JPS62277352A - 新規な6−ケト−プロスタグランジンe1誘導体、それらの製造方法およびそれらを有効成分として含有する細胞障害治療剤 - Google Patents

新規な6−ケト−プロスタグランジンe1誘導体、それらの製造方法およびそれらを有効成分として含有する細胞障害治療剤

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JPS62277352A
JPS62277352A JP62003315A JP331587A JPS62277352A JP S62277352 A JPS62277352 A JP S62277352A JP 62003315 A JP62003315 A JP 62003315A JP 331587 A JP331587 A JP 331587A JP S62277352 A JPS62277352 A JP S62277352A
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JP
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carbon atoms
enoyl
general formula
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Application number
JP62003315A
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English (en)
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Hirohisa Wakatsuka
若塚 弘久
Tadao Okegawa
桶川 忠夫
Yoshinobu Arai
義信 新井
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Ono Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Ono Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ono Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Ono Pharmaceutical Co Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C405/00Compounds containing a five-membered ring having two side-chains in ortho position to each other, and having oxygen atoms directly attached to the ring in ortho position to one of the side-chains, one side-chain containing, not directly attached to the ring, a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, and the other side-chain having oxygen atoms attached in gamma-position to the ring, e.g. prostaglandins ; Analogues or derivatives thereof
    • C07C405/0008Analogues having the carboxyl group in the side-chains replaced by other functional groups
    • C07C405/0041Analogues having the carboxyl group in the side-chains replaced by other functional groups containing nitrogen
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08B37/0012Cyclodextrin [CD], e.g. cycle with 6 units (alpha), with 7 units (beta) and with 8 units (gamma), large-ring cyclodextrin or cycloamylose with 9 units or more; Derivatives thereof
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な6−ケドープロスタグランジンE1  
誘導体に関するものである。
さらに詳しく言えば、細胞保獲作用を有する新規な6−
ケト−プロスタグランジンE工誘導体、それらの製造方
法およびそれらを有効成分として含有する細胞障害治療
剤に関する。
〔従来の技術〕
プロスタグランジン(以下、PGと略記する。)は次の
構造を持つブロスタン酸の誘導体であシ。
種々のタイプのPGが卸られている。
PGは一般に薬理的性質を有する。例えば、血圧降下作
用、利尿作用、血小板凝集抑制作用、胃酸分泌および胃
腸の潰瘍を抑制する作用、気管支拡張作用、脂肪分解阻
害作用および卵着天阻害作用などを有するうそのため棟
々の薬剤として用いることが可能である。
ところが、PGをある薬効を持つ薬剤として用いようと
する際、その作用以外の作用はほとんどの場合、副作用
として発現することとなシ、PGの研究の中心は、目的
とする作用とそれ以外の作用との分離に終始していると
いっても過言ではない。
本出願人は、先に6−ケドーPGE□と総称される一連
の化合物を合成し、これらが薬剤として有用であること
を開示している。すなわち、一般式R1aは水素原子ま
たは炭素数1〜12の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基を
表 わし、 H2aは水素原子またはメチル基またはエチル基を表わ
し、 R3aは単結合または炭素数1〜4の直鎖もしくは分枝
鎖アルキレン基を表わ し、 R41Lは水素原子、または炭素数1〜8の直鎖もしく
は分枝鎖アルキル基、ま たは置換されていないか少くとも1 個の炭素数1〜8の直鎖もしくは分 枝鎖アルキル基で置換されている炭 素数4〜7のシクロアルキル基、ま たは置換されていないか少くとも 1個の塩素原子もしくはトリフル オロメチル基もしくは炭素数1〜3 のアルキル基で置換されているフェ ニルまたはフェノキシ基を表わし、 11位および15位の炭素原子につ いている〜Vはα−配置またはβ− 配置(すなわちS−配置またはR− 配置)またはそれらの混合物である ことを表わす。〕 で示されるプロスタグランジン類似化合物およびシクロ
デキストリン包接化合物およびRが水素原子を表わすと
きにはその酸の非毒性塩である〔特開昭54−4463
9号番照〕。
またさらに本出願人は、上記の改良発明としてω−シク
ロアルキル−6−ケドーPGE1’i合成し。
この化合物が細胞障害治療剤として有用である旨の開示
を行なった。すなわち1式 〔式中、記号−はβ配置を表わし、破線−−−はα−配
置vr−表わし、Cユ、−04間の二重結合はトランス
配置を表わす。〕 で示でれるプロスタグランジン類似化合物、その非毒性
塩およびシクロデキストリン包接化合物である〔特開昭
59−163365号参照〕。
先にも述べたようにPGは一般に多種類の作用を有する
ため、これらの6−ケドーPGE工化合物を薬剤(具体
的には細胞障害治療剤)として用いる際、他の作用が副
作用として割き、たとえ有用な化合物であっても、実際
には薬剤としての使用が困蛾であった。
今回本発明者らは、前述した式(C1で示される化合物
を手始めとして前述した一般式(B)で示される6−ケ
) −PGE、誘導体に対してさまざまな化学的修飾を
行なった結果、1位のカルボン酸部分にアミノvt?結
