JPS59100106A - オレフイン重合触媒の製造法 - Google Patents

オレフイン重合触媒の製造法

Info

Publication number
JPS59100106A
JPS59100106A JP58210047A JP21004783A JPS59100106A JP S59100106 A JPS59100106 A JP S59100106A JP 58210047 A JP58210047 A JP 58210047A JP 21004783 A JP21004783 A JP 21004783A JP S59100106 A JPS59100106 A JP S59100106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
vanadium
inorganic oxide
catalyst
organometallic compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58210047A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0516445B2 (ja
Inventor
トマス・ケイ・ロジヤ−ス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cities Service Co
Original Assignee
Cities Service Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cities Service Co filed Critical Cities Service Co
Publication of JPS59100106A publication Critical patent/JPS59100106A/ja
Publication of JPH0516445B2 publication Critical patent/JPH0516445B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオレフインの重合、更に特定的にはエチレンを
単独で−まブこは一つも(、りはそれ世上の共単量体と
共に重合させて半結晶性樹脂を製造するのに有用な触媒
組成物に関する。
同等のものとしてヂグラー(ziegler)、チグラ
ー型またはチグラー・ナツタ(Natta)触媒と種々
の名で呼ばれ−Cいる型の触媒が中庸の温度及び圧力の
条件下でオレフィンの重合に有用であることが知られて
いる。まだ(1)この種の触媒により得られる重合体の
特性並びに重合体製造に用いられる方法の相対的経済性
が、特定の単量体の選択、触媒組成物、重合助剤及び用
いられる他の重合条件を7ULT’多くの因子により異
ること、(2)気相重合法がスラリ法および溶液法より
不利な経済性を与えること、及び(3)担持触媒が気相
、スラリ及び溶液各111合、去におけるその利用性の
ゆえに特に望ましいとさも月11°〕JしCいる。
英国特許第1,489,410号〔モンサント社(Mo
nsanto)〕は種々の重合法を提示Lテオリ、小く
ともぞ−jr、+−)の、ももものは、バリジウノ、成
分をイfする’?ヂグラー触媒を用いていること及び他
の因−′、最も顕−Kには気相、スラリまたは溶液法F
Cより1−jりことン′1ンζごきることのゆえに、工
業的に魅力あるものである。然し7ながら、モンサント
社のバナジウム111行!lza /有機アルミニウノ
、化合物/シリカ触媒、または類似のバナジウム化合物
/有機金属化合物/無機酸化物触媒をモンサントの特許
に示されだ種々の方法により工業的規模で可能にする試
みは、製造される生成物の型及び品質の観点及び触媒を
製造するのに用いられる方法の工業的可能性の観点の両
方から成功の度合が変化することに遭遇した。
モンサントにより示された方法の如何なるものにより良
好なバナジウム化合物/有機金属化合物/無機酸化物触
媒組成物を製造することが可能であると伯じられるが、
モンサントが同等であることを示(7ている種々の技術
が規模を大きくした方法においては同等でな1^ことが
経験的に示された。
例えば、規模を太きくした方法においては、(1)処理
されだシリカ支持物質にバナジウノ・化合物/アルミニ
ウムヒドロカルビロギシド/トリアルギルアルミニウム
組成物を析出させることによる触媒組成物の製造の結果
化学的に結合しだ担持触媒組成物が生成せず、他方バナ
ジウム化合物を処理された支持物質と反応させることに
より組成物を製造する場合に化学的に結合した担持触媒
組成物が生成され、 (2)モンサントの気相析出法による化学的に結合しノ
?−相持触媒の製造は通常黒い汚点のついた不均一な生
成物の生成を招きそしてまだその区域で作業する作業者
に危険を与え彼つて高価な汚染物除去装置の設冒・心安
とすると考えらiする気相の使用を要する方法のゆえに
工業的に望ましくなく、(3)更に一つのモンサントの
恐らく同等の方法、即ち乾燥した処理支持物質にバナジ
ウム化合物の溶液を添加する方法による化学的に結合し
だ担持触媒組成物の製造も才だ不均一な生成物の生成を
招き、そして (4)最後のモンサントの恐らく同等の方法、即し処理
支持物質スラリにバナジウム化合物の溶l夜を加える方
法による化学的に結合した担持触媒組成物の製造は均一
な生成物の製造において信頼性のあるものでなく、そし
て該特許に記載のごとく、対応する大きな装置、媒質の
蒸発に要する大きなエネルギー経費及び汚染低減設備を
備える必要がある大量の炭化水素媒質を使用する。
なお必要とされるものは、均一な化学的に結合したバナ
ジウム化合物/有機金屈化合物/無機酸化物触媒組成物
(モンザントにより示された形の組成物及び他の形の組
成物、例えば史に他の成分を含む組成物の両者)を製造
する再現件のある工業的に適した方法である。
本発明の一つの目的は、オレフィン重合に有用なバナジ
