JP2002148523A - 双眼顕微鏡及び該顕微鏡用光路分割装置 - Google Patents

双眼顕微鏡及び該顕微鏡用光路分割装置

Info

Publication number
JP2002148523A
JP2002148523A JP2000338698A JP2000338698A JP2002148523A JP 2002148523 A JP2002148523 A JP 2002148523A JP 2000338698 A JP2000338698 A JP 2000338698A JP 2000338698 A JP2000338698 A JP 2000338698A JP 2002148523 A JP2002148523 A JP 2002148523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical path
optical system
path splitting
objective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000338698A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinobu Sakamoto
忍 阪本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2000338698A priority Critical patent/JP2002148523A/ja
Publication of JP2002148523A publication Critical patent/JP2002148523A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】実体顕微鏡のための双眼鏡筒をそのまま用い
て、試料を立体的に双眼観察することや鉛直方向から平
面的に双眼観察することができる顕微鏡を提供するこ
と。 【解決手段】対物光学系6からの光束L1を第1の光束
L2と第2の光束L3とに分割する光路分割装置5(1
05)を、対物鏡筒2と接眼鏡筒3とに対して連結自在
の別体に構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光路分割光学系を備
えた双眼顕微鏡及び該顕微鏡用の光路分割装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】双眼観察顕微鏡のうち実体顕微鏡は、凹
凸のある物体を観察した場合、両目で見た場合と同じよ
うに立体感を持って観察できる。このため、顕微鏡下で
作業する場合にピンセット等の工具と物体との距離関係
を容易に把握することができる。したがって、精密機械
工業、生物の解剖、手術等細かい処置が必要な分野で特
に有効である。
【0003】図5(a),(b)は、それぞれ従来の平
行系実体顕微鏡の概略構成を示す正面図と側面図であ
る。図5(a)において、実体顕微鏡501は、対物鏡
筒502と、変倍鏡筒503と、双眼鏡筒504とから
成る。対物鏡筒502は、単一の、即ち共用の対物レン
ズ系506を内蔵し、変倍鏡筒503は、一対の変倍レ
ンズ系、即ち左側及び右側の変倍レンズ系507Lと5
07Rを内蔵する。これらの左側及び右側の変倍レンズ
系507Lと507Rは、互いに実質的に平行に並置さ
れている。双眼鏡筒504は、左側の複数のミラー50
8L(図示なし)及び左側の接眼レンズ系509Lと、
右側の複数のミラー508R及び右側の接眼レンズ系5
09Rとを内蔵する。これらの左側のミラー508L及
び左側の接眼レンズ系509Lと、右側のミラー508
R及び右側の接眼レンズ系509Rとは、互いに実質的
に平行に並置されている。
【0004】試料519からの光は、右眼用観察と左眼
用観察とに共通して使用される共用の対物レンズ系50
6に入射する。共用の対物レンズ系506を射出した光
は、それぞれ右側の変倍レンズ系507Rと右側ミラー
508R及び右側の接眼レンズ系509Rとから成る右
眼用観察光学系と、左側の変倍レンズ系507Lと左側
ミラー508L(図示なし)及び左側の接眼レンズ系5
09Lとから成る左眼用観察光学系とに入射する。これ
らの右眼用観察光学系と左眼用観察光学系は、互いに独
立した略平行な光学系である。
【0005】不図示の観察者は、右眼用の接眼レンズ系
509Rと、左眼用の接眼レンズ系509Lを通じて試
料519の拡大像を観察する。
【0006】かかる構成により、観察者は、左右の眼で
試料519を互いに2θの角度をなす二つの方向から観
察することができる、このため、右眼による像と左眼に
よる像とは互いに視差をもった像となる。従って、観察
者は立体感のある試料像を観察できる。
【0007】上記従来技術の平行系実体顕微鏡は倍率が
数倍〜100倍程度の低倍率で観察するものであるため
観察視野が広いので、立体視を必要としないが広範囲を
観察するための用途に使用することが多い。このような
場合において、観察者が試料を立体視しないで、平面的
に観察したい場合がある。この場合、平行系実体顕微鏡
の右眼用又は左眼用の一方の光路を単に遮光して観察す
