JPS6227301B2 - - Google Patents

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JPS6227301B2
JPS6227301B2 JP54016481A JP1648179A JPS6227301B2 JP S6227301 B2 JPS6227301 B2 JP S6227301B2 JP 54016481 A JP54016481 A JP 54016481A JP 1648179 A JP1648179 A JP 1648179A JP S6227301 B2 JPS6227301 B2 JP S6227301B2
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JP
Japan
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speed
shift
oil
gear
automatic transmission
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JP54016481A
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English (en)
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JPS55109848A (en
Inventor
Nobuaki Miki
Mutsumi Kawamoto
Hiroyuki Amano
Tsuneo Hida
Tsuyoshi Yoshida
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Priority to US06/116,133 priority patent/US4314340A/en
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Publication of JPS6227301B2 publication Critical patent/JPS6227301B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/0437Smoothing ratio shift by using electrical signals
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/14Inputs being a function of torque or torque demand
    • F16H59/18Inputs being a function of torque or torque demand dependent on the position of the accelerator pedal
    • F16H2059/186Coasting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/0006Vibration-damping or noise reducing means specially adapted for gearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/08Timing control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、概略で、エンジンで駆動される自動
変速機構と、該機構の速度段を設定する流体回路
と、該流体回路に設定すべき速度段を指定する電
子制御装置と、の組合せでなる自動変速装置に関
し、特に、車両上の自動変速装置に関する。 (従来の技術) この種の自動変速装置の一例が特開昭50−
144861号公報に開示されている。速度段のシフト
(上位段への切換え又は下位段への切換え)要否
の判定は、スロツトル開度および車速(変速機構
の出力軸の回転速度)が、予め設定している各速
度段宛ての領域のいずれにあるか(現在の走行状
態がどの速度段に適しているか)を判定し、判定
した速度段が、現在設定している速度段より上位
のものであると、上位速度段に速度段をシフト
(シフトアツプ)し、現在設定している速度段よ
りも下位のものであると、下位速度段に速度段を
シフト(シフトダウン)する。 ところで、エンジンブレーキが必要なことがあ
るため、所定の速度段では、変速機構の出力軸に
結合された負荷、すなわち車輪の回転トルクを、
トルクコンバータを駆動するエンジンに与える伝
達系が構成される。例えば第2速においてエンジ
ンブレーキが効くように、自動変速機構が設定さ
れている。 (発明が解決しようとする問題点) この種の自動変速機構では、所定の、エンジン
ブレーキが効く速度段、例えば第2速での走行中
にスロツトル開度を、例えばアイドリング開度な
どの、低開度に急に戻すと、第2速から第3速に
シフトアツプして、駆動系全体がクランク音を発
生することがある。 本発明はこの種のクランク音の発生を防止する
ことを目的とする。 〔発明の構成〕 上記クランク音は次のメカニズムにより発生す
ることが分かつた。すなわち、例えば第2速にお
いてエンジンブレーキが効くように自動変速機構
が設計されていると、以下のような場合、自動変
速機構に出力軸トルクの急変動が発生する。すな
わちスロツトル開度が急に低開度(例えばアイド
リング開度)になつたときには、スロツトル開度
と車速(これは低開度前のスロツトル開度対応の
車速)が、第3速の速度段とする組合せとなるの
で、第2速から第3速へのシフトアツプ、すなわ
ちパワーオフ変速が自動的に行なわれる。第2速
から第3速へのシフトアツプの直前にスロツトル
開度が急に低下しているので、自動変速機が被駆
動状態となり出力軸トルクが負となつてエンジン
ブレーキ状態となり、その後第2速から第3速に
変速されることになるので、サードギア同期によ
る慣性トルクの影響が現われ、出力軸が一時的に
正トルクとなり、その後再び第3速状態でエンジ
ンブレーキにより負トルクとなる。この負から正
トルクへの遷移が急激であると、駆動系全体のガ
タ等によるバツクラツシユのため、打撃音、すな
わちクランク音を生ずる。 そこで本発明の自動変速装置は、トルクコンバ
ータと、クラツチおよびブレーキを含む歯車変速
機構とを含む自動変速機構;前記クラツチおよび
