JPH07144291A - レーザ加工装置の非点収差低減方法 - Google Patents

レーザ加工装置の非点収差低減方法

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JPH07144291A
JPH07144291A JP5295324A JP29532493A JPH07144291A JP H07144291 A JPH07144291 A JP H07144291A JP 5295324 A JP5295324 A JP 5295324A JP 29532493 A JP29532493 A JP 29532493A JP H07144291 A JPH07144291 A JP H07144291A
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mirror
laser
astigmatism
laser beam
light
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JP5295324A
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Akira Ishii
明 石井
Hirosuke Katayama
裕亮 形山
Seigo Kishi
征五 貴志
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 曲面鏡に起因する非点収差を低減したレーザ
加工装置を得ること。 【構成】 複数個の曲面鏡を含み、レーザ光の径を拡大
するビーム拡大手段120,122と、レーザ光を集光
する集光手段124とを備え、支持台上に支持された被
加工物100に対しレーザ光を2次元あるいは3次元に
走査しつつ照射することによって被加工物を加工するレ
ーザ加工装置の非点収差低減方法において、前記ビーム
拡大手段120,122にて拡大された後のレーザビー
ムの非点収差が最小となるよう、前記曲面鏡の法線とレ
ーザ光軸とのなす入射角度e1を曲面鏡ごとに選定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ加工装置の非点
収差低減方法に係り、特にビーム集光部分に導かれる光
路の途中で、ビームを拡大、絞光等の操作を行い、かつ
レーザビームを走査することによって対象物例えば金
属、非金属、石材、布地、皮などを加工するレーザ加工
装置の非点収差低減方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は特公平2−43594号公報によ
る従来のレーザ加工装置の光学系の構成図である。ま
た、図8は図7の光学系の原理説明図である。図におい
て128はレーザ発振器、130、132はベンドミラ
ーである。また120は凸面鏡、122は凹面鏡で、凸
面鏡120とともにビーム拡大手段を構成している。1
12はレーザヘッドであり、集光手段と反射手段とを備
えている。また、集光手段はレンズ124で構成され、
反射手段はジンバル状に2つの軸PX,PYの回りに揺
動可能に支持されたミラー126と、軸PXの回りに駆
動する第1のミラー駆動部114と、軸PYの回りに駆
動する第2のミラー駆動部116で構成されている。
【0003】第1のミラー駆動部114は、ミラー12
6を、軸PXを中心として図8の矢印FBの如く駆動す
るものであり、この軸PXは、集光手段のレンズ124
の光軸と一致している。第2のミラー駆動部116は、
ミラー126を、軸PYを中心として図8の矢印FDの
如く揺動するものである。なお102は支持台を兼ねる
コンベヤ、100はコンベヤ102上に載った被裁断物
としての布地である。
【0004】次に、上記従来例の動作について説明す
る。布地100はコンベヤ102で送り出され、レーザ
発振器128から発振したレーザ光は、ベンドミラー1
30、132を経た後、凸面鏡120にて拡大され、凹
面鏡122にて平行化され、レンズ124にて絞光さ
れ、ミラー126によって布地100上に焦点が合うよ
うに反射される。このとき、第1及び第2のミラー駆動
部114、116によって、ミラー126が軸PX,P
Yを中心として揺動され、レーザ光が布地100上で走
査される。また、レンズ124がレーザ光の走査に対応
しつつ光軸方向に移動し、レンズ124と布地100の
光学的距離が一定となるよう制御される。これにより布
地100は、焦点が合った状態で裁断されることにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のレーザ加工装置においては、曲面鏡に起因
する非点収差のために、焦点におけるスポット径をある
限界よりも小さく絞ることができず、また、布地の位置
が焦点位置からずれると、スポット形状が円形ではなく
楕円になるという問題があった。また、非点収差を小さ
くするために、装置の寸法が大きくなるという問題があ
った。
【0006】これらの問題について、以下に説明する。
