JPH0670471B2 - トランスミツシヨンにおけるクラツチ油圧の制御方法 - Google Patents
トランスミツシヨンにおけるクラツチ油圧の制御方法Info
- Publication number
- JPH0670471B2 JPH0670471B2 JP3109785A JP3109785A JPH0670471B2 JP H0670471 B2 JPH0670471 B2 JP H0670471B2 JP 3109785 A JP3109785 A JP 3109785A JP 3109785 A JP3109785 A JP 3109785A JP H0670471 B2 JPH0670471 B2 JP H0670471B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- hydraulic pressure
- clutch hydraulic
- gradual increase
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、歯車式のトランスミッションにおける変速用
クラッチのクラッチ油圧制御方法に関する。
クラッチのクラッチ油圧制御方法に関する。
(従来の技術) 歯車式のトランスミッションでは、複数の変速用クラッ
チを選択接続することによって速度比の変更が行なわれ
るので、上記クラッチの係合時にいわゆる変速ショック
が発生する。この変速ショックは、周知のように変速用
クラッチのすべり量が大きい程小さくなるが、反面この
すべり量の増大に伴ってクラッチ板の発熱量が大きくな
る。そして建機においては、上記変速用クラッチの伝達
トルクが乗用車等におけるそれに比して相当に大きいこ
とから、すべりによる発熱量も大きい。
チを選択接続することによって速度比の変更が行なわれ
るので、上記クラッチの係合時にいわゆる変速ショック
が発生する。この変速ショックは、周知のように変速用
クラッチのすべり量が大きい程小さくなるが、反面この
すべり量の増大に伴ってクラッチ板の発熱量が大きくな
る。そして建機においては、上記変速用クラッチの伝達
トルクが乗用車等におけるそれに比して相当に大きいこ
とから、すべりによる発熱量も大きい。
そこで建機においては、上記すべり量があまり大きくな
らない程度にクラッチ油圧を漸増(モジュレーション)
させるようにしている。
らない程度にクラッチ油圧を漸増(モジュレーション)
させるようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記変速用クラッチの伝達トルクは、車輛の
走行状況に応じてかなり変化する。すなわち、たとえば
重量の大きな荷物が積載されている場合の伝達トルクと
空荷の場合のそれとでは大きな差異がある。
走行状況に応じてかなり変化する。すなわち、たとえば
重量の大きな荷物が積載されている場合の伝達トルクと
空荷の場合のそれとでは大きな差異がある。
しかるに従来においては、クラッチ油圧の漸増特性が固
定されているため、車輛の走行状況によっては強い変速
ショックを発生したり、逆にすべり量が必要以上に大き
くなる等の不都合を生じていた。なお、すべり量が大き
すぎると加速性も損なわれる。本発明は、かかる従来の
問題点を解消しようとするものである。
定されているため、車輛の走行状況によっては強い変速
ショックを発生したり、逆にすべり量が必要以上に大き
くなる等の不都合を生じていた。なお、すべり量が大き
すぎると加速性も損なわれる。本発明は、かかる従来の
問題点を解消しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 第1発明では、 変速用クラッチのディスク摩擦係数の時間変化が零であ
る条件下でのジャーク値を目標値に保持させるクラッチ
油圧の漸増パターンを、車重と速度段とに応じて予め複
数設定する工程と、 上記車重を検出し、変速時に該車重と選択すべき速度段
に対応するクラッチ油圧漸増パターンを上記複数のクラ
ッチ油圧漸増パターンの中から選択する工程と、 上記選択されたクラッチ油圧漸増パターンに従って漸増
する油圧を上記変速用クラッチに作用させる工程と、 が実施される。
る条件下でのジャーク値を目標値に保持させるクラッチ
油圧の漸増パターンを、車重と速度段とに応じて予め複
数設定する工程と、 上記車重を検出し、変速時に該車重と選択すべき速度段
に対応するクラッチ油圧漸増パターンを上記複数のクラ
ッチ油圧漸増パターンの中から選択する工程と、 上記選択されたクラッチ油圧漸増パターンに従って漸増
する油圧を上記変速用クラッチに作用させる工程と、 が実施される。
また、第2発明では、 変速用クラッチのディスク摩擦係数が時間変化する場合
のジャーク値を目標値に保持させるクラッチ油圧の漸増
パターンを、車重と速度段とに応じて予め複数設定する
工程と、 上記変速用クラッチのディスク摩擦係数が時間変化する
場合のジャーク値を上記目標値に保持させる上記クラッ
チ油圧と上記クラッチのディスク相対回転数とスロット
ル量との関係を予め得る工程と、 上記車重を検出し、変速時に該車重と選択すべき速度段
に対応するクラッチ油圧漸増パターンを上記複数のクラ
ッチ油圧漸増パターンの中から選択する工程と、 上記選択されたクラッチ油圧漸増パターンに従って漸増
する油圧を上記変速用クラッチに作用させる工程と、 上記クラッチ油圧の漸増中に、該クラッチ油圧、ディス
ク相対回転数およびスロットル量をそれぞれ検出する工
程と、 上記クラッチ油圧、ディスク相対回転数およびスロット
ル量が上記ジャーク値の目標値を保持させる関係になっ
た第1の時点で上記クラッチ油圧の漸増を停止する工程
と、 上記第1の時点から該時点でのクラッチ油圧を保持する
工程と、 上記クラッチ油圧に保持中に、上記ディスク相対回転数
が零となる第2の時点を検出する工程と、 上記第2の時点から上記変速用クラッチの油圧を再び増
大する工程と、 が実施される。
のジャーク値を目標値に保持させるクラッチ油圧の漸増
パターンを、車重と速度段とに応じて予め複数設定する
工程と、 上記変速用クラッチのディスク摩擦係数が時間変化する
場合のジャーク値を上記目標値に保持させる上記クラッ
チ油圧と上記クラッチのディスク相対回転数とスロット
ル量との関係を予め得る工程と、 上記車重を検出し、変速時に該車重と選択すべき速度段
に対応するクラッチ油圧漸増パターンを上記複数のクラ
ッチ油圧漸増パターンの中から選択する工程と、 上記選択されたクラッチ油圧漸増パターンに従って漸増
する油圧を上記変速用クラッチに作用させる工程と、 上記クラッチ油圧の漸増中に、該クラッチ油圧、ディス
ク相対回転数およびスロットル量をそれぞれ検出する工
程と、 上記クラッチ油圧、ディスク相対回転数およびスロット
ル量が上記ジャーク値の目標値を保持させる関係になっ
た第1の時点で上記クラッチ油圧の漸増を停止する工程
と、 上記第1の時点から該時点でのクラッチ油圧を保持する
工程と、 上記クラッチ油圧に保持中に、上記ディスク相対回転数
が零となる第2の時点を検出する工程と、 上記第2の時点から上記変速用クラッチの油圧を再び増
大する工程と、 が実施される。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
歯車式トランスミッションの変速ショックは、下式で定
義されるジャーク値Jによって評価される。
義されるジャーク値Jによって評価される。
ただし、J:ジャーク値 α:車体加速度 K:変換係数 G:減速比定数 I:車重(車体重量+積載物重量) μ:クラッチディスク摩擦係数 P:クラッチ油圧 上記減速比定数Gは、速度段から決定されるが、個々の