ウム化合物/有磯金属化合物/無捜酸化物触媒組成物の
新規な製造方法を提供することである。
更に一つの目的は一定して均一な生成物を生成する結果
を与えるその種の方法を提供することである。
なお更に一つの目的は工業的に適したこの種の方法を提
供することである。
1−記及び他の諸1」的はオレフィン重合触媒組成物の
従来開発された製造方法に或る種の変形を組込むことに
より、特定的には (A)(1)表面ヒドロキシル基を有する無機酸化物を
乾燥し7て実質的に吸着水を1才ない支持物質を生成さ
せ、 (2)該乾燥無機酸化物を不活性液体炭化水素中でスラ
リとし、 (3)該乾燥無機酸化物の表面ヒドロキシル基を、 式RxMR’yR”z 式中、Mは周期律表の第III族の金属であり、Rは1
乃至12個の炭素原子を含むアルギル基であり、R’/
及びR”はH、Cl及び1乃至12個の炭素原子を含む
アルキル及びアルコキシ基から成る群から独立に選らけ
れ、Xは1乃至3の値を有しそしてy及びzは共に0乃
至2の値を表わし、それらの合計は3−x以下である、 に相当する少くとも一つの有機金属化合物と、表面ヒド
ロキシル基1モル当り少くとも約0.5モルの量にて反
応させ、そし°C(4)このようにして処理された支持
物質を、バナジウノ・が少くとも+3の原子価を有する
少くとも一つのバナジウノ、化合物と有機金属化合物1
モル当り少くとも約0.001モルの量にて反応させる
、 ことによるオレフィン重合触媒組成物の製造方法におい
で、 (B)(a)固体含量の単位容積当りの重量(weig
ht/unit volume solids con
tent)が約IO乃至50%となるような量の不活性
液体炭化水素中で攪拌しつつ反応を行いぞ1−で(b)
処鯉された無機酸化物粒子の攪拌されたスラリにバナジ
ウノ、化合物を、それが反応するときに粒子上にバナジ
ウム化合物が確実に実a的に均一に分布するような速度
で加える、 ことを特徴とする方法により達成される。
本発明の実ノ血にふ・い−C用いられる無機酸化物は有
機金属化合物と反応し2得る表面ヒドロキシル基を5f
1する如[1コなる誼IJζ無機酸化物まだは混合1疫
化物、例えばシリカ、アルミナ、シリカ−アルミナ、マ
グネシア、ジルコニア、トリア、ヂタニア等とすること
ができる。然しながら、それは一般にはシリカ、アルミ
ナ、マグネシア及びそれらの混合物、即ちシリカ及びア
ルミナ粒子等の混合を物のごとき物理的混合物及び/ま
たケよ珪酸マグネシウム、珪酸アルミニウム等のごとき
化学的混合物から成る群から選ばれた無機酸化物である
。表面ヒドロキシル基は酸化物粒子の外表1hiまだは
粒子中の孔の表面に存イLすることができ、この点に関
する唯一の必要条f(は該基が有機金属化合物との反応
に有効であることである。
無機酸化物に特徴的な比粒度、表面積、孔容積及び表向
ヒドロキシル基の数は本発明の実施に用いるのに決シ的
に重要ではない。触媒組成物の製造に用いることが望ま
しく且つ時として該触媒組成物を用いて生成される重合
体の特性に影響を与えるこの種の特性が無機酸化物の量
を決定するので、これらの特性はしばしば本発明の特定
の態様に用いる無機酸化物を選ぶ際に考慮しなければな
らない。例えば、触媒組成物を気相重合法(重合体粒度
を支持物質の粒度を変えることにより変えることができ
ることが知られている型の方法)に用いる場合、触媒組
成物の製造に用いられる無機酸化物は所望の粒度を有す
る重合体の製造に適した粒度を有するものであるべきで
ある。一般に、約30乃至600ミクロン好ましくは約
30乃至100ミクロンの範囲の平均粒度、約50乃至
1000平方メートル/g、好ましくは約100乃至4
00平方メートル/g,及び約0.5乃至3.5cc/
g、好ましくは約0.5乃至2cc/gの孔容積を有す
る無機酸化物を用いることにより通常最適の結果が得ら
れる。
無機酸化物をスラリ化する不活性液体炭化水素は如何な
る不活性液体炭化氷炭化水素ことができるが、一般に中
I′Inの温度での蒸発により反応混合物から続い11
!、i″去することができる程度に十分低い沸点を有す
るものである。スラリ触媒としてC4〜C8範囲の沸点
を不する飽和炭化水素が特に適しており、従つてそれは
最も一般的に1、純粋または工業用のC4〜C6アルカ
ンまだはシクロアルカン、例えばイソブタン、ペンタン
、イソペンタン、ヘキサン、シクロヘキーリン、ヘプタ
ン、イソオクタン等、及びそれら相互の混合物及び/ま
たは屑望の沸点範囲を有する工業用品分中に一般に存在
する他の物Jhとの混合物である。
L記のごとく、本発明の実施においで無機酸化物の表面
ヒドロキシル基と反1.ちさぜる。b 機金属化合物、 式RxMR’yR”z 式中、Mは周期律表の第III族の金属であり、Rは1
乃至12個の炭素原子を含むアルキル基であり、R’及
びR”はH、Cl及び1乃主12個の炭素原子を含むア
ルキル及びアルコキシ基から成る群から独立に選らばれ
、xは1乃至3の値を有し、そしてy及びzは共に0乃
至2の値を表わし、それらの合唱は3−x以下である、 に相当する如何なる一つまだはそれ以上の有機金r(化
合物とすることができる。従つて、Mは例えはアルミニ
ウム、ガリウム、インジウノ、またはタリウノ・と−#
−ることかでき、Rはf’llえばメチル、エヂル、プ
t1ビル、イソプロピル、n−ブチル、イソブヂル、n
ーペンチル、インペンチル、t−ペンチル、ヘギシル、
2−メヂノしペンチル、ヘプチル、オクヂル、2−上ヂ
ルヘギシル、ノニル、デシル、ドデシル等とすることが
でき、R’は存在する場合H、Cl、Rに対して上に例
示さ)[だもののごときものでI?と回じ寸だけ異るア
ルキル基、まだは手記のアルAル基に対応するアルコキ
シ基のごときアルコキシ基とすることができ、そしてl
j//(、よ存在する場合/<’の例として−にに記載
された置換基の如何なるものとするととができそしてR
′と同じまた昇るものとすることができる。
好ましい有機金属化合物はMがアルミニウムであるもの