凸面鏡120及び凹面鏡122から成るビーム拡大手段
は、布地100上におけるレーザ光RBのスポット径d
を絞るためのものである。すなわち、スポット径dは、
レンズ124から布地までの距離F,レンズ124に入
射するレーザ光のビーム径D,定数kに対して、次の関
係を有する。 d=k×F/D
【0007】図8において、布地100に対してレーザ
光が斜めに入射するのを避けるためには、ミラー126
から布地100までの距離を大きくする必要があり、こ
のため、レンズ124から布地100までの距離Fは大
きくなる。従って、距離Fを大きくとる場合、スポット
径dを小さく保とうとすると、ビーム径Dを大きくする
必要がある。このため、凸面鏡120及び凹面鏡122
から成るビーム拡大手段を備えて、ビーム径Dを大きく
する。
【0008】ところが、凸面鏡や凹面鏡のような曲面鏡
に対して光が斜めに入射すると、非点収差という現象が
発生する。図9において、球面鏡の法線OPに対して入
射角eで光が入る場合、入射光と反射光の光軸を含む平
面内の焦点Ftと、それに直交する平面内の焦点Fsと
は一致しない。これは入射角e、反射角eのために、球
面を2つの平面で切った切り口の曲率が異なって見える
ためであり、この現象を非点収差と称する。
【0009】図8において、e1は凸面鏡120に対す
る入射光と凸面鏡の法線とのなす入射角である。同様に
e2は凹面鏡122に対する入射角である。従来のレー
ザ加工装置においては、e1とe2を等しくしていた。
図10は、このときの焦点付近の集光状況を示す図であ
る。図の横軸は光軸に沿った距離Z、縦軸はレーザビー
ムの半径Wである。非点収差により、互いに直交する2
つの平面内におけるレーザビーム半径WtとWsは一致
せず、図10に示すようになる。
【0010】図10において、Wtが最小になるZ軸上
の点をZA、Wsが最小になるZ軸上の点をZBとす
る。ZAにおいてスポット形状は長半径が図のbs,短
半径がatの楕円となる。ZBにおいてスポット形状は
長半径がbt,短半径がasの楕円となる。ZAとZB
との中間のZCにおいて、スポット形状は半径aの円形
となる。
【0011】図8の布地100の位置を、図10のZC
の位置になるように設定すれば、布地上のスポット形状
は円形になる。しかし、運転中、例えば搬送される布地
100に凹凸が生じたりして、レンズ124と布地10
0との距離が変化すると、スポット形状は楕円となり、
走査方向によって切断幅が変化するという問題があっ
た。
【0012】また非点収差の程度は、図8の角度e1や
e2が大きいほど大きい。そこで、非点収差を少なくす
るために、角度e1やe2を小さくするが、角度e1や
e2を小さくすると、光絞りレンズ等が凸面鏡120と
凹面鏡122間に存在する場合、その光絞りレンズ等が
障害物となる懸念があるので、この障害物を避けるた
め、凸面鏡120と凹面鏡122との距離を大きくする
必要があった。このため、装置の寸法が大きくなるとい
う問題があった。
【0013】また、スポット形状が円形のところで使用
するため、図10のように、スポット半径は最小値at
やasの値ではなく、それより大きいaの値で使用する
必要があり、スポット半径が大きくなるという問題があ
った。
【0014】更に上述した問題点は、特にレーザビーム
を拡大、平行化する場合であるが、例えば特公平4ー3
6794号公報に示されるような2次元、3次元走査レ
ーザ加工におけるビームコリメーション、即ちビームの
平行化及びゆるやかな絞光化の場合でも同様の問題があ
る。
【0015】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、曲面鏡を含むビーム拡大手段、平
行化手段または絞光手段における非点収差を解消できる
レーザ加工装置の非点収差低減方法を得ることを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるレーザ
加工装置の非点収差低減方法は、複数個の曲面鏡を含
み、レーザ光の径を拡大するビーム拡大手段と、レーザ
光を集光する集光手段とを備え、支持台上に支持された
被加工物に対しレーザ光を2次元あるいは3次元に走査
しつつ照射することによって被加工物を加工するレーザ
加工装置の非点収差低減方法において、前記ビーム拡大
手段にて拡大された後のレーザビームの非点収差が最小
となるよう、前記曲面鏡の法線とレーザ光軸とのなす入
射角度を曲面鏡ごとに選定するものである。
【0017】またこの発明に係わるレーザ加工装置の非
点収差低減方法は、複数個の曲面鏡を含み、レーザ光を
平行あるいはゆるやかに絞光する手段と、レーザ光を集
光する集光手段を備え、支持台上に支持された被加工物
に対し、レーザ光を2次元あるいは3次元に走査しつつ
照射することによって被加工物を加工するレーザ加工装
置の非点収差低減方法において、前記レーザ光を平行あ
るいはゆるやかに絞光する手段にて平行化あるいは絞光
された後のレーザビームの非点収差が最小となるよう、
前記曲面鏡の法線とレーザ光軸とのなす入射角度を曲面
