JP2524682B2 - レ―ザ導光装置 - Google Patents
レ―ザ導光装置Info
- Publication number
- JP2524682B2 JP2524682B2 JP5331493A JP33149393A JP2524682B2 JP 2524682 B2 JP2524682 B2 JP 2524682B2 JP 5331493 A JP5331493 A JP 5331493A JP 33149393 A JP33149393 A JP 33149393A JP 2524682 B2 JP2524682 B2 JP 2524682B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light guide
- lens
- laser
- laser light
- guide path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B18/18—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by applying electromagnetic radiation, e.g. microwaves
- A61B18/20—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by applying electromagnetic radiation, e.g. microwaves using laser
- A61B2018/2035—Beam shaping or redirecting; Optical components therefor
Landscapes
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
- Laser Surgery Devices (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、骨手術や歯科治療に用
いられるレーザハンドピースにレーザ光を導くために好
適に実施することができるレーザ導光装置に関する。
いられるレーザハンドピースにレーザ光を導くために好
適に実施することができるレーザ導光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば骨などの硬組織を切開するため
などに用いられるエキシマレーザのビーム1は、図3
(1)に示されるように、レーザ発生源から出光された
直後では横断面が約20mm×5mmの長方形ビームで
あり、図4のレーザビーム縦断面に示すようにこのビー
ムが0.5mrad以下の拡がり角を有し、およそ2m
の光路長にわたり同一幅とみなせるメインビーム3と、
このメインビーム3から外方に拡がる拡がり角成分4
と、この拡がり角成分4よりも外方に拡がる自発光成分
とに大別される。したがってこの長方形のビーム1をハ
ンドピースに導くためにそのままマニピュレータによっ
て導光すると、大径の導光路が必要となり、構成が大形
化してしまうという問題がある。
などに用いられるエキシマレーザのビーム1は、図3
(1)に示されるように、レーザ発生源から出光された
直後では横断面が約20mm×5mmの長方形ビームで
あり、図4のレーザビーム縦断面に示すようにこのビー
ムが0.5mrad以下の拡がり角を有し、およそ2m
の光路長にわたり同一幅とみなせるメインビーム3と、
このメインビーム3から外方に拡がる拡がり角成分4
と、この拡がり角成分4よりも外方に拡がる自発光成分
とに大別される。したがってこの長方形のビーム1をハ
ンドピースに導くためにそのままマニピュレータによっ
て導光すると、大径の導光路が必要となり、構成が大形
化してしまうという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、導光
路を大径とすることなしに所定の集光位置に導くことが
できるレーザ導光装置を提供することである。
路を大径とすることなしに所定の集光位置に導くことが
できるレーザ導光装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のアーム
が関節によって回転自在に連結され、各アームおよび関
節内には反射鏡を含む中空の導光路が形成されるマニピ
ュレータと、レーザ光を発生し、このレーザ光を前記マ
ニピュレータの基端部から導光路内に供給するレーザ源
と、前記マニピュレータの遊端部付近に設けられる集光
レンズと、前記マニピュレータの基端部付近に設けられ
る第1レンズと、前記レーザ源と、第1レンズとの間に