速度段におけるクラッチ板の積層枚数および面積を示唆
する係数をも包含している。したがってこの定数Gは速
度段によって値が若干異なる。もちろん、各速度段につ
いてのクラッチ板の積層枚数および面積が等しい場合に
はGが減速比そのものとなる。
速度段におけるクラッチ板の積層枚数および面積を示唆
する係数をも包含している。したがってこの定数Gは速
度段によって値が若干異なる。もちろん、各速度段につ
いてのクラッチ板の積層枚数および面積が等しい場合に
はGが減速比そのものとなる。
上式(1)に示す如く、ジャーク値Jに影響を与える変
数はG,I,P,μであり、この4つの変数の中でP,μが変速
過渡時の変数となる。第9図は、建機のトランスミッシ
ョンに使用されている湿式の変速用クラッチにおけるμ
の変化特性を例示している。同図で注目すべき点は、ク
ラッチディスク相対回転数vがある値v0より大きい時に
おいて となることである。
数はG,I,P,μであり、この4つの変数の中でP,μが変速
過渡時の変数となる。第9図は、建機のトランスミッシ
ョンに使用されている湿式の変速用クラッチにおけるμ
の変化特性を例示している。同図で注目すべき点は、ク
ラッチディスク相対回転数vがある値v0より大きい時に
おいて となることである。
すなわち、dμ/dt=(dμ/dv)・(dv/dt)と表わ
されるが、第9図の関係から明らかなように、上記ディ
スク相対回転数がv0より大きい場合にはdμ/dv≒0で
あり、したがって、上記の関係dμ/dv≒0が成立す
る。
されるが、第9図の関係から明らかなように、上記ディ
スク相対回転数がv0より大きい場合にはdμ/dv≒0で
あり、したがって、上記の関係dμ/dv≒0が成立す
る。
かかるμの特性に着目すれば、変速用クラッチが係合を
開始した時点から上記ディスク相対回転数が値v0になる
間においてはジャーク値Jを次式(2)のように表わす
ことができる。
開始した時点から上記ディスク相対回転数が値v0になる
間においてはジャーク値Jを次式(2)のように表わす
ことができる。
ただし、μ0:ディスク相対回転数がv0以上のときのク
ラッチディスク摩擦係数 (2)式において、変速過渡時における変数はPのみで
あり、したがって(2)式に示すジャーク値を目標値に
保持させるには、車重の大小によるIの変化や速度段の
選択によるGの変化に対応したdP/dtの値を設定し、こ
れに従ってクラッチ油圧を漸増させればよいことにな
る。
ラッチディスク摩擦係数 (2)式において、変速過渡時における変数はPのみで
あり、したがって(2)式に示すジャーク値を目標値に
保持させるには、車重の大小によるIの変化や速度段の
選択によるGの変化に対応したdP/dtの値を設定し、こ
れに従ってクラッチ油圧を漸増させればよいことにな
る。
第10図は、車重Iの大,中,小に応じたクラッチ油圧の
漸増パターンを、また第11図は減速比定数Gの大,中,
小に応じたクラッチ油圧の漸増パターンを、さらに第12
図はI,G双方の大,中,小の組合せに応じたクラッチ油
圧の漸増パターンを例示している。
漸増パターンを、また第11図は減速比定数Gの大,中,
小に応じたクラッチ油圧の漸増パターンを、さらに第12
図はI,G双方の大,中,小の組合せに応じたクラッチ油
圧の漸増パターンを例示している。
次に、クラッチの係合が進んで、ディスク相対回転数v
がv0よりも小さくなった場合を考える。この場合、第9
図から明らかなように となり、一方、 となる。それ故、下式(3)に示す如く となり、これは(1)式における第2項もジャーク値J
に影響を与えること、つまりジャーク値Jの振舞いが
(2)式における場合に比して非常に複雑になることを
示唆している。
がv0よりも小さくなった場合を考える。この場合、第9
図から明らかなように となり、一方、 となる。それ故、下式(3)に示す如く となり、これは(1)式における第2項もジャーク値J
に影響を与えること、つまりジャーク値Jの振舞いが
(2)式における場合に比して非常に複雑になることを
示唆している。
ここで、(1)式におけるμの影響を小さくするため
に、クラッチ油圧を一定 にさせるという考えを導入すると、前記ジャーク値Jは
下式(4)に示す如く表わされる。
に、クラッチ油圧を一定 にさせるという考えを導入すると、前記ジャーク値Jは
下式(4)に示す如く表わされる。
ただし、P0:クラッチ油圧を一定にした時の該油圧の値 したがって同式によれば予めG,Iに対してジャーク値J
が目標値となるP0の値をシュミレーション等によって得
ておくことにより、クラッチ油圧を一定にさせる油圧変
更ポイントを知ることができると考えられる。
が目標値となるP0の値をシュミレーション等によって得
ておくことにより、クラッチ油圧を一定にさせる油圧変
更ポイントを知ることができると考えられる。
ところで、P0と との関係は、一定ではなく負荷(主として登坂角度)と
スロットル量に依存するので、上記ポイントを知るため
には、上記負荷を登坂角度とすると、該登坂角度とスロ
ットル量を検出しなければならない。
スロットル量に依存するので、上記ポイントを知るため
には、上記負荷を登坂角度とすると、該登坂角度とスロ
ットル量を検出しなければならない。
上記2つのパラメータのうち、スロットル量は容易に検
出できるが、車輛の走行中において登坂角度を検出する
ことは実際上困難である。そこで以下のような方法を導
入する。
出できるが、車輛の走行中において登坂角度を検出する
ことは実際上困難である。そこで以下のような方法を導
入する。
第13図は、ジャーク値Jを目標値に保つためのクラッチ
油圧P0とクラッチディスク相対回転数を登坂角度とスロ
ットル量をパラメータとして例示している。なお、同図
に示す関係はシュミレーションによって得られる。
油圧P0とクラッチディスク相対回転数を登坂角度とスロ
ットル量をパラメータとして例示している。なお、同図
に示す関係はシュミレーションによって得られる。
いま仮に登坂角度とスロットル量の双方が検出可能であ
るとすると、同図の関係より上記油圧変更ポイント、つ
まりクラッチ油圧を一定にさせるときの同油圧値P0また
はクラッチディスク相対回転数が同時に得られる。しか
し、前述したように、登坂角度の検出は困難であるの
で、以下のようにして上記ポイントを決定する。
るとすると、同図の関係より上記油圧変更ポイント、つ
まりクラッチ油圧を一定にさせるときの同油圧値P0また
はクラッチディスク相対回転数が同時に得られる。しか
し、前述したように、登坂角度の検出は困難であるの
で、以下のようにして上記ポイントを決定する。
すなわち、クラッチ油圧とディスク相対回転数は共に検
出可能である。そこでクラッチ係合過渡時に両者を検出
して、それらの値同志を照合し、両者が第13図の関係を
満たした時点を変更ポイントと決定する。つまり、たと
えばスロットル量がFULLの場合において、クラッチ油圧
が9.6kg/cm2のときにディスク相対回転数が35rad/sec
であるとすると、その時点を変更ポイントとして決定す
る。この場合、クラッチ油圧を一定にさせる値P0は当然
9.6kg/cm2となる。そして変更ポイントにおける登坂角
度は約7.3゜となる。
出可能である。そこでクラッチ係合過渡時に両者を検出
して、それらの値同志を照合し、両者が第13図の関係を
満たした時点を変更ポイントと決定する。つまり、たと
えばスロットル量がFULLの場合において、クラッチ油圧
が9.6kg/cm2のときにディスク相対回転数が35rad/sec