鏡ごとに選定するものである。
【0018】
【作用】本発明におけるレーザ加工装置の非点収差低減
方法によれば、ビーム拡大手段、またはレーザ光を平行
あるいはゆるやかに絞光する手段は非点収差を発生させ
るが、入射角度を曲面鏡ごとに適当に選定することによ
り、非点収差を減少させることができる。
【0019】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す光学系の構
成図、図2はその光学系の原理説明図である。図におい
て112はレーザヘッドであり,集光手段と反射手段を
備えている。集光手段はレンズ124から成り、反射手
段はミラー126と、ジンバル状に支持されたミラー1
26を駆動する第1のミラー駆動部114と、第2のミ
ラー駆動部116で構成される。128はレーザ発振
器、130、132はベンドミラーである。
【0020】第1のミラー駆動部114は、ミラー12
6を軸PXを中心として図2の矢印FBのように搖動駆
動するものであり、この軸PXはレンズ124の光軸と
一致している。第2のミラー駆動部116は、ミラー1
26を軸PXと直交する軸PYを中心として図2の矢印
FDのように搖動するものである。102は支持台を兼
ねるコンベヤ、100はコンベヤ102上に載った被裁
断物としての布地である。
【0021】凸面鏡120と、凹面鏡122はビーム拡
大手段を構成する。e1は凸面鏡120の法線と入射光
とのなす角度、e2は凹面鏡122の法線と入射光との
なす角度である。
【0022】次に、上記実施例の動作について説明する
と、レーザ発振器128より発振されたレーザ光は、ベ
ンドミラー130、132で反射されて凸面鏡120に
入射する。レーザ光は凸面鏡120により反射されてビ
ーム径を拡大し、凹面鏡122により反射されて平行光
となり、レンズ124を透過してミラー126に入射す
る。
【0023】また、このとき第1及び第2のミラー駆動
部114、116によってミラー126が軸PX,PY
を中心として搖動し、レーザ光が布地100上で走査さ
れ、レンズ124がレーザ光の走査に対応しつつ軸PX
方向に移動し、レンズ124と布地100の光学的距離
が一定となるよう制御される。これによって布地100
は、常に焦点が合った状態で裁断されることになる。
【0024】図3は、球面鏡に起因する非点収差を低減
する方法を説明する図である。横軸にとったe1は、図
2に示したように凸面鏡120における入射角である。
縦軸にとった△Zは、図10に示したように非点収差が
ある場合の2つの焦点位置ZAとZBとの距離である。
図2において、凹面鏡122の入射角e2を固定し、凸
面鏡120の入射角e1のみを変化させると、△Zは図
3の曲線のように変化する。図3において、点P1は図
10の状態を表わしている。この状態からe1を変化さ
せて点P2に移ると、△Zはゼロとなり、図10におい
てZAとZBとが一致することになる。図4はそのとき
の焦点付近の集光状況を示す図であり、横軸は光軸に沿
った距離Z,縦軸はレーザビームの半径Wである。図4
では図10の非点収差が解消されている。また、角度e
1やe2を小さくしなくても非点収差を少なくすること
ができるために、凸面鏡120と凹面鏡122との距離
を大きくする必要がなく、このため、装置の寸法が大き
くなることを防止できる。また、図10のように、スポ
ット半径は最小値atやasより大きいaの値で使用す
る必要がなく、スポット半径の最小値で使用できるの
で、スポットにおけるレーザ光のパワー密度が高くな
り、レーザ加工の能率が高くなる効果がある。なお、凹
面鏡122の入射角e2を固定し、凸面鏡120の入射
角e1のみを変化させるには、凸面鏡120を、図2に
示すようにX方向,Z方向及び凸面鏡120のAを中心
として矢印W方向に各々駆動する手段に搭載すればよ
い。
【0025】また上記実施例にあっては、凸面鏡120
と凹面鏡122との組合せによりビーム拡大手段を構成
する場合について説明したが、凹面鏡と凹面鏡との組み
合せによってビーム拡大手段を構成する場合について
も、同様の効果を奏する。
【0026】実施例2.図5はこの発明の他の実施例を
示す光学系の構成図、図6は球面鏡に起因する非点収差
を低減する方法を説明する図である。図において7はレ
ーザヘッドであり、集光手段と反射手段を備えている。
また1はレーザ発振器、2はHe−Neレーザ装置、8
はノズル、BM1、BM2、BM5,BM6,BM7,
BM8はベンドミラー、BM4は凹面鏡からなるベンド
ミラー、BM3は凹面鏡からなるコリメーションミラー
で、ベンドミラーBM4とともにビーム縮小手段を構成
している。また、図6において、e1はコリメーション
ミラーBM3の法線と入射光とのなす角度、e2はベン
ドミラーBM4の法線と入射光とのなす角度である。
【0027】次に、上記実施例の動作について説明する
と、レーザ発振器1より発振されたレーザ光は、ベンド
ミラーBM1,BM2で反射されてコリメーションミラ
ーBM3に入射する。レーザ光はコリメーションミラー
