JP5043604B2 - 実体顕微鏡 - Google Patents

実体顕微鏡 Download PDF

Info

Publication number
JP5043604B2
JP5043604B2 JP2007289427A JP2007289427A JP5043604B2 JP 5043604 B2 JP5043604 B2 JP 5043604B2 JP 2007289427 A JP2007289427 A JP 2007289427A JP 2007289427 A JP2007289427 A JP 2007289427A JP 5043604 B2 JP5043604 B2 JP 5043604B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical system
observation
reflecting member
objective lens
microscope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007289427A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009116070A (ja
Inventor
勝広 樋口
宏 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
Priority to JP2007289427A priority Critical patent/JP5043604B2/ja
Priority to EP08018660A priority patent/EP2060945B1/en
Priority to AT08018660T priority patent/ATE503201T1/de
Priority to DE602008005693T priority patent/DE602008005693D1/de
Priority to US12/289,781 priority patent/US7990610B2/en
Publication of JP2009116070A publication Critical patent/JP2009116070A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5043604B2 publication Critical patent/JP5043604B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/0004Microscopes specially adapted for specific applications
    • G02B21/0012Surgical microscopes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/20Surgical microscopes characterised by non-optical aspects
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/18Arrangements with more than one light path, e.g. for comparing two specimens
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/18Arrangements with more than one light path, e.g. for comparing two specimens
    • G02B21/20Binocular arrangements
    • G02B21/22Stereoscopic arrangements

Description

この発明は、実体顕微鏡に関し、特に、二人の観察者が同時に対象物を観察することが可能な実体顕微鏡に関する。
実体顕微鏡は、一般に、観察対象を薄切り標本などに加工することなくそのままの状態で観察することが可能な顕微鏡である。実体顕微鏡には、二人の観察者が同時に対象物を観察できるものがある。このような実体顕微鏡の例として、医療分野(特に眼科や脳神経外科など)で用いられる手術用顕微鏡がある。
特許文献1〜3には、従来の実体顕微鏡(手術用顕微鏡)が開示されている。特許文献1、2に記載の実体顕微鏡は、術者用顕微鏡と助手用顕微鏡とを有する。助手用顕微鏡は、術者用顕微鏡に対し、対物レンズの中心を軸として回転可能に設けられている。
このような実体顕微鏡の光学系の一部を図13及び図14に示す。この実体顕微鏡1000は、観察対象2000の拡大像を観察するための装置である。実体顕微鏡1000は、図示しない照明光学系とともに、主観察光学系1010及び副観察光学系1020を含んで構成される。
手術用顕微鏡においては、主観察光学系1010は術者が使用する術者用顕微鏡の光学系であり、副観察光学系1020は助手が使用する助手用顕微鏡の光学系である。なお、図13においては、術者は紙面奥側(対物レンズ1001の奥側)に位置し、紙面手前側を向いた状態で観察対象2000を観察する。助手は、術者の右側又は左側に位置する。また、照明光学系は、図13の紙面手前側に配設される。
照明光学系は、観察対象2000に照明光を投射するための光学系である。照明光学系は、図14の反射ミラー1031に加えて、図示しない光源、絞り、レンズ等の光学素子を含んで構成される。反射ミラー1031は、対物レンズ1001の上方近傍に配設されている。反射ミラー1031は、光源から出力された照明光を反射し、対物レンズ1001を介して観察対象2000に投射する。
主観察光学系1010は、観察対象2000により反射された照明光を術者用接眼レンズ(図示せず)に導く。主観察光学系1010には、左右一対の光学系が設けられている。それにより双眼による立体観察が可能になる。主観察光学系1010には、変倍レンズ(ズームレンズ)1021L、1021Rとともに、図示しない各種の光学素子が設けられている。
副観察光学系1020は、観察対象2000により反射された照明光を助手用接眼レンズ(図示せず)に導く。副観察光学系1020にも左右一対の光学系が設けられており、双眼による立体観察が可能とされている。副観察光学系1020には、対物レンズ1001の周縁部の上方近傍に設けられた反射部材1022や、レンズ1021などの各種光学部材が設けられている。
主観察光学系1010は、(少なくとも対物レンズ1001の近傍において、)左右の光軸OL、ORが対物レンズ1001の光軸Oと平行になるように配設されている。また、副観察光学系1020は、その光軸OPが対物レンズ1001の光軸Oに直交するように配設されている。
副観察光学系1020は、助手が位置を変更できるように、主観察光学系1010に対する位置を変更できるようになっている。特に、副観察光学系1020は、対物レンズ1001の光軸Oを軸として回転可能に構成されている。副観察光学系1020は、図14に示す軌跡Tに沿って光軸Oの周りを回転する。それにより、助手は、術者の右側又は左側に位置して観察を行うことができる。なお、図14の符号FL、FRは、主観察光学系1010の左右の光学系による観察野を表している。
また、従来の実体顕微鏡には、主観察光学系の左右の観察野を対物レンズの中心に対して非対称に配置し、かつ、観察対象からの反射光を副観察光学系に導く反射部材(上記の反射部材1022に相当する)を対物レンズの中心に配置したものもある。
また、特許文献3には、副観察光学系自体を上方に旋回可能に構成し、それにより助手の観察位置を左右に切り替え可能とした実体顕微鏡が開示されている。