であるとすると、その時点を変更ポイントとして決定す
る。この場合、クラッチ油圧を一定にさせる値P0は当然
9.6kg/cm2となる。そして変更ポイントにおける登坂角
度は約7.3゜となる。
なお、(1)式においてdP/dtが選択され、このdP/dt
に従って第14図(a)に示す如くクラッチ油圧が単調増
加されている状態を考えると、このときディスク相対回
転数は同図(b)に示す如く単調減少していく。それ
故、クラッチ油圧とディスク相対回転数が第13図に示し
た関係を満たす状態は必ず存在し、これによって上記し
た手順により変更ポイントを決定することができる。
に従って第14図(a)に示す如くクラッチ油圧が単調増
加されている状態を考えると、このときディスク相対回
転数は同図(b)に示す如く単調減少していく。それ
故、クラッチ油圧とディスク相対回転数が第13図に示し
た関係を満たす状態は必ず存在し、これによって上記し
た手順により変更ポイントを決定することができる。
第13図は、前進3速から前進4速への変速時における上
記各パラメータの関係を示しているが、種々の変速の態
様に応じた各パラメータの関係も同様にシュミレーショ
ンによって予め得ることができる。
記各パラメータの関係を示しているが、種々の変速の態
様に応じた各パラメータの関係も同様にシュミレーショ
ンによって予め得ることができる。
上記変更ポイントが判断されたのちにおいては、そのポ
イントにおけるクラッチ油圧P0を一定に保持させること
によりジャーク値Jを目標値に保持させることができ
る。なお後述するように、クラッチの係合が終了してデ
ィスク相対回転数が零になると、より強くクラッチを係
合させるためにクラッチ圧が更に増大される。
イントにおけるクラッチ油圧P0を一定に保持させること
によりジャーク値Jを目標値に保持させることができ
る。なお後述するように、クラッチの係合が終了してデ
ィスク相対回転数が零になると、より強くクラッチを係
合させるためにクラッチ圧が更に増大される。
以上に説明したように、ジャーク値を変速過渡時におい
て一定に保持するためには、(2)式に示したdP/dtを
適宜選択してクラッチ圧を増加させ、このクラッチ圧の
増加中にクラッチ油圧とディスク相対回転数が第13図に
示した関係を満たす状態になった時点でクラッチ油圧を
その時点の値に保持させればよい。
て一定に保持するためには、(2)式に示したdP/dtを
適宜選択してクラッチ圧を増加させ、このクラッチ圧の
増加中にクラッチ油圧とディスク相対回転数が第13図に
示した関係を満たす状態になった時点でクラッチ油圧を
その時点の値に保持させればよい。
第1図は、かかるクラッチ油圧の制御手順を具体的に示
したフローチャートを、また第2図は、本発明の方法が
適用される自動変速装置の構成例を示し、上記制御手順
はこの装置のコントローラ1によって実行される。
したフローチャートを、また第2図は、本発明の方法が
適用される自動変速装置の構成例を示し、上記制御手順
はこの装置のコントローラ1によって実行される。
第2図において、エンジン2の出力はトルクコンパータ
3を介して歯車式のトランスミッション4に加えられ、
このトランスミッション4の出力は終減速機5を介して
駆動輪6に伝達される。なお、トクルコンバータ3の入
出力軸間にはそれらの軸を直結させるロックアップクラ
ッチ7が介在されている。
3を介して歯車式のトランスミッション4に加えられ、
このトランスミッション4の出力は終減速機5を介して
駆動輪6に伝達される。なお、トクルコンバータ3の入
出力軸間にはそれらの軸を直結させるロックアップクラ
ッチ7が介在されている。
エンジン2にはその回転数に対応した数の信号を出力す
るエンジン回転センサ8が、またトランスミッション4
にはその入力軸,中間軸および出力軸の回転数に対応し
た数の信号を出力する回転センサ9,10および11が各々設
けられており、これらのセンサの出力はコントローラ1
に加えられる。また、コントローラ1には、変速レンジ
指令器12より出力されるレンジ指令信号、スロットルペ
ダル13に連動するスロットルセンサ14の出力および車輛
のベッセル近傍に配設された積載重量センサ15の出力が
各々加えられる。
るエンジン回転センサ8が、またトランスミッション4
にはその入力軸,中間軸および出力軸の回転数に対応し
た数の信号を出力する回転センサ9,10および11が各々設
けられており、これらのセンサの出力はコントローラ1
に加えられる。また、コントローラ1には、変速レンジ
指令器12より出力されるレンジ指令信号、スロットルペ
ダル13に連動するスロットルセンサ14の出力および車輛
のベッセル近傍に配設された積載重量センサ15の出力が
各々加えられる。
トランスミッション4には、速度段を選定する油圧クラ
ッチ群16a,16b,17aおよび17bが配設されている。これら
のクラッチ群16a,16b,17aおよび17bは電子制御式クラッ
チ駆動油圧供給装置20によって供給油圧が制御され、そ
れらに作用する油圧は油圧センサ18で検出される。
ッチ群16a,16b,17aおよび17bが配設されている。これら
のクラッチ群16a,16b,17aおよび17bは電子制御式クラッ
チ駆動油圧供給装置20によって供給油圧が制御され、そ
れらに作用する油圧は油圧センサ18で検出される。
第3図は、コントローラ1の内部構成を概念的に示して
いる。
いる。
このコントローラ1においては、センサ14,15および18
の出力がA/D変換器101を介してCPU102に加えられ、
またセンサ8〜11の出力がカウンタ,F−V変換器等より
なる回転数検出回路103を介してCPU102に加えられる。
の出力がA/D変換器101を介してCPU102に加えられ、
またセンサ8〜11の出力がカウンタ,F−V変換器等より
なる回転数検出回路103を介してCPU102に加えられる。
メモリ104には、(2)式に示したジャーク値Jを目標
値に保持させるクラッチ油圧の漸増パターン(第12図参
照)が車重と速度段とに応じて選択しうるように複数格
納されている。またこのメモリ104には、油圧変更ポイ
ントを判断するための第13図に示した関係、つまり
(1)式に示したジャーク値が目標値に保持されるクラ
ッチ油圧とクラッチディスク相対回転数およびスロット
ル量の関係が個々の変速の態様に応じて格納されてい
る。
値に保持させるクラッチ油圧の漸増パターン(第12図参
照)が車重と速度段とに応じて選択しうるように複数格
納されている。またこのメモリ104には、油圧変更ポイ
ントを判断するための第13図に示した関係、つまり
(1)式に示したジャーク値が目標値に保持されるクラ
ッチ油圧とクラッチディスク相対回転数およびスロット
ル量の関係が個々の変速の態様に応じて格納されてい
る。
油圧装置駆動回路105は、後述するクラッチ駆動油圧供
給装置20の電気アクチュエータおよび電磁バルブを駆動
する作用をなす。
給装置20の電気アクチュエータおよび電磁バルブを駆動
する作用をなす。
第4図は、前記油圧クラッチ16a,16bに駆動油圧を作用
させるクラッチ駆動油圧供給装置20の構成を例示してい
る。なお、前記油圧クラッチ17a,17bに駆動油圧を作用
させるクラッチ駆動油圧供給装置(図示せず)も上記装
置20と同様の構成を有している。
させるクラッチ駆動油圧供給装置20の構成を例示してい
る。なお、前記油圧クラッチ17a,17bに駆動油圧を作用
させるクラッチ駆動油圧供給装置(図示せず)も上記装
置20と同様の構成を有している。
この油圧供給装置20は、リリーフ弁201と絞り弁202を備
