JPS6226630A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS6226630A
JPS6226630A JP16655685A JP16655685A JPS6226630A JP S6226630 A JPS6226630 A JP S6226630A JP 16655685 A JP16655685 A JP 16655685A JP 16655685 A JP16655685 A JP 16655685A JP S6226630 A JPS6226630 A JP S6226630A
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JP
Japan
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magnetic
vinyl chloride
resin
group
copolymer
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Pending
Application number
JP16655685A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Matsumoto
和正 松本
Masanari Asano
真生 浅野
Yukihisa Yamauchi
山内 恭久
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、磁気テープ、磁気ディスク等の磁気記録媒体
に関するものである。
(従来技術) 近年、磁気記録媒体、特に短波長記録を要求されるビデ
オ用磁気記録媒体においては、今まで以上に微粒子化、
高磁力化された磁性粉が使用される傾向が強くなってい
る。ところが磁性粉は、微粒子化や高磁力化するほど、
個々の粒子の凝集力が強まり、その結果、短波長記録の
高い再生出力や良好なS/N比を得るために必要な分散
性や表面平滑性が充分に満足されなくなる。また、かか
る記録媒体は、記録再生時に激しく磁気へ・ノドに摺接
するため、繰返し使用によって磁性塗膜が摩耗し、塗膜
中に含有される磁性粉が脱落しやすく磁気ヘッドの目詰
りといった好ましくない結果を生ぜしぬる。
このため、磁性粉の粒度分布を制御して、磁性粉の結合
剤中での分散性を向上させたり、界面活性剤を分散剤と
して使用したり、または結合剤中の親水性基、例えば−
〇H基、−COOT(基などの含有量を増大する方法な
どが提案されている。また耐摩耗性を改良する目的で種
々の添加剤が使用されている。例えば特公昭41−18
064号、同43−186号、同43−669号、同4
7−15624号、特開昭49−53402号、同49
−58804号、同49−84405号、同51−40
904号、同52−70811号の各公報に記載されて
いるように、磁性粉、バインダーを含んだ磁性塗料中に
、高級脂肪酸、脂肪、酸アミド、脂肪酸エステル、高級
アルコール、金属セッケン、高級アルコールの硫酸エス
テル、ポリエチレンオキサイド、レシチン等を含有せし
め、この磁性塗料を支持体面上に塗布して、磁気記録媒
体を製造することが知られている。しかしこれらの添加
剤を加えても、磁気特性または電気的特性の向上、耐摩
耗性、長期に亘る保存安定性等について、必ずしも望ま
しい特性を有する磁気記録媒体を得ることは困難であっ
た。即ち例えばこれら添加剤は低分子量であるために塗
膜中に多量にこれらの添加剤を使用することによって物
性(特に機械強度)が低下する。また、磁性層形成後に
経時変化が認められ、磁性層表面に徐々に添加剤かにじ
み出て来るいわゆる「ブルーミング」現象が発生し、ま
た粘着性が認められる等、保存安定性上好ましくない。
しかも磁性粉の分散性、磁性層の磁気特性または電気的
特性も満足されるものではなかった。
また、結合剤に燐酸残基、スルホン酸残基、或いはカル
ボキシ基等の親水性官能基量を増大させる方法では(特
開昭59−5423号等)上記特性の向上が若干側めら
れるが総合的にみて未だ不満足なものがあり、特に微粒
子磁性粉に対して満足のいく分散性が得られていない。
従来から使用されている磁気記録媒体用の結合剤として
は、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂、フェノキシ樹脂、繊維素系樹脂、塩化ビニル系樹脂
が挙げられる。ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂は
非磁性支持体、例えばポリエチレンテレフタレート樹脂
等の高分子支持体との接着性や耐摩耗性が良好であるが
、分散性が他の樹脂に比べて劣る。またエポキシ系樹脂
フェノキシ系樹脂は、親水性官能基−OH基の濃度が高
く、分散性への寄与はあるが溶媒溶解性や他の樹脂との
相溶性の点で劣っており、また塗料粘度の増大等の欠点
を有している。繊維素系樹脂は分散性や他の樹脂との相
溶性は良好であるが磁性粉の結着性、耐摩耗性、溶媒溶
解性が劣り、また含有量を増すと表面処理時のカレンダ
ー性で劣るため、充分満足な結果は得られていない。塩
化ビニル系樹脂としては、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、塩化ビニル−プロピオン酸ビニル共重合体、塩化
ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体等が挙
げられる。
特に塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合
体は、ビニルアルコールの−OHが磁性粉の分散に寄与
すること及びOHの活性水素がインシアナート化合物と
反応して架橋し良好な塗膜を形成することと、他の樹脂
との相溶性並びに溶媒溶解性が良好なことで特に広く利
用されている。
しかしながら、熱湿下で樹脂中の塩化ビニルの分解によ
り塩酸が発生し、高温での経時で特にメタル磁性粉の磁
気特性を劣化させたり、架橋剤を添加した場合の塗料の
ポットライフが短かくなるなどの欠点もあった。
このように改善努力の行われた結合剤樹脂を使用した磁
気記録媒体でも益々微細化してゆく磁性粉をはじめとす
る各種ライフ7の良好な分散を保証するには不充分であ
