JPS6227689B2 - - Google Patents

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JPS6227689B2
JPS6227689B2 JP54066789A JP6678979A JPS6227689B2 JP S6227689 B2 JPS6227689 B2 JP S6227689B2 JP 54066789 A JP54066789 A JP 54066789A JP 6678979 A JP6678979 A JP 6678979A JP S6227689 B2 JPS6227689 B2 JP S6227689B2
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JP
Japan
Prior art keywords
joint
housing
light beam
bearing
openings
Prior art date
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Expired
Application number
JP54066789A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55159401A (en
Inventor
Yasuhiro Suenaga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON SEKIGAISEN KOGYO KK
Original Assignee
NIPPON SEKIGAISEN KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by NIPPON SEKIGAISEN KOGYO KK filed Critical NIPPON SEKIGAISEN KOGYO KK
Priority to JP6678979A priority Critical patent/JPS55159401A/ja
Publication of JPS55159401A publication Critical patent/JPS55159401A/ja
Publication of JPS6227689B2 publication Critical patent/JPS6227689B2/ja
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  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光線伝達装置用関節装置に関し、特に
レーザ光線伝達装置用関節装置に関するものであ
る。
一般に、光線を任意の位置に自在に導くには反
射鏡を含む関節部を複数個連結させ、その連結部
の少くとも1方に回転機構を具備させた、いわゆ
る多関節反射鏡マニピユレータが採用されてい
る。
一方、公知のようにレーザ光線はレンズ等によ
つて集光することによつて微少部分(通常0.1〜
0.2mφ)に高密度のエネルギー(通常104
109W/cm2)を照射することができる。
このレーザ光線を利用した加工装置が近年に至
つて実用化され、急速に産業界に普及しつつあ
る。又、せまい場所での溶接等をレーザ光線を用
いて行なう場合には前記光線伝達装置を使用する
ことで可能になる。
さらには、前述の高密度エネルギーを生体に照
射すれば、その照射部は瞬時に焼灼蒸発され、容
易に生体の切開を遂行できることが知られてい
る。
このような方式を利用して外科医療器具を構成
したものを通常レーザメスと呼称している。レー
ザメスによる手術を行なうためには、生体の任意
の部位にレーザ光線を伝達させる必要から前記光
線伝達装置を使用するのが一般的である。
前述したごとく、光線伝達装置は、反射鏡を含
む関節装置(以下、「関節部」という)を複数
個、直接又は中空パイプを介して順次連結させた
ものである。
この場合、各関節部には3つの開口部が形成さ
れる。開口部の1つは反射ミラーの挿入口であ
り、他の2つの開口部は光の入射口および出射口
であるとともに、他の関節部又は中空パイプ等と
の連結部を構成する。光線伝達装置が任意の方向
に光を伝達できるためには、前記連結部の少くと
も1つはその光軸のまわりに自在に回転できる機
構を介して連結される必要がある。一般的には、
入射光軸のまわりに、反射鏡が回転するように配
置されるのが通列である。
光線伝達装置の自由度が3であれば、即ち、前
記関節部を3個含む場合であれば、一応3次元的
な伝達はできることになる。これ以上の自由度を
持つ必要のある作業内容、作業空間の場合にはそ
れに応じて関節部の個数を増加させればよい。
複数の関節部で光線伝達装置を構成する場合に
非常に重要なことは、各関節部における二つの開
口部(入射口および出射口)の中心軸線の交差点
上に、残りの1つの開口部より挿入された反射鏡
面が配置され、かつ入射口および出射口のうち少
くとも1方の開口部に連結された回転機構の回転
中心軸と、当該開口部を通る光軸(入射光軸又は
反射光軸)とが正確に一致していることである。
さらに、中空パイプの一端が軸受の軸又はハウジ
ングに構成され、他端が前記関節部の他の開口部
に連結された場合にも、中空パイプの中心軸と前
記開口部の中心軸が正しく一致するように連結さ
れなければならない。
第1図に従来の光線伝達装置を示す。中空パイ
プ12(または軸受の軸)が関節部Bの開口部1
3と、例えばハメ合い結合によつて連結され、ネ
ジによつて開節部Bと固定される。関節部Bの開
口部14には反射鏡調整機構3を介して反射鏡4
が配置される。一方関節部Bの他の開口部15に
は軸受ハウジング7がハメ合い結合およびネジに
よつて固定される。
一方、関節部Aの開口部17には軸受け軸5が
ハメ合い結合を介してネジによつて固定連結され
ている。関節部Aの開口部18には反射鏡調整機
構3を介して反射鏡19が配置され、開口部10
にはハウジング(又は中空パイプ)20がハメ合
い結合を介してネジによつて固定される。
このような構成において、中空パイプ12と関
節部Bの開口部13、開口部15と軸受ハウジン
グ7、軸受軸5と関節部Aの開口部17および開
口部10と軸受ハウジング20とは、それぞれの
連結時に相互の部品の中心軸を正しく一致させる
必要がある。なぜならば、このような光線伝達装
置においては、連結されている部品の一端(入射
口または出射口側)は必らずその軸のまわりの回
転機構を構成しているために、連結時の軸の狂い
はそれ以降の反射鏡の回転によつて2倍角の狂い
を生じるような光線のズレを生じるからである。
それ故、レーザメス装置に必要とされるよう
な、関節部を7個程度も有する光線伝達装置(マ
ニピユレータ)では非常に多くの調整個所があ
