JP4302213B2 - 立体顕微鏡及び細隙灯顕微鏡 - Google Patents

立体顕微鏡及び細隙灯顕微鏡 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、被検者の目の観察や検査等に用いられる立体顕微鏡及び細隙灯顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、立体顕微鏡は、工業用、医療用等の広範囲の分野において適用されているが、その使用目的は単に観察対象物である被検者の目等を拡大観察するのみならず、被検者の目に対して精細な観察や検査を行うためである。従って、このような立体顕微鏡としては、検者が楽な姿勢で被検者の目の観察や検査を行えることが望まれる。
【0003】
例えば、細隙灯顕微鏡に用いられる従来の双眼用の立体顕微鏡は、被検者の目と対向する対物レンズユニットと、対物レンズユニットを通った観察光束に関して変倍を行う変倍光学系ユニットと、変倍を行った観察光束を所定の位置に結像して観察像を得る結像レンズ、結像レンズにより得られた観察像を正立させる正立プリズム、および接眼レンズを有する接眼鏡ユニットとによって構成されている。
【0004】
このような立体顕微鏡は例えば13゜の固定実体角を有しており、このような立体顕微鏡を用いることにより被検者の目の前部に対して上記固定実体角で立体目視が可能である。一方、被検者の目の後部を観察するためには、さらにレンズを付加する。しかし、双眼視野が非常に小さくなる場合には、双眼用の立体顕微鏡による双眼での観察は困難または不可能である。
【0005】
また、特公平7−111507号に記載されている双眼用の立体顕微鏡によれば、対物レンズと上述の変倍光学系ユニットに対応する倍率変換器との間に回転可能な光学本体を備えた実体角変換器が設けられており、この実体角変換器の回転可能な光学本体によって部分光ビームの光軸の相対位置を変えることにより実体角を変え、被検者の目の前部および後部を観察することを可能としている。すなわち、この回転可能な光学本体を例えば90゜回転させることにより、部分光ビームの左右光路(軸)の間の距離が光学本体と対物レンズとの間の領域において狭くなり、これにより実体角を小さくしている。
【0006】
ところで、被検者の眼底を観察する場合には、従来から、直像鏡や倒像鏡等のような検眼鏡、眼底カメラ、スリットランプ、走査型レーザ装置等が用いられている。スリットランプは、眼科領域では不可欠であり、眼科における聴診器ともいわれるくらい一般的な器械である。とりわけ、非接触の前置きレンズを用いた細隙灯顕微鏡による眼底観察は、非常に簡便であり、また非接触であるために被検者に不快感を与えないことから、日常の眼科診療において広く行われている。また、前置きレンズの光学的性能も非常に向上しており、前置きレンズを用いた細隙灯顕微鏡による被検者の眼底観察は次のようにして行われている。
【0007】
(1)検者が前置きレンズを手で保持した状態で、細隙灯顕微鏡を操作しながら前置きレンズを被検者の眼底が観察できる位置に移動させて眼底観察を行う。
【0008】
(2)前置きレンズを手で保持する代わりに、前置きレンズを保持するための保持装置を用いて前置きレンズを固定して眼底観察を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の立体顕微鏡では、対物レンズユニットと、変倍光学系ユニットと、結像レンズ、正立プリズム、および接眼レンズを有する接眼鏡ユニットとを備えた顕微鏡部と、この顕微鏡部を支える顕微鏡アーム部とが一体化されていたため、実体角は被検者の目の前部または後部の観察用に固定されていた。従って、被検者の目の前部および後部の両方の観察を1つの立体顕微鏡で行うことはできなかった。
【0010】
また、上述した特公平7−111507号に記載されている立体顕微鏡では、実体変換器の回転可能な光学本体を回転させることにより実体角を変化させ、これにより被検者の目の前部および後部の観察を可能としている。しかし、この場合、被検者の目の前部と後部とをそれぞれ観察する場合において必要な実体角を得るためにその光学本体をそれぞれ正確な回転角度で回転して固定する必要がある。もし、被検者の目の例えば前部を観察するための所定の実体角を得るために必要な回転角度で光学本体を正確に固定することができなければ、被検者の目の前部の観察に必要な正確な光軸を得ることができず、被検者の目の前部の観察に不具合が生じる。また、光学本体の回転角度のわずかのずれは光軸の精度に大きな影響を与えるので、光学本体の回転角度の調整が難しい。
【0011】
さらに、上述した顕微鏡アーム部と一体化された従来の立体顕微鏡の顕微鏡部においては、1種類の焦点距離を有する対物レンズユニットが固定して設けられているだけであり、異なった焦点距離を有する対物レンズユニットを交換して焦点距離を変更するための機構を備えていなかった。従って、立体顕微鏡にレーザ装置等の付属品を取り付けることができなかった。