ると、試料を鉛直方向から測って角度θの斜め方向から
観察することになるため好ましくない。また、単に右眼
用又は左眼用の一方の光路を遮光したのみの観察では、
対物レンズ系506の周辺部を透過する光を用いて単眼
で観察することになる。このため、歪曲収差や色収差な
どの特有の光学的収差が発生するため、結像性能を劣化
させてしまう。
【0008】そこで、平行系実体顕微鏡において、試料
519を鉛直方向から平面的に観察したい場合は、図5
(c)に示すように、対物レンズ系506を試料519
に対して平行移動させている。例えば、対物レンズ系5
06の光軸と、右眼用の変倍レンズ光学系507Rの光
軸とが一致するように対物レンズ系506をアダプター
510を操作することにより移動させる。これにより、
対物レンズ系506の光軸近傍を透過した光を用いて、
右眼用観察光学系により試料519を観察できる。従っ
て、著しい歪曲収差や色収差を伴うことなく試料519
を鉛直方向より観察できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成では
左眼用の光学系を使用しないため、鉛直方向からの観察
は右眼のみの単眼観察となってしまう。人間は本来両方
の眼で物を見ることに慣れているため、単眼での試料観
察は生理的に疲労しやすくなり問題である。
【0010】また、実体顕微鏡用の対物レンズ系506
を用いて、試料を鉛直方向から双眼で観察しようとする
と、上述したように平行移動した対物レンズ系506か
ら射出された1つの光線を、右眼用と左眼用との2つの
光線に分割する光路分割装置を有する双眼鏡筒が必要に
なる。従って、実体顕微鏡用の対物レンズを用いて、鉛
直方向から平面的に双眼観察する場合は、通常の立体観
察用の鏡筒に代えて、鉛直方向観察用の双眼鏡筒を別途
用意する必要がある。このため、2つの双眼鏡筒を用意
することになり、コスト高になるという問題がある。
【0011】また、従来、実体顕微鏡の使用者は試料を
鉛直方向から観察したい場合に上述のように実体顕微鏡
の対物レンズ系を用いて行う場合、実体顕微鏡の対物レ
ンズ系の特性に限定され用途が限定されるという別の問
題がある。
【0012】そこで、第1の発明の目的は、試料の立体
観察と垂直観察との両方の場合に共通の双眼鏡筒を使用
して双眼観察することができる双眼顕微鏡を提供するこ
とである。
【0013】更に、単一光路の少なくとも対物光学系を
内蔵する対物側鏡筒を持つ顕微鏡にあっては、この対物
側鏡筒に対して、実体顕微鏡に使用されているような双
眼鏡筒、すなわち互いに平行な一対の接眼光学系を内蔵
する双眼鏡筒を組み合わせて使用することが使用上、及
びコストの低減上、望ましい場合がある。
【0014】そこで、第2の発明の目的は、単一光路の
少なくとも対物光学系を内蔵する対物側鏡筒と互いに平
行な一対の接眼光学系を内蔵する双眼鏡筒とを組み合わ
せて使用することができる双眼顕微鏡を提供することで
ある。
【0015】更に、第3の発明の目的は少なくとも対物
光学系を内蔵する対物側鏡筒と互いに平行な一対の接眼
光学系を内蔵する双眼鏡筒とを組み合わせて使用可能と
する光路分割装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、対物光学
系(6)と、互いに実質的に平行に並置された左側及び
右側の中間光学系(7L、7R)と、互いに実質的に平
行に並置された左側及び右側の接眼光学系(8L、9
L;8R、9R)とを具備し、前記対物光学系の透過光
を前記左側及び右側の中間光学系の両方に入射させて観
察する立体観察と、前記対物光学系の光軸と前記左側及
び右側の中間光学系の一方の光軸とを実質的に一致させ
て観察する垂直観察とを選択的に行うことのできる立体
観察可能な双眼顕微鏡において、前記垂直観察時に、前
記中間光学系と前記接眼光学系との間であって前記一方
の光軸を含む光路位置に配置可能な光路分割光学系(1
2(15,16);112(115,116);312
(315,316,317,318))を具備し、前記
光路分割光学系は、前記光路位置に配置された時に、前
記一方の光軸を有する中間光学系からの光束を2光束に
分割して前記2光束をそれぞれ前記左側及び右側の接眼
光学系に導くことを特徴とする立体観察可能な双眼顕微
鏡を提案する。
【0017】第1の発明の双眼顕微鏡は、前記光路分割
光学系とこの光路分割光学系を収容するハウジング(1
1,111、211)とを備える光路分割装置(5,1
05、205)を具備し、前記双眼顕微鏡は、前記左側
及び右側の接眼光学系を収容する双眼鏡筒(4)と、前
記左側及び右側の中間光学系を収容する中間鏡筒(3)
とを更に具備し、前記双眼鏡筒と前記中間鏡筒とはそれ
ぞれ前記ハウジングに連結するための連結部(18,1
7)を有し、前記光路分割装置の前記ハウジングは、前
記双眼鏡筒の連結部に連結可能な結合部(14)と、前
記中間鏡筒の連結部に連結可能な結合部(13)とを有
することが好ましい。
【0018】また、第1の発明の双眼顕微鏡は、前記双
眼鏡筒の連結部と前記中間鏡筒の連結部とは互いに連結
可能であることが好ましい。
【0019】また、第1の発明の双眼顕微鏡は、前記光
路分割光学系とこの光路分割光学系を収容するハウジン
