JPS62275106A - オレフイン重合用触媒 - Google Patents

オレフイン重合用触媒

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JPS62275106A
JPS62275106A JP11755286A JP11755286A JPS62275106A JP S62275106 A JPS62275106 A JP S62275106A JP 11755286 A JP11755286 A JP 11755286A JP 11755286 A JP11755286 A JP 11755286A JP S62275106 A JPS62275106 A JP S62275106A
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catalyst component
catalyst
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義治 土肥
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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、オレフィン重合用触媒に関する。
従来の技術 ■(アセチルアセトナト)s、V(2−メチル−1,3
−ブタンジオナト)8等のバナジウム化合物と、ハロゲ
ン化有機アルミニ9ム化合物とからなる触媒が、プロピ
レンの重合、特にリビング重合に有効であり、そこでは
分子量分布が単分散に近いポリマーが得られることが知
られている[ Macromclecules 、  
12 、814 (1979)、Makromol、O
hem、、 Rapid、Commun、 6 、65
9(1985) ]。
発明が解決しようとする問題点 上記の触媒は、溶媒に可溶な均一系触媒であるため、生
成したポリマーも溶媒に溶解している。この系では、生
成したポリマーを溶媒から分離するのが容易でなく、従
って特にブロック共重合の場合にプロセス上の制約を受
ける。又、溶液重合のため、重合系のポリマー濃度?余
り高くすることができないという問題がある。
問題点を解決するための手段 発明の目的 溶液重合の場合の上記の弊害を解消する手段の一つに固
体の触媒を用いるスラリー重合法がある。本発明は、前
記バナジウム化合物を触媒成分として含むオレフィン重
合用の固体触媒を提供することを目的とする。
一方、シリカ等の金属酸化物に種々のケイ素化合物を担
持せしめ、これを触媒又はその先駆体として使用する方
法については、飼えば”’Former−suppor
ted  Reactions  in  Organ
icEiynthesis ” John Wiley
 & 5ons 、  (1980) 。
52〜55頁等で報告されている。又、クロロベンジル
基(@−c馬ct )  の塩基をアセチルアセトンの
ような化合物で置換し、バナジウムイオンの配位子とす
る方法については、J。
Catal 、 48巻、284頁t’1977)に報
告されている。
本発明者らは、これらの技術を参考にして鋭意研究を行
った結果、金属酸化物と特定のケイ素化合物及び特定の
有機アルカリ金属化合物を接触させることによって得ら
れる固体物に、前記のバナジウム化合物?接触させるこ
とKよって得られる固体触媒成分と有機金属化合物から
なる触媒が本発明の目的を達成し得ることを見出して本
発明を完成した。
本発明の要旨は、 (a)(イ)金属酸化物と、 (ロ)   一般式 〔但し、Yl 、、、 Ylは同一か異なるハロゲン原
子若しくは炭素数1〜8個のオキシヒドロカルビル基、
nは1〜9の整数、R1−R6は同一か異なる水素原子
若しくけ炭素数1〜8個の炭化水素基、Ha、R7け同
一か異なる水素原子若しくけ炭素数1〜3個のアルキル
基、Xはハロゲン原子を示す。〕で表わされるケイ素化
合物を接触させ、次いで (ハ)一般式 〔但し、Mはアルカリ金属、R8は炭素数1〜8個の炭
化水素基を示す。〕で表わされる有機アルカリ金属化合
物と接触させた後、 に)一般式 [RI〜R11は水素原子又は炭素数1〜8個の炭化水
素基を示す。但し、R9−R11の少なくとも一つは水
素原子である必要があるが、R・〜R11の全部が水素
原子であってはならない。〕で表わされるバナジウム化
合物を接触させることからなる触媒成分と。
(b)周期表第1族ないし第■族金属の有機金属化合物 とからなるオレフィン重合用触媒にある。
(イ)金属酸化物 本発明で用いられる金属酸化物は、元素の周期表第■族
〜第■族の元素の群から選ばれる元素の酸化物であり、
それらをu1示すると、B、os、MgO1A z= 
os、S10!、0aO1Tie、、ZnO1ZrO鵞
、5nO1、BaO、Th01 等が挙げられる。
更に、これら金属酸化物を含む複合酸化物、列えばSi
01−MgO1Sin、 −At鵞03、Sin!−T
ie宜、EliOl −Vlog %Sing −Or
!01、Sing −TiO2−MgO等も使用し得る
。これらの中でもB!03、MgO1At、O,、S1
0!、Tie、、Zr01が望ましく、特にS10! 