り、磁気特性、電磁変換特性並びに耐久性について充分
ではなく、ががる性質をより一層の改善し得る結合剤樹
脂が要請されていた。
(発明の目的) 本発明の目的は、 (1)  微粒子磁性粉の分散性のよい、(2)  耐
摩耗性、表面性或いは耐久性等のテープ物性の良好な、 (3)物理的及び化学的に経時安定性がよく、(4) 
 ポットライフ等が長く生産性の良好な磁気記録媒体の
提供にある。
(発明の構成) 本発明は非磁性支持体上に結合剤を含む磁気記録の用に
供する構成層を有する磁気記録媒体に於て、該結合剤が
その分子構造中にエポキシ基を含み、且つスルホン酸基
及び/またはカルボキシ基を含有する塩化ビニル系共重
合体であることを特徴とする。
本発明に於て特定した塩化ビニル系共重合体は下記一般
式によって表わすことができる。なお一般式の共重合体
を表す大括弧の中の小括弧でく\られた繰返し単位のプ
ロ・ツタ重合の順序は特定の順序であってもよいし任意
の順序であってもよい。
一般式 [1) 式中、RI + Re 及びR2は水素原子または低級
アルキル基(例えばCI(3,C2)15等)を表わす
。またR1 + ’R及びR2は夫々の操返し単位プロ
・ンクの中で同じでも異っていてもよい。
Xは一503Mを含有する置換基−A−8o3M、 X
’は一〇〇〇Mを含有する置換基−A’−COOMを表
わし、を表わす。
こ\でMは水素原子またはLi 、 Na或いはに等の
アルカリ金属原子である。またA 、 A’及びBは一
3o3M、 −COOM及びエポキシ基を夫々共重合体
主鎖に連結する連結基である。連結基としては下記のも
のが例示される。
R6 +CH2)   、  −CONI(+CH2)  、
  −CONHC−R,−。
γ          rI 但しR6及びR6は夫々水素原子または炭素数1〜15
個のアルキル基、フェニル基を表わし、またR7は炭素
数1〜15個のアルキレン基を表わす。γは0〜20の
整数を表わす。
次に2は共重合体の特性改善のために必要に応じ挿入さ
れる繰返し単位である。
即ち共重合体の溶媒溶解性、柔軟性、他の樹脂類との相
溶性、硬化架橋性を調節し、或いは分散性を更に高め、
或いは潤滑性を向上させる等の特性改善の目的のために
付加されるものである。
該繰返し単位の具体例としては、次のような構造の単位
が挙げられる。
V          W こ\に於てR3はHまたは低級アルキル基(例えばCH
3,C2H,)を表わす。
VはHまたは+CH2) O)I、 +CT(2(Jl
、O) OH、Wq はOM (MはHまたはアルカリ金属原子)、−(−O
CH2CH2+OH、−0−(−C)I2) OI((
q = 1〜4)q              q を表わす。またpは1〜50である。
R4は炭素数8以上の無置換の炭化水素基、例えばトリ
デシル基、トコシル基、エイコシル基、ノナデシル基、
オクタデシル基、ヘキサデシル基、トリデシル基、ウン
デシル基、デシル基、ノニル基、オクチル基等があげら
れる。
他に+2+ とじては、塩化ビニリデン、エチレン、ス
チレン、無水マレイン酸、マレイン酸、マレイン酸エス
テル等の本発明の化合物と共重合し得るような構成単位
は、いずれも使用できる。
前記一般式[1]に於て、kは200〜800.r及び
I!IはO〜100(但しr 、 l’が共にOである
ことはない)、mは1〜100及びnはO〜200の正
数を表わす。
本発明に係る塩化ビニル系共重合体の重合度(P’n)
は、 250≦l”n≦500であり、−803Mまた
は−COOMは該共重合体中に少くとも1つ存在するこ
とが必要で−805Mまたは一〇〇〇Mを含む繰返し単
位は0.5〜3 wt%、 エポキシ基を含む繰返し単
位は0.5〜4 wt%、塩化ビニル単位は95〜80
wt%であることが好ましい。
前記一般式[T)にて表わされる共重合体において、そ
の共重合体が磁気記録媒体の結合剤として使用されて必
要な作用効果を発揮する場合、塩化ビニル繰返し単位は
、その媒体の強度に寄与しており、その塩化ビニル成分
が少なすぎると、媒体に必要な物性(機械強度)が得ら
れず、また多すぎると溶剤への溶解性が悪くなり、また
樹脂のガラス転移温度(Tg)も高くなる傾向にある。
またエボキ′シ基を含有する繰返し単位は、塩化ビニル
の熱安定性を向上させるとともにインシアナート等の架
橋硬化剤とも反応し、結合剤を架橋することにより、さ
らに高分子量とし、ポリウレタン等の他の結合剤樹脂と
の結合に関与し、熱安定性、耐摩耗性等の耐久性を高め
る。また結合剤樹脂のガラス転移温度(Tg)や可塑化
効果を含有量により調節する効果がある。このため特に
ビニルアルコール等の反応性水酸基(−OH)を必要と
しないが、あっても良い。
また、スルホン酸またはスルホン酸塩基(−8o3M)
を有する繰返し単位は、分散性に寄与しており、その量
が少なすぎると効果は小さくなり、また、余り多すぎて
もそれ以上の分散性の向上に寄与しなくなり、また、か
えって耐湿性が悪くなって好ましくない。
また本発明の塩化ビニル系共重合体には上記繰返し単位
以外にさらに分散性向上を目的として、カルボキシ基ま
たはその金属置換基(−COOM 。
MはHもしくはLi 、 Na 、 K等のアルカリ金
属)等の親水性官能基を有する繰返し単位が導入される
。カルボキシ基は水酸基に比べて磁性粉(酸化鉄、金属
粉)に対して・吸着性及び分散性が良好である。
更に前記スルホン酸基とカルボキシル基の共存する共重
合体では単なる加成的効果よりも大きな相乗的効果が出
る。
更に樹脂の強度または溶媒溶解性または他の樹脂との相
溶性の向上または潤滑性の向上または柔軟性を向上させ
る効用を有する繰返し単位を導入してもよい。
次に前記一般式(IJで表される共重合体の具体的化合
物例を挙げる。
化合物例 ”)〒H°   ゾ。
二  ニ −O IN                   (v′)
                     寸工 工 J−0 次に本発明に係る塩化ビニル系共重合体の合成について
述べる。
本発明において、結合剤として使用される前記一般式で
表わされる共重合体は、前記一般式において、親水性基
803M 、 C00Mを有しない共重合体、例えば塩
化ビニル−ビニルアルコール共重合体等OH基を含有す
る共重合体に前記親水性基もしくは官能基を反応により