【0012】
さらにまた、上述した前置きレンズを用いた眼底観察において、この操作は複雑であるにもかかわらず検者の経験によるところが大きいので、眼底観察に長時間を要し、検者や被検者に負担がかかっていた。
【0013】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、実体角を変換するための実体角変換部を有する実体角変換ユニットを設け、必要に応じて実体角変換ユニットの実体角変換部を左右光軸に対して挿脱させることにより、所定の実体角を容易に選択して被検者の目の前部および後部の観察や検査が可能な双眼用の立体顕微鏡を提供することである。
【0014】
また、本発明の目的は、焦点距離の異なる対物レンズユニットに交換して顕微鏡部を左右光軸に平行な方向に移動させることにより、焦点距離を容易に変更でき、さらにアライメント光源ユニットやレーザ光出射ユニット等の付属品を取り付け可能な立体顕微鏡を提供することである。
【0015】
さらに、本発明の目的は、前置きレンズを左右光軸に平行な方向に移動させまたは左右光軸に対して挿脱することにより、前置きレンズを最適な位置に配置でき、眼底観察等を容易にかつ迅速に行うことが可能な細隙灯顕微鏡を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、左右光軸を有する双眼用の立体顕微鏡において、対物レンズユニットと、接眼レンズを有する接眼鏡ユニットと、前記対物レンズユニットと接眼鏡ユニットとの間に配置される変倍光学系ユニットと、前記左右光軸の相対位置を変えて実体角を変換する実体角変換部、及び前記実体角変換部を前記左右光軸上に対して挿脱する手段からなり、前記対物レンズユニットと前記変倍光学系ユニットとの間に着脱可能に装着される実体角変換ユニットと、前記変倍光学系ユニットと前記接眼鏡ユニットとを前記左右光軸と平行な方向に移動させるための移動手段と、を備え、前記実体角変換ユニットを脱した場合、前記移動手段により、当該実体角変換ユニットを脱したことにより発生する前記左右光軸上のスペースを埋める方向に、前記変倍光学系ユニットと前記接眼鏡ユニットとを移動させること、を特徴とする。
【0017】
上記請求項1に記載の発明の立体顕微鏡において、請求項2に記載の発明は、前記実体角変換部は異なった実体角に変換するための複数の変換器を有することを特徴とする。
【0018】
上記請求項1又は2に記載の発明の立体顕微鏡において、請求項3に記載の発明は、前記対物レンズユニットは、焦点距離の異なる対物レンズユニットに交換可能であること、を特徴とする。
【0019】
求項4に記載の発明は、前記移動手段により、前記変倍光学系ユニット及び前記接眼鏡ユニットを前記対物レンズユニットの焦点距離を基にして移動させること、を特徴とする。
【0020】
請求項5に記載の発明は、上記請求項1乃至4のいずれかに記載の立体顕微鏡と前置きレンズと、前記前置きレンズを前記左右光軸と平行な方向に移動させる手段と、を備えた細隙灯顕微鏡である
【0021】
請求項6に記載の発明は、上記請求項1乃至4のいずれかに記載の立体顕微鏡と前置きレンズと、前記前置きレンズを前記左右光軸に対して挿脱する手段と、を備えた細隙灯顕微鏡である
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0023】
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態では、双眼用の立体顕微鏡において対物レンズユニットと変倍光学系ユニットとの間にプリズム等で構成される実体角変換部を有する実体角変換ユニットを設け、立体顕微鏡の立体角を変換している。
【0024】
図1は本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡の構成を示す平面図、図2は本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡の構成を示す側面図、図3は本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡の光学系の構成を示す図である。図1、図2、および図3において、本発明の第1の実施の形態の双眼用の立体顕微鏡10は、被検者の目等の観察対象物Oと対向して設けられる対物レンズ1aを備えた対物レンズユニット1と、対物レンズ1aを通った2系統の観察光束を屈折させて左右光軸L1、L2の相対位置を変化させ実体角を変換する実体角変換部(後述)を備えた実体角変換ユニット6と、実体角変換ユニット6を通った2系統の観察光束に関してそれぞれ変倍を行う変倍光学系2a、2bを備えた変倍光学系ユニット2と、変倍光学系ユニット2によって変倍を行った観察光束を所定の位置に結像して観察像を得る結像レンズ3a、3b、結像レンズ3a、3bにより得た観察像を正立させる正立プリズム4a、4b、および接眼レンズ5a、5bを備えた接眼鏡ユニット5とによって構成され、各ユニットは、観察対象物Oから離れる方向に向かって双眼用の左右光軸L1、L2に沿って対物レンズユニット1、実体角変換ユニット6、変倍光学系ユニット2、および接眼鏡ユニット5の順に連結して配置されている。