り、このため、原理的には光を自在に電達させる
ことが出来る筈であるのに、実際には光が伝達さ
れなかつたり、組立に長時間を要したり、又は高
度の熟練を要したり、調整後にも狂いを生じ易い
などの欠点が存在していたのである。さらには、
一旦組立てを完了したあとでも、機械的シヨツク
を受けた場合、又は使用環境条件の変化による歪
の発生等によつて容易に光軸が狂つてしまい、実
用上多くの欠点を有していた。
本発明はこのような欠点を解消した光線伝達装
置用関節装置を提供するものである。
以下図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
第2図には、本発明の一実施例を示す。関節部は
3個の開口部30,31,32を有する一体構造
物で構成されている。例えば、開口部31には軸
受の軸34、開口部30には軸受のハウジング3
3をそれぞれ形成し、又開口部32には、反射鏡
36が反射鏡調整機構35を介して配置される。
ここで、軸受のハウジング33の中心軸と軸34
の中心軸とは、正しく反射鏡36面上で交さする
ように加工調整される。
この関節部の一実施例を見ればただちに、図示
の関節部ではハメ合い結合を要するような機械的
連結機構が除去されており、従つて、光軸の調整
個所が第1図の従来例にくらべて4カ所減少して
いることが理解できるであろう。これは、前述の
ごとく、ハメ合い結合をなすような機械的連結部
が解消されているためである。
本発明に好適な関節部の構造として、第2図に
示した関節部の両開口を共に軸受けのハウジン
グ、または軸に構成したものが容易に考えられる
であろう。なお、このような場合、開口部の軸受
けの軸またはハウジングから反射鏡までの距離は
長短任意に選定できることは明らかであろう。
一般に、このような装置では関節部相互間を連
結する部材(中空パイプなど)の長さを短かくす
れば、慣性モーメントが減少するために、スムー
スな移動が行なわれ易くなることが知られてい
る。そのため、光線伝達装置の出射口に近い部分
では、第2図に示す関節部を直接回転機構部を介
して連結させることが多い。この場合の構成例を
第3図に示す。
この例で特徴的なことは、ハメ合い結合のよう
な機械的結合部を全く持たないことであり、各々
一体構造物として構成された2つの関節部A,B
が回転機構部を介して直接連結されていることで
ある。このために、明らかなように、この2つの
関節部の連結構造における調整個所は2つの反射
ミラー36A,36Bの位置および角度調整のみ
となる。従つて、従来装置(第1図参照)に比較
して調整個所が6ケより2ケに減少することにな
る。なぜならば、第1図ではハメ合い結合をなし
ている個所は4カ所であり、かつ、反射鏡調整個
所を加えると合計6カ所になるのに対し、第2図
の例では反射鏡調整のみの2ケ所であるからであ
る。
本発明の他の適用例を第4図に示す。これは従
来公知の関節部と本発明による関節部が中空パイ
プCを介して連結された例である。関節部Aは従
来より公知のものであつて、その一端開口部は中
空パイプを固定するハメ合い結合ができるように
加工されている。一方、中空パイプCの一端部に
は関節部Aとハメ合い結合するためのフランジ
C1が形成され、他端部には軸受用のハウジング
C2が形成される。この際、中空パイプCの両端
に形成されたフランジC1およびハウジングC2
中空パイプと一体構造物でなくてもさしつかえな
いが、なるべくは一体構造物として構成される方
が好ましい。なぜならば、一体構造物としておけ
ば、前述と同様の理由によつて少くとも2ケ所の
調整個所が従来法にくらべて減少するからであ
る。
以上に図示説明したところを要約すれば、本発
明の光線伝達装置用関節装置3個の開口部をもつ
一体構造物に構成され、その開口部の1つを反射
鏡の挿入口とし、他の2つの開口部は、その一方
が軸受のハウジングを構成し、他方がハウジング
内に軸支可能な外形の軸を形成するようにされた
ものであり、これによつて、光線伝達装置の光軸
調整を該当部分における反射鏡の調整のみによつ
て完了し得るようにしたものである。
このため、調整個所と部品点数の大幅な減少に
よる組立の容易さ、又、機械的な結合部を持たな
いことによる経年変化がないこと、シヨツクに対
する安定性が向上する等の効果が生じる。さら
に、前記関節部、中空パイプが全て同一の材質で
構成されている場合には、熱膨脹係数が同一であ
るため、歪みや変形を受けにくいという利点が期
待できる。各部品の工作上の重要な点は軸受けを
構成する2個の開口部の中心軸線が、反射鏡の調
整範囲内の空間で交差するという条件のみであ
り、現状の工作技術をもつてすれば、特別困難な
加工ではない。
以上本実施例を詳細に説明してきたが、本発明
によつて、従来製作の困難であつた光線伝達装置
なかんずく、多関節反射鏡式マニピユレータの製
作をいちぢるしく容易にし、かつ、部品点数、調
整個所の大幅な減少とあいまつて安定性の高い、
低コストの光線伝達装置を実現できることはレー
ザの多方面にわたる応用範囲をひろげる意味で、
産業界に多大の貢献をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光線伝達装置の関節部の断面
図、第2図は本発明の一実施例の断面図、第3図
および第4図は第2図の関節部の応用例の断面図
である。 33……軸受ハウジング、34……軸受軸、3
6……反射鏡。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 反射鏡の挿入口と入射光用および出射光用の
    2開口とを有する一体構造物であつて、 各開口部は、その一方が軸受のハウジングを形
    成し、他方がハウジング内に軸支可能な外形の軸
    を形成しており、 前記2開口の中心軸線が前記反射鏡挿入口に装
    填された反射鏡上で交点を結ぶように、前記各開
    口および挿入口が配置されたことを特徴とする光
    線伝達装置用関節装置。
JP6678979A 1979-05-31 1979-05-31 Ray transmission device Granted JPS55159401A (en)

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JP6678979A JPS55159401A (en) 1979-05-31 1979-05-31 Ray transmission device

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JP6678979A JPS55159401A (en) 1979-05-31 1979-05-31 Ray transmission device

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