付加して合成することもできる。
すなわち、Qで803M 、 C00M或いはエポキシ
基、Pでハロゲン原子を表わし、R6で炭素数1〜20
までの置換、未置換のアルキレン基またはフェニレン基
を表わせば、P −R8−Qは前記付加合成の付加要素
として用いることができる。
された共重合体に反応させる場合を例によって示のよう
になり、また他の化合物を使用した場合にも同様の反応
によって、所定の共重合体を製造することができる。
しかしながら、上記共重合体と反応性化合物の反応では
、高分子反応であるため、未反応の化合物の存在や副生
成物の除去の問題があり、反応率の調節も難しいという
問題点がある。また特に導入したエポキシ基が反応時の
塩酸と反応したり、もしくは合成時に環の開環反応が起
るという問題がある。そこで、これらの問題点を避ける
ためにも、すべて共重合性のモノマーとして共重合させ
る方法が有利である。すなわち、前記一般式で表わされ
る繰返し単位が誘導される不飽和結合を有する反応性モ
ノマーを所定量オートクレーブ等の反応容器に注入し、
一般的な重合開始剤、例えばBPO(ベンゾイルパーオ
キサイド)、人IBN(アゾビスイソフ゛チロニトリル
)等のラジカル重合開始剤やレドックス重合開始剤、ア
ニオン重合開始剤、カチオン重合開始剤等の重合開始剤
を使用して重合できる。その後、乾燥、必要に応じて粉
砕等の処理工程を通って主として白色粉末として得られ
る。
前記エポキシ基を導入するための反応性モノマーの具体
例としては、グリシジルアクリレート、グリシジルメタ
アクリレートが挙げられ、またスルホン酸もしくはその
塩を導入するための反応性−[−/−?−(D具体例と
しては、ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、メタリ
ルスルホン酸、p−スチレンスルホン酸等の不飽和炭化
水素スルホン酸およびこれらの塩が挙げられる。またメ
タクリル酸スルホエチルエステル、メタクリル酸スルホ
プロピルエステル等のアクリル酸またはメタクリル酸の
スルホアルキルエステル類およびこれらの塩等を挙げる
ことができる。
また、カルボン酸もしくはその塩の導入(C00Mの導
入)にはアクリル酸、メタクリル酸等が挙げられる。
また、油溶性ラジカル重合開始剤としては、以下のアゾ
系化合物または有機過酸化物を挙げることができる。例
えばアゾ系化合物として2 、2’−アゾビスイソフ゛
チロニトリル、2.2′−アゾビス(2−メチル−バレ
ロニトリル)、2.2’−アゾビス(2,4−ジメチル
ブチロニトリル)、2゜2′−アゾビス(2−メチルカ
プロニトリル)、2゜2′−アゾビス(2,3,3−)
ジメチルブチロニトリル)、212′−アゾビス(2,
4,4−トリメチルバレロニトリル)、2.2’−アゾ
ビス(2゜4−ジメチルバレロニトリル)、2.2’−
アゾビス(’2 、4−ジメチル−4−エトキシバレロ
ニトリル)、2.2′−アゾビス(2,4−ジメチル−
4−n−ブトキシバレロニトリル)等を用いることがで
き、また有機過酸化物としては、例えばアセチルパーオ
キサイド、プロピオニルパーオキサイド、イソブチリル
パーオキサイド、オクタノイルパーオキサイド、デカノ
イルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、3,
5.5−)リメチルヘキサノイルバーオキサイド、ベン
ゾイルパーオキサイド、ジイソプロピルパーオキシジカ
ーボネート、ジー2−エチルヘキシルパーオキシジカー
ボネート等のジアシルパーオキサイド類;t−プチルパ
ーオキシイソプチレート、t−ブチルパーオキシビバレ
ート、t−ブチルパーオキシラウレート等のパーオキシ
エステル類等を用いることができる。勿論上記油溶性ラ
ジカル重合開始剤の2種以上を適宜組合せて使用するこ
ともできる。
中でも取扱い上の安全性、性能の面からアゾ化合物カ好
ましく、特に2.2′−アゾビスイソブチロニトリルま
たは2,2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニト
リル)が好ましし)。なお、かかる開始剤の使用量とし
ては一義的に規定することは困難であるが、単量体重量
に対して概ね帆2゛〜2.0%の範囲内で用いられる。
また、重合系のpHについては、酸性が強過ぎると重合
中にエポキシ基の開環を惹起し、また、アルカリ性が強
過ぎると生成ポリマーの加水分解を惹起するためpH2
〜9、好ましくは2〜7の範囲内に設定することが必要
である。
なお、重合温度としては、開始剤の種類にもよるが、高
温になるほどエポキシ基の開環反応、或いは単量体の一
部が乳化されて乳化重合を起こしてラテックス状微細重
合体生成等の問題点を惹起するため概ね80℃以下、好
ましくは40〜70℃の温度範囲が推奨される。
また、重合媒体としては、工業上水を用いることが望ま
しいが、水混和性有機溶媒を共存させたり、電解質塩類
を共存させることは何ら差し支えない。
次に本発明に係る共重合体の特性を詳しく説明する。
比表面積BET法で38 rn” / gのCo−γ−
Fe2O3を100重量部もしくは50 m’ / 、
!9のメタル磁性部150重量部に対して平均重合度4
00〜450の変性塩ビ系樹脂を30重量部をシクロヘ
キサノン150重量部に溶解した溶液を加え、ポット型
のサンドグラインダーで3〜5時間回転数2000 r
pm  で分散させ厚み30μmのPETベースに30
μmのアプリケータで塗布し、1500ガウスの対向磁
石で配向処理した。
得られた塗布フィルムを入射及び反射角60度での光沢
率を測定し、B−H測定器によりBr78m(残留磁気
密度/飽和磁気密度)を測定し、Br78m が平衡に
達したときの値を第1、第2図に示した。またスルホン
酸の含有量の変化とBr78mの関係を第3図に示す。
樹脂の吸湿性と熱安定性を測定するために樹脂粉末2g
をとり、J I S  K6723 (コンゴーレッド
法)により試験紙が(赤−青)に変色するまでの時間を
測定した。また23’C180%の条件下での経時での
重量変化を測定した。
表−1 〔註)a)JIS−に6723(コンゴーレッド法)b
)23℃、80% (湿度) スルホン酸含有量1 wt%、エポキシ基含有量1.5
〜1.6wt%、塩化ビニル92%の組成からなる塩ビ
系樹脂を種々の重合度で合成し、そのテトラヒドロフラ