ブレーキを選択的に結合又は非結合にして複数の
速度段を選択的に設定するための油圧制御弁、流
路切換弁および速度段設定ソレノイド弁を含む流
体回路;トルクコンバータを駆動するエンジンの
スロツトル開度を検出する開度検出手段;自動変
速機構の出力軸の回転速度を検出する速度検出手
段;スロツトル開度と、自動変速機の出力軸の回
転速度と、の一方を指標として、他方の、隣接す
る速度段における境界値を参照値として保持する
参照値メモリ手段;各時点の設定速度段を示す情
報を保持するための速度段メモリ手段;開度検出
手段が検出したスロツトル開度と速度検出手段が
検出した速度との内、前記指標に定められている
一方を指標として、速度段メモリ手段が保持して
いる情報が示す速度段の上側境界値を、前記参照
値メモリ手段より読み出す、参照情報読出し手
段;開度検出手段が検出したスロツトル開度と速
度検出手段が検出した速度との内、前記指標に定
められていない他方を、読み出した上側境界値と
比較し、該他方が上側境界値以上のときに前記流
体回路に上位段への変速設定を指示する速度段設
定手段;および、速度段メモリ手段の情報が、自
動変速機構の出力軸に結合された負荷が前記エン
ジンを駆動し得る速度段であつて、開度検出手段
が検出したスロツトル開度が所定値以下であると
きには、前記変速設定の指示を所定時間T23の間
保留するクランク音制御手段;を備えるものとす
る。 (作 用) これによれば、自動変速機の出力軸が結合され
た負荷がエンジンを駆動し得る速度段、すなわち
エンジンブレーキが作用し得る速度段、例えば第
2速、において、スロツトル開度が所定値以下、
例えばアイドリング開度、になると、仮に第2速
から第3速へのシフトアツプの条件が成立して
も、時間T23の間シフトアツプが行なわれずニユ
ートラル状態となる。この時間T23の間に、エン
ジンの回転速度が第3速での走行状態にまで低下
するので、T23の後にシフトアツプすれば、自動
変速機の出力軸トルクは負トルクから正トルクに
急変しないので、クランク音を発生しない。 スロツトル開度が所定の低開度となつて第2速
から第3速にシフトアツプするときの、スロツト
ル開度が低開度になつた時点のエンジン回転速度
が、実際に低開度対応の値になるまでの時間は、
低開度になつた時点の車速によつて定まる。 そこで本発明の好ましい実施例では、クランク
音制御手段は、自動変速機の出力軸の回転速度を
指標として速度値対応の時間情報T23を格納した
時間情報メモリ手段より、速度検出手段が検出し
た速度を指標として時間情報T23を読み出す時間
情報読出し手段を含むものとする。これによれ
ば、時間T23がシフトアツプ直前の速度に対応し
たものとなり、第2速から第3速のシフトアツプ
が過渡に遅くなることがなく、また、どのような
状態でもクランク音を発生しない最適なタイミン
グで、第2速から第3速のシフトアツプが行われ
るようになる。 本発明の他の目的および特徴は、図面を参照し
た以下の実施例の説明より明らかになろう。 (実施例) 第1図に本発明の一実施例における自動変速機
構の構成を示す。 この自動変速機構は、トルクコンバータ1、オ
ーバドライブ機構2および前進3段後進1段の歯
車変速機構3を備えており、第2図に示す如き油
圧回路によつて制御されるようになつている。ト
ルクコンバータ1は、ポンプ5、タービン6およ
びステータ7を含む周知のものであり、ポンプ5
は機関クランク軸8と連結され、タービン6はタ
ービン軸8と連結されている。タービン軸9はト
ルクコンバータ1の出力軸をなすものであり、こ
れはまたオーバドライブ機構2の入力軸となつて
おり、オーバドライブ機構に於る遊星歯車装置の
キヤリア10に連結されている。キヤリア10に
よつて回転可能に支持されたプラネタリピニオン
14は、サンギア11およびリングギア15と噛
合つている。サンギア11とキヤリア10の間に
は、多板クラツチ12と一方向クラツチ13が設
けられており、更にサンギア11とオーバドライ
ブ機構を包含するハウジング或はオーバドライブ
ケース16の間には多板ブレーキ19が設けられ
ている。 オーバドライブ機構2のリングギア15は歯車
変速機構3の入力軸23に連結されている。入力
軸23と中間軸29の間には多板クラツチ24が
設けられており又入力軸23とサンギア軸30の
間には多板クラツチ25が設けられている。サン
ギア軸30とトランスミツシヨンケース18の間
には多板ブレーキ26が設けられている。サンギ
ア軸30に設けられたサンギア32はキヤリア3
3、該キヤリアによつて担持されたプラネタリピ
ニオン34、該ピニオンと噛合つたリングギア3
5、他の一つのキヤリア36、該キヤリアにより
担持されたプラネタリピニオン37、該ピニオン
と噛合うリングギア38と共に二列の遊星歯車機
構を構成している。一方の遊星歯車機構に於るリ
ングギア35は中間軸29と連結されている。又
この遊星歯車機構に於るキヤリア33は他方の遊
星歯車機構に於るリングギア38と連結されてお
り、これらキヤリア及びリングギヤは出力軸39
と連結されている。また該他方の遊星歯車機構に
於るキヤリア36とトランスミツシヨンケース1
8の間には多板ブレーキ27と一方向クラツチ2
8が設けられている。 かかるオーバドライブ装置付流体式自動変速機
は以下に詳細に説明される油圧回路によりエンジ
ンの出力及び車輛の車速に応じて各クラツチ及び
ブレーキの係合または解放が行われ、オーバドラ
イブ(O/D)を含む前進4段の変速又は手動切
換による後進1段の変速を行うようになつてい
る。 変速ギア位置とクラツチ及びブレーキの作動状
態を表に示す。
【表】 ここで〇は各クラツチ及びブレーキが係合状態
にありまた×はそれらが解放状態にあることを示
す。 第2図に、第1図に示す自動変速機において、
該自動変速機のクラツチおよびブレーキ12,1
9,24,25,26,27を選択的に作動させ
ると共に自動もしくは手動による変速時(シフト
時)の調圧作用をなす油圧回路の一例を示す。 この油圧回路は、油溜め100、油ポンプ10
1、圧力調整弁200、マニユアル弁210、1
−2シフト弁220、2−3シフト弁230、3
−4シフト弁250、2−3ソレノイド弁31
0、1−2および3−4ソレノイド弁320、流
量制御弁330,340、リリーフ弁350、ア
キユムレータ360、および調圧ソレノイド弁3
00、衝撃防止弁260、N−Dシフト制御弁2
80、2−3シフト制御弁240、さらには各種
弁間を連絡する油路から構成されている。油溜め