合させることによシ、薬剤として用いるに十分な細胞株
数作用を保持しながらも、副作用が著るしく低減される
ことを見い出し、本発明を完成した。
従来よpPGF2aやPGE 2のカルボン酸にアミノ
離を結合させる化学的修飾は知られている。すなわち一
般式 〔式中、Rは水素原子または低級アルキル基を、R1/
は水素原子ま九は保護基を、R2′は水酸基、アミノ基
または低級アルコキシ基金、Aはナト9基よシ末端のア
ミノ基とカルボキシル基金除いた残基t−恵味する。〕 で示される化合物、一般式 酸またはペプチドより末端のアミノ基およびカルボキシ
ル基を除いた残基金、R工′は水素原子または水酸基の
保護基を、R2′は水酸基、アミノ基またけ低級アルコ
キシ基を意味する。〕 で示される化合物、一般式 〔式中、Rは水素原子または低級アルキル基を。
R工′は水素原子または保護基を、R2′は水酸基、ア
ミノ基または低級アルコキシ基を、Bはアミン酸または
ペプチドよシ末端のアミノ基とカルボキシル基を除いた
残基全意味する。〕 で示される化合物である〔それぞれ、特開昭50−13
363号、特開昭50−71650号および特開昭50
−140422号明細書参照のこと〕。
しかし、これらの明細書中には、これらの化合物がPG
F2aやPGE2よ7シも優れた生物活性を有している
と記載でれているのみであυ、本発明のように、副作用
の低減については言及されていない。また、本発明化合
物は6−ケドタイプのPG化合物であり、一般式CD)
、 (E)および(F)で示される化合物とは構造的に
もまったく異なる新規な化合物である。
〔発明の開示〕
本発明は、前述したように一般式(B)で示される6−
ケ)−PGE□誘導体のカルボ/酸部分にアミン′@t
を結合させることによシ、薬剤として用いるに十分な細
胞保自作用を保持しながらも、副作用が羞しく低減され
ることが見い出された化合物群に関する。
すなわち、本発明は一般式 〔式中、Rはアミノ酸残基を表わし、 Rは単結合または炭素数1〜4のアル キレ/基を表わし、 Rは(1)炭素数1〜8のアルキル基 (Ill  炭素数4〜7のシクロアルキル基(この基
は炭素数1〜8の アルキル基で置換されていても よい。)または (fill  フェニルまたはフェノキシ基(これらの
基少くとも一種の塩 素原子、トリフルオロメチル基 または炭素数1〜3のアルキル 基で置換されていてもよい。) を表わすっ 〕 で示される新規な6−ケト−プロスタグランジンE1誘
導体、それらのシクロデキストリン包接化合物、それら
の装造方法およびそれらを有効5に分として含有する細
胞障害治療剤に関する。
一般式(1)中、Rが表わすアミノ酸残基は。
いずれのアミノ酸の残基であってもよく、これらの残基
には、カルボキシ基がヒドロキシメチル基に変換された
アルコールやエステルに変換されたものも含まれるっ好
°ましくけ、中性または酸性のアミノ酸の残基が挙げら
れる5また、アミノ酸残基はα−アミノ酸の残基が好ま
しい。
具体的に例示すると、グリシン、アラニン、バリン、イ
ンロイシン、ロイシン、セリン、トレオニン、プロリン
、アスパラギ/、グルタミン、メチオニ/、フェニルア
ラニン、チロシン、アスパラギン酸、グルタミン酸の残
基およびこれらのエステル(好ましくは炭素数1〜8の
アルキルエステル)、カルボキシ基がヒドロキシメチル
基に変換されたアルコールが挙げられる。
一般式(1)中、Rで表わされる炭素数1〜4のアルキ
レン基とは、メチン/、エチレン、トリメチレ/、テト
ラメチレン基およびこれらの異性体基を指す。
Rで表わされる基中、好ましいものは、単結合、メチレ
/、エチレンおよびプロピレン基である。
一般式(1)中、Rで表わされる(1)炭素数1〜8の
アルキル基とは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、
ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル基およびこれ
らの異性体基を指し、好壕しくはペンチル、1−メチル
ペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルインチル、
4−メチルにメチル。
1.1−ジメチルヘキシル、1,2−ジメチルペンチル
、1.3−ジメチルペンチル、ヘキシル、l−メチルヘ
キシル、2−メチルヘキシル、1.x−ジメチルヘキシ
ルおよびヘプチル基が挙げられる。
一般式(1)中、Rで表わされる(11炭素数4〜7の
シクロアルキル基(これらの基は炭素数1〜8のアルキ
ル基で置換されていてもよい。)とは、シクロブチル、
7クロベンチル、シクロヘキシル。
7クロヘプチル基およびこれらが上記の炭素数1〜8の
アルキル基でtxt換されている基を指し、好ましくは
/クロブチル、1−エチルシクロブチル、1−プロピル
シクロブチル、1−−1チルシクロブチル、3−エチル
シクロブチル、3−7’ロピルシクロプチル、シクロペ
ンチル、3−メチルシクロペンチル、3−エチルシクロ
ペンチル、  3−7’ロピルシクロはメチル、3−プ
チルシクロペ/チル。
3−ペンチルシクロペンチル、シクロヘキシル、3− 
xfル’/クロヘキシル、4−エチルシクロヘキシル、
4−プロビルシクロヘキンルおよびシクロヘプチル基が
挙げられる。
一般式(13中、Rで表わされる(liilフェニルま
たはフェノキシ基(これらの基は少くとも一種の塩素原
子、トリフルオロメチル基または炭素数1〜3のアルキ
ル基で置換されていてもよい)としてはフェニル、3−
クロロフェノキシ、4−クロロフェノキシ、3−トリフ
ルオロメチルフェノキシ3−メチルフェノキシ、4−メ
チルフェノキシ基が挙げられる。〕 〔命名法および異性体〕 特許請求の範囲を含む、本明細曹において、本発明化合
物は、ブロスタン酸の誘導体のアミノ酸とのアミドとし
て命名されでいる。プロスタ/酸の構造は式(AJとし
て前記されている。
本発明において、吾に指示しない′Pfiυ異性体はす
べてこれを金色する。例えばアルキル鎖とは、直鎖およ
び分枝鎖のアルキル基を含むっまた、谷式において、通
常用いらIしるよりに各式の対掌体も金色ぜれる。
また各式において、通常用いられるように、破線(−〕
は、α−配置、先細太線(−)はβ−配置を表わし、波
線($、は、α−またはβ−配置またはこれらの混合物
を表わす。
特許請求の範囲を含む本明細書中のアミノ酸は慣用名に
よって命名されているが、特に指示しない限シ、すべて
の異性体を含む。本発明で言うアミノ酸残基とは、アミ
ノ酸のアミノ基からプロトンを1つ除いた残シの基を指
す。また、本発明におけるアミノ酸残基は、カルボン酸
部位がエステルに変換されたものおよびカルボン酸部位
がヒドロキシメチル基に変換されたものを含むへ〔本発
明化合物の型造方法〕 本発明に従えば、一般式(1)で示される本発明化金物
は、以下の4つの方法により製造することができる。す
なわち、 (1)一般式 〔式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。〕で
示される化合物と一般式 %式%(1) 〔式中、Rは前記と同じ意味を表わす。〕で示されるア
ミノ酸部たはその酸付加塩全反応させ、アミド結合を作
ることによる方法、(2)一般式 〔式中、Rはテトラヒドロピラ/−2−イル、テトラヒ
ドロフラン−2−イルまたは1−エトキシエチル基を表
わし、その他の記号は前記と同じ意味を表わす。〕 で示される化合物を刃口水分解またはアルコーリシス反
応に付す方法、 (3)一般式 〔式中、R11は置換されていないアミノ酸残基全表わ
し、その他の記号は前記と同じ意味を表わす。〕で示妊
れる化合物を加水分解反応に付す方法、または (4)一般式 〔式中、Rはトリハロエチル基でカルボキシ基が保護さ
れているアミノ酸残基全表わし、その他の記号は前記と
同じ意味を表わす。〕 で示される化合物全曲給の存在下、加水分解反応に付す
方法である。
ただし、(3)または(4)の方法を用いる場合には、
一般式(1)で示される化合物のうち、一般式〔式中、
すべての記号は前記と同じ意味を表わす。〕で示される
化合物が得られる。
これらの方法を詳述すると、例えば(1)の方法は。