である。用いることができるアルミニウム化合物には塩
化物、例えばジメチルアルミニウムクロリド、ジエチル
アルミニウノ\クロリド、ジプロビルアルミニウムクロ
リド、シイソブチルアルミニウムクロリド、相当するア
ルキルアルミニウムジクロリド等、及びこの種の塩化物
の混合物があるが、これら塩化物は一般にそれらの存在
のもとで5i1.′I造さノ1.る重合体に塩化物が与
えるハロゲン残基の故に特に好ましいものではない。よ
り好ましいアルミニウム化合物Vよ]・リアルキルアル
ミニウム、ジアルキルアルミニウム、ハロゲン化物、ジ
アルキルアルミニウムアルコギシド、及びアルキルアル
ミニウムジアルコキシド、例えばトリメチルアルミニウ
ム、トリヘキルアルミニウム、トリブロピルアルミニウ
ム、トリブヂルアルミニウム、トリイノブチルアルミニ
ウム、イノゾプロペニルアルミニウム、トリヘキシルア
ルミニウム、トリオクチルアルミニウム、トリデシルア
ルミニウム、トリドデシルアルミニウム等、アルキル基
の一つまたはニつがアルコキシ基により置換えられた相
当するアルコキシ化合吻、例えばエチルアルミニウムジ
エトキシド、ジエチルアルミニウムエトギシド、エチル
アルミニウムセスキエトキシド、エチルアルミニウドジ
インブロボギシド等、ジエチルアルミニウム水素化物、
ジ−n−プロピルアルミニウム水素化物、ジイソブヂル
アルミニウム水素化物等、及びこの挿の化合吻の混合物
である。
71日こ好ましいアルミニウム化合物はトリアルギルア
ルミニウム、特にトリエチルアルミニウム及びトリ−n
−ヘギシルアルミニウムであり、それらはそれらの経費
、人手性及び/まだは効果の点て用いることが有利であ
る。
用いられる有機金ス4化合物の邦は無機酸化物上の表面
ヒドロキシル基1モル当り少くとも約0.5モルである
。用いることができる有機金属化合物の部に最高値はな
く、その理由は(1)触媒組成物の一つを用いる重合過
程に対して未反応の有機金属化合物の存在が悪い影響を
与える可能性のある如何外る場合において表面ヒドロキ
シル基と反応し7IするMより過剰の如何なる喰を触媒
組成物から除去することができそして(2)表面ヒドロ
キシル基と有機金IQ化合物との反応を確実に完全なも
のとするために過剰の有機金属化合物を用いることが時
として望ましいことがあり得るからである。一般には、
過剰を用いる場合洗浄が必要になり得るので過剰が好ま
しくはない。一般に、無機酸化物と反応させる有機金属
化合物の部は触媒組成物の存在下で製造されるべき重合
体に望まれる分子量分布によつて変化し、広い分子量分
布が望1れる場合には比較的少量の有機金属化合物が用
いられ、そして狭い分子量分布が望まれる場合には比較
的大量即ち表面ヒドロキシル基1モル当り少くとも1モ
ルが用いられる。
処理される特定の無機酸化物上の有効なヒドロキシル基
の数が未知の場合、それは如何なる従来の方法、例えば
無機酸化物の一定量を過剰のトリ上チルアルミニウムと
反応さkそし7て発/−1ニするエタンの量を測定する
ことにより測定することができる。無機酸化物上の有機
ヒドロキシル基の数がわ〕hIJば、用いられるイ〕機
金11バ化fl’物の問は有効なヒトロキシル基するイ
1佇七金用化合物の所望のモル比を与えるように選ばれ
る。
本発明の方法(てより製造さJする触媒イ、[)代物の
バリジウム成分は、モンサントの触媒組成物のバナジウ
ム成分と同様に、バナジウムが少くとも+3の原子価を
有する一つまたはそれ以上のバノジウノ、化合物である
。それtま如何なるこの種の還元性バナジウム化合物、
例えばモノサントによりまたはチグラ−触媒に関する他
の従来の方法において示されたバナジウム化合物の如何
なるものとすることができる。然しなから、本発明の好
まし7い具体例においては、それは 式(RO)nVOX3−n及び(RO)mVX4−m式
中、Rは1乃至18個の炭素原子を含みそして脂肪族不
飽和をploい一価炭化水二(u(を衣わし、XばCl
まだp、Brであり、nは0乃至3の値を有し、そして
mは0乃至4の値を有する、 なる式に相当する如何なる一つまたに4それ凡手の化合
物である。従つて好ましいバナジウム化合物にはVOC
l、VOBr3、及びその上記のモノ−。
ジー及びトリヒドロカルビロキシ誘導体、並びにVCl
4、VRr4、及びその上記のモノ−、ジー、トリー及
びテトラヒドロカルビロキシ誘導体があり、Rは存在す
る場合直鎖または分岐鎖アルキル、シクロアルギル、ア
リール、アルカリールまたはアラルキル埃、例えばメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、ペンチル、へキシル、シクロへキシル、ヘブチル
、オクヂル、シクロオクチル、ノニル、デシル、ドデシ
ル、ヘキサデシル、オクタデシル、フエニル、ベンジル
、ジメチルフエニル、エチルフエニル等とすることがで
きる。バナジウム化合物の混合物を71いるーIj′庁
、バナジウノ、成分は−)、記()一般式のいずれかに
相当する二つまたはそれ以上−の化合物の混合物、それ
ら一般式の一つと一般式の他のものに相当する一つまた
はそれ以上の化合物との混合′、ま/、7口・フナジウ
ノ、が小くとも+3の原子価を18する二つ1だシよそ
れ1λノ上の他のバナジウム化合物び混合物、等とする
ことができる。
通常、(R〇)nVOX3−n型ノハナジウム化合物を
用いる場合、それは好ましくはその種の化合物のより大
きい人手性のゆえにXがClである化合物である。触媒
組成物が比較的広い分子量分布を有する重合体の製造に
用いられる場合には、nが0であるバナジウノ、化合物
を用いることが一般に好ましく、そして触媒組成物が狭
い分子量分布を有する重合体の製造に用いられる場合に
は、Rがアルキルでありそしてηが約1の値を有するバ
ナジウム化合物を用いることが一般に好ましい。
通常、(R〇)mVOX4−m型のバナジウム化合物が
用いられる場合、それは好ましくはVCl4またばその
誘導体、最も好ましくはVCl4それ自体である。