100より油ポンプ101により汲み上げられた
油は圧力調整弁200により所定の油圧に調整さ
れて油路102へ送られる。 マニユアル弁210は運転席に設けられたシフ
トレバーと連結され、手動操作によりシフトレバ
ーのレンジに応じてP、R、N、D、3、2、L
の各位置に移動する、N位置のとき油路102は
閉鎖され、クラツチ12のみが係合されている。
D位置のとき油路102は油路104に連通し、
3および2位置のとき油路102は油路103,
104に連通し、L位置のとき油路102は油路
103,104,105,106に連通し、R位
置のとき油路102は油路103,105,10
6,107に連通する。 調圧ソレノイド弁300は後記するデジタル電
子制御装置400の出力により所定の周期で開閉
作動し、非通電時は穴301を閉成し油路102
からオリフイス302を介して連絡された油路1
08に油圧を生ぜしめ、通電時は穴301を開口
して油路108の圧油を排油口303から排出す
ることによりシフト時に油路108に第4図に示
す如くパターンの油圧変化を発生する。 2−3ソレノイド弁310は非通電時には穴3
11を閉止し油路104からオリフイス312を
介して連絡された油路109に油圧を生ぜしめ、
通電時には穴311を開口し排油口313から油
路109の圧油を排出する。 1−2および3−4ソレノイド弁320は非通
時には穴321を閉成し油路104からオリフイ
ス322を介して連絡された油路110に油圧を
生ぜしめ、通電時には穴321を開口し、排油口
323から油路110の圧油を排出する。 ソレノイド弁310および320の通電、非通
電とそれぞれのギヤ状態の関係を表に示す。
【表】 表中の1〜4は自動変速機構に設定される速
度段であり、それぞれ第1速〜第4速を意味す
る。Nはニユートラル状態である。 衝撃防止弁260は一方にばね261を背設し
たスプール262、油路108に連結した作動油
室263、第1の調圧油室264、第2の調圧油
室265、および第1の調圧油室264の油圧が
オリフイス266を介してフイードバツクされた
第2の作動油室267を有し、シフト時において
上記油路108と連結した作動油室263に生ず
る油圧パターンを、該作動油室263の油圧と、
第2の作動油室267の油圧およびばね261の
弾性力とにより動かされるスプール262の位置
に変換し、前進時には第1の調圧油室264にお
いて油路104に連結した給油口268と排油口
269の開口面積を調整して油路111の油圧を
調整し、後進時には第2の調圧油室265におい
て流量制御弁330を介して油路107に連絡し
た油路121と連結する給油口270と排油口2
71の開口面積を調整し油路121の油圧を調整
してクラツチ25の係合を円滑にしシフト時の衝
撃を防止する。 なお第2の作動油室267は必ずしも必須のも
のではないが、第1の調圧油室264の油圧をフ
イードバツクすることにより前進時の調整油圧パ
ターンをより正確に制御でき、シフト時の衝撃妨
止効果が向上する。 N−Dシフト制御弁280は一方にばね281
を背設したスプール282、油路111から分枝
した油路112と連結された油室283、オリフ
イス284を介して油路104と連結され且つス
プール282が図示左方に設定されたとき油路1
04から分枝された油路104Aを介し直接油路
104と連結される作動油室285を有し、油室
283および285は油路124を介してクラツ
チ24のサーボに連結されている。スプール28
2はマニユアル弁210がN位置(レンジ)にあ
るときは図示右方に設定され、D位置にあるとき
は図示左方に設定される。 2−3シフトレ弁230は一方にばね231を
背設したスプール232を有し、第1速、第2速
ではソレノイド弁310は通電され油路109に
は油圧は生じていないのでスプール232はばね
231により図示左方に設定され、第3、4速の
ときソレノイド弁310は非通電され油路109
および油室233に油圧が生じスプール232は
図示右方に設定される。 1−2シフト弁220は一方にばね221を背
設したスプール222を有し、第1、3速ではソ
レノイド弁320は通電され油路110には油圧
は生じていないのでスプール222はばね221
により図示右方に設定され、第2、4速のときソ
レノイド弁320は非通電され油路110および
油室223に油圧が生じスプール232は図示左
方に設定される。 2−3シフト制御弁240はばね241が背設
されたスプール242を有し、第1、2速では油
室243に油路102の油圧が供給されてスプー
ル242は図示左方に設定され、第3、4速では
油路102と連絡した油路122の油圧が油室2
44に入りスプール242は図示右方に固定され
る。 3−4シフト弁250はばね251を背設した
スプール252を有し、第1、2速では油路10
2と連絡した油路113から油室253に油圧が
供給されスプール252は図示左方に固定され、
第3速では2−3シフト制御弁240の移動によ
り油路103と油路113が連絡し、マニユアル
弁210がD位置であれば油室253の油圧は排
出され、第4速ではソレノイド弁320が非通電
され油路110および油室254に油圧が生じス
プール252は図示右方に設定される。 つぎに上記油圧制御回路の作用を説明する。 マニユアル弁がN位置ではソレノイド弁30
0,310,320は非通電されており、油路1
02のライン圧は油路117,118を経てクラ
ツチ12を係合している。D位置に手動シフトす
ると、第1速では油路104を経てクラツチ24
およびアキユムレータ360に圧油が供給され、
アキユムレータ360は油室363に蓄圧が完了
するまでの一定時間、クラツチ24を円滑に係合
するのに適した圧力を保持する。また油路104
とクラツチ24とは、オリフイス284、N−D
シフト制御弁280および油路124を介して連
結されると共に衝撃防止弁260、油路111と
112、N−Dシフト制御弁280および油路1
24を介して連結されている。油路104の圧油
がクラツチ24に供給される順序はつぎの如くで
ある。まず衝撃防止弁260により、第4図に示
す油圧パターンに応じて油圧調整された圧油が、
油路111と112、N−Dシフト制御弁280
の油室283および油路124を経てクラツチ2
4に供給され、シフトによる衝撃が防止できるよ
うにクラツチ24を円滑に係合させる。この間油
路124およびオリフイス284を介して油路1
04と連結されているN−Dシフト制御弁の作動
油室285は除々に昇圧し、スプール282は図