介在される第2レンズとを含み、前記第1および第2レ
ンズによるレーザ光の焦点位置を集光レンズと第1レン
ズ間の光路の途中位置に設定することを特徴とするレー
ザ導光装置である。
が関節によって回転自在に連結され、各アームおよび関
節内には反射鏡を含む中空の導光路が形成されるマニピ
ュレータと、レーザ光を発生し、このレーザ光を前記マ
ニピュレータの基端部から導光路内に供給するレーザ源
と、前記マニピュレータの遊端部付近に設けられる集光
レンズと、前記マニピュレータの基端部付近に設けられ
る第1レンズと、前記レーザ源と、第1レンズとの間に
介在される第2レンズとを含み、前記第1および第2レ
ンズによるレーザ光の焦点位置を集光レンズと第1レン
ズ間の光路の途中位置に設定することを特徴とするレー
ザ導光装置である。
【0005】また本発明は、前記焦点位置は、前記導光
路内の各反射鏡の間の位置に選ばれることを特徴とす
る。
路内の各反射鏡の間の位置に選ばれることを特徴とす
る。
【0006】さらに本発明は、前記焦点位置は、集光レ
ンズと第1レンズ間の導光路のほぼ中央位置に選ばれる
ことを特徴とする。
ンズと第1レンズ間の導光路のほぼ中央位置に選ばれる
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に従えば、レーザ源に発生されたレーザ
光はマニピュレータの基端部から導光路内に供給され
る。このマニピュレータは、複数のアームが関節によっ
て回転自在に連結され、各アームおよび軸受内には中空
の前記導光路が形成される。この導光路内にはマニピュ
レータの遊端部付近に設けられる集光レンズと、マニピ
ュレータの基端部付近に設けられる第1レンズと、前記
レーザ源と集光レンズとの間に介在される第2レンズと
が設けられ、第1および第2レンズによるレーザ光の焦
点位置は、集光レンズと第1レンズ間の光路の途中位置
に設定される。レーザ光を集光レンズと第1レンズとの
間で反転させることによって、レーザ光の拡がりを抑制
することができ、導光路の内径が小さくて済み、構成を
小形化することができる。
光はマニピュレータの基端部から導光路内に供給され
る。このマニピュレータは、複数のアームが関節によっ
て回転自在に連結され、各アームおよび軸受内には中空
の前記導光路が形成される。この導光路内にはマニピュ
レータの遊端部付近に設けられる集光レンズと、マニピ
ュレータの基端部付近に設けられる第1レンズと、前記
レーザ源と集光レンズとの間に介在される第2レンズと
が設けられ、第1および第2レンズによるレーザ光の焦
点位置は、集光レンズと第1レンズ間の光路の途中位置
に設定される。レーザ光を集光レンズと第1レンズとの
間で反転させることによって、レーザ光の拡がりを抑制
することができ、導光路の内径が小さくて済み、構成を
小形化することができる。
【0008】また本発明に従えば、前記焦点位置は前記
導光路内の各反射鏡の間の位置に選ばれる。これによっ
てレーザ光による反射鏡の損傷を防止することができ
る。
導光路内の各反射鏡の間の位置に選ばれる。これによっ
てレーザ光による反射鏡の損傷を防止することができ
る。
【0009】さらに本発明に従えば、前記焦点位置は集
光レンズと第1レンズ間の導光路のほぼ中央位置に選ば
れる。これによって各アームの長さを焦点位置に関して
対称の長さとすることができ、構造の複雑化を防ぐこと
ができる。
光レンズと第1レンズ間の導光路のほぼ中央位置に選ば
れる。これによって各アームの長さを焦点位置に関して
対称の長さとすることができ、構造の複雑化を防ぐこと
ができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例のレーザ導光装置1
0の全体の構成を示す断面図であり、図2はレーザ導光
装置10のレーザ光の経路を示す系統図である。本実施
例のレーザ導光装置10は、基本的に、レーザ光として
たとえばエキシマレーザを発生するレーザ源11を備え
るレーザ発生装置13と、レーザ発生装置13に乗載さ
れる多関節マニピュレータ14とを含む。
0の全体の構成を示す断面図であり、図2はレーザ導光
装置10のレーザ光の経路を示す系統図である。本実施
例のレーザ導光装置10は、基本的に、レーザ光として
たとえばエキシマレーザを発生するレーザ源11を備え
るレーザ発生装置13と、レーザ発生装置13に乗載さ
れる多関節マニピュレータ14とを含む。
【0011】前記多関節マニピュレータ14は、第1〜
第7アームA1〜A7と、各アームA1〜A7を相互に
連結する第1〜第7関節J1〜J7とによって構成され
る多関節アーム14と、多関節アーム14の基端部であ
る第1アームA1が固定される成形光学部16とから成
