JPH05312249A - 変速機の制御方法 - Google Patents

変速機の制御方法

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JPH05312249A
JPH05312249A JP14204192A JP14204192A JPH05312249A JP H05312249 A JPH05312249 A JP H05312249A JP 14204192 A JP14204192 A JP 14204192A JP 14204192 A JP14204192 A JP 14204192A JP H05312249 A JPH05312249 A JP H05312249A
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clutch
transmission
shift
main
pressure
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JP14204192A
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Takafumi Takenaka
隆文 竹中
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変速時のショックを低減するとともに、トル
クオフの期間をなくすことにより加速性を向上させる。 【構成】 主変速機と副変速機の切替えるタイミングを
最適に制御するために全クラッチに電子モジュレーショ
ンシステムを用い、変速時には必ず油のリークを伴う回
転クラッチである副変速機側のクラッチから係合を始
め、副変速機側のフィリングが終了した時点で主変速機
側のクラッチへの圧油供給を開始する。また、副変速機
側の油圧ビルドアップ率は主変速機側より高く設定し、
主変速機側が係合途中に副変速機側の係合を終了させる
ことで変速ショックを低減し、トルクオフを防止する。
また、ロックアップクラッチを備えた変速機システムに
おいては、ロックアップクラッチを前記副変速クラッチ
のフィリングタイム終了を確認した時点でオフするとと
もに、前記変速クラッチの油圧漸増後、変速終了を検知
し、この検知後ロックアップクラッチの油圧を漸増する
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は走行機械や建設機械等に
おける変速機の制御方法に関し、特に主変速機およびお
よび回転クラッチ機構を含んだ副変速機から成る2段構
成のクラッチを持つ変速機において変速時のショックを
低減させるための方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】変速
機の入力軸側にある第1段目のクラッチ(副変速機)と
同変速機の出力軸側にある第2段目のクラッチ(主変速
機)とを備えた変速機においては、これら副変速機側の
クラッチと主変速機側のクラッチとの組合せで変速段を
選択する。
【0003】従来、この種の変速機における1つの変速
方法としては、図7に示すように、変速の際これら副変
速機側のクラッチ(High,Low(油リークを伴う
回転クラッチ機構))および主変速機側のクラッチ(1
st,2nd)のオンしようとするクラッチ(Low,
2nd)に対して圧油を同時(時刻t0 )に供給するよ
うにして、これらオンクラッチの係合をほぼ同時(この
場合は副変速機側のクラッチのほうが容量が小さいので
通常は副変速機が先に係合する)に行うようにしてい
た。すなわち、この従来方式では変速時2つのクラッチ
に対し油を同時に供給開始する。しかし、この従来方式
においては、ポンプ吐出量が十分ある場合にはよいが、
ポンプ吐出量が2つのクラッチ容量に比べて少ない場合
には、フィリングタイムすなわちトルクオフなどを原因
として図7(e)に示すような大きな変速ショックを生
ずるという問題がある。
【0004】また、他の従来方式として、図8に示すよ
うに、主変速機側の切り換え(1st→2nd)より副
変速機側の切り換え(High→Low)を早くするも
のがある。しかし、この従来方式では、Lowクラッチ
がフィリング終了した時点t1 に主変速機側のオフクラ
ッチである1stクラッチの圧が立っているために、増
速の2速(H1)→3速(L2)のはずが2速(1H)
→(L1)→3速(L2)という変速を行ってしまい、
同図(e)に示すような正、負の変速ショックを生じて
しまう。なお、この変速機においては、Lowクラッチ
をL,HighクラッチをH,1stクラッチを1,2
ndクラッチを2と略すと、L1,H1,L2,H2が
それぞれ1速、2速、3速、4速に対応している。
【0005】さらに、図9は、全てのクラッチH,L,
1,2に電子式の圧力制御弁を各別に設けた構成におい
て、オンしようとする正副両クラッチ(L,2)に対し
て圧油を同時(時刻t2 )に供給し、副変速機側のLク