(AJ  混合酸無水物を用いる方法。
(B)DCC(ジシクロへキシルカルボジイミド)を用
いる方法 等が挙げられる。
これらの方法を具体的に説明すると、(A)  混合酸
無水物を用いる方法は、 PIえば一般式(n+で示さ
れる酸を不活性有機溶媒(クロロホルム、塩化メチレン
、ジエチルエーテル、THE’等)中または無沼媒で、
三級アミン(ピリジン、トリエチルアミン、ピコリン等
)の存在下、酸ハライド(ピバロイルクロライド、トシ
ルクロライド、メシルクロライド、オキサリルクロライ
ド等)、7たは酸性導体(イソプロピル、クロロホルメ
ート、エチル クロロホルメート、インメチル クロロ
ホルメート等)と、0℃〜40℃で反応させ、得られた
混合酸無水物と一般式(In)で示されるアミノ酸を不
活性有機溶媒(上記と同じ)中、0℃〜40℃で反応さ
せることにより行なわれる。
(BJDCCを用いる方法は、例えば、一般式(n)で
示される酸と一般式(III)で示てれるアミノ酸を不
活性有機溶媒(上記と同じ)中、または無溶媒で三級ア
ミン(上記と同じ)の存在下もしくは非存在下、DCC
i用いて、O℃〜40℃で反応させることにより行なわ
れる。
これら囚および(B)の反応は、いずれも不活性ガス(
アルゴン、窒素等)雰囲気下、無水条件で行なうことが
好ましい。
(2)の加水分解反応は公知の反応であシ、例えば水と
混相しうる不活性有機溶媒(THF’、ジオキサン、ア
セトン等)中、有機酸(酢酸、p−トルエンスルホン酸
、シュウ酸等)の水溶液または無機酸(塩酸、臭化水素
酸等)の水溶液またはこれらの混合物を用いて、0℃〜
90℃の温度で行なわれる。
また、Rが置換されたアミノ酸残基(すなわち、カルボ
キシ基がエステルまたは、ヒドロキクメチル基に変換さ
れたアミノ酸残基)である場合には、上記の加水分解の
ほかアルコーリシス反応も用いることができる。
アルコ−リンス反応は公知の反応であり、例えば無水ア
ルカノール(メタノール、エタノール等〕中、有機酸(
p−トルエンスルホ/酸、トリフルオロ酢酸等)を用い
て、o℃〜90℃の温度で行なわれる。
(3)の加水分解反応は(2)で示した方法と同様の操
作により行なわれる。
(4)の加水分解反応は公知であシ、例えば水と混和し
うる不活性有機溶媒(THF’、ジオキサン、アセトン
等)中または無溶媒で、亜鉛の存在下、弱酸(酢酸、臭
化水素酸等)水溶液を用いて、0℃〜70℃の温度で行
なわれる。
〔中間体の製造方法〕
一般式(■入(■入(V)および(VI)で示される化
合物は次の反応工程式(A)で示される一連の反応によ
り製造することができる。
前記の反応工程式(A)中の反応はすべて公知の反応で
あるが、簡単に説明すると、工程(、)は前述の一般式
(F/)で示される化合物から一般式(I)で示される
本発明化合物を製造する加水分解と同様の操作によシ行
なわれる。
工程(1))、((+)および(d)は前述の一般式(
II)で示される化合物と一般式(m)で示される化7
合物から一般式(I)で示される本発明化合物を製造す
る反応と同様の操作により行なわれる。
工程(6)は前述の一般式CM)で示される化合物から
一般式(1)で示される本発明化合物を製造する反応と
同様の操作によシ行なわれる。
また一般式(fV)で示される化合物のうち、R1が置
換されていないアミノ酸残基である基(R11で表わさ
れる。)である化合物およびRがカルボキシ基がエステ
ルに変換されていてもよいアミノ酸残基である基(Rで
表わされる。)である化合物は、おのおの次の反応工程
式CB)で示される一連の反応により得ることができる
。式中、記号X はハロゲン原子を表わす。
前記の反応工程式CB)中の反応はすべて公知の反応で
あるが−1簡単に説明すると、工程(f)および〔1〕
は前述の一般式(II)で示される化合物から一般式(
1)で示される本発明化合物を製造する反応と同様の操
作により行なわれる。
工程(g)はハロゲンの付加とともに環化させる反応で
あり、グ1えば不活性有機溶媒(塩化メチン/、Tf(
E’、四塩化炭素等)中、・・ロゲン化剤(ヨウ素、臭
素、N−ブロモスクシンイミド等)を用いてO℃〜40
℃の温度で行なわれる。
工程(h)は脱ハロゲン化水素反応および加水分解反応
であり1例えば不活性有機溶媒(トルエン、ベンゼン等
)中もしくは無溶媒で、脱ハロゲン化水素剤(1,5−
ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−5,1,5
−ジアザビシクロ(4,3,0)ノネ/−5,1,4−
ジアザビシクロC2,2,2)オクタン等)全周いて室
温から100℃の温度で行なわれる。
加水分解は前述した方法と同様の操作で行なわれる。
工程(、+)および(1)はば化反応であり、例えば、
Tonesi化、5w8rn酸化またはCo11ns 
酸化の手法によシ行なわれる。
工程(k)はR基中のエステルをカルボ/酸に変換する
ケン化反応であシ、例えば水と混和しうる有機溶媒(T
HF1ジオキサン、メタノール青)中、アルカリ(水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸す
) IJウム等)の水溶液を用いて行なわれる。もちろ
ん、R基中のカルボキシ基がエステルでない場合には、
この工程は不要である。
反応生成物は、通常の精製手段、例えば常圧下または減
圧下における蒸留、シリカゲルまたはケイ酸マグネシウ
ムを用いた高速液体クロマトグラフィー、薄層クロマト
グラフィー、あるいは、カラムクロマトグラフィまたは
洗浄、再結晶等の方法によりfNHすることができる。
精製は各反応ごとに行なってもよいし、いくつかの反応
縫子後行なってもよい。
〔出発物質〕
本発明において用いられる各出発物質および各試薬は、
すべてそれ自身公知であるがまたは公知の方法により合
成することができる。
例えば、一般式(■〕で示さhる化合物は特開昭54−
44639号明細書中、一般式(Ill)で示されてい
る。また一般式(■)で示される化合物のうち、−R−
Rで表わされる基が3−プチルシクロベ/チル基であり
、Rで示される基がテトラヒドロピラン−2−イル基で
ある化合物は、特開昭59−163365号明al書中
、参考例26に記載されている。
一般式(■)で示される化合物は特開昭53−9595
8号明細書中、一般式(XI)で示されているっ 一般式(刈)で示される化合物は、特開昭54−446
39号明細書中、一般式(IV)で示てれている。
〔シフロブキス) IJン包接化合物および塩〕−一般
式1)で示される新規な6−ケドープロスタグランジ7
E1ttR導体のシフロブキストリ/包接化合物は、α
−1β−またはγ−シクロデキストリンまたはこれらの
混合物を用いて、特公昭5゜−3362号または特開昭
47−39057号明、RH8記載の方法により得るこ
とができる。シクロデキストリ/包接化脅Q′!IJK
K換することにL!ll一般式(1)で示される6−ケ
ドープロスタグラ/ジ/E19導体の安定性および水溶
性が増大する。
一般式fl)で示される本発明化合物は、アミノ酸残基
中のアミノ酸が置換されていない場合、そのカルボ/酸
部分において塩全形成することができる。
塩に変換することによジ、水に対する溶解性が増大する
ため、薬剤とし投与する際有用である。
本発明化合物は1例えば後述するような公知の方法によ
p相当する塩に容易に変換することができる。
塩は非褌性の塩であることが好ましい。ここで非毒性の
塩とは1人間を含む動物の組峨に対して比較的無害で、
hシ、予防および/または治庶Vζ必要な量を用いたと
き、一般式(1)で示される化合物の有効な薬理作用が
そのアニオンにより生じた副作用によって損なわれない
カチオンの塩全意味する。なお塩は水溶性であることが
好ましい。
適当な塩には、例えば、アルカリ金属(ナトリウム、カ
リウム等)の塩、アルカリ土類金属(カルシウム、マク
ネシウム等)の塩、アンモニウム塩および薬学的に許容
される(非毒性の)アミン塩が含まれるっ カルボン酸
とそのような塩を形成する適当なアミンはよく知られて
おり、ダ]え7!、理論上アンモニアの1個またはそれ
以上の水素原子を他の基に置き換えて得られるアミンが