り、前記多関節アーム14の遊端部である第7アームA
7にはレーザハンドピース17が着脱自在に接続され
る。
第7アームA1〜A7と、各アームA1〜A7を相互に
連結する第1〜第7関節J1〜J7とによって構成され
る多関節アーム14と、多関節アーム14の基端部であ
る第1アームA1が固定される成形光学部16とから成
り、前記多関節アーム14の遊端部である第7アームA
7にはレーザハンドピース17が着脱自在に接続され
る。
【0012】第1〜第6アームA1〜A6は、外筒体1
8と、この外筒体18に軸受19によって連結される内
筒体28と、相互に直交する第1〜第7軸21〜27ま
わりにそれぞれ回転自在に連結される。また第7アーム
A7は、遊端部としての外筒体29だけによって構成さ
れ、この外筒体29には、前記レーザハンドピース17
の接続筒部30が挿入される。外筒体29は、最後段の
アームA6の軸線27に直交する第8軸31を有する。
8と、この外筒体18に軸受19によって連結される内
筒体28と、相互に直交する第1〜第7軸21〜27ま
わりにそれぞれ回転自在に連結される。また第7アーム
A7は、遊端部としての外筒体29だけによって構成さ
れ、この外筒体29には、前記レーザハンドピース17
の接続筒部30が挿入される。外筒体29は、最後段の
アームA6の軸線27に直交する第8軸31を有する。
【0013】内筒体28は大略的に直円筒状であって、
中心孔33をそれぞれ有し、各関節J1〜J7に一体的
に形成される。また前記外筒体29は、最後段の関節J
7に一体的に形成され、前記接続筒部30が挿入される
挿入孔34を有する。また各関節J1〜J7は、各中心
孔33および挿入孔34に連通する内部空間35をそれ
ぞれ有し、各内部空間35内には反射鏡M1〜M7がそ
れぞれ設けられる。各中心孔33および挿入孔34なら
びに各内部空間35によって、前記第1〜第8軸21〜
27,31に沿って延びる導光路36が構成される。
中心孔33をそれぞれ有し、各関節J1〜J7に一体的
に形成される。また前記外筒体29は、最後段の関節J
7に一体的に形成され、前記接続筒部30が挿入される
挿入孔34を有する。また各関節J1〜J7は、各中心
孔33および挿入孔34に連通する内部空間35をそれ
ぞれ有し、各内部空間35内には反射鏡M1〜M7がそ
れぞれ設けられる。各中心孔33および挿入孔34なら
びに各内部空間35によって、前記第1〜第8軸21〜
27,31に沿って延びる導光路36が構成される。
【0014】このような導光路36内において、前記第
7アームA7の挿入孔34内には集光レンズ37が設け
られる。また多関節アーム14の基端部付近である成形
光学部16の上部には第1レンズ38が設けられ、さら
に成形光学部16の前記レーザ源11と第1レンズ38
との間、すなわち成形光学部16の下部付近には、第2
レンズ39が設けられる。
7アームA7の挿入孔34内には集光レンズ37が設け
られる。また多関節アーム14の基端部付近である成形
光学部16の上部には第1レンズ38が設けられ、さら
に成形光学部16の前記レーザ源11と第1レンズ38
との間、すなわち成形光学部16の下部付近には、第2
レンズ39が設けられる。
【0015】前記レーザ源11から出射されたレーザ光
は、図3(1)に示されるように長方形ビームであって
その縦幅b1×横幅W1は、たとえば、約20mm×5
mmまたは約25mm×8mmである。このような長方
形のレーザ光は、成形光学部16のハウジング41内に
導かれ、前記第2レンズ39を通過する。この第2レン
ズ39は、前記レーザ光ビームの長軸方向に対して一定
の曲率を有するシリンドリカルレンズであって、その光
軸は前記第1軸21の延長線上にある。このような第2
レンズ39は、ハウジング41内に設けられる焦点距離
調整手段43によって保持され、前記第1レンズ38と
の間隔L1を調整して、レーザ光の焦点位置Pが集光レ
ンズ37と第1レンズ38との光路の途中位置、好まし
くは前記導光路36内の反射鏡M2,M3間の位置に選
ばれ、さらに好ましくは集光レンズおよび第1レンズ3
7,38の導光路長L2のほぼ中央位置(≒L2/2)
となるように設定される。
は、図3(1)に示されるように長方形ビームであって
その縦幅b1×横幅W1は、たとえば、約20mm×5
mmまたは約25mm×8mmである。このような長方
形のレーザ光は、成形光学部16のハウジング41内に
導かれ、前記第2レンズ39を通過する。この第2レン
ズ39は、前記レーザ光ビームの長軸方向に対して一定
の曲率を有するシリンドリカルレンズであって、その光
軸は前記第1軸21の延長線上にある。このような第2
レンズ39は、ハウジング41内に設けられる焦点距離