ラッチが早くフィリングを終了(t3 )した場合を示す
ものであり、この場合も主副変速機のフィリング終了の
時間差により先の図8に示した場合と同様の現象が発生
する。
【0006】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、変速時のショックを低減するとともに、トル
クオフの期間をなくすことにより加速性を向上させるよ
うにした変速機の制御方法を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】そこでこの発
明では、変速時係合しようとするクラッチが前記副変速
クラッチおよび主変速クラッチの両方であるとき、油の
リークを伴う充満及び滑り時間の長い回転クラッチを副
変速クラッチに配置しこれら副変速クラッチおよび主変
速クラッチに接続される圧力制御弁を以下の工程順に制
御するようにする。 (1)まず係合しようとする副変速クラッチに対応する
圧力制御弁を作動し、圧油をこの副変速クラッチに供給
する。 (2)この副変速クラッチのフィリングタイムの終了を
確認する。 (3)上記フィリングタイムの終了を確認した時点で、
現在係合中の副変速クラッチに対応する圧力制御弁をオ
フするとともに、係合しようとする主変速クラッチに対
応する圧力制御弁を作動し圧油をこの主変速クラッチに
供給するとともに、上記フィリング終了を確認した副変
速クラッチのクラッチ圧を漸増するようこの副変速クラ
ッチに対応する圧力制御弁を制御する。 (4)上記主変速クラッチについてフィリングタイムの
終了を確認する。 (5)上記主変速クラッチについてフィリングタイムの
終了を確認した時点で、現在係合中の主変速クラッチに
対応する圧力制御弁をオフするとともに、前記フィリン
グタイムの終了を確認した主変速クラッチのクラッチ圧
を副変速機側が主変速機側より早く係合するよう漸増制
御する。なお、現在係合中の主変速クラッチのオフ時期
は、副変速クラッチのフィリング終了の確認直後にする
ようにしてもよい。 すなわち、かかる制御によれば、主変速機と副変速機の
切り換えるタイミングを最適に制御するために全クラッ
チ電子モジュレーションシステムを用いるとともに、変
速時には必ず油のリークを伴う回転クラッチである副変
速機側のクラッチから係合を始め、副変速機側のフィリ
ングが終了した時点で主変速機側のクラッチへの圧油供
給を開始する。また、副変速機側の油圧ビルドアップ率
は主変速機側より高く設定し、主変速機側が係合途中に
副変速機側の係合を終了させることで変速ショックを低
減し、トルクオフを防止する。
【0008】また、ロックアップクラッチを備えた変速
機システムにおいては、ロックアップクラッチを前記副
変速クラッチのフィリングタイム終了を確認した時点で
オフするとともに、前記主変速クラッチの油圧漸増後、
変速終了を検知し、この検知後ロックアップクラッチの
油圧を漸増するようにする。上記変速終了時を検知する
方法としては、(1)時間設定による方法(2)クラッ
チ相対回転数が零もしくは零間近の値になった時点を検
知する方法(3)トルクコンバータのe値が設定値以上
になった時点を検知する方法等がある。
【0009】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例にしたが
って詳細に説明する。図3にこの発明を適用する変速シ
ステムを示す。図3において、エンジン1の出力トルク
コンバータ(トルコン)2を介してトランスミッション
3に伝達され、トランスミッション3の出力は差動装
置、終減速機4を介して駆動輪5に伝えられる。トルコ
ン2の入出力軸間にはそれらの軸を直結させるロックア
ップクラッチ6が介在されている。エンジン1にはその
回転数n1 に対応した数の信号を出力するエンジン回転
センサ7が、またトランスミッション3にはその入力軸
および出力軸の回転数n2 ,n3 に対応した数の信号を
出力する回転センサ8および9が各々設けられており、
これらのセンサの出力はコントローラ10に加えられ
る。
【0010】スロットルセンサ11はスロットルペダル
の踏み込み量を検出しこの踏み込み量を示す信号Sをコ
ントローラ10へ入力する。車重センサ12は車重I
(積載物重量)を検出しこの検出値をコントローラ10
へ入力する。シフトセレクタ13はシフトレバー14に
よって選択されたシフトポジション(R,N,D,1・
・・・)を示す信号をコントローラ10に入力する。な
お、便宜上Rの説明は省略している。トランスミッショ
ン3はトルクコンバータ2の出力軸に連結される1段目
の副変速クラッチH(High)およびL(Low回転
クラッチ機構)とトランスミッション3の出力軸に連結
される2段目のクラッチH,Lと主変速機側のクラッチ
1st,2ndとの組合せで速度段を(L1:1速、H
1:2速、L2:3速、H2:4速)選択する。これら
のクラッチに圧油を供給するクラッチ圧供給装置20
は、図4に示す如く、油圧ポンプ21、リリーフバルブ
