリデン、臭素化ポリエチレン、塩化ゴム、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−エチレ
ン共重合体、塩化ビニル−プロピレン共重合体、塩化ビ
ニル−スチレン共重合体、塩化ビニル−イソブチレン共
重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビ
ニル−スチレン−無水マレイン酸三元共重合体、塩化ビ
ニル−スチレン−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニ
ル−ブタジェン共重合体、塩化ビニル−イソプレン共重
合体、塩化ビニル−塩素化プロピレン共重合体、塩化ビ
ニル−塩化ビニリデン−酢酸ビニル三元共重合体、塩化
ビニル−アクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル−マ
レイン酸エステル共重合体、塩化とニル−メタクリル酸
エステル共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重
合体、内部可塑化ポリ塩化ビニルなどの含ハロゲン合成
樹脂、石油樹脂、クマロン樹脂、ポリスチレン、ポリ酢
酸ビニル、アクリル樹脂、スチレンと他の単量体(例え
ば無水マレイン酸、ブタジェン、アクリロニトリルなど
)との共重合体、アクリロニトリル−ブタジェン−スチ
レン共重合体、アクリル酸エステル−ブタジェン−スチ
レン共重合体、メタクリル酸エステル−ブタジェン−ス
チレン共重合体、ポリメチルメタクリレートなどのメタ
クリレート樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビニルホ
ルマール、ポリビニルブチラール、直鎖ポリエステル、
ポリフェニレンオキシド、ポリアミド、ポリカーボネー
ト、ポリアセクール、ポリウレタン、繊維素系樹脂、あ
るいはフェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、エ
ポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂
などを挙げることができる。更に、イソプレンゴム、ブ
タジェンゴム、アクリロニトリル−ブタジェン共重合ゴ
ム、スチレン−ブタジェン共重合ゴムなどのゴム類やこ
れらの樹脂のブレンド品であってもよい。
(ニ)発明の応用範囲 ・本発明の実施に際しては、含リン無機酸と有機酸との
混酸から合成された金属塩の添加と共に、該樹脂に慣用
の添加剤の一種又は二種以上を併せて添加することによ
り、本発明組成物との間にすぐれた相乗効果を得ること
ができる。
このような添加剤の例としては、有機酸の金属塩、金属
の酸化物、水酸化物、塩基性無機酸塩類、ハイドロタル
サイト類化合物、有機ホスファイト化合物、有機燐酸金
属塩類、ポリオール類、含窒素非金属化合物、酸化防止
剤、光安定剤、β−ジケトン化合物、エポキシ化合物、
有機錫系化合物等が挙げられる。
上記慣用の添加剤を以下に、種類別に例示する。
有機酸の金属塩としては有機酸の金属成分となる金属の
例としてLi、Na+に+  Mg+Ca+Sr+Ba
+Zn、Cd、Pb等がある。
有機酸残基として次に示すようなカルボン酸又はフェノ
ールの残基がある。カルボン酸の例としては、酢酸、酪
酸、プロピオン酸、カプリル酸、カプリン酸、2−エチ
ルへキソイン酸、ラウリン酸、ステアリン酸、イソステ
アリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸
、リノール酸、ジルイン酸、チオグリコール酸、メルカ
プトプロピオン酸、ラウリルメルカプトプロピオン酸、
安息香酸、パラターシャリブチル安息香酸、ジメチル酸
、アミノ安息香酸、サリチル安息香酸、アミノ酢酸、グ
ルタミン酸、シュウ酸、コハク酸、アジピン酸、フタル
酸、マレイン酸、チオジプロピオン酸等があげられる。
フェノール類の例としては、フェノール、ノニルフェノ
ール、ターシャリ−ブチルフェノール、オクチルフェノ
ール、イソアミルフェノール、クレゾール、キシレノー
ル等があげられる。
有機ホスファイト化合物の例としてはイソオクチルホス
ファイト、ジステアリルホスファイト、トリイソデシル
ホスファイト、トリイソオクチルホスファイト、トリラ
ウリルホスファイト、トリステアリルホスファイト、ト
リジプロピレングリコールホスファイト、ジフェニルホ
スファイト、トリイソノニルフェニルホスファイト、ト
リフェニルホスファイト、ジフェニルイソデシルホスフ
ァイト、ジフェニルイソオクチルホスファイト、フェニ
ルジイソオクチルホスファイト、ジイソデシルペンタエ
リスリトール−ジホスファイト、テトラフェニルジプロ
ピレングリコールジホスファイト、ポリジプロピレング
リコールフェニルホスファイト、トリラウリルトリチオ
ホスファイト、トリスノニルフェニルホスファイト、ジ
ステアリルペンタエリスリトール−ジホスファイト、ビ
ス(2,4−ジターシャリ−ブチルフェニル)−ペンタ
エリスリトールジホスファイト、ジラウリルホスファイ
ト、ジトリデシルホスファイト、エチルへキシルジフェ
ニルホスファイト、フェニルネオベンチレンゲリコール
ホスファイト、ペプタキストリプロピレングリコールホ
スファイト、ジフェニルジデシル(2,2,4−トリメ
チル−1,3−ペンタジオール)−ジホスファイト、ジ
イソオクチルオクチルフェニルホスファイト、ポリ4.