 が望ましい。
上記の金属酸化物及び複合酸化物は、基本的には吸着水
を含まないことが望ましいが、通常混在する程度の微量
の水分の混入は許される。
又、金属酸化物の性質を著るしく損なわない程度の不純
物の混入も許される。許容される不純物としては、酸化
ナトリウム、酸化カリウム、酸化リチウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、硫酸ナトリウム、硫酸アルミニウム、硫酸バリウム
、硝酸カリウム、硝酸マグネシウム、硝酸アルミニウム
等の酸化物、炭酸塩、硫酸塩、硝酸塩等が挙げられる。
これら金属酸化物の形状は通常粉末状のものが用いられ
る。粉末の大きさ及び形状等の形体は、得られるオレフ
ィン重合体の形体に影響を及ぼすことが多いので、適宜
調節することが望ましい。
本発明に係る触媒成分は、金属酸化物の表面に存在する
水酸基を利用してバナジウム化合物を固定化担持するも
のである。従って、金属酸化物は、使用に当って吸着水
を除去する目的等から、100〜400℃、好ましくは
150〜300℃で窒素気流下又は真空中で焼成し、更
には大気と直接接触し々いように取扱うのが望ましい。
(ロ)ケイ素化合物 本発明で用いられるケイ素化合物は、一般式%式% Xは前記と同意義。コで表わされる。
上記式に含まれる具体9す?以下に説明する。
YINY3: F、 C2,Er 、  工、  oc
H,、QC,H,。
QC,H,、01−C!sH,、QC4H,、01−C
!4H,。
ocsl(ts l  0(4HI? p oc、a、
 l  ocH2c、usTo 0 Hlo H,a@
a、等が挙げられ、好ましくはO2@  Br 、  
OCH3,QC!H8゜006Hs、  O(:jE!
Q@H5であり、特に好着しくはC1、OCmHi  
である。
n:好ましくは1〜3の整数である。
R1%R8: H,011!、  02H,、C!!)
17.  i−C,H7゜C’4”9 +  L−C4
H9z  CC11H1+  C8H17r 06H8
+c、HSCH!等が繕げられ、好ましくはH,(H,
である。
R’ + R” H* aE、、  C2H5*  c
、H,、L−03H7+04H,が挙げられ、好ましく
けHである。
X:OL、Br、工が挙げられ、好ましくけCtである
これらの内でも特に、クロロメチルベンジA・クロロメ
チルフェネチルトリクロロシラン(ctssl(aH凸
ecH鵞at 〕、〕クロロメチル3−フェニルプロピ
ルトリクロロシランCC15B1) リx )−キシシ
ラy ((Hscto )sE? icH*(Σ宸CH
sOlコ、クロロメチル7エネチルトリエトキシシラン
、クロロメチル3−フェニルピロピルトリエトキシシラ
ン等が最も好ましい。
(ハ)有機アルカリ金属化合物 本発明で用いられる有機アルカリ金属化合物は、一般式 〔但し、M及びR1は前記と同意義。〕で表わされる。
上記式に含まれる具体列?以下に説明する。
M : Li i Na、 K、 Rb、 Caが挙げ
られ、好ましくはNa、K である。
R”:   CH3I    O!H5I    C8
H?、    1−(4H7,C4E會 、    i
−c、He l  eel(ts l  c、 H1?