本発明の実施において用いられるバナジウム化合物の量
はかなり変えることができるが、一般には有機金属化合
物1モル当りバナジウム化合物少くとも約0.001モ
ルとなるような相である。本発明の実施において好まし
い方法として、組成物の製造中または製造後に洗浄段階
を用いない方法により触媒組成物を製造する方法、用い
られるバナジウム化合物の製造は処理された支持物贋と
反応し得る量より事実上過剰にすべきでなく、即ち有機
金属化合物1モル当りバナジウム化合物約1モノシで矛
)る。より多F+4を用いることt、l実際的な目的に
役立゛′−)ことシ、■なくそして過剰のバナジウム化
自物が重合反応槽の汚染を招くという欠点となり得るこ
とがあろう。然Lながら、反応槽の汚染が問題とilる
ことが予想されずそして/または過剰のバナシウノ・化
計物が組成物を用いる11[に触媒組成物から除去され
る場合には、比較的多量のバナジウム化合物を用いるこ
とができる。本発明の実施のおいで、用いられるバナジ
ウム化合物の量は一般(′有機金属化合物1モル肖り約
3モル以上ではなく、そして有機金属化合物1モル当り
バナジウム化合物約0.03乃至0.2モル、即ちパナ
ジウム化合物1モル当り約5乃全30モルの有機金属片
合吻を用いることにより優れた結果が得られる。
本発明の方法により製造される触媒組成物は勿論必須成
分、即ち無機酸化物、有機金属化合物及びバナジウム化
合物のほかの成分を有することができる。このfdiの
任意成分の例はアルコールである。用いる場合、これら
の任意成分は一般に従来の方法により製造されるバナジ
ウム化合物/有機金属化合物/無磯酸化物触媒組成物中
に含まれる場合に用いられる量と同じ量で用いられる。
上記のごとく、本発明に従つて改良される方法は、触媒
組成物が無機酸化物を乾燥し、それを不活性液体炭化水
素中でスラリとし、それを有機金属化合物と反応させ、
次にそのようにして処理された支持物質をバナジウム化
合物と反応させることにより製造される方法であり、好
ましい方法は洗浄段階を組成物の製造中または製造後に
用いない方法である。
無機酸化物を乾燥する条件は、表面ヒドロキシル基をf
l(7ぞL−、’を実質的に吸着水を含まない無機酸化
物を与えるのに十分な条件である限り決定的に重要では
ない。然しながら、無機酸化物を約100〜1000℃
にて窒素または他の不活性気体パージを行つてまたは行
わないで事実上すべての吸着水が除去されるまで乾燥す
ることが通常好−し<、そ(、てまた一般に所望の表面
ヒドロキシル基数を有する支持物質の生成に導く上記の
温度範囲内の乾燥温度を選ぶことが好ましぐ、約1.4
〜1.5ミリモル有効ヒドロキシル基/gを含む支持物
質が望ましい場合例えば約200〜600℃の温度が通
常選ばれる。勿論、無1’i7; Nl化′1イクノ乾
燥に要する時間は用いられる特定のφ燥温度により異る
が、通常約5〜16時間の範囲である。
無機酸化物は実質的に吸着水が除去された後、その表面
ヒドロキシル基は本発明により提供される方法と一致し
だ如伺なる適当な方法で有機金属化合物と、都合のよい
方法としてit、(1)(:の1猷度を<14夾ならば
有t)金属化合物との反応が行われるべき温度に調節し
、(2)それを不活性液体炭化水素中のスラリとし、(
3)所要量の有機金属化合物を1[味または溶液の形で
加え、そして(4)用いらノする有機金属化合物絹と反
応し得る有効ヒドロキシルノーと確実に隼実上完全に反
応−ノーるのに十分な田与間、一般に&、J、少くとも
約5分[141南機金属化合物と無機酸化4′7+との
へ密な接触を保つことにより反応さぜることができる。
反応は、この分野に精通した人々によりr;、11にJ
里肪”されるごとく、用いられる]侍定の−11(次金
属化含′吻に依存し−C1圧力をかけてまだし、−1か
けずにそし−し周囲温度1だけ還流温度で行うことがで
きる。有機金属化合物を溶液の形で添加する場合、必要
ではないが、溶媒はスラリ「1菖C−iでに存在するも
のと同じ不活性液体炭化水素とすることか一般に好まし
い。
バナジウム成分と処理された支持物質との反応しままだ
本発明により提供される方法と一致した如何なる方法に
より完遂することができる。然しなから、バナジウム化
合物を正味または溶液の形で処理された支持物刊のスラ
リに加えそしてそれを事実上完全な反応を行うに十分な
時間、通常少くとも約5分間、実際反応は事実上瞬間的
であるが、好贅し2くは約10〜60分間、処理された
支持物V(と緻密に接触した状態に保つことにより反応
を完遂することが最も望まし2い。
本発明の方法による触媒組成物の製造において上記のご
とき任意成分を用いる場合、それら任意成分tlだ本発
明により提供される方法と一致した如何なる方法により
、通常それらをスラリに適当な時に正味1だは溶液の形
で加えそしてそれらをスラリ中の粒子と事実上完全な反
応を行わせるのに十分な時間緻密に接触した状態に保つ
ことにより、他の成分と反応させることができる。
本発明の方法がバナジウム化合物/有機金属化合物/無
機酸化物触媒組成物の製造方法が従来の方法と異る様式
は主として均一性を保障する条件を用いることによる生
成物の均一性の制御にあり、但し条件はまた工業的に適
合した方法で均一な生成物の一定した生成を達成するよ
う設計される。
従つて上記のごとく、本発明の方法において用いられる
不活性液体炭化水素の量、即ち無機酸化物をスラリ化す
るために用いられる量と有機金属化合物、バナジウム化
合物及び/または如何なる任意成分に対する溶媒として
用いられる如何なる量との和は、固体のキログラム重量
を液体媒質のリツトル容積で割りそしてその商に100
を掛けて計算した重量/単位容積で示された固体含量の
値として約10〜50%となる量に限定される。またス
ラリは反応中攪拌され、そしてパナジウム化合物はその
攪拌されたスラリにパナジウム化合物が反応するとき粒
子上にパナジウム化合物がIF実に事実ヒ均一に分布す
るような速現で加えられる。
