JPS62269923A

JPS62269923A - 立体顕微鏡並びに実体角変換器

Info

Publication number: JPS62269923A
Application number: JP62057014A
Authority: JP
Inventors: パプリッツ　フランツ; ヴィドマー　ハンスリュエディ
Original assignee: Haag Streit AG
Current assignee: Haag Streit AG
Priority date: 1986-03-14
Filing date: 1987-03-13
Publication date: 1987-11-24
Anticipated expiration: 2010-11-29
Also published as: EP0242321B1; US4838671A; DE3760288D1; ES2009853B3; JPH07111507B2; EP0242321A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明イ０発明の分野本発明は、立体顕微鏡に関し、更に詳しくは目の検査用
の、部分光ビームの１袖の相対位置を変え、それによっ
て実体角を変えるための、回転可能な、反射及び／又は
屈折手段を備えた立体顕微鏡に関する。

口、背景技術今日、この種の通常の顕微鏡は、８〜１５°の範囲、例
えば１３°の固定実体角を有する。これらの器具では光
学部で目の前部の立体目視、更に詳しくは該範囲の実体
角での目視ができる。目の後部を観察するためには、通
常付加レンズを使用する。これらのレンズは角膜及び水
晶体の屈折力を打消し、一体の鏡を通して角膜及び硝子
体の横の部分の部分的観察を可能にする。虹彩、又は観
察用の瞳の位置が好ましくないため、両観察光ビームの
一部が遮断される。瞳の大きさが十分でなく、強い近視
の場合、並びに底部及び硝子体の外周部の横観察の場合
、光学部の双眼実体顕微鏡観察は、双眼視野が非常に小
さくなるので、困難か不可能でさえあるかもしれない。

それで、光学部の単眼観察又は焦点照明による双眼検眼
だけしか行えないかもしれない。

検査又は手術の、特に目の検査又は手術の条件を改善す
るため、特許請求の範囲第１項の前段に述べＨつ上述し
たような立体顕微鏡が既に提案されている。この種の顕
微鏡は、ＣＨ−Ａ　−３９９７７１から知られ、そこで
は各部分光ビームの中にこの部分光ビームの光軸に平行
な軸の周に回転する光学、反射本体が配列され、この本
体が部分光ビームを横方向に変位する。両光学本体の回
転が整合するとき、実体角はこの本体の位置の関数とし
て変化する。この実行には重大な欠点がある。

これらの光学本体用の二つの別々の、回転する支持体を
用意しなければならず、それらは外から適当な伝動装置
によって駆動しなければならない。

光ビームの光軸に平行な軸の周に筒の内側で回転するた
めの支持体の軸受は高価である。光度に関して、この実
行はスペースを使い、実体角の選択の自由を制限する。

ハ０発明の要約本発明の目的は、改良した立体顕微鏡を実現することに
ある。この問題を解くため、この立体顕微鏡は、共通ロ
ータ上に相互の、固定位置に配置された回転可能な、反
射及び／又は屈折手段を含み、そのロータの軸が部分光
ビームの軸に垂直であり且つこれらの部分光ビームの軸
によって定められる面と本質的に平行であるか又は該平
面内にあり、それによって該手段が各回転位置に対し、
部分光ビームの中にあり且つ後者を異なるように変位す
る。

この解決は、材料、スペース、光度の消費及び操作の容
易性の間に特別に好ましい関係のあるコンパクトな構成
を可能にする。選択によって取付けても取付けなくても
よく、又既存の顕微鏡に装面する可能性も与える実体角
変換器として特別な部品又はモジュールを作ることを特
徴とする特許に好ましい条件が存在する。本発明は又、
立体顕微鏡、更に詳しくは目の検査用のこの種の実体角
変換器であって、部分光ビーム用の貫通開口部を備えた
ハウジング要素の中に、少なくとも一つの光学本体が少
なくとも二つの作動位置に回転されるように配置され、
該光学本体が部分光ビームをその作動位置で異なるよう
に変位することを特徴とする変換器にも関する。