含まれる。その基は、1個以上の水素原子が置換されて
いる場合には川じでも異なってもよいが、例えば炭素数
1〜6のアルキル基、炭素数2または3のヒドロキンア
ルキル基から選ばれる。好適な非毒性のアミン塩として
は、テトラアルキルアンモニウム塩(テトラメチルアン
モニウム塩等)や有機アミン塩(メチルアミン塩、エチ
ルアミン塩、イソズロビルアミン塩、tsrt−ブチル
アミン塩、ジメチルアミン塩、シクロペンチルアミ/塩
、ベンジルアミン塩、フヱネチルアミン塩、ピはリジン
塩、モノエタノールアミン塩、ジェタノールアミン塩、
リジン塩、アルギニン塩等)が挙げられる。
塩は一般式(1)で示される本発明化合物を、公知の方
法1例えば適当な溶媒中、一般式fl)で示される酸と
適当な塩基、しく1えばアルカリ金属、アルカリ土類金
属の水岐化物あるいは炭酸塩、水酸化アンモニウム、ア
ンモニアまたは有機アミンを理論鷺ずつ反応きせて得ら
れる。塩は溶液を凍結乾燥するかあるいぼ、反応溶媒に
充分不溶であるならばろ過するか、あるいは必要ならば
溶媒を一部留去したのちろ過することにより単離される
〔本発明化合物の梁理活性〕
一般式(1)で示される本発明化合物μ、きわめて強い
細胞保諌作用を有し、かつプロスタグラ/ジンに特有の
他の作用が非常に弱い定め、非常に有効な細胞障菩治ν
剤(細胞障害に起因するあらゆる器官および組餓に対す
る治療剤)として用いることができる。すなわち一般式
(11で示される6−ケドーブロスタグランジンE1誘
導体およびそれらのシフロブキストリ/包接化合物は細
胞障害に起因する、 (1)消化器医思(し1jえは肝炎、脂肪肝、肝硬変、
肝肺瘍のような肝臓疾患、スイ炎のようなスイ;臓医患
)、 (2)泌尿器疾患(例えば腎炎、糖尿病腎症、膀胱炎、
尿道炎等)、 (3)呼吸器疾患(例えば肺炎、蓄積、鼻炎等)(4)
  循環器疾患(例えば不整脈、脳動脈瘤、脳硬塞症′
4)、 (5)皿fg、疾患(例えば貧血等〕および(6)その
他の医忌(飼えば糖尿病およびそれに起因する合併症等
) の各攬医恵の予防および/または治療に有効である。し
かも前述したように本発明化合物は従来の化合物に比し
て副作用が著るしく低減されてPす、この九め有効な細
胞障害治療剤として期待される。
列えば、実験室の実験でに、(1)ラットを用いた四塩
化炭素によって誘発される急性肝障害に対する作用 (
IIイヌを用いた降圧作用および(四ラットの血小板を
用いたADP誘発の血小板凝集抑制作用については下表
■で示される結果を得た〔谷実験方法は後述する。〕。
(1)四塩化炭素によプ誘発でれた肝障害に対する抑制
作用 ウィスター系雄性ラット(体重190〜2209)の腹
腔に四塩化炭素2000μしベク動物体重/10mJオ
リーブ油溶液を注入し、本発明化合物のオリーブ油溶液
(2mt/Kf動物体重〕を四塩化炭素投与時、6時間
後および12時間後の3回投与し、24時間後および4
8時間後採血して遠心分離して血清中のグルタミン酸オ
キザロ酢&&(()OT)活性およびグルタミン酸ピル
ビン酸トラ/スアミナーゼ(GPT)活性を測定し、対
照に対して有意差が出る投与量を最小有効投与量とした
(11)麻酔し次イヌを用いて、PGE lをアクティ
ブコントロールとして、静脈投与によシ降圧作用を測定
した。表1ではPGE1に対する比率で示した。
(1111ラットの血孜を用いてアデノシンニリン酸(
ADP)iこよって誘発される血小板凝集を阻害するの
に必要な濃度1PGE1をアクティブコントロールとし
て比率で示した。
表1から明らかなようにイ)、口)およびハ)で示され
る本発明化合物は、二)およびホ)で示される比較化合
物に比べて、(1)四塩化炭素で誘発される肝障害の抑
制効果については、はとんど変わらないが、(I)降圧
作用については約″It oo〜’/2450倍の活性
しか示さず、また(ill)血小板凝集抑制作用は約”
/292〜/6300 倍の活性しか示しておらず、副
作用となる作用が著るしく(数百分の一以下に)低減さ
れているのが判かる。
〔急性毒性〕
一方、本発明化合物の毒性は低いものであり、医薬とし
て十分安全に使用できることが確認されている。
例えば、実施例1および1(b)で製造した化合物のマ
ウスでの静脈注射によるLD5o値はおのおの22m5
’/に9@物体重以上、および30η/Ky動物体重で
めった。
〔医薬品への適応〕
一般式(I)で示される本発明化合物、またはそれらの
シクロデキストリン包接化合物を前記した細胞till
害治僚および/ま九は予防の目的で用いるにば、通常全
身的あるいは局所的に、経口又は非仔口で投与される。
投与量は年令、体重、症状、治療効果、投与方法、処理
時間等により異なるが、通常成人ひとg当夛、1回につ
き0.1μg〜500μ9の範囲で1日1回から数回経
口投与されるかまたは成人ひとり当シ、1回につき0.
01μ9〜50μ9の1&;1.囲で1日1回から数回
非経口投与される。もちろん前記したように、投与量は
種々の条件で変動するので、上記投与″#蛇囲より少な
い量で十分な場合もめるし、−また範囲を越えて必要な
場合もある。
本発明による経口投与の、tめの固体組成物としては、
錠剤、散剤、顆粒剤等が含まれるーこのような固体組成
物においては、ひとつまたはそれ以上の活性物質が、少
なくともひとつの不活性な希釈剤、り]えは乳糖、マン
ニトール、ブトつ抛、ヒドロキシプロピルセルロース、
微結晶セルロース、テンプン、ポリビニルピロリドン、
メタケイ1設アルミ/酸マグネシウムと混合される。組
成物は。
常法に従って、不活性な希釈剤以外の添加剤、f+l+
、tJfステアリン酸マグネシウムのような潤滑剤や繊
維素グルコン酸カルシウムのような崩壊剤を含有してい
てもよい。錠剤または丸剤は必要によシ白糖、セラチン
、ヒドロキシプロピルセルロース。
ヒドロキシプロピルメチル愼ルロースフタレートなどの
肖溶性あるいは腸溶性物質のフィルムで被膜してもよい
し、また2以上の層で被膜してもよい。嘔らにゼラチン
のような吸収されうる物質のカプセルとしてもよい。
経口投与のための液体組成物は、薬剤的に許容される乳
濁剤、溶液剤、懸濁剤、シロップ剤、エリキシル剤St
−含み、一般的に用いられる不活性な希釈剤、例えば精
製水、エタノールを含む。この組成物は不活性な希釈剤
以外に湿潤剤、゛懸濁剤のような補助剤、甘味剤、風味
剤、芳香剤、防腐剤を含有していてもよい。
経口投与のためのその他の組成物としては、ひとつまた
はそれ以上の活性物質を含み、それ自体公卸の方法によ
シ処方されるスプレー剤が含まれる。
本発明による非経口投与のための注射剤としては、無菌
の水性または非水性の溶液剤、懸濁剤、乳濁剤を包含す
る。水性の溶液剤、Fe濁剤としては、例えば注射用蒸
留水及び生理食塩水が含まれる。非水溶性の溶液剤、懸
濁剤としては、例えばプロピレンクリコール、ホリエチ
レンクリコール。
オリーブ油のような植物油、エタノールのようなアルコ
ール類、ポリソルベート80(登録商標)等がある。こ
のような組成物は、さらに防腐剤、湿潤剤、乳化剤、分
散剤、ラクトースのような安定化剤、グルタミン酸、ア
スパラギン酸のような溶解補助剤のような補助剤を含ん
でもよい。これらは、?+1えはバクテリア保留フィル
ター全通す濾過、殺菌剤の配合または照射によって無菌
化される。これらはまた無菌の固体組成物を製造し、使
用前に無菌水または無菌の注射用溶媒に溶解して使用す
ることもできる。
非経口投与のためのその他の組成物としては、ひとつま
たはそれ以上の活性物質を含み、それ自体公知の方法に
より処方される外用液剤、軟コウのような塗布剤、坐剤
及びペッサリー等が含まれる。
〔参考例および実施列〕
以下、参考例および実施例により本発明を詳述するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。な
お参考例および実施例中のrmpJ、「TLcJ、 「
工RJ、「NMRJおよび「MS」の記号は、おのおの
「融点」、「薄層クロマトグラフィ」、「赤外吸収スペ
クトル」、「核磁気共鳴スペクトル」および「質量分析
」を表わし、クロマトグラフィによる分離の箇所に記載
されている溶媒の割合は、体積比を示し、「TLCJの