 l  C6H6+  O@Hf1CH!等が挙げられ
、好ましくはan、 I  C’!H5y  C6H5
である。
これらの内でも、特にナトリウム1.3−ブタンジオナ
ト、カリウム1.3−ブタンジオナト、ナトリウム1−
フェニル−1,3−プロパンジオナトが好ましい。
に)バナジウム化合物 本発明で用いられるバナジウム化合物は、一般式 〔但し、R―〜R11は前記と同意義。〕で表わされる
上記式に含まれる具体141 ’に以下に説明する。
0RIOが水素原子であり、R1とR11が炭化水素基
である場合。
R”/R”  :  CH1X CH3、aH,/ (
4Hl 、  CtEs/ (4Hs。
CH2X C6Hl p  CIH5/ CaH6e 
 Ca”S/ CII”S *CHJC@H@C馬、 
 0@馬CHJ(4H5CH1。
CIH5/CIH50H2,C5Hs/CgHsCH冨
0RIOが炭化水素基であり、He 、 R11のいず
れかが水素原子で他が炭化水素基である場合。
RIO/ Re又はR” : aH3/an、 、  
C*Hs/C馬 。
CH3/CIH5,OtHs10mHs+  CgHs
/CHs+CHs/ 0sEs a  C@HI/ C
zHs *  CIH5/ C5Hi *C@Hs/C
6H5、c、H,aH,/CHB 、  cHs/C!
11H6CH1、06H5CH雪/ (4H5(1!H
1、C4H50H1/ CzHs *  CtHs/ 
C5Hs CHl r  C5Hs CHl/Cs H
s *  C5Hs/ Cs Hs CHtORIOが
水素原子であり、R11、R11のいずれかが水素原子
で他が炭化水素基である場合。
R・ 又 ば R11:   OH3,CI)’5+ 
   C,Hs 、    C,HeCH。
等が挙げられ、これらの内でも特【下記の化合物が望ま
しい。
本発明に係る触媒成分は、金属酸化物(a成分)とケイ
素化合物(b成分)を接触させ、次いで有機アルカリ金
属化合物(C成分)と接触させた後、バナジウム化合物
(d成分)と接触させることにより調製することができ
る。
a成分とb成分の接触 a成分とb成分の接触は、不活性媒体の存在下又は不存
在下に両者全混合攪拌することによシなされる。
不活性媒体としては、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、
オクタン、デカン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の炭化水素、1.2−ジクロルエタン、
1.2−ジクロルプロパン、四塩化炭素、塩化ブチル、
塩化イソアミル、ブロムベンゼン、クロルトルエン等ノ
ハロゲン化炭化水素等が使用し得る。
C成分とb成分の接触は、通常−20℃〜+150℃で
cL1〜10a時間行なわれる。又、接触割合は、モル
比でb/a=IIO05〜10である。
C成分とb成分の接触により得られた固体状生成物(以
下、反応生成物■という。)は、次の接触に供されるが
、必要に応じて接触に先立って適当な洗浄剤、’Alえ
は前記の不活性媒体で洗浄してもよい。
反応生成物lとC成分の接触 両者の接触は、通常−20℃〜+150℃で11〜10
0時間行なわれる。C成分は反応生成物Iを調製する際
に用いられたb成分に対してモル比で通常[lL1〜2
0モル用いられる。
接触の際に、一般式MθXで表わされるアルカリ金属ハ
ロゲン化物を反応促進剤として用いることができる。式
において、Mθはアルカリ金属を示し、具体的にはLL
、 Na、 K、 Rb、 Caであり、Xはハロゲン
原子を示し、望着しくけヨウ素である。アルカリ金属ハ
ロゲン化物は、C成分1モルに対して005〜0.5モ
ル使用される。
反応生成物iとC成分の接触?極性溶媒の存在下で行っ
てもよい。極性溶媒としては、ジエチルエーテル、テト
ラヒドロフラン等のエーテル、酢酸エチル、ギ酸ブチル
等のエステル、アセトン、メチルエチルケトン等のケト
ンが挙げられる。これらの中でもアセトンが特に好まし
い。