22の他に、上記クラッチH,L,1stおよび2nd
に油圧を作用させるクラッチ油圧制御バルブ31,3
2,33および34を各クラッチ毎に各別に備えてい
る。また、ロックアップクラッチ6も、同クラッチに油
圧を作用させる電子式の圧力比例制御弁35を備えてお
り、これらバルブ31〜34はコントローラ10からの
電気指令によって独立に作動される。
【0011】図5は、上記クラッチ油圧制御バルブ31
〜34の構成を示すもので、このクラッチ油圧制御バル
ブ31〜34は、図4にも示すように、それぞれクラッ
チ油圧を制御する圧力制御弁301と、流量検出弁30
2と、フィリング終了検出用のセンサ部303とで構成
されている。圧力制御弁301はコントローラ10によ
って制御され、またセンサ部303の検出信号はコント
ローラ10に入力される。このクラッチ油圧制御バルブ
31〜34は入力ポート310を介してポンプ21から
の油を供給する。ポート312は閉塞され、ポート31
3,314はドレンポートである。電子式圧力制御弁3
01はスプール315を有し、このスプール315の右
端は比例ソレノイド316のプランジャ317に当接さ
れ、左端にはバネ318が設けられている。スプール3
15トピストン319によって画成された油室320に
はスプール315内に形成された油路321を介して油
路322の油圧がフィードバックされている。
【0012】流量検出弁302はスプール325を有
し、このスプール325によって油室326,327お
よび328を画成する。このスプール325の油室32
7,328間にはオリフィス330が形成してある。こ
のスプール325は3つの異なる受圧面積A1 ,A2
よびA3 を有するよう構成され、これら面積間にはA1
+A3 >A2 、かつA2 >A3 の関係を持たせている。
このスプール325の左端にはバネ331が、右端には
バネ332が設けられており、このスプール325は油
室327,328に圧力がたっていないときにはバネ3
31および332の各自由長の位置で図5に示す中立位
置を保持するようになっている。すなわちこの場合、バ
ネ331はスプール325の戻しバネとして作用し、ま
たバネ332はクラッチ油圧検出のための圧設定用バネ
として働く。バルブボディ333の上部右側には金属製
の検出ピン334が設けられ、この検出ピン334によ
りスプール325がバネ332のバネ力に抗して図5に
示す中立位置から更に右に移動したことを検出する。こ
の検出ピン334はカバー335によって絶縁シート3
36を介してボディ333に取り付けられており、この
検出ピン334からはリード線337が引き出されてい
る。このリード線337は直列接続された抵抗R1 およ
びR2 間のa点に接続されている。これら抵抗R1 ,R
2 間には所定の直流電圧V(例えば12V)が印加され
ており、またボディ333はアースされている。
【0013】かかる構成のバルブ31〜34の作用を図
6のタイムチャートを参照して説明する。尚、図6にお
いて、(a)はコントローラ10からの指令電流I,
(b)は油室328の油圧(クラッチ圧)、(c)はセ
ンサ303の出力を示すものである。クラッチを係合し
ようとする場合は、コントローラ10は該当するクラッ
チ油圧制御バルブのソレノイド316にトリガ指令を入
力し、その後指令電流Iをクラッチ油圧初期圧に対応す
る所定の初期圧指令に降下させ、この状態でフィリング
終了時まで待機する(図6(a)参照)。前記トリガ指
令の入力により、圧力制御弁301のスプール315が
左方向に移動し、ポンプからの油は入力ポート310、
油路322を介して流量検出弁302の油室327に流
入する。油室327に入った油は、オリフィス330を
介して油室328へ流入し、出力ポート311を介して
クラッチへ流れ込む。このときオリフィス330によっ
て油室327と328との間に差圧が発生するのでスプ
ール325は左行する。この結果、流量検出弁302は
開となり、油路329に流入したポンプからの油は油室
326を介して油室327に流入し、その後、オリフィ
ス330、油室328、出力ポート311を介してクラ
ッチへ流入する。この油の流れはクラッチパックが油で
充満されるまで続く。
【0014】ここで、スプール325が図5に示す中立
位置にあるとき、およびスプール325が該中立位置よ
り左に移動しているフィリングタイムtf の期間中に
は、スプール325は検出ピン334から離間してい
る。このため、この状態においてはa点の電位は図6
(c)に示す如く電圧Vを抵抗をR1 ,R2 で分圧した
電圧値となっている。クラッチパックが油で充満する
と、フィリング終了となり、もはや油が流れなくなるの
でオリフィス330前後に差圧がなくなる。したがっ
て、スプール325はバネ331の復帰力にスプール3
25の受圧面積差(A1 +A3 −A2 )による力を加え
た力で右方向に移動する。このスプール325の復帰の
際、ポンプからの油圧が油路329、油室327、オリ
フィス330、油室328等を介してクラッチ油圧にか