調整手段43によって保持され、前記第1レンズ38と
の間隔L1を調整して、レーザ光の焦点位置Pが集光レ
ンズ37と第1レンズ38との光路の途中位置、好まし
くは前記導光路36内の反射鏡M2,M3間の位置に選
ばれ、さらに好ましくは集光レンズおよび第1レンズ3
7,38の導光路長L2のほぼ中央位置(≒L2/2)
となるように設定される。
【0016】前記焦点距離調整手段43はまた、前記第
2レンズ39の長軸方向(図1の紙面に垂直方向)の微
動および煽り角を調整することができるように構成され
ている。このような焦点距離調整手段43によって保持
された前記第2レンズ39によって、レーザ源11から
出射されたレーザ光が長軸方向に縮小される。
2レンズ39の長軸方向(図1の紙面に垂直方向)の微
動および煽り角を調整することができるように構成され
ている。このような焦点距離調整手段43によって保持
された前記第2レンズ39によって、レーザ源11から
出射されたレーザ光が長軸方向に縮小される。
【0017】前記第1レンズ38は、前記第2レンズ3
9と同軸上に配置されるシリンドリカルレンズであっ
て、第2レンズ39を通過したレーザ光ビームの長軸方
向に対して一定の曲率を有し、上記焦点距離調整手段4
3と同様な構成を有する焦点距離調整手段44に保持さ
れている。これらの焦点距離調整手段43,44は、ハ
ウジング41の側壁45に取付けられた案内レール46
に沿って相互に近接/離反変位することが可能であり、
前述したように第1および第2レンズ38,39間の間
隔L1を進化させてレーザ光の焦点位置Pを調整するこ
とができる。
9と同軸上に配置されるシリンドリカルレンズであっ
て、第2レンズ39を通過したレーザ光ビームの長軸方
向に対して一定の曲率を有し、上記焦点距離調整手段4
3と同様な構成を有する焦点距離調整手段44に保持さ
れている。これらの焦点距離調整手段43,44は、ハ
ウジング41の側壁45に取付けられた案内レール46
に沿って相互に近接/離反変位することが可能であり、
前述したように第1および第2レンズ38,39間の間
隔L1を進化させてレーザ光の焦点位置Pを調整するこ
とができる。
【0018】第1レンズ38を通過したレーザ光は、図
3(2)に示されるように縦幅b2×横幅W2が約5m
m×5mmの正方形のレーザ光に成形され、前記多関節
アーム14の導光路36内で前述の焦点位置Pで焦点を
結び、集光レンズ37に入射する。このようにして導光
路36内で焦点位置Pで焦点を結ばせることによって、
前記先行技術に関連して述べたようなレーザ光の拡がり
を抑制することができ、しかも幅をb1からb2に縮小
させることができるので、導光路36の内径を大きくす
る必要はなく、したがって多関節アーム14の直径が大
型化しない。このようにして集光レンズ37に入射され
たレーザ光は、前記レーザハンドピース17の先端部か
ら図3(3)に示されるような縦幅b3×横幅W3≒
0.5mm×0.5mmの正方形のまたは図3(4)に
示されるような直径d≒0.5mm程度の円形のピンス
ポットとして患部47に照射することができる。
3(2)に示されるように縦幅b2×横幅W2が約5m
m×5mmの正方形のレーザ光に成形され、前記多関節
アーム14の導光路36内で前述の焦点位置Pで焦点を
結び、集光レンズ37に入射する。このようにして導光
路36内で焦点位置Pで焦点を結ばせることによって、
前記先行技術に関連して述べたようなレーザ光の拡がり
を抑制することができ、しかも幅をb1からb2に縮小
させることができるので、導光路36の内径を大きくす
る必要はなく、したがって多関節アーム14の直径が大
型化しない。このようにして集光レンズ37に入射され
たレーザ光は、前記レーザハンドピース17の先端部か
ら図3(3)に示されるような縦幅b3×横幅W3≒
0.5mm×0.5mmの正方形のまたは図3(4)に
示されるような直径d≒0.5mm程度の円形のピンス
ポットとして患部47に照射することができる。
【0019】また上述の実施例では、レーザ光は矩形で
あったけれども、本発明の他の実施例として円形または
楕円形などでその他の形状であってもよい。
あったけれども、本発明の他の実施例として円形または
楕円形などでその他の形状であってもよい。
【0020】上述の実施例では、エキシマレーザについ
て説明したけれども、本発明の他の実施例としてたとえ
ばCO2 レーザあるいはYAGレーザであってもよい。
て説明したけれども、本発明の他の実施例としてたとえ
ばCO2 レーザあるいはYAGレーザであってもよい。
【0021】さらに本発明の他の実施例として第1およ
び第2レンズ38,39は単一枚のレンズによって構成