反応生成物lとC成分の接触により得られた固体状生成
物(以下、反応生成物■という。)は1次のd成分との
接触に先立って、洗浄剤で洗浄するのが望ましい。洗浄
剤としては、鉱酸又はその水溶液が使用される。鉱酸と
しては、塩酸、硝酸、硫酸等が挙げられる。
反応生成物■とd成分の接触 反応生成物■とd成分の接触は、不活性媒体の存在下又
は不存在下に両者を混合攪拌することにより行なわれる
。接触は、通常−20℃〜+150℃で11〜100時
間行なわれる。d成分は、使用したb成分1モルに対し
て通常11〜10モル用いられる。不活性媒体としては
、前記C成分とb成分の接触の際に用い得る炭化水素、
ハ、ロゲン化炭化水素が挙げられる。
上記のようにして本発明に係る触媒成分は製造すること
ができるが、該触媒成分は、必要に応じてヘキサン、ヘ
プタン、オクタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の炭化水素で洗浄することができ、更に
必要に応じて乾燥することができる。
オレフィン重合用触媒 本発明は、上記のようにして得られた触媒成分と周期表
第■族ないし第瓜族金属の有機金属化合物とを組み合せ
たオレフィン重合用触媒である。
!族ないし■族金属の有機金属化合物 該有機金属化合物としては、リチウム、マグネシウム、
カルシウム、亜鉛及びアルミニウムの有機化合物が使用
し得る。これらの中でも特に、有機アルミニウム化合物
が好適である。用い得る有機アルミニウム化合物として
は、一般式Rnhtx5−n(但し、Rけアルキル基又
はアリール基、Xはハロゲン原子又は水素原子?示し、
nは1≦n (3の範囲の任意の数である。)で示され
るものであり、例えばジアルキルアルミニウムモノハラ
イド、モノアルキルアルミニウムシバライド、アルキル
アルミニウムセスキハライドなどの炭素数1ないし18
個、好ましくは炭素数2ないし6個のアルキルアルミニ
ウム化合物又はその混合物もしくは錯化合物が特に好ま
しい。具体的には、ジメチルアルミニウムクロリド、ジ
エチルアルミニウムクロリド、ジエチルアルミニウムプ
ロミド、ジエチルアルミニウムアイオダイド、ジイソプ
チルアルミニウムクロリドなどのジアルキルアルミニウ
ムモノハライド、メチルアルミニウムジクロリド、エチ
ルアルミニウムジクロリド、メチルアルミニウムジプロ
ミド、エチルアルミニウムジブロミド、エチルアルミニ
ウムジアイオダイド、イソブチルアルミニウムジクロリ
ドなどのモノアルキルアルミニウムシバライド、エチル
アルミニウムセスキクロリドなどのアルキルアルミニウ
ムセスキハライド等が挙げられる。
該触媒成分と該有機金属化合物の使用割合は、該触媒成
分中のバナジウム1グラム原子当り該有機金属化合物1
〜1.000グラムモルである。
本発明の触媒は、エチレン又はプロピレンの単独重合、
エチレンとプロピレン、1−ブテン、1−ペンテ/、1
−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン等のα−オレフ
ィンとの共重合、プロピレンと他のα−オレフィンとの
共重合用として有用である。
オレフィンの(共)重合 (共)重合反応は、(共)重合反応に対して不活性で、
かつ重合時に液状である溶媒中で行なうのが望ましく、
該溶媒としては、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン等の飽和脂肪族炭化水素、シクロプロパン
、シクロヘキサン等の飽和脂環式炭化水素、ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素等が挙げられる
。又、α−オレフイ/モノマーからなる溶媒中で重合す
ることも可能である。
(共)重合温度は、通常−100℃〜+150℃の範囲
である。(共)重合温度を低温、特に−60℃以下にす
ると、得られるポリマーは単分散に近い分子量分布2持
つ。特に−65℃以下では、My  (重合平均分子#
)/Mn(数平均分子量) = 1.05〜1.50の