二、実施例本発明による顕微鏡の実施例及び実施変形、並びにいく
つかの応用例によって、本発明を更に詳しく説明する。

第１図及び第２図に示す光学系には、１ｙｉ対物レンズ
１、倍率変換器２）双眼鏡筒３及び接眼レンズ４のよう
な普通の要素がある。これらの要素１乃至４及びそれら
の機能はそれら自身知られているので、ここではこれ以
上説明しない。

ただ、光軸を第１図及び第２図に５及び６で示す両部分
光ビームの光路が平行であることだけを言っておく。

本発明によれば、光屈折本体８を備えた実体角変換器７
が前り４物レンズ１と倍率変換器２の間に挿入されてい
る。この屈折本体８は、一つのケースで単行前面９が光
路（第１図）に垂直に、又はプリズム面の平行対１０ａ
と１０ｂ、及び１１ａと１１ｂがそれぞれ部分光ビーム
に傾斜しであるように、９０°回転してもよい。第１図
による位置では、この本体８は部分光ビームの軸の光路
に関しては無効である。この顕微鏡は、例えば１３°の
実体角αを有す会。もし、この光学本体８が、９０°回
転した位置（第２図による）にあるならば、両部分光ビ
ーム５及び６の軸の距離は、この本体８と前対物レンズ
１の間の領域で狭められ、実体角αが小さくなる。上述
のように、これらの角度は、それぞれ例えば１３°又は
４．５゜でもよいが、上述の範囲で他の値を選んでもよ
いことは明らかである。特別な利点及び応用例は後に説
明する。

第３図及び第４図は、実体角変換器７の実施構造を示す
。貫通開口部１２ａをもつハウジング１２の中に、光学
本体８の支持体としてのロータが回転可能に取付けられ
ている。この〇−夕は、貫通開口部１２の領域に、フラ
ンジ１４の間でこの光学本体８の取付面１３ａを形成す
るフライス削り部１３を含む。この面上に、光学本体８
は弾力のある目板によってねじ止めされ、且つ場合によ
っては付加的に接着されている。この止めねじ１５ａは
、目板の端の位置を決めるスペーサ１５ｂを貫通する。

このロータの、フランジ１４の間の、フライス削り部１
３の側の、残りの橋絡部には二つの円錐形の放射状孔１
６があり、２本の光ビームが９０°回転した光学本体８
（第１図による）の平行平面９を通るとき、この孔をＬ
１通する。第４図で右に示す、このロータの軸受要素１
７は、軸受フランジ１８に回転可能に取付けられている
。

右手側の作動ノブ２９は、このロータの車軸１９の首に
、ねじ２０とそれらの間のばね座金２１とによって固定
結合されている。ストッパとして作用するねじ２２は、
ロータ上の作動ノブ２９の回転の阻止を追加して保証す
るために設けられている。図面の左手側にある、このロ
ータの対応する軸受Ｍ索２３は、軸受ブシュ２４に取付
けられている。この軸受ブシュに、この軸受ブシュのス
トッパとして作用し且つこのロータの軸方向位置を決め
る薄板金２５がねじ止めされている。この軸受要素２３
に、角度方向に互いに９０°殖れた二つの軸方向溝２６
が外周に設けられていて、その一つを第４図に示す。こ
の溝に、切欠き付きローラ２７、例えばばねをかけたレ
バー２８に支持された玉軸受と係合する。この切欠き付
きローラ２７は、ロータの又は光学本体８の二つの作動
位置を決めるために溝２６の一つに毎回かかる。このロ
ータの左フランジに、このハウジング１２に固着された
止めねじ３１と協同する止めねじ３０が固着されている
。これらの２木のねじは、この日−タ、従って光学本体
８の間違った方向への回転を阻止する。この左フランジ
１４は、このロータの決められた軸方向位置を保ヱする
ための第２のストッパを形成する。この左手側に、右手
側にあるノブの一つと同様な方法で同じ作動ノブ２９が
取付けられている。第３図にだけ示すように、このハウ
ジング１２には、開口部１２ａの、又は光ビームの軸方
向に通る四つの孔１２ｂがあり、これらに取付ねじを通
してこの顕微鏡の個々の部品を結合してもよい。選択次
第で、長いねじによって対物レンズをこの実体角変換器
につけることも、短いねじによって対物レンズだけを倍
率変換器につけることも可能である。