されてもよく、また3枚以上のレンズが組合わされて構
成されてもよい。
び第2レンズ38,39は単一枚のレンズによって構成
されてもよく、また3枚以上のレンズが組合わされて構
成されてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レーザ源
から導かれたレーザ光を集光レンズと第1レンズとの光
路の途中位置で焦点を結ぶようにしているので、レーザ
光の幅を大きくすることなしに、したがって導光路を大
径とすることなしにレーザ光を導いて集光させることが
でき、これによって構成の小形化を図ることができる。
しかも導光路内で焦点を結ばせることによってレーザ光
の拡がりが抑制され、導光出力を増加することができ
る。
から導かれたレーザ光を集光レンズと第1レンズとの光
路の途中位置で焦点を結ぶようにしているので、レーザ
光の幅を大きくすることなしに、したがって導光路を大
径とすることなしにレーザ光を導いて集光させることが
でき、これによって構成の小形化を図ることができる。
しかも導光路内で焦点を結ばせることによってレーザ光
の拡がりが抑制され、導光出力を増加することができ
る。
【0023】また本発明によれば、前記焦点位置は前記
導光路内の各反射鏡の間の位置に選ばれる。これによっ
てレーザ光による反射鏡の損傷を防止することができ
る。
導光路内の各反射鏡の間の位置に選ばれる。これによっ
てレーザ光による反射鏡の損傷を防止することができ
る。
【0024】さらに本発明によれば、前記焦点位置は集
光レンズと第1レンズ間の導光路のほぼ中央位置に選ば
れる。これによって各アームの長さを焦点位置に関して
対称の長さとすることができ、構造の複雑化を防ぐこと
ができる。
光レンズと第1レンズ間の導光路のほぼ中央位置に選ば
れる。これによって各アームの長さを焦点位置に関して
対称の長さとすることができ、構造の複雑化を防ぐこと
ができる。
【図1】本発明の一実施例のレーザ導光装置10の全体
の構成を示す断面図である。
の構成を示す断面図である。
【図2】レーザ導光装置10のレーザ光の経路を説明す
るための系統図である。
るための系統図である。
【図3】レーザ光の横断面方向の形状を示す図である。
【図4】レーザ光の縦断面方向の形状を示す図である。
10 レーザ導光装置 11 レーザ源 14 多関節マニュピレータ 15 多関節アーム 16 成形光学部 17 レーザハンドピース 18 外筒体 19 軸受 21〜27 第1〜第7軸 28 内筒体 29 外筒体 31 第8軸 36 導光路 37 集光レンズ 38 第1レンズ 39 第2レンズ J1〜J7 関節
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−320050(JP,A) 特開 平1−207048(JP,A) 特開 平4−82694(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のアームが関節によって回転自在に
連結され、各アームおよび関節内には反射鏡を含む中空
の導光路が形成されるマニピュレータと、 レーザ光を発生し、このレーザ光を前記マニピュレータ
の基端部から導光路内に供給するレーザ源と、 前記マニピュレータの遊端部付近に設けられる集光レン
ズと、 前記マニピュレータの基端部付近に設けられる第1レン
ズと、 前記レーザ源と、集光レンズとの間に介在される第2レ
ンズとを含み、 前記第1および第2レンズによるレーザ光の焦点位置を
集光レンズと第1レンズ間の光路の途中位置に設定する
ことを特徴とするレーザ導光装置。 - 【請求項2】 前記焦点位置は、前記導光路内の各反射
鏡の間の位置に選ばれることを特徴とする請求項1に記
載のレーザ導光装置。 - 【請求項3】 前記焦点位置は、集光レンズと第1レン
ズ間の導光路のほぼ中央位置に選ばれることを特徴とす
る請求項1に記載のレーザ導光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5331493A JP2524682B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | レ―ザ導光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5331493A JP2524682B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | レ―ザ導光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07184915A JPH07184915A (ja) | 1995-07-25 |
