JP3548916B2 - 実体顕微鏡 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は実体顕微鏡の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、米国特許第4,361,379号に記載されているような実体顕微鏡が知られている。この実体顕微鏡の光学系では、照明光束と観察光束とに共用のフロントレンズの少なくとも一部をその光軸方向に沿って可動させ、その物点位置を変更することができるようになっている。この種の実体顕微鏡の光学系では、フロントレンズと空気との境界面によって反射された照明光束の反射光が観察光路に混入するのを防止するために、遮光板が光軸に沿って設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、フロントレンズの移動量を小さくして、観察対象が配置されるある物点位置から観察対象が配置される別の物点位置までの間の作動距離の変化量を大きくするには、フロントレンズを2群のレンズとすることが好ましい。図1はそのフロントレンズの模式図を示しており、この図1において、1は凸レンズ、2は凹レンズで、H1は凸レンズ1の前側主平面、H1´は凸レンズ1の後側主平面、H2は凹レンズ2の前側主平面、H2´は凹レンズ2の後側主平面、dは凸レンズ1と凹レンズ2の間の主平面間隔、pは凹レンズ2の後側主平面H2´から物点Bまでの作動距離である。
【0004】
凸レンズ1と凹レンズ2とによりフロントレンズ3が構成されている。ここでは、凹レンズ2は固定レンズとされ、凸レンズ1は可動レンズとされている。
【0005】
今、凸レンズ1の焦点距離をf1、凹レンズ2の焦点距離をf2とすると、作動距離pと主平面間隔dとの関係は下記式によって表わされる。
【0006】
p={(f1−d)×f2}/(f1+f2−d)
ここで、例えば、作動距離pの変化量が、160≦p≦220、主平面間隔dが、31≧d≧15のフロントレンズ3を所望する場合、上記式に基づきf1、f2が求まり、f1=130mm、f2=−200mmとなる。
【0007】
ここで、実体顕微鏡の光学系において通常所望されている半画角は、8度前後であり、左右の観察光路K1、K2と照明光路S1との関係を図示すると、図2(a)に示すようになる。この図2(a)は図3(a)の位置q1における光学系の光路の断面を示している。
【0008】
観察光束L1と照明光束L2とは半画角8度前後で広がることになるので、凸レンズ1を図3(a)に示す位置X1から図3(b)に示す位置X1´までの間で光軸に沿って移動させたときに、観察光束L1と照明光束L2との両光束が遮光板4によりケラレないように光学系を設計するものとすると、照明光路S1の光軸O1と観察光路K1、K2の光軸O2、O2とを所定以上離さなければならず、従って、観察光路K1、K2の光軸O2、O2と照明光路S1の光軸O1との為す角度θが7度から8度前後となる。
【0009】
穴の奥を観察する場合、観察光路K1、K2の光軸O2、O2と照明光路S1の光軸O1との角度θが大きいと、穴の入口で照明光束L2が遮られ、穴の奥を観察することが困難となる。
【0010】
図2(b)に示すように、図示を略すズーム変倍系の光軸とフロントレンズ3の光軸O3とを偏心させ、フロントレンズ3の直径を小さくすることにより、軽量化を図り、凸レンズ1の可動性を良くすることができるが、観察光路K1、K2の光軸O2、O2と照明光路S1の光軸O1との角度θは小さくならない。また、観察光路のK1、K2の光軸O2、O2とフロントレンズ3の光軸O3とがより一層偏心することになるので、収差が増大し、光学性能上望ましくない。
【0011】
本願発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、その第1の目的は、光学性能を損なうことなく照明光束の光軸と観察光束の光軸との為す角度を小さくできる実体顕微鏡を提供することにある。
【0012】
本願発明の第2の目的は、物点位置の変動に追従させて照明位置を変更できる実体顕微鏡を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1に記載の実体顕微鏡は、物点からの観察光束をコリメートする観察用フロントレンズと照明光束を前記物点に照射する照明用レンズとを分離して備え、前記観察用フロントレンズは物点位置を変更するためにその光軸に沿って往復動される可動レンズと、前記物点に臨む側に設けられた固定レンズとから構成され、該固定レンズは左右の観察光路の両光軸を含む面と平行でかつ左右の観察光束とほぼ接する平面により切り欠かれた切断面を有し、前記照明用レンズは前記切断面に近接して配設されると共に、光源からの光を前記照明用レンズに案内する光学部材を備えかつ前記可動レンズの往復動に伴う物点位置の変位に追従させて、前記光学部材の保持枠に取付けられたローラーが前記可動レンズのホルダに設けられた傾斜した摺接面上を前記ホルダの往復動によって移動することにより前記照明用光束の照明位置を変更する照明位置変更手段が設けられている。