【0025】
変倍光学系ユニット2には種々の倍率を選択可能な変倍調整ダイアル8、9が設けられ、変倍調整ダイアル8、9により観察範囲を選択することができる。
【0026】
次に、本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡の動作について説明する。なお、図3に示す立体顕微鏡の光学系の構成においては、実体角変換ユニット6の実体角変換部は左右光軸L1、L2上に配置されていないので、実体角α1(例えば13゜)が得られ、これにより、例えば被検者の目の前部の観察や検査が容易となる。
【0027】
図4は本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡における実体角変換ユニットの構成を示す概略図、図5は本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡において実体角変換ユニットの実体角変換部が左右光軸上に配置された場合の光学系の構成を示す図である。上述したように、対物レンズユニット1と変倍光学系ユニット2との間に設けられている実体角変換ユニット6は、立体顕微鏡の実体角を変換するプリズム6a、6bやプリズム6a、6bを設置するための設置部材12等によって構成される実体角変換部18と、実体角変換部18を上下方向Y1に移動可能にして実体変換部18を左右光軸L1、L2に挿脱させるための支柱11a、11bを有している。
【0028】
図4に示すように、実体角変換部18のプリズム6a、6bは、後述するように接着剤等を用いてその一部を接着することにより一体化して構成されており、設置部材12上に設置されている。また、支柱11a、11bの両端部は実体角変換ユニット6の上下内側面に固定して設けられている。さらに、実体角変換部18の設置部材12は支柱11a、11bと移動可能に連結しており、これにより、移動レバー7によって実体角変換部18を上下方向Y1に移動可能としている。
【0029】
このように構成された実体角変換ユニット6において、被検者の目の観察や検査に必要な実体角に応じて移動レバー7を上方向に移動させる。これにより、支柱11a、11bに沿って実体角変換部18が上方向に移動し、左右光軸L1、L2上に配置される。従って、図5に示すような立体顕微鏡の光学系が構成されて実体角α2(例えば4.5゜)が得られるので、例えば被検者の目の後部の観察や検査が容易となる。
【0030】
以上のように、実体角を変換する実体角変換部を必要な実体角に応じて観察光束の左右光軸に対して挿脱している。従って、通常の観察(実体角がα1)時においては、観察光束が変位していない位置で左右光軸上から実体角変換部が取り除かれるので、左右光軸上に不要な光学部材が配置されることがなく、これにより、より鮮明な観察像を得ることができる。
【0031】
図6は本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡の実体角変換ユニットの実体角変換部の構成を示す平面図、図7および図8は本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡の実体角変換ユニットの実体角変換部の構成を示す側面図である。なお、図7は図6に示す実体角変換部を矢印A1で示す方向から見た図、図8は図6に示す実体角変換部を矢印A2で示す方向から見た図である。図6、図7、および図8において、実体角変換部18は、実体角を変換するためのプリズム6a、6bと、プリズム6a、6bを設置するための設置部材12と、実体角変換部18を上下方向Y1に移動させるための移動レバー7とを有している。
【0032】
図6に示すように、プリズム6a、6bは、互いに同じ形状を有し、接着剤等を用いて1つの面を線対称に接着することにより一体化して構成され、設置部材12上に設置されている。また、プリズム6a、6bはプリズム押えパッド13a、13bを介してプリズム押え板14a、14bによって保持されている。なお、プリズム押えパッド13a、13bは、ゴム等で構成され、プリズム6a、6bとの接触部品として用いられる。さらに、プリズム押え板14a、14bはプリズム6a、6bの位置ずれを防止するための部品として用いられる。プリズム押え板14a、14bの各端部にはプリズム押え板固定ビス15a、15b、15c、15dが取り付けられる。プリズム押え板固定ビス15a、15b、15c、15dはプリズム押え板14a、14bを固定するための部品としてそれぞれ用いられる。