本発明の好まし2い具体例に従えば、有機金属化合物の
添加速度の制御は均二な生成物の着実な生成を達成する
ためにバナジウム化合物の添加速度を制御する場合程重
要であるとは思われないが、有機金属化合物の添加速度
も捷たそれが反応するときにスラリ中の粒子上に事実上
均一に分布するように11川御される。勿論、有機金属
化合物及び〕(ナジウl、化合物を加える特定の速1隻
は用いられる無機酸化物の量、温度条件及び用いられる
特定の有機金属化音物及びバナジウム化合物の反応性に
よつて変化する。然しなから、それは定常的実験、特に
下記の特定の例を参照にして容易に定めることができる
。この分野に精通した人々により容易に理解されるごと
く、添加速度は反応物質が反応に際して粒子上に確実に
事実上均一に分布するように少くとも比較的遅くすべき
であるが、その速度は反応工程の効率が悪くなる程遅く
(7てはならない。例えば、バナジウム化合物が下記の
式から計算される流速で加えられる場合に優れた結果が
得られる。
式中、Frはバナジウム成分供給流の立方センチメート
ル/分単位の流速を表わし、Wは無機酸化物支持物質の
キログラム単位の重量を表わし、 Vはバナジウム供給流中のVOCl3としで計算したバ
ナジウム成分の容量バーセント(即ち、異つたバナジウ
ム成分を用いる場合にVOCl3の当モル量に定められ
る容量%)を表わし、 Sは上に定義された固体含量バーセントを表わし、ぞし
て Fcは1/分の次元で表わされた流動定数を表わし、そ
の場合この定数は約0.01乃至0.1、好ましくは約
0.025乃至0.05である。
勿論、この減速は反応工程の効4−が悪くなる桿遅くは
なく、ぞして加えられる特定の反Lv3、物l)1が過
度に反応性があり用いらtする7持定の1.へ月Wにす
・・い−1反応が起るときにスラリ中の粒子全体に事実
上均一に拡がらないということがない場合には、なお速
い流速、例えば流動定数が約0.2までまたはそれ以上
となる程度の流速が許容される。然しながら一般には、
本発明の態様内で許容される比較的速いiAl′、C4
iでのバナジウム成分の添加は、(a)本発明の態様外
の方法により製造された同等の触媒組成物より均一であ
るが、(b)比較的遅い添加速度が用いられる本発明の
方法により製造される触媒組成物より均一14.7ハ幾
分劣る触媒組成物が生成する結嚇を与える。
上記の原則はまた有様金属化合物の添加速度を制御する
ことが望ましい方法における反応工程での、イ]俊金槙
化合物の添加速度に適用することができ、即ち、(a)
反応に際して有機金属化合物をスラリ中の粒子に事実上
均一に分布させ得る如何なる添加速度を用いることがで
き、(b)比較的遅い添加連l!jはより均一な分布を
導き、従つてより均一な生成物をりえる傾向を示し、(
c)然しながら、比較的速い添加速度はそれが制御され
ない反応工程により製造された同等の触媒組成物より均
一な生成物の生成を導き、そして(d)添加速度は反応
工程の効率を悪くする程遅くしてはならない。
チグラー触媒製造の他の方法と同様、庫発明の方法Q:
ヂグラー触媒の効果を低下または無くすることが知られ
ている酸素、水等のごとき物質が事実に存在シ1.ない
状態で行われるべきである。この条件は従来の方法と同
様窒素のごとき不活性気体雰囲気を用いることにより達
成することができる。
本発明の方法はすでに知られているごとくエチレンを単
独または一つもしくはそれ以上のアルファオしフィン共
重合体と共に重合させて半結晶性重合体を生成させるの
に有用ではトる触媒を/4−成させる。本発明のq¥定
の利点は、本発明が一1業的に適用可能な再現性のある
均一な触媒組成物の製造方法を提供し、従つて(1)触
媒を均一にするために触媒の製造に用いられる他の方法
における著しい汚染及び経費及び(2)不均一な重合触
媒組成物の使用により起り得る問題、例えば低い活性度
、微細物、大きな固り及び油状物が受は入れられない程
の高いパーセントで生成すること、等のいづれも避けら
れる。然しなから、本発明はまた、全工程、即ち支持物
物質の乾燥、支持物質のスラリ化及び他の触媒成分の添
加及び反応を必要ならば単一の容器中で行うことができ
、または工程を一つ以上の容器中で行うことができ、例
えば工業的操業においてしばしは好ましいごとく、二つ
の容器、即ち無機酸化物の迅速な高温乾燥及びそのあと
の冷却に適した一つの容器及び残余の工程に用いるより
中庸な条件に適した他の容器により行うことができると
いう利点を有する。
本発明の方法は上記の触媒組成物のすへての製造に有用
であるが、用いられる有象金属化合物及び/まだ(rよ
バナジウム化合物の贋がそれらを添加するスラリ中の粒
子上の反応活性点のすべてと反応するのに要する月より
少ない組成物の製造において特定の利用性を有し、その
理由はそれが従来の方法により製造した場合不均一に最
もなり易い組成物であるからである。
下記の実施例は本発明を例示するものであり、本発明を
何ら限定jるものでPJ−ない。他に明示しないかぎり
、実施例中に記載される方法の各々はチグラー触媒の触
媒毒により劣化することから触媒を保護するために窒素
雰囲気中で行われる。
実施例I シリカゲル3.8キログラムを200℃にて約12時間
乾燥して、1g当り約1.4ミリ士ルの表面ヒドロキシ
ル基を含む乾燥生成物を生成させ、そlて該乾燥生成物
を水平位置に置かれそして螺旋゛lI、リボンえ(II
Iζ拌(づ・、をJドアjけ/ζ水平拵1拌軸を備えた
円筒形容器に投入した。該容器にヘキサン約24リツト
ル4加え又15.8%の固体分含量と(−2/ζ、。
1″;j伴用を約(3(i r 7+ ’?+1で回転
[7,その値で攪拌をFA:(Jること(′〆”−より
シリカゲルをヘギ」ノン中でスラリ化した。
ヘキサン約4リツトルにトリエチルアルミニウム420
ccを溶かした溶液をスラリの攪拌を続けなから約82
0cc/分の速度にて反応槽に流入さぜ、溶液の添加を
完了した後約30分間攪拌を続け、次にヘキサン約1.