えている。リリーフ弁201は、第1ピストン部203と第2
ピストン部204とが形成されたスプール205と、ロードピ
ストン206が配設され、かつ、スプール205とピストン20
6間にスプリング207が介在されている。上記第1ピスト
ン部203内には油室208が形成され、この油室は通路209
を介して油室210に連通している。
えている。リリーフ弁201は、第1ピストン部203と第2
ピストン部204とが形成されたスプール205と、ロードピ
ストン206が配設され、かつ、スプール205とピストン20
6間にスプリング207が介在されている。上記第1ピスト
ン部203内には油室208が形成され、この油室は通路209
を介して油室210に連通している。
油室210は、入力ポート211と出力ポート212を備え、入
力ポート211は絞り213を介して油圧ポンプ214に、また
出力ポート212は電磁切換弁215を介して前記クラッチ16
a,16bにそれぞれ接続されている。油室210の右方にはピ
ストン部203,204によって油室216が画成されており、こ
の油室216はドレンタンクに通じている。なお、後述す
るように、油室216は油室210内の圧油のリリーフ通路と
して機能する。
力ポート211は絞り213を介して油圧ポンプ214に、また
出力ポート212は電磁切換弁215を介して前記クラッチ16
a,16bにそれぞれ接続されている。油室210の右方にはピ
ストン部203,204によって油室216が画成されており、こ
の油室216はドレンタンクに通じている。なお、後述す
るように、油室216は油室210内の圧油のリリーフ通路と
して機能する。
一方、絞り弁202は、第1ピストン部217と第2ピストン
部218とが形成されたスプール219を有し、このスプール
219は第2ピストン部218の右端面を常に電気アクチュエ
ータ220の可動ロッド221に当接させるべく、スプリング
222によって右方に付勢されている。
部218とが形成されたスプール219を有し、このスプール
219は第2ピストン部218の右端面を常に電気アクチュエ
ータ220の可動ロッド221に当接させるべく、スプリング
222によって右方に付勢されている。
この絞り弁202に形成された油室224は、電磁切換弁225
を介してリリーフ弁201の出力ポート212に接続されてい
る。また油室224の右方に形成された油室226は、油路22
7を介してリリーフ弁201のポート228と連通している。
上記ポート228は、前記ロードピストン206の右端面とバ
ルブボディ223の内面とによって形成される空間232の右
端に開口している。そしてこのポート228は、リリーフ
弁201の油室210内の油圧をパイロット圧とする切換弁29
を介してドレンタンクに接続されている。
を介してリリーフ弁201の出力ポート212に接続されてい
る。また油室224の右方に形成された油室226は、油路22
7を介してリリーフ弁201のポート228と連通している。
上記ポート228は、前記ロードピストン206の右端面とバ
ルブボディ223の内面とによって形成される空間232の右
端に開口している。そしてこのポート228は、リリーフ
弁201の油室210内の油圧をパイロット圧とする切換弁29
を介してドレンタンクに接続されている。
上記第2ピストン部218は、油室224,226にまたがる態様
で位置されており、その左端部には第5図に示す如く、
その軸線方向に沿う4本のスリット218aが形成されてい
る。これらのスリット218aは,左方から右方に向って徐
徐に幅および深さが小さくなるクサビ形状をもち、油室
224,226間の圧油の流路として機能する。
で位置されており、その左端部には第5図に示す如く、
その軸線方向に沿う4本のスリット218aが形成されてい
る。これらのスリット218aは,左方から右方に向って徐
徐に幅および深さが小さくなるクサビ形状をもち、油室
224,226間の圧油の流路として機能する。
上記電気アクチュエータ220は、コントローラ1からの
指令に基づいてロッド221を左右方向に移動させる機能
を有し、この実施例ではロッド221の駆動源としてパル
スモータが内蔵されている。
指令に基づいてロッド221を左右方向に移動させる機能
を有し、この実施例ではロッド221の駆動源としてパル
スモータが内蔵されている。
いま、このアクチュエータ220によって第2ピストン部2
18が第4図に示した位置より右行されると、上記スリッ
ト218aとバルブボディ223の内面間で油室224と油室226
間を連通させる通路が形成され、その通路面積はスプー
ル219の右方向移動量が大きくなるに伴って増大され
る。
18が第4図に示した位置より右行されると、上記スリッ
ト218aとバルブボディ223の内面間で油室224と油室226
間を連通させる通路が形成され、その通路面積はスプー
ル219の右方向移動量が大きくなるに伴って増大され
る。
いま第4図に示す如く、変速用クラッチ16aに圧油が供
給されて、該クラッチが完全に係合した状態にあるとす
ると、このときクラッチ16aに作用している油圧つまり
前記油室210内の油圧は、第6図に示す最大値Pmを有し
ている。そしてロードピストン206は、最大油圧発生位
置つまりバルブボディ223に設けられたストッパ230に当
接した位置にあり、またスプール205は、ピストン部203
内に設けられた油室208の右端面の面積と上記最大油圧
との積によって与えられる力と前記スプリング207の反
撥力とが釣り合った位置にある。いま、上記面積Ac、油
室208の油圧(=クラッチ油圧)をP、スプリング207の
バネ定数およびバネ長変化量を各Kおよびxとすると、
以下のつり合い式が成りたつ。
給されて、該クラッチが完全に係合した状態にあるとす
ると、このときクラッチ16aに作用している油圧つまり
前記油室210内の油圧は、第6図に示す最大値Pmを有し
ている。そしてロードピストン206は、最大油圧発生位
置つまりバルブボディ223に設けられたストッパ230に当
接した位置にあり、またスプール205は、ピストン部203
内に設けられた油室208の右端面の面積と上記最大油圧
との積によって与えられる力と前記スプリング207の反
撥力とが釣り合った位置にある。いま、上記面積Ac、油
室208の油圧(=クラッチ油圧)をP、スプリング207の
バネ定数およびバネ長変化量を各Kおよびxとすると、
以下のつり合い式が成りたつ。
Ac・P=K・x…(5) なお、ポンプ214からの圧油は、調圧弁231で調圧(たと
えば35kgf/cm2)されたのち、絞り213を介して油室210
に供給される。
えば35kgf/cm2)されたのち、絞り213を介して油室210
に供給される。
以下、変速を行う場合の、つまり、クラッチ16aを開放
させて、クラッチ16bを係合させる場合のクラッチ油圧
の制御態様を第1図を参照して説明する。
させて、クラッチ16bを係合させる場合のクラッチ油圧
の制御態様を第1図を参照して説明する。
上記コントローラ1は、積載重量センサ15によって検出
された積載重量に車体重量を加えて車重を検出する(ス
テップ301)。そしてエンジン回転センサ8とスロット
ル量センサ14の各出力に基づいて変速すべきか否かを判
断する(ステップ302)。なお、この変速の判断処理は
従来の自動変速装置のそれと同様であるから説明を省略
する。
された積載重量に車体重量を加えて車重を検出する(ス
テップ301)。そしてエンジン回転センサ8とスロット
ル量センサ14の各出力に基づいて変速すべきか否かを判