特開2000−330032号公報 特開2004−226828号公報 特開2005−137577号公報
以上のような従来の実体顕微鏡には、次のような問題がある。
まず、図13及び図14に示す実体顕微鏡については、副観察光学系1020を回転させるときに、反射部材やこれを支持する部材が術者の観察野FL、FRを遮るおそれがある。
また、副観察光学系1020を鏡筒1040に対して着脱可能に構成されたものもあるが、副観察光学系1020の位置変更を手作業で行うことは手間が掛かる上、着脱部分の構造が複雑になってしまう。
また、主観察光学系の左右の観察野を対物レンズの中心から非対称に配置した実体顕微鏡については、観察対象を斜め方向から観察することになるため、術者に負担が掛かるおそれがある。
また、副観察光学系を上方に旋回可能に構成した実体顕微鏡については、主観察光学系の鏡筒の形状に制限が生じ、また複雑な旋回機構も必要になる。更に、手術室等の観察室には様々な機器が設置されているため、旋回中の副観察光学系が物や人に衝突するおそれがある。
この発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであり、主たる観察者の観察野を遮ることなく、容易に助手用の観察光学系の位置を変更することが可能な実体顕微鏡を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、対物レンズと、前記対物レンズを介して観察対象に照明光を投射する照明光学系と、前記観察対象により反射され前記対物レンズを経由した前記照明光を第1の接眼レンズに導く第1の観察光学系と、前記対物レンズを経由した前記照明光の反射光を観察するための第2の接眼レンズを含む第2の観察光学系と、前記対物レンズの光軸に平行な軸を中心に前記第2の観察光学系を回転させて、前記第2の観察光学系を互いに対向する第1の位置と第2の位置とに切り替えて配置させる光学系駆動機構と、前記観察対象に投射される前記照明光の光路及び前記第1の観察光学系に入射する前記反射光の光路のそれぞれから退避した位置に設けられ、前記対物レンズを経由した前記反射光を前記光軸と異なる方向に反射する反射部材と、前記光軸に直交する回転軸を中心に前記反射部材を回転させて、前記対物レンズを経由した前記反射光を、前記第1の位置又は前記第2の位置に配置された前記第2の観察光学系に導く反射部材駆動機構と、を備え、前記反射部材駆動機構は、前記光学系駆動機構による前記第2の観察光学系の位置の切り替えに連係して前記反射部材を回転させる、ことを特徴とする実体顕微鏡である。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の実体顕微鏡であって、前記反射部材は、前記光軸を含む面に対して斜設され、前記対物レンズを経由した前記反射光を反射する反射面を有し、前記反射部材駆動機構は、前記面に対して対称な位置に前記反射面が配置されるように前記反射部材を回転させる、ことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の実体顕微鏡であって、前記反射部材は、上端部が前記面に略接するように配設され、かつ、前記上端部から前記対物レンズの縁端方向に向かって傾斜する斜面を有し、前記反射面は、前記斜面に設けられ、前記反射部材駆動機構は、前記面と、前記斜面の下端部を通過しかつ前記面に直交する面との交線を前記回転軸として前記反射部材を回転させることにより、前記反射面を前記対称な位置に配置させる、ことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の実体顕微鏡であって、前記反射部材は、上端部と下端部とが前記面に対して反対側に配置された斜面を有し、前記反射面は、前記斜面に設けられ、前記反射部材駆動機構は、前記面と前記斜面との交線を前記回転軸として前記反射部材を回転させることにより、前記反射面を前記対称な位置に配置させる、ことを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の実体顕微鏡であって、前記光学系駆動機構は、前記第2の観察光学系の回転方向に沿って設けられ、前記第2の観察光学系とともに回転する第1のギアを有し、前記反射部材駆動機構は、前記回転軸に沿って設けられて前記反射部材に接続された軸部材と、前記軸部材に接続され、前記第1のギアに係合し、前記第1のギアの回転に応じて前記軸部材を前記反射部材とともに回転させる第2のギアとを有する、ことを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1に記載の実体顕微鏡であって、前記第2の接眼レンズは、左右一対の接眼レンズを含み、前記第2の観察光学系は、前記対物レンズを経由した照明光を当該左の接眼レンズに導く左観察光学系と、該照明光を当該右の接眼レンズに導く右観察光学系とを含み、前記反射部材は、左右一対の反射面を有し、前記反射部材駆動機構は、前記反射部材を回転させることにより、前記左の反射面により反射された前記反射光を前記左観察光学系に導き、前記右の反射面により反射された前記反射光を前記右観察光学系に導く、ことを特徴とする。
この発明に係る実体顕微鏡は、第1の観察光学系と第2の観察光学系とを有する。ここで、第1の観察光学系は主たる観察者により用いられ、第2の観察はそれ以外の観察者(助手)により用いられる。第2の観察光学系は、対物レンズの光軸に平行な軸を中心に回転可能とされ、互いに対向する第1の位置と第2の位置とに切り替え配置される。
また、この発明に係る実体顕微鏡には、観察対象により反射されて対物レンズを経由した照明光の反射光を、対物レンズの光軸と異なる方向に反射する反射部材が設けられている。反射部材は、観察対象に向かう照明光の光路や、第1の観察光学系に入射する反射光の光路から退避した位置に設けられる。
更に、この発明に係る実体顕微鏡には、対物レンズの光軸に直交する回転軸を中心に反射部材を回転させて、観察対象により反射されて対物レンズを経由した反射光を第1の位置又は第2の位置に配置された第2の観察光学系に導く反射部材駆動機構が設けられている。
このように構成された実体顕微鏡によれば、対物レンズの光軸に直交する回転軸を中心として反射部材を回転させることができるので、主たる観察者の観察野を遮ることなく第2の観察光学系の位置を変更することが可能である。
この発明に係る実体顕微鏡の実施形態の一例について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下の実施形態では、実体顕微鏡の具体例として、眼科用の手術用顕微鏡について説明する。なお、これ以外の実体顕微鏡についても、以下の実施形態で説明する構成を適宜に適用することが可能である。
[外観構成]
まず、図1〜図3を参照しながら、この実施形態に係る手術用顕微鏡の外観構成を説明する。手術用顕微鏡1は、被手術眼Eの手術において、手術野を観察するために使用される。
手術用顕微鏡1の支柱2の上端には、第1アーム3の一端が接続されている。第1アーム3の他端には、第2アーム4の一端が接続されている。第2アーム4の他端には、駆動装置5が接続されている。駆動装置5には、術者用顕微鏡6が懸架されている。術者用顕微鏡6には、助手用顕微鏡7が付設されている。
手術用顕微鏡1には、フットスイッチ8が設けられている。術者は、フットスイッチ8を足で操作することで手術用顕微鏡1に所望の動作を実行させる。駆動装置5は、フットスイッチ8等を用いた操作に対応し、術者用顕微鏡6や助手用顕微鏡7を3次元的に移動させる。駆動装置5は、モータ等のアクチュエータを含んで構成される。