第５図及び第６図は、前対物レンズ１とコンタクトレン
ズ３２ａをつけた、検査すべき目３２との間の光路を模
式的に示す。第５図は、実体角αが小さい場合、両部分
光ビームの単眼視野がかなり大きく重なることを示す。

それで、この双眼視野３３は第５図の上部に示すように
大きい。実体角αが大きい場合は条件が異なり、その対
応する双眼視野は第６図に示すように小さい。

第７図および第８図は、実施の変形を示し、各多少なく
とも二つの作動位置を示す。全ての実施例で、光路の方
向は左から右へ行くものとする。

第７図は、プリズム３９による変形を示し、そのプリズ
ムは第１図及び第２図に従って、第７図の左の部分の有
効位置から第７図の右の部分による無効位置へ回転でき
る。このプリズムには鏡、即ら反射面３９ａ及び３９ｂ
があり、このプリズムが有効位置にある場合、それを通
して光ビームの軸５及び６は外側方向に移され、実体角
が小さくなる。第７図の右の部分によれば、光ビームの
軸５及び６はこのプリズムを影響されずに通り、実体角
は大きくなる。

第８図は、第１図及び第２図による光学プリズム又は光
学本体８による変形を示す。しかし、この光学本体はい
くらか違った寸法を有し、且つ第８図に示すように三つ
の異なる位置をとることができる。この中央及び左の位
置は第１図及び第２図にそれぞれ示すものに対応し、第
１図及び第２図に関して説明した効果が生ずる。もし、
この本体８を第８図の布部に示す反対位置にもってくる
と、光ビームは外側ではなく内側方向に屈折され、第８
図の中央部によるものより大きな実体角を生ずる。従っ
て、三つの実体角が自由に、なり、容易に選ぶことがで
きる。

最後に、小さな実体角、例えば４．５°の典型的な応用
例をいくつか示す。プールキンイエの鏡の領域で角膜内
皮を検査する場合、ｉｌ察角１３゜の通常の立体顕微鏡
では単眼の検査ができるだけである。もし、４．５”と
いう小さな実体角に変えるなら、適度の実体鏡効果のた
めではなく、観察者の双眼視力は単眼のものよりかなり
よいため、内皮をはるかによく検査できることがわかる
。同じ条件を瞳が狭い場合の水晶体の後面の検査にも適
用できる。

目の裏側の横の部分は、玉鎖コンタクトレンズによって
しばしば単眼的にしか見られない。この場合、小さな実
体角での検査は、現状では、実体鏡効果は小さいがすぐ
れた双眼視力による、大きな双眼視野の双眼観察ができ
る。

小乳頭状突起及び角膜点の検査の場合、４．５°の実体
角での検査は、大きな双眼視野を与える。硝子体及び底
部を調べる場合、これは、特に双眼視野が正視眼の場合
よりかなり小さい強い近視の場合に有利かもしれない。

