JP3085028B2 - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JP3085028B2
JP3085028B2 JP05156963A JP15696393A JP3085028B2 JP 3085028 B2 JP3085028 B2 JP 3085028B2 JP 05156963 A JP05156963 A JP 05156963A JP 15696393 A JP15696393 A JP 15696393A JP 3085028 B2 JP3085028 B2 JP 3085028B2
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gear
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雅弘 山本
康市 早▲崎▼
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低速段選択用摩擦要素
から高速段選択用摩擦要素への締結掛け換えによるアッ
プシフト変速時において、トルクフェーズ中のショック
が小さくなるよう高速段選択用摩擦要素の締結を適切に
行わせるようにした、自動変速機の変速制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動変速機は、各種摩擦要素(クラッチ
やブレーキ等)の選択的液圧作動(締結)により所定変
速段を選択し、締結作動する摩擦要素の変更により他の
変速段への変速を行うよう構成する。
【0003】従って、変速の種類によっては低速段選択
用摩擦要素および高速段選択用摩擦要素の一方を解放す
ると同時に他方を締結する、所謂摩擦要素の掛け換えが
必要である。ところで、この掛け換えのうち、高速段選
択用摩擦要素を作動圧により締結すると共に低速段選択
用摩擦要素を作動圧の排除により解放する掛け換えで行
う低速段から高速段へのアップシフト変速時は、エンジ
ンの空吹け防止のため、両摩擦要素を切り換え過程にお
いて共に締結させる一瞬が必要である。これがため、実
際の変速開始からイナーシャフェーズ開始までのトルク
フェーズ中において、トルクの引き込みに伴うショック
の発生を禁じ得ない。
【0004】一方、変速制御油圧回路の簡易化を狙っ
て、各摩擦要素の作動圧を個々の弁により給排すること
により所定の変速を行うようにした自動変速機が、米国
クライスラー社製A604E型自動変速機に見られるよ
うに開発済みである。
【0005】この種自動変速機においては、上記高速段
選択用摩擦要素の作動圧も含めて各摩擦要素の作動圧を
すべて個別に制御することができることから、上記のト
ルクフェーズ中におけるショックに対しても対処し易
い。
【0006】そこで従来、特開平1−261559号公
報に記載の如く、アップシフト変速時にトルクフェーズ
時間を計測し、これが設定時間となるよう、高速段選択
用摩擦要素のトルクフェーズ中における作動圧を学習制
御することが提案された。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる学習制
御装置においては、トルクフェーズ時間を計測するに際
し、実際の変速開始を高価なトルクセンサを用いて検知
するものであり、自動変速機を高価にし、コスト上不利
になるのを免れない。
【0008】本発明は、トルクセンサに代え、圧力スイ
ッチ等の安価な圧力検出手段を用いて、実際の変速開始
を検知し得るようにすることで、安価にトルクフェーズ
時間を計測する構成にし、もって上述の問題を解消する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的のため本発明に
よる自動変速機の変速制御装置は、低速段選択用摩擦要
素および高速段選択用摩擦要素を具え、これら両摩擦要
素の作動圧を個々の弁により給排可能で、前記高速段選
択用摩擦要素を対応する前記弁からの作動圧により締結
すると共に前記低速段選択用摩擦要素を対応する前記弁
の状態切り換えに伴う作動圧の排除により解放して低速
段から高速段へのアップシフト変速を行うようにした自
動変速機において、前記高速段選択用摩擦要素の作動圧
を検出する高速段選択圧検出手段と、該手段により検出
した高速段選択用摩擦要素の作動圧が、前記アップシフ
ト変速に際し該高速段選択用摩擦要素を滑り結合させ始
める設定値に達した時を変速開始と判別する変速開始検