【0033】
移動レバー7は、設置部材12の底面12aに取り付けられ、底面12aから下向きに棒状に形成されている。移動レバー7の上下方向Y1の移動に伴って実体角変換部18が支柱11a、11bに沿って上下方向Y1に移動し、左右光軸L1、L2上に配置される。
【0034】
以上のように、実体角変換ユニット6の実体角変換部18を必要な実体角に応じて観察光束の左右光軸L1、L2に対して上下方向(垂直方向)に挿脱している。従って、(1)通常の観察(実体角がα1)時においては、観察光束が変位していない位置で左右光軸上から実体角変換ユニット6の実体角変換部18が取り除かれるので、左右光軸L1、L2上に不要な光学部材が配置されることがなく、これにより、より鮮明な観察像を得ることができる。(2)また、左右光軸L1、L2のずれに影響を与える実体角変換部18のプリズム6a、6bに対して厳密な部品精度(直角度)が要求されないので、光学部品の簡素化を図ることができる。(3)さらに、実体角変換ユニット6の実体角変換部18による実体角の変換においては、従来のように実体角を変換する光学部品を回転させるための回転機構を設ける必要がないので、左右光軸のずれに影響を与える回転調整機構が不要となり、実体角の変換のための機構を簡素化することができる。
【0035】
本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡の実体角変換ユニットは上記のように構成され、実体角変換部を左右光軸に対して挿脱することにより実体角を変換しているが、次に示すようにそれぞれ異なる実体角を有する複数の実体角変換部を備えた実体角変換ユニットを用いてもよい。このような実体角変換ユニットを用いることにより必要に応じて実体角を選択する幅が増えて被検者の目の観察や検査をより容易に行うことができる。
【0036】
図9は本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡の実体角変換ユニットの他の構成を示す概略図である。図9では複数(ここでは2つ)の実体角変換部18、18′を有する実体角変換ユニット6′を立体顕微鏡10に設けている。実体角変換部18′は、実体角変換部18と同様な構成であり、プリズム6a、6bが変換する実体角(α2が例えば4.5゜)とは異なる実体角に変換するプリズム6a′、6b′やプリズム6a′、6b′を設置する設置部材12′等によって構成されている。また、支柱11a′、11b′の両端部は実体角変換ユニット6′の上下内側面に固定して設けられ、実体角変換部18′を上下方向Y1に移動可能としている。従って、被検者の目の観察や検査に必要な実体角に応じて移動レバー7を上方向に移動させ、これにより支柱11a′、11b′に沿って実体角変換部18′を上方向に移動させて左右光軸L1、L2上に配置する。
【0037】
ここで、本発明の第1の実施の形態において実体角変換ユニットが装着可能な立体顕微鏡について説明する。
【0038】
図10は従来の立体顕微鏡の構成を示す図である。図10に示す従来の立体顕微鏡では、対物レンズユニット51と、変倍調整レバー59を有する変倍光学系ユニット52と、結像レンズ、正立プリズム、および接眼レンズを有する接眼鏡ユニット55とを備えた顕微鏡部と、この顕微鏡部を支えるアーム部60とが一体化されているため、実体角は被検者の目の前部または後部の観察用に固定されていた。
【0039】
そこで、本発明の第1の実施の形態においては、立体顕微鏡に対して着脱可能な実体角変換ユニットを用いる。
【0040】
図11は本発明の第1の実施の形態のアーム部を備えた立体顕微鏡の構成を示す図である。図11において、立体顕微鏡とアーム部20の間には立体顕微鏡の変倍光学系ユニット2(および接眼鏡ユニット5)を左右光軸に平行な方向X1にスライド移動可能なスライド部21が設けられている。スライド部21と変倍光学系ユニット2とが接する部分はアリ構造となっており、スライド部21に設けられているアリ溝21aに沿って方向X1に変倍光学系ユニット2をスライド移動可能としている。
【0041】
例えば、実体角をα2として観察を行うために実体角変換ユニット6を対物レンズユニット1と変倍光学系ユニット2との間に装着させる場合には、図12に示すように、変倍光学系ユニット2をスライド部21のアリ溝21aに沿って接眼鏡ユニット5側(検者側)に向けてスライド移動させる。これにより、図13に示すように、実体角変換ユニット6が立体顕微鏡に装着されるので、立体顕微鏡の実体角を容易に変換することが可能となる。なお、対物レンズユニット1と実体角変換ユニット6とが接する部分や実体角変換ユニット6と変倍光学系ユニット2とが接する部分もそれぞれアリ構造となっており、アリ溝22、23に沿って実体角変換ユニット6を下方向にスライド移動させて立体顕微鏡に装着している。
【0042】