本願の請求項2に記載の実体顕微鏡は、物点からの観察光束をコリメートする観察用フロントレンズと照明光束を前記物点に照射する照明用レンズとを分離して備え、前記観察用フロントレンズは物点位置を変更するためにその光軸に沿って往復動される可動レンズと、前記物点に臨む側に設けられた固定レンズとから構成され、該固定レンズは左右の観察光路の両光軸を含む面と平行でかつ左右の観察光束とほぼ接する平面により切り欠かれた切断面を有し、前記照明用レンズは前記切断面に近接して配設されると共に、照明用光路内に一対の偏角プリズムを有しかつ前記可動レンズの往復動に伴う物点位置の変位に追従させて前記偏角プリズムを互いに逆方向に回転させることにより前記照明用光束の照明位置を変更する照明位置変更手段が設けられている。
【0015】
【作用】
請求項1、請求項2に記載の発明によれば、照明用レンズにより物点が照明される。また、請求項1に記載の発明によれば、可動レンズを観察用フロントレンズの光軸に沿って移動させると、これに連動して照明位置変更手段により光学部材が揺動されて照明位置が変更される。
請求項2に記載の発明によれば、可動レンズを観察用フロントレンズの光軸に沿って移動させると、これに連動して照明位置変更手段により偏角プリズムが互いに逆方向に回転されて前記照明用光束の照明位置が変更される。
【0016】
【実施例】
図4において、10は双眼顕微鏡本体、11は接眼鏡筒を示し、この図において、符号B1、B2は従来例と同様に物点位置を示し、符号pはその双眼顕微鏡の光学系の作動距離を示しており、hはこの双眼顕微鏡の作動距離の変化量である。その物点位置B1から物点位置B2までの間にセットされた観察対象はピントの合った状態で見られることができる。
【0017】
双眼顕微鏡本体10には、図5に示すように観察用フロントレンズ12、照明用レンズ13、ズーム変倍系14、照明光源部15が内蔵され、接眼鏡筒11には眼幅調整プリズム16、接眼レンズ17が設けられている。観察用フロントレンズ12は物点に臨む固定レンズ18と可動レンズ19とから構成されている。フロントレンズ12と照明用レンズ13とは分離されている。この観察用フロントレンズ12と照明用レンズ13の詳細については後述する。ズーム変倍系14は変倍レンズ20、21、22、ビームスプリッタ23、結像レンズ24、正立プリズム25を有する。このズーム変倍系14は左右の光学系から構成され、一方の光学系は紙面において向こう側に設けられているので、図5では省略されている。照明光源部15は光源26、コンデンサーレンズ27、照明野絞り28、レンズ付反射プリズム29を有する。フロントレンズ12、ズーム変倍系14、眼幅調整プリズム16、接眼レンズ17は観察光学系を構成しており、例えば物点位置B2から発せられた観察光束L1は観察用フロントレンズ12によってコリメートとされてズーム変倍系14に導かれる。ズーム変倍系14はアフォーカル光学系とされ、コリメートされた観察光束L1はこのズーム変倍系14を通過してビームスプリッタ23に導かれ、その観察光束L1の一部はビームスプリッタ23により反射されて図示を略すTV撮像装置等に導かれ、結像される。このビームスプリッタ23を透過した観察光束L1は結像レンズ24により像点Iに実像を形成する。観察者はアイポイントEに眼を置くことにより、接眼レンズ17を介して物点位置B2における観察対象を観察できる。なお、眼幅調整プリズム16はその入射光軸の回りに回転可能であり、観察者の瞳孔間距離を合わせることができるようになっている。
【0018】
光源26から出射された照明光束はコンデンサレンズ27により集光され、照明野絞り28を照明する。照明野絞り28を通過した照明光束L2はレンズ付反射プリズム(光学部材)29によりコリメートされ、照明用レンズ13に導かれる。この照明用レンズ13の焦点は物点位置B2に一致されており、照明野絞り28の像が物点位置B2に形成され、物点位置B2が均一に照明される。また、光源26の像が集光レンズ27によって照明用レンズ13の物点側近傍に形成されるようになっており、すなわち、照明光源部15の射出瞳が固定レンズの物側でかつ後述する切断面に近接されている。これにより、光源26の照明効率の向上を図ることができる。