示左方に移動され、クラツチ24の係合完了に同
調して油路112と124の連絡を断つと共に油
路104Aと124を連絡する。これによりクラ
ツチ24はライン圧が供給され、マニユアル弁2
10がD位置にある間はこの状態が持続する。 1−2シフト時にはソレノイド弁300が一定
時間(たとえば2秒間)所定の周期で開閉作動し
油室263は第4図に示すように油圧変化し、こ
の油圧変化に応じて第1の調圧油室264で油圧
調整された圧油は油路111,114、流量制御
弁340、油路115,116を経てブレーキ2
6を円滑に係合する。ブレーキ26の係合と共に
油路116に連結されたアキユムレータ360は
ばね361および油路116の油圧によりスプー
ル362が図示右方に移動される。 2−3シフト時には最初にソレノイド弁310
が非通電され2−3シフト弁のスプール232は
図示右方へ移動し、油路111は油路119に連
通し油路114は油路107を経て排油口211
に連結する。2−3シフトはブレーキからクラツ
チへの一方向クラツチを介さないシフトであり、
一定時間ブレーキ26の係合状態を保持する必要
がある。よつてブレーキ26の解放は流量制御弁
340およびアキユムレータ360により最適時
間係合状態を保持しその後ソレノイド弁320に
通電し1−2シフト弁のスプール222は図示右
方に移動し油路116は排油口224と連通して
なされる。 2−3シフト時に2−3シフト制御弁240は
油室243に油路102のライン圧が供給され図
示左方に設定され油路119は油路120に連絡
してクラツチ25を係合し、また油路102は油
路113,117に連絡し、3−4シフト弁のス
プール252を図示左方に固定すると共に油路1
18を経てクラツチ12を係合している。2−3
シフトが完了すると調整された圧力は昇圧してラ
イン圧となるが、その時クラツチ25の油圧とば
ね241の作用によりスプール242を図示右方
に移動させる。これにより油路122から油室2
44に油圧が供給されスプール242は図示右方
に固定され油路119は油路117と、油路11
3は油路103と連絡する。3−4シフト時に
は、ソレノイド弁320は非通電されるので3−
4シフト弁250のスプール252は図示右方に
移動し、油路118は排油口255と連通しクラ
ツチ12は解放されると共に、油路123は油路
117,119を経て第1の調圧油室264で調
圧された油圧をブレーキ19に供給し円滑な係合
を行なわせる。4−3シフト時は上記と逆の作用
がなされ、3−2シフト時にはソレノイド弁32
0を非通電、ソレノイド弁310を通電して第2
速にシフトダウンし、衝撃防止弁260で油圧を
調整しエンジンとトランスミツシヨンの回転を同
期化せしめる。また2−1シフトは1−2シフト
の逆の作用がなされる。マニユアル弁210が3
位置のときは油路103,113を経て油室25
3にライン圧が供給され3−4シフト弁250の
スプール252は図示左方に固定されるので第4
速へのシフトは阻止され、L位置のときは油路1
05により2−3シフト弁の油室234に圧油が
供給されスプール232は図示左方に固定され、
第2、3、4速へのシフトは生じない。マニユア
ル弁210がR位置のときは油路104に圧油が
供給されないため、ソレノイド弁310,320
に連絡した油路108,109には圧油は入ら
ず、また油路105に油圧が入り2−3シフト弁
は図示左方に設定されている。油路107に入つ
た油圧は一方は油路122へ入り、他方は流量制
御弁330およ油路121を経て衝撃防止弁26
0の第2調圧油室265で油圧調整され、油路1
21を経てクラツチ25の第1ピストンに入ると
共に油路119,120を経てクラツチ25の第
2ピストンに入りクラツチ25を円滑に係合させ
る。また油路102と106が直接連通し、クラ
ツチ25が係合される前にブレーキ27が係合さ
れる。 第3図に、ソレノイド弁300、310および
320を開閉制御するデジタル電子制御装置40
0の概略構成を示す。デジタル電子制御装置40
0は、中央処理ユニツト又はマイクロプロセツサ
と呼ばれ、高度デジタル演算処理機能を有する大
規模集積半導体論理装置(以下においてCPUと
略称する)401を主たる構成要素とし、かつそ
の論理動作制御プログラム、および、各種データ
を固定記憶した読出専用の記憶装置(以下におい
てROMと略称する)402、ROM402の読出
データおよび一時的な入出力データを記憶し読出
す読み書き記憶装置(以下においてRAMと称す
る)403、入出力ポート404、クロツクパル
ス発振器405、分周器406、および、読み書
き記憶装置を指定するシステムコントローラ40
7で構成される。CPU401とROM402およ
びRAM403は、アドレスライン、データライ
ンおよびクロツクパルスラインが共通につながれ
ており、基本クロツクは発振器405より発生さ
れ、各装置401〜403,406の基本クロツ
ク入力端子に印加される。分周器406はこの基
本クロツクを分周してCPU401の割込端子に
印加する。この実施例においては、割込は、車輛
の走行状態より坂路走行への変化、又は坂路走行
から平坦路走行への変化を検出し、これに対応し
て走行レンジ切換の拘束又は走行レンジ切換をす
るために、前記分周器406の出力パルス周期で
おこなわれる。CPU401における割込動作の
概略を第5図に従つて説明すると、後述する
ROM402のプログラムは、プログラムカウン
タによつて一番地ずつ進められる。割込機能とは
CPU401の割込端子にパルスが印加されたと
き、プログラムカウンタの番地をある特定番地
(第5図では3CH番地)へ強制的に移動させる機
能であり、この割込機能を遂行させる割込命令は
CPU401に保持し、割込を実行するとエラー
になるようなプログラム番地では、割込命令を実
行しないようにしている。割込命令は割込可能な
プログラムの番地ABHまで保持され、そこで割
込が認識され、プログラムカウンタのコードが特
定の割込番地(第5図では3CH番地)に変わり、
その番地のプログラムの実行が終了すると、割込
命令認識番地の次の番地ACHへ戻る。 ROM402にはこのような割込検出および割
込実行のプログラムの他に、後述するところの、
平坦路走行における走行速度レンジ判断プログラ
ムおよびその参照データ、走行速度レンジ切換プ
ログラム、坂路走行検出プログラムおよびその参
照データ、走行速度レンジ切換拘束プログラム、
拘束解除プログラム、ソレノイドバルブ調圧動作
プログラム、クランク音防止プログラム等々のプ