ン(THF)溶液をキャストしlomxloo 7a 
x 20〜30 μm  の試験片を65°Cで3日間
乾燥し得た。その破断応力、破断伸びを万能型引張り試
験機で引張り速度100 m / minで測定した。
その結果を第4図に示す。
平均重合度Pnが250以下では耐破断性は著く低い。
また、平均重合度りn中250の樹脂に関して、3官能
性の多価インシアナート(日本ポリウレタン社製コロネ
ー)L)を加えて同様な試験片を得、同様に物性を測定
した。その結果を第5図に示す。
その結果、重合度250未満では自立性のキャストフィ
ルムとしては得られず、樹脂物性は従来の塩酢ビ樹脂も
含めて重合度に依存することがわかる。また、重合度2
50の樹脂も硬化架橋剤の使用によって充分満足する物
性を示す。
前記の組成の重合度の異なる樹脂をBgT法による比表
面積38 m” / 、?のCo−γ−Fe2O310
0重徂部に対して、分散剤として大豆油レシチン3.5
重量部加え、前記塩ビ系樹脂30重世部をシクロヘキサ
ノン150重量に溶かした溶液を添加し、Br78mが
平衡に達したときのBr78m、グロス、塗料粘度を第
6図(a)及び(b)に示す。
また前記重合度の異る樹脂を用いた前記テープのルミ及
びクロマのR/ 出力及びS/Nを第7図(a)及び(
b)に示した。
本発明において、前記一般式で示される共重合体を結合
剤として使用する場合には柔軟性並びに耐摩耗性を付与
するためにポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ゴム
系樹脂、またはさらに強固な膜とするためにエポキシ系
樹脂、フェノキシ樹脂、繊維素系樹脂等をブレンドして
使用するのが好ましい。この場合には、架橋剤として例
えばポリイソシアナート化合物を使用すれば、本発明の
効果を有する磁性層を有する磁性層を有する磁気記録媒
体が得られる。
以下に併用できる他の樹脂に関して、さらに具体的に示
すと、従来使用されているポリウレタン樹脂、すなわち
活性水素含有化合物と多価インシアナートとのウレタン
化反応によって合成される樹脂が使用できる。このとき
樹脂物性を考慮して多価インシアナートを1種類以上も
しくは活性水素含有化合物を多種類使用しても構わない
前記活性水素含有化合物としての多価アルコールとして
は、1.【0−デカンジオール、1.6−ヘキサンジオ
ール、1,4−ブタンジオール、1゜3−ブタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1.5−ベンタンジオー
ル等が挙げられ、他にエチレングリコール、ジエチレン
グリコール、プロピレングリコール、1.4−ブチレン
ゲリコール、ビスフェノールA、グリセリン、1.3.
6−ヘキサントリオール、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール、ソルビトール、スクロース、ジプ
ロピレングリコール、メチルジェタノールアミン、エチ
ルビイソプロパノールアミン、トリエタノールアミン、
エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ビス(p
−アミノシクbヘキサン)、トリレンジアミン、ジフェ
ニルメタンジアミン、メチレンビス(2−クロルアニリ
ン)等の化合物、および/またはこれらの化合物に、エ
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオ
キサイド、テトラヒドロフラン、スチレンオキサイドな
ど(以下、単にアルキレンオキサイドと略記する。)を
1種または2種以上付加して得られるポリエーテルポリ
オールがあげられる。
また、ポリエステルポリオール、例えばエチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコール、トリメチレングリコール、1
.3−または1.4−ブチレングリフール、ネオペンチ
ルグリコール、1゜6−へキサメチレングリコール、1
 、10−デカメチレングリコール、ビスフェノールA
1ビスフエノールF、p−キシリレングリコール、1.
4−シクロヘキサンジオール、1.4−シクロヘキサン
ジメタツール、グリセリン、トリメチロールプロパン、
ヘキサントリオール、ペンタエリスリットまたはこれら
のアルキレンオキサイド付加物などの1種または2種以
上と、マロン酸、マレイン酸、コハク酸、アジピン酸、
グルタル酸、ピメリン酸、セパシン酸、アゼライン酸、
シュウ酸、フタル酸、イン7タル酸、テレフタル酸、ヘ
キサヒドロフタル酸などの1種または2種以上とからの
ポリエステルポリオールまたはプロピオラクトン、ブチ
ロラクトン、カプロラクトンなどの環状エステルを開裂
重合したポリオール、さらに上記ポリオールと環状エス
テルとから、または上記ポリオール、二塩基酸、環状エ
ステルの3種からのポリエステルポリオールも使用でき
る。また、ポリ力ROHI’Rはポリオールまたは多価
のフェノール)(但し、n≧1)で表わされる化合物と
しては、例えばトリメチレングリコール、ジエチレング
リコール、1.3−または1.4−ブチレングリコール
、1.6−へキサメチレングリコール、デカメチレング
リコール、p−キシリレングリコール、ビスフェノール
Ar2.2−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン」、ビスフェノールF「4゜4′−ジヒドロキシジフ
ェニルメタン」なども使用できる。
更に、本発明では高分子ポリオールとして、1゜2−ポ
リブタジェンポリオール、1.4−ポリブタジェンポリ
オール、ポリクロロプレンポリオール、ブタジェン−ア
クリロニトリル共重合体ホリオール、ポリジメチルシロ
キサンシカルビノールなども用いられる。
以上のほか、ヒマシ油、脱水ヒマシ油などの水酸基含有
高級脂肪酸エステル、あるいはポリテトラメチレンエー
テルグリコールも使用できる。
さらに、前記ポリエーテルポリオールないし、ポリエス
テルポリオールにアクリロニトリル、スチレン、メチル
メタアクリレートの如きエチレン性不飽和化合物をグラ
フト重合させて得たポリマーポリオールも使用できる。
これら上記の活性水素含有(ヒ金物は単独または2種以
上を混合して使用する。
また、他の公知の鎖延長剤を併用してもよい。