なお、図14は図13に示すように実体角変換ユニット6が装着された立体顕微鏡を方向B1から見た図、図15は図13に示すように実体角変換ユニット6が装着された立体顕微鏡を方向B2から見た図である。
【0043】
以上のような構成において、通常の観察(実体角がα1)を行うために実体角変換ユニット6を使用しない場合には、実体角変換ユニット6を立体顕微鏡からアリ溝22、23に沿って上方向に取り外し、変倍光学系ユニット2を対物レンズユニット1側にスライド移動させることが可能である。これにより、対物レンズユニット1と接眼鏡ユニット5との間の距離を短くすることができるので立体顕微鏡の操作が容易となり、また被検者の目と対物レンズユニット1との距離を一定に保持することができるので焦点合わせを行う必要がなく、被検者の目の観察や検査を容易にかつ迅速に行うことが可能となる。
【0044】
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態では、双眼用の立体顕微鏡において実体角変換ユニットおよびビームスプリッタユニットをそれぞれ設けている。
【0045】
図16は本発明の第2の実施の形態のアーム部を備えた立体顕微鏡に実体角変換ユニットおよびビームスプリッタユニットをそれぞれ装着した場合を示す図、図17は本発明の第2の実施の形態の立体顕微鏡に実体角変換ユニットおよびビームスプリッタユニットを装着した場合の光学系の構成を示す図である。
【0046】
図16および図17に示すように、本発明の第2の実施の形態の立体顕微鏡は、観察対象物Oと対向して設けられる対物レンズ1aを備えた対物レンズユニット1と、対物レンズ1aを通った2系統の観察光束を屈折させて左右光軸L1、L2の相対位置を変化させ実体角を変換する実体角変換部を構成するプリズム6a、6b等を備えた実体角変換ユニット6と、実体角変換ユニット6を通った2系統の観察光束に関してそれぞれ変倍を行う変倍光学系2a、2bを備えた変倍光学系ユニット2と、変倍光学系ユニット2により変倍を行った観察光束(ビーム)の一部を分岐するためのビームスプリッタ30a、30bを備えたビームスプリッタユニット30と、ビームスプリッタユニット30を通った観察光束を所定の位置に結像して観察像を得る結像レンズ3a、3b、結像レンズ3a、3bにより得た観察像を正立させる正立プリズム4a、4b、および接眼レンズ5a、5bを備えた接眼鏡ユニット5とによって構成されている。
【0047】
なお、ビームスプリッタユニット30には、図示しないテレビカメラや写真機等の撮影ユニットや助手等が検者と同時に同じ観察を行うことができる共覧ユニットが取り付け可能である。
【0048】
対物レンズユニット1、実体角変換ユニット6、変倍光学系ユニット2、ビームスプリッタユニット30、および接眼鏡ユニット5の各ユニットは、観察対象物Oから離れる方向に向かって双眼用の左右光軸L1、L2に沿って対物レンズユニット1、実体角変換ユニット6、変倍光学系ユニット2、ビームスプリッタユニット30、および接眼鏡ユニット5の順に連結して配置され、アーム部20により支えられている。これらの各ユニットを備えた立体顕微鏡とアーム部20との間には、上述したスライド部21と同様な構成を有し、変倍光学系ユニット2および接眼鏡ユニット5をスライド移動させることが可能なスライド部21′が設けられている。
【0049】
これにより、必要に応じて変倍光学系ユニット2および接眼鏡ユニット5をスライド移動させ、実体角変換ユニット6を対物レンズユニット1と変倍光学系ユニット2との間に装着可能とし、ビームスプリッタユニット30を変倍光学系ユニット2と接眼鏡ユニット5との間に装着可能としている。
【0050】
以上のことから、本発明の第2の実施の形態の立体顕微鏡によれば、実体角を変換して被検者の目の前部および後部の観察や検査を可能にするとともに、テレビカメラや写真機等の撮影ユニットや助手等が検者と同時に同じ観察を行うことができる共覧ユニットをビームスプリッタユニットに取り付け可能としている。従って、被検者の目の前部および後部の観察や検査をより容易にかつ広範囲に行うことができる。
【0051】
(実施の形態3)
本発明の第3の実施の形態では、双眼用の立体顕微鏡において、異なった焦点距離を有する対物レンズユニットに交換し、顕微鏡部を左右光軸に沿ってスライド移動可能にし、さらに角膜厚測定ユニットやレーザ光出射ユニットのようなレーザ装置等の付属品を取り付け可能にしている。
【0052】
図18は本発明の第3の実施の形態の立体顕微鏡の顕微鏡部をスライド移動させて焦点距離の異なる他の対物レンズユニットを装着した場合を示す図である。図18において、焦点距離a1を有する対物レンズユニット1と異なる焦点距離a2(a1<a2)を有する対物レンズユニット40を変倍光学系ユニット2に装着した場合には、対物レンズユニット40の焦点距離a2に応じて顕微鏡部の変倍光学系ユニット2を左右光軸L3に平行な方向で接眼鏡ユニット5側(検者側)に向かってスライド部21のアリ溝21aに沿ってスライド移動させる。