8リツトルにパナジウムオキシトリクロリド36ccを
溶かし7た溶液をスラリをなお攪拌しつつ約0.028
の流動定数を与えるように約39cc/分の流速にて加
える操作を開始1、た。VOCl3溶液の添加を完了し
た後、添加の完全を期するだめにヘキサン約440cc
を用いてVOCl3ラインをフラツシユし、その時点で
固体分含量は約13.5%であつた。更に30分間攪拌
を続けた。次にヘキサンを触媒から95〜100℃の温
度にて蒸留し、反応槽を冷却しそして触媒を反応槽の底
から自由流動性粉末として回取した。
触媒を顕微鏡で検査した結果、触媒が事実上汚点を含ま
ずそして事実上均−な色を有することが示された。スラ
リ、溶液及び気相重合法による異つた融解係数を有する
ボリエチレンの製造にこの触媒を用いた結果、均一な触
媒の場合に伴う問題を有しない活性な触媒であることが
示された。
実施例II 実施例Iを反復し、但しVOCl3溶液を攪拌されだス
ラリに約0.11の流動定数となるように約159cc
/分の速度で加えた。触媒を顕微鏡て調べた結果、粒子
の一部は黒い汚点を包みそして残りの粒子は白い汚点を
含むことが明かとなり、そのことはバナジウム化合物と
粒子との均一な反応を示している。触媒をスラリ、溶液
または気相法によるエヂレン重合に用いた場合、それは
かなり良好であつたが、実施例Iの触媒より活性が低く
、そしてより多量の油状物を生成し且つまだより望まし
くない重合体粒度分布を与えることが見出された。
比較実施例A 実施例Iを反復し、但しV0Cl3溶液を約0.23の
流動定数となるように約320cc/分の流速で攪拌さ
れたスラリに加えた。触媒を顕微鏡で調べた結果、ソル
ト・アント・ベパ−効果は実施例IIの触媒よりなお著
しく、即ちより多くの粒子が黒色まだは白色の汚点を含
むことか明かにされた。触卑をスラリ、溶液せたは気相
法によるエチレン重合に用いた場合、使用可能であるが
実施例IIの触媒より活性が低くそしてなお多くの油状
物の生成を招き、且つまだ粒度分布がより良好でないこ
とが見出された。
上記実施例は次のこと、即ち本発明の方法により均一な
バナジウム化合物/有機金属化合物/無機酸仕物触媒組
成物が製造されること、バナジウム化合物の添加速度を
バナジウム化合物がそれが反応するときにスラリの粒子
上により不均一に分布するような点まで速くした場合に
本発明の方法により製造される組成物がなお中程度に均
一であるが均一性が悪くなること、及びバナジウノ・化
合物の添力旧虫f男を速< L、ていくとそれが事実」
−粒子状に均一に分布せずそして均一な触媒組成物を生
成することができなくなる点(先達することを示し7て
いる。下記の実施例は(1)本発明が工業的規模の操作
に有用でありそして(2)上記の実施例において用いら
tL/−もの以外の他の無機酸化物及び/またはハナジ
ウノ、化合物を用いることができることを示す。
実施例III シリカゲル454キログラノ、を空気中200℃にて約
12時間乾燥]7そして窒素中で冷却1.千1g当り約
1.4ミリモルの表面ヒドロキシル基を含む乾燥生成物
を生成させ、そして該乾燥生成物を実施例Iに記載の型
の容器に投入した。ヘキサン1515リツトルを添加し
て30%の固体分含量とし、そして攪拌機を回転させて
シリカゲルをスラリ化した。スラリの攪拌を続けながら
計約1.7リツトル/分の速度にて二つの注入口を経て
反応槽に正昧のトリエチルアルミニウム50.2リツト
ルを流入させ、添加完了後約30分間攪拌を続け、そし
て次になおスラリを攪拌しなから更に他の二つの注入口
を通して正味のバナジウムオキシトリクロリド4.34
リツトルを約0.048の流動定数となるように計約7
2cc/分の流速にて注入を開始しだ。攪拌を更に30
分間続け、約95〜100℃の温度にて触媒からヘキサ
ンをフラツシユ除去し、反応槽を冷却し、そして触媒を
反応槽の底部から自由流謙11性粉末として回収した。
該触媒を顕微鏡で調べた結果、それは事実−ト汚点を自
まずそして事実上色が均一であることが示された。該触
媒をスラリ、溶液及び気相重合法により異つた密度及び
融解係数を有するポリエチレン、エチレン/プロピレン
共重合体及びエヂレン/ブテン−1共重合体の製造に用
いた結果、該触媒が吻−な触媒に伴う問題を有しない活
性な触媒であることかわかつた。
実施例IV ゾリカゲル38キログラムを200℃にて約12時間乾
燥して1g当り約1.4ミリモルの表面ヒトドキシル基
を含む乾燥生成物を生成さぜ、該乾燥生成物を実施例I
に記載の容器に投入しだ。へキサン約24リツトルを加
えて15.8 %の固体外11田とし、そして4;マ拌
磯を回転することによりヘキサン中にてシリカゲルをス
ラリ化しだ。スラリの攪拌をしヤシトながら1に味のト
リエチルアルミニウム725ccを約180cc/分の
流速で反応槽に注入し、添加完了後約30分間攪拌を続
け、次になおスラリを攪拌しつつヘキサン約1.5リツ
トルに四塩化バナジウノ、20ccを溶かした溶液を約
0.15の流動定数になるように約270cc/分の流
速にて添加するt′6作を開始した。更に30分間(−
V、拌を続けた。、次に−\キザノール70ccを約3
 (l c<7分の流速にて添加し、更に30分間搦拌
を続け、ヘキサンを触媒からフラツシユ除去し、反応槽
を冷却し、そして触媒を反応槽の底部から自由流動性粉
末として回収した。
該触媒を顕微鏡で訴べた結果、一部の粒子は黒い汚点を
含みぞして他の粒子は白い汚点を含んだが、事実上均一
であることが示されだ。該触媒をスラリ、溶液及び気相
法によるエヂレン重合体の製造に用いた結果、それは不
均一な触媒に伴う問題を事実上有しない活性な触媒であ
ることがわかつた。
実施例V 実施例lVを反復し、但し(1)実施例IVのVCl4
溶液をヘキサン約1.5リツトルにVCl4 28cc
を溶かした溶液に置き換え、(2)該VCl4溶液を約
0.18の流動定数となる」うに約230cc/分の流
速にて加え、ぞして(3)へキサノール70ccの代り
にグリコールエ−デル297ceを用いた。該触媒往は
実施例lVの触媒より幾分均一性が劣つたが同様の結果
が得られだ。
実施例VI マグネシア4.4キログラムを200℃にて約12時間
乾燥して1g当り約1.4ミリモルの表面ヒドロキシル
基を含む乾燥生成物を生成させ、ぞしで該乾燥生成物を
実施例Iに記載の容器に投入1−た。ヘキサン約24リ
ツトルを加えて18.3%の固体分含量とし、そし7て
+V拌ヰi輔を回転してヘキサン中にてマグネシアをス
ラリ化した。スラリの攪拌を続けながら、ヘキザン4.