断する(ステップ302)。なお、この変速の判断処理は
従来の自動変速装置のそれと同様であるから説明を省略
する。
変速が必要と判断された場合には、検出された車重と選
択すべき速度段とに基づいてそれらに適合した最適クラ
ッチ油圧漸増パターンがメモリ104内から読出される。
つまり第12図に示したような複数のクラッチ油圧漸増パ
ターンの中から車重および減速比定数に応じた最適クラ
ッチ油圧漸増パターン(dP/dt)が選択される。また同
時に前記電磁切換弁215が切換作動される(ステップ30
3)。
択すべき速度段とに基づいてそれらに適合した最適クラ
ッチ油圧漸増パターンがメモリ104内から読出される。
つまり第12図に示したような複数のクラッチ油圧漸増パ
ターンの中から車重および減速比定数に応じた最適クラ
ッチ油圧漸増パターン(dP/dt)が選択される。また同
時に前記電磁切換弁215が切換作動される(ステップ30
3)。
第7図に示すように切換弁215が作動されると、クラッ
チ16aに作用していた圧油が該弁を介してドレンされる
ことからクラッチ16aが非係合状態となる。同時にリリ
ーフ弁201の油室210の出力ポート212とクラッチ16bが連
結され、これによって該クラッチ16bに対する圧油の供
給が開始される。このとき、上記油室210における油圧
が第6図に示す如くほぼ零に近い値まで急降下するが、
これは、空状態にあったクラッチ16bのクラッチパック
内に油が急激に流入するためである。
チ16aに作用していた圧油が該弁を介してドレンされる
ことからクラッチ16aが非係合状態となる。同時にリリ
ーフ弁201の油室210の出力ポート212とクラッチ16bが連
結され、これによって該クラッチ16bに対する圧油の供
給が開始される。このとき、上記油室210における油圧
が第6図に示す如くほぼ零に近い値まで急降下するが、
これは、空状態にあったクラッチ16bのクラッチパック
内に油が急激に流入するためである。
油室210内の油圧が急低下すると、この油圧をパイロッ
ト圧とする前記切換弁229が切換作動する。この結果、
ロードピストン206とバルブボディ223の内面とによって
形成されている空間232内の圧油が該弁229を介して速や
かにドレンされ、これによってロードピストン206がス
プリング207の反撥力で第7図に示す如くストロークエ
ンドまで戻される。そして同位置までピストン206が戻
された時点でスプリング207は自然長となる。
ト圧とする前記切換弁229が切換作動する。この結果、
ロードピストン206とバルブボディ223の内面とによって
形成されている空間232内の圧油が該弁229を介して速や
かにドレンされ、これによってロードピストン206がス
プリング207の反撥力で第7図に示す如くストロークエ
ンドまで戻される。そして同位置までピストン206が戻
された時点でスプリング207は自然長となる。
上記クラッチ16b内に油が充満すると、つまり第6図に
示したフィリングタイムが終了すると、油室210内の油
圧が上昇を開始し、これに伴って上記切換弁229がリセ
ットされて第4図に示した状態に戻される。
示したフィリングタイムが終了すると、油室210内の油
圧が上昇を開始し、これに伴って上記切換弁229がリセ
ットされて第4図に示した状態に戻される。
コントローラ1は、ステップ303に示す処理を実行した
のち、同ステップ303で選択された油圧漸増パターンに
従ってクラッチ油圧を増加させる(ステップ304)。
のち、同ステップ303で選択された油圧漸増パターンに
従ってクラッチ油圧を増加させる(ステップ304)。
すなわち、リリーフ弁201の油室210と絞り弁202の油室2
24とは電磁切換弁225を介して連通されているので、油
室210の出力ポート212から流出する圧油はクラッチ16b
と油室224の双方に供給される。そこで、絞り弁219を右
行させて前記スリット218aを介して油室224と油室226間
を連通させれば、スリット218aの移動量に対応した圧油
が前記油路227を介してポート228に供給され、この圧油
はロードピストン206を左方に変位させる油圧を発生す
る。
24とは電磁切換弁225を介して連通されているので、油
室210の出力ポート212から流出する圧油はクラッチ16b
と油室224の双方に供給される。そこで、絞り弁219を右
行させて前記スリット218aを介して油室224と油室226間
を連通させれば、スリット218aの移動量に対応した圧油
が前記油路227を介してポート228に供給され、この圧油
はロードピストン206を左方に変位させる油圧を発生す
る。
いま、ロードピストン206の変位量をxとすると、その
変位速度dx/dtは第4図に示した空間232に流入する圧
油の流量に依存する。上記変位量xは、(5)式におけ
るバネ長xを示唆し、同式より なる関係が得られることから、結局、クラッチ油圧Pは
上記スリット218aを通過する圧油の流量に依存すること
になる。つまり、スプール219の移動位置を制御してス
リット218aにおける圧油の流量を調整することにより所
望のクラッチ油圧漸増パターンを得ることができる。
変位速度dx/dtは第4図に示した空間232に流入する圧
油の流量に依存する。上記変位量xは、(5)式におけ
るバネ長xを示唆し、同式より なる関係が得られることから、結局、クラッチ油圧Pは
上記スリット218aを通過する圧油の流量に依存すること
になる。つまり、スプール219の移動位置を制御してス
リット218aにおける圧油の流量を調整することにより所
望のクラッチ油圧漸増パターンを得ることができる。
ステップ304においてコントローラ1は、前記選択され
たクラッチ油圧漸増パターンを実現しうる制御信号を電
気アクチュエータに加える処理を実行し、これによって
クラッチ油圧がたとえば第6図に示した態様で漸増され
る。
たクラッチ油圧漸増パターンを実現しうる制御信号を電
気アクチュエータに加える処理を実行し、これによって
クラッチ油圧がたとえば第6図に示した態様で漸増され
る。
つぎにコントローラ1は、センサ14および18の出力に基
づいてスロットル量およびクラッチ油圧を検出するとと
もに、前記入力軸回転センサ9と中間軸回転センサ10の
各出力に基づいてクラッチ16bのディスク相対回転数を
検出する(ステップ305)。そして、検出されたスロッ
トル量、クラッチ油圧およびディスク相対回転数がメモ
リ104に格納されている第13図に例示した関係を満たし
ているか否か、つまりそれらのパラメータがクラッチ油
圧の変更ポイントを示唆する関係になっているかを判断
する(ステップ306)。なお、第13図に示された各パラ
メータの関係は、前述する如くある変速態様に係るもの
であるから、変速態様が異なる場合にはそれに対応した
各パラメータの関係に基づき変更ポイントが決定され
る。
づいてスロットル量およびクラッチ油圧を検出するとと
もに、前記入力軸回転センサ9と中間軸回転センサ10の
各出力に基づいてクラッチ16bのディスク相対回転数を
検出する(ステップ305)。そして、検出されたスロッ
トル量、クラッチ油圧およびディスク相対回転数がメモ
リ104に格納されている第13図に例示した関係を満たし
ているか否か、つまりそれらのパラメータがクラッチ油
圧の変更ポイントを示唆する関係になっているかを判断
する(ステップ306)。なお、第13図に示された各パラ
メータの関係は、前述する如くある変速態様に係るもの
であるから、変速態様が異なる場合にはそれに対応した
各パラメータの関係に基づき変更ポイントが決定され
る。
ステップ304,305の処理は、ステップ306の判断結果がYE