グ(211)と該ハウジング内で前記光路分割光学系を
移動させる移動機構(204,206)とを備える光路
分割装置(205)を具備し、前記移動機構は、前記光
路分割光学系を、前記光路位置とそこから退出した退出
位置との間で移動させる構成であることが好ましい。
【0020】さらに第2の発明は、単一光路の対物光学
系を含む対物側光学系(306)と、互いに実質的に平
行に並置された左側と右側の接眼光学系(8L、9L;
8R、9R)と、前記単一光路の対物側光学系からの光
束を2光束に分割して該2光束をそれぞれ前記左側と右
側の接眼光学系に導く光路分割光学系(312)と、前
記対物側光学系を内蔵する対物側鏡筒(302,30
3)と、前記左側と右側の接眼光学系を内蔵する接眼鏡
筒(4)と、前記光路分割光学系を内蔵する光路分割装
置(305)とを具備し、前記対物側鏡筒と前記接眼鏡
筒と前記光路分割装置とはそれぞれ別体に形成され、前
記対物側鏡筒と前記光路分割装置との間及び前記光路分
割装置と前記接眼鏡筒との間はそれぞれ互いに結合取り
外しが可能な連結部(327,313;314,18)
が形成されていることを特徴とする双眼顕微鏡(30
1)を提供する。
【0021】第2の発明の双眼顕微鏡において、前記対
物側鏡筒は、中間光学系(307)をさらに含むことが
好ましい。
【0022】第3の発明は、対物光学系(6,306)
を含む対物側光学系を内蔵する対物側鏡筒(2,3;3
02,303)と互いに実質的に平行に並置された左側
及び右側の接眼光学系(8L、9L;8R、9R)を内
蔵した接眼鏡筒(4)とを有する双眼顕微鏡(1,20
1,301)に着脱可能に取り付けられる光路分割装置
(5,105,205,305)であって、前記対物側
鏡筒に着脱可能に結合される結合部(13,113,2
13、313)と、前記接眼鏡筒に着脱可能に結合され
る結合部(14,114,214,314)と、前記対
物側鏡筒と前記接眼鏡筒とに結合されたときに前記対物
側光学系からの光束を互いに平行な2光束に分割し該2
光束をそれぞれ前記左側及び右側の接眼光学系に導く光
路分割光学系(12,112,312)とを具備するこ
とを特徴とする光路分割装置(5,105,205、3
05)を提供する。
【0023】第3の発明の光路分割装置(205)は、
前記光路分割光学系を光路分割位置とそこから退出した
退出位置との間を移動させる移動機構(204,20
6)をさらに具備する構成とすると好ましい。
【0024】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態を説明する。以下の説明を通じて、同一構
成の部材については同一符号をもって説明する。
【0026】(第1実施形態)図1(a),(b)は、
それぞれ第1実施形態にかかる顕微鏡及び光路分割装置
の概略構成を示す図である。
【0027】図1(a)において、実体顕微鏡1は、対
物鏡筒2と、変倍鏡筒3と、双眼鏡筒4と、これらの変
倍鏡筒3と双眼鏡筒4との間に挿脱可能に配置された光
路分割装置5とを有する。対物鏡筒2は、単一の、即ち
共用の対物レンズ系6を内蔵し、変倍鏡筒3は、一対の
変倍レンズ系、即ち左側及び右側の変倍レンズ系7Lと
7Rを内蔵する。これらの左側及び右側の変倍レンズ系
7Lと7Rは、互いに実質的に平行に並置されている。
双眼鏡筒4は、左側の複数のミラー8L及び左側の接眼
レンズ系9Lと、右側の複数のミラー8R及び右側の接
眼レンズ系9Rとを内蔵する。これらの左側のミラー8
L及び左側の接眼レンズ系9Lと、右側のミラー8R及
び右側の接眼レンズ系9Rとは、互いに実質的に平行に
並置されている。
【0028】対物鏡筒2は、アダプター10によって水
平方向に、即ち対物レンズ系6の光軸に垂直な方向に移
動可能である。これを詳述すると、対物鏡筒2は、その
対物レンズ系6の光軸が右側の変倍レンズ系7Rの光軸
に一致する垂直観察位置(図1(a)に図示の位置)
と、対物レンズ系6の光軸が右側及び左側の変倍レンズ
系7R、7Lの中間位置、即ち立体観察位置(実質的に
図5(a)に図示の位置)との間を移動可能である。な
お、対物鏡筒を固定しておき、変倍鏡筒及び接眼鏡筒側
を移動させても良い。
【0029】光路分割装置5は、図1(a)及び図1
(b)に示すように、ハウジング11と、このハウジン
グ11内に固定された光路分割用の光学素子12と、ハ
ウジング11の下面及び上面に夫々形成された下部及び
上部の結合部13,14とを有する。また、ハウジング
11の下面には、右側の変倍レンズ系7Rからの光束
(光線)L1を通過させる開口11aが形成されてお
り、上面には接眼レンズ系9Rと9Lとの入射側光路に
対応して2つの開口11bと11cとが形成されてい
る。2つの開口11bと11cとは連続した1つの開口
となっていても良い。光路分割装置5内には、下面開口
11aの位置に光路分割用の光学素子12が設けてあ
り、この光学素子12は接合された一対の光学プリズム
12a,12bから構成され、これらの光学プリズム1
2a,12bの接合面は、ハーフミラー、即ち半透過鏡
15として形成されている。
【0030】光路分割装置5内に下面開口11aを介し
て入射する右側の変倍レンズ系7Rからの光束L1は、
ハーフミラー15によって2つの光束に分割される。即