7リツトルにトリエチルアノ[ミニラム850ccを溶
かした溶液を約160cc/分の流速にて反応槽に流入
させ、該溶液添加冗了後更に約30分間攪拌を続t−t
、次にスラリをなお攪拌しつつ、VOCI3として計算
してn−C4H9OVCl2約1.8容量チを含む−\
キサン溶液約4.7リツトルを約0.09の流動定数と
なるように約120cc/分の流速にて添加する操作を
開始した。次にブタノール270ccを30cc/分の
流速て添加L、更に30分間攪拌をつづけ、触媒からへ
キサンをフラツシユ除去I5、反応槽を冷却し、ぞして
触媒を反応槽底部から自由流動性粉末と1で回収しだ。
該触媒を顕微鏡で調べた結果、それは事実上汚点を1甘
ずそ1−7で事実十色の均一なものでを)ることが示さ
れた。スラリ、溶液及び気相重合法によるポリエチレン
、エチレン/プロピレン共重合体及びエチレン/ブテン
−1共暇合体の製造に触媒を用いた結果、それが不均一
な触媒に伴う問題を有しない活性な触媒であることがわ
かつた。
本実施例において、仕様の示された触媒成分、成分割合
、不活性液体炭化水素及び流速を該仕様においで同等で
あることか示された触媒成分、成分割合、不活性液体炭
化水素及び流速に置換えだ場合、バナジウム化合物/有
機金属化合物/無機酸化物触媒組成物の均一性の制御に
おいで同様の結果が得られた。
% af出勾」人 シデイズ・ザービス・カンパニー代
 理 人 弁理士 小田島 平 吉

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(1)表面ヒドロキシル基を有する無機酸化物を乾
    燥して実質的に吸着水を含まない支持物質を生成させ、 (2)該乾燥無機酸化物を不活性液体炭化水素中でスラ
    リとし、 (3)該乾燥無機酸化物の表面ヒドロキシル基を、 式RxMR’yR″z 式中、Mは周期律表の第III族の金属であり、Rは1
    乃至12個の炭素原子をnむアルキル基であり、R′及
    びR”はH、Cl及び1乃至12個の炭素原子を含むア
    ルキル及びアルコキシ基から成る群から独立に選らばれ
    、xは1乃至3の値を有しそしてy及びzは共に0乃至
    2の値を表わし、それらの合計は3−x以下である、 に相当する少くとも一つの有機金属化合物と、表面ヒド
    ロキシル基1モル当り少くとも約0.5モルの部にて反
    応させ、そして (4)このようにして処理された支持物質を、バナジウ
    ムが少くとも+3の原子価を有する少くとも一つのバナ
    ジウム化合物と有機金属化合物1モル当り少くとも約0
    .001モルの量にて反応させる、 ことによつてオレフィン重合触媒組成物を製造する方法
    において、 (A)固体含量の単位容積当りの重量が約10乃至50
    %となるような量の不活性液体炭化水素中で攪拌しつつ
    反応を行いそして (B)処理された無機酸化物粒子の攪拌されたスラリに
    バ:j−ジウノ・化合物を、それが反応するときに粒子
    上にバナジウム化合物が確実に実質的に均一に分布する
    よ1)な速巣で加える、こと特徴とする方法。 2、q″f、′〆「請求の範囲1第1項記載の方法に係
    る触媒″V、物製製造方法が触媒製造中まだは製造後触
    媒組成物の洗浄段階を含まない、特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 3、無枠1n’εfl ’iりを一つの容器中で乾燥し
    、次に他Qつ′d藷:・. lてスラリ化段:j}Y及
    び反応+階を行う、特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、 全j』“dを111−容器中で行う、特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 5、(a)バナジウム化合物を約0.01〜0.1の流
    動定数を与えるような速度で添加し、(b)有機金属化
    合物を、表面ヒドロキシル基1モル当り有セ金属fヒ合
    吻少くとも約1モルとなるような量にて用い、 (c)支持物質をシリカ、アルミナ、マグネシア及びそ
    れらの混合物より成る群から選もばれる無機酸化物とし
    、 (d)不活性液体炭化水素をC4〜C8範囲の沸点を有
    する飽和炭化水素とし、 (e)有機金属化合物を 式RAlR’R” 式中、R、R’及びR″置換基の少くとも一つが1乃至
    12個の炭素原子を含むアノレギル基でありそして残余
    の置換基が1乃至12個の炭素原子を含むアルキル及び
    アルコキシ基及び水素より成る群から選ばれる、に相当
    する化合物とし、そして (f)バナジウム成分を 式(RO)nVOX3−n及び(RO)mVX4−m式
    中、Rは脂肪族性不飽和を含まないC1〜C18一価炭
    化水素基を表わし、XはClまたはBrであり、nは0
    乃至3の値を有Lぞしてmは0乃至4の値を有する、 よリ選ばれる式に相当する少くとも一つのバナジウ1、
    11′1合物から成るものとする、特許請求の範囲第1
    項記載の方法 6、(a)バナジウム化合物を約0.025〜0.05
    の流動定数を与えるような速度で添加し、(b)有機金
    属化合物を、表面ヒドロキシ)(・基1モル当り有機金
    属化合物約1モル以下となるような}iにて用い、 (c)有機金属化合物を1だ、それが反応するときに粒
    子上に確実に実質的に均一に分布−するような速度で攪
    拌された無梗酸化物スラリに加え、 (d)反応物質を、バナジウム化合物1モル当り有機金
    属化冶物約5乃至30モルとなるような量にて用いる、 特許請求の範囲第1項記載の方法 7 触媒を、スラリ化と反応の段階を行う容器と同一の
    容器中で乾燥する、特許請求の範囲第3項記載の方法。 8、(a)無機酸化物がシリカであり、(b)有機金属
    化合物がトリアルキルアルミニウムであり、 (c)不活性液体炭化水素がイソブタンであり、 (d)バナジウム化合物が(RO)nVOCl3−nに
    相当する化合物である、 特許請求の範囲第5項記載の方法。 9、(a)nが0の値を有し、 (b)不活性液体炭化水素が純粋のまたは工業用のヘキ
    サンであり、 (c)トリアルキルアルミニウムがトリエチルアルミニ
    ウノ、であり、そして (d)Rがアルキルでありそ(〜でηが約1の値を有す
    る、 特許請求の範囲第8項記載の方法 10、トリアルキルアルミニウムがトリーη−へキシル
    アルミニウムである、特許請求の範囲第8項記載の方法
    。 11、バナジウノ、化合物が式(RO)mVCl4−m
    に相当−J゛る化f口2グである、特許請求の範囲第5
    項記載の方法。 12、mが0の値を有する、特許請求の範囲第11項記
    載の方法。 13 無機酸化物がシリカであり、不活性液体炭化水素
    がC4〜C6範囲の沸点を有する飽和炭化水’jあり、
    有機金属化合物がトリアルキルアルミニウムであり、バ
    ナジウム化合物がVOCl3であり、用いられる南機金
    属化合物とバナジウム化合物の量をスラリ中の粒子上の
    反応活性点の実質的に′[べ−こと反応するに要する量
    より少ない量とし、そしてVOCl3を約0.025〜
    0.05の流動定数となるような速度でぢミ加する、特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
JP58210047A 1982-11-24 1983-11-10 オレフイン重合触媒の製造法 Granted JPS59100106A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/444,295 US4426317A (en) 1982-11-24 1982-11-24 Process for making olefin polymerization catalyst
US444295 1982-11-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59100106A true JPS59100106A (ja) 1984-06-09
JPH0516445B2 JPH0516445B2 (ja) 1993-03-04

Family

ID=23764310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58210047A Granted JPS59100106A (ja) 1982-11-24 1983-11-10 オレフイン重合触媒の製造法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4426317A (ja)
EP (1) EP0110608B1 (ja)
JP (1) JPS59100106A (ja)
AT (1) ATE37188T1 (ja)
AU (1) AU563545B2 (ja)
CA (1) CA1207740A (ja)
DE (1) DE3377988D1 (ja)
MX (1) MX165916B (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4665138A (en) * 1982-11-24 1987-05-12 Cities Service Oil & Gas Corp Process for polymerizing a monomer charge
JPS60501762A (ja) * 1983-07-01 1985-10-17 ユニオン カ−バイド コ−ポレ−シヨン 気相プロセスに適応されたオレフイン重合触媒
FR2597486B1 (fr) * 1986-04-18 1992-09-11 Chemopetrol Koncernova Ucelova Catalyseur et procede pour la production de polymeres et de copolymeres de 1-alcenes.