かり、この結果図6(b)に示すようなオーバーシュー
ト圧が発生する。ここで、前記バネ332のバネ定数は
図6(b)に示す如く前記オーバーシュート圧より小さ
な圧力値Th に設定してある。したがって、この復帰動
作の際スプール325は図5に示す中立位置まで右行し
た後、前述のシュート圧によってバネ332の付勢力に
打ち勝って更に右行し、その右端面が検出ピン334に
接触する。この結果、検出ピン334はスプール325
を介してアースされたボディ333と導通することにな
るので、a点電位は図6(c)に示す如く零まで降下
し、a点には電圧は現われなくなる。このa点電位はコ
ントローラ10に入力されており、コントローラ10
は、該a点電位の立ち下がりをもってフィリング終了を
判定する。このフィリング終了を判定すると、コントロ
ーラ10は直だちに当該クラッチに対する指令電流Iを
初期圧指令電流値から徐々に増大させてゆく(図6
(a))。この結果、当該クラッチのクラッチ圧は図6
(b)に示す如く前記オーバーシュート圧値から初期圧
に降下した後、漸増されてゆく。したがって、スプール
325はピン334に接した状態から一旦中立位置方向
へ左行する。その後、クラッチ圧は、漸増されていくの
で、ある時点においてバネ332の設定圧Th を超え
る。この結果、スプール325はバネ332の付勢力に
打ち勝って再び右行し、その右端面を検出ピン334に
接触する。この為、a点電位は再び零まで降下し、以後
この零レベルを維持することになる。すなわちa点電位
は、クラッチに設定圧Th 以上の圧が立っているとき零
となり、クラッチ圧が設定圧Th 以下のとき所定の電圧
値となるので、コントローラ10はこのa点電位をモニ
タすることでフィリング終了検知のみならず、クラッチ
圧の有無すなわちクラッチの係合状態を知ることができ
る。
【0015】次に、かかる構成におけるコントローラ1
0の変速制御を図1のフローチャートおよび図2のタイ
ムチャートを参照して説明する。コントローラ10は、
エンジン回転センサ7およびスロットル量センサ11の
各出力に基いて変速すべきか否かを判断しており、変速
を行う場合、この変速が主変速機(1st←→2nd)
および副変速機(H←→L)の両方の切替えによるもの
か否かを判定し(ステップ100)、両方の切替えであ
る場合以下のクラッチ制御を実行する。いま、例えば1
stクラッチおよびHighクラッチが係合されて2速
が選択されているとし、2速→3速へのシフトアップを
仮定する。3速では2ndクラッチおよびLowクラッ
チを係合する。変速開始に伴い、コントローラ10はま
ず副変速機構のオンクラッチLowのクラッチ油圧制御
バルブ32に対して油圧供給を開始する(ステップ11
0、図2において時刻t0 )。この際、コントローラ1
0はクラッチLowのクラッチ油圧制御バルブ32のソ
レノイドに、図2(e)に示すような指令値パターンを
加える。この指令パターンにおいては、初め高レベルの
指令を与えることにより大流量の油をクラッチに入力し
てフィリング終了を早めるとともに、その後のフィリン
グ終了前に指令圧を低レベルに下げることによりクラッ
チ係合初期圧を低く維持し、変速ショックを抑えるよう
にしている。
【0016】コントローラ10はこの後上記副変速クラ
ッチLowに接続したバルブ32のフィリング検出セン
サ303の出力からフィリング終了を確認し(ステップ
120)、このセンサ303から前述のフィリング終了
検出信号が入力された時点(図2において時刻t1 )で
以下の5つの制御(a)(b)(c)(d)(e)を実
行する(ステップ130)。 (a)係合中であった副変速クラッチHighのバルブ
31をオフする(図2(d))。 (b)上記フィリング終了が検出された副変速クラッチ
Lowの油圧を緩やかなビルドアップ率で漸増する(図
2(e)(f))。 (c)次に係合する主変速機側のクラッチ2ndのバル
ブ34に対して圧油供給を開始する(図2(b)
(c))。 (d)係合中の副変速機側のクラッチ1stのバルブ3
3をオフする。(図2(a)実線) (e)ロックアップクラッチ6の圧力制御35をオフす
る(図2(j))。 ここで、上記(a)(b)の副変速機側の制御において
は、オフしようとするクラッチHighの油圧P1 (図
2(d))およびオンしようとするクラッチLowの油
圧P2 (図2(e))を適当な値に設定することにより
変速直前とフィリング終了時におけるトランスミッショ
ン3の出力軸トルクを等しくするようにして変速ショッ
クを防止するようにしている。すなわち、変速ショック
は変速直前と変速直後におけるトランスミッション3の
各出力トルクの差によって生じる。それ故、このトルク
差が無くなるように変速を行えば変速ショックを防止す
ることができる。
【0017】図3に示したトルコン2の入力軸および出
力軸の回転数n1 ,n2 は回転数センサ7,8によって
各々検出されており、したがってそれらの回転数の比e
=n2 /n1 を求めることにより、トルコン2の性能を