【0019】
フロントレンズ12と照明用レンズ13との間には、遮光板30が設けられている。この遮光板30は照明用レンズ13と空気との境界面によって反射された照明光束の反射光が観察光路に混入するのを防止する役割を果たす。フロントレンズ12は図6に示すように左右の観察光路K1、K2の両光軸O2、O2を含む面と平行でかつ左右の観察光束L1、L1とほぼ接する平面により切り欠かれた切断面12aを有し、照明用レンズ13は図5、図6、図7に示すように切断面12aに近接して配設されている。その図6において、符号O1は照明光路S1の光軸、符号O3はフロントレンズ12の光軸である。フロントレンズ12と照明用レンズ13とを分離する構成とし、照明用レンズ13を固定レンズ18の切断面12aに近接して配設する構成とすることにより、観察光束L1の光軸O2と照明光束L2の光軸O1とを従来に較べて近付けることができるので、光軸O1と光軸O2との為す角度を従来よりも小さくでき、例えば5度とすることができる。
【0020】
図5において、可動レンズ19を破線で示す位置に変位させると、物点位置がB2からB1に変位される。このとき、照明光束L2による照明位置が物点位置B2のままであると、照明位置と物点位置とがずれることになる。これを避けるために、この発明では、可動レンズ19の往復動に伴う物点位置の変位に追従させて照明用光束L2の照明位置を変更する照明位置変更手段が設けられている。
【0021】
図8ないし図10はその照明位置変更手段の説明図であって、図8、図9において、31、32はレンズホルダである。レンズホルダ31にはガイドピン33、33が突設されている。レンズホルダ32はガイドピン33に案内されて上下動される。レンズホルダ31には照明用レンズ13と固定レンズ18とが保持されている。レンズホルダ32には可動レンズ19が保持されている。レンズホルダ31には一対の支持板34が図10に示すように取り付けられており、その起立部34a、34には回動支持ピン35が取り付けられている。その回動支持ピン35には保持枠36が回動可能に支持されている。レンズ付反射プリズム29はその両側面が保持枠36の両側板36a、36a´に接着されて保持枠36に保持されている。その側面36a´にはその上端部分に支持ピン37が取り付けられ、支持ピン37には回転可能にローラ38が支承されている。
【0022】
遮光板30は固定レンズ18の切断面12aに接着されてレンズホルダ31に固定されている。レンズホルダ32には、図9に示すように、ネジ39Cによりラック板39が固定されている。ラック板39には図10に示すようにラック歯39aと摺接面39bが形成されている。ラック歯39aにはピニオン40が噛合されている。このピニオン40はモータ(図示を略す)の出力軸41に取り付けられている。摺接面39bにはローラ38が摺接されている。その摺接面39bは垂直線に対して傾斜する構成とされ、保持枠36はローラ38が摺接面39bに摺接する方向に捻りコイルバネ(図示を略す)により常時付勢されている。レンズホルダ32はモータ、ピニオン40、ラック板39によりフロントレンズ12の光軸方向に往復動される。
【0023】
図5に示すように可動レンズ19が破線の位置まで移動されると、物点位置がB2からB1に変位される。同時に、レンズ付反射プリズム29が支持ピン35を中心にして矢印X方向に回動され、レンズ付反射プリズム29の反射面29aが破線で示す位置に回動され、従って、可動レンズ19の往復動に伴う物点位置の変位に追従し、破線で示すように照明光束L2の照明位置が物点位置B1に変更され、物点位置の変位に追従させて照明中心を変更することができる。
【0024】
また、この実施例によれば、フロントレンズ12の径を小さくできるので、フロントレンズ12の軽量化を図ることができるという効果を奏する。
【0025】
図11は照明位置変更手段の変形例を示し、この変形例では、レンズ付反射プリズム29を回動変位させる代わりに、レンズ付反射プリズム29と照明野絞り28との間に頂角が一致する偏角プリズム42、43を設け、この偏角プリズム42、43を基準の物点位置B2では図11に示すように配置して全体として偏角作用を有しない平行平面板としての作用を果たさせ、物点位置の変位に追従させて(すなわち可動レンズ19の移動に同期させて)一対の偏角プリズム42、43を互いに逆方向に回転させて照明光路の光軸を偏角させ、物点位置の変位に追従させて照明中心を変更させることとしたものである。なお、図11では、偏角プリズム42、43は説明の都合上照明光路の光軸の回りに90度回転させて描かれている。
【0026】
【発明の効果】