術者用顕微鏡6の鏡筒部10には、各種の光学系や駆動系が収納されている。鏡筒部10の上部には、インバータ部12が設けられている。インバータ部12は、倒像を正立像に変換する光学ユニットである。インバータ部12の上部には、左右の接眼部11L、11Rが設けられている。接眼部11L、11Rには、それぞれ接眼レンズが設けられている(後述)。また、鏡筒部10の下端には、対物レンズ15が設けられている。
術者用顕微鏡6には、保持アーム14の上端部が連結されている。保持アーム14の下端部には、前置レンズ13が保持されている。前置レンズ13は、照明光を集束させて被手術眼Eの眼内を照明する。前置レンズ13としては、異なる屈折力(たとえば40D、80D、120D等)を有する複数個のレンズが用意されており、これらが択一的に保持アーム14に装着される。
保持アーム14の上端部は、上下方向に回動可能に枢設されている。それにより、前置レンズ13は、被手術眼Eと対物レンズ15との間の位置に挿脱可能とされる。前置レンズ13が挿入される位置(使用位置)は、対物レンズ15の光軸上の位置であり、かつ、対物レンズ15の前側焦点位置と被手術眼Eとの間の位置である。
前置レンズ13は、その周囲を取り囲むように形成された保持板141aにより保持される。保持板141aは、枢軸141bを介してアーム部141に接続され、枢軸141bを中心に回動可能とされている。保持板141aには傾斜部141cが形成されている。
アーム部141の上端部分には、コイルスプリング154が巻回されている。アーム部141の上端は、枢軸174aにより収納部174の一端に枢設されている。アーム部141には、術者側から見て左右方向に延びる操作ノブが設けられている(図示せず)。術者は、この操作ノブを把持して保持アーム14を枢軸174a周りに旋回させることにより、前置レンズ13の位置を前述の使用位置と後述の収納位置とに切り替えることができる。
術者用顕微鏡6の本体部6aには、駆動部175が設けられている。駆動部175には、支持部材176を介して昇降アーム171が接続されている。昇降アーム171の上端にはフリンジ部171aが形成され、昇降アーム171が支持部材176から落下するのを防止している。駆動部175は、支持部材176とともに昇降アーム171を上下方向に移動させる。このとき、昇降アーム171とともに前置レンズ13も一体的に移動される。
昇降アーム171の下端には接続部171bが設けられている。接続部171bには、上昇規制部材172が接続されている。上昇規制部材172は、昇降アーム171が所定位置まで上昇されたときに、本体部6a側の上昇規制部材177に当接する。このように、上昇規制部材172、177は、昇降アーム171が所定位置より上方に移動しないように作用する。
接続部171bには、連結ノブ173が設けられている。連結ノブ173を所定方向に回転させると、回転ネジ(図示せず)の先端が連結穴177aに嵌入される。それにより、前置レンズ13、保持アーム14、収納部174等が本体部6aに連結される。この連結状態では、前置レンズ13等の移動が禁止される。
上昇規制部材172には、収納部174が接続されている。収納部174は、保持アーム14(及び前置レンズ13)を収納する。図3は、保持アーム14が収納された状態を表している。収納部174の下面には、収納部174の長手方向に沿って凹状の収納部が形成されている。保持アーム14は、枢軸174aを中心に旋回されることにより、この収納部内に収納される。
保持アーム14が収納された状態では、図3に示すように、前置レンズ13のレンズ面が上下方向を向いた状態となる。これは、保持板141aの傾斜部141cと、収納部174の端部に取り付けられた接触部材174bとの作用による。すなわち、枢軸174aを中心にアーム部141が上方に旋回されると、傾斜部141cが接触部材174bに接触し、傾斜部141cに案内されて保持板141aが枢軸141bを中心に回転する。それにより、前置レンズ13は、図3に示すような状態で当該収納位置に配置される。
一方、図2に示す前置レンズ13は、被手術眼Eと対物レンズ15との間の使用位置に配置された状態を表している。この状態から前置レンズ13を収納する場合、術者は、前述の操作ノブを把持して保持アーム14を上方に旋回させることで、前置レンズ13と保持アーム14を収納部174に収納する。また、これとは逆の要領で保持アーム14を下方に旋回させることにより、収納状態の前置レンズ13を使用位置に配置させることができる。
収納部174は、上昇規制部材172に対して着脱可能に形成されている。これは、前置レンズ13や保持アーム14を滅菌する際などに術者用顕微鏡6から取り外すためである。収納部174から前置レンズ13までは一体的に構成されている。前置レンズ13等を取り外した状態では、手術用顕微鏡1は、前置レンズ13の無い手術用顕微鏡として使用できる。
[光学系の構成]
続いて、図4〜図8を参照しつつ、手術用顕微鏡1の光学系について説明する。ここで、図4は、術者から見て左側から光学系を見た図である。また、図5は、術者側から光学系を見た図である。なお、この実施形態において、上下、左右、前後等の方向は、特に言及しない限り術者側から見た方向とする。なお、上下方向については、対物レンズ15から観察対象(被手術眼E)に向かう方向を下方とし、これの反対方向を上方とする。
〔観察光学系〕
観察光学系30は、この発明の「第1の観察光学系」の一例である。観察光学系30は、図5に示すように左右一対設けられている。左側の観察光学系30Lを左観察光学系と呼び、右側の観察光学系30Rを右観察光学系と呼ぶ。符号OLは左観察光学系30Lの光軸(観察光軸)を示し、符号ORは右観察光学系30Rの光軸(観察光軸)を示す。左右の観察光学系30L、30Rは、対物レンズ15の光軸Oを挟むように配設されている。
左右の観察光学系30L、30Rは、それぞれ、ズームレンズ系31、ビームスプリッタ32(右観察光学系30Rのみ)、結像レンズ33、像正立プリズム34、眼幅調整プリズム35、視野絞り36及び接眼レンズ37を有する。ズームレンズ系31は複数のズームレンズ31a、31b、31cを含んでいる。
右観察光学系30Rのビームスプリッタ32は、被手術眼Eから観察光軸ORに沿って導光された観察光の一部を分離してTVカメラ撮像系に導く。このTVカメラ撮像系は、結像レンズ54、反射ミラー55及びTVカメラ56を含んで構成される。
TVカメラ56は撮像素子56aを備えている。撮像素子56aは、たとえば、CCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサや、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等によって構成される。撮像素子56aとしては、たとえば2次元の受光面を有するものが用いられる。
手術用顕微鏡1の使用時には、撮像素子56aの受光面は、たとえば、角膜Ecの表面と光学的に共役な位置、又は、角膜曲率半径の1/2だけ角膜頂点から深さ方向に離れた位置と光学的に共役な位置に配置される。
助手用顕微鏡7は、術者を補助する助手が用いる顕微鏡である。助手用顕微鏡7は、対物レンズ15を経由する左右の観察光路を形成する光学系(助手用光学系)を備える。助手用光学系は、図5に示すように、結像レンズ51、反射ミラー52及び接眼レンズ53を含んで構成される。助手用光学系は、この発明の「第2の観察光学系」の一例である。
反射部材50は、対物レンズ15の上方、かつ、対物レンズ15の中心部近傍に設けられている。被手術眼Eからの観察光は、対物レンズ15を経由して反射部材50に入射して反射面で反射されて助手用顕微鏡7に導かれる。助手用顕微鏡7に入射した観察光は、左右の結像レンズ51によりそれぞれ集光され、左右の反射ミラー52によりそれぞれ反射されて左右の接眼レンズ53にそれぞれ導かれる。助手用顕微鏡7の光学系の入射瞳は、反射部材50の反射面上に形成される。