もし、何か関心のあるしのが見つかったなら、その光学
部のできるだけよい実体鏡検査を行うために、１３°で
の検査に変える。

同様な考慮が、目のレーザ照射に関する検査及び治療に
も有効である。

本発明を主として目の検査に関連して上に説明したが、
対応する手段を他の用途の顕微鏡に適用することも重要
かもしれない。これは、前面距鹸の長い顕微鏡に対して
、即ち観察した対象も処理しな【プればならないとぎ及
び／又は補助装置を顕微鏡と対象の間に挿入ずべきとき
は常に、一般的に真である。倍率変換器２のない立体顕
微鏡では、実体角変換器７を固定又は可変倍率の対物レ
ンズと双眼鏡筒の間に直接配置するのが好ましい。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は、実体角αが大きい及び小さい二つ
の異なる調整位置にある顕微鏡の光学系を模式的に示す
。第３図及び第４図は、顕微鏡の木質的部分又はモジュー
ルとして実行した実体角変換器の構造を、それぞれ正面
図及び第３図の線ＩＶ−ＩＶによる断面図で示す。第５図及び第６図は、患者の目での、それぞれ実体角の
小さな及び大きな視野関係を示す。第７図及び第８図は、実施例の変形を模式的に示す。１・・・対物レンズ２）・・・倍率変換器３・・・双眼鏡筒５．６・・・部分光ビーム７・・・実体角変換器８・・・光学本体９・・・平行平面１２・・・ハウジング１２ａ・・・開口部 α・・・実体角

Claims

【特許請求の範囲】

（１）部分光ビームの軸（５、６）の相対位置を変え、
それによつて実体角（α）を変えるための、回転可能な
、反射及び／又は屈折手段を備えた立体顕微鏡に於いて
、該手段が共通ロータ上に相互の、固定位置に配置され
、そのロータの軸が部分光ビームの軸に垂直であり且つ
これらの部分光ビームの軸によつて定められる面内に又
はその面に平行にあり、それによつて該手段が各回転位
置に対し部分光ビームの中にあり且つ後者を異なるよう
に変位することを特徴とする顕微鏡。
（２）特許請求の範囲第１項記載の顕微鏡に於いて、該
手段が対物レンズ（１）と倍率変換器（２）の間に配置
されている顕微鏡。
（３）特許請求の範囲第１項記載の顕微鏡に於いて、該
手段が固定又は可変倍率の対物レンズ（１）と双眼鏡筒
（３）の間に直接配置されている顕微鏡。
（４）特許請求の範囲第１項記載の顕微鏡に於いて、該
手段が部分光ビームの領域に軸を平行にして配置されて
いる顕微鏡。
（５）特許請求の範囲第１項記載の顕微鏡に於いて、該
手段が少なくとも一つの反射及び／又は光学的回折本体
を含む顕微鏡。
（６）特許請求の範囲第５項記載の顕微鏡に於いて、一
つ以上の本体が回転可能に配置され且つ平行平面（９）
を含み、その本体又はそれらの本体は、平行平面が光ビ
ームの軸に垂直であるとき部分光ビームの中に軸をその
光路に関して無効にして位置し、一方この本体又はこれ
らの本体が回転した状態にあるとき、光ビームが傾斜、
反射及び／又は屈折面によつて変位される顕微鏡。
（７）特許請求の範囲第６項記載の顕微鏡に於いて、一
つ以上の本体が、軸を一又は他の方向にして部分光ビー
ムを変位するため、それぞれ実体角を増し又は減ずるた
めに、反対の有効位置へ変位できる顕微鏡。
（８）特許請求の範囲第１項記載の顕微鏡に於いて、該
手段がそれらの調整器官をハウジング（１２）の特別な
部分又はモジュールに収容される顕　微鏡。
（９）特許請求の範囲第８項記載の顕微鏡に於いて、そ
のハウジング部又はモジュールが選択によつてこの顕微
鏡の他の部品の間に取付けられることができる顕微鏡。
（１０）立体顕微鏡、更に詳しくは目の検査用の実体角
変換器（７）に於いて、軸をもつ部分光ビーム（５、６
）用の貫通開口部（１２ａ）を備えたハウジング部（１
２）の中に、少なくとも一つの光学本体（８）が少なく
とも二つの作動位置に回転可能に配置され、その光学本
体が部分光ビームをその作動位置で異なるように変位す
ることを特徴とする変換器。
（１１）特許請求の範囲第１０項記載の変換器に於いて
、その光学本体が回転可能なロータに固定されている変
換器。
（１２）特許請求の範囲第１０項又は第１１項記載の変
換器に於いて、該ハウジング部がこの顕微鏡の他の部品
と取外し可能に結合されている変換器。