知手段と、該手段による変速開始検知瞬時からイナーシ
ャフェーズが開始される瞬時までのトルクフェーズ時間
を計測する計時手段と、該手段により計測したトルクフ
ェーズ時間が目標値となるよう、前記高速段選択用摩擦
要素のトルクフェーズ中における作動圧を学習制御する
高速段選択圧制御手段とを設けたことを特徴とするもの
である。
【0010】
【作用】自動変速機は、低速段選択用摩擦要素を対応す
る弁からの作動圧により締結することで低速段を選択す
ることができ、高速段選択用摩擦要素を対応する弁から
の作動圧により締結すると共に低速段選択用摩擦要素を
対応する弁の状態切り換えに伴う作動圧の排除により解
放して低速段から高速段へのアップシフト変速を行うこ
とができる。
【0011】このアップシフト変速中、高速段選択圧検
出手段は高速段選択用摩擦要素の作動圧を検出し、変速
開始検知手段は、この高速段選択圧検出手段により検出
した高速段選択用摩擦要素の作動圧が、該高速段選択用
摩擦要素を滑り結合させ始める設定値に達した時を変速
開始と判別する。そして、この変速開始検知瞬時からイ
ナーシャフェーズが開始される瞬時までのトルクフェー
ズ時間を計時手段によって計測し、該トルクフェーズ時
間が目標値となるよう、高速段選択圧制御手段は高速段
選択用摩擦要素のトルクフェーズ中における作動圧を学
習制御する。
【0012】よって、トルクフェーズ時間が常に目標値
にされるよう高速段選択用摩擦要素の締結作動がなされ
ることとなり、トルクフェーズ中におけるショックを軽
減することができる。
【0013】しかも、圧力スイッチを可とする安価な高
速段選択圧検出手段を用いて、実際の変速開始を検知す
ることから、安価にトルクフェーズ時間を計測すること
ができ、もって従来装置において生じていた自動変速機
のコスト上の問題を解消することが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1および図2は、本発明一実施の態様にな
る変速制御装置を具えた自動変速機の歯車変速機構およ
び変速油圧回路である。
【0015】まず、図2の歯車変速機構を説明するに、
これは入出力軸I,Oを同軸に具え、これら入出力軸間
に同軸に3個の遊星歯車組3,4,5を介在させる。遊
星歯車組3はサンギヤ3S、リングギヤ3R、これらギ
ヤに噛合させた複数のピニオン3P、および該ピニオン
を回転自在に支持するキャリア3Cよりなる単純遊星歯
車組とし、遊星歯車組4,5も夫々、サンギヤ4S,5
S、リングギヤ4R、5R、複数のピニオン4P,5
P、およびキャリア4C,5Cよりなる単純遊星歯車組
とする。
【0016】上記3個の遊星歯車組の動力伝達経路、即
ち変速段を決定する摩擦要素として、以下に説明する2
個のクラッチおよび3個のブレーキを設ける。2個のク
ラッチのうちロークラッチL/Cは、サンギヤ4S,5
Sの結合になる回転メンバを入力軸Iに適宜結合するも
のとし、ハイクラッチH/Cは、キャリア4Cを入力軸
Iに適宜結合するものとする。なお、入力軸Iはサンギ
ヤ3Sに結着し、出力軸Oはキャリア5Cに結着する。
【0017】また、3個のブレーキのうちバンドブレー
キB/Bは本発明における高速段選択用摩擦要素に相当
し、リングギヤ3Rを変速機ケース6に適宜固定するも
のとし、セカンドブレーキS/Bは本発明における低速
段選択用摩擦要素に相当し、キャリア3Cおよびリング
ギヤ4Rの結合になる回転メンバを変速機ケース6に適
宜固定するものとし、リバースブレーキR/Bは、キャ
リア4Cおよびリングギヤ5Rの結合になる回転メンバ
を変速機ケース6に適宜固定するものとする。なお、か
かるキャリア4Cおよびリングギヤ5Rの結合になる回
転メンバは更に、ローワンウエイクラッチL/OWCに
より、入力回転と逆方向への回転を阻止されるよう、変
速機ケース6に相関させるものとする。
【0018】上記の歯車変速機構は、同図に示す論理表
に沿って摩擦要素を選択的に締結作動(○印が作動を示
す)させることにより、前進自動変速走行(D)レンジ
で前進第1速乃至第5速を選択し、後退走行(R)レン
ジで後退変速段を選択することができる。なお、この表
中のNおよびPは、動力伝達を行わない中立レンジおよ
び駐車レンジを表す。
【0019】次に、上記歯車変速機構を図1の締結論理
に従って変速制御するための図2に示す変速制御油圧回
路を説明する。
【0020】11はオイルポンプで、これからの作動油
を所定のライン圧にしてライン圧回路12に出力する。
回路12のライン圧は、一方でトルクコンバータレギュ
レータ弁13により一定のコンバータ圧に減圧されて回
路14に出力される。回路14のコンバータ圧はロック
アップ制御弁15により通流方向を制御されてトルクコ
ンバータT/Cに向かう一方、オイルクーラ16を経て
潤滑部17に供給され、更に電磁開閉式潤滑制御弁18
による流量制御下で潤滑部19,20に供給される。
【0021】なお、トルクコンバータT/Cは図1に示
す歯車伝動機構の入力軸Iと図示せざるエンジンとの間
に介挿されて、エンジン動力を入力軸Iに伝達するもの
で、アプライ室APおよびレリーズ室RLを有し、ロッ
クアップ制御弁15が図示状態で回路14のコンバータ
圧が前者のアプライ室APから後者のレリーズ室RLへ
と向かう方向に通流される時、トルクコンバータT/C
はその入出力要素間を直結されたロックアップ状態とな
り、ロックアップ制御弁15が図示と反対の状態で回路
14のコンバータ圧がレリーズ室RLからアプライ室A
Pへと向かう逆方向に通流される時、トルクコンバータ
T/Cはその入出力要素間の直結を解かれたコンバータ
状態になるものとする。
【0022】回路12のライン圧は、他方でパイロット
弁21により一定のパイロット圧に減圧されて回路22
に出力され、このパイロット圧はロックアップ制御弁1
5および電磁比例式ロックアップゲイン制御弁23に至
る。このロックアップゲイン制御弁23は回路22のパ
イロット圧を調圧して、適宜付加的にロックアップ制御
弁15に印加し、これにより該ロックアップ制御弁15
の上記状態変化を生起させるものとする。
【0023】回路12のライン圧は更に、マニュアル弁
30に達し、このマニュアル弁30は運転者が希望の走
行形態に対応するレンジへ手動操作するものとする。こ
こでレンジとしては、駐車(P)レンジと、後退走行
(R)レンジと、中立(N)レンジと、前進自動走行
(D)レンジと、第2速エンジンブレーキ(2)レンジ
とを設定する。
【0024】マニュアル弁30は、P,Nレンジで30
−P,30−Nのポート接続状態となって、Dレンジ回
路31、2レンジ回路32、Rレンジ回路33の全ての
出力回路をドレンし、Rレンジで30−Rのポート接続
状態となって、Dレンジ回路31および2レンジ回路3
2をドレンすると共に、Rレンジ回路33に回路12の
ライン圧を供給し、Dレンジで30−Dのポート接続状
態となって、Dレンジ回路31に回路12のライン圧を
供給すると共に、2レンジ回路32およびRレンジ回路
33をドレンし、2レンジで30−2のポート接続状態
となって、Dレンジ回路31および2レンジ回路32に
回路12のライン圧を供給すると共に、Rレンジ回路3
3をドレンするものとする。
【0025】回路31は、デューティソレノイド弁34
を挿入した回路35と、デューティソレノイド弁36を
挿入した回路37と、デューティソレノイド弁38を挿
入した回路39とに分岐させ、各デューティソレノイド
弁は駆動デューティに比例して高くなる摩擦要素作動液
圧を出力するものとする。回路35は回路32と共にシ
ャトル弁40および回路41を経てロークラッチL/C
の1速アプライ室1Aに接続する。なお、ロークラッチ
L/Cは上記1速アプライ室1Aの他に5速レリーズ室
5Rを有し、1速アプライ室1Aに圧力を供給される時
締結作動され、この1速アプライ室1Aに圧力を供給さ
れたまま、5速レリーズ室5Rにも圧力を供給される
時、両者の受圧面積の関係上、ロークラッチL/Cは解
放されるものとする。
【0026】回路37,38は電磁切り換え式2−4シ
フト弁42に接続し、この2−4シフト弁42はOFF
された常態で図示の如く、回路43,44を回路37,
39に接続すると共に回路45をドレンするが、ON状
態において回路43,44を夫々ドレンすると共に回路
45を回路39に接続するものとする。
【0027】回路43は一方で、オリフィス46を経て
ロークラッチL/Cの5速レリーズ室5Rに接続し、他
方でオリフィス47およびシャトル弁48を介して回路
44と共にハイクラッチH/Cに接続する他、シャトル
弁49を経てバンドブレーキB/Bの5速・後退アプラ
イ室5RAに接続する。また、回路45はセカンドブレ
ーキS/Bに接続する。
【0028】なお、バンドブレーキB/Bは5速・後退
アプライ室5RAの他に、3速アプライ室3Aおよび2
速・4速レリーズ室24Rを有し、各アプライ室5R
A,3Aへの圧力供給により締結作動され、これらに代
わるレリーズ室24Rへの圧力供給により解放されるも
のとする。そして、3速アプライ室3Aは、ライン圧回
路12から延在してデューティソレノイド弁50を挿入
した回路51を接続し、このデューティソレノイド弁5
0は駆動デューティに比例して高くなる摩擦要素作動液
圧を出力するものとする。また、2速・4速レリーズ室
24Rは回路39から分岐した回路52に接続する。
【0029】後退回路33はN−Rアキュムレータ弁5
3を介してリバースブレーキR/Bに接続すると共に、
オリフィス54および前記シャトル弁49を経てバンド
ブレーキB/Bの5速・後退アプライ室5RAに接続す
る。
【0030】オイルポンプ11の容量制御、潤滑制御弁
18のON,OFF制御、ロックアップゲイン制御弁2
3およびデューティソレノイド弁34、36、38、5
0のデューティ制御、2−4シフト弁42のON,OF
F制御はコントローラ60によってこれらを実行し、こ
れがためコントローラ60には通常の変速制御に必要な
選択レンジや、エンジンスロットル開度や、車速等の入
力情報61をインプットする他、特に本発明による変速
制御のために、変速機入力回転数Niを検出する入力回
転センサ62からの信号、バンドブレーキB/Bの室3
Aに供給されたバンドブレーキ締結圧(高速段選択圧)
B/B を検出して、これがバンドブレーキB/Bを滑り
結合させ始める設定値PS (図6参照)になる時ONす
る圧力スイッチ(高速段選択圧検出手段)63からの信
号、およびセカンドブレーキS/Bに供給されたセカン
ドブレーキ締結圧(低速段選択圧)PS/B を検出して、
これがセカンドブレーキS/Bの解放を生ずる値に低下
する時OFFする圧力スイッチ64からの信号を入力す
る。
【0031】上記実施例の変速作用を次に説明する。P(N)レンジ 運転者が駐車または停車を希望して、マニュアル弁30
をPレンジまたはNレンジにしている間、この弁は出力
回路31,32,33の全てをドレンし、またコントロ
ーラ60がデューティソレノイド弁50の駆動デューテ
ィを0%にして、回路51の圧力を0にしている。従っ
て、全ての摩擦要素が非作動にされ、図1の論理表から
明かなように同図の歯車変速機構は動力伝達を行わない
中立状態となって、所定通りに駐停車状態を得ることが
できる。
【0032】Dレンジ 運転者が前進自動変速走行を希望して、マニュアル弁3
0をDレンジにしている間、この弁は回路31のみに回
路12のライン圧を出力する。
【0033】(第1速)ここで、コントローラ60は、
入力情報61から第1速を選択すべきと判定すると、デ
ューティソレノイド弁34の駆動デューティを所定値に
し、対応した作動圧を回路35、シャトル弁40、回路
41を経てロークラッチL/Cの室1Aに供給する。
【0034】しかしてコントローラ60は、デューティ
ソレノイド弁36,38,50の駆動デューティを0%
にして、回路37,39,51の圧力を0にし、2−4
シフト弁42をOFFしている。従って、ロークラッチ
L/Cの室5Rに圧力を供給されることがなく、勿論ハ
イクラッチH/C、セカンドブレーキS/B、バンドブ
レーキB/Bのどこにも圧力を供給されない。更に、マ
ニュアル弁30が回路33をドレンしているため、リバ
ースブレーキR/Bにも圧力は供給されない。
【0035】よって、ロークラッチL/Cのみが締結作
動されることとなり、図1の論理表から明かなように同
図の歯車変速機構は、ローワンウエイクラッチL/OW
Cの係合と相俟って第1速を選択し、この変速段での動
力伝達を行うことができる。
【0036】ところで、かかる第1速の選択が、マニュ
アル弁30のNレンジからDレンジへの切り換えに伴う
ものである場合、コントローラ60は当該変速中デュー
ティソレノイド弁34の駆動デューティを漸増させ、ロ
ークラッチL/Cの締結ショック、つまりN→Dセレク
トショックを軽減する。
【0037】そして、かかる変速の終了後は、デューテ
ィソレノイド弁34の駆動デューティソを100%にし
て、ロークラッチL/Cの作動圧をライン圧と同じ最高
値にし、該クラッチのスリップを防止する。
【0038】(第2速)コントローラ60は、入力情報
61から第2速を選択すべきと判定すると、デューティ
ソレノイド弁34の駆動デューティを100%に保って
ロークラッチL/Cを締結状態にしたまま、2−4シフ
ト弁42をONに切り換えて回路43,44を夫々ドレ
ンすると共に回路45を回路39に接続し、同時にデュ
ーティソレノイド弁38の駆動デューティを漸増させ
て、回路39,45内の圧力(低速段選択圧)PS/B
上昇により、セカンドブレーキS/Bを徐々に締結させ
る。
【0039】かかるセカンドブレーキS/Bの締結は、
ロークラッチL/Cの締結状態の保持と相俟って、図1
の論理表から明かなように同図の歯車変速機構を第2速
選択状態に切り換え、自動変速機を第1速から第2速へ
とアップシフト変速させることができる。また、この変
速時、デューティソレノイド弁38の駆動デューティを
漸増させて、回路39,45内の圧力を徐々に上昇さ
せ、従ってセカンドブレーキS/Bを徐々に締結させる
ことから、変速ショックを軽減することができる。更
に、当該第2速選択状態で回路45内の低速段選択圧P
S/B は、回路52を経てバンドブレーキB/Bのレリー
ズ室24Rにも至り、故障でソレノイド弁50の駆動デ
ューティが発生してバンドブレーキB/Bのアプライ室
3Aへ圧力PB/ B が供給されることがあっても、バンド
ブレーキB/Bが締結されることのないようにする。か
くて、ロークラッチL/Cの締結状態で、セカンドブレ
ーキS/BおよびバンドブレーキB/Bが共に締結され
て、図1の歯車変速機構がインターロックするのを防止
することができる。
【0040】(第3速) コントローラ60は、入力情報61から第3速を選択す
べきと判定すると、デューティソレノイド弁34の駆動
デューティを100%に保ってロークラッチL/Cを締
結状態にしたまま、また2−4シフト弁42のON状態
を保ったまま、後述のタイミング制御のもと、デューテ
ィソレノイド弁38の駆動デューティを0%にしてセカ
ンドブレーキS/Bを解放に切り換えるとともに、デュ
ーティソレノイド弁50の駆動デューティを漸増させ
て、回路51からバンドブレーキB/Bのアプライ室3
Aへの圧力(高速段選択圧)PB/B を上昇させることに
より、バンドブレーキB/Bを徐々に締結させる。
【0041】かかるセカンドブレーキS/Bからバンド
ブレーキB/Bへの締結掛け換えは、ロークラッチL/
Cの締結状態の保持と相俟って、図1の論理表から明か
なように同図の歯車変速機構を第3速選択状態に切り換
え、自動変速機を第2速から第3速へとアップシフト変
速させることができる。また、この変速時、デューティ
ソレノイド弁50の駆動デューティを漸増させて、回路
51内の圧力を徐々に上昇させ、従ってバンドブレーキ
B/Bを徐々に締結させることから、変速ショックを軽
減することができる。
【0042】ところで、この2→3アップシフト変速に
際しコントローラ60は、図3および図4に示す制御プ
ログラムを実行し、これに基づき図6に示すようにバン
ドブレーキB/Bの締結およびセカンドブレーキS/B
の解放を制御する。
【0043】図3において、先ずステップ81では当該
変速を遂行させるために、バンドブレーキB/Bの締結
圧PB/B を上昇制御すると共にセカンドブレーキS/B
の締結圧PS/B を排除制御する。
【0044】バンドブレーキ締結圧PB/B の上昇制御に
当たっては、図6の変速指令瞬時t 1 において、例えば
イナーシャフェーズの突き上げ比αが0<α<0.9の
範囲となるようなバンドブレーキ締結圧PB/B のトルク
フェーズでの好適値PB を、エンジン出力トルクから算
出し、この算出値PB に、後述の如く学習制御した修正
量PC を加算して、トルクフェーズにおけるバンドブレ
ーキ締結圧目標値PB/ B (PB/B =PB +PC )を求
め、これをソレノイド弁50に指令してバンドブレーキ
締結圧PB/B を図6の瞬時t1 以後の当初、同図に示す
如く目標値に向け上昇させる。
【0045】バンドブレーキ締結圧PB/B が圧力スイッ
チ63の設定圧PS に達してバンドブレーキB/Bを滑
り結合させ始める図6の変速開始瞬時t2 において、コ
ントローラ60は、この時OFF→ON切り換えされる
圧力スイッチ63からの信号を受けてソレノイド弁38
をOFFし、セカンドブレーキ締結圧PS/B の図6に示
す如き排除によりセカンドブレーキS/Bを解放させ
る。かくて、セカンドブレーキS/Bからバンドブレー
キB/Bへの締結切り換えを図6の締結力波形から明ら
かなように、両ブレーキが共に解放されている期間が生
じないように実行させることとなり、同図のエンジン回
転数Neおよび変速機出力トルクToの波形から明かな
ように、エンジンの空吹けおよびこれに伴う変速ショッ
クを回避し得る。
【0046】コントローラ60はバンドブレーキ締結圧
B/B をトルクフェーズ終了後、例えば突き上げ比が
1.0となるようなイナーシャフェーズ初期圧にするよ
う、ソレノイド弁50に指令し、以後通常通りのイナー
シャフェーズに制御を移す。かくして、前記の2→3ア
ップシフト変速が所定通りに遂行されることとなる。
【0047】かかる変速過程で、図3のステップ82に
おいては、圧力スイッチ63がONからOFFに切り換
わったか否かにより、図6の変速開始瞬時t2 に至った
か否かをチェックし、この変速開始判定瞬時にステップ
83でトルクフェーズ時間を計測するためのタイマTを
起動する。従ってステップ82は、本発明における変速
開始検知手段に相当し、タイマTは本発明における計時
手段の用をなす。
【0048】そして、ステップ84で、センサ62によ
り検出した変速機入力回転数Niの変化率(d/dt)
Niが負になったか否かにより、図6のトルクフェーズ
終了瞬時t3 に至ったか否かをチェックし、このトルク
フェーズ終了瞬時t3 にステップ85で上記のタイマT
を停止させる。かくて、タイマTは図6に同符号Tで示
すトルクフェーズ時間を計測する。
【0049】上記のループは、ステップ86で変速終了
と判別するまで繰り返し、この繰り返しによりステップ
81での上記した変速制御が遂行されることとなる。
【0050】図4はかかる変速が終了する度に実行さ
れ、ステップ91,92で、上述のように計測したトル
クフェーズ時間Tがトルクフェーズ時間目標下限値T
tminおよびトルクフェーズ時間目標上限値Ttmax間にあ
るか否かを判別する。トルクフェーズ時間Tがトルクフ
ェーズ時間目標下限値Ttmin未満であれば、これが短過
ぎるとして、ステップ93において、図3のステップ8
1で用いる修正量PC を所定量△Pだけ小さくし、該ス
テップ81で前述した如くに求めるバンドブレーキ締結
圧PB/B のトルクフェーズ中における目標値を低下させ
るよう学習制御する。逆にトルクフェーズ時間Tがトル
クフェーズ時間目標上限値Ttmaxを越えていれば、これ
が長過ぎるとして、ステップ94において、図3のステ
ップ81で用いる修正量PC を所定量△Pだけ大きく
し、該ステップ81で前述した如くに求めるバンドブレ
ーキ締結圧PB/B のトルクフェーズ中における目標値を
上昇させるよう学習制御する。よって図4に示す学習制
御のためのプログラムは、本発明における高速段選択圧
制御手段の用をなす。かかる修正量PC の学習制御、従
ってバンドブレーキ締結圧PB/B のトルクフェーズ中に
おける目標値の学習制御は、トルクフェーズ時間Tをト
ルクフェーズ時間目標下限値Ttminおよびトルクフェー
ズ時間目標上限値Ttmax間に保つこととなり、トルクフ
ェーズでのトルクの引き込みに伴うショックを軽減する
ことができる。また、上記の学習制御によれば、セカン
ドブレーキ締結圧PS/B の低下時間内にトルクフェーズ
を終了させることができるため、トルクの引き時間を非
常に短くし得るし、更に変速開始当初に相当なバンドブ
レーキ締結圧PB/B のプリチャージがなされて、変速の
応答性を向上させることができる。
【0051】なお、図3の例ではステップ84におい
て、センサ62により検出した変速機入力回転数Niの
変化率(d/dt)Niが負になったか否かにより、図
6のトルクフェーズ終了瞬時t3 に至ったか否かをチェ
ックしたが、この代わりに、図5に示す如くステップ8
7を設定し、圧力スイッチ64(図2参照)がONから
OFFに切り換わった時をもって、つまりセカンドブレ
ーキ締結圧PS/B がセカンドブレーキS/Bの解放を示
す値になった時をもって、図6のトルクフェーズ終了瞬
時t3 に至ったことをチェックすることもできる。
【0052】(第4速)コントローラ60は、入力情報
61から第4速を選択すべきと判定すると、デューティ
ソレノイド弁34の駆動デューティを100%に保って
ロークラッチL/Cを締結状態にしたまま、デューティ
ソレノイド弁50の駆動デューティを0%にしてバンド
ブレーキB/Bを解放に切り換えると同時に、2−4シ
フト弁42をOFF状態に切り換え、更にデューティソ
レノイド弁38の駆動デューティを漸増させて、回路3
9,44からハイクラッチH/Cへの圧力を上昇させる
ことにより、該ハイクラッチH/Cを徐々に締結させ
る。
【0053】かかるバンドブレーキB/Bからハイクラ
ッチH/Cへの掛け換えは、ロークラッチL/Cの締結
状態の保持と相俟って、図1の論理表から明かなように
同図の歯車変速機構を第4速選択状態に切り換え、自動
変速機を第3速から第4速へとアップシフト変速させる
ことができる。また、この変速時、デューティソレノイ
ド弁38の駆動デューティを漸増させて、回路39,4
4内の圧力を徐々に上昇させ、従ってハイクラッチH/
Cを徐々に締結させることから、変速ショックを軽減す
ることができる。
【0054】(第5速)コントローラ60は、入力情報
61から第5速を選択すべきと判定すると、上記の第4
速選択状態において、デューティソレノイド弁38の駆
動デューティを0%にすると共に、デューティソレノイ
ド弁36の駆動デューティを漸増させる。デューティソ
レノイド弁38の駆動デューティ0%は回路39,44
からハイクラッチH/Cへの圧力を消失させるが、デュ
ーティソレノイド弁36の駆動デューティの増大が回路
37,43およびオリフィス47からハイクラッチH/
Cへ新たに作動圧を供給することになるため、ハイクラ
ッチH/Cは締結状態を保つ。
【0055】回路37,43の圧力は他方で、オリフィ
ス46を経てロークラッチL/Cのレリーズ室5Rに供
給されと共に、シャトル弁49を経てバンドブレーキB
/Bのアプライ室5RAに達する。ここでロークラッチ
L/Cは、アプライ室1Aに圧力を供給され続けている
が、レリーズ室5Rにおける受圧面積の方がアプライ室
1Aにおける受圧面積より大きいため、レリーズ室5R
の圧力により解放される。また、バンドブレーキB/B
はアプライ室5RAに達した圧力により締結される。
【0056】従って、ハイクラッチH/Cの締結状態を
保ったまま、ロークラッチL/Cの解放と、バンドブレ
ーキB/Bの締結がなされることとなり、かかるローク
ラッチL/CからバンドブレーキB/Bへの掛け換え
は、ハイクラッチH/Cの締結状態の保持と相俟って、
図1の論理表から明かなように同図の歯車変速機構を第
5速選択状態に切り換え、自動変速機を第4速から第5
速へとアップシフト変速させることができる。なお、こ
の変速時、デューティソレノイド弁36の駆動デューテ
ィを漸増させて、回路37,43内の圧力を徐々に上昇
させ、従ってバンドブレーキB/Bを徐々に締結させる
ことから、変速ショックを軽減することができる。
【0057】Rレンジ 運転者が後退走行を希望してマニュアル弁30をRレン
ジにすると、回路31,32がドレンされ、回路33の
みに回路12のライン圧が出力される。回路31,32
のドレンはロークラッチL/C、ハイクラッチH/C、
およびセカンドブレーキS/Bをしてこれらを解放さ
せ、回路33へのライン圧はN−Rアキュムレータ弁5
3を経てリバースブレーキR/Bに達し、これを締結作
動させると同時に、N−Rアキュムレータ弁53および
オリフィス54を経てバンドブレーキB/Bのアプライ
室5RAに達し、このバンドブレーキB/Bを締結作動
させる。
【0058】かかるリバースブレーキR/Bおよびバン
ドブレーキB/Bの締結は、図1の論理表から明かなよ
うに同図の歯車変速機構を後退変速段選択状態となし、
車両を後退走行させることができる。なおこの際、N−
Rアキュムレータ弁53はリバースブレーキR/Bおよ
びバンドブレーキB/Bの締結圧を徐々に上昇させ、こ
れらの締結ショック、つまりN−Rセレクトショックを
軽減することができる。
【0059】なお、何れにしても上記実施例の構成によ
れば、シフト弁が2−4シフト弁42の1本のみでよ
く、変速制御システムの信頼性を向上させ得ると共に、
コントロールバルブの小型化を実現することができ、更
にロークラッチL/Cの締結制御にデューティソレノイ
ド弁34を用いたことで、該クラッチの低圧作動上の精
度を向上させることができる。
【0060】
【発明の効果】かくして本発明変速制御装置は請求項1
に記載の如く、低速段選択用摩擦要素(図示例ではセカ
ンドブレーキS/B)および高速段選択用摩擦要素(図
示例ではバンドブレーキB/B)を具え、これら両摩擦
要素の作動圧(PS/B ,PB/B )を個々の弁(図示例で
はソレノイド弁38,50)により給排可能で、高速段
選択用摩擦要素(B/B)を対応する弁(50)からの
作動圧(PB/B )により締結すると共に低速段選択用摩
擦要素(S/B)を対応する弁(38)の状態切り換え
に伴う作動圧(PS/B )の排除により解放して低速段
(図示例では第2速)から高速段(図示例では第3速)
へのアップシフト変速を行うに際し、高速段選択用摩擦
要素の作動圧(PB/B )が、この摩擦要素を滑り結合さ
せ始める設定値(PS )に達する時を変速開始と判別
し、当該変速開始の検知瞬時からイナーシャフェーズが
開始される瞬時までのトルクフェーズ時間(T)が目標
値(図示例ではトルクフェーズ時間目標下限値Ttmin
よびトルクフェーズ時間目標上限値Ttmax間の値)にな
るよう、高速段選択用摩擦要素(B/B)のトルクフェ
ーズ中における作動圧(PB +PC )を学習制御する構
成にしたから、トルクフェーズ時間(T)が常に上記の
目標値にされるよう高速段選択用摩擦要素(B/B)の
締結作動がなされることとなり、トルクフェーズ中にお
けるショックを軽減することができ、しかも、高価なト
ルクセンサを用いることなく、圧力スイッチを可とする
安価な高速段選択圧検出手段(図示例では圧力スイッチ
63)を用いて、実際の変速開始を検知することから、
安価にトルクフェーズ時間を計測することができ、もっ
て従来装置において生じていた自動変速機のコスト上の
問題を解消することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施の態様になる変速制御装置を具え
た自動変速機の歯車変速機構の模式図である。
【図2】同自動変速機の変速制御油圧回路図である。
【図3】図2のコントローラが実行する変速制御および
トルクフェーズ時間計測制御のプログラムを示すフロー
チャートである。
【図4】図3において計測したトルクフェーズ時間に基
づく、高速段選択用摩擦要素のトルクフェーズ中におけ
る作動圧に関した学習制御を示すフローチャートであ
る。
【図5】図2のコントローラが実行する変速制御および
トルクフェーズ時間計測制御の他の例を示す図3と同様
なフローチャートである。
【図6】図2のコントローラが実行する変速制御によっ
て生ずる2→3変速動作タイムチャートである。
【符号の説明】
I 入力軸 O 出力軸 L/C ロークラッチ H/C ハイクラッチ B/B バンドブレーキ(高速段選択用摩擦要素) S/B セカンドブレーキ(低速段選択用摩擦要素) R/B リバースブレーキ 3 遊星歯車組 4 遊星歯車組 5 遊星歯車組 11 オイルポンプ 13 トルクコンバータレギュレータ弁 15 ロックアップ制御弁 18 潤滑制御弁 21 パイロット弁 23 ロックアップゲイン制御弁 30 マニュアル弁 34 デューティソレノイド弁 36 デューティソレノイド弁 38 デューティソレノイド弁 42 2−4シフト弁 50 デューティソレノイド弁 53 N−Rアキュムレータ弁 60 コントローラ 62 入力回転センサ 63 圧力スイッチ(高速段選択圧検出手段) 64 圧力スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48 B60K 41/00 - 41/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低速段選択用摩擦要素および高速段選択
    用摩擦要素を具え、これら両摩擦要素の作動圧を個々の
    弁により給排可能で、前記高速段選択用摩擦要素を対応
    する前記弁からの作動圧により締結すると共に前記低速
    段選択用摩擦要素を対応する前記弁の状態切り換えに伴
    う作動圧の排除により解放して低速段から高速段へのア
    ップシフト変速を行うようにした自動変速機において、 前記高速段選択用摩擦要素の作動圧を検出する高速段選
    択圧検出手段と、 該手段により検出した高速段選択用摩擦要素の作動圧
    が、前記アップシフト変速に際し該高速段選択用摩擦要
    素を滑り結合させ始める設定値に達した時を変速開始と
    判別する変速開始検知手段と、 該手段による変速開始検知瞬時からイナーシャフェーズ
    が開始される瞬時までのトルクフェーズ時間を計測する
    計時手段と、 該手段により計測したトルクフェーズ時間が目標値とな
    るよう、前記高速段選択用摩擦要素のトルクフェーズ中
    における作動圧を学習制御する高速段選択圧制御手段と
    を設けたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
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