例えばヘキサンジオール、ブタンジオール等の他に低分
子多価アルコールを併用すると、これが過剰量の上記ポ
リイソシアネートと反応してゲル化を促進する作用を期
待できる。
次に、前記の多価インシアネートとしては、芳香族イン
シアネートが望ましく、これには、例えばトリレンジイ
ソシアネート(TDI)(2,4′     −TDI
  、  2.6−TDI)  、  2.4−)  
リ し ンジイソシアネートの二量体、4.4/−ジフ
ェニルメタンジイソシアネート(MDI)、キシリレン
ジイソシアネート(XDI)、メタキシリレンジイソシ
アネート(MXDI)、ナフチレン−1゜5−ジイソシ
アネー) (ND I )、o−)リレンジイソシアネ
ート(TODI)およびこれらイソシアネートと、活性
水素化合物との付加体などがあり、その平均分子量とし
ては、100〜3 、000の範囲のものが好適である
。具体的には、住方バイエルウレタン(株)社製の商品
名スミシールT80、同44S1同PF、同し、デスモ
ジュールT 65、同15、°同R1同RF、同IL、
同SL:武田薬品工業社製商品名タケネー) 300 
S 、同500:三井日曹ウレタン社製商品名1’−N
DIJ、[TODIJ:日本ポリウレタン社製商品名デ
スモジュールT1001  ミリオネート畑、同MT 
、コロネートし:化成アップジョン社製商品名P A 
P I −135、TD165、同80、同100、イ
ンシアネート125M、同143Lなどを挙げることが
できる。
一方、脂肪族インシアネートとしては、ヘキサメチレン
ジイソシア、ネート(I(MDI)、リジンイソシアネ
ート、トリメチルへキサメチレンジイソシアネート(T
HDI)およびこれらインシアネートと活性水素化合物
の付加体などを挙げることができる。これらの脂肪族イ
ンシアネートおよびこれらインシアネートと活性水素化
合物の付加体などの中でも好ましいのは分子量が100
〜3,000の範囲のものである。
具体的には、例えば住人バイエルウレタン社製商品スミ
ジュールN、デスモジュールZ 4273、旭化成社製
商品デュラネート50 M、同24A−100、同24
 A −900X 、  日本ポリウレタン社製コロネ
−トT(L、ヒュルス社製商品TMD Iなどがある。
また、脂肪族インシアネートのなかの脂環式インシアネ
ートとしては、例えばメチルシクロヘキサン−2,4−
ジインシアネート、4,4′−メチレンビス(シクロヘ
キシルイソシアネート)、インボロンジイソシアネート
およびその活性水素化合物の付加体等を挙げることがで
きる。具体的にはヒ≧ルス化学社製商品[I PD I
J、[pDI T 1890 J同−H2921、同−
B1065などがある。
他の多価インシアネートとしては、ジイソシアネートと
3価ポリオールとの付加体、もしくはジイソシアネート
の5量体、ジイソシアネート3モルと水の脱炭素化合物
がある。これらの例としては、トリレンジイソシアネー
ト3モルとトリメチロールプロパン1モルの付加体、メ
タキシリレンジイソシアネート3モルとトリメチロール
プロパン1モルの付加体、トリレンジイソシアネート2
モルからなる5量体があり、これらは工学的に容易に得
られる。
上記したインシアネートの使用量は、ポリイソシアネー
ト中に含有するNCO基(イソシアネート基)が、活性
水素含有化合物(ポリマーポリオール)の含有する活性
水素の縮重に対し、0.8〜1.2当量比、さらに好ま
しくは0.85〜1.1  当量比となるようにするの
が望ましい。
また、上記ポリウレタン樹脂とさらに併用可能な繊維l
s樹脂には、セルロースエーテル、セルロース無機酸エ
ステル、セルロース有機酸エステル等が使用できる。セ
ルロースエーテルとしてはメチルセルロース、エチルセ
ルロース、プロピルセルロース、イソプロピルセルロー
ス、ブチルセルロース、メチルエチルセルロース、メチ
ルヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシエチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース・ナトリウム塩、ヒドロキシエチル
セルロース、ベンジルセルロース、シアンエーテルセル
ロース、ビニルセルロース、ニトロカルボキシメチルセ
ルロース、ジエチルアミノエチルセルロース、アミノエ
チルセルロース等が使用できる。
セルロース無機酸エステルとしては、ニトロセルロース
、硫酸セルロース、燐酸セルロース等が使用できる。ま
た、セルロース有機酸エステルとしては、アセチルセル
ロース、プロピオニルセルロース、フチリルセルロース
、メタクリロイルセルロース、クロルアセチルセルロー
ス、β−オキシプロピオニルセルロース、ベンゾイルセ
ルロース、p−トルエンスルホン酸セルロース、アセチ
ルプロピオニルセルロース、アセチルブチリルセルロー
ス等が使用できる。これら繊維素系樹脂の中テニトロセ
ルロースが好ましい。ニトロセルロースの具体例として
は、旭化成(株)製のセルツバBTH1/2、ニトロセ
ルロース5L−1、ダイセル(株)製のニトロセルロー
スR8I/2が挙ケられる。ニトロセルロースの粘度(
JIS、に−6703(1975)に規定されているも
の)は2〜1/64秒であるのが好ましく、特に1〜1
/4秒が優れている。この範囲外のものは、磁性層の膜
付および膜強度が不足する。
またさらにポリウレタン樹脂と共に本発明の化合物と併
用可能な樹脂としては、ポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂、フェノキシ樹脂があり、例えばオルトフタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸ト多価アルコールとのポリエ
ステル樹脂やビスフェノールA、ビスフェノールF等の
多価フェノールとグリシジルアルコール等の重合体から
なるエポキシ樹脂ないしフェノキシ樹脂が挙げられる。
上記のように本発明の化合物に併用して使用できる樹脂
以外に従来の塩化ビニル系共重合体も使用できるが、塩
化ビニル系の利点を生ずには本発明に係る塩化ビニル系
共重合体との併用に止めた方が有利である。
また、上記併用できる樹脂化合物は、分散性を一080
2M (但し、MはHもしくはLi、Na、に等のアル
カリ金属もしくはアルキル基)のような官能基を有した