ち、光束L1は、その一部がハーフミラー15を透過
し、光束L2として上方に直進する。光束L1の残部
は、ハーフミラー15で左方向に直角に反射されて、更
にプリズム12aの反射面16で上方に直角に反射さ
れ、光束L3として上方に直進する。こうして、光束L
1は、互いに平行な一対の光束L2,L3に分割され、
これらの一対の光束L2,L3は、夫々ハウジング11
の上面の2つの開口11b、11cを通って双眼鏡筒4
の右側及び左側のミラー8R,8Lに入射する。
【0031】光路分割装置5のハウジング11の下部結
合部13は、変倍鏡筒3の上面に形成された変倍鏡筒連
結部17に取り外し可能に結合され、同様にハウジング
11の上部結合部14は、双眼鏡筒4の下面に形成され
た双眼鏡筒連結部18に取り外し可能に結合される。な
お、光路分割装置5が取り外された時には、双眼鏡筒連
結部18が変倍鏡筒連結部17に直接連結して、これに
よって、双眼鏡筒4が変倍鏡筒3に連結される。
【0032】変倍レンズ系7Rと双眼鏡筒4のミラー8
Rとの間はアフォーカルに構成され、即ち、変倍レンズ
系7Rからの光束L1が平行光束になるように構成され
ている。変倍レンズ系7Lからの光束も同様に平行光束
となるように構成されている。
【0033】次に、この第1の実施形態の作用を説明す
る。
【0034】最初に、試料19を垂直又は鉛直方向から
観察する垂直観察の場合を述べる。
【0035】この場合には、図1(a)に示したように
光路分割装置5が変倍鏡筒3と双眼鏡筒4との間に配置
され、またアダプター10を操作することにより対物レ
ンズ系6の光軸は右側変倍レンズ系7Rの光軸に一致す
るようにされる。対物レンズ系6と右側変倍レンズ系7
Rとを透過した光束L1は、光路分割光学素子12によ
って互いに平行な2つの光束L2,L3に分割され、こ
れらの2つの光束L2,L3は夫々右側及び左側のミラ
ー8R,8Lを介して右側及び左側の接眼レンズ系9
R,9Lに入射する。
【0036】こうして、試料19を垂直方向から双眼に
よって観察することができる。この時、対物レンズ系6
の光軸が右側変倍レンズ系7Rの光軸に一致しているの
で、対物レンズ系6の歪曲収差や色収差などを発生する
ことなく、良好な顕微鏡像を垂直観察することができ
る。なお、このとき、この垂直観察時には左側の変倍レ
ンズ系7Lは不要であるので、左側の変倍レンズ系7L
に不要な光が入射して不都合が生じたりすることがない
よう適当な遮光部材を設けておくことが望ましい。この
遮光部材はアダプター10の操作による対物レンズ系6
の移動に連動して遮光位置と非遮光位置との間を移動さ
れることが望ましい。
【0037】次に、立体観察の場合を説明する。
【0038】光路分割装置5を変倍鏡筒3及び双眼鏡筒
4から取り外し、変倍鏡筒3と双眼鏡筒4とを直接接続
する。アダプター10を操作して、対物鏡筒2を立体観
察位置、即ち左右の変倍レンズ系7L,7Rの中間位置
に移動する。この時の顕微鏡1の状態は、実質的に図5
(a)に示した状態と同一であるので、対物レンズ系6
と左右の変倍レンズ系7L,7Rと左右のミラー8L,8
Rと左右の接眼レンズ系9L,9Rとを使用した立体観
察を行うことができる。
【0039】以上に説明したように、第1実施形態によ
ると、立体観察の場合も垂直観察の場合も、共通の双眼
鏡筒4を使用して、双眼観察することができる。
【0040】なお、前述したように、光路分割装置5は
アフォーカル光路内に配置されるため、顕微鏡光学系
は、光路分割装置5の挿入及び取り外しによって、その
光学特性が実質的に影響を受ける事がない。
【0041】図1(c)は、光路分割装置の他の例を示
す図である。図1(c)に示す光路分割装置105のハ
ウジング111の構成は図1(b)のものとほぼ同様で
あり、下面に変倍鏡筒連結部17に連結される結合部1
13を、上面には双眼鏡筒4の双眼鏡筒連結部18に結
合される結合部114をそれぞれ有している。またハウ
ジング111はその下面には右側変倍レンズ系7Rに対
応する開口111aが、そして上面にはそれぞれ双眼鏡
筒4の左側及び右側のミラー8L、8Rに対応する開口
111b及び111cが形成されている。
【0042】図1(c)の光路分割装置105において
は、図1(b)の光路分割用プリズム12に代えてハー
フミラー115と全反射ミラー116から成る光路分割
素子112が採用されている。すなわち、光路分割装置
105を変倍鏡筒3及び双眼鏡筒4にそれぞれ結合した
とき、右側の変倍レンズ系7Rからの光線L1は、ハー
フミラー115で2つの光線に分割される。即ち、光束
L1は、その一部がハーフミラー115を透過し、光束
L2として上方に直進する。光束L1の残部は、ハーフ
ミラー115で左方向に直角に反射されて、更に全反射
ミラー116により上方に直角に反射され、光束L3と
して上方に直進する。こうして、光束L1は、互いに平
行な一対の光束L2,L3に分割され、これらの一対の
光束L2,L3は、夫々ハウジング111の上面の2つ
の開口111b、111cを通って双眼鏡筒4の右側及
び左側のミラー8R,8Lに入射する。
【0043】光路分割装置105の作用については図1
(b)のものと同じであるので、説明を省略する。