ログラムデータ、および、それらの判断、検出に
供する参照データが格納されている。これらのプ
ログラムの実行は、主に、シフトレバー位置
(L、2、3、D、R等)、車速(自動変速機の出
力軸の回転速度)およびスロツトル開度の各状態
に応じておこなわれ、プログラムの実行によりソ
レノイド弁300,310および320が開閉制
御される。 そのため、入出力ポート404に、シフトレバ
ー位置センサ410、車速信号発生器420、ス
ロツトル開度センサ430、およびソレノイドド
ライバ440,441,442が接続されてい
る。 なお、第3図および以下の説明においては入出
力ポート404および分周器406がROM40
2、RAM403と別体となつているものとして
説明するが、入出力ポートが1チツプ内に収めら
れたROMおよびRAM、更には分周器および入出
力ポートが1チツプ内に収められたRAMも存在
する。したがつて図面上の表示ならびに以下に説
明する構成の説明は、1つの表現方式に従うもの
であつて、各装置は素子をすべてその通りに組合
わせる必然性が無い場合もあることに注目された
い。 第6a図に、第3図に示すデジタル電子制御装
置400の、基本部分の一具体例を示す。この例
においては、ROM402は2つのチツプ402
−1と402−2で構成されている。 +5Vの定電圧が各部に印加され、かつスイツ
チ407が閉じられることにより、ROM402
−1,402−2のプログラムの先頭
(START)より制御動作が開始され、ROM40
2−1,402−2に格納したプログラムに従つ
て、後述する各動作が繰り返し続行される。+5V
の定電圧は第6b図に示す定電圧回路より与えら
れる。車速ゼネレータ420は、第6c図に示す
ように、変速機の出力軸に連結した永久磁石の回
転を検出する誘導コイル421とパルス化回路4
22で構成されており、出力軸の回転数に比例す
る周波数のパルスがパルス化回路422より出力
される。この出力パルスは、カウンタCOUのカ
ウントパルス入力端CLKに与えられる。カウン
タCOUのカウントコードはラツチLUTに与えら
れる。RAM403の出力端Timer OUTより定
周期のパルスが分周器FDEに与えられている
間、このラツチ動作とカウント動作が継続され
る。したがつてラツチLUTの出力コードが車速
を表わし、ROM402−1の入力ポートPA0〜
PA7に印加される。 ROM402−2の端子PA0〜PA7には、第
6d図に示すタイマ時限を指定するスイツチ45
0が接続され、ROM402−1の端子PB0〜PB
7に、第6e図に示す如くコネクタ451,45
2を介してシフトレバー位置センサ410のスイ
ツチが接続される。また、RAM403のポート
PA0〜PA7に、第6f図に示す如くコネクタ4
53,454を介してスロツトル開度センサ43
0が接続され、同様にRAM403のPB0〜7ポ
ートに第6g図に示す如きソレノイドドライバ4
40〜442が接続される。 スロツトル開度センサ430は、スロツトルバ
ルブの回動軸と連結され、その回動軸と共に回転
する軸431と、それに固着されたロータリ接点
(複数)と、接点数と等しい固定接片を有する、
ポテンシヨメータタイプのデジタルコード発生器
であり、その端子リード引出側の平面図を第7a
図に示し、そのB―B線断面図を第7b図に
示す。このデジタルコード発生器430は、4ビ
ツトコードで0〜15の16ステツプのスロツトル開
度を表わすようにしたものであり、第1桁から第
4桁のそれぞれのビツト信号を出力する4本の出
力リード432〜432と一本のアース接続
リード432Gが円板状のプリント基板433の
分割プリント電極のそれぞれに接続されている。
プリント基板433の拡大平面図を第7c図に示
す。プリント基板433には第1桁〜第4桁の各
ビツト出力を得るための分割電極433〜43
とアース電位に維持される分割電極433G
が形成されており、4個の分割電極433〜4
33は、プリント基板433を90゜毎に4分割
した場合各分割部分に配置されている。このプリ
ント基板433はハウジングベース434に固着
されている。軸431には弾性材で作られたスラ
イダ435が固着されている。このスライダ43
5の平面図を第7d図に示す。このスライダ43
5には、90゜の間隔で4本のアーム435〜4
35が形成されており、かつアーム435
435の間にもう1つのアーム435Gが形成
されている。これらのアーム435〜435
と435Gのそれぞれの先端部には、接点部材4
36〜436,436Gのそれぞれが固着さ
れており、第7b図に示すようにハウジングにプ
リント基板433を固着し、かつ軸431を固着
した状態において、接点部材436〜436
のそれぞれは、分割電極433〜433のそ
れぞれの最も外方にある凹凸の電極部分に位置し
てその部分に接触し、接点部材436Gは分割電
極433Gの最も内側の弧状部に接触する。つま
り、軸431の回動範囲(90゜)において接点部
材436Gは常に分割電極433Gに接触するが、
接点部材436〜436のそれぞれは、分割
電極433〜433のそれぞれの、最外方電
極パターンに応じて、各分割電極に接触したり、
あるいはしなかつたりする。たとえば分割電極4
33について見ると、それに接点部材436
が接触しているときはアース電位であり、それに
スルーホールメツキおよび裏面電極を介して接続
された接続リード432はアース電位である
が、接点部材436が接触していないときには
接続リード432および分割電極433は+
5Vのレベルである。これは第6f図に示すよう
にコネクタ453および454を介してリード4
32に+5Vの電圧が印加されるからである。
各分割電極433〜433には、このよう
に、軸431つまりはスライダ435の回転角に
応じてアースレベル又は+5Vレベルとなる電極
パターンが形成されている。この実施例において
は、軸431の90゜の回動範囲を16分割してスロ
ツトル開度を16段階で表わすようにされており、
各分割電極433〜433の電極パターン
は、軸431の回動角に対応して、第7e図に示
すように、グレイパターンでアースレベル「0」
と+5Vレベル「1」となるようにされており、
接続リード432〜432の出力θ〜θ
の4ビツトでスロツトル角度0〜15のそれぞれを
表わすようにされている。このようなグレイパタ
ーンとするのは、接点部材436〜436
瞬間的あるいは一時的に分割電極433〜43
と非接触状態になつても、その時点にコード
θ〜θで表わされるスロツトル開度が実際の