SE458612B (sv) * 1987-08-19 1989-04-17 Neste Oy Katalysatorkomposition baserad paa aktiverad silika och en reaktionsprodukt av vanadinpentoxid och ett kloreringsmedel samt saett att framstaella en olefinpolymer haermed
US5071810A (en) * 1990-12-21 1991-12-10 Union Carbide Chemicals And Plastics Technology Corporation High activity vanadium-based catalyst
US5204304A (en) * 1991-06-04 1993-04-20 Quantum Chemical Corporation Vanadium-containing polymerization catalyst
US5405817A (en) * 1993-02-12 1995-04-11 Quantum Chemical Corporation V/TI multi-site olefin polymerization catalyst
US5399540A (en) * 1993-02-12 1995-03-21 Quantum Chemical Corporation ZR/V multi-site olefin polymerization catalyst
US5374597A (en) * 1993-02-12 1994-12-20 Quantum Chemical Corporation Vanadium based olefin polymerization catalyst
DE4336659A1 (de) * 1993-10-27 1995-05-04 Witco Gmbh Verfahren zur Herstellung von Alkylaluminoxanen auf inerten Trägermaterialien
WO1995026818A1 (en) * 1994-03-31 1995-10-12 Exxon Chemical Patents Inc. Supported lewis acid catalysts for hydrocarbon conversion reactions
US5561095A (en) * 1994-03-31 1996-10-01 Exxon Chemical Patents Inc. Supported lewis acid catalysts for hydrocarbon conversion reactions
US5534472A (en) * 1995-03-29 1996-07-09 Quantum Chemical Corporation Vanadium-containing catalyst system
US5670439A (en) * 1995-03-29 1997-09-23 Quantum Chemical Corporation Vanadium-containing catalyst system
US6015779A (en) 1996-03-19 2000-01-18 Energy & Environmental International, L.C. Methods for forming amorphous ultra-high molecular weight polyalphaolefin drag reducing agents
US6815011B2 (en) 2000-11-27 2004-11-09 Energy & Environmental International, L.C. Alpha olefin monomer partitioning agents for drag reducing agents and methods of forming drag reducing agents using alpha olefin monomer partitioning agents
EP1351998B1 (en) 2001-01-16 2010-02-24 BETA Technologie AG Methods for forming amorphous ultra-high molecular weight polyolefins for use as drag reducing agents
US7012046B2 (en) * 2001-06-08 2006-03-14 Eaton Gerald B Drag reducing agent slurries having alfol alcohols and processes for forming drag reducing agent slurries having alfol alcohols

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2082153A5 (fr) * 1970-03-05 1971-12-10 Solvay Catalyseurs et procede perfectionnes pour la polymerisation et la copolymerisation des olefines
JPS5810403B2 (ja) * 1974-01-02 1983-02-25 シティ−ズ・サ−ヴイス・カンパニ− シヨクバイソセイブツ
GB2053939A (en) * 1979-07-17 1981-02-11 British Petroleum Co Oxide supported vanadium halide catalyst components

Also Published As

Publication number Publication date
AU2009583A (en) 1984-05-31
JPH0516445B2 (ja) 1993-03-04
CA1207740A (en) 1986-07-15
ATE37188T1 (de) 1988-09-15
AU563545B2 (en) 1987-07-16
DE3377988D1 (en) 1988-10-20
US4426317A (en) 1984-01-17
MX165916B (es) 1992-12-09
EP0110608A1 (en) 1984-06-13
EP0110608B1 (en) 1988-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS59100106A (ja) オレフイン重合触媒の製造法
RU2165435C2 (ru) Каталитическая композиция, используемая при полимеризации олефинов
US4431568A (en) Catalyst for polymerization of olefins and polymerization process employing such catalyst
DE69420737T2 (de) Katalysatorzusammensetzung zum anwenden beim polymerisieren und kopolymerisieren von aethylen
KR900002359B1 (ko) 에틸렌 및 이들과 올레핀과의 혼합물의 중합 반응용 촉매성분
US4499198A (en) Polymerization catalysts and methods
EP0281524A2 (en) A catalyst component for polymerizing ethylene or copolymerizing ethylene with an alpha-olefin
AU670105B2 (en) Process for preparing a polypropylene wax
JPH07509752A (ja) オレフィン重合用の担持されたイオン遷移金属触媒
JPH0516442B2 (ja)
JP2888552B2 (ja) オレフィン重合用触媒
JPH0516444B2 (ja)
JPH02142804A (ja) エチレン重合触媒
JPH0516441B2 (ja)
JPS5912685B2 (ja) α−アルケンの重合法
US4544646A (en) Olefin polymerization catalyst and method
JPH0125763B2 (ja)
US4364851A (en) Process for producing olefin polymers
EP0272132A1 (en) Improved olefin polymerization catalysts, production and use
JPS59179508A (ja) エチレン共重合体の製造法
US4525468A (en) Olefin polymerization catalyst
KR100192716B1 (ko) 실리카 지지된 전이금속 촉매
CN107840910B (zh) 用于乙烯聚合反应的催化剂组分及其制备方法、催化剂及其应用
KR19980703413A (ko) 올레핀 중합용 폴리머-지지 촉매
KR920004424B1 (ko) 에틸렌 중합 촉매