【0044】なお、本実施の形態において、立体観察の
場合変倍鏡筒3と接眼鏡筒4とを直接連結しているが、
例えば光路分割装置5のハウジングと同一構造の空のハ
ウジング、すなわち光路分割用の光学素子を具備しな
い、いわばダミーのハウジングをこれら変倍鏡筒3と接
眼鏡筒4との間に結合配置しても良い。
【0045】(第2実施形態)図2は第2実施形態にか
かる顕微鏡201の概略構成を示す図である。本実施形
態では、光路分割装置を双眼鏡筒及び変倍鏡筒間に装着
したままの状態で、試料を立体的に双眼観察する場合
と、試料を鉛直方向から平面的に双眼観察する場合とを
切り換えることができる点が上記第1実施形態と異な
る。その他の構成に関しては、上記第1実施形態と同様
であるので、光路分割装置以外の構成部分については第
1実施形態と同じ符号をもって示し、第1実施形態と重
複する説明は省略する。
【0046】図3(a)〜(d)に基づいて、本第2実
施形態にかかる光路分割装置205について説明する。
図3(a)は、顕微鏡201に装着されている光路分割
装置205の構成を示す図である。また、図3(b)は
そのA−A断面図である。
【0047】光路分割装置205のハウジング211の
下面に変倍鏡筒連結部17に連結される結合部213
を、上面には双眼鏡筒4の双眼鏡筒連結部18に結合さ
れる結合部214をそれぞれ有している。またハウジン
グ211はその下面にはそれぞれ右側と左側の変倍レン
ズ系7R、7Lに対応する2つの開口211a、211
bが形成されている。そして上面にはそれぞれ双眼鏡筒
4の右側及び左側の接眼レンズ系9R、9Lに対応する
開口211c及び211dが形成されている。
【0048】ハウジング211の内側下部にはスライダ
204が設置され、このスライダ204はガイド軸20
6によって案内され、そのガイド軸206に沿って移動
可能である。スライダ204は、ハウジング開口211
a,211bを充分に覆うことができる大きさであり、
一方のハウジング開口211aに対応する開口204a
が穿孔されている。また、スライダ204には、図1
(b)に示した光学素子12と同構成の光学素子12が
支持され、この光学素子12は、スライダ開口204a
に対向している。
【0049】スライダ204は、変倍レンズ系7R,7
Lの光路中に位置する光路位置(図3(a),(b))
と、そこから完全に退出した退出位置(図3(c),
(d))との間をレバー210によって移動される。ス
ライダ204は、前記光路位置に存する時には、図3
(a),(b)に示したように、そのスライダ開口20
4aがハウジング開口211aに一致し、かつスライダ
下面がハウジング開口211bを遮蔽する。また、スラ
イダ204は、前記退出位置に存する時には、図3
(c),(d)に示したように変倍レンズ系7R,7L
の光路中から退出するので、変倍レンズ系7R,7Lか
らの光束の各々は、光路分割装置205を直進透過し
て、双眼鏡筒4に入射する。
【0050】次に、本実施形態の双眼顕微鏡による試料
の垂直観察を説明する。
【0051】対物鏡筒2は、図2に示したように対物レ
ンズ系6の光軸が右側の変倍レンズ系7Rの光軸に一致
するように、移動される。スライダ204は、レバー2
10によって図3(a),(b)に示した光路位置に移
動される。これによって、左側の変倍レンズ系7Lの光
路は、スライダ204の下面によって遮断される。他
方、右側の変倍レンズ系7Rからの光束は、ハウジング
開口211a及びスライダ開口204aを通過して光路
分割用の光学素子12に入射して、互いに平行な2光束
L2,L3に分割され、夫々右側及び左側のミラー8
R,8Lに入射する。こうして、双眼による試料の垂直
観察を行うことができる。
【0052】次に、本実施形態の双眼顕微鏡による試料
の立体観察を説明する。
【0053】対物レンズ系6は、右側及び左側の変倍レ
ンズ系7R,7Lの中間位置(従来技術で述べた図5
(a)で示す位置)に移動される。また、スライダ20
4は、レバー210によって図3(c),(d)に示し
た退出位置に移動される。これによって、右側及び左側
の変倍レンズ系7R,7Lからの光束は、それぞれハウ
ジング開口211a,211bを通過して、光路分割装
置205の内部空間を直進透過して、ハウジング開口2
11c,211dを更に通過して、双眼鏡筒4の右側及
び左側のミラー8R,8Lに入射する。こうして、双眼
による立体観察を行うことができる。
【0054】(第3実施形態)第3実施形態にかかる顕
微鏡301は、単一光路の対物レンズ系を用いて試料を
鉛直方向から拡大垂直観察するための顕微鏡である。な
お、上記各実施形態と同一構成の部分には同一の符号を
付し、重複する説明は省略する。
【0055】図4(a)は、第3実施形態にかかる顕微
鏡301の概略構成を示す図である。図4(a)におい
て、顕微鏡301は、対物鏡筒302と、変倍鏡筒30
3と、双眼鏡筒4と、これらの変倍鏡筒303と双眼鏡
筒4との間に挿脱可能に配置された光路分割装置305
とを有する。対物鏡筒302は、単一光路の対物レンズ
系306を内蔵し、変倍鏡筒303は、単一光路の変倍
レンズ系307を内蔵している。双眼鏡筒4は、第1及
び第2実施形態と同じ構造のものであり、左側の複数の