Sとなるまで繰り返される。そしてこの判断結果がYESに
なると、クラッチ油圧をその時点の値に保持させる処理
を実行する(ステップ307)。
Sとなるまで繰り返される。そしてこの判断結果がYESに
なると、クラッチ油圧をその時点の値に保持させる処理
を実行する(ステップ307)。
上記処理307は、絞り弁202のスプール219を左行させ
て、油室224と油室226間の連通を断つことを内容として
いる。すなわち、かくすれば、油路227を通してのリリ
ーフ弁201に対する圧油の供給が停止し、これによって
ロードピストンの変位速度が0、つまりdP/dt=0とな
るからである。
て、油室224と油室226間の連通を断つことを内容として
いる。すなわち、かくすれば、油路227を通してのリリ
ーフ弁201に対する圧油の供給が停止し、これによって
ロードピストンの変位速度が0、つまりdP/dt=0とな
るからである。
なお、電気アクチュエータ220がパルスモータ式の場
合、その動作遅れのために油圧変更ポイントが若干ずれ
る虞れがある。そこで、この実施例ではステップ306の
判断結果がYESとなった時点で電磁切換弁225を切換作動
させて、油室224への圧油供給を断つようにしている。
合、その動作遅れのために油圧変更ポイントが若干ずれ
る虞れがある。そこで、この実施例ではステップ306の
判断結果がYESとなった時点で電磁切換弁225を切換作動
させて、油室224への圧油供給を断つようにしている。
クラッチ油圧を一定にさせたのち、コントローラ1はク
ラッチ16bの係合完了を判断する(ステップ308)。すな
わち、クラッチの係合が完了すると、そのディスク相対
回転数が零になるので、前記センサ10,11の出力に基づ
いて係合完了を判断する。そして係合完了が判断される
と、より強くクラッチを係合させるため、クラッチ油圧
を再び増大させる。
ラッチ16bの係合完了を判断する(ステップ308)。すな
わち、クラッチの係合が完了すると、そのディスク相対
回転数が零になるので、前記センサ10,11の出力に基づ
いて係合完了を判断する。そして係合完了が判断される
と、より強くクラッチを係合させるため、クラッチ油圧
を再び増大させる。
かくして、この実施例によれば第6図に例示した態様で
クラッチ油圧が制御されることになり、これによってク
ラッチの係合過渡時におけるジャーク値Jが目標値に保
持される。ジャーク値Jの目標値は、もちろん変速ショ
ックを可及的に低減しうる値に設定されるが、そのさ
い、変速後の加速性等も当然考慮される。
クラッチ油圧が制御されることになり、これによってク
ラッチの係合過渡時におけるジャーク値Jが目標値に保
持される。ジャーク値Jの目標値は、もちろん変速ショ
ックを可及的に低減しうる値に設定されるが、そのさ
い、変速後の加速性等も当然考慮される。
なお、(5)式に示した釣合い関係は、リリーフ弁201
のリリーフ作用によって保たれる。すなわち釣合い関係
がくずれた場合にはスプール205が左行され、これによ
って釣合い関係が成立するように油室210内の圧油が油
室216側にリリーフされるからである。
のリリーフ作用によって保たれる。すなわち釣合い関係
がくずれた場合にはスプール205が左行され、これによ
って釣合い関係が成立するように油室210内の圧油が油
室216側にリリーフされるからである。
また、上記実施例においては、(6)式から明らかなよ
うにロードピストン206の左方向変位速度が大きい程、
クラッチ油圧の増加勾配dP/dtが大きくなる。
うにロードピストン206の左方向変位速度が大きい程、
クラッチ油圧の増加勾配dP/dtが大きくなる。
ところで、上記実施例では、クラッチ油圧が指令された
増加勾配dP/dtに従って増大されたか否かを確認してい
ないが、この確認はたとえば以下のようにして行なうこ
とができる。
増加勾配dP/dtに従って増大されたか否かを確認してい
ないが、この確認はたとえば以下のようにして行なうこ
とができる。
すなわち、第8図に示す如く予め適宜な低クラッチ油圧
P1と高いクラッチ油圧P2を設定しておき、前記油圧セン
サ18の出力に基づいて実際のクラッチ油圧がP1およびP2
に達する時間T1,T2を計測すれば、クラッチ油圧の増加
勾配P/Sを下式から算出しうる。
P1と高いクラッチ油圧P2を設定しておき、前記油圧セン
サ18の出力に基づいて実際のクラッチ油圧がP1およびP2
に達する時間T1,T2を計測すれば、クラッチ油圧の増加
勾配P/Sを下式から算出しうる。
そこで、前記クラッチ油圧の制御時に上記計算をコント
ローラ1に実行させ、かつその計算結果である実際の油
圧増加勾配と指令に基づく増加勾配とを比較させること
により、両者の偏差を求めることができる。
ローラ1に実行させ、かつその計算結果である実際の油
圧増加勾配と指令に基づく増加勾配とを比較させること
により、両者の偏差を求めることができる。
上記偏差が生じた場合には、これで次回以後における指
令値の校正を行なうことによりより正確なクラッチ油圧
の制御が可能となる。
令値の校正を行なうことによりより正確なクラッチ油圧
の制御が可能となる。
なお、上記偏差は油質、油温等の変化に基因して発生す
ることが多い。
ることが多い。
上記実施例では、絞り弁202のスプール219を位置決めす
ることにより一義的に油圧の増加パターンが決定される
制御弁機構を使用しているが、本発明はこれに限定され
ず、たとえば電気指令の時間変化パターンがそのままク
ラッチ油圧の変化パターンとなってあらわれる形式の制
御弁を適用しても実施しうる。この場合、電気指令がク
ラッチ圧を示唆するので油圧センサ18を省略できるが該
指令を第6図に示したフィリングタイムの終了時点から
与える必要がある。
ることにより一義的に油圧の増加パターンが決定される
制御弁機構を使用しているが、本発明はこれに限定され
ず、たとえば電気指令の時間変化パターンがそのままク
ラッチ油圧の変化パターンとなってあらわれる形式の制
御弁を適用しても実施しうる。この場合、電気指令がク
ラッチ圧を示唆するので油圧センサ18を省略できるが該
指令を第6図に示したフィリングタイムの終了時点から
与える必要がある。
また、本発明は自動変速装置だけでなく、マニュアル操
作式の変速装置にも当然適用できる。
作式の変速装置にも当然適用できる。
ところで、上記実施例においては、クラッチディスク摩
擦係数μの時間変化がジャーク値に影響を与えない第6
図のA区域で所定勾配の油圧増加を行ない、上記時間変
化がジャーク値に影響を与えるB区域で油圧を一定にさ
せ、さらにクラッチ係合完了後のC区域で再び油圧を増
大させるという3段階の制御を行っているが、同図に点
線で示すA区域の勾配dP/dtに従った油圧増加パターン
のみで油圧制御を行っても、実用上十分な変速ショック
低減降下を得ることができる。
擦係数μの時間変化がジャーク値に影響を与えない第6
図のA区域で所定勾配の油圧増加を行ない、上記時間変
化がジャーク値に影響を与えるB区域で油圧を一定にさ
せ、さらにクラッチ係合完了後のC区域で再び油圧を増
大させるという3段階の制御を行っているが、同図に点
線で示すA区域の勾配dP/dtに従った油圧増加パターン
のみで油圧制御を行っても、実用上十分な変速ショック
低減降下を得ることができる。
なお、C区域における油圧増加特性は変速ショックに関
与しないので、任意に設定することができる。
与しないので、任意に設定することができる。
(発明の効果) 本発明によれば、ジャーク値が目標値に保持されるよう
にクラッチ油圧が制御されるので、変速ショックが少な