4′−イソプロピリデンジフェノールネオドール25ア
ルコールホスフアイト等が挙げられる。
有機燐酸金属塩類の例としては下記一般式(rV)又は
(V)によって示されるものである。
(IV)のモノ有機燐酸金属塩または(V)のジ有機燐
酸金属塩のいずれか又は、両方の混合物が挙げられる。
式中R1+R2およびR1は各々アルギル、アリール、
アリールアルキル、アルキルアリール、又はエーテル結
合を有するアルキル基を示し、Mは2個のアルカリ金属
原子、アルカリ土類金属原子又は亜鉛を示し、M′は、
アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子又は亜鉛を示
す。aは1または2を示す。
このような有機燐酸金属塩類の金属成分の例としては、
L i、 Na+ Kなどのアルカリ金属、Mg。
Ca、Sr、Baなどのアルカリ土類金属やZnが挙げ
られる。
アルキル基の例としては、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、第2ブチル、第3
ブチル、アミル、ネオペンチル、イソアミル、ヘキシル
、イソヘキシル、ヘプチル、オクチル、イソオクチル、
2−エチルヘキシル、デシル、イソデシル、ラウリル、
トリデシル、01□−+yン17ルキル チル、シクロヘキシル、シクロオクチル、シクロドデシ
ル、4−メチルシクロヘキシル等を挙げることができる
了りール基の例としてはフェニル、ナフチル等を挙げる
ことができる。了りールアルキル基の例としてはベンジ
ル−β−フェニルエチル、γーフェニルプロピルーγー
フェニルプロピル−β−フェニルプロピルなどを挙げる
ことができる。
アルキルアリール基の例としてはトリル、キシリル、エ
チルフェニル、ブチルフェニル、第3ブチルフエニル、
オクチルフェニル、イソオクチルフェニル、第3オクニ
ルフエニル、ノニルフェニル、2,4−ジ第3ブチルフ
ェニル等が挙げられる。
エーテル結合を有するアルキル基としては、フルフリル
、テトラヒドロフルフリル、5−メチルフルフリル及び
α−メチルフルフリル基、又はメチル−、エチル−、イ
ソプロピル−、ブチル−、イソブチル−、ヘキシル−、
シクロへキシル−、フェニルセロソルブ残基;メチル−
、エチル−、イソプロピル−、ブチル−、イソブチルカ
ルピトール残基;トリエチレングリコールモノメチルエ
ーテル、−モノエチルエーテル、−モノブチルエーテル
残基;グリセリン1.2−ジメチルエーテル、−1,3
−ジメチルエーテル、−1,3−ジエチルエーテル、−
1−エチル−2−プロピルエーテル残基;ノニルフェノ
キシポリエトキシエチル、ラウロキシポリエトキシエチ
ル基等があげられる。
ポリオール類の例としては、トリメチロールエタン、ト
リメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリト
ール、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリスリト
ール、マンニトール、ソルビトール、ポリエチレングリ
コール、ジトリメチロールプロパン、トリス−(2−ヒ
ドロキシエチル)イソシアヌレートなどであり、更に、
これらの−塩基酸及び又は、多塩基酸との部分エステル
化物であってもよい。
含窒素非金属安定剤の例としては、尿素、メラミン、α
−フェニルインドール、ジフェニルチオ尿素、■,4ー
ブタンジオールアミノクロトン酸エステル等が挙げられ
る。
酸化防止剤の例としては2.6−ジーt−ブチル−p−
クレゾール、2.5−ジーし一ブチルハイドロキノン、
2,2′−メチレン−ビス−(4−メチル−6−t−ブ
チルフェノール)、4.4′−チオビス−(6−t−ブ
チルフェノール)、4.4’−チオビス、(6−t−ブ
チル−m−クレゾール)、オクタデシル3−(3’,5
’−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェノール)プ
ロピオネート、ペンタエリスリチル−テトラキス(3−
(3.5 −ジターシャリブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート〕等が挙げられる。
光安定剤の例としては、2−ヒドロキシ−4−オクトキ
シベンゾフェノン、2−(2’−ヒドロキシ−5−メチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、エチル−2−シアノ
−3,3−ジフェニルアクリレート、ビス(2,2,6
.6−テトラメチル−4−ピペリジン)セバケート、2
,4−ジ−ターシャリブチルフェニル−3’,5’−ジ
ターシャリブチル、4′−ハイドロオキシベンゾエート
等が挙げられウレート、ジブチルスズラウレート、ジオ
クチルスズラウレート、ジブチルスズマレエート、ジオ
クチルスズマレエート、ジブチルスズメルカプトアセテ
ート、モノブチルスズメルカプトアセテート、ジブチル
スズイソオクチルチオグリコレート、モノブチルスズイ
ソオクチルチオグリコレート、ジオクチルスズメルカプ
トアセテート、モノオクチルスズメルカプトアセテート