リビング重合体とすることができる。又、(共)重合温
度を高めると、分子量分布は広がるが、ポリマーの収率
を向上することができる。
又、(共)重合反応時に、反応促進剤を用いることがで
きる。反応促進剤としては、アニソール、水、酸素、ア
ルコール(メタノール、エタノール、イソプロパツール
等)、エステル(安息香酸エチル、酢酸エチル等)等が
挙げられる。促進剤の使用量は、該触媒成分中のバナジ
ウム1グラム原子当り、通常r1.1〜2グラムモルで
ある。
発明の効果 本発明の重合触媒を用いることにより、従来のV(アセ
チルアセトナト)1.V(2−メチル−1,3−ブタン
ジオナト)、系触媒では不可能であったオレフィンのス
ラリー重合が可能となった。従って、特にプロピレン等
のリビング(共)重合の場合にポリマーと溶媒の分離が
容易になり、これはブロック共重合の際に有利であると
共に、重合系のポリマー濃度を高めることを可能にした
実施例1 触媒成分の調製 マグネチツクスターラが入り、充分窒素置換した反応容
器に、予め3OO℃で4時間真空中焼成したシリカ(D
AVISON社製、商品名G−952、比表面積502
 m”/ f、細孔容fR1,54cm3/ t、平均
細孔半径204ス)52?入れた。
次に、トルエン5〇−及びクロロメチルフェネチルトリ
クooシランc ctssl(喝)*@ゝCHt c 
t ]2ミリモルを加え、トルエン還流下6時間攪拌し
て反応2行った後、室温で12時間攪拌を継続した。得
られた固型生成物をトルエンによ95回洗浄し念後、減
圧下乾燥した。元素分析の結果、この固形生成物1け1
を当り、水素4.0ミリモル、炭素1.9ミリモル、塩
素Q、10ミリモル含んでいることが判明した。この固
形生成物1 5PK、ナトリウム1.3−ブタンジオナ
ト4ミリモル、ヨ9化ナトリウムα8ミリモル及びアセ
トン50−?加え、ナトリウム1.3−ブタンジオナト
及びヨウ化ナトリウムが溶解する迄室温で擾拌した。そ
の後、内容物を40〜50℃で1時間攪拌し、更に0℃
で3時間攪拌し念。得られた固形生成物を5%塩酸水溶
液で5回洗浄した後、減圧下乾燥した。元素分析の結果
、この固形生成物■け、12当り水素5.5ミリモル、
炭素23ミリモル含んでいることが判明し、塩素は観測
されなかった。
上記で得られた固形生成物! 52とトルエフ30m1
ff反応容器に入れ、これにV(2−メチル−1,3−
ブタンジオナト)31.8ミリモル加え、室温で12時
間攪拌した。固形生成物をトルエンで5回洗浄し、減圧
下乾燥して触媒成分を得た。得られた触媒成分を電子ス
ペクトルで測定した結果、バナジ9ムを120ミリモル
/?含んでいることが判明した。
プロピレンの重合 マグネチツクスターラーが入り、窒素で充分置換した反
応容器に、実施列1で得られた触媒成分125?(バナ
ジウムα05ミリモル)及びトルエン25−を入れ、攪
拌しながら一65℃でプロピレン!59(830ミリモ
ル)を加えた。次いで、5.0ミリモルのジエチルアル
ミニウムクロリドトルエン溶液を加え、−65℃で攪拌
下重合を開始した。
3時間後、攪拌を停止して観察したところ、ポリマーは
速やかに沈降し、上液液は無色透明であった。次いで、
−78℃に冷却した5OO−のエタノール−塩酸溶液K
、反応液を注ぎ重合を停止せしめた。生成したポリマー
を30ローのエタノールで5回洗浄し、室温で乾燥した
重合結果を第1表に示した。又、得られたポリマーのG
PCチャートを第2図に示した。なお、ポリマーの”(
!−NMR測定の結果、ラセミダイアトのモル分率は(
L8であった。
比較MJ 1 実施例1で用すた触媒成分の代わりに、■(アセチルア
セトナト)s’)o、o5ミリモル用いた以外は、応用
例1と同様にしてプロピレンの重合を行った。3時間重
合を行った後に、攪拌を停止して重合系を観察したとこ
ろ、赤橙色の均一溶液であり、ポリマーの沈降は観測さ
れなかった。
実施例2〜8 重合温度又はジエチルアルミニ9ムクロリドの使用量を
第1表に示すように変えた以外は、実施flAJ 1と