BM3により反射されてビーム径をゆるやかに絞光し、
ベンドミラーBM4、BM5、BM6、BM7,BM8
により反射され、レンズを透過し、被加工物に照射され
る。BM6とBM7間の光路長が変化する(走査する)
為、加工ヘッド7に具備された集光レンズへの入射ビー
ム径は変化するがコリメーションのない光路構成に較べ
て加工範囲における集光レンズへの入射ビーム径の変化
ははるかに少なく、ほぼ均一なスポット径が得られる。
またコリメーションミラーの曲率は通常図10の如く、
光路変化範囲の中点にコリメーションミラーからの出射
光のビームウエストが位置するよう選定する。非点収差
を低減する方法は、実施例1と同様であり、図6に示す
ように、ベンドミラーBM4の入射角e2を固定し、コ
リメーションミラーBM3の入射角e1のみを変化させ
ると、レーザ光を絞光する場合にあっても、非点収差を
低減できる。この実施例によれば、、加工領域に対応し
た光路長変化があっても、該範囲での集光レンズへの入
射ビーム径の変化を抑制してどの集光点でもほぼ均一な
スポットを意図するにもかかわらず、非点収差の影響に
てその効果を減ずることを防止し、コリメーションの効
果をより一層高める効果を奏する。
【0028】また、上記実施例2において、レーザ光を
絞光する手段として、凹面鏡からなるコリメーションミ
ラーとベンドミラーとにより構成した場合について説明
したが、凹面鏡と凸面鏡との組み合せによりレーザ光を
絞光する手段を構成した場合にあっても同様の効果を奏
する。
【0029】更にまた、凹面鏡と凸面鏡、または凹面鏡
と凹面鏡の組み合せによって、レーザ光を平行にする手
段を構成した場合にあっても、非点収差が生じるが、こ
の場合においても、上記実施例で説明した非点収差の低
減思想を用いれば、非点収差の低減を行うことができ
る。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、ビーム拡大手段、また
はレーザ光を平行あるいはゆるやかに絞光する手段の入
射角度を曲面鏡ごとに適当に選定することにより、非点
収差を減少させるので、スポット径を限界まで絞ること
ができるようになり、また非点収差を減少させるために
レーザ加工装置を大形化する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す光学系の構成図であ
る。
【図2】図1の光学系の原理説明図である。
【図3】この発明の実施例1に係る球面鏡に起因する非
点収差を低減する方法の説明図である。
【図4】この発明の実施例1に係る焦点付近の集光状況
を示す図である。
【図5】この発明の実施例2を示す光学系の構成図であ
る。
【図6】この発明の実施例2に係る球面鏡に起因する非
点収差を低減する方法の説明図である。
【図7】従来のレーザ加工装置の光学系の構成図であ
る。
【図8】図7の光学系の原理説明図である。
【図9】球面鏡に起因する非点収差の説明図である。
【図10】従来のレーザ加工装置における焦点付近の集
光状況を示す図である。
【符号の説明】
100 布地 102 コンベヤ 112 レーザヘッド 114 第1のミラー駆動部 116 第2のミラー駆動部 120 凸面鏡 122 凹面鏡 124 レンズ 126 ミラー 128 レーザ発振器 130,132 ベンドミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 17/00 Z 9120−2K 27/00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の曲面鏡を含み、レーザ光の径を
    拡大するビーム拡大手段と、レーザ光を集光する集光手
    段とを備え、支持台上に支持された被加工物に対しレー
    ザ光を2次元あるいは3次元に走査しつつ照射すること
    によって被加工物を加工するレーザ加工装置の非点収差
    低減方法において、前記ビーム拡大手段にて拡大された
    後のレーザビームの非点収差が最小となるよう、前記曲
    面鏡の法線とレーザ光軸とのなす入射角度を曲面鏡ごと
    に選定することを特徴とするレーザ加工装置の非点収差
    低減方法。
  2. 【請求項2】 複数個の曲面鏡を含み、レーザ光を平行
    あるいはゆるやかに絞光する手段と、レーザ光を集光す
    る集光手段を備え、支持台上に支持された被加工物に対
    し、レーザ光を2次元あるいは3次元に走査しつつ照射
    することによって被加工物を加工するレーザ加工装置の
    非点収差低減方法において、前記レーザ光を平行あるい
    はゆるやかに絞光する手段にて平行化あるいは絞光され
    た後のレーザビームの非点収差が最小となるよう、前記
    曲面鏡の法線とレーザ光軸とのなす入射角度を曲面鏡ご
    とに選定することを特徴とするレーザ加工装置の非点収
    差低減方法。
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