表すプライマリ係数(STP)およびトルク比(ST)
が算出できる。そして、トルコン入力トルクTp が Tp =STP・(n1 /1000)……………………(1) と表され、またトルコン出力トルクTt が Tt =Tp ・ST…………………………………………(2) と表されることから、これらの各式と上記係数(ST
P)およびトルク比(ST)とに基いてトルコン出力T
t の値を算出することができる。しかして、上記変速指
令が出された時点t0 でのトルコン出力トルクTt をも
とめることにより、下式に基いて同時点t0 でのトラン
スミッション3の出力軸のトルクTB を求めることがで
きる。 TB =G・Tt ……………………………………………(3) 但し、G;トランスミッション3全体のギア比 一方、Lowクラッチのフィリング終了時t1 における
クラッチの摩擦トルクTc は Tc =Kc ・μ・P………………………………………(4) 但し、Kc ;t1 時のクラッチ係数 μ ;t1 時のクラッチ摩擦係数であり、これはクラッ
チディスクの相対回転速度Vの関数となる。 P ;クラッチ油圧 と表される。そして、この摩擦トルクTc は、下式
(5)に基いて時刻t1 におけるトランスミッション3
の出力軸トルクTA に換算することができる。 TA =G’・Rc =Kc ・μ・G’・P………………(5) 但し、G’;t1 時における被係合クラッチと変速機の
出力軸との間のギア比 変速時のトルク変動を防止するには(3)式に示した時
刻t0 での変速機出力軸トルクTB と、(5)式に示し
た時刻t1 の同トルクTA が等しくなればよい。そし
て、この条件TB =TA を満足する被係合クラッチのク
ラッチ油圧は(3),(5)式から P=(G・Tt )/(Kc ・μ・G’)………………(6) と表される。尚、上式(6)に示すクラッチ摩擦係数μ
は、クラッチディスク相対回転数の関数であるので予め
知ることは不可能である。しかし、上記変速開始時のデ
ィスク相対回転数は、センサ8によって検出されるトル
コン出力軸回転数n2 と変速前後のトランスミッション
3のギア比とセンサ9によって検出される出力軸回転数
とから求められるので摩擦係数μを得ることができる。
よって、コントローラ10は前記(6)式に基づいて変
速用クラッチLowに作用されるべき油圧P2 を演算
し、この油圧値P2 をLowクラッチに作用させように
する。尚、上記Highクラッチに作用させる油圧P1
はフィリングタイム期間中t0 〜t1 の出力トルク値を
維持することができる値であればよく、この油圧値P1
も前記(3)式および(5)式に準じて求めることがで
きる。
【0018】次に、前述した(c)(d)の主変速機側
の制御においては、オンしようとするクラッチ2ndに
対する初期圧P3 を前記(6)式に基づいて決定し作用
させる。またオフしようとするクラッチ1stも、この
場合副変速クラッチLowのフィリングが終了した時刻
1 で即座にオフするようにしている。すなわち、この
時点t1 においてはトランスミッション3の中間軸に慣
性エネルギーが存在しているため、クラッチ1stを時
刻t1 でオフするようにしても、通常はトルクオフは発
生しない。尚、前記中間軸の慣性エネルギーが小さいタ
イプのトランスミッションにおいては、図2(a)に太
線で示すようにクラッチ2ndのフィリングが終了する
まではある程度の油圧に保ったほうが望ましい。次に、
コントローラ10は圧油の供給を開始した主変速クラッ
チ2ndに接続されたバルブ34のフィリング検出セン
サ303の出力に基づきフィリング終了を判定し(ステ
ップ140)、センサ303からフィリング終了検出信
号が入力された時点(図2においてt2 )で、この主変
速クラッチ2ndに対する油圧のビルドアップを開始す
る(ステップ150)。ただし、この主変速クラッチ2
ndに対するビルドアップ率は副変速機側が主変速機側
より早く係合を終了するようにする。このような、主副
変速機の制御を終えると、コントローラ10は変速終了
時点を判定し(ステップ160)、この判定に基づきロ
ックアップクラッチ6の油圧のビルドアップ開始のタイ
ミングt3 を決定する。このビルドアップ開始のタイミ
ングを決定する方法として以下の3方法がある。 (1)インターバルタイムの設定 シュミレーションや実車テスト等によって各変速段およ
びエンジンパワー(スロットル開度)をパラメータとし
て最適なインターバルタイムTI(=t3 −t1 )を予
め求めておき、これをマップ方式でコントローラ10内
のメモリに記憶しておく。そして、変速時このメモリか
らスロットル量センサ11の出力および今回の変速段に
応じたインターバルタイムTIを読出、このインターバ
ルタイムTIが経過した時点で油圧のビルドアップを開
始するようにする。 (2)クラッチ相対回転数感応式 トランスミッションの入力軸回転センサ8および出力軸
回転センサ9の各出力n2 およびn3 からクラッチ相対
回転数(=n3 G−n2 ,G;ギア比)を求め、この算