カッコ内の溶媒は展開溶媒を示し、「IRjは特別の記
載が無い場合はKBr錠剤法で測定し、「NMRJは特
別の記載が無い場合は重クロロホルム(CDC13)溶
液で測定している。
参考例I N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラニン
2.2.2−1クロロエチル エステルの合成φ−CH
2−CH−Co−0−CH2−CCfi3HCbz アルゴン雰囲気下、N−ベンジルオキシカルボニル−L
−フェニルアラニ/(5,699)のアセト/(100
肩l)溶液を0℃に冷却し、これにトリエチルアミ7t
6.351)、次いでインプロピルクロロホルメート(
4,98m/)  を加え、20分間かくはんした。反
応液K ト1,1エチルアミン(12,6++tAり 
 @加え、次いで2,2.2− トリクロロエタノール
(7,28ntl )を加えたのち、同温度で1時間、
さらに室温で1時間かくはんした。反応液を酢酸エチル
で希釈し、水、飽和食塩水で1順次洗浄し、乾燥したの
ち減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィ(ヘキサ/:酢酸エチル=9:1)で祠製し、下
記の物性値を有する標題化合物(3,519)  を得
た。
TLC:Rf O,90(CH3CCCH30H−10
:1);NMR:δ 7.6−7.0(IQH,m)、
 5.05(2B、 s)。
4.9−4.6(2H,m)、 4.3−4.0(2H
,m)。
3.4−3.0(2H,m)  : MS:m/z  431.429.340.338.2
80゜278、210. 181.151.91゜参考
例1 (aJ −1(el 参考例1と同様の操作により、相当するアミノ酸を用い
て、次表■に示される化合物を得た。
参考例2 L−フェニルアラニン 2.2.2−トリクロロエチル
 エステル臭化水素酸塩の合成 アルゴン雰囲気下、参考例1で合成した化合物(3,5
19) および臭化水素酸−酢酸の混合物(6,2rt
tl ; HBr304w/w)を定温で30分間かく
はんしたのち、ヘキ丈ンーエチル二一7−ル(1: 1
 )の混合液を加えて放置した。生じた結晶をろ過によ
p*め、ヘキサン−エチルエーテル(1:1)の混合液
で洗浄し、乾燥して下記の物性値を有する標題化合物(
1,459)  を得た。
NMR:δ 7.30(5H,s)、4.80(2H,
a)。
4.47(IH,t)、3.40(2H,cl);MS
:m/z  297.295.262.260.208
゜206、204.120. 103.91゜参考例2
(a)〜2(e) 参考例2と同様の操作により、参考例Hat−1<81
で合成した化合物を用いて、次表■に示される化合物を
得念。
参考例3 N−((13E)−(11α、15α、 163.18
S)−6,9−ジオキソ−11,15−ビス(テトラヒ
ドロピラ/−2−イルオキシ)−16,18−エタノ−
20−エチルプoストー13−エノイル)−L−フェニ
ル75 = y2.2.2− トリクロロエチル エス
テルの合成アルゴン雰囲気下、(13E)−(11α、
15α。
16S、188)−6,9−ジオキソ−11,15−ビ
ス(ナト2ヒドロピラ/−2−イルオキシ)−16゜1
8−エタ/−20−エチルプロスト−13−エン酸(1
00■;特開昭59−163365号参考例26記載の
化合物)のア七トン(5−)溶液を0℃でかくはんし、
これにトリエチルアミン(56,7μl)を加えたのち
、インプロピル クロロホルメート(44,3μl)を
滴下し、同温度で20分間かくはんし念。かくはん後、
トリエチルアミン(296μ党)、次いで参考例2で合
成した化合物(215〜)tl−加えて、室温で20分
間かくはんした。反応液にジメチルホルムアミ)”(1
1r11)を加えて同温度で1時間40分間かくはんし
た。反応液を酢酸エチルで希釈し、水、希塩酸、水およ
び飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥したのち、減圧濃縮し
た。残留物をシリカゲル力2ムクロマトグラフイ(ヘキ
サン:酢酸エチル=1:1)で精製し、下記の物性値を
有する標題化合物(110■)を得た。
TLC:RfO,50(n−C6H14:EtOAc−
1: 1 ) ;NMR:δ 7.4−7.05(5)
1.m)、 6.04および6.0 (IH) 。
5.9−5.2(2H,m)、 5.1−4.95(I
H,m)−4,9−4,5(4H,m)、  3.6−
3.35(2H,m)。
3.35−3.0(2H,m)、 0.9(3H,t)
 ;MS:m/z  685.683.681.667
、574.576゜558、556. 120.91.
85゜参考例3 (a) −3(e) 参考例2と同様の操作により、参考例2(a)−2(e
)で合成した化合物を用いて、次の表■に示される化合
物を得た。
参考例4 1(−((13E)−(11α、15α、168,18
8)−6,9−ジオキソ−11,15−ビス(テトラヒ
ドロ−ラン−2−イルオキシン−16,18−エタノ−
20−エチルプロスト−13−エノイル〕−L−ロイシ
ノールの合成アルゴン雰囲気下、(13E)−(11α
、15α。
16S、18S)−6,9−ジオキン−11,15−ビ
ス(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ) −16゜
18−エタノ−20−エチルプロスト−13−エン酸(
315■;前述)のアセト/(15/Lt)溶液にトリ
エチルアミン(179μf/、)、次いでイソプロピル
 クロロホルメート(139μm)を加え0℃で20分
間かくはんした。反応液にトリエチルアミン(351μ
ff1)次いでL−oイシ/−x172.cl)を加え
、室温で1時間かくはんした。反応後、水を加え、酢酸
エチルで希釈したのち、水および飽和食塩水で順次洗浄
し、乾燥したのち減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィ(EtOAc : n−CgHt
 4=3 : 1 )で精製し下記の物性値を有する標
題化合物(200++v)k得た。
TLC:Rf O,39(EtOAc) ;NMR:δ
 5.8(IH,a)、 5.7−5.2(2H,m)
+4.8−4.5(2H,m)、 4.3−3.3(9
H,m)。
1.0−0.8(9E、m)  ; MS:m/z  671.587.569.503.4
85.454゜378゜ 参考例5 N−((13E)−(gα、11α、15α、17Sル
6−オキソー9−ヒドロキシ−11,15−ビス(テト
ラヒドロピラ/−2−イルオキシ)−17,20−ジメ
チルプロスト−13−エノイル)−L−フェニルアラニ
ンメチルエステルの合成 0THP   0TI(P CH3 (13’E)−(9α、11α、15α、17S)−6
−オキソ−9−ヒドロキシ−11,15−ビス(テトラ
ヒト90ビラン−2−イルオキシ)−17,20−ジメ
チルプロスト−13−エン酸(19;特開昭54−44
639号明細書記載の方法によシ得た。)の塩化メチン
”(10d)溶液を水冷し、トリエチルアミ7(429
■)、次いでピバロイルクロライド(245■)を加え
、室温で30分間かくはんした。
反応液にL−フェニルアラニン メチルエステル(47
6m9)  ’を加え、室温で30分間かくはんしたの
ち、エチルエーテルで希釈し次。希釈液を水、炭酸水素
ナトリウム水溶液、l N HCQ、炭酸水素ナトIJ
ウム水溶液、水で順次洗浄し、乾燥したのち減圧濃縮し
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(シク
ロヘキサン: EtOAc−1:2)で鞘製し、下記の
物性値を有する標題化合物(647■)を得た。
NMR:δ 7.38−7.02(5B、 m)、 6
.15−5.90(1B。
m)、5.65−5.25 (2H,m)+ 5.00
−4.80(IH,m)、 4.75−4.55(2H
,m)、 3.73(3H,s)、3.20−3.05
(2H,m)、1.00−0.80(6H,m)  ; IJ液膜法)ニジ 3600−2300. 1740.