【0053】
なお、図18に示すように、変倍光学系ユニット2を接眼鏡ユニット5側に向かってスライド移動させた場合には、立体顕微鏡の操作距離(ピント位置から対物レンズユニット40の位置までの距離)が長くなるので、立体顕微鏡の操作空間が広くなる。従って、この操作空間に種々の付属品を配置することが可能となる。
【0054】
図19においては、例えば細隙灯顕微鏡において角膜厚測定ユニット41を付属品として顕微鏡部の変倍光学系ユニット2上に装着している。また、図20においては、光凝固のためのレーザ光を出射するレーザ光出射ユニット42を保持するための保持アダプタ43を付属品として顕微鏡部の変倍光学系ユニット2に装着している。
【0055】
以上のように、本発明の第3の実施の形態の立体顕微鏡によれば、焦点距離の異なる対物レンズユニットに交換し、交換した対物レンズユニットの焦点距離に応じて顕微鏡部を左右光軸に平行な方向に移動することができるので、対物レンズユニットの焦点距離を容易に変更することができる。また、これにより、立体顕微鏡の操作空間が広がるので、従来では取り付けることができなかった種々の付属品が顕微鏡部に取り付け可能となる。
【0056】
なお、付属品を使用する必要がなくなった場合には、装着されている対物レンズユニットを元の対物レンズユニットと交換し、交換した対物レンズユニットの焦点距離に応じて顕微鏡部を被検者側に向かってスライド移動させることにより、立体顕微鏡の操作空間を狭くすることができるので、検者にとっては立体顕微鏡の操作が容易となる。
【0057】
(実施の形態4)
本発明の第4の実施の形態では、前置きレンズを備えた立体顕微鏡において、前置きレンズを左右光軸と平行な方向に移動させまたは左右光軸に対して挿脱することにより、前置きレンズを眼底観察等に最適な位置に配置させている。
【0058】
図21は本発明の第4の実施の形態の立体顕微鏡を備えた細隙灯顕微鏡の外観構成を示す図である。また、図22は本発明の第4の実施の形態の立体顕微鏡を備えた細隙灯顕微鏡における前置レンズを移動させる制御システムの構成を示すブロック図である。
【0059】
図21および図22において、細隙灯顕微鏡は、テーブル60上に移動可能に設けられた基台61と、基台61を水平方向および前後方向に2次元的に移動させる移動機構部62と、検者が基台61の移動操作を行うための操作レバーとして機能するジョイスティック63と、被検者の顔を載せるための顎受け台64と、立体顕微鏡65と、立体顕微鏡65を支持するための顕微鏡アーム部66と、被検者の目にスリット光を照射するための照明ユニット79と、眼底観察等に用いられる前置きレンズ67と、前置きレンズ67を保持するためのレンズ保持部材68と、レンズ保持部材68を左右光軸L4と平行な方向に移動させるためのモータ71を駆動する駆動回路72およびレンズ保持部材68の回転軸68aを回転させるためのモータ73を駆動する駆動回路74を備えた駆動ユニット75と、駆動ユニット75の動作を検者が操作するための操作ユニット80と、前置きレンズ67の種類を識別するために前置きレンズ67の例えば重量に関する情報を検出する検出素子69と、検出素子69の出力を基に前置きレンズ67の重量を測定する測定回路70と、前置きレンズ67の重量および種類と細隙灯顕微鏡の観察条件(スリット幅、スリット長さ、スリット光の光量等)の対応関係を示す対応テーブル等を記録する記録ユニット77と、測定回路70の出力を基に前置きレンズ67の種類を判断し、記録ユニット77の対応テーブルを参照してその判断結果に対応する細隙灯顕微鏡の観察条件を基に例えば照明ユニット79の動作を制御する制御ユニット78と、細隙灯顕微鏡の観察条件を表示する表示ユニット76とによって構成されている。
【0060】
なお、検出素子69としては、前置きレンズ67の重量を検出する検出素子に限定されることなく、前置きレンズ67の種類を示す情報を検出する素子であればよい。
【0061】
上述のように構成された細隙灯顕微鏡の作用について説明する。
【0062】
まず、前置きレンズ67をレンズ保持部材68に取り付けた後、操作ユニット80を操作して駆動ユニット75を動作させ、駆動回路72によりモータ71を駆動してレンズ保持部材68を左右光軸L4と平行な方向に移動させる。
【0063】
同時に、前置きレンズ67の重量に関する情報を検出素子69により検出し、測定回路70によってその検出結果から前置きレンズ67の重量を測定した後、測定結果を制御ユニット78に出力する。
【0064】
制御ユニット78は、測定回路70の測定結果を基に記録ユニット77に記録されている対応テーブルを参照して細隙灯顕微鏡の観察条件を読み出し、読み出した観察条件を表示ユニット76に表示する。
【0065】