出値が零もしくは零間近の値になったときをビルドアッ
プ開始とする。 (3)トルコンe値感応式 エンジン回転数センサ7とトランスミッション入力軸セ
ンサ8(又は出力軸センサ9)との出力からトルコンe
値(=n2 /n1 )を算出し、このe値がある設定値以
上になってときビルドアップ開始時とする。
【0019】コントローラ10は上記いずれの方式でロ
ックアップクラッチ6のビルドアップ開始時点t3 を判
定すると、スロットル開度S、車重Iおよびギア比を測
定し、この測定値に基づき最適なビルドアップ率を計算
し、該計算値でロックアップクラッチ油圧を漸増させる
(ステップ170)。尚、この油圧漸増動作はトルコン
e値が「1」または1間近の設定値になった時点で停止
される。このようにこの実施例によれば、L1,H1,
L2,H2がそれぞれ1速、2速、3速、4速となる2
段クラッチ構成において、例えばH1→L2の変速のよ
うに、主副量クラッチの切替えで、かつ従来技術で述べ
たような逆変速ショックを含む2回の変速ショックが発
生する可能性があるとき、回転クラッチ機構の副変速機
(Low)の切替え(High→Low)を行い、副変
速機側のオンクラッチのフィリングが終了した時点で、
主変速機のオンクラッチのフィリングを開始し、主変速
機側が係合終了する前に副変速機側の係合を終了させる
ようにした。別言すれば、図2(g)に示すように主変
速クラッチ(2nd)の相対回転数が零となる前に副変
速クラッチ(low)の相対回転数が零となるようにし
た。さらに、時刻t1 には前述したクラッチ圧P1 ,P
2 による主変速機のトルク整合がおこなわれているの
で、出力軸トルクには図2(i)に示すように逆側の変
速ショックは生じず、見掛け上1段クラッチ機構の切替
えと同様、1回の変速ショックのみのトルク変動とな
る。なお、主変速機が係合する前の出力軸トルクはトラ
ンスミッション3の中間軸の慣性エネルギーにより生じ
る。また、この実施例では、図2(j)に示すように副
変速機のフィリングタイムが終了した時点t1 でロック
アップクラッチ6をオフするようにした。このため、変
速指令出力時点t0 でロックアップクラッチをオフする
従来方式のようにフィリングタイム期間中、トルコン2
のために変速機3の出力トルクが零になるという不都合
を回避することができる。さらに、この実施例では、フ
ィリングタイムが終了するまでの間に、係合中のクラッ
チ油圧を適当なレベルまで下げておき、フィリングタイ
ムの終了時には該クラッチの油圧を前記レベルから零ま
で降下させるようにしているので、次のクラッチの係合
開始時におけるトルク変動をより高精度に防止すること
ができる。
【0020】また、上記実施例では、図5に示した構成
のフィリング検出センサ303を用いてフィリング終了
検出を行うようにしたが、他の構成のフィリング検出セ
ンサを用いてもよく、さらに予め適当なフィリングタイ
ムを設定しておく時間管理による方法でもよい。またこ
の実施例においては、油圧P2 算出のときトルコン2の
出力トルク(Tt )に基づいて変速機3の変速前の出力
トルクを算出しているが、他に、予め知られるエンジン
1の出力特性を用い、エンジン出力トルクから上記変速
機3の出力トルクを求める方法、あるいはトルクセンサ
によって直接変速機3の出力トルクを求める方法等があ
り、これらの方法を採用するようにしてもよい。また、
本発明はマニュアル変速車、自動変速車のいずれにも適
用可能である。さらに、上記実施例では本発明を、第1
段目に2個の副変速機H,L(回転クラッチ機構)を有
し第2段目に2個の主変速機1st,2ndを備えた変
速機に適用するようにしたが、他のタイプの変速機、例
えば(副;H,L(回転クラッチ機構).主;1,2,
3,4,R)等にも本発明は勿論適用可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
従来発生していた逆ショックを含む2回の変速ショック
を見掛け上1回にして変速ショックを低減するととも
に、変速時トルクが無くなる時間をなくし、これにより
変速時の息つきを防止するとともに、加速性能を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る変速機の制御方法の一実施例を示
したフローチート
【図2】本発明に係る変速機の制御方法の一実施例の具
体動作例を説明するためのタイムチャートである。
【図3】変速システムの全体構成例を示すブロック図で
ある。
【図4】変速システムにおけるクラッチ油圧供給装置の
内部構成を示す油圧回路図である。
【図5】クラッチ油圧制御バルブの内部構成を示す断面
図である。
【図6】クラッチ油圧制御バルブの動作を説明するため
のタイムチャートである。
【図7】従来技術を説明するためのタイムチャートであ
る。
【図8】従来技術を説明するためのタイムチャートであ
る。