ミラー8L及び左側の接眼レンズ系9Lと、右側の複数
のミラー8R及び右側の接眼レンズ系9Rとを内蔵す
る。双眼鏡筒の左側のミラー8L及び左側の接眼レンズ
系9Lと、右側のミラー8R及び右側の接眼レンズ系9
Rとは、互いに実質的に平行に並置されている。
【0056】光路分割装置305は、図4(a)及び図
4(b)に示すように、ハウジング311と、このハウ
ジング311内に固定された光路分割用の光学素子31
2と、ハウジング311の下面及び上面に夫々形成され
た下部及び上部の結合部313,314とを有する。下
部結合部313は対物側鏡筒である変倍鏡筒303に形
成された連結部327に、また上部結合部314は接眼
鏡筒の連結部18に結合される。また、ハウジング31
1内の下面中央には、変倍レンズ系307からの光束を
通過させる開口311aが形成されており、上面には右
側と左側の接眼レンズ系9Rと9Lとの入射側光路に対
応して2つの開口311bと311cとが形成されてい
る。2つの開口311bと311cとは連続した1つの
開口となっていても良い。光路分割装置305内に設け
られた光路分割用の光学素子312は接合された4つの
プリズム312a〜312dから構成されている。
【0057】対物レンズ系306と変倍レンズ系307
を透過した試料19からの光線L1は、開口311aを
通り第1のプリズム312aに入射し、その第1の半透
過面315により反射されて光路を90度折り曲げられ
る光線L2と直進する光線L3とに分割される。光線L
2は、さらに第1のプリズム312aの第2の反射面3
16により光線L3と略平行な方向へ再度90度折り曲
げられ、光線L2とL3との光路長を補正するためのガ
ラスブロック312bを透過して、開口311bを通っ
て光路分割装置305を射出する。
【0058】一方、第1のプリズム312aの半透過面
315を通過した光線L3は、第2のプリズム312c
を直進して、第3のプリズム312dに入射する。第3
のプリズム312dに入射した光線L3は、第3の反射
面317及び第4の反射面318で反射された後、光線
L2に対して略平行となって開口311cを通って光路
分割装置305から射出する。
【0059】このように、第3実施の形態によれば、光
路分割装置305を用いることにより、従来実体顕微鏡
のみに用いられていた、相互に独立かつ平行な右眼用接
眼レンズ系と左眼用接眼レンズ系とを備える双眼鏡筒
を、実体顕微鏡用とは異なる単一光路の対物レンズに接
続して使用する顕微鏡が構成されるので、本実施形態を
実体顕微鏡の双眼鏡筒に合わせて用いるとき顕微鏡の用
途をさらに広げることが出来る。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、実体顕微鏡においても、試料を鉛直方向から平面的
に双眼観察することができるという効果がある。
【0061】また、第1の発明の好ましい一実施形態に
よれば、光路分割装置を着脱することにより実体顕微鏡
として利用したり鉛直方向からの平面観察顕微鏡とした
り容易に切り換えて使用することが出来る。
【0062】また、第1の発明の好ましい一実施形態に
よれば、光路分割装置を取り付けたままで実体顕微鏡と
して利用したり、または鉛直方向からの平面観察顕微鏡
として容易かつ迅速に切り換えて使用できるため、特に
同一試料に対して両方の観察をしたい場合に効果的であ
る。
【0063】また、第2の発明によれば、例えば、既存
の実体顕微鏡のための双眼鏡筒をそのまま使用して、所
望の仕様の平面観察用の単一光路の対物光学系を組み合
わせて試料を鉛直方向から平面的に双眼観察することが
できる。従って、単一光路の対物光学系を使用する顕微
鏡に実体顕微鏡用の双眼鏡筒が組み合わせ可能になるた
め、各用途向けの専用の双眼鏡筒を別途用意する必要が
ないのでコストを低減できる。
【0064】また、第3の発明によれば、既存の実体顕
微鏡のための接眼鏡筒を利用して平面領域の垂直観察を
したり、また、対物レンズを交換して利用することを可
能とし、1台の顕微鏡の利用範囲を広げ、コスト低下に
もなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1実施形態にかかる顕微鏡
の概略構成を示す図、(b),(c)はそれぞれ別の光
路分割装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2実施形態にかかる顕微鏡の概略構
成を示す図である。
【図3】(a)〜(d)は第2実施形態にかかる光路分
割装置の構成を示す図である。
【図4】(a)は本発明の第3実施形態にかかる顕微鏡
の概略構成を示す図、(b)は光路分割装置の構成を示
す図である。
【図5】(a)〜(c)は従来技術の顕微鏡の概略構成
を示す図である。
【符号の説明】
1,201,301,501 顕微鏡 2,302,502 対物鏡筒 3,303,503 変倍鏡筒 4,504 双眼鏡筒(接眼鏡筒) 5,105,205,305 光路分割装置 6,306,506 対物レンズ系(対物光学系) 7L,7R;507L,507R 左右変倍レンズ系
(左右変倍光学系) 9L,9R;509L,509R 左右接眼レンズ系