なお、図示は省略するが、助手用顕微鏡7に専用のズームレンズ系を設けてもよい。その場合、助手側のズーム倍率を術者側のズーム倍率(ズームレンズ系31によるズーム倍率)に連動させることが望ましい。
〔照明光学系〕
照明光学系20は、図4に示すように、照明光源21、光ファイバ21a、出射口絞り26、コンデンサレンズ22、照明野絞り23、スリット板24、コリメータレンズ27及び照明プリズム25を含んで構成される。
照明野絞り23は、対物レンズ15の前側焦点位置Fと光学的に共役な位置に設けられている。また、スリット板24のスリット穴24aは、前側焦点位置Fに対して光学的にほぼ共役な位置に形成されている。更に、被手術眼Eの観察時には、対物レンズ15の前側焦点位置Fが眼底Erに共役になるように、鏡筒部10の上下位置が調整される。
照明光源21は、術者用顕微鏡6の鏡筒部10の外部に設けられている。照明光源21には光ファイバ21aの一端が接続されている。光ファイバ21aの他端は、鏡筒部10内のコンデンサレンズ22に臨む位置に配置されている。照明光源21から出力された照明光は、光ファイバ21aにより導光されてコンデンサレンズ22に入射する。
光ファイバ21aの出射口(コンデンサレンズ22側のファイバ端)に臨む位置には、出射口絞り26が設けられている。出射口絞り26は、光ファイバ21aの出射口の一部領域を遮蔽するように作用する。出射口絞り26による遮蔽領域が変更されると、照明光の出射領域が変更される。それにより、照明光による照射角度、つまり被手術眼Eに対する照明光の入射方向と対物レンズ15の光軸Oとが成す角度などを変更することができる。
スリット板24には、照明プリズム25の反射面25aの形状に応じた形状を有する複数のスリット穴24aが設けられている。スリット板24は、遮光性を有する円盤状の部材により形成されている。このように、スリット板24は、所定形状の断面の照明光を生成するように作用する。
また、スリット板24は、図示しない駆動機構により、照明光軸O′に直交する方向(図4に示す矢印Aの方向)に移動され、照明光軸O′に挿脱される。
コリメータレンズ27は、スリット穴24aを通過した照明光を平行光束にする。平行光束になった照明光は、照明プリズム25の反射面25aにて反射されて対物レンズ15に入射し、更に前置レンズ13を経由して被手術眼Eに投射される。
被手術眼Eに投射された照明光は、角膜Ecを透過して眼内に入射する。このとき、照明光の一部は角膜Ecにより反射される。眼内に入射した照明光は、水晶体Elや眼底Erに照射されて反射される。
被手術眼E(角膜Ec、水晶体El、眼底Er等)による照明光の反射光(観察光と呼ぶことにする)は、前置レンズ13及び対物レンズ15を経由して、観察光学系30に入射する。このとき、観察光の一部は、反射部材50により反射されて助手用顕微鏡7の光学系(助手用光学系)に入射する。このような構成により、術者や助手による被手術眼Eの拡大像の観察が可能になる。
[観察光の導光態様]
図6〜図8を参照し、観察光を助手用顕微鏡7に導く構成について説明する。ここで、図6は、術者の反対側(照明光学系20の側)から見た図である。また、図7は、助手用顕微鏡7の反対側(術者の左側)から見た図である。また、図8は上方から見た図である。また、図6及び図7においては、鏡筒部10のみ断面図として表されている。
反射部材50は、図6及び図7に示すように、術者側と照明光学系20側とを結ぶ方向を長手方向とし、短手方向の断面が直角三角形の三角柱状に形成されている。反射部材50は、図6及び図8の両側矢印に示すように、その配置状態が符号「I」に示す状態と符号「II」に示す状態とに切り替えられる。
符号「I」の配置状態において、三角柱状の反射部材50は、術者側の端面と、照明光学系20側の端面と、上記断面の直角部分から上方に延びる第1の側面と、当該直角部分から水平方向に延びる第2の側面と、当該直角部分に対向する斜面50aとを有している。反射部材50が符号「II」の配置状態にされると、第1の側面が水平方向に配置され、第2の側面が上下方向に配置される。このとき、斜面50aは、その向きを90°変える。
斜面50aには、二つの反射面50b、50cが設けられている。反射面50bは照明光学系20側に設けられ、反射面50cは術者側に設けられている。各反射面50b、50cは、斜面50aの内面側に照射された光を反射するように作用する。各反射面50b、50cは、たとえば、反射部材50の内部側を向いて斜面50aに固着された鏡により構成することができる。
反射部材50の上記直角部分には、軸部材62が固着されている。軸部材62の照明光学系20側の端部は、ギア61に固着されている。ギア61と軸部材62は、図7及び図8に示す回転軸Aを中心として一体的に回転可能に設けられている。
鏡筒部10の一部は、上下方向を軸とする円筒形に形成されている。鏡筒部10の一部(少なくとも図6及び図7に示す部分)は、たとえば従来と同様の機構(光学系駆動機構)により、助手用顕微鏡7とともに水平方向に回転可能とされている。なお、少なくとも接眼部11L、11Rは、助手用顕微鏡7とともに回転しないようになっている。
鏡筒部10には、助手用顕微鏡7(助手用光学系)に観察光を導くための孔部10L、10Rが形成されている。孔部10Lは、術者から見て左側に配置された状態の助手用顕微鏡7に観察光を導くためのものであり、孔部10Rは、術者から見て右側に配置された状態の助手用顕微鏡7に観察光を導くためのものである。
鏡筒部10の内壁面には、周方向に沿って凹凸が配列されたギア60が設けられている。ギア60は、鏡筒部10の内壁面に固着されている。上方から見ると、ギア60は、鏡筒部10の内壁面に円形状又は円弧状に設けられている。ギア60は、その上面側に歯車としての凹凸を有している。ギア60の凹凸には、ギア61の外周面の凹凸が係合されている。
このような構成により、助手用顕微鏡7を回転させると、これと一体的に鏡筒部10(の一部)及びギア60が回転し、ギア60に係合するギア61が軸部材62とともに回転し、軸部材62とともに反射部材50が軸Aを中心として回転する。
ここで、反射部材50は、たとえば助手用顕微鏡7の回転方向に応じて、符号「I」の状態から符号「II」の状態まで、又は、符号「II」の状態から符号「I」の状態まで回転する。
具体例として、助手用顕微鏡7が図6の左方向から右方向に移動された場合(つまり、術者から見て右側から左側に移動された場合)、反射部材50は符号「I」の状態から符号「II」の状態に移動する。逆に、助手用顕微鏡7が図6の右方向から左方向に移動された場合(つまり、術者から見て左側から右側に移動された場合)、反射部材50は符号「II」の状態から符号「I」の状態に移動する。なお、助手用顕微鏡7は、術者の反対側、つまり照明光学系20側を経由して回転されるものとする。
なお、この実施形態では、助手用顕微鏡7と鏡筒部10とを一体的に回転させるように構成しているが、鏡筒部10に対して助手用顕微鏡7を相対的に回転させるように構成することも可能である。この場合、ギア60は、鏡筒部10の内壁面ではなく、助手用顕微鏡7とともに回転する部位に、その回転方向に沿って設けられる。更に、この場合には、助手用顕微鏡7の回転の中心軸は、対物レンズ15の光軸Oに一致している必要はない。ただし、助手用顕微鏡7を水平方向に回転させるために(つまり、助手用顕微鏡7を光軸Oに直交する面内で回転させるために)、当該中心軸を光軸Oと平行に配設することが望ましい。なお、水平方向から傾斜した面内で助手用顕微鏡7を回転させる場合には、当該中心軸は光軸Oに平行である必要はない。
[作用]
図9及び図10を更に参照しつつ、手術用顕微鏡1の作用を説明する。図9及び図10は、それぞれ、反射部材50の近傍の光学系を照明光学系20側から見た図である。
図9は、術者から見て右側に助手用顕微鏡7が配置されているときの光学系の態様を表している。この場合、図6及び図8に実線で示すように、反射部材50は、斜面光軸Oの左側に配置される。