開度と大差がないようにするためである。今たと
えばスロツトル開度が3(0010)から4(0110)
かわるとき、接点部材436が分割電極433
に接触するまでの過渡状態において開度コード
は0010のままで開度3を表わし、開度4前後から
離れた開度を表わすことがない。通常の2進コー
ドの場合には、たとえば開度3は0011で表わされ
開度4は0100で表わされるが、0011から0100に変
わる間に、0111(開度7)、0101(開度5)、0000
(開度0)、又は0001(開度1)などの、開度3、
4とは離れた開度を表わすコードを生ずることが
あるが、前述のスロツトル開度センサ430で
は、このような飛び離れたコードを生ずることは
ない。 第8a図に同じ構造のソレノイドバルブ30
0,310および320の1つの背面を示し、そ
のB−B線断面図を第8b図に示す。こ
のソレノイドバルブは、バルブプレート437と
キヤリア438をスポツト溶接により接合し、バ
ルブプレート437にオリフイスプレート439
をプロジエクシヨン溶接により接合した後、キヤ
リア438の穴にスリーブ440を挿入してその
先端をバルブプレート437に当て、次いでスリ
ープ440の後端にコア441の先端を押し付け
てコイルケース442を装着した状態でバツクプ
レート443にかしめによりキヤリア438およ
びコア441の尾端を固着したものである。な
お、444はプランジヤ、445は圧縮スプリン
グである。このソレノイドバルブでは、バルブプ
レート437の厚みとスリーブ440の長さの和
でオリフイスプレート439とプランジヤ441
の距離すなわちプランジヤ作動空間が決定されて
おり、その精度はバルブプレート437の厚みと
スリーブ440の長さの精度のみに依存し、プラ
ンジヤ441の長さ誤差やバツクプレート443
の厚み誤差はプランジヤ444の作動空間の決定
には影響を及ぼさない。 次に、ROM402−1および402−2に固
定記憶された動作プログラムの主たるもののフロ
ーチヤートを第9a図〜第9k図に示す。以下、
これらのフローチヤートを参照して第3図に示す
デジタル電子制御装置400の動作を説明する。
スイツチ408が一瞬閉じられることによりプロ
グラムがスタートし(第9a図)、RAM403の
内容がすべてクリアされた後、スロツトル開度
(θ〜θ)が読み込まれ、THROとしたアド
レスに記憶される。次に車速(第6c図のラツチ
LUTの出力コード)が読み込まれ、RPMとした
アドレスに記憶される。次に坂路検出あるいは坂
路から平坦路への変化の検出が割り込みでおこな
われる。つまりこの検出は、車速の読み取りおよ
びRAM403への書込みが終わつた後におこな
われる。この割込による坂路検出は、後に詳述す
るが、スロツトル開度THRO、車速RPMおよび
それらの加速度に基づいて、車輛がいかなる傾斜
の坂路又は平坦路を走行しているかを判断し、傾
斜が大きく現在の変速段では変速比が適当でない
ときには、シフトダウン命令を発つし、解除命令
を出力するまでは再びシフトアツプをおこなわな
いようにし、傾斜が小さくなることも検出してシ
フトダウンの解除、シフトアツプ拘止の解除をお
こなう解除命令を出力するプログラムである。
PD001〜PD006は、それぞれ1→2変速、
2→1変速、2→3変速、3→2変速、3→4変
速および4→3変速を決定するための変速パター
ンであり、X1,Y1,X2,Y2およびX3,
Y3は変速パターンにおいてスロツトル開度
THRO(θ〜θ)によつて決定される変速
点である。上記変速パターンPD001〜PD00
6は、スロツトル開度に対する車速として第11
a図に示す関係とされており、この変速パターン
は0〜15のスロツトル開度をアドレスとし、車速
をメモリデータとしてROM402−1,402
−2に参照データとして格納されている。そして
前記X1〜X3,Y1〜Y3は、スロツトル開度
に対する各変速パターンの車速を表わす。この第
11a図に示すパターンはシフトレバーが“D”
位置にあつて平坦路走行において速度段切換のた
めの参照データとされ、また、坂路走行の場合に
は、坂路傾斜に応じてそのパターンに変更を加え
て速度段切換のための参照データとされ、シフト
レバーが“3”、“2”および“1”位置にあると
きには、それぞれ3→4、2→3および1→2の
速度段切換を拘止するパターンに変更される。つ
まり、第11a図に示すパターンが標準パターン
である。このパターンの変更は、シフトレバーの
ポジシヨンPOSiあるいは割込プログラムで検出
された坂路傾斜(SLOPE2H.SLOPE3Hおよび
SLOPE4Hの3種)に基づいて、標準パターンを
ROM402−1,402−2からRAM403に
書き込むときにおこなわれる。すなわち、シフト
レバーが“3”位置にあるときには、標準パター
ンをRAM403に書き込むときに、PD005
を、第11b図に示すように、その車輛ではシフ
トレバーポジシヨン“3”および緩傾斜坂路
SLOPE4HのときにはRAM403に第11c図に
示すように、PD005とPD006をスロツトル
開度THROに関係しない一定車速すなわちエン
ジンの最高回転速度に対応するその車輛における
第3速で出し得る最高車速(140Km/h)に書き
替えて速度段切換のための参照データを作成す
る。同様にしてシフトレバーポジシヨンおよび中
傾斜坂路SLOPE3Hのときには、第11d図に示
すようにPD002〜PD006を、スロツトルバ
ルブ開度THROに関係のない、第2速及び第3
速で出し得る最高車速値として書き込む。また、
シフトレバーポジシヨンが“L”のときおよび急
傾斜坂路2Hのときには、第11e図に示すよう
に、すべてのパターンPD001〜PD006を、
スロツトル開度THROに関係のない、各速度段
に対応する最高車速値として書き込む。これらの
各種モードのパターンPD001〜PD006を参
照した速度段切換えは、次のようにしておこなわ
れる。すなわち、分周器406(第3図)の出力
パルスに基づいて周期的におこなわれる割込プロ
グラムの実行により坂路が検出され、それに従つ
て前述した第11a図〜第11e図に示す各モー
ドの1つが選択される。今平坦路走行でシフトレ
バーポジシヨンが“D”であると第11a図に示
す各パターンPD001〜PD006が特定され、
現在の速度段SRとスロツトル開度θを参照し
て、それらが例えばθ=9、SR=2であると、
その速度領域の境界パターンPD002とPD00
3のθ=9の車速値Y1≒15とX2=70を読み取つ