樹脂であっても良い。
本発明に係る樹脂化合物と上述の併用しうるボリウレタ
ンとの割合は、重量比で907’ to〜to / 9
0であるのが望ましく、15 / 85〜80 / 2
0がさらに望ましいことが確認されている。この範囲を
外れてポリウレタンが多いと分散不良が生じ易くなって
電磁気特性が悪くなり易く、また、本発明に係る樹脂化
合物が特に90重量%を越えると硬くなるが、もろくな
るというように塗膜物性が総合的にみて、あまり好まし
くなくなる。
また、ポリウレタン以外の他の樹脂化合物は、本発明の
樹脂化合物の重量比で、0〜70wt%で使用するのが
良い。本発明の樹脂化合物の含有量があまり低くなると
本発明の目的が達成されない。
また、多官能イソシアナートを硬化架橋剤として使用す
る場合には、結合剤樹脂を100としたときに重量比で
5〜sowt%使用することが好ましい。
5 wt%以下では、充分に架橋硬化された樹脂系とな
らず、50wt%以上では未反応の架橋剤が残り表面処
理時の汚れやポットライフが短くなる等のあまり好まし
くない結果を与える。
結合剤として、前記した本発明にかかる結合剤と熱可塑
性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂、電子線照射硬化型
樹脂との混合物が使用されてもよい。熱可塑性樹脂とし
ては、軟化温度が150℃以下、平均分子量が5,00
0〜200,000、重合度が約50〜2,000  
程度のもので、例えばアクリル酸エステル−アクリロニ
トリル共重合体、アクリル酸エステル−塩化ビニリデン
共重合体、アクリル酸エステル−スチレン共重合体、メ
タクリル酸エステル−アクリロニトリル共重合体、メタ
クリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、メタクリ
ル酸エステル−スチレン共重合体、ポリ弗化ビニル、塩
化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、アクリロニ
トリル−ブタジェン共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビ
ニルブチラール、スチレン−ブタジェン共重合体、ポリ
エステル樹脂、クロロビニルエーテル−アクリル酸エス
テル共重合体、アミノ樹脂、各種の合成ゴム系の熱可塑
性樹脂およびこれらの混合物等が使用される。
熱硬化性樹脂または反応型樹脂としては、塗布液の状態
ではzoo、ooo以下の分子量であり、塗布乾・操後
には縮合、付加等の反応により分子量は無限大のものと
なる。また、これらの樹脂のなかで樹脂が熱分解するま
での間に軟化または溶融しないものが好ましい。具体的
には、例えばフェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂
、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、シリコン耐層、アク
リル系反応樹脂、メタクリル酸塩共重合体とジイソシア
ネートプレポリマーの混合物、尿素ホルムアルデヒド樹
脂、ポリアミン樹脂およびこれらの混合物等である。
電子線照射硬化型樹脂としては、不飽和プレポリマー、
例えば無水マレイン酸タイプ、ウレタンアクリルタイプ
、ポリエステルアクリルタイプ、ポリエーテルアクリル
タイプ、ポリウレタンアクリルタイプ、ポリアミドアク
リルタイプ等、またハ多官能モノマーとして、エーテル
アクリルタイプ、ウレタンアクリルタイプ、リン酸エス
テルアクリルタイプ、アリールタイプ、ハイドロカーボ
ンタイプ等が挙げられる。
磁性層に使用できる磁性粉末としては、特にγ−Fe2
O3,7”−Fe203およびFe50.の混晶、コバ
ルトをドープしたγ−Fe203またはFe50. +
  ”02 ’バリウムフェライト、他の強磁性合金粉
末、例えばFe 、 Ni 、 Co 、 Fe−Co
 、 Co−Ni 、 Fe−Co−N1Fe−Co−
B 、 Fe−Co−Cr−B 、 Mn−B1 、 
Mn−At  。
Fe−Co−V 、 Fe−Al 、 Fe−Mn−Z
n 、 Fe−Co−Ni−Cr、 Fe−Co−N1
−P等を主成分とする合金粉末、窒化鉄等が挙げられる
本発明にかかる強磁性粉末と結合剤との混合割合は、該
強磁性粉末100重量部に対して結合剤5〜400重量
部、好ましくは10〜200重量部の範囲で使用される
。バインダーが多すぎると磁気記録媒体としたときの記
録密度が低下し、少なすぎると磁性層の強度が劣り、耐
久性の減少、粉落ち等の好ましくない事態が生じる。
さらに、本発明にかかる磁気記録媒体の耐久性を向上さ
せるために磁性層に上述したインシアネートの他、架橋
剤としてトリ、フェニルメタントリイソシアネート、ト
リス−(p−イソシアネートフェニル)チオホスファイ
ト、ポリメチレンボリフェニルイソシアネートを含有さ
せてよい。
上記、磁性層塗料を形成するのに使用される塗料には必
要に応じて分散剤、潤滑剤、研摩剤、帯電防止剤、粗面
化剤等の添加物を含有させてもよい。
しかしながら、本発明の化合物は酸化鉄、Co−被着酸
化鉄、金属磁性粉のいずれに対しても良好な分散性を示
すために特に分散剤を使用しなくても充分な分散性を与
える。特に酸化鉄、Ca〜被着酸化鉄の金属合金磁性粉
の微細粉末になる程、例えば酸化鉄、Ca−被着酸化鉄
ではBgT法による比表面積35 rn’ / 9以上
、金属合金磁性粉では45m’/g以上の微細粉末で特
に効果が著しい。
使用される分散剤としては、レシチン、リン酸エステル
、アミン化合物、アルキルサルフェート、脂肪酸アミド
、高級アルコール、ポリエチレンオキサイド、スルホフ
ハク酸、スルホフハク酸エステル、公知の界面活性剤等
およびこれらの塩があり、また陰性有機基(例えば−c
ooH,−PO3H)を有する重合体分散剤の桿を使用
することも出来る。これら分散剤は1種類のみで用いて
も、あるいは2種類以上を併用してもよい。これらの分
散剤はバインダー100型組部に対し1〜20重量部の
範囲で添加される。これらの分散剤は、あらかじめ磁性
粉を前処理するために用いてもよい。
また、同時に潤滑剤を使用しても良く、潤滑剤としては
、シリコンオイル、グラファイト、カーボンブラックグ
ラフトポリマー、二硫化モリブテン、二硫化タングステ