被手術眼Eに投影された照明光の反射光(観察光)は、(図示しない前置レンズ13及び)対物レンズ15を介して左右の観察光軸OL、ORに沿って導かれる。それにより、術者は、被手術眼Eの拡大像を双眼で観察することができる。なお、図8に示す符号FL、FRは、術者用顕微鏡6による左右の観察野を表している。
このとき、観察光の一部(助手用光学系の光軸O′Rの近傍の光)は、反射部材50により右側に反射されて光軸O′Rに沿って進行し、助手用顕微鏡7に入射する。このとき、光軸O′Rは、図7に示すように、左右一対の光軸O′b、O′cを含んでいる。光軸O′bは反射面50bを通過する光軸であり、光軸O′cは反射面50cを通過する光軸である。反射面50bにより反射された観察光は、助手から見て右側の接眼レンズ53に導かれる。一方、反射面50cにより反射された観察光は、助手から見て左側の接眼レンズ53に導かれる。それにより、術者の右側にいる助手は、被手術眼Eの拡大像を双眼で観察することができる。
助手等は、必要に応じて、術者から見て左側に助手用顕微鏡7を移動させる。そうすると、ギア60、61及び軸部材62により反射部材50が軸Aを中心に回転し、光軸Oの右側(符号「II」で示す位置)に移動する。このとき、反射部材50は、図6の両側矢印で示すように、斜面50aが上方を経由するようにして回転する。
なお、助手用顕微鏡7の移動距離(右から左までの移動距離)と、反射部材50の回転角度(左から右までの回転角度:90°)とが一致するように、ギア60、61の間のギア比が設定されている。また、反射部材50が符号「II」の状態よりも回転しないように(90°を超えて回転しないように)、ギア60、61に遊びを持たせるようにしてもよい。このような構成は、助手用顕微鏡7を逆方向に回転させる場合も同様である。
図10は、術者から見て左側に助手用顕微鏡7が配置されているときの態様を表している。この場合、図6及び図8に点線で示すように、反射部材50は、斜面光軸Oの右側に配置される。
この状態においても、被手術眼Eに投影された照明光の反射光(観察光)は、(図示しない前置レンズ13及び)対物レンズ15を介して左右の観察光軸OL、ORに沿って導かれる。それにより、術者は、被手術眼Eの拡大像を双眼で観察することができる。このときの観察野は、助手用顕微鏡7の移動前と同じく、図8に符号FL、FRで示す領域である。
また、観察光の一部(助手用光学系の光軸O′Lの近傍の光)は、反射部材50により左側に反射されて光軸O′Lに沿って進行し、助手用顕微鏡7に入射する。このとき、光軸O′Lは、図7に示すように、左右一対の光軸O′b、O′cを含んでいる。反射面50bにより反射された観察光は、助手から見て左側の接眼レンズ53に導かれる。一方、反射面50cにより反射された観察光は、助手から見て右側の接眼レンズ53に導かれる。それにより、術者の左側に移動した助手は、右側にいたときと同様に、被手術眼Eの拡大像を双眼で観察することができる。
助手等は、必要に応じて、術者から見て右側に助手用顕微鏡7を移動させることができる。そうすると、上記とは逆方向に反射部材50が回転して図9に示す状態に戻る。
[効果]
以上のように作用する手術用顕微鏡1の効果を説明する。
手術用顕微鏡1の助手用顕微鏡7(助手用光学系)は、対物レンズ15の光軸Oに平行な軸(光軸O自身であってもよい)を中心に回転可能とされている。それにより、助手等は、互いに対向する二つの位置(術者の右側と左側)に助手用顕微鏡7を切り替え配置させることができる。これら二つの位置は、この発明の「第1の位置」及び「第2の位置」に相当する。
また、手術用顕微鏡1には、対物レンズ15を経由した観察光を光軸Oと異なる方向(右方向又は左方向)に反射する反射部材50が設けられている。反射部材50は、被手術眼E(観察対象)に投射される照明光の光路や、観察光学系30に入射する照明光の光路から退避した位置に設けられることが望ましい。
また、反射部材50は、一対の反射面50b、50cが設けられた斜面50aを有する。斜面50aは、対物レンズ15の反対側の端部(上端部)が光軸Oを含む面に(ほぼ)接するように配設され、当該上端部から対物レンズ15の縁端方向に向かって傾斜するように配設される。ここで、光軸Oを含む面は、助手用光学系の光軸O′L(O′R)と同方向の法線を有する面である。
更に、手術用顕微鏡1には、光軸Oに直交する軸Aを中心に反射部材50を回転させる機構(反射部材駆動機構)が設けられている。この反射部材駆動機構は、ギア60、61及び軸部材62を含んで構成される。なお、軸Aは、斜面50aの下端部を通過しかつ光軸Oを含む面に直交する面(つまり、反射部材50の下側の面:図6等を参照)と、光軸Oを含む面との交線上に位置している。
反射部材50は、この反射部材駆動機構によって回転されることにより、光軸Oを含む面に対して対称な二つの位置に切り替え配置される。それにより、反射部材50は、対物レンズ15を経由した観察光を、第1の位置又は前記第2の位置(術者の右側又は左側)に切り替え配置された助手用顕微鏡7に導くように作用する。
このような手術用顕微鏡1によれば、助手用顕微鏡7の位置を切り替えるときに、軸Aを中心に反射部材50を回転させて新たな位置の助手用顕微鏡7に観察光を導くことができるので、術者の観察野を遮ることなく助手用顕微鏡7(助手用光学系)の位置を変更することが可能である。
また、手術用顕微鏡1によれば、助手用顕微鏡7の位置の切り替えに連係して反射部材50が自動的に回転されるように構成されているので、助手用顕微鏡7の位置の切り替えを容易に行うことができる。特に、助手用顕微鏡7を一旦取り外して位置を切り替える従来の実体顕微鏡と比較して容易に位置の切り替えを行うことができ、更に、ギア60、61や軸部材62などからなる簡易な構造によって助手用顕微鏡7の位置の切り替えが可能となっている。
また、手術用顕微鏡1によれば、術者用の観察光学系30の左右の観察野FL、FRが、対物レンズ15の中心(光軸O)に対して対称な位置に配置されているので、術者は被手術眼Eを真上から観察することができる。それにより、観察対象を斜め方向から観察する従来の実体顕微鏡と比較して、術者に掛かる負担を軽減することが可能である。
また、手術用顕微鏡1によれば、助手用顕微鏡7を水平方向に回転するように構成されているので、助手用顕微鏡を上方に旋回可能な従来の実体顕微鏡の問題、つまり、鏡筒の形状の制限や、鏡筒上方の物体等への衝突のおそれなどの問題を解決することができる。
[変形例]
以上に詳述した構成は、この発明に係る実体顕微鏡を実施するための一例に過ぎない。よって、この発明の要旨の範囲内における任意の変形を適宜に施すことが可能である。以下、このような変形の一例を説明する。なお、上記実施形態と同様の部位については、図示の有無に関わらず、同じ符号を用いて説明することにする。
前述の手術用顕微鏡1の変形例の構成を図11に示す。前述の手術用顕微鏡1においては、反射部材50の断面の直角部分を軸として反射部材50を回転することにより、右側又は左側に位置された助手用顕微鏡7に観察光を導くように構成されているが、この変形例では、これとは異なる構成で反射部材50を回転させる。
この変形例に係る手術用顕微鏡(実体顕微鏡)は、上記実施形態と同様の構成を備えている。ただし、この手術用顕微鏡の反射部材50は、上記実施形態と異なる位置に配設される。つまり、反射部材50は、その斜面50aの対物レンズ15側の端部(下端部)と、対物レンズ15の反対側の端部(上端部)とが、光軸Oを含む面に対して反対側に位置するように配設される。
ここで、光軸Oを含む面は、図11や図12の紙面に直交する方向に延びる平面(すなわち、助手用顕微鏡7の光軸O′R(又は光軸O′L)方向の法線を有する平面)を意味する。図11及び図12に示す構成では、斜面50aは、その上下方向の中心位置が光軸Oを含む面と交わっている。斜面50aには、図7に示したように、反射部材50に入射した光を反射する左右の反射面が設けられている(図示せず)。