【図9】従来技術を説明するためのタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 エンジン、2 トルクコンバータ、3 トランスミ
ッション、6 ロックアップクラッチ、7,8,9 回
転数センサ、10 コントローラ、11 スロットル量
センサ、12 車重センサ、13 シフトセレクタ、1
st,2nd主変速機、H,L 副変速機、301 圧
力制御弁、302 流量制御弁、303 フイリング終
了検出センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスミッション入力軸から第1段目
    にある回転クラッチ機構を含んだ複数の副変速クラッチ
    と第2段目にある複数の主変速クラッチとを有し、副変
    速クラッチと主変速クラッチとの組合せで変速段を選択
    するトランスミッションと、このトランスミッションの
    複数のクラッチに対し個別に接続され、入力された電気
    指令に対応する油圧を当該クラッチに発生させる複数の
    圧力制御弁と、を備えた変速機において、変速時、係合
    しようとするクラッチが前記回転クラッチ機構の副変速
    クラッチおよび主変速クラッチの両方であるとき、前記
    圧力制御弁を以下の工程順に制御するようにしたことを
    特徴とする変速機の制御方法。 (a)まず係合しようとする油のリークが伴う回転クラ
    ッチ機構の副変速クラッチに対応する圧力制御弁を作動
    し、圧油をこの副変速クラッチに供給する。 (b)上記副変速クラッチについてフィリングタイムの
    終了を確認する。 (c)上記フィリングタイムの終了を確認した時点で、
    現在係合中の副変速クラッチに対応する圧力制御弁をオ
    フするとともに、係合しようとする主変速クラッチに対
    応する圧力制御弁を作動し圧油をこの主変速クラッチに
    供給し、さらに前記フィリング終了を確認した副変速ク
    ラッチのクラッチ圧を漸増するようこの副変速クラッチ
    に対応する圧力制御弁を制御する。 (d)上記主変速クラッチについてフィリングタイムの
    終了を確認する。 (e)上記主変速クラッチのフィリングタイムの終了を
    確認した時点で、現在係合中の主変速クラッチに対応す
    る圧力制御弁をオフするとともに前記フィリング終了を
    確認した主変速クラッチのクラッチ圧を副変速機側が主
    変速機側より早く係合するよう漸増制御する。
  2. 【請求項2】 トランスミッション入力軸から第1段目
    にある回転クラッチ機構を含んだ複数の副変速クラッチ
    と第2段目にある複数の主変速クラッチとを有し、副変
    速クラッチと主変速クラッチとの組合せで変速段を選択
    するトランスミッションと、このトランスミッションの
    複数のクラッチに対し個別に接続され、入力された電気
    指令に対応する油圧を当該クラッチに発生させる複数の
    圧力制御弁と、を備えた変速機において、変速時、係合
    しようとするクラッチが前記回転クラッチ機構の副変速
    クラッチおよび主変速クラッチの両方であるとき、前記
    圧力制御弁を以下の工程順に制御するようにしたことを
    特徴とする変速機の制御方法。 (a)まず係合しようとする油のリークが伴う回転クラ
    ッチ機構の副変速クラッチに対応する圧力制御弁を作動
    し、圧油をこの副変速クラッチに供給する。 (b)この副変速クラッチのフィリングタイムの終了を
    確認する。 (c)上記フィリングタイムの終了を確認した時点で、
    現在係合中の副変速クラッチおよび主変速クラッチに対
    応する圧力制御弁をオフするとともに、係合しようとす
    る副変速クラッチに対応する圧力制御弁を作動し圧油を
    この主変速クラッチに供給し、さらに前記フィリング終
    了を確認した副変速クラッチのクラッチ圧を漸増するよ
    うこの副変速クラッチに対応する圧力制御弁を制御す
    る。 (d)上記主変速クラッチについてフィリングタイムの
    終了を確認する。 (e)上記主変速クラッチのフィリングタイムの終了を
    確認した時点でこの副変速クラッチのクラッチ圧を副変
    速機側が主変速機側より早く係合するよう漸増制御す
    る。
  3. 【請求項3】 トランスミッション入力軸から第1段目
    にある回転クラッチ機構を含んだ複数の副変速クラッチ
    と第2段目にある複数の主変速クラッチとを有し、副変
    速クラッチと主変速クラッチとの組合せで速度段を選択
    するトランスミッションと、このトランスミッションの
    複数のクラッチに対し個別に接続され、入力された電気
    指令に対応する油圧を当該クラッチに発生させる複数の
    圧力制御弁と、トルクコンバータの入出力軸を直結する
    ロックアップクラッチと、入力された電気指令に対応す
    る油圧をロックアップクラッチに発生させる圧力制御と
    を備えた変速機において、変速時、係合しようとするク