くかつ加速性等が損なわれることのない変速フィーリン
グを得ることができ、その実用性はきわめて高い。
にクラッチ油圧が制御されるので、変速ショックが少な
くかつ加速性等が損なわれることのない変速フィーリン
グを得ることができ、その実用性はきわめて高い。
第1図は本発明に係るクラッチ油圧制御方法の一実施例
を示したフローチャート、第2図は本発明の方法を適用
した自動変速装置の一構成例を示した概念図、第3図は
第2図に示すコントローラの内部構成を例示したブロッ
ク図、第4図は第2図に示す電子制御式クラッチ駆動油
圧供給装置の構成を例示した概念図、第5図は第4図に
示す絞り弁のスプールに形成されるスリットの形状を示
した斜視図、第6図は本発明に従ったクラッチ油圧の制
御特性を例示した特性図、第7図はリリーフ弁の作動態
様を示した概念図、第8図はクラッチ油圧の増加率を検
出する方法を説明するグラフ、第9図はクラッチディス
ク相対回転数とクラッチディスク摩擦係数の関係を例示
したグラフ、第10図は車重の大きさに適合するクラッチ
油圧の漸増パターンを例示したグラフ、第11図は減速比
定数の大きさに適合するクラッチ油圧の漸増パターンを
例示したグラフ、第12図は車重および減速比定数の大き
さに応じたクラッチ油圧の漸増パターンを例示したグラ
フ、第13図はジャーク値を目標値に保持させるための登
板角度に対するクラッチ油圧とクラッチディスク相対回
転数の関係を例示したグラフ、第14図は第13図の関係に
基づいてクラッチ油圧の変更ポイントを決定する場合の
クラッチ油圧とクラッチディスク相対回転数の対応関係
を例示したグラフである。 1…コントローラ、2…エンジン、4…歯車式トランス
ミッション、8…エンジン回転センサ、9…入力軸回転
センサ、10…中間軸回転センサ、11…出力軸回転セン
サ、14…スロットル量センサ、15…積載重量センサ、1
6,17…変速用クラッチ、18…油圧センサ、20…電子制御
式クラッチ駆動油圧供給装置、102…CPU、104…メモ
リ、201…リリーフ弁、202…絞り弁、214…油圧ポン
プ、220…電気アクチュエータ、215,225…電磁切換弁、
229…切換弁。
を示したフローチャート、第2図は本発明の方法を適用
した自動変速装置の一構成例を示した概念図、第3図は
第2図に示すコントローラの内部構成を例示したブロッ
ク図、第4図は第2図に示す電子制御式クラッチ駆動油
圧供給装置の構成を例示した概念図、第5図は第4図に
示す絞り弁のスプールに形成されるスリットの形状を示
した斜視図、第6図は本発明に従ったクラッチ油圧の制
御特性を例示した特性図、第7図はリリーフ弁の作動態
様を示した概念図、第8図はクラッチ油圧の増加率を検
出する方法を説明するグラフ、第9図はクラッチディス
ク相対回転数とクラッチディスク摩擦係数の関係を例示
したグラフ、第10図は車重の大きさに適合するクラッチ
油圧の漸増パターンを例示したグラフ、第11図は減速比
定数の大きさに適合するクラッチ油圧の漸増パターンを
例示したグラフ、第12図は車重および減速比定数の大き
さに応じたクラッチ油圧の漸増パターンを例示したグラ
フ、第13図はジャーク値を目標値に保持させるための登
板角度に対するクラッチ油圧とクラッチディスク相対回
転数の関係を例示したグラフ、第14図は第13図の関係に
基づいてクラッチ油圧の変更ポイントを決定する場合の
クラッチ油圧とクラッチディスク相対回転数の対応関係
を例示したグラフである。 1…コントローラ、2…エンジン、4…歯車式トランス
ミッション、8…エンジン回転センサ、9…入力軸回転
センサ、10…中間軸回転センサ、11…出力軸回転セン
サ、14…スロットル量センサ、15…積載重量センサ、1
6,17…変速用クラッチ、18…油圧センサ、20…電子制御
式クラッチ駆動油圧供給装置、102…CPU、104…メモ
リ、201…リリーフ弁、202…絞り弁、214…油圧ポン
プ、220…電気アクチュエータ、215,225…電磁切換弁、
229…切換弁。
Claims (2)
- 【請求項1】変速用クラッチのディスク摩擦係数の時間
変化が零である条件下でのジャーク値を目標値に保持さ
せるクラッチ油圧の漸増パターンを、車重と速度段とに
応じて予め複数設定する工程と、 上記車重を検出し、変速時に該車重と選択すべき速度段
に対応するクラッチ油圧漸増パターンを上記複数のクラ
ッチ油圧漸増パターンの中から選択する工程と、 上記選択されたクラッチ油圧漸増パターンに従って漸増
する油圧を上記変速用クラッチに作用させる工程と、 を含むトランスミッションにおけるクラッチ油圧の制御
方法。 - 【請求項2】変速用クラッチのディスク摩擦係数の時間
変化を零とした場合のジャーク値を目標値に保持させる
クラッチ油圧の漸増パターンを、車重と速度段とに応じ
て予め複数設定する工程と、 上記変速用クラッチのディスク摩擦係数が時間変化する
場合のジャーク値を上記目標値に保持させる上記クラッ
チ油圧と上記クラッチのディスク相対回転数とスロット
ル量との関係を予め得る工程と、 上記車重を検出し、変速時に該車重と選択すべき速度段
に対応するクラッチ油圧漸増パターンを上記複数のクラ
ッチ油圧漸増パターンの中から選択する工程と、 上記選択されたクラッチ油圧漸増パターンに従って漸増
する油圧を上記変速用クラッチに作用させる工程と、 上記クラッチ油圧の漸増中に、該クラッチ油圧、ディス
ク相対回転数およびスロットル量をそれぞれ検出する工
程と、 上記クラッチ油圧、ディスク相対回転数およびスロット
ル量が上記ジャーク値の目標値を保持させる関係になっ
た第1の時点で上記クラッチ油圧の漸増を停止する工程
と、 上記第1の時点から該時点でのクラッチ油圧を保持する
工程と、 上記クラッチ油圧の保持中に、上記ディスク相対回転数
が零となる第2の時点を検出する工程と、 上記第2の時点から上記変速用クラッチの油圧を再び増
大する工程と、を含むトランスミッションにおけるクラ
ッチ油圧の制御方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3109785A JPH0670471B2 (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 | トランスミツシヨンにおけるクラツチ油圧の制御方法 |
PCT/JP1986/000076 WO1986004969A1 (en) | 1985-02-19 | 1986-02-19 | Method of controlling a speed change clutch in a transmission |
US06/923,168 US4836057A (en) | 1985-02-19 | 1986-02-19 | Method of controlling speed change clutches in a transmission |
AU55110/86A AU596963B2 (en) | 1985-02-19 | 1986-02-19 | Method of controlling a speed change clutch in a transmission |
AU40277/89A AU605695B2 (en) | 1985-02-19 | 1989-08-28 | Method of controlling speed change clutches in a transmission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3109785A JPH0670471B2 (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 | トランスミツシヨンにおけるクラツチ油圧の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61189356A JPS61189356A (ja) | 1986-08-23 |