また、制御ユニット78は、記録ユニット77から読み出した細隙灯顕微鏡の観察条件を基にして例えば照明ユニット79の動作を制御して、所定のスリット幅およびスリット長さで、所定の光量を有するスリット光を被検者の目に照射する。
【0066】
このように、レンズ保持ユニット68に保持された前置きレンズ67の種類に応じて細隙灯顕微鏡の観察条件を自動的に設定することにより、眼底観察等を容易にかつ迅速に行えるようにしている。
【0067】
なお、レンズ保持部材68に保持されている前置きレンズ67を使用する必要がない場合には、操作ユニット80を操作して駆動ユニット75を動作させ、駆動回路74によるモータ73の駆動により回転軸68aを回転させることにより、レンズ保持部材68が保持している前置きレンズ67を左右光軸L4上から容易に取り除くことができる。
【0068】
以上のように、本発明の第4の実施の形態の立体顕微鏡によれば、前置きレンズを左右光軸に平行な方向に移動させまたは左右光軸に対して挿脱することにより、前置きレンズを最適な位置に配置でき、これにより眼底観察等を容易にかつ迅速に行うことが可能となる。
【0069】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、双眼用の立体顕微鏡において、実体角を変換するための実体角変換部を備えた実体角変換ユニットを設け、必要に応じて実体角変換ユニットの実体角変換部を左右光軸に対して挿脱させることにより、所定の実体角を容易に選択でき、これにより被検者の目の前部および後部の観察や検査を容易にする。
【0070】
また、本発明によれば、双眼用の立体顕微鏡において、焦点距離の異なる対物レンズユニットに交換し、交換した対物レンズユニットの焦点距離に応じて顕微鏡部を左右光軸に平行な方向に移動させることにより、対物レンズユニットの焦点距離を容易に変更することができる。また、これにより、立体顕微鏡の操作空間が広がるので、従来では取り付けることができなかった種々の付属品が顕微鏡部に取り付け可能となる。さらに、付属品を使用する必要がなくなった場合には、取り付けられている付属品を取り外し、元の対物レンズユニットと交換し、顕微鏡部を被検者側にスライド移動させることにより、立体顕微鏡の操作空間が狭くなるので、検者にとっては立体顕微鏡の操作が容易となる。
【0071】
さらに、本発明によれば、双眼用の立体顕微鏡において、前置きレンズを左右光軸に平行な方向に移動させまたは左右光軸に対して挿脱することにより、前置きレンズを最適な位置に配置でき、これにより眼底観察等を容易にかつ迅速に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡の構成を示す平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡の構成を示す側面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡の光学系の構成を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡における実体角変換ユニットの構成を示す概略図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡において実体角変換ユニットの実体角変換部が左右光軸上に配置された場合の光学系の構成を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡の実体角変換ユニットの実体角変換部の構成を示す平面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡の実体角変換ユニットの実体角変換部の構成を示す側面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡の実体角変換ユニットの実体角変換部の構成を示す側面図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態の立体顕微鏡の実体角変換ユニットの他の構成を示す概略図である。
【図10】従来の立体顕微鏡の構成を示す図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態のアーム部を備えた立体顕微鏡の構成を示す図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態のアーム部を備えた立体顕微鏡に実体角変換ユニットを装着する場合を説明するための図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態のアーム部を備えた立体顕微鏡に実体角変換ユニットを装着した場合を示す図である。
【図14】本発明の第1の実施の形態のアーム部を備えた立体顕微鏡に実体角変換ユニットを装着した場合を示す平面図である。