 1720゜1650、 1600.’  1530.
 1450. 1435゜1200.1130,108
0,1030,1020゜980+  870+  8
10 crn   rMS:m/z  709,678
,607,541,523,505゜343、 327
. 246. 180 。
参考列6 N−((13E)−(11α、15α、17S)−6,
9−ジオキノ−11,15−ビス(テトラヒドロピラ/
−2−イルオキシ)−17,20−ジメチルプロスト−
13−エノイル〕−L−フェニルアラニ/メチルエステ
ルの合成参考例5で合成した化合物(501■)のアセ
ト/(10rILl)浴数を一25℃に冷却し、ジョー
ンズ試薬(1m; 2.67N)全滴下し、同温度で1
時間30分間かくはんした。反応後、イソプロピルアル
コールを加えて反応を停止し九のちエチルエーテルで希
釈し、水、炭酸水素ナトリウム水溶液、水で順次洗浄し
、乾燥し、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィ(シクロヘキサ/: EtOAc−1:
1)で精製し、下記の物性値を有する標題化合物(32
2■)t−得た。
NMR:δ 7.35−7.20 (3B 、 m)、
 720−7.05 (2E 。
m )、6.15−5.95 (I H,6)t 5.
70−5.30(2H,m)、 5.00−4.80(
IH,+n)、 4.80−4.60(2H,m)、 
4.30−4.00(28、m)。
3.72(3B、 s)、 3.20−3.05(2H
,m)。
1.00−0.80(6B、m)  ;工R(液膜法)
ニジ 3600−2300. 1740. 1710゜
1650、1520.1450.1435.1370゜
1350、1200.1120.1070.1030゜
1015、970.910.870.810゜740信
 。
MS:m/z  641.623.592.539.5
21.180゜120、85゜ 参考例7 ” C(5Z、13E)−(gα、11α、15α、1
7S)−9−ヒドロキー11.15−ビス(テトラヒト
10ピラン−2−イルオキシ)−17,20,−ジメチ
ルプロスタ−5,13−ジェノイル〕/リシン メチル
エステルの合成H (5Z、13E)−(9α、11α、15α、17S)
−9−ヒト#ロキシー11.15−ビス(テトラヒドロ
ピラン−2−イルオキシ)−17,20−ジメチルプロ
スタ−5,13−ジ;ン酸(1,29;特開昭53−9
5958号明細書記載の方法により得た。ンのTHE’
 (10mj)溶液にトリエチルアミy (550■)
を加え、氷冷した。反応液にピバロイルクロライド(3
16■)を加えたのち、室温で30分間かくはんした。
反応液に、グリシン メチルエステル塩酸塩(330■
)t−加え、室温で1時間、さらに40℃で1時間かく
はんし友のち、エチルニーチルで希釈した。希釈液を水
、炭酸水素す) IJウム水溶液、水で順次洗浄し、乾
燥し、減圧濃縮し念。
残留物全シリカゲルカラムクロマトグラフィ(シクロヘ
キサン: EtOAc−1:2)で精製し、下記の物性
値t−有する標題化合物(1,19)を得た。
NMR:δ 6.4−6.2(1B、 m)、 5.7
−5.2(4H,m)。
4.8−4.6(2H,m)、 4.2−4.0(4H
,m)。
3.77(3H,s)e 1.0−0.8(6H,m)
  ;IR(液膜法)ニジ 3600−2300. 1
750. 1660゜1540、1440.1370.
1200゜1130、 1070.1020. 970
゜910、870.810譚 。
MS:m/z  548.537.536.519.4
88゜435、417.399.363゜ 参考例8 N−(t、13F)−(9α、11α、15α、178
)−5−イオドー6.9−エポキシ−11,15−ビス
(テトラヒドロピラ/−2−イルオキシj−17.20
−ジメチルプロスタ−13−エノイル〕グリ・//  
メチルエステルの合成参考例7で合成した化合物(1,
19)の塩化メチン/(10i)溶液を氷冷し、3時間
かけてヨウ素(489■)の塩化メチレン(55ml)
溶液を滴下した。滴下後、チオ硫酸ナトリウム(2,9
9)水溶液(20rrtl)k加え、塩化メチン/を加
えて分液した。有機層を乾燥し、減圧濃縮し、残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィ(シクロヘキサン:
 EEtOAc■1:1)で精製し、下記の物性値を有
する標題化合物(1,09)を得た。
NMR:δ 6.2−6.0(l)1. m)、 5.
7−5.2(2E 、 m)。
4.8−4.6(2H,m)、 4.3−4.0(3B
、 m)。
3.77(3H,s)、 1.0−0.8(6H,m)
  ;工J液膜法)ニジ 3600−2300. 17
50. 1740゜1660、1535.1440.1
370゜1200、1130.1080.1030゜1
020.980,910,870,815傷 。
MS:m/z  564,505,434,433,4
16゜415、 399゜ 参考gAJ 9 N−((13E)−(9α、11α、15α、178)
−6−オキソ−9−ヒドロキシ−11,15−ビス(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−17,20−ジ
メチルプロスト−13−エノイル〕グリシ/ メチルエ
ステルの合成参:1J8T合成した化合物(985り、
DBU(1,99; 1,5−ジアザビシクロ(5,4
,0)ウンデセ/−5)およびトルエン(5成)の混付
物全50℃で一夜かくはんした。反応後、酢酸エチルで
希釈したのち、INHCuと氷水を加え、分液ロートに
て振とうした。有機層全水洗したのち、乾燥し、減圧濃
縮した。残留換金シリカゲルカラムクロマトグラフィ(
EtOAc )  で精製し、下記の物性値を有する標
題化合物(600■)を得た。
NMR:δ 6.3−6.1(IHlm)−5,7−5
,2(2H2m)p4.8−4.6(2H,m)、 4
.3−4.0(3B、!”)y3.76(3H,s)、
 1.0−0.8(6B、m)  +工R(液膜法)ニ
ジ 3600−2300. 1750. 1710゜1
660、1540.1440.1370゜1200、1
180.1130.1080゜1030、1020.9
80.910.870゜810cfIt。
MS:m/z  619.534.518.517.4
51.450433、416.415.399゜ 参考例1O N−(113E)−(11α、15α、178)−6,
9−ジオキン−11,15−ビス(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−17,20−ジメチルプロスト−
13−エノイル〕グリシン メチルエステルの合成 参考例9で合成した化合物(5771n9)のアセトン
(10ad)溶液t−−25℃に冷却し、Jones試
薬(1mA!;2゜67N)’に滴下し、同温度で1時
間40分間かくはんし九。反応液にイソプロピルアルコ
ールを加えて反応を停止し、エチルエーテルで希釈後、