JPH0670471B2 true JPH0670471B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=12321894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3109785A Expired - Lifetime JPH0670471B2 (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 | トランスミツシヨンにおけるクラツチ油圧の制御方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0670471B2 (ja) |
AU (1) | AU605695B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1642796A2 (en) | 2004-09-30 | 2006-04-05 | Bosch Corporation | Method and device for vehicle driving control |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5113720A (en) * | 1987-06-24 | 1992-05-19 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Apparatus for controlling gear box |
DE68921625T2 (de) * | 1988-11-24 | 1995-09-07 | Komatsu Mfg Co Ltd | Verfahren und vorrichtung zur steuerung von getrieben. |
JP6162487B2 (ja) * | 2013-05-30 | 2017-07-12 | 株式会社ケーヒン | 油圧制御装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55109848A (en) * | 1979-02-14 | 1980-08-23 | Aisin Warner Ltd | Crank noize control system of automatic transmission gear |
DE3246201A1 (de) * | 1982-12-14 | 1984-06-14 | Wabco Westinghouse Fahrzeugbremsen GmbH, 3000 Hannover | Verfahren und einrichtung zur ermittlung des gewichtes eines fahrzeuges |
US4630508A (en) * | 1983-03-28 | 1986-12-23 | Wabco Westinghouse Fahrzeugbremsen Gmbh | Method and apparatus to determine constant speed torque on an engine |
-
1985
- 1985-02-19 JP JP3109785A patent/JPH0670471B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-08-28 AU AU40277/89A patent/AU605695B2/en not_active Ceased
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1642796A2 (en) | 2004-09-30 | 2006-04-05 | Bosch Corporation | Method and device for vehicle driving control |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61189356A (ja) | 1986-08-23 |
AU4027789A (en) | 1989-12-07 |
AU605695B2 (en) | 1991-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4836057A (en) | Method of controlling speed change clutches in a transmission | |
US5417622A (en) | Apparatus for controlling lock-up clutch | |
JP3331844B2 (ja) | 自動変速機の油圧制御装置 | |
KR920005484B1 (ko) | 차량용 변속장치의 입력 파워 온 오프 판정 방법 | |
JPH0541860B2 (ja) | ||
KR100568048B1 (ko) | 자동차용 자동 변속기의 변속 제어 장치 | |
JP3680746B2 (ja) | 変速比無限大無段変速機の制御装置 | |
US5231898A (en) | Method and apparatus for controlling transmission system | |
US6969340B2 (en) | Control apparatus and control method for automatic transmission | |
EP0588443B1 (en) | Apparatus for controlling power transmission | |
JPH0670471B2 (ja) | トランスミツシヨンにおけるクラツチ油圧の制御方法 | |
JP3395561B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
JP2553332B2 (ja) | 自動変速方法 | |
JP2893109B2 (ja) | 変速機の制御方法 | |
JP3493904B2 (ja) | 無段変速機の変速制御装置 | |
JP2796800B2 (ja) | ロックアップクラッチ油圧制御装置 | |
JP2536845B2 (ja) | 変速用クラッチの制御方法 | |
JP2772636B2 (ja) | ロックアップクラッチ油圧制御装置 | |
JP2580788B2 (ja) | 車両用無段変速機の速度比制御装置 | |
JPH05312249A (ja) | 変速機の制御方法 | |
JP2593648B2 (ja) | 変速機の制御方法 | |
US6042506A (en) | Automatic transmission control having variable fluid pressure decreasing rate at gear shifting | |
JPH0774671B2 (ja) | 車両用自動変速機の制御装置 | |
JP2816688B2 (ja) | 変速機の制御方法 | |
JPH07100418B2 (ja) | クラツチ係合制御方法 |