、ジオクチルスズイソオクチルチオグリコレート、モノ
オクチルスズイソオクチルチオグリコレート等が挙げら
れる。
上記慣用の添加剤の外に、更に必要に応じて可塑剤、顔
料、充填剤、発泡剤、帯電防止剤、防曇剤、フレートア
ウト防止剤、表面処理剤、滑剤、難燃剤等を配合に加え
ることは同等差支えない。
(ホ)合成例 本発明において、用いられる化合物は以下具体的な合成
例をもって説明するが本発明は以下の合成例によって制
限を受けるものではない。
〔合成例1〕 水400grにリン酸98grと2エチルヘキシル酸0
.6grを加え、撹拌しながら、40℃で水酸化バリウ
ム8水塩315.6grを徐々に加えた。更に撹拌しな
がら温度80°Cまで加熱し、沈澱物を生じせしめた。
次にこれを80℃で14時間乾燥し、白色粉末を230
gr得た。
〔合成例2〕 水400grにリン酸196grと2エチルヘキシル酸
0.6 grを加え、攪拌しながら40℃で水酸化バリ
ウム8水塩945grを徐々に加えた。更に攪拌しなが
ら温度80℃まで加熱し、沈澱物を生じせしめた。次に
これを80℃で14時間乾燥し、白色粉末を603gr
得た。
〔合成例3〕 水400grにリン酸98grと無水マレイン酸49g
rを加え、溶解後、攪拌しながら40℃で水酸化バリウ
ム8水塩472.5grを徐々に加えた。更に攪拌しな
がら温度80℃まで加熱した。次にこれを80℃で14
時間乾燥し、白色粉末を得た。
〔合成例4〕 ZnO−163,6grを水11に攪拌しながら分散さ
せる。次に水400grにリン酸98grと亜リン酸8
2grとカプリン酸0.6grを加え、溶解させた。
溶液を加熱しながら徐々に加えて、温度90℃まで加熱
し、反応させる。これを80℃で14時間乾燥し、白色
粉末を得た。
〔合成例5〕 水400grにリン酸88.2 gr、亜リン酸5.4
 grと2エチルヘキシル酸0.6grを溶解し攪拌す
る。
次に酸化マグネシウム40.3 grを徐々に加え、温
度80℃まで加熱反応する。これを100 ”Cで24
時間乾燥し、白色粉末を得た。
〔合成例6〕 水400grにリン酸98gr、アジピン酸29.2g
r、ステアリン酸0.6grを40℃で攪拌する。次に
水酸化バリウム8th0 378 grを徐々に加える
更に温度80℃まで加熱し、反応する。これを100℃
で24時間乾燥し、白色粉末を得た。
〔合成例7〕 水500grにリン酸98gr、クエン酸43.9 g
r。
2エチルヘキシル酸0.6 grを40℃で攪拌する。
次に水酸化バリウム8水塩371grを徐々に加え温度
80℃まで加熱反応する。これを100℃で24時間乾
燥し、白色粉末を得た。
〔合成例8〕 水500grにリン酸98gr、グリシン31.4gr
オクチル0.6grを加え、40℃で攪拌する。次に水
酸化バリウムラム8)1z0371gを徐々に加え、温
度80°Cまで加熱反応する。これを100℃で24時
間乾燥し、白色粉末を得た。
〔合成例9〕 水500grにリン酸98gr、酢酸28gr、オクチ
ル酸0.6grを加え、40℃で攪拌する。次に水酸化
バリウム8H20389grを徐々に加え温度80℃ま
で加熱反応する。これを100℃で24時間乾燥し、白
色粉末を得た。
(へ)実施例 以下実施例により本発明の要旨を具体的に説明する。し
かしながら、本発明はこれらの実施例によって限定され
るものではない。
実施例1 本発明による含ハロゲン樹脂組成物の効果をみるため、
下記に示す混合物を混練ロールにより厚さ0.5 鶴の
試験用シートを作成した。ギヤー老化試験機を用いて1
80℃の熱安定性を調べた。熱安定性の評価は試験片が
黒化したときの時間をもって表わした。
又、試験用シートの伸びを測定し、分散性の度合を判定
した。更にサンシャインウェザ−メーターを用いて光に
よる劣化を測定した。劣化度合は500時間後の伸び残
率%で表わした。なお、伸び残率は100%に近い程、
光による劣化が少ないことを示している。
また、比較のため、試料のない場合についても同様の試
験を行い、その結果を併せて第2表に示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 合成樹脂100重量部に対し、含リン無機酸と有機酸の
    混酸から合成された金属塩の少なくとも一種0.1〜3
    00重量部を添加する合成樹脂組成物
JP61121729A 1986-05-27 1986-05-27 ハロゲン化ビニル樹脂組成物 Expired - Fee Related JPH0822940B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS49116145A (ja) * 1973-03-12 1974-11-06
JPS5584341A (en) * 1978-12-21 1980-06-25 Sakai Chem Ind Co Ltd Chlorine-containing resin omposition

Patent Citations (2)

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