更に、この変形例に係る手術用顕微鏡には、上記実施形態と同様のギアや軸部材が設けられている。より具体的に説明すると、鏡筒部10の内壁面には、上記実施形態のギア60と同様のギアが設けられている。また、反射部材50の照明光学系20側の端面と斜面50aとの交差部分には、上記実施形態の軸部材62と同様の軸部材が固着されている。この軸部材は、術者側と照明光学系20側とを結ぶ方向に延びる軸A′に沿って設けられている。この軸部材は、たとえば、反射部材50から突出するように設けられる。また、斜面50a上にこの軸部材を固着するようにしてもよい。すなわち、この軸部材は、反射面を経由する光の光路を外した任意の位置に設けることが可能である。
このような機構(反射部材駆動機構)を設けることにより、反射部材50は、斜面50aと光軸Oを含む面との交線、つまり軸A′を回転軸として回転可能とされる。特に、図11及び図12に示すように、光軸Oを含む面に対して斜面50a(左右の反射面)が対称な位置に配置されるように、反射部材50は回転可能とされる。
図11に示すように反射部材50が配置されている場合(術者からみて右側に助手用顕微鏡7が位置するものとする)、対物レンズ15を経由した観察光の一部(光軸Oの近傍の光)は、反射部材50の左右の反射面により反射されて助手用顕微鏡7に導かれる。それにより、術者の右側にいる助手は、観察対象を双眼で観察することができる。
助手等は、必要に応じて、術者から見て左側に助手用顕微鏡7を移動させる。そうすると、上記の反射部材駆動機構により反射部材50が軸A′を中心に回転し、図12に示す位置まで移動する。このとき、反射部材50は、斜面50aが上方を経由するようにして回転する。
なお、助手用顕微鏡7の移動距離(右から左までの移動距離)と、反射部材50の回転角度(90°)とが一致するように、反射部材駆動機構のギア比は設定されている。また、反射部材50が図12の状態よりも回転しないように(90°を超えて回転しないように)、ギアに遊びを持たせるようにしてもよい。このような構成は、助手用顕微鏡7を逆方向に回転させる場合も同様である。
術者から見て左側に助手用顕微鏡7が配置されている場合、反射部材50は、図12に示すように斜面50aを右上に向けるようにして配置される。この状態において、反射部材50は、対物レンズ15を経由した観察光の一部(光軸Oの近傍の光)を反射して助手用顕微鏡7に導く。それにより、術者の左側にいる助手は、観察対象を双眼で観察することができる。
助手用顕微鏡7が右側に移動されると、反射部材50が上記と逆方向に回転して図11の配置状態に戻る。
このような変形例によれば、助手用顕微鏡7の位置を切り替えるときに、軸A′を中心に反射部材50を回転させて新たな位置の助手用顕微鏡7に観察光を導くことができるので、術者の観察野を遮ることなく助手用顕微鏡7(助手用光学系)の位置を変更することが可能である。
その他の変形例について説明する。助手用顕微鏡7の回転移動は、助手等が助手用顕微鏡7を把持して手動で行ってもよいし、所定のスイッチに対する操作に応じて電動で行ってもよい。後者の場合には、助手用顕微鏡7の鏡筒や、鏡筒部10や、フットスイッチ8に当該スイッチが設けられ、モータ等のアクチュエータを備えた光学系駆動機構が設けられる。
反射部材50の向きを切り替える動作についても、アクチュエータを備えた反射部材駆動機構によって電動で行うようにしてもよい。
また、助手用顕微鏡7の移動に連係して反射部材50の向きを切り替える必要はなく、それぞれの動作を個別に行うように構成してもよい。
反射部材50の形状は、上記実施形態のような三角柱状に限定されるものではなく、任意の形状であってもよい。また、個別の二つの反射部材を設け、各反射部材に反射面を設けるようにしてもよい。この場合、反射部材駆動機構は、各反射部材を個別に移動させるように作用する。
上記実施形態では、双眼で観察可能な助手用顕微鏡7を用いているが、単眼のみの観察が可能な助手用顕微鏡を適用することも可能である。この場合、反射部材50には、単一の反射面が設けられる。また、双眼観察と単眼観察の双方を切り替えて行うことが可能な助手用顕微鏡を適用することも可能である。
また、上記実施形態では、左右二つの位置に助手用顕微鏡7を切り替え配置可能とされているが、助手用顕微鏡を配置可能な位置(方向及び数)は任意である。助手用顕微鏡が各位置に配置されたとき、反射部材は当該位置の助手用顕微鏡に観察光を導くように向きが変更される。
上記実施形態では、前置レンズ13を備えた手術用顕微鏡について説明したが、前置レンズを具備しない手術用顕微鏡(実体顕微鏡)についてもこの発明を適用することが可能である。また、眼科分野の手術用顕微鏡以外の任意の実体顕微鏡についても、この発明を同様に適用することが可能である。
この発明に係る実体顕微鏡(手術用顕微鏡)の実施形態の外観構成の一例を表す概略図である。 この発明に係る実体顕微鏡(手術用顕微鏡)の実施形態の外観構成の一例を表す概略図である。 この発明に係る実体顕微鏡(手術用顕微鏡)の実施形態の外観構成の一例を表す概略図である。 この発明に係る実体顕微鏡(手術用顕微鏡)の実施形態の光学系の構成の一例を表す概略図である。 この発明に係る実体顕微鏡(手術用顕微鏡)の実施形態の光学系の構成の一例を表す概略図である。 この発明に係る実体顕微鏡(手術用顕微鏡)の実施形態の光学系の構成の一例を表す概略図である。 この発明に係る実体顕微鏡(手術用顕微鏡)の実施形態の光学系の構成の一例を表す概略図である。 この発明に係る実体顕微鏡(手術用顕微鏡)の実施形態の光学系の構成の一例を表す概略図である。 この発明に係る実体顕微鏡(手術用顕微鏡)の実施形態の作用を説明するための概略図である。 この発明に係る実体顕微鏡(手術用顕微鏡)の実施形態の作用を説明するための概略図である。 この発明に係る実体顕微鏡(手術用顕微鏡)の実施形態の変形例の作用を説明するための概略図である。 この発明に係る実体顕微鏡(手術用顕微鏡)の実施形態の変形例の作用を説明するための概略図である。 従来の実体顕微鏡の光学系の構成の一部を表す概略図である。 従来の実体顕微鏡の光学系の構成の一部を表す概略図である。
符号の説明
1 手術用顕微鏡(実体顕微鏡)
6 術者用顕微鏡
7 助手用顕微鏡
10 鏡筒部
15 対物レンズ
20 照明光学系
30 観察光学系
50 反射部材
50a 斜面
50b、50c 反射面
60、61 ギア
62 軸部材
O 対物レンズの光軸

Claims (6)

  1. 対物レンズと、
    前記対物レンズを介して観察対象に照明光を投射する照明光学系と、
    前記観察対象により反射され前記対物レンズを経由した前記照明光を第1の接眼レンズに導く第1の観察光学系と、
    前記対物レンズを経由した前記照明光の反射光を観察するための第2の接眼レンズを含む第2の観察光学系と、
    前記対物レンズの光軸に平行な軸を中心に前記第2の観察光学系を回転させて、前記第2の観察光学系を互いに対向する第1の位置と第2の位置とに切り替えて配置させる光学系駆動機構と、
    前記観察対象に投射される前記照明光の光路及び前記第1の観察光学系に入射する前記反射光の光路のそれぞれから退避した位置に設けられ、前記対物レンズを経由した前記反射光を前記光軸と異なる方向に反射する反射部材と、
    前記光軸に直交する回転軸を中心に前記反射部材を回転させて、前記対物レンズを経由した前記反射光を、前記第1の位置又は前記第2の位置に配置された前記第2の観察光学系に導く反射部材駆動機構と、
    を備え
    前記反射部材駆動機構は、前記光学系駆動機構による前記第2の観察光学系の位置の切り替えに連係して前記反射部材を回転させる、