水、炭酸水素ナトリウム水溶液、水で順次洗浄し、乾燥
し、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィ(EtOAりで精製し、下記の物性値を有する
標題化合物(403■)を得た。
NMR:δ 6.3−6.1 (IB 、 m)、 5
.7−5.3(2H,m)。
4.8−4.6(2H,m)、 4.3−4.1 (I
H,m)。
4.05(2H、d)t 3.76(3H,s)。
1.0−0.8(6H,m)  ; 工R(液膜法)ニジ 3600−2300. 17.1
0. 1710゜1670、1530.1450. 1
440゜1370、1200.1130.1070゜1
030、 1020.970.910.870゜810
備 。
MS:m/z  551.533.502.449.4
31゜369、 350゜ 参考例11 N−((13E)−(11α、15α)−6,9−ジオ
キソ−11,15−ビス(テトラヒドロピラン−2−イ
ルオキシ)プロスト−13−エノイル)−L−ロイン/
の合成(13K)−(11α、15α)−6,9−ジオ
キソ−11,15−ビス(テトラヒドロピラン−2−イ
ルオキシ〕プロストー13−二/酸(268■;特開昭
54−44639号明細書記載の方法により得た。)の
乾燥アセ)/(2,5d)溶液’1−10℃に冷却し、
トリエチルアミン(77μ2)、次いでインブチルクロ
ロホルメート(71μ1)t−滴下し、同温度で20分
間かくはんし次。L−ロイシン(131■〕をアセトン
(4−)にけん濁し、−10℃に冷却し、0、sN*叡
化ナトリウム水溶?[2dHr滴下した。この溶液に上
記の溶ik析出物全ろ過しながら加えた。反応液を同温
度で30分間かくはんし九のち、IN塩酸(2d)を加
え、酢酸エチルで抽出した。抽出液上水、飽和食塩水で
順次洗浄し乾燥し、減圧濃縮した。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィ(EtOAc : EtOH麿
95:5)で精製し、下記の標題化合物(255■)全
得た。
TLC:RfO,08(EtOAc) ;NMR:δ 
6.20(l)1. m)、 5.30−5.70(2
H,m)。
4.64−4.79(2H,m)、 4.58(IH,
m)。
3.74−4−30 (4H2m)+ 3.50 (2
H2m)tO,80−1,01(9H,m)  ;工R
(液膜法)ニジ 3300. 1720. 1640゜
1525、1435.1360需 。
MS :m/z  463.445.392゜参考例1
1(al N−C113B)−411α、15α、173)−6,
9−ジオキソ−11,15−ビス(テトラヒトゞロビラ
ンー2−イルオキ7)−17,20−ジメチルプロスト
−13−エノイル〕〜L−ロイシンの合成 参考例11と同様の操作により、(13F)−(11α
、15α、17S)−11,15−ビス(テトラヒト1
0ピラ/−2−イルオキシ)−17,20・ジメチルプ
ロスト−13−エン酸(475■)とL−ロイシン(,
22M)’に用いて、下記の物性値を有する標題化合物
(454■)t−得た。
T L C: RfO,10(EtOAc ; E t
OH−95: 5 )  ;NMR:δ 6.15(1
89m)+ 5.30−5.65(2I(1m)−4,
65−4J30 (2H1m )+ 4.55 (1B
 −m)+3.95−4.28(2H,m)、 3.8
2(2H,m)。
3.54(2H,m)、 0.90−1.02L 12
H,m) ;工R(液膜法)ニジ  3300. 17
35. 1710゜1640、1530.1450.1
360゜1030、1015.970 cm  。
MS :m/z  491.473゜ 実施例I N−((13E)−(11α、]5α、163,18S
)−6,9−ジオキソ−11,15−ジヒドロキシ−1
6,18−エタノ−20−エチルプロスト−13−エノ
イル〕−L−フェニルアラニ/(すなわち、6−ケドー
16S、18S−エタノ−20−エチル−PGE□とL
−フェニルアラニ/のアミド°)の合成 ♂H: OH 参考列3で合成した化合物(108■)の90%酢酸(
2,4d)溶液を室温でかくはんし、亜鉛末(180■
)を少量ずつ加えた。TLCによってチェックしたのち
、綿栓を用いてろ過し、90%酢酸(5d)、THF(
0,5d)および水(1,5mJ)の混合溶媒で洗浄し
た。ろ液と洗gtあわせ60℃で2時間かくはんした。
反応後、反応液を酢酸エチルで希釈し、水および飽和食
塩水で洗浄し、乾燥し、減圧濃縮し九。残留物にトルエ
ンを加え減圧濃縮し、残留物?シリカゲルカラムクロマ
トグラフィ(E tOAc : CHa 0H−97:
 3 )で精製し、下記の物性値を有する標題化合物(
265■)を得た。
mp : 56−60 ℃ ; T L C: RfO,39(CHC’l a ’、T
H’E’ :AcOH−3: 2 ; 1 ) ;NM
R:δ 7.40−7.10(5B、m)、 6.4(
1B、d)。
5.7−5.4 (2B 、 m)、 4.9−4.7
(1B 、 m)。
4.1(IB、ad)、 3.82(1B、dd)+0
.9(3B、t); 工Rニジ  3550−3150.2910.2850
. 1740゜1710、1640.1525. 10
75.965−1   。
0π   p MS:m/z  55115331515148914
871276.230,120.91゜ 実施し’I 1 (al −1(el l実施ダニ1同様の操作により、参考列3(al−3(
e)で合成した化合物を用いて、次表■で示される化合
物を得た。
実施例2 N−((13E)−(11α、15α、16S、188
)−6,9−ジオキソ−11,15−ジヒドロキシ−1
6,18−エタ/−20−エチルプロスト−13−−T
−/”fル)−L−。
イシノールの合成(すなわち、6−ケドー168.18
S−エタノー20−エチル−PGE 1とL−ロイシノ
ールのアミド勺 参考例4で合成した化合物(200■)、65チ酢酸(
3M)およびTHF(0,311Ll)の混合液を60
℃で3時間30分かくはんした。冷却後1反応液を酢酸
エチルで希釈し、水および飽和食塩水で順次洗浄し、乾
燥後、減圧濃縮した。残留物にトルエンを加え減圧濃縮
したのち、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
(EtOAc : CH30H= 99 :1)で村製
し、下記の物性値を有する標題化合物(45■)を得た
T L C: RfO,35(CHCn a : TH
F : Ac0H−3: 2 : 1 ) ;NMR:
δ  5.9−5.4 (3H1m)、425−3.9
5 (2H2m )?3.85 (I H、d d )
t 3.75−3.3 (3H1m )tl、0−0.
75(9H,m)  ; 工Rニジ   3600−2700,2925,285
0,1740゜1710、 1630. 1540. 
1070. 970−1  。
cWL。
MS:m/z  503.485,472,454,3
78,350゜実施例2 (at −2(a) 実施列2と同様の方法により、参考例6,10゜11.