(左右接眼光学系) 10,510 アダプター 11,111,211,311 ハウジング 13,113,213,313 連結部 14,114,214,314 結合部 17 変倍鏡筒連結部 18 双眼鏡筒連結部 12,112,312 光路分割光学素子 204 スライダ 206 ガイド軸 210 レバー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物光学系と、互いに実質的に平行に並置
    された左側及び右側の中間光学系と、互いに実質的に平
    行に並置された左側及び右側の接眼光学系とを具備し、 前記対物光学系の透過光を前記左側及び右側の中間光学
    系の両方に入射させて観察する立体観察と、前記対物光
    学系の光軸と前記左側及び右側の中間光学系の一方の光
    軸とを実質的に一致させて観察する垂直観察とを選択的
    に行うことのできる立体観察可能な双眼顕微鏡におい
    て、 前記垂直観察時に、前記中間光学系と前記接眼光学系と
    の間であって前記一方の光軸を含む光路位置に配置可能
    な光路分割光学系を具備し、前記光路分割光学系は、前
    記光路位置に配置された時に、前記一方の光軸を有する
    中間光学系からの光束を2光束に分割して前記2光束を
    それぞれ前記左側及び右側の接眼光学系に導くことを特
    徴とする立体観察可能な双眼顕微鏡。
  2. 【請求項2】前記双眼顕微鏡は、前記光路分割光学系と
    この光路分割光学系を収容するハウジングとを備える光
    路分割装置を具備し、 前記双眼顕微鏡は、前記左側及び右側の接眼光学系を収
    容する双眼鏡筒と、前記左側及び右側の中間光学系を収
    容する中間鏡筒とを更に具備し、 前記双眼鏡筒と前記中間鏡筒との各々は前記ハウジング
    に連結するための連結部を有し、 前記光路分割装置のハウジングは、前記双眼鏡筒の連結
    部に連結可能な結合部と、前記中間鏡筒の連結部に連結
    可能な結合部とを有することを特徴とする請求項1に記
    載の双眼顕微鏡。
  3. 【請求項3】前記双眼鏡筒の連結部と前記中間鏡筒の連
    結部とは互いに連結可能であることを特徴とする請求項
    2に記載の双眼顕微鏡。
  4. 【請求項4】前記実体顕微鏡は、前記光路分割光学系と
    この光路分割光学系を収容するハウジングと該ハウジン
    グ内で前記光路分割光学系を移動させる移動機構とを備
    える光路分割装置を具備し、 前記移動機構は、前記光路分割光学系を、前記光路位置
    とそこから退出した退出位置との間で移動させることを
    特徴とする請求項1に記載の双眼顕微鏡。
  5. 【請求項5】単一光路の対物光学系を含む対物側光学系
    と、 互いに実質的に平行に並置された左側と右側の接眼光学
    系と、 前記単一光路の対物側光学系からの光束を2光束に分割
    して該2光束をそれぞれ前記左側と右側の接眼光学系に
    導く光路分割光学系と、 前記対物側光学系を内蔵する対物側鏡筒と、 前記左側と右側の接眼光学系を内蔵する接眼鏡筒と、 前記光路分割光学系を内蔵する光路分割装置とを具備
    し、 前記対物側鏡筒と前記接眼鏡筒と前記光路分割装置とは
    それぞれ別体に形成され、前記対物側鏡筒と前記光路分
    割装置との間及び前記光路分割装置と前記接眼鏡筒との
    間はそれぞれ互いに結合取り外しが可能な連結部が形成
    されていることを特徴とする双眼顕微鏡。
  6. 【請求項6】前記対物側鏡筒は、中間光学系をさらに含
    むことを特徴とする請求項5に記載の双眼顕微鏡。
  7. 【請求項7】対物光学系を含む対物側光学系を内蔵する
    対物側鏡筒と互いに実質的に平行に並置された左側及び
    右側の接眼光学系を内蔵した接眼鏡筒とを有する双眼顕
    微鏡に着脱可能に取り付けられる光路分割装置であっ
    て、 前記対物側鏡筒に着脱可能に結合される結合部と、 前記接眼鏡筒に着脱可能に結合される結合部と、 前記対物側鏡筒と前記接眼鏡筒とに結合されたときに前
    記対物側光学系からの光束を互いに平行な2光束に分割
    し該2光束をそれぞれ前記左側及び右側の接眼光学系に
    導く光路分割光学系とを具備することを特徴とする光路
    分割装置。
  8. 【請求項8】前記光路分割光学系を光路分割位置とそこ
    から退出した退出位置との間を移動させる移動機構をさ
    らに具備して成る請求項7に記載の光路分割装置。
JP2000338698A 2000-11-07 2000-11-07 双眼顕微鏡及び該顕微鏡用光路分割装置 Pending JP2002148523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000338698A JP2002148523A (ja) 2000-11-07 2000-11-07 双眼顕微鏡及び該顕微鏡用光路分割装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000338698A JP2002148523A (ja) 2000-11-07 2000-11-07 双眼顕微鏡及び該顕微鏡用光路分割装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002148523A true JP2002148523A (ja) 2002-05-22