て実際の車速値ASと比較し、AS<15=Y1であれ
ば2→1変速指令を発し、AS≧70=X2であると
2→3変速指令を発し、15≦AS<70であると現
状固定のため変速指令を発しない。シフトレバー
ポジシヨンが他の位置であるときや、坂路4H〜
2Hであるときには、それらに対応したモード
(第11b図〜第11d図)のパターンPD001
〜PD006の2つ(高速切換側と低速切換側の
境界)の車速値が、現在の速度段を参照して選択
され、実際の車速がこれらの車速値と比較され
る。しかしながらシフトレバー“D”で平坦路走
行であるときにすべての速度段への切換が自動的
におこなわれるのに対して、シフトレバーポジシ
ヨンが“3”、“2”、“L”であるときや、坂路走
行であるときには、それらに応じて高速側の参照
パターンデータつまり車速比較データが各速度段
においてエンジン最高回転に対応する車速値に決
定されているので、万一運転者が、例えばシフト
レバーポジシヨン“3”のまま加速し第3速の最
高車速に達すると変速が行われてエンジンのオー
バラン(過回転)を防止するようになつている。
シフトダウンパターンPD002,PD004,
PD006もシフトさせるのは適切なエンジンブ
レーキを得るためである。このように参照データ
であるシフトアツプパターンおよびシフトダウン
パターンをスロツトルバルブの開度にかかわりな
く高い車速値に固定することにより、坂路走行に
おいて一時的な変速切換によるハンチングがなく
なる。以上に説明した速度段の選択フローが、第
9a図の下半分、第9b図、第9c図および第9
d図の上側1/3のフローである。なお、念のため
上記した速度段の選択をも少し具体的に説明する
と、SLOPE=2H(第11d図)のときは、車輛
が坂路を2速で走行している際、変速比が適切で
ないので1速で走行するように、パターンPD0
01〜PD006が定められている(第11d
図)。よつて1→2変速点X1、2→1変速点Y
1を高速側(第11d図の例ではX1=65Km/
h、Y1=54Km/h)へ固定し、他の変速点X
2,Y2,X3,Y3についても1→3変速、1
→4変速が行われるのを防止するため、1→2変
速点よりも高速側(第11d図の例ではX2=106
Km/h、Y2=96Km/h、X3=140Km/h、Y3=
129Km/h)へ各々固定されている。SLOPE=
3Hのときは、車輛が坂路を3速で走行している
際、変速比が適切でないから、2速又は1速で走
行するように各パターンが定まつている。よつて
1→2変速、2→1変速については平坦路におけ
る変速パターンPD001,PD002を用い、2
→3変速点X2、3→2変速点Y2を高速側(第
11c図の例ではX2=106Km/h、Y2=96Km/
h)に固定する。更にSLOPE=2Hの場合と同様
に3→4変速点X3、4→3変速点Y3について
もX2,Y2より高速側へ固定する。SLOPE=
4Hのときは、車輛が4速で走行している際変速
比が適切でないから、3速、2速又は1速で走行
するように各パターンが定められる。よつて、1
→2変速、2→1変速、2→3変速、3→2変速
については平坦路における変速パターンPD00
1,PD002,PD003,PD004を用い、
3→4変速X3、4→3変速Y3を高速側(第1
1b図の例ではX3=140Km/h、Y3=129Km/
h)へ固定する。シフトレバー位置センサーによ
つて読込まれたシフトレバー位置は、POSi2とし
てアドレスに記憶され前回に記憶されたPOSi2
は、前回のシフトレバー位置としてPOSi1のアド
レスへ記憶される。本フローチヤート例では、シ
フトレバーが“N”および“R”の場合は、その
ままプログラムの先頭へ戻るが、プログラムの先
頭へ戻る前にソレノイド300,310,320
について必要なコントロールを行う事ができるの
は明らかである。前回記憶された変速段は、
SOLENとしたアドレスに記憶されており、各変
速度の1速、2速、3速、4速に対応するのが
SOLEN=1、2、3、4である。速度段は、本
実施例においては、1速、2速、3速、4速の4
段であるから、変速する場合に、比較すべき変速
点は3点あることになる。たとえば現速度段(す
なわちSOLEN)が1速の場合、現実の変速を無
視すれば可能な変速は、1→2変速、1→3変
速、1→4変速である。現速度段が2速の場合
は、2→1変速、2→3変速、2→4変速、現速
度段が3速の場合は、3→4変速、3→2変速、
3→1変速、現速度段が4速の場合は、4→3変
速、4→2変速、4→1変速である。以上のよう
にして、現速度段(SOLEN)に対して3つの変
速点を作ることができる。この3つの変速点が
PAX1,PAX2,PAX3である。すなわち現速
度段(SOLEN)に対して6つの変速点(1→
2:X1、2→1:Y1、2→3:X2、3→
2:Y2、3→4:X3、4→3:Y3)の中か
ら必要な3つの変速点PAX1,PAX2,PAX3
を決定することができる。これを表に示す。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、エンジンブレ
ーキが効く速度段から上位段への速度段の自動切
換えにおいて、クランク音の発生が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の、自動変速機構
の構成を示すブロツク図である。第2図は、本発
明の該実施例の油圧回路を示すブロツク図であ
る。第3図は、本発明の該実施例の電子制御装置
の構成を示すブロツク図である。第4図は、第2
図に示すソレノイドバルブ300,310および
320の、各速度段における付勢状態を示すタイ
ムチヤートである。第5図は、第3図に示すマイ
クロプロセツサ401の割込処理に関するプログ
ラムデータの格納番地を示す平面図である。第6
a図は、第3図に示すマイクロプロセツサ40
1、ROM401およびRAM403の相互の結線
関係を示す電気回路図である。第6b図は、第6
a図に示す電気回路に+5Vの定電圧を与える電
源回路を示す電気回路図である。第6c図は、第
3図に示す車速検出回路420の構成を示す電気
回路図である。第6d図は、第6a図のROM4
02−2とデイツプスイツチ450とを接続する
回路を示す電気回路図である。第6e図は、シフ
トレバー位置センサ410と第6a図に示す
ROM402−1とを接続する回路を示す電気回
路図である。第6f図は、スロツトル開度センサ
430と第6a図に示すRAM403とを接続す
る回路を示す電気回路図である。第6g図は、第