    ラッチが前記回転クラッチ機構の副変速クラッチおよび
    主クラッチの両方であるとき、前記圧力制御弁を以下の
    工程順に制御するようにしたことを特徴とする変速機の
    制御方法。 (a)まず係合しようとする油のリークが伴う回転クラ
    ッチ機構の副変速クラッチに対応する圧力制御弁を作動
    し、圧油をこの副変速クラッチに供給する。 (b)この副変速クラッチのフィリングタイムの終了を
    確認する。 (c)上記フィリングタイムの終了を確認した時点で、
    現在係合中の副変速クラッチに対応する圧力制御弁およ
    びロックアップクラッチの圧力制御弁をオフするととも
    に、係合しようとする主変速クラッチに対応する圧力制
    御弁を作動し圧油をこの主変速クラッチに供給し、さら
    に前記フィリング終了を確認した副変速クラッチのクラ
    ッチ圧を漸増するようこの副変速クラッチに対応する圧
    力制御弁を制御する。 (d)上記主変速クラッチについてフィリングタイムの
    終了を確認する。 (e)上記主変速クラッチについてフィリングタイムの
    終了を確認した時点で、現在係合中の主変速クラッチに
    対応する圧力制御弁をオフするとともに、前記フィリン
    グ終了を確認した主変速クラッチのクラッチ圧を主変速
    機側より早く係合するよう漸増制御する。 (f)変速終了を検知する。 (g)この検知後、ロックアップクラッチ油圧を漸増す
    るようロックアップクラッチの圧力弁を制御する。
  4. 【請求項4】 トランスミッション入力軸から第1段目
    にある回転クラッチ機構を含んだ複数の副変速クラッチ
    と第2段目にある複数の主変速クラッチとを有し、副変
    速クラッチと主変速クラッチとの組合せで速度段を選択
    するトランスミッションと、このトランスミッションの
    複数のクラッチに対し個別に接続され、入力された電気
    指令に対応する油圧を当該クラッチに発生させる複数の
    圧力制御弁と、トルクコンバータの入出力軸を直結する
    ロックアップクラッチと、入力された電気指令に対応す
    る油圧をロックアップクラッチに発生させる圧力制御弁
    と、を備えた変速機において、変速時、係合しようとす
    るクラッチが前記回転クラッチ機構の副変速クラッチお
    よび主クラッチの両方であるとき、前記圧力制御弁を以
    下の工程順に制御するようにしたことを特徴とする変速
    機の制御方法。 (a)まず係合しようとする油のリークが伴う回転クラ
    ッチ機構の副変速クラッチに対応する圧力制御弁を作動
    し、圧油をこの副変速クラッチに供給する。 (b)この副変速クラッチのフィリングタイムの終了を
    確認する。 (c)上記フィリングタイムのフィリングタイムの終了
    を確認した時点で、現在係合中の副変速クラッチおよび
    主変速クラッチに対応する圧力制御弁とロックアップク
    ラッチの圧力制御弁とをオフするとともに、係合しよう
    とする主変速クラッチに対応する圧力制御弁を作動し圧
    油をこの主変速クラッチに供給し、さらに前記フィリン
    グ終了を確認した副変速クラッチのクラッチ圧を漸増す
    るようこの副変速クラッチに対応する圧力制御弁を制御
    する。 (d)上記主変速クラッチについてフィリングタイムの
    終了を確認する。 (e)上記主変速クラッチのフィリングタイムの終了を
    確認した時点で、この主変速クラッチのクラッチ圧を副
    変速が主変速側より早く係合するよう漸増制御する。 (f)変速終了を検知する。 (g)この検知後、ロックアップクラッチ油圧を漸増す
    るようロックアップクラッチの圧力制御弁を制御する。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009228875A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd トラクタ
JP2010261533A (ja) * 2009-05-08 2010-11-18 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 作業車両
JP2013057361A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd 作業車両の走行変速装置
JP2013245793A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Nissan Motor Co Ltd 変速機制御装置
JP2016125603A (ja) * 2015-01-05 2016-07-11 井関農機株式会社 作業車両の変速制御装置

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