同様にしてプロピレンの重合を行った。それらの結果を
第1表に示した。それらの結果から、−60C以下の低
温ではリビング重合となり、−40℃以上の温度ではu
w/Mnが約2以上の分子全分布がや\広いポリマーが
高収率で得られることが判る。
第1表 (ミリモル)   (C)   (x1o’)    
     (r)1   5.0   −65  4.
6    t2   (11725,0−70五5  
 1.3   (11255,0−605,6i、2 
  α574   1.0   −60  5.3  
 1.4   (L285   5、Q    −40
&2   2.OQ、996   5.0   0  
 [1852,OG、937   1.0   −40
  4.1   2,2  2.78      1.
0     −20    2.0     1.9 
    1.7実施f!A19 プロピレンとエチレンのブロック共重合実M列1と同様
にしてプロピレンのホモ重合を3時間行なった後、エチ
レンをi、8F(420ミリモル)重合系内導入し、エ
チレンとプロピレンのランダム共重合を行った。10分
後に、実施列1と同様にして重合を停止せしめ、ポリプ
ロピレンとエチレン・プロピレンランダム共重合体から
なるブロック共重合体をα88F得た。
共重合体のMn =20 &OOO,芽w/Mn=1.
1、プロピレン含量54モル係、ホモポリプロピレン部
分=20重量係であった。得られた共重合体のGPOチ
ャート?第2図に示す。
実施例10 触媒成分の調製 実施列1と同様にして得た固形生成物usy、トルエン
3〇−及びV(アセチルアセトナト)。
2049モルを実施例1と同様にして接触させて、バナ
ジウム含有量(L 15417モル/?の触媒成分を調
製した。
プロピレンの重合 実施列10で得られた触媒成分を用いた以外は、実施例
1と同様にしてプロピレンの重合を行ないα05fの収
量でポリプロピレンを得た。
ポリプロピレンのMn=42,000、芽v/ Mn 
=1.5であった。
実施例11 触媒成分の調製 実施列1と同様にして得た固形生成物f15F、トルエ
ン3〇−及びV (1,5−ブタンジオナト)SZOミ
リモルを実施例1と同様にして接触させて、バナジウム
含有量α18ミリモル/2の触媒成分を調製した。
プロピレンの重合 実施列11で得られた触媒成分を用いた以外は実施列1
と同様にしてプロピレンの重合を行ない、Mn = 4
4.000、芽w/Mn=1.4のポリプロピレンをα
13?得た。
実施列12 プロピレンの重合 マグネチツクスターラーが入り、窒素で充分置換した反
応容器K、実施列1で調製した触媒成分子:125を及
びトルエン100−を入れ、これに20℃で内圧が1 
k!!/c!tl”になるようにプロピレンを導入した
。次いで5.0ミリモルのジエチルアルミニウムクロリ
ドトルエン溶液を加え重合を開始した。重合中はプロピ
レン?導入して内圧を1に9/=m”に保持した。
3時間後攪拌を停止し、実施例1と同様にして重合を停
止せしめた後、生成したポリマーを洗浄乾燥してn =
 11.400、My/芽n;4a8のポリプロピレン
をα232得た。
実施例13 プロピレンの重合 重合温度を一78℃とし、更にジエチルアルミニウムク
ロリドの代わりにエチルアルミニウムセスキクロリドを
10ミリモル用いた以外は、実施例1と同様にしてプロ
ピレンの重合を行ない、Mn=6a000、警w/Mn
 = L 9のポリプロピレンを11571得た。
実施列14 触媒成分の調製 実施例1の触媒成分の調製の際に用いたクロロメチルフ
ェネチルトリクロロシランの代りに、クロロメチル−3
−フェニルプロピルトリエトを用いた以外は、実施列1
と同様にしてバナジウム含有1114ミリモル/lの触
媒成分を調製した。
プロピレンの重合 上記で得られた触媒成分を用いた以外は、実施例1と同
様にしてプロピレンの重合を行った。
その結果を第2表に示した。
実施列15 触媒成分の調製 実施列1の触媒成分の調製の際に用いたナトリウム1.