Family

ID=18813872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000338698A Pending JP2002148523A (ja) 2000-11-07 2000-11-07 双眼顕微鏡及び該顕微鏡用光路分割装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002148523A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5119543A (ja) * 1974-07-04 1976-02-16 Wild Heerbrugg Ag
JPS6163816A (ja) * 1984-06-29 1986-04-02 ライカ ヘールブルッグ アクチエンゼゲルシャフト 双眠筒を有する顕微鏡
JPS6217722A (ja) * 1986-07-28 1987-01-26 Olympus Optical Co Ltd 単対物双眼立体視顕微鏡
JPH08257036A (ja) * 1995-03-20 1996-10-08 Nikon Corp 手術用顕微鏡
JPH11119111A (ja) * 1997-10-09 1999-04-30 Olympus Optical Co Ltd 実体顕微鏡の光路切換装置
JPH11281894A (ja) * 1998-01-30 1999-10-15 Topcon Corp 立体顕微鏡

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5119543A (ja) * 1974-07-04 1976-02-16 Wild Heerbrugg Ag
JPS6163816A (ja) * 1984-06-29 1986-04-02 ライカ ヘールブルッグ アクチエンゼゲルシャフト 双眠筒を有する顕微鏡
JPS61112116A (ja) * 1984-06-29 1986-05-30 ライカ ヘールブルッグ アクチエンゼゲルシャフト 双眠筒を有する顕微鏡
JPS6217722A (ja) * 1986-07-28 1987-01-26 Olympus Optical Co Ltd 単対物双眼立体視顕微鏡
JPH08257036A (ja) * 1995-03-20 1996-10-08 Nikon Corp 手術用顕微鏡
JPH11119111A (ja) * 1997-10-09 1999-04-30 Olympus Optical Co Ltd 実体顕微鏡の光路切換装置
JPH11281894A (ja) * 1998-01-30 1999-10-15 Topcon Corp 立体顕微鏡

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5087730B2 (ja) 立体顕微鏡
US7489442B2 (en) Stereoscopic microscope
JPH0748091B2 (ja) 立体顕微鏡用プリズム系及び立体顕微鏡
US5898518A (en) Stereo microscope arrangement
JP4347029B2 (ja) ステレオ顕微鏡
US6982825B2 (en) Stereomicroscope
JPS61172111A (ja) 実体顕微鏡
JP2006504989A5 (ja)
JP2006504989A (ja) ステレオ顕微鏡又はステレオ顕微鏡の付加ユニット
KR101478270B1 (ko) 가변 3차원 실체 현미경 어셈블리
US7593156B2 (en) Microscope with micro-mirrors for optional deflection and/or beam splitting
JP2004287443A (ja) 顕微鏡、とりわけ立体顕微鏡
US5543962A (en) Binocular stereoscopic microscope
JP5629904B2 (ja) ビームスプリッタ装置を備える立体顕微鏡
US7423807B2 (en) Ophthalmoscopic stereomicroscope with correction component
JP2004109488A (ja) 実体顕微鏡
JPH0876030A (ja) 屈曲した覗き方向を有する立体内視鏡
JP2002148523A (ja) 双眼顕微鏡及び該顕微鏡用光路分割装置
JP5347752B2 (ja) 実体顕微鏡
JP5184752B2 (ja) 実体顕微鏡
WO2020095443A1 (ja) 顕微鏡
JP3479123B2 (ja) 複数画像立体視装置
JP2000330032A (ja) 手術用顕微鏡
JP3962444B2 (ja) 光学拡大装置
JP2002372669A (ja) 高解像力化が可能な実体顕微鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110208