11(!Llで合成した化合物を用いて、次表■で示さ
れる化合物を得九。
実施例3 N−((13B)−(11α、15α、163,183
)−6,9−ジオキソ−11,15−ジヒト10キシー
16.18−エタノ−20−エチルプロス)−13−エ
ノイル)−L−フェニルアラニ/ α−シクロデキスト
リ/包接化合物の合成 N−((13E)−(11α、15α、158.1BS
)−6,9−ジオキノ−11,15−ジヒドロキシ−1
6,18−エタノ−20−エチルプロスト−13−エノ
イル)−L−フェニルアラニン(35,1■)をエタノ
ール(3−)に溶かし、この溶液にα−シクロデキスト
リン(681〜)を水(6−)に溶かした溶液を加え、
室温でかくはんした。浴液を減圧濃縮し、標題化合物(
705IIMi)k得た。
実施列4 注射剤の製造 N−((13E)−+、Hα、15α、168.188
)−6,9−ジオキソ−11,15−ジヒドロキシ−1
6,18−エタノ−20−エタノプロスト−13−工/
イル〕−L−ロイシン(2mq)およヒ麦芽糖(69)
t−注射用蒸留水(40ml)に溶解し、溶gを常法に
より殺菌消毒し、5−容量のアンプルに0.4dずつ分
注し、凍結乾燥し、1アンプル中に20μ9の活性成分
全含有する注射用アンプル100本を得た。
実施例5 ソフトカプセルの製造 N−((13E)−(11α、15α、163,188
)−6,9−ジオキン−11,15−ジヒドロキシ−1
6,18−エタノ−20−エチルプロスト−13−エノ
イル)−L−ロインyt30m9)のクロロホルム溶液
(10tttl) fMcT (ミドルチェイントリグ
リセライド)100mjに加えよく混和し、減圧濃縮に
よジクロロホルムを除去したのち、ソフトカプセル成型
機を用いて充填し、1カプセル中に30μ9の活性成分
?含むソフトカプセル1000個を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1はアミノ酸残基を表わし、R^2は単結
    合または炭素数1〜4のアルキレン基を表わし、 R^3は(i)炭素数1〜8のアルキル基、(ii)炭
    素数4〜7のシクロアルキル基(この基は炭素数1〜8
    のアルキル基で置換されていてもよい。)または (iii)フェニルまたはフェノキシ基 (これらの基は少くとも一種の塩素原子、トリフルオロ
    メチル基または炭素数1〜3のアルキル基で置換されて
    いてもよい。) を表わす。〕 で示される新規な6−ケト−プロスタグランジンE_1
    誘導体またはそれらのシクロデキストリン包接化合物。 2)R^1が中性または酸性のアミノ酸残基である特許
    請求の範囲第1項記載の化合物。 3)R^1がα−アミノ酸残基である特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の化合物。 4)R^2が炭素数1〜8のアルキル基である特許請求
    の範囲第1項から第3項までのいずれかの項記載の化合
    物。 5)N−〔(13E)−(11α,15α,17S)−
    6,9−ジオキソ−11,15−ジヒドロキシ−17,
    20−ジメチルプロスト−13−エノイル〕グリシンメ
    チルエステルである特許請求の範囲第1項記載の化合物
    。 6)N−〔(13E)−(11α,15α,17S)−
    6,9−ジオキソ−11,15−ジヒドロキシ−17,
    20−ジメチルプロスト−13−エノイル〕−L−フエ
    ニルアラニンメチルエステルである特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。 7)N−〔(13E)−(11α,15α)−6,9−
    ジオキソ−11,15−ジヒドロキシプロスト−13−
    エノイル〕−L−ロイシンである特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。 8)N−〔(13E)−(11α,15α,17S)−
    6,9−ジオキソ−11,15−ジヒドロキシ−17,
    20−ジメチルプロスト−13−エノイル〕−L−ロイ
    シンである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 9)R^2が炭素数4〜7のシクロアルキル基(この基
    は炭素数1〜8のアルキル基で置換されていてもよい。 )である特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれ
    かの項に記載の化合物。 10)N−〔(13E)−(11α,15α,16S,
    18S)−6,9−ジオキソ−11,15−ジヒドロキ
    シ−16,18−エタノ−20−エチルプロスト−13
    −エノイル〕−L−フエニルアラニンである特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。 11)N−〔(13E)−(11α,15α,16S,
    18S)−6,9−ジオキソ−11,15−ジヒドロキ
    シ−16,18−エタノ−20−エチルプロスト−13
    −エノイル〕グリシンである特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。 12)N−〔(13E)−(11α,15α,16S,
    18S)−6,9−ジオキソ−11,15−ジヒドロキ
    シ−16,18−エタノ−20−エチルプロスト−13
    −エノイル〕−L−ロイシンである特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。 13)N−〔(13E)−(11α,15α,16S,
    18S)−6,9−ジオキソ−11,15−ジヒドロキ
    シ−16,18−エタノ−20−エチルプロスト−13
    −エノイル〕−L−プロリンである特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。 14)N−〔(13E)−(11α,15α,16S,
    18S)−6,9−ジオキソ−11,15−ジヒドロキ
    シ−16,18−エタノ−20−エチルプロスト−13
    −エノイル〕−L−メチオニンである特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。 15)N−〔(13E)−(11α,15α,16S,
    18S)−6,9−ジオキソ−11,15−ジヒドロキ
    シ−16,18−エタノ−20−エチルプロスト−13
    −エノイル〕−D−ロイシンである特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。 16)N−〔(13E)−(11α,15α,16S,
    18S)−6,9−ジオキソ−11,15−ジヒドロキ
    シ−16,18−エタノ−20−エチルプロスト−13
    −エノイル〕−L−ロイシノールである特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。 17)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R^2は単結合または炭素数1〜4のアルキレ
    ン基を表わし、 R^3は(i)炭素数1〜8のアルキル基、(ii)炭
    素数4〜7のシクロアルキル基(この基は炭素数1〜8
    のアルキル基で置換されていてもよい。)または (iii)フェニルまたはフェノキシ基 (これらの基は少くとも一種の塩素原子、トリフルオロ
    メチル基または炭素数1〜3のアルキル基で置換されて
    いてもよい。) を表わす。〕 で示される化合物と一般式 R^1−H(II) 〔式中、R^1はアミノ酸残基を表わす。〕で示される
    アミノ酸またはその酸付加塩を反応させることを特徴と
    する一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。〕で
    示される6−ケト−プロスタグランジンE_1誘導体の
    製造方法。 18)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 〔式中、R^4はテトラヒドロピラン−2−イル、テト
    ラヒドロフラン−2−イルまたは1−エトキシエチル基
    を表わし、その他の記号は、特許請求の範囲第17項記
    載と同じ意味を表わす。〕で示される化合物を加水分解
    またはアルコーリシス反応に付すことを特徴とする、一
    般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。〕で
    示される6−ケト−プロスタグランジンE_1誘導体の
    製造方法。 19)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 〔式中、R^1^1は置換されていないアミノ酸残基を
    表わし、その他の記号は特許請求の範囲第17項または
    第18項記載と同じ意味を表わす。〕で示される化合物
    を加水分解反応に付すことを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) 〔式中、すべての記号は特許請求の範囲第17項記載ま
    たは前記と同じ意味を表わす。〕 で示される6−ケト−プロスタグランジンE_1誘導体
    の製造方法。 20)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 〔式中、R^1^2はトリハロエチル基でカルボキシ基
    が保護されているアミノ酸残基を表わし、その他の記号
    は特許請求の範囲第17項記載と同じ意味を表わす。〕 で示される化合物を、亜鉛の存在下加水分解することを
    特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) 〔式中、すべての記号は特許請求の範囲第17項または
    第19項記載と同じ意味を表わす。〕で示される6−ケ
    ト−プロスタグランジンE_1誘導体の製造方法。 21)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1はアミノ酸残基を表わし、 R^2は単結合または炭素数1〜4のアルキレン基を表
    わし、 R^3は( I )炭素数1〜8のアルキル基、(II)炭
    素数4〜7のシクロアルキル基(この基は炭素数1〜8
    のアルキル基で置換されていてもよい。)または (III)フェニルまたはフェノキシ基 (これらの基は少くとも一種の塩素原子、トリフルオロ
    メチル基または炭素数1〜3のアルキル基で置換されて
    いてもよい。) を表わす。〕 で示される新規な6−ケト−プロスタグランジンE_1
    誘導体またはそれらのシクロデキストリン包接化合物を
    有効成分として含有する細胞障害治療剤。
JP62003315A 1986-01-30 1987-01-12 新規な6−ケト−プロスタグランジンe1誘導体、それらの製造方法およびそれらを有効成分として含有する細胞障害治療剤 Pending JPS62277352A (ja)

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GR3001054T3 (en) 1992-03-20
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EP0232126A3 (en) 1987-11-25
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