JP2524682B2 true JP2524682B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=18244263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5331493A Expired - Fee Related JP2524682B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | レ―ザ導光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524682B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007319475A (ja) * | 2006-06-01 | 2007-12-13 | Shibuya Kogyo Co Ltd | レーザ治療装置 |
EP1985254B1 (en) | 2007-04-26 | 2009-10-07 | Fotona d.d. | Laser system |
CN107876973A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-04-06 | 中科科信激光技术(天津)有限公司 | 一种用于激光深雕刻的新型导光臂 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5331493A patent/JP2524682B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07184915A (ja) | 1995-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20190053946A1 (en) | Laser scanner | |
ES2276399T3 (es) | Sistema de barrido laser con optica reflexiva. | |
JP3540332B2 (ja) | シャープエッジ断面を有するデフォーカスレーザービーム伝搬装置 | |
US5280378A (en) | Cyclically scanned medical laser | |
EP0821916A3 (en) | Method for performing stereotactic laser surgery | |
CA2029767A1 (en) | Laser scanning system for use in laser imaging | |
JP2524682B2 (ja) | レ―ザ導光装置 | |
IT1320522B1 (it) | Testa di focalizzazione per una macchina laser. | |
PT1090321E (pt) | Sistema de varrimento a laser ligado a um orifício | |
JP2001259877A (ja) | レーザ出射光学系及びレーザ加工方法 | |
JP2005007174A (ja) | レーザビーム変換装置及び方法 | |
JP4584683B2 (ja) | レーザ溶接用集光ヘッド | |
JPS6351700B2 (ja) | ||
JP2007319475A (ja) | レーザ治療装置 | |
CN1089729A (zh) | 激光束成型法 | |
JPH07144291A (ja) | レーザ加工装置の非点収差低減方法 | |
JP2000002822A (ja) | 光コネクタおよびレーザ光発生装置 | |
JP3177775B2 (ja) | 光合成方法及び合成出射光学系 | |
JPH07120697A (ja) | レーザビームスキャンニング装置 | |
RU97108632A (ru) | Оптико-фокусирующая головка для лазерной обработки | |
KR101299981B1 (ko) | 레이저 마킹 장치 및 방법 | |
ES2261320T3 (es) | Aparato de tratamiento laser con dispositivo de observacion. | |
KR100489306B1 (ko) | 레이저 인공팔 시스템 | |
JP4339090B2 (ja) | 医療用レーザ装置 | |
JP3499345B2 (ja) | レーザ加工装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |