JPH0233905B2 - - Google Patents

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JPH0233905B2
JPH0233905B2 JP55133346A JP13334680A JPH0233905B2 JP H0233905 B2 JPH0233905 B2 JP H0233905B2 JP 55133346 A JP55133346 A JP 55133346A JP 13334680 A JP13334680 A JP 13334680A JP H0233905 B2 JPH0233905 B2 JP H0233905B2
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JP
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lock
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throttle opening
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gear
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JP55133346A
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Toshio Takaichi
Shoji Yokoyama
Kazuhiko Shibata
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0233905B2 publication Critical patent/JPH0233905B2/ja
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  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は直結クラツチ付トルクコンバータを備
える自動変速機のロツクアツプ制御方法に関す
る。 従来この種の自動変速機のロツクアツプ制御
は、ある特定の変速段(例えば第2速、第3速及
び第4速)で、ある車速以上のときに自動的に直
結クラツチを係合させて、該直結クラツチでトル
クコンバータの出力軸をエンジン出力軸に直結
(ロツクアツプ)し、それ以外のときは直結クラ
ツチを解放してエンジン出力軸にトルクコンバー
タの入力軸を接続するという態様で行なわれてい
る。トルクコンバータは車輛の発進時、急加速
時、変速時等において負荷に応じて変速を行なう
ため、スムーズな発進、スムーズな加速、スムー
ズな変速等を可能とすると共に、エンジンのノツ
キング、エンスト等の不具合を起こしにくいとい
う利点を持つている。 しかしながら定常走行中、すなわち負荷の小さ
い状態およびエンジン回転が高い状態においては
フルードカツプリング(流体継手)状態となり、
駆動部材と被駆動部材の回転速度の差が生じ常に
スリツプによるパワーロスのみが生じるため燃費
効率が悪くなるという問題点があつた。 この問題点を改良するために直結クラツチ付ト
ルクコンバータが種々提案されている。これらの
直結クラツチ付トルクコンバータによると、定常
走行中は直結クラツチによりエンジン出力軸をト
ルクコンバータの出力軸に直結(ロツクアツプ)
させることにより、パワーロスが減少するので燃
費効率が良くなる。上述の如く、定常走行中にお
いては燃費効率上、直結状態が有利であり、発進
時及び変速時においては、変速シヨツク及び動力
性能の面からトルクコンバータ状態が好ましい。
したがつて第1図の如く、動力性能、燃費効率の
面からロツクアツプ運転が有利な領域が層別でき
る。なお実線は変速の境界を示し、「1、2、3、
4」はそれぞれ第1速、第2速、第3速、第4速
を示し、斜線がそれぞれ図示左方から第2速、第
3速及び第4速におけるロツクアツプ運転が有利
な領域を示す。なお、第1速においてはロツクア
ツプ運転が有利な領域が少なく、しかもすぐに第
2速に変速するのでロツクアツプ運転をせず常に
トルクコンバータを接続するロツクアツプ解除運
転とする。それ故第1速領域にはロツクアツプ運
転が有利な領域は示していない。このようなロツ
クアツプ運転が有利な領域が各変速段に存在する
のに対応して第2図に示すようにロツクアツプ運
転領域を定める。第2図において、実線は図示左
方からそれぞれ第2速、第3速及び第4速におけ
るロツクアツプとする境界を示し、点線は図示左
方からそれぞれ第2速、第3速及び第4速におけ
るロツクアツプ解除とする境界を示す。第1図の
ロツクアツプの有利な領域(斜線部分)の境界
は、第2図に点線で示されるロツクアツプ解除の
境界に対応するが、ここではトルクコンバータの
スリツプ率が充分に小さくなつていないため、こ
こでロツクアツプとするとロツクアツプ時のシヨ
ツクが大きくなる。したがつて、このシヨツクを
緩和するために、第2図に示すようにロツクアツ
プ解除の境界とロツクアツプとする境界が離れて
いる。しかし、このようにロツクアツプ運転及び
ロツクアツプ解除の境界を定めると、第2図の斜
線領域内において定常走行中、ロツクアツプ運転
が有利であるにもかかわらずロツクアツプ解除で
走行する場合が生じ、燃費効率上、はなはだ不利
な結果をもたらす。 本発明の目的は、上記領域(第2図の斜線領
域)内において定常走行中、トルクコンバータの
駆動部材と被駆動部材の間のスリツプ率が小さな
状態のとき(ロツクアツプのシヨツクの少ない状
態のとき)のロツクアツプ制御方法を提供するこ
とにある。 以下に添付の図面を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。 第3図は、本発明の制御対象であるオーバドラ
イブ装置付流体式自動変速機の一例を示す概略図
である。この自動変速機は直結クラツチ付のトル
クコンバータ1、オーバドライブ機構2、前進3
段後進1段の歯車変速機構3を含んでおり、トル
クコンバータ1はポンプ5、タービン6およびス
テータ7を含む周知のものであり、ポンプ5は機
関クランク軸8と連結され、タービン6はタービ
ン軸9に連結されている。タービン軸9はトルク
コンバータ1の出力軸をなすものであり、これは
またオーバドライブ機構2の入力軸となつてお
り、オーバドライブ機構に於る遊星歯車装置のキ
ヤリア10に連結されている。また機関クランク
軸8とタービン軸9の間には直結クラツチ50が
設けられており、直結クラツチ50作動時には機
関クランク軸8とタービン軸9を機械的に連結す
る。キヤリア10によつて回転可能に支持された
プラネタリピニオン14はサンギヤ11およびリ
ングギヤ15と噛合つている。サンギヤ11とキ
ヤリア10の間にはオーバドライブ多板クラツチ
Cpとオーバドライブ一方向クラツチFpが設けられ
ており、更にサンギヤ11とオーバドライブ機構
を包含するハウジングあるいはオーバドライブケ
ース16の間にはオーバドライブ多板ブレーキ
B0が設けられている。 オーバドライブ機構2のリングギヤ15は歯車
変速機構3の入力軸23に連結されている。入力
軸23と中間軸29の間にはフロント多板クラツ
チC1が設けられており、また入力軸23とサン
ギヤ軸30の間には多板クラツチC2が設けられ
ている。サンギヤ軸30とトランスミツシヨンケ
ース18の間には多板ブレーキB1と、一方向ク
ラツチF1を介して多板ブレーキB2が設けられて
いる。サンギヤ軸30に設けられたサンギヤ32
はキヤリヤ33、該キヤリヤによつて担持された
プラネタリピニオン34、該ピニオンと噛合つた
リングギヤ35、他の一つのキヤリア36、該キ
ヤリアにより担持されたプラネタリピニオン3
7、該ピニオンと噛合うリングギヤ38と共に二
列の遊星歯車機構を構成している。一方の遊星歯
車機構に於るリングギヤ35は中間軸29と連結
されている。またこの遊星歯車機構に於るキヤリ
ア33は他方の遊星歯車機構に於るリングギヤ3
8と連結されており、これらキヤリアおよびリン
グギヤは出力軸39と連結されている。また該他
方の遊星歯車機構に於るキヤリア36とトランス
ミツシヨンケース18の間には多板ブレーキB2
と一方向クラツチF2が設けられている。 かかるオーバドライブ装置付流体式自動変速機
は以下に詳細に説明される油圧制御装置によりエ
ンジンの出力および車輛の車速に応じて各クラツ
チおよびブレーキの係合または解放が行なわれ、
オーバドライブ(O/D)を含む前進4段の変速
または手動切換による後進1段の変速を行なうよ
うになつている。 変速ギヤ位置とクラツチおよびブレーキの作動
状態を第1表に示す。
【表】 ここでは○は各クラツチおよびブレーキが係合状
態にあり、また×はそれらが解放状態にあ
ることを示す。
上記自動変速機のクラツチC0,C2,C2および
ブレーキB0,B1,B2,B3およびトルクコンバー
タの直結クラツチ50を選択的に作用させ、自動
変速操作を行う油圧回路を第4図に示す。この第
4図に示す油圧回路は油溜め100、油ポンプ1
01、圧力調整弁102、補助圧力調整弁10
3、カツトバツク弁190、スロツトル弁20
0、マニユアル弁210、1−2シフト弁22
0、2−3シフト弁230、3−4シフト弁24
0、ローコーストモジユレータ弁250、インタ
ミデイエイトコーストモジユレータ弁255、ア
キユームレータ弁260,270,280、チエ
ツク弁付流量制御弁290,300,305,3
10、ソレノイド弁320,330、デユアルシ
ーケンス弁340、クーラバイパス弁350、ロ
ツクアツプクラツチコントロール弁360、ロツ
クアツプコントロールソレノイド弁370、およ
びこれら弁間とクラツチ、ブレーキの油圧サーボ
を連絡する油路からなる。 油溜め100より油圧ポンプ101により汲み
上げられた作動油は圧力調整弁102で所定の油
圧(ライン圧)に調整されて油路104および油
路103へ供給される。油路103を経て補助圧
力調整弁103に供給された圧油はスロツトル弁
200のスロツトル圧に応じ所定のトルクコンバ
ータ圧、潤滑油圧、およびクーラ圧に調圧され
る。油路104と連絡されたマニユアル弁210
は、運転席に設けられたシフトレバーと連結され
ており、手動操作によりシフトレバーのレンジに
応じてP、R、N、D、3、2、Lの各位置に移
動される。第2表に各シフトレバー位置における
油路104と油路105,106,109,11
0との連通状態を示す。〇は連通している場合を
示す。
【表】 2−3シフト弁230を制御する第1のソレノ
イド弁320は、非通電時には弁口321を閉じ
てオリフイス322を介し油路106と連絡した
油路111に油圧を生ぜしめ、通電時には弁口3
21を開いて排油口323から油路111の圧油
を排出させる。1−2シフト弁220および3−
4シフト弁240を制御する第2のソレノイド弁
330は非通電時には弁口331を閉じてオリフ
イス332を介し油路104と連絡した油路11
2に油圧を生ぜしめ、通電時には弁口331を開
いて排油口333から油路112の圧油を排出さ
せる。第3表に後記する電子回路により制御され
るソレノイド弁320および330の通電、非通
電と自動変速機のギヤ状態の関係を示す。
【表】 1−2シフト弁220は、一方にばね221を
背設したスプール222を備え、第1速ではソレ
ノイド弁330は通電され油路112は排圧され
ているので、スプール222は油路113を経て
右端油室223に供給される油圧で図示右方に設
定され、第2速ではソレノイド弁330は非通電
され油路112に油圧が生じスプール222は図
示左方に設定される。第3、第4速においては後
記する2−3シフト弁のスプール232が図示右
方に設定され油路113を通じて左端油室が排圧
されるのでスプール222は図示左方に固定され
る。 2−3シフト弁230は一方にばね231を背
設したスプール232を備え、第1、2速ではソ
レノイド弁320が通電されており油路111に
油圧は生じていないのでスプール232は、ばね
231の作用で図示左方に設定され、第3、4速
ではソレノイド弁320が非通電され油路111
に油圧が生じ図示右方に設定される。 3−4シフト弁240は一方にばね241を背
設したスプール242を備え、第1、2速では油
路114を経て油室243にライン圧が入りスプ
ール242は図示左方に固定される。第3、4速
では油路114が排圧されると共に第3速はソレ
ノイド弁330が通電され油路112は排圧され
ているのでばね241の作用でスプール242は
図示左方に設定され、第4速ではソレノイド弁3
30が非通電され油路112に油圧が生じスプー
ル242は図示右方に設定される。 スロツトル弁200はアクセルペダルの踏み込
み量に応じインジケータ弁201がストロークし
て該弁201とバルブスプール202との間のば
ね203を圧縮しスロツトル圧を油路124に生
ぜしめる。 マニユアル弁210がN位置にあるときソレノ
イド弁330は非通電され油路112に油圧が生
じているので3−4シフト弁240は左端油室2
44に油圧が供給されスプール242は図示右方
に設定されている。この状態で油路104は3−
4シフト弁240を介して油路115と連絡し、
ブレーキB0は係合されており、油路120はド
レインポートと連絡して排圧されクラツチC6
開放状態にあり、オーバドライブ機構8はオーバ
ドライブギヤ係合がなされている。 マニユアル弁210をR位置に手動シフトする
と、油路110に油圧が生じスプール232が図
示左方に設定された2−3シフト弁230および
油路114を介して3−4シフト弁240の右端
油室243に油圧が供給される。これによりN−
Rシフト時1秒程の間オーバドライブ機構2にお
いてはオーバドライブのギヤ係合が保たれ、遊星
歯車機構8では後進のギヤ係合がなされる。N−
Rシフト後1秒間が経過すると油室243の油圧
は高くなりスプール242は図示左方へ移動し、
油路104は油路120と連絡してクラツチC0
に油圧が供給され、油路115は排圧されるので
ブレーキB0は開放されると共にクラツチC0は係
合され、オーバドライブ機構2は直結のギヤ係合
となり、プラネタリギヤユニツトは通常の後進状
態となる。 また手動でN−Dシフトをした場合、第1速で
は1−2シフト弁220のスプール222は図示
右方にあり、ブレーキB1,B2に連結する油路1
16,117は排圧され、ブレーキB3に連結す
る油路118にも油圧が供給されていないのでブ
レーキB1,B2,B3は開放されている。 また第1速ではデユアルシーケンス弁340は
油路105から分枝した油路108を経て右端油
室341に供給されたライン圧により、背設され
たばね345を圧縮してスプール347は図示左
方に設定されている。 車速が予定の大きさになつたときコンピユータ
の出力でソレノイド弁330が非通電され、1−
2シフト弁220のスプール222は図示左方に
移動し、油路105,117を経て供給されたラ
イン圧は、流量制御弁310とアキユームレータ
280とを介してブレーキB2を除々に係合せし
めると共に油路128を経てデユアルシーケンス
弁340の左端油室346に供給される。これに
よりばね345の弾性力と漸増する油室346の
油圧の和がランド342に加わるライン圧より大
きくなつた時点でスプール347は図示右方に動
かされ始める。設定した時間後スプール347が
図示右方に移動すると、ブレーキB1はソレノイ
ド弁320の通電により2−3シフト弁230の
スプール232が図示左方にあるので、油路10
6→2−3シフト弁230→油路113→インタ
ミデイエイトコーストモジユレータ弁255→油
路124→1−2シフト弁220→油路116→
デユアルシーケンス弁340→油路125の順で
油圧が供給され係合する。これによりエンジンブ
レーキの働く第2速が得られる。この際デユアル
シーケンス弁340はブレーキB2が係合して変
速機部が2速状態になつた後ブレーキB1を係合
せしめる係合のタイミングをとる作用をなす。 第3速へのシフトは連速、スロツトル開度等が
所定値に達したときコンピユータの出力でソレノ
イド弁320が非通電され、2−3シフト弁23
0のスプール232は図示右方に移動し、油路1
06,121、流量制御弁305を経て油圧が供
給されてクラツチC2が係合し、同時に1−2シ
フト弁220のスプール222が油室223の排
圧とばね221の作用で図示左方に固定されてな
される。 この第3速においては、デユアルシーケンス弁
340は油路121と分枝した油路122からラ
ンド342と該ランド342より所定寸法だけ大
径のランド343とで形成された油室344に供
給され、スプール347は図示左方に移動される
ので、油路125は排油口と連通して排圧されブ
レーキB1は解放される。 第4速へのシフトは上記と同様コンピユータの
出力でソレノイド弁330が非通電され、3−4
シフト弁240のスプール242が図示右方に移
動し、油路120が排圧されると共に油路115
に油圧が供給され、クラツチC9が解放されると
共にブレーキB9が係合してなされる。 第4速から第3速への4−3ダウンシフトは上
記3−4シフトと逆の順序でなされ、ソレノイド
弁330が通電され3−4シフト弁240のスプ
ール242は図示右方に移動し、油路115が排
圧されると共に油路120に油圧が供給され、ブ
レーキB0が開放されると共にクラツチC0が係合
してなされる。第3速から第2速への3−2ダウ
ンシフトは、ソレノイド弁320が通電され2−
3シフト弁230のスプール232は図示左方に
移動し、油路121が排圧されてクラツチC2
解放し、これに伴ない一方向クラツチF1の係合
が終了した後、油路121から分枝した油路12
2とこれに連結された油室344が排圧され、デ
ユアルシーケンス弁340のスプル347は、油
路128から油室346に供給された油圧とばね
345の弾性力でランド342に加えられた油圧
に抗して図示右方に動かされ、油路125は油路
116と連結され、ブレーキB1の係合が行なわ
れる。この際、デユアルシーケンス弁340は一
方向クラツチF1の係合とブレーキB1の係合との
間の係合のタイミングをとる作用をなす。 マニユアル弁210が3位置にあとき、第1、
2、3速は上記D位置のときと同様のシフトがな
されるが、油路106,114を経て3−4シフ
ト弁の右端油室243にライン圧が入りスプール
242を図示左方に固定するので、第4速へのシ
フトは生じない。またマニユアル弁210がD位
置で第4速の走行中に手動でD−3シフトを行な
つた場合、ただちに第3速にダウンシフトがなさ
れる。 マニユアル弁210が2位置にあるとき、第1
速はマニユアル弁210がD位置にあるときと同
じであり、第2速では油路106,116を経て
ブレーキB1を係合させエンジンブレーキがきく
ようにされている。また第3速状態で走行中2位
置に手動シフトしたときは、予定した速度まで減
速した時点でコンピユータの出力がソレノイド弁
320を通電させ、3−2ダウンシフトを生じさ
せる。 マニユアル弁210がL位置にシフトされたと
きは、油路109に油圧が入り、2−3シフト弁
230の右端油室233にライン圧が供給されス
プール232は図示左方に固定され、即時に4−
2または3−2のダウンシフトが生じる。2−1
ダウンシフトは所定の車速まで減速したときコン
ピユータの出力でソレノイド弁330が非通電さ
れてなされる。また同時に油路109の油圧は油
路107、ローコーストモジユレータ弁250、
油路123,118を経てブレーキB3を係合さ
せる。 ロツクアツプクラツチコントロール弁360は
ばねを背設したスプールを有し、ロツクアツプコ
ントロールソレノイド弁370が消勢のときに
は、スプールの上端室と下端室が同圧であるため
ばね力で図示の如く下方に移動しており、直結ク
ラツチ50の油路Aに油路103′の油圧を、油
路Bに補助圧力調整弁103およびクーラバイパ
ス弁350を介してドレイン油圧を与えており、
これにより直結クラツチ50を解除(非ロツクア
ツプ)している。ロツクアツプコントロールソレ
ノイド弁370が付勢のときには、ロツクアツプ
クラツチコントロール弁360においてスプール
がばね力に抗して上方に駆動され、直結クラツチ
50の油路Aはドレン油圧に、油路Bは油路10
3′の油圧になり、これにより直結クラツチ50
を結合(ロツクアツプ)する。 以上に説明した第4図の油圧回路においては、
一つのデユアルシーケンス弁340で1−2シフ
ト時と3−2ダウンシフト時とにおけるブレーキ
B1、ブレーキB2、一方向クラツチF1の作用のタ
イミングをとることが可能である。 第5図に、ソレノイド弁330、320および
370を開閉制御して自動変速制御およびロツク
アツプ制御をおこなうデジタル電子制御装置40
0の概略構成を示す。デジタル電子制御装置40
0は、中央処理ユニツト又はマイクロプロセツサ
と呼ばれ、高度デジタル演算処理機能を有する大
規模集積半導体論理装置(以下においてCPUと
略称する)401を主たる構成要素とし、かつそ
の論理動作制御プログラム、および各種データを
固定記憶した読取専用の記憶装置(以下において
ROMと略称する)402、ROM402の読取
データおよび一時的な入出力データを記憶し読出
す読み書き記憶装置(以下においてRAMと略称
する)403、入出力ポート404、クロツクパ
ルス発振器405、分周器406、およびROM
402、RAM403、入出力ポート404を制
御するシステムコントローラ407で構成され
る。 CPU401とROM402およびRAM403
は、アドレスライン408、データライン409
が共通につながれており、基本クロツクは発振器
405より発生され、クロツクパルスライン41
1を通つてCPU401からシステムコントロー
ラ407を通してROM402、RAM403お
よび入出力ポート404の基本クロツク入力端子
に印加される。分周器406はこの基本クロツク
を分周してCPU401の割込端子に印加する。
この実施例においては、割込は、スロツトル開度
が減少し始めてから再び増加し始めるまでの時間
を計るために、前記分周器406の出力パルス周
期で行なわれる。 CPU401における割込動作の概略を第6図
に従つて説明すると、後述するROM402のプ
ログラムは、プログラムカウンターによつて一番
地づつ進められる。割込機能とはCPU401の
割込端子にパルスが印加されたとき、プログラム
カウンタの番地をある特定番地(第6図では
3CH番地)へ強制的に移動させる機能であり、
この割込機能を遂行させる割込命令はCPU40
1に保持し、割込み実行するとエラーになるよう
なプログラム番地では、割込命令を実行しないよ
うにしている。割込命令は割込が割込可能なプロ
グラムの番地(第6図ではABH番地)まで保持
され、そこで割込が確認され、プログラムカウン
タのコードが特定の割込番地(第6図では3CH
番地)に変わり、その番地のプログラムの実行が
終了すると、割込命令認識番地の次の番地(第6
図ではACH番地)へ戻る。 ROM402には割込検出および割行実行のプ
ログラムの他に、走行速度レンジ判断プログラム
およびその参照データ、走行速度レンジ切換プロ
グラム、走行速度レンジ切換拘束プログラム、拘
束解除プログラム等々のプログラムデータ、およ
び、それらの判断、検出に供する参照データ、な
らびに非ロツクアツプ拘束プログラム、ロツクア
ツプ一時解除プログラム、スロツトル開度加速検
出プログラム等のプログラムデータおよびその実
行に参照する定数データが格納されている。これ
らのプログラムの実行は、主に、シフトレバー位
置(L、3、2、D、R等)、車速(自動変速機
の出力軸の回転速度)およびスロツトル開度の各
状態に応じて行なわれ、プログラムの実行により
ソレノイド弁320,330および370が開閉
制御される。 そのため、入出力ポート404に、シフトレバ
ー位置センサ410、車速信号発生器420、ス
ロツトル開度センサ430、およびソレノイドド
ライバ440,441,442が接続されてい
る。なお、第5図の説明においては入出力ポート
404および分周器406がROM402,
RAM403と別体となつているものとして説明
するが、入出力ポートが1チツプ内に収められた
ROMおよびRAM、更には分周器および入出力
ポートが1チツプ内に収められたRAMも存在す
る。したがつて図面上の表示の説明は、1つの表
現方式に従うものであつて、各装置又は素子をす
べてその通りに組合わせる必然性がない場合もあ
る。 この実施例においては、シフトレバーのポジシ
ヨンが“D”のときの、第1速から第2速へ(1
→2)、第2速から第3速へ(2→3)、第3速か
ら第4速へ(3→4)およびそれらの逆へ(4→
3)、(3→2)、(2→1)の変速における境界の
速度は各スロツトル開度によつて第7a図に示す
ようにそれぞれ境界U12,U23,U34,D
43,D32,D21と定められており、ROM
402のメモリ領域にメモリされている。 シフトレバーが“3”、“2”および“L”位置
にあるときは、それぞれ(3→4)、(2→3)お
よび(1→2)の変速段切換を拘止するように
“D”位置の場合の第7a図に示す境界U34と
D43,U23とD32およびU12とD21が
それぞれ第7b図(“3”)、第7C図(“2”)お
よび第7d図(“L”)に示すようにSU34とSD
43,SU23とSD32およびSU12とSD21
と変更される。なお境界SU34,SD43,SU
23,SD32,SU12,SD21も各スロツト
ル開度に応じた車速としてROM402にメモリ
されている。 変速段の切換は、現在の変速段について3つの
変速点を選択し、現在の車速と選択した3つの変
速点の車速とを比較して行なわれる。例えば、現
在の変速段が“D”位置の2速状態であると、
ROMにメモリされている変速境界D21,U2
3およびU34が選択されスロツトル開度に対応
した変速点の車速がRAMメモリPAT1,PAT
2およびPAT3にそれぞれ書き込まれる。 第4表に、各シフトレバ位置における変速段と
RAMのメモリPAT1〜PAT3に書き込まれる
べき変速点の車速を含む変速境界を示す。
【表】 ロツクアツプとする境界およびロツクアツプ解
除の境界(第2図)は、各スロツトル開度に応じ
た車速として、第2図に示すようにロツクアツプ
とする境界N2,N3およびN4、ロツクアツプ
解除とする境界F2,F3およびF4と定められ
ており、それぞれの境界はROMにメモリされて
いる。そして、現在の変速段およびロツクアツプ
の状態によつて、比較されるべきロツクアツプと
する境界又はロツクアツプ解除とする境界が選択
され、スロツトル開度に対応した車速がRAMメ
モリのLUPATに書き込まれ、現在の車速と比較
されて、ロツクアツプ制御を行なう。 第5表に、変速段とロツクアツプ状態および選
択すべきロツクアツプとする境界又はロツクアツ
プ解除とする境界を示す。
【表】 例えば、第2速で走行中において、ロツクアツ
プ状態であるかを判断して、ロツクアツプ状態で
あれば、ROMメモリのロツクアツプ解除とする
境界F2より、現在のスロツトル開度に対応した
車速をRAMメモリのLUPATにロツクアツプ解
除とする車速として書き込み、現在の車速と比較
して、前者が後者以下であるとそのままロツクア
ツプ状態を継続し、前者が後者より大きいとロツ
クアツプ解除とする。ロツクアツプ解除状態であ
れば、ROMメモリのロツクアツプとする境界N
2より、現在のスロツトル開度に対応した車速を
RAMメモリのLUPATにロツクアツプとする車
速として書き込み、現在の車速と比較して、ロツ
クアツプ解除を継続するか、ロツクアツプとする
かを設定する。 第2図に斜線で示される領域内でのロツクアツ
プ制御は、定常走行中において、スロツトル開度
および車速の変化が生ずるとこの変化を検出して
行なわれる。 定常走行中に、スロツトル開度が一定値以上減
少し、その後一定時間以内にスロツトル開度が増
加し、その間に車速が一定値以内減少した場合に
このスロツトル開度および車速の変化が第2図の
斜線の領域で生じ、その時点でロツクアツプ解除
状態であれば、ロツクアツプとする。 さらに詳しく述べると、スロツトル開度が減少
し始める時刻t0におけるスロツトル開度をθ0、車
速をV0とし、次にスロツトル開度が増加し始め
る時刻t1におけるスロツトル開度をθ1、車速をV1
としたときに、 θ0−θ1>θC>0 tC1<t1−t0<tC2 V0−V1<VC ただしθC、tC1、tC2、VCは予め定まつている一
定値。 で表わされる変化が生じ、第2図の斜面の領域内
で走行中であれば、ロツクアツプ解除状態であつ
たならばロツクアツプとし、ロツクアツプ状態で
あればロツクアツプ状態を継続させる。 さらに、第2図の斜線の領域内で、スロツトル
開度が零となり、その後前記領域内でスロツトル
開度が増加した場合、その時点でロツクアツプ解
除状態であれば、ロツクアツプとする。 上記のようにスロツトル開度が減少し次に増加
が始まるような場合において、前記スロツトル開
度が減少したときには、トルクコンバータの入力
軸の回転速度よりもトルクコンバータの出力軸の
回転速度の方が大きくなつている場合があり、そ
の時はトルクコンバータのスリツプ率は負の値と
なつている。その後スロツトル開度が増加すると
トルクコンバータの入力軸の回転速度の方が、ト
ルクコンバータの出力軸の回転速度よりも大きく
なり、スリツプ率は正の値となる。このように、
スリツプ率が負から正の値に変化する場合には、
必ずスリツプ率が零となることがあり、このロツ
クアツプ制御ではスロツトル開度が減少し次に増
加が始まつた場合にロツクアツプすることによつ
て、トルクコンバータのスリツプ率が零またはそ
の付近でロツクアツプするため、ロツクアツプ時
のシヨツクを緩和することができる。 またスロツトル開度が減少したときに、上記の
ようにスリツプ率が負とならない場合においても
スリツプ率はスロツトル開度が減少を始める前よ
りも小さくなつており、その後スロツトル開度が
増加し始めた場合にロツクアツプとしてもトルク
コンバータのスリツプ率は小さくなつており、ロ
ツクアツプ時のシヨツクを緩和することができ
る。 第2速、第3速および第4速におけるロツクア
ツプ制御は、前述のN2,N3,N4,F2,F
3,F4と、スロツトル開度および実車速を参照
しておこなわれ、これらは定数データとして
ROM402にメモリされている。ロツクアツプ
はスロツトル開度0で解除し、かつ変速の直前か
ら変速の直後まで所定時間の間解除される。変速
の前のロツクアツプ解除時限(ロツクアツプ解除
から変速までの時間)および変速の後のロツクア
ツプ解除拘束時限(変速してからロツクアツプ是
非の判定を開始するまでの時間)は、いずれもス
ロツトル開度に対応して第8a図および第8b図
に示すようにKa,Kbと定められており、ROM4
02にメモリされている。そして変速となるとま
ず、スロツトル開度をRAM403又はCPU40
1の内部RAMにメモリして、現在のスロツトル
開度に対応するKaのデータを読み出して、時限
を設定し、設定時間となる変速を行なう。そして
変速を行なうと前述と同様にしてKbのデータを
読み出して、時限を設定し、時限オーバとなると
変速によつてかわつた変速段におけるロツクアツ
プ制御を開始する。 例えば、2速のロツクアツプ状態から3速への
変速の場合におけるロツクアツプ一時解除につい
て第9図に従つて説明すると、まず2→3変速が
行なわれるとなると、RAMのソレノイド弁状態
を示すメモリSOLAに2速状態でロツクアツプ解
除の状態のソレノイド弁の状態、つまじ第1のソ
レノイド弁320が通電、第2のソレノイド弁3
30が非通電、ロツクアツプコントロールソレノ
イド弁370が非通電を示す信号コード(第9図
では520)が設定、出力されてロツクアツプ解
除だけを行ない、次に前述のようにKaより読み
出されたデータがRAMの時限値のメモリ
COUNTMに設定され、SOLAが出力されてか
ら、COUNTMの設定時間(第9図では500)
が経過すると変速が行なわれるため、RAMのソ
レノイド弁の状態を示すメモリSOLBに3速でロ
ツクアツプ解除の状態、つまりソレノイド弁32
0,330,370がそれぞれ非通電、通電、非
通電となる信号コード(第9図では530)が設
定、出力されて2→3変速を行なう。SOLBの出
力が行なわれてから、前述のKbより読み出され
て、RAMの時限値のメモリCOUNTNに設定さ
れた時限(第9図では510)だけ経過すると、
3速のロツクアツプ制御が開始され、3速のロツ
クアツプ状態になるのであれば、RAMのソレノ
イド弁の状態を示すメモリSOLCに、3速のロツ
クアツプ状態、つまりソレノイド弁320,33
0,370がそれぞれ非通電、通電、通電を示す
信号コード(第9図では540)が設定、出力さ
れ、3速でロツクアツプとなる。 第10図に変速時のロツクアツプ制御において
SOLA,SOLB,SOLCおよびSOLDに設定され、
出力される信号コードの一例を示す。ただし、
SOLDはロツクアツプ解除状態からの変速を行な
う場合の変速完了時のソレノイド弁の状態を示す
RAMのメモリ領域名である。また、信号コード
は、上第1桁目はソレノイド弁320、第2桁目
はソレノイド弁330、第3桁目はソレノイド弁
370の通電又は非通電を示し、1は通電、0は
非通電を表わす。なお、SOLCの信号コードはロ
ツクアツプとなる場合のみを示してあるが、変速
後ロツクアツプとならない場合はそれぞれについ
てSOLBの信号コードと同じである。ただし、2
→1変速の場合は、1速ではロツクアツプとしな
いので、SOLCの信号コードはロツクアツプ解除
の状態を示す。 次にフローチヤートを参照して上記実施例の全
体的な動作フローを説明する。まず、前述した各
動作において参照されるROM402に固定メモ
リされたデータを要約し、各データのメモリ領域
に名称をつけて内容を表わすと第6表のようにな
る。
【表】
【表】 同様にRAM403又はCPU401の内部
RAMの、一時データをメモリする領域を説明す
る。と、第7表のようになる。
【表】
〔ステツプ1〕
このステツプではデジタル電子制御装置400
に電源が投入され(600)、そして、第7表に示す
メモリ内容をすべてクリアする(601)。 〔ステツプ2〕 このステツプでは、初期設定として、シフトレ
バー位置をRAMメモリのLEVERにメモリする
(602)。 〔ステツプ3〕 このステツプでは、ステツプ2でLEVERに読
み込まれたシフトレバー位置がNである(603)
か、Rである(604)かの判定を行ない、Nであ
ればソレノイド弁320,330,370をすべ
て非通電として(605)、ステツプ2の前に戻り、
Rであれば、ソレノイド弁320を通電とし、他
のソレノイド弁は非通電として(606)、ステツプ
2の前に戻る。 〔ステツプ4〕 このステツプでは、前回のスロツトル開度がメ
モリされていたTHROのスロツトル開度を、
THRO1のメモリに移し(607)、今回のスロツ
トル開度をTHROにメモリする(608)。次に、
現在の車速をSPEEDにメモリする(609)。 〔ステツプ5〕 このステツプでは、シフトレバー位置
(LEVER)、変速段(GEAR)、スロツトル開度
(THRO)に応じた変速点をメモリPAT1,
PAT2,PAT3に設定、メモリする。(610)。 〔ステツプ6〕 このステツプでは、変速段(GEAR)、ロツク
アツプ状態(LUP)、スロツトル開度(THRO)
に応じたロツクアツプ点をメモリLUPATにメモ
リする(611)。 〔ステツプ7〕 このステツプでは、本発明にかかわるロツクア
ツプ制御が行なわれ、詳しくは後述する。 〔ステツプ8〕 このステツプでは、変速すべき変速段を判定
し、メモリSHIFTにメモリする。まず、車速
(SPEED)がステツプ5でメモリされた1→2又
は2→1変速点PAT1より小さいか否かを判断
し(613)、小さければ(YES)、変速すべき変速
段は第1速と判定され、メモリSHIFTには1が
メモリされて(614),620の前に移り、小さく
なければ(NO)、次に車速が2→3又は3→2
変速点PAT2より小さいか否かを判断し(615)、
小さければ(YES)、メモリSHIRTには2がメ
モリされて(616),620の前に移り、小さくな
ければ(NO)、次に車速が3→4又は4→3変
速点PAT3より小さいか否かを判断し(617)、
小さければ(YES)、メモリSHIRTには3がメ
モリされて(618),620の前に移り、小さくな
ければ(NO)、メモリSHIFTには4がメモリさ
れる(619)。 〔ステツプ9〕 このステツプでは、変速すべき変速段
(SHIFT)と現在の変速段(GEAR)が等しいか
否かを判断し(620)、等しければ(YES)、ステ
ツプ10に移り、等しくなければ(NO)、ステツ
プ13に移る。 〔ステツプ10〕 このステツプでは、現在の変速段でのロツクア
ツプをするか否かを判定する(621)。現在の車速
(SPEED)が、ロツクアツプ点の車速
(LUPAT)より小さいか否かを判断し、小さけ
れば(YES)、ステツプ11に移り、小さくなけれ
ば(NO)、ステツプ12に移る。 〔ステツプ11〕 このステツプでは、ロツクアツプ解除を行ない
(622)、ロツクアツプ状態を示すメモリLUPを0
にメモリする(623)。 〔ステツプ12〕 このステツプでは、ロツクアツプとして
(624)、メモリLUPに1をメモリする(625)。 〔ステツプ13〕 このステツプでは、変速を行なう前の段階とし
て、現在ロツクアツプ状態であるか否かの判断、
つまりメモリLUPの内容が1であるか否かを判
断を行ない(626)、LUPが1であれば(YES)
ステツプ14に移り、LUPが0であれば(NO)ス
テツプ15に移る。 〔ステツプ14〕 このステツプでは、変速時のロツクアツプ一時
解除を含むロツクアツプ制御を行なう。まず、変
速すべき変速段(SHIFT)に応じたソレノイド
状態(SOLA、SOLB、SOLC)およびロツクア
ツプ制御のための時限(COUNTM、
COUNTN)を設定し(627)、設定された
SOLA、SOLB、SOLC、COUNTM、
COUNTNをすでに述べたように出力し実行する
(628)。 〔ステツプ15〕 このステツプでは、ロツクアツプ解除状態から
の変速を行なう。まず、SHIFTに応じたソレノ
イド状態(SOLD)を設定し(629)、SOLDを出
力、実行する(630)。 以上、ステツプ11、12、14又は15を終えると再
びステツプ2の前Aに戻る。 次に、第11a図のステツプ7(612)でのロツ
クアツプ制御方法について第12図の動作フロー
に従つて説明する。 第11a図のステツプ6の動作が終わると、ス
テツプ7の動作が始まる(700)。 〔ステツプ7−1〕 このステツプでは、スロツトル開度の変化量を
求めるために、現在のスロツトル開度(THRO)
から、前回のスロツトル開度(THRO1)を引く
動作を行ない、求めて変化量をDTHにメモリす
る(701)。 〔ステツプ7−2〕 このステツプでは、スロツトル開度の変化量
(DTH)が、負であるか否かを判定し、スロツト
ル開度が減少したか否かを判定する(702)。
DTHの値が負であれば(YES)ステツプ7−3
に移り、負でなければ(NO)ステツプ7−6に
移る。 〔ステツプ7−3〕 このステツプでは、スロツトルの減少が、今回
初めて検知されたのか、前回から減少中であるの
かの判定を行なう(703)。この判定はメモリ
FLUGの値が0か否かを判定する。FLUGが0で
あると、すなわち減少が、今回、開始されたので
あると(YES)、ステツプ7−4へ移り、FXUG
が1であると、すなわち、前回から減少中である
と(NO)、ステツプ7−5へ移る。メモリ
FLUGの値は後述するステツプ7−4、あるいは
ステツプ7−7の中で与えられメモリされる。 〔ステツプ7−4〕 このステツプでは、スロツトル開度の減少が開
始された時からの時間を計るためのメモリTIME
に0をメモリして時間を計り始め(704)、次に、
スロツトル開度の減少が始まつた現時点のスロツ
トル開度(THRO)をメモリTHSV2にメモリ
し、現時点の車速(SPEED)をメモリSPSVに
メモリして(705)、メモリFLUGに1をメモリし
て(706)、スロツトル開度が減少中であることを
示し、第11a図のステツプ8の始めに戻る
(715)。 〔ステツプ7−5〕 このステツプは、スロツトル開度が減少中であ
ると実行され、現時点のスロツトル開度
(THRO)をメモリTHSV1にメモリする
(707)。したがつて、スロツトル開度が増加し始
める前回のスロツトル開度がTHSV1にメモリ
されるので、THSV1には、スロツトル開度が
減少を始めてから増加するまでの間のスロツトル
開度の最少値がメモリされることになる。このス
テツプが終了すると、第11a図のステツプ8の
始めに戻る(715)。 〔ステツプ7−6〕 このステツプは、スロツトル開度が、増加した
か、変化しないかを判定する(708)。その判定
は、メモリDTHが正か否かを判定して行なわれ
正であると、すなわち、スロツトル開度が増加し
たのであれば(YES)、ステツプ7−7へ移り正
でなければ、すなわち変化なしであれば(NO)、
第11a図のステツプ8の始めに戻る(715)。 〔ステツプ7−7〕 このステツプでは、スロツトル開度が増加した
ことを示すために、メモリFLUGに0をメモリす
る(709)。 〔ステツプ7−8〕 このステツプでは、ステツプ7−5でメモリさ
れたTHSV1の値が0であるか否かの判定を行
ない(710)。0であると(YES)ステツプ7−
10へ移り、0でないと(NO)ステツプ7−9へ
移る。 〔ステツプ7−9〕 このステツプでは、現時点までに検知された、
スロツトル開度と車速の変化および時間が、ロツ
クアツプとする条件を満たすか否かが判定され
る。まず、ステツプ7−4を実行したとき、すな
わちスロツトル開度の減少が始まつたときからの
時間TIMEが、所定の時間幅以内であるか否かの
判定が行なわれ(711)、所定の時間幅以内でなけ
れば、第11a図のステツプ8の始めに戻り、所
定の時間幅以内であれば、次にスロツトル開度が
減少を始めたときのスロツトル開度(THSV2)
から、スロツトル開度の増加が始まる時までのス
ロツトル開度の最小値(THSV1)を引いて、
この変化量が所定のスロツトル変化量以上である
か否かの判定を行ない(712)、所定のスロツトル
変化量より小さければ(NO)、第11a図のス
テツプ8の始めに戻り、所定のスロツトル変化量
以上であれば(YES)、次にステツプ7−4を実
行したとき、すなわち、スロツトル開度の減少が
始まつたときの車速(SPSV)から現時点の車速
(SPEED)を引いた車速の変化量が、所定の車速
の変化量以下であるか否かが判定され(713)、所
定の車速の変化量を越えていれば第11a図のス
テツプ8の始めに戻り、所定の車速の変化量以内
であれば、ステツプ7−10に移る。 〔ステツプ7−10〕 このステツプでは、ロツクアツプ点の車速とし
て、ロツクアツプ解除とする車速F2,F3また
はF4をメモリLUPATにメモリする。このステ
ツプが終了すると、第11a図のステツプ8の始
めに戻る(715)。このステツプが実行されると、
ロツクアツプ状態に関係なくメモリLUPATにロ
ツクアツプ解除の車速がメモリされ、その結果、
現時点での走行状態が、第2図の斜線の領域内で
あれば、第11b図のステツプ10において、必
ず現時点での車速の方が、LUPATの車速より大
きいので、ロツクアツプとされる。 次に、割込で行なう時間のデータをメモリする
フローを第13図に従つて説明する。 この割込動作は、前述のように第5図の分周器
406の出力パルス周期で行なわれるため、この
一周期を単位として時間を測定する。割込動作が
始まると(800)、時間をメモリするTIMEの値に
1が加えられて、新たにTIMEにメモリされ
(801)、このフローは終了する(802)。上述のよ
うに、TIMEの値は、第12図のステツプ7−4
で0となり、この時点からの時間を計ることにな
る。 以上の如く、本発明によれば、動力性能上、燃
費効率上ロツクアツプすることが有利な領域内に
おいて、ロツクアツプ解除状態で走行中、特にト
ルクコンバータの駆動部材と被駆動部材の間のス
リツプ率が小なる状態の場合、ロツクアツプとす
ることにより、シヨツクも少なく、動力性能、燃
費効率の面でも有利な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は車速とスロツトル開度及び変速段で定
まるロツクアツプが適当な領域を示す図、第2図
はロツクアツプが適当な領域のみでロツクアツプ
運転するための量子化したロツクアツプ運転境界
及びロツクアツプ解除境界を示す図、第3図は本
発明を適用する自動変速機の一例を示す骨子図、
第4図はこの自動変速機の動作を制御する油圧制
御装置の一例を示す油圧回路図、第5図はこの油
圧制御装置のソレノイド弁の通電を制御するデジ
タル電子制御装置の構成を示すブロツク図、第6
図は第5図に示す制御装置の割込動作を説明する
ためのプログラムを示す図、第7a図はROMに
格納されている変速段切換参照データを示す図、
第7b図、第7c図、第7d図はそれぞれ第7a
図に示すデータを参照してRAMに書き込まれる
変速段切換データを示す図、第8a図はロツクア
ツプを解除してから変速をするまでのスロツトル
開度に対する拘束時間を示す図、第8b図は変速
してからロツクアツプとするまでのスロツトル開
度に対する拘束時間を示す図、第9図は変速時の
ロツクアツプ一時解除の時のソレノイド弁の状態
を示す図、第10図はロツクアツプ一時解除の制
御を行うときのソレノイド弁制御用出力コードを
示す平面図、第11a図及び第11b図はROM
に固定メモリされている制御プログラムデータに
基づいてデジタル電子制御装置が行う変速判定、
変速制御、ロツクアツプ制御等の動作を示すフロ
ーチヤート、第12図は第11a図に示すフロー
チヤートの中の本発明にかかわるロツクアツプ制
御の動作を示すフローチヤート、第13図は
ROMに固定メモリされている割込プログラムに
基づいてデジタル電子制御装置が行う時間測定の
動作を示すフローチヤートである。 図中、1;トルクコンバータ、2;オーバドラ
イブ機構、3;歯車変速機構、100;油溜め、
102;圧力調整弁、210;マニユアルシフト
バルブ、220;1−2シフト弁、230;2−
3シフト弁、320,330;ソレノイド弁、3
60;ロツクアツプクラツチコントロール弁、3
70;ロツクアツプコントロールソレノイド弁、
400;デジタル電子制御装置、401;大規模
集積半導体論理装置、402;読取専用記憶装
置、403;読み書き記憶装置、404;入出力
ポート、405;クロツクパルス発振器、40
6;分周器、407;システムコントローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 CPUと、該CPUの論理動作制御プログラム
    及びデータを記憶するROMと、該ROMの読取
    データ及び一時的な入出力データを記憶し読み出
    すRAMと、自動変速機の出力軸の回転速度又は
    それに対応する回転速度である第1の指標を検出
    する検出器と、エンジンスロツトルバルブの開度
    又はそれに対応するエンジンの作動状態を示す第
    2の指標を検出する検出器と、シフトレバーポジ
    シヨン及び変速段を示す第3の指標を検出する検
    出器と、前記第1、第2、第3の指標より変速す
    べき変速段を判定する手段と、前記変速段それぞ
    れにおいて、前記第1の指標と第2の指標により
    予め定まつているロツクアツプ解除状態からロツ
    クアツプ状態とする第1の境界と、前記第1の指
    標と第2の指標により予め定まつているロツクア
    ツプ状態からロツクアツプ解除状態とする第2の
    境界とを、前記第1の境界を前記第2の境界より
    前記第1の指標が大きいところに設定する手段
    と、該設定された第1、第2の境界を前記RAM
    に記憶させる手段と、走行時における前記第1、
    第2、第3の指標からロツクアツプ状態とするか
    解除状態とするか判定する手段と、走行時におけ
    る前記第1、第2、第3の指標から前記第1、第
    2の境界の間の領域にあるか否か判定する手段
    と、前記第1、第2の境界の間の領域において、
    ロツクアツプ解除状態での走行中にスロツトル開
    度の一定値以上の減少を検出し、その後スロツト
    ル開度の増加を検出した場合、前記スロツトル開
    度の減少開始から増加開始までの時間が、一定値
    以内であり、前記スロツトル開度の減少開始から
    増加開始までの車速が増加又は一定値以内で減少
    した場合にロツクアツプ状態とする手段を有する
    ことを特徴とする車両用トルクコンバータのロツ
    クアツプ制御装置。 2 CPUと、該CPUの論理動作制御プログラム
    及びデータを記憶するROMと、該ROMの読取
    データ及び一時的な入出力データを記憶し読み出
    すRAMと、自動変速機の出力軸の回転速度又は
    それに対応する回転速度である第1の指標を検出
    する検出器と、エンジンスロツトル開度又はそれ
    に対応するエンジンの作動状態を示す第2の指標
    を検出する検出器と、シフトレバーポジシヨン及
    び変速段を示す第3の指標を検出する検出器と、
    前記第1、第2、第3の指標より変速すべき変速
    段を判定する手段と、前記変速段それぞれにおい
    て、前記第1の指標と第2の指標により予め定ま
    つているロツクアツプ解除状態からロツクアツプ
    状態とする第1の境界と、前記第1の指標と第2
    の指標により予め定まつているロツクアツプ状態
    からロツクアツプ解除状態とする第2の境界と
    を、前記第1の境界を前記第2の境界より前記第
    1の指標が大きいところに設定する手段と、該設
    定された第1、第2の境界を前記RAMに記憶さ
    せる手段と、走行時における前記第1、第2、第
    3の指標からロツクアツプ状態とするか解除状態
    とするか判定する手段と、走行時における前記第
    1、第2、第3の指標から前記第1、第2の境界
    の間の領域にあるか否か判定する手段と、前記第
    1、第2の境界の領域において、ロツクアツプ解
    除状態での走行中にスロツトル開度が全閉又は全
    閉と見なし得る状態となり、その後スロツトル開
    度が増加し始めた場合にロツクアツプ状態とする
    手段を有することを特徴とする車両用トルクコン
    バータのロツクアツプ制御装置。 3 自動変速機の出力軸の回転速度又はそれに対
    応する回転速度である第1の指標と、エンジンス
    ロツトル開度又はそれに対応するエンジンの作動
    状態を示す第2の指標と、シフトレバーポジシヨ
    ン及び変速段を示す第3の指標より変速すべき変
    速段を判定して変速を行い、前記変速段それぞれ
    において、前記第1の指標と第2の指標により予
    め定まつているロツクアツプ解除状態からロツク
    アツプ状態とする第1の境界と、前記第1の指標
    と第2の指標により予め定まつているロツクアツ
    プ状態からロツクアツプ解除状態とする第2の境
    界とを、前記第1の境界を前記第2の境界より前
    記第1の指標が大きいところに設定するととも
    に、前記第1、第2の境界の間の領域において、
    ロツクアツプ解除状態での走行中にスロツトル開
    度の一定値以上の減少を検出し、その後スロツト
    ル開度の増加を検出した場合、前記スロツトル開
    度の減少開始から増加開始までの時間が、一定値
    以内であり、前記スロツトル開度の減少開始から
    増加開始までの車速が増加又は一定値以内で減少
    した場合にロツクアツプ状態とすることを特徴と
    する車両用トルクコンバータのロツクアツプ制御
    方法。 4 自動変速機の出力軸の回転速度又はそれに対
    応する回転速度である第1の指標と、エンジンス
    ロツトル開度又はそれに対応するエンジンの作動
    状態を示す第2の指標と、シフトレバーポジシヨ
    ン及び変速段を示す第3の指標より変速すべき変
    速段を判定して変速を行い、前記変速段それぞれ
    において、前記第1の指標と第2の指標により予
    め定まつているロツクアツプ解除状態からロツク
    アツプ状態とする第1の境界と、前記第1の指標
    と第2の指標により予め定まつているロツクアツ
    プ状態からロツクアツプ解除状態とする第2の境
    界とを、前記第1の境界を前記第2の境界より前
    記第1の指標が大きいところに設定するととも
    に、前記第1、第2の境界の間の領域において、
    ロツクアツプ解除状態での走行中にスロツトル開
    度が全閉又は全閉と見なし得る状態となり、その
    後スロツトル開度が増加し始めた場合にロツクア
    ツプ状態とすることを特徴とする車両用トルクコ
    ンバータのロツクアツプ制御方法。
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JPH0525054U (ja) * 1991-09-10 1993-04-02 株式会社イシイ エアテンシヨナ

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