本願の請求項1に記載の発明によれば、物点からの観察光束をコリメートする観察用フロントレンズと照明光束を物点に照射する照明用レンズとを分離して備え、観察用フロントレンズは物点位置を変更するためにその光軸に沿って往復動される可動レンズと物点に臨む側に設けられた固定レンズとから構成され、固定レンズは左右の観察光路の両光軸を含む面と平行でかつ左右の観察光束と接する平面により切り欠かれた切断面を有し、照明用レンズは前記切断面に近接して配設されているので、観察光路の光軸と照明光路の光軸との為す角度を従来よりも小さくでき、従って、穴の奥、凹凸の大きな物体の凹部を良好に照明でき、光学性能を損なうことなく凹凸の大きな物体の観察が容易となる。
【0027】
本願の請求項4に記載の発明によれば、物点からの観察光束をコリメートする観察用フロントレンズと照明光束を物点に照射する照明用レンズとを分離する構成とした場合であっても、照明位置を物点位置に合致させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のフロントレンズの構成を示す模式図である。
【図2】図2は従来の不具合を説明するための光路断面図を示し、図2(a)は図3(a)の位置q1における光学系の光路断面図であり、図2(b)はズーム変倍系の光軸とフロントレンズの光軸とを偏心させた場合の不具合を説明するための光路断面図である。
【図3】図3は従来の不具合を説明するための光学系の模式図を示し、図3(a)はフロントレンズが基準位置にあるときの観察光束と照明光束との関係を示し、図3(b)はフロントレンズを可動させたときの観察光束と照明光束との関係を示している。
【図4】本発明に係わる実体顕微鏡の外観図である。
【図5】本発明に係わる実体顕微鏡の光学図である。
【図6】本発明に係わる観察光束と照明光束との図7の符号q2における光路断面図である。
【図7】本願発明を説明するための光学系の模式図である。
【図8】照明位置変更手段の駆動部を説明するための平面図である。
【図9】照明位置変更手段の駆動部を説明するための側面図である。
【図10】照明位置変更手段の駆動部を説明するための背面図である。
【図11】照明位置変更手段の変形例を説明するための光学図である。
【符号の説明】
12…観察用フロントレンズ
12a…切断面
13…照明用レンズ
15…照明光源部
18…固定レンズ
19…可動レンズ19
30…遮光板
B1、B2…物点位置
L1…観察光束
Claims (4)
- 物点からの観察光束をコリメートする観察用フロントレンズと照明光束を前記物点に照射する照明用レンズとを分離して備え、前記観察用フロントレンズは物点位置を変更するためにその光軸に沿って往復動される可動レンズと、前記物点に臨む側に設けられた固定レンズとから構成され、該固定レンズは左右の観察光路の両光軸を含む面と平行でかつ左右の観察光束とほぼ接する平面により切り欠かれた切断面を有し、前記照明用レンズは前記切断面に近接して配設されると共に、光源からの光を前記照明用レンズに案内する光学部材を備えかつ前記可動レンズの往復動に伴う物点位置の変位に追従させて、前記光学部材の保持枠に取付けられたローラーが前記可動レンズのホルダに設けられた傾斜した摺接面上を前記ホルダの往復動によって移動することにより前記照明用光束の照明位置を変更する照明位置変更手段が設けられている実体顕微鏡。
- 物点からの観察光束をコリメートする観察用フロントレンズと照明光束を前記物点に照射する照明用レンズとを分離して備え、前記観察用フロントレンズは物点位置を変更するためにその光軸に沿って往復動される可動レンズと、前記物点に臨む側に設けられた固定レンズとから構成され、該固定レンズは左右の観察光路の両光軸を含む面と平行でかつ左右の観察光束とほぼ接する平面により切り欠かれた切断面を有し、前記照明用レンズは前記切断面に近接して配設されると共に、照明用光路内に一対の偏角プリズムを有しかつ前記可動レンズの往復動に伴う物点位置の変位に追従させて前記偏角プリズムを互いに逆方向に回転させることにより前記照明用光束の照明位置を変更する照明位置変更手段が設けられている実体顕微鏡。
- 前記光源部の射出瞳が前記固定レンズの物側でかつ前記切断面に近接して設けられている請求項1または請求項2に記載の実体顕微鏡。
- 前記照明用レンズによる前記照明光束の反射光束が前期観察光路に混入するのを防止する遮光板が前記切断面に沿って設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の実体顕微鏡。
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