    ことを特徴とする実体顕微鏡。
  2. 前記反射部材は、前記光軸を含む面に対して斜設され、前記対物レンズを経由した前記反射光を反射する反射面を有し、
    前記反射部材駆動機構は、前記面に対して対称な位置に前記反射面が配置されるように前記反射部材を回転させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の実体顕微鏡。
  3. 前記反射部材は、上端部が前記面に略接するように配設され、かつ、前記上端部から前記対物レンズの縁端方向に向かって傾斜する斜面を有し、
    前記反射面は、前記斜面に設けられ、
    前記反射部材駆動機構は、前記面と、前記斜面の下端部を通過しかつ前記面に直交する面との交線を前記回転軸として前記反射部材を回転させることにより、前記反射面を前記対称な位置に配置させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の実体顕微鏡。
  4. 前記反射部材は、上端部と下端部とが前記面に対して反対側に配置された斜面を有し、
    前記反射面は、前記斜面に設けられ、
    前記反射部材駆動機構は、前記面と前記斜面との交線を前記回転軸として前記反射部材を回転させることにより、前記反射面を前記対称な位置に配置させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の実体顕微鏡。
  5. 前記光学系駆動機構は、前記第2の観察光学系の回転方向に沿って設けられ、前記第2の観察光学系とともに回転する第1のギアを有し、
    前記反射部材駆動機構は、前記回転軸に沿って設けられて前記反射部材に接続された軸部材と、前記軸部材に接続され、前記第1のギアに係合し、前記第1のギアの回転に応じて前記軸部材を前記反射部材とともに回転させる第2のギアとを有する、
    ことを特徴とする請求項に記載の実体顕微鏡。
  6. 前記第2の接眼レンズは、左右一対の接眼レンズを含み、
    前記第2の観察光学系は、前記対物レンズを経由した照明光を当該左の接眼レンズに導く左観察光学系と、該照明光を当該右の接眼レンズに導く右観察光学系とを含み、
    前記反射部材は、左右一対の反射面を有し、
    前記反射部材駆動機構は、前記反射部材を回転させることにより、前記左の反射面により反射された前記反射光を前記左観察光学系に導き、前記右の反射面により反射された前記反射光を前記右観察光学系に導く、
    ことを特徴とする請求項1に記載の実体顕微鏡。
JP2007289427A 2007-11-07 2007-11-07 実体顕微鏡 Active JP5043604B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007289427A JP5043604B2 (ja) 2007-11-07 2007-11-07 実体顕微鏡
EP08018660A EP2060945B1 (en) 2007-11-07 2008-10-24 Stereomicroscope
AT08018660T ATE503201T1 (de) 2007-11-07 2008-10-24 Stereomikroskop
DE602008005693T DE602008005693D1 (de) 2007-11-07 2008-10-24 Stereomikroskop
US12/289,781 US7990610B2 (en) 2007-11-07 2008-11-04 Stereomicroscope with repositioning assistant's microscope

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007289427A JP5043604B2 (ja) 2007-11-07 2007-11-07 実体顕微鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009116070A JP2009116070A (ja) 2009-05-28
JP5043604B2 true JP5043604B2 (ja) 2012-10-10

Family

ID=40328485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007289427A Active JP5043604B2 (ja) 2007-11-07 2007-11-07 実体顕微鏡

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7990610B2 (ja)
EP (1) EP2060945B1 (ja)
JP (1) JP5043604B2 (ja)
AT (1) ATE503201T1 (ja)
DE (1) DE602008005693D1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009037022B4 (de) * 2009-08-07 2014-03-20 Carl Zeiss Meditec Ag Operationsmikroskop und Verfahren zum Verschwenken eines Mitbeobachtermikroskop
WO2011068185A1 (ja) * 2009-12-04 2011-06-09 株式会社ニコン 結像光学系及び顕微鏡装置
CN102798981B (zh) * 2012-08-24 2015-06-17 深圳市麟静科技有限公司 仿生3d立体成像系统
CN102928971B (zh) * 2012-11-12 2015-09-09 杨勋 显微镜
JP2014170084A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Mitaka Koki Co Ltd 手術顕微鏡システム
DE102014108811B3 (de) 2014-06-24 2015-11-26 Carl Zeiss Meditec Ag Stereomikroskop mit einem Hauptbeobachterstrahlengang und einem Mitbeobachterstrahlengang
CN104793326A (zh) * 2015-04-30 2015-07-22 麦克奥迪实业集团有限公司 一种具有同轴照明效果的体视显微镜
JP2018027139A (ja) * 2016-08-15 2018-02-22 三鷹光器株式会社 手術顕微鏡システム
KR20200050689A (ko) * 2018-11-02 2020-05-12 삼성전자주식회사 광의 경로를 변경하는 광학부재들을 포함하는 전자 장치
WO2020141497A1 (en) * 2019-01-04 2020-07-09 Ho Jun Eom Mountable dental/surgical microscope
JP2022156622A (ja) * 2021-03-31 2022-10-14 ソニーグループ株式会社 手術システム並びに手術支援方法

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2623955C2 (de) * 1976-05-28 1978-03-02 Fa. Carl Zeiss, 7920 Heidenheim Periskopisches Winkelspiegelsystem mit umschaltbarer Blickrichtung
US4143938A (en) * 1977-02-23 1979-03-13 Designs For Vision, Inc. Microscope apparatus with television and film cameras