【図15】本発明の第1の実施の形態のアーム部を備えた立体顕微鏡に実体角変換ユニットを装着した場合を示す正面図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態のアーム部を備えた立体顕微鏡に実体角変換ユニットおよびビームスプリッタユニットを装着した場合を示す図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態の立体顕微鏡に実体角変換ユニットおよびビームスプリッタユニットを装着した場合の光学系の構成を示す図である。
【図18】本発明の第3の実施の形態の立体顕微鏡の顕微鏡部をスライド移動させて焦点距離の異なる他の対物レンズユニットを装着した場合を示す図である。
【図19】本発明の第3の実施の形態の立体顕微鏡の顕微鏡部をスライド移動させて他の対物レンズユニットおよびアライメント光源ユニットを装着した場合を示す図である。
【図20】本発明の第3の実施の形態の立体顕微鏡の顕微鏡部をスライド移動させて他の対物レンズユニットおよびレーザ光出射ユニットを装着した場合を示す図である。
【図21】本発明の第4の実施の形態の立体顕微鏡を備えた細隙灯顕微鏡の外観構成を示す図である。
【図22】本発明の第4の実施の形態の立体顕微鏡を備えた細隙灯顕微鏡における前置レンズを移動させる制御システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
α1、α2 実体角
L1、L2 左右光軸
O 観察対象物
1、40 対物レンズユニット
1a 対物レンズ
2 変倍光学系ユニット
2a、2b 変倍光学系
3a、3b 結像レンズ
4a、4b 正立プリズム
5 接眼鏡ユニット
5a、5b 接眼レンズ
6 実体角変換ユニット
6a、6b、6a′、6b′ プリズム
7 移動レバー
8、9 変倍調整ダイアル
10、65 立体顕微鏡
11a、11b、11a′、11b′ 支柱
12、12′ 設置部材
13a、13b プリズム押えパッド
14a、14b プリズム押え板
15a、15b、15c、15d プリズム押え板固定ビス
18、18′ 実体角変換部
20 アーム部
21、21′ スライド部
30 ビームスプリッタユニット
30a、30b ビームスプリッタ
41 角膜厚測定ユニット
42 レーザ光出射ユニット
43 保持アダプタ
61 基台
62 移動機構部
63 ジョイスティック
64 顎受け台
66 顕微鏡アーム部
67 前置きレンズ
68 レンズ保持部材
69 検出素子
70 測定回路
71、73 モータ
72、74 駆動回路
75 駆動ユニット
76 表示ユニット
77 記録ユニット
78 制御ユニット
79 照明ユニット
80 操作ユニット

Claims (6)

  1. 左右光軸を有する双眼用の立体顕微鏡において、
    対物レンズユニットと、
    接眼レンズを有する接眼鏡ユニットと、
    前記対物レンズユニットと接眼鏡ユニットとの間に配置される変倍光学系ユニットと、
    前記左右光軸の相対位置を変えて実体角を変換する実体角変換部、及び前記実体角変換部を前記左右光軸上に対して挿脱する手段からなり、前記対物レンズユニットと前記変倍光学系ユニットとの間に着脱可能に装着される実体角変換ユニットと、
    前記変倍光学系ユニットと前記接眼鏡ユニットとを前記左右光軸と平行な方向に移動させるための移動手段と、
    を備え、
    前記実体角変換ユニットを脱した場合、前記移動手段により、当該実体角変換ユニットを脱したことにより発生する前記左右光軸上のスペースを埋める方向に、前記変倍光学系ユニットと前記接眼鏡ユニットとを移動させること、
    を特徴とする立体顕微鏡。
  2. 前記実体角変換部は異なった実体角に変換するための複数の変換器を有することを特徴とする請求項1に記載の立体顕微鏡。
  3. 前記対物レンズユニットは、焦点距離の異なる対物レンズユニットに交換可能であること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の立体顕微鏡。
  4. 前記移動手段により、前記変倍光学系ユニット及び前記接眼鏡ユニットを前記対物レンズユニットの焦点距離を基にして移動させること、
    を特徴とする請求項1乃至3に記載の立体顕微鏡。
  5. 上記請求項1乃至4の何れかに記載の立体顕微鏡と、
    前置きレンズと、
    前記前置きレンズを前記左右光軸と平行な方向に移動させる手段と、
    を備えたことを特徴とする細隙灯顕微鏡
  6. 上記請求項1乃至4の何れかに記載の立体顕微鏡と、
    前置きレンズと、
    前記前置きレンズを前記左右光軸に対して挿脱する手段と、
    を備えたことを特徴とする細隙灯顕微鏡
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