ン、ラウリル酸、ミリスチン酸、炭素原子数12−16
の一塩基性脂肪酸と該脂肪酸の炭素原子数と合計して炭
素原子数が21〜23個の一価のアルコールから成る脂
肪酸エステル(いわゆるロウ)等も使用できる。これら
の潤滑剤は結着剤100重愈部に対して0.2〜20重
量部の範囲で添加される。
使用してもよい研磨剤としては、一般に使用される材料
で溶融アルミナ、炭化ケイ素、酸化クロム、コランダム
、人造コランダム、ダイヤモンド、人造ダイヤモンド、
ザクロ石、エメリー(主成分:コランダムと磁鉄鉱)等
が使用される。これらの研磨剤は平均粒子径0.05〜
5μmの大きさのものが使用され、特に好ましくは、0
.1〜2μm である。これらの研磨剤は結合剤100
重量部に対して1〜20重屑部の範囲で添加される。
使用してもよい帯電防止剤としては、カーボンブラック
をはじめ、グラファイト、酸化スズ−酸化アンチモン系
化合物、酸化チタン−酸化スズ−酸化アンチモン系化合
物などの導電性粉末;ザボニンなどの天然界面活性剤;
アルキレンオキサイド系、グリセリン系、グリシドール
系などのノニオン界面活性剤;高級アルキルアミン類、
第4級アンモニウム塩類、ピリジン、その他の複素環類
、スルホニウムまたはスルホニウム類などのカチオン界
面活[11;カルボン酸、スルホン酸、 燐酸、硫酸エ
ステル基、燐酸エステル基等の酸性基を含むアニオン界
面活性剤;アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノア
ルコールの硫酸または燐酸エステル類等の両性活性剤な
どがあげられる。
使用するカーボンブランクとしては、導電性を付与する
カーボンブラック(以下、CB、と称する)をはじめ、
磁性層に遮光性を付与するカーボンブラック(以下、C
B2と称する)が添加されるのが望ましい。
一般に、磁気記録媒体の使用中に静電気が蓄積された場
合に磁気ヘッドとの間で放電が生じてノイズを発生し易
く、またゴミ等が吸着されてドロップアウトの原因とな
ることがある。また、ビデオ用にあっては、磁性層を有
するテープ部分とリーダーテープ部分とでの光透過率の
差を検出することにより、テープの走行を調整する方式
が知られている。こうしたことから一般に磁性層の表面
電気抵抗を1O90・(1)以下とし、かつ、磁性層の
あるテープ部分の光透過率を0.05% 以下とするこ
とが必要とされている。このために通常は磁性層中にカ
ーボンブラック粒子が添加される。
この場合、上記したカーボンブラックCB、、 CB2
を使用するとき、両力−ボンブラックの各比表面積を前
者については200〜500 m’ / Fl (更に
は、200〜300 m’ / ji )、後者につい
ては46〜200rr?/Iとするのが望ましい。CB
、の比表面積2oom*71未満であると粒径が大きす
ぎてカーボンプラ/り添加によっても導電性が不充分と
なり、また500 m’ / 9を越えると粒径が小さ
すぎて却ってカーボンブラックの分散性が劣化し易くな
る。このカーボンブラックCB、は粒子同士がいわばブ
ドウの房状に連なったものが好適であり、多孔質で比表
面積の大きい、いわゆる、ストラフチャーレベルの高い
ものが望ましい。こうしたカーボンブラックとしては、
例えばコロンビアカーボン社製のフンダクテックス(C
onductex ) 975 (比表面積270 m
’ / g 、粒径46 mμ)、フンダックテックス
950(比表面積245 m’ / 、9、粒径46 
ma )、力ビット・パルカン(Cabot Vulc
an ) X、C−72(比表面積257 m’ / 
E、粒径18 mt+ )等が使用可能である。またC
B2については、比表面積が40 rn’ / 11以
下であると粒径が大きすぎて遮光性が悪くなり易く、そ
の添加量を必要以上に増大させる必要があり、また、2
00 m’ / 9以上であると粒径が小さすぎて層中
への分散性が悪くなり易い。このような′遮光用カーボ
ンブランクCB2としては、粒径が小さくてストラフチ
ャーレベルの比較的低く、しかも比表面積が比較的低い
もの、例えばコロンビアカーボン社製のラーベン(Ra
ven )  2000  (比表面積180 m” 
/ g 、粒径19 ma )、2100.1170゜
1000、 #100. #75. #44. #4o
、  #35. #30等が使用可能である。
上記の各カーボンブラックの混合比率(重量比)には一
定の好ましい範囲があり、CB、 /CB2= 90 
/10〜50 / 50がよく、80/20〜60 /
 40が更によい。
この混合比率が90/loより大きいと導電性カーボン
ブラックCB10割合が多くなるので遮光性が不充分と
なり、また、50 / 50より小さいと導電性カーボ
ンブラックCB、が少ないために表面比抵抗が増大して
しまう。
なお、上記において、「比表面積」とは、単位重量あた
りの表面積をいい、平均粒子径とは全く異なった物理量
であり、例えば平均粒子径は同一であっても、比表面積
が大きなものと、比表面積が小さいものが存在する。比
表面積の測定は、まず、カーボンブラック粉末を250
℃前後で30〜60分加熱処理しながら脱気して、該粉
末に吸着されているものを除去し、その後、測定装置に
導入して、窒素の初期圧力を0.5に9γ/−に設定し
、窒素により液体窒素温度(−195℃)で吸着測定を
行なう(一般にB、FJ、T法と称されている比表面積
の測定方法。詳しくは J、 Ame、 Chem、 
Soc。
60 、309 (1938)を参照)。この比表面積
(BET値)の測定装置には、温浸電池(株)並びに温
浸アイオニクス(株)の共同製造による「粉粒体測定装
置(カンタ−ソープ)」を使用することができる。比表
面積ならびにその測定方法についての一般的な説明は[
粉体の測定j (J、 M、ダラベイル(DALLAV
ALLE)、クライト オル(CL、YDE ORR)
Jr共著、弁田その他訳:産業図書社刊)に詳し・く述
べられており、また「化学便覧」(応用編、1170〜
1171項、日本化学金網、丸首(株)昭和41年4月
30日発行)にも記載されている。
粗面化剤としては、有機質粉末或いは無機質粉末を夫々
に或いは混合して用いられる。
本発明に用いられる有機質粉末としては、アクリルスチ
レン系樹脂粉末、ベンゾグアナミン系樹脂粉末、メラミ