DE3229516A1 (de) * 1982-08-07 1984-02-09 Royonic Elektronik Produktionsmaschinen GmbH, 8057 Eching Stereomikroskop
JPS62158413U (ja) * 1986-03-31 1987-10-08
JPH0720652Y2 (ja) * 1986-03-31 1995-05-15 株式会社トプコン 手術用顕微鏡
US5052789A (en) * 1988-09-30 1991-10-01 Storz Instrument Company Multi-user microscope with orientation adjustment and method
JPH04355712A (ja) * 1991-06-03 1992-12-09 Olympus Optical Co Ltd 双眼立体視装置
CH689405A5 (de) * 1994-02-17 1999-03-31 Zeiss Carl Fa Stereomikroskop mit einem Hauptobjektiv variabler Schnittweite
CH689954A5 (de) * 1994-11-19 2000-02-15 Zeiss Carl Fa Stereomikroskop-Anordnung mit geeigneter Beleuchtungseinheit.
US6081371A (en) * 1998-01-06 2000-06-27 Olympus Optical Co., Ltd. Surgical microscope including a first image and a changing projection position of a second image
JP4398003B2 (ja) * 1999-05-24 2010-01-13 オリンパス株式会社 手術用顕微鏡
JP4323031B2 (ja) * 1999-11-29 2009-09-02 オリンパス株式会社 実体顕微鏡
JP2001208979A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Mitaka Koki Co Ltd 立体顕微鏡
JP3944050B2 (ja) * 2001-11-05 2007-07-11 オリンパス株式会社 手術用顕微鏡
DE10255967A1 (de) * 2002-11-29 2004-06-09 Leica Microsystems (Schweiz) Ag Vorrichtung zur Ausspiegelung eines stereoskopischen Beobachtungsstrahlengangs
JP4302404B2 (ja) 2003-01-24 2009-07-29 オリンパス株式会社 手術用顕微鏡
JP4417036B2 (ja) * 2003-06-09 2010-02-17 株式会社トプコン 眼科用手術顕微鏡
US7002738B2 (en) * 2003-06-13 2006-02-21 Leica Microsystems (Schweiz) Ag Stereomicroscope with a co-observer tube
JP2005037577A (ja) 2003-07-18 2005-02-10 Sony Corp 液晶注入方法及び液晶注入装置
JP3999726B2 (ja) 2003-11-06 2007-10-31 オリンパス株式会社 手術用顕微鏡
JP2005070809A (ja) * 2004-11-11 2005-03-17 Mitaka Koki Co Ltd 立体顕微鏡
DE102005040580B4 (de) * 2005-03-22 2018-08-16 Leica Instruments (Singapore) Pte. Ltd. 0°-Assistenteneinrichtung mit schwenkbarem Assistentenmodul für ein Mikroskop
JP2006284989A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Mitaka Koki Co Ltd 立体像撮影用光学アダプター
DE102006050846B4 (de) * 2006-10-27 2009-12-17 Leica Microsystems (Schweiz) Ag Stereomikroskop mit Strahlteilereinrichtung
DE102008001352B4 (de) * 2008-04-23 2009-12-24 Leica Microsystems (Schweiz) Ag Stereomikroskop mit Strahlteilereinrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
US20090116102A1 (en) 2009-05-07
EP2060945A1 (en) 2009-05-20
JP2009116070A (ja) 2009-05-28
EP2060945B1 (en) 2011-03-23
DE602008005693D1 (de) 2011-05-05
US7990610B2 (en) 2011-08-02
ATE503201T1 (de) 2011-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5043604B2 (ja) 実体顕微鏡
JP3943154B2 (ja) 実体顕微鏡の照明手段
WO2009110175A1 (ja) 実体顕微鏡
EP1905349B1 (en) Slit lamp microscope and ophthalmic laser treatment apparatus with the microscope
JP3756561B2 (ja) 実体顕微鏡構造
JP3377238B2 (ja) 細隙灯顕微鏡
US7393103B2 (en) Operation microscope apparatus
JP4417036B2 (ja) 眼科用手術顕微鏡
JP3548916B2 (ja) 実体顕微鏡
JP5517061B2 (ja) 手術用顕微鏡及び補助観察者の顕微鏡を旋回するための方法
JP4674094B2 (ja) 立体観察装置
JP2009297073A (ja) 手術用顕微鏡
JP3534733B2 (ja) 固定高倍率切換型顕微鏡
JP4727356B2 (ja) 医療用立体観察装置
JP2004109488A (ja) 実体顕微鏡
JP7002817B2 (ja) 前置レンズ装置及び眼科用顕微鏡
JP3552737B2 (ja) 手術用顕微鏡
JP2019092725A (ja) 前置レンズ装置及び眼科用顕微鏡
JP2019092844A (ja) 前置レンズ装置及び眼科用顕微鏡
WO2019066027A1 (ja) 前置レンズ装置及び眼科用顕微鏡
WO2020095445A1 (ja) 顕微鏡
JP2019076329A (ja) 前置レンズ装置及び眼科用顕微鏡
JP2004145372A (ja) 固定高倍率切換型顕微鏡
WO2020095443A1 (ja) 顕微鏡
JP2559741Y2 (ja) 手術用顕微鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5043604

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250