2図に示すソレノイドバルブ300,310およ
び320を付勢するソレノイドドライバ440〜
442の構成を示す電気回路図である。第7a図
は、第3図に示すスロツトル開度センサ430の
平面図、第7b図はそのB−B線断面図、第
7c図はそのプリント基板433を拡大して示す
平面図、第7d図はそのスライダ435を示す平
面図、第7e図はスロツトル開度センサ430の
出力コードを示す平面図である。第8a図は、第
2図に示すソレノイドバルブ300,310,3
20の1つを示す正面図、第8b図はそのB−
B線拡大断面図である。第9a図、第9b図、
第9c図および第9d図は、第2図に示すマイク
ロプロセツサ401の変速制御動作を示すフロー
チヤートであり、第9e図はマイクロプロセツサ
401のクランク音防止制御動作の概略を示すフ
ローチヤート、第9f図、第9g図および第9h
図は、マイクロプロセツサ401のクランク音防
止制御動作の詳細を示すフローチヤート、第9i
図、第9j図および第9k図は、第3図に示すマ
イクロプロセツサ401の坂路検出動作を示すフ
ローチヤートである。第10a図は、第2図に示
すソレノイドバルブ300,310および320
の、クランク音防止時のオン/オフタイミングを
示すタイムチヤートである。第10b図は、第2
図に示すソレノイドバルブ300,310および
320の、上位段への変速のときの調圧のための
オン/オフタイミングを示すタイムチヤートであ
る。第11a図は、第3図に示すROM402に
格納されている速度段切換参照データを示すグラ
フである。第11b図、第11c図および第11
d図は、検出した坂路に対応して、第3図に示す
RAM403に書込まれる速度段切換参照データ
を示すグラフである。第12a図は、第1図に示
す自動変速機構の、車速およびスロツトル開度に
対する速度段切換境界およびクランク音を発生し
得る領域(斜線)を示すグラフである。第12b
図は、第2速走行時に、スロツトル開度をアイド
リング開度に戻したときの、第1図に示す自動変
速機構の出力軸のトルクを示すグラフである。第
12c図は、第3図に示すROM402に記憶さ
れた、第2速から第3速への変速時のクランク音
防止に必要な遅延時間T23と車速の関係を示すグ
ラフである。第12d図は、第1速走行時に、ス
ロツトル開度をアイドリング開度に戻したとき
の、第1図に示す自動変速機構の出力軸のトルク
を示すグラフである。第13a図、第13b図、
第13c図および第13d図は、第1図に示す自
動変速機構を組込んだ車両の、速度段のそれぞれ
における坂路傾斜と車速の関係を示すグラフであ
る。第14a図、第14b図および第14c図
は、第1図に示す自動変速機構を組込んだ車両
の、速度段のそれぞれにおける坂路走行領域およ
び平担路走行領域を示すグラフである。第15a
図は、第1図に示す自動変速機構を組込んだ車両
の、けん引力と車速の関係を示すグラフである。
第15b図は、第1図に示す自動変速機構を組込
んだ車両の、路面勾配と加速度との関係を示すグ
ラフである。 1:トルクコンバータ、2:オーバドライブ機
構、3:歯車変速機構、3:ポンプ、6:タービ
ン、7:ステータ、8:クランク軸、9:タービ
ン軸、10:キヤリア、11:サンギア、12:
多板クラツチ、13:一方向クラツチ、14:プ
ラネタリピニオン、15:リングギア、16:ケ
ース、19:多板ブレーキ、100:油溜め、2
00:圧力調整弁、210:マニユアルシフトバ
ルブ、220:1−2シフト弁、230:2−3
シフト弁、240:2−3シフト制御弁、25
0:3−4シフト弁、260:衝撃防止弁、28
0:N−Dシフト制御弁、300:調圧ソレノイ
ドバルブ、310,320:切換ソレノイドバル
ブ(速度段設定ソレノイド弁)、400:デジタ
ル電子制御装置、401:マイクロプロセツサ
(速度段メモリ手段、参照情報読出し手段、速度
段設定手段、クランク音制御手段、時間情報読出
し手段)、402:ROM(参照値メモリ手段、時
間情報メモリ手段)、403:RAM(参照値メモ
リ手段)、410:シフトレバー位置センサ、4
20:車速検出回路(速度検出手段)、430:
スロツトル開度センサ(開度検出手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トルクコンバータと、クラツチおよびブレー
    キを含む歯車変速機構とを含む自動変速機構; 前記クラツチおよびブレーキを選択的に結合又
    は非結合にして複数の速度段を選択的に設定する
    ための油圧制御弁、流路切換弁および速度段設定
    ソレノイド弁を含む流体回路; トルクコンバータを駆動するエンジンのスロツ
    トル開度を検出する開度検出手段; 自動変速機
    構の出力軸の回転速度を検出する速度検出手段; スロツトル開度と、自動変速機の出力軸の回転
    速度と、の一方を指標として、他方の、隣接する
    速度段における境界値を参照値として保持する参
    照値メモリ手段; 各時点の設定速度段を示す情報を保持するため
    の速度段メモリ手段; 開度検出手段が検出したスロツトル開度と速度
    検出手段が検出した速度との内、前記指標に定め
    られている一方を指標として、速度段メモリ手段
    が保持している情報が示す速度段の境界値を、前
    記参照値メモリ手段より読み出す、参照情報読出
    し手段; 開度検出手段が検出したスロツトル開度と速度
    検出手段が検出した速度との内、前記指標に定め
    られていない他方を、読み出した境界値と比較
    し、該他方が上位段領域にあるときに前記流体回
    路に上位段への変速設定を指示する速度段設定手
    段;および、 速度段メモリ手段の情報が、自動変速機構の出
    力軸に結合された負荷が前記エンジンを駆動し得
    る速度段であつて、開度検出手段が検出したスロ
    ツトル開度が所定値以下であるときには、前記変
    速設定の指示を所定時間T23の間保留するクラン
    ク音制御手段; を備える自動変速装置。 2 クランク音制御手段は、自動変速機の出力軸
    の回転速度を指標として時間情報を格納した時間
    情報メモリ手段より、速度検出手段が検出した速
    度を指標として時間情報T23を読み出す時間情報
    読出し手段を含む、前記特許請求の範囲第1項記
    載の自動変速装置。
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