ン系樹脂粉末、フタロシアニン系顔料が好ましいが、ポ
リオレフィン系樹脂粉末、ポリエステル系樹脂粉末、ポ
リアミド系樹脂粉末、ポリイミド系樹脂粉末、ポリ7ノ
化エチレン樹脂粉末等も使用でき、また、無機質粉末と
しては酸化珪素、酸化チタン、酸化アルミニウム、炭酸
カルシウム、硫酸バリウム、酸化亜鉛、酸化錫、酸化ア
ルミニウム、酸化クロム、炭化珪素、炭化カルシウム、
α−F e20.、タルク、カオリン、硫酸カルシウム
、窒化硼素、弗化亜鉛、二酸化モリブデン等が挙げられ
る。
磁性塗料の溶媒または磁性塗料塗布の際に使用する溶媒
としては、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;メタノ
ール、エタノール、プロパツール、ブタノール等のアル
コール類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸
エチル、エチレングリコールモノアセテート等のエステ
ル類;エチレングリ、コールジメチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノエチルエーテル、ジオキサン、テト
ラヒドロ7ラン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素;メチレンクロライド、エ
チレンクロライド、四W 化炭素、クロロホルム、ジク
ロルベンゼン等のハロゲン化炭化水素等のものが使用で
きる。
また、上述した支持体の素材としては、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート等
のポリエステル類、ポリプロピレン等のポリオレフィン
類、セルローストリアセテート、セルロースダイアセテ
ート等のセルロース誘導体、ポリカーボネートなどのプ
ラスチック、AI 、 Znなどの金属、ガラス、窒化
珪素、炭化珪素、磁器、陶器等のセラミックなどが使用
される。
これら支持体の厚みはフィルム、シート状の場合は約3
〜100μm程度、好ましくは5〜50ρmであり、デ
ィスク、カード状の場合は30μmlQg程度であり、
ドラム状の場合は円筒状とし、使用するレコーダーに応
じて、その型は決められる。
支持体上へ前記磁性塗料を塗布し、磁性層を形成するた
めの塗布方法としては、エアーナイフコート、ブレード
コート、エアーナイフコート、スクイズコート、含浸コ
ート、リバースロールコート、トランスファーロールコ
ート、グラビアコート、キスコート、キャストコート、
スプレィコート等が利用できその他の方法も可能である
。このような方法により支持体上に塗布された磁性層は
必要により層中の強磁性粉末を配向させる処理を施した
のち、形成した磁性層を乾燥する。また必要により表面
平滑化加工を施したり、所望の形状に裁断したりして、
本発明の磁気記録体を製造する。
また1本発明による磁気記録媒体は、磁性層と支持体と
の間に下引き層を設けたものであってもよく、或いは下
引き層を設けなくてもよい。
(実施例) 以下、本発明を具体的な実施例によって説明する。
以下に示す成分、割合、操作順序等は、本発明の精神か
ら逸脱しない範囲において種々変更しうる。なお下記の
実施例において、「部」はすべて「重量部」を表わす。
表−2に示す成分を分散させた後、この磁性塗料を1μ
m フィルターで濾過後、多官能イソシアネート5部を
添加し、支持体上に5μm 厚みに塗布してスーパーカ
レンダーをかけ、1部2インチ幅にスリットしてビデオ
テープ(各実施例、比較番号に対応する)とした。ただ
し、表−1の第2欄以後の数字は重量部を表わし、また
第2欄以後上記の各列によるビデオテープについて、次
の測定を行なった。
クロマS/N:  カラービデオノイズメーター[5h
ibasoku 925 D/ljにより測定した(単
位dB )。
ルミ  S/N:     同  上 RF  出力 :RF出力測定用VTRデ・ンキを用い
て4MH2でのRF出力を測定し た(単位dB )。
静止画像寿命: 静止画像が2 dB低下するまでの時
間を分単位で示す。値が大きい 程磁気記録媒体の耐久性、耐摩耗 性が良い。
それぞれの例のビデオテープの性能を表−3に表−3G
S示される如く本発明の試料は従来のものに比べ良好な
性能を示している。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は塩ビ系樹脂に対する変性基−80
3H基、−〇〇〇H基および一〇H基のBr / Bm
および光沢率に対する影響を示す図である。第3図は−
S 03T(含有量の変化に対するBr / Bmの関
係を示す。 第4図は重合度と、第5図は硬化剤添加量と破断応力並
びに破断伸びの関係を示す。 第6図(a)および(b)は重合度とBr78m、光沢
率および塗料粘度の関係を示し、第7図(a)および(
b)は重合度とルミおよびクロマのRf比出力S/Nの
関係を示す図である。 出願人 小西六写真工業株式会社 第3図 一5ChH/17i4t(wt))/xFFA7ity
tw9−oH−cooH−503M 第2図 −OH−COO/−1−3o3H 滅折爽p(kl/dり 角受鵬−イ申、−にl) 膚折戎力(k終−2) 第6図 戸        46#   (pa)     並
0(r−(〕 第7図 手続補正書 昭和60年12月11  日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 非磁性支持体上に結合剤を含む磁気記録の用に供する構
    成層を有する磁気記録媒体に於て、該結合剤がその分子
    構造中にエポキシ基を含み、且つスルホン酸基及び/ま
    たはカルボキシ基を含有する塩化ビニル系共重合体であ
    ることを特徴とする磁気記録媒体。
JP16655685A 1985-07-27 1985-07-27 磁気記録媒体 Pending JPS6226630A (ja)

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JP16655685A JPS6226630A (ja) 1985-07-27 1985-07-27 磁気記録媒体

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