3−ブタンジオナトの代わりにカリウム1.3−ブタン
ジオナトを、ヨウ化ナトリウムの代わりにヨウ化カリウ
ムをそれぞれ用いた以外は、実施例1と同様にしてバナ
ジラム含有量(L18ミリモル/?の触媒成分を調製し
た。
プロピレンの重合 上記で得られた触媒成分を用いた以外は、実施列1と同
様にしてプロピレンの重合2行った。
その結果を第2表に示した。
実施例16 触媒成分の調製 実施列1の触媒成分の調製の際に用いたナトリウム1,
3−ブタンジオナトの代わりにナトリウム1−フェニル
−1,3−プロパンジオナトt、V(2−メチル−1,
3−ブタンジオナト)3 の代ワリにv(1−フェニル
−1,3−プロパンシオナ))SZOミリモル?それぞ
れ用いた以外は実施列1と同様にしてバナジウム含有量
α09ミリモル/?の触媒成分t L’l製した。
プロピレンの重合 上記で得られた触媒成分?用いた以外は、実施列1と同
様にしてプロピレンの重合を行った。
その結果と第2表に示した。
実施例17 プロピレンの重合 実施例16で得られた触媒成分を用い、ジエチルアルミ
ニウムクロリドの代わりにエチルアルミニウムジクロリ
ドを用いて重合温度を一78℃とした以外は、実施例1
と同様にしてプロピレンの重合を行った。その結果を第
2表に示した。
第2表 (x1o’)        (t) 14        4.9          1.
2         α1315   4.1    
1.3   115j 6        4.8  
        1.3         α0217
        α85        2.1   
      α08
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る触媒成分調製のフローチャート
図であり、第2表は本発明の触媒を用いて重合されたポ
リマーのGPCチャートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)(イ)金属酸化物と、 (ロ)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、Y^1〜Y^3は同一か異なるハロゲン原子若
    しくは炭素数1〜8個のオキシヒ ドロカルピル基、nは1〜9の整数、R^1〜R^5は
    同一か異なる水素原子若しくは炭素数1〜8個の炭化水
    素基、R^6、R^7は同一か異なる水素原子若しくは
    炭素数1〜3 個のアルキル基、Xはハロゲン原子を示す。〕で表わさ
    れるケイ素化合物を接触させ、次 いで (ハ)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、Mはアルカリ金属、R^8は炭素 数1〜8個の炭化水素基を示す。〕で表わ される有機アルカリ金属化合物と接触させ た後、 (ニ)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔R^9〜R^1^1は水素原子又は炭素数1〜8個の
    炭化水素基を示す。但し、R^9〜R^1^1の少なく
    とも一つは水素原子である必要があ るが、R^9〜R^1^1の全部が水素原子であつては
    ならない。〕で表わされるバナジウム化 合物を接触させることからなる触媒成分と、(b)周期
    表第 I 族ないし第III族金属の有機金属化合物 とからなるオレフィン重合用触媒。
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