JPS62265358A - 有機基体物質を光に対して安定化する方法 - Google Patents

有機基体物質を光に対して安定化する方法

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JPS62265358A
JPS62265358A JP10904786A JP10904786A JPS62265358A JP S62265358 A JPS62265358 A JP S62265358A JP 10904786 A JP10904786 A JP 10904786A JP 10904786 A JP10904786 A JP 10904786A JP S62265358 A JPS62265358 A JP S62265358A
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JP
Japan
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group
atom
general formula
alkyl
groups
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Pending
Application number
JP10904786A
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English (en)
Inventor
Shuichi Sugita
修一 杉田
Yutaka Kaneko
豊 金子
Satoshi Nakagawa
敏 仲川
Shinji Yoshimoto
吉本 真璽
Toyoki Nishijima
豊喜 西嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPS62265358A publication Critical patent/JPS62265358A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/392Additives
    • G03C7/39208Organic compounds
    • G03C7/39284Metallic complexes

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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は有機基体物質の光に対する安定化に関し、詳し
くは有機化合物、特にハロゲン化銀写真感光材料に用い
られる有機染料の光に対する安定化に関するものである
【発明の背景】
一般に有機基体物質、例えば有機染料が光によって褪色
する傾向があることは周知であるが、インク、繊維の染
色あるいはカラー写真の分野で、この様な有機染料の耐
光性を向上させる為の研究が行われてさた6本発明は、
上記有機基体物質の耐光性の向上の目的で極めて有利に
用いられる。 本発明において、有機基体物質もしくは基体化合物なる
用語は、日光の照射下において人間の目に有色または無
色に見えるような物質を意味し、単に可視域に吸収極大
を有する物質だけに止まらず、紫外域に吸収極大を有す
る物質あるいは赤外部に吸収極大を有する物質をも包含
するものである6本発明において、有機基体物質は紫外
部の約300曽μから赤外部の約800m uまでに吸
収極大を有する物質を包含する。本発明において、色素
もしくは染料なる用語は、日光の照射光において人間の
目に有色に見える有機物質を包含する。 従来から有機基体物質、例えば色素または染料が光によ
って褪色する傾向があることが知られており、この褪色
を減少させる多くの報告がある。 例L +E、W fl’l 昭59−125732% 
1.: ハ、IH−ビ5/口〔5,1−c)−1,2,
4−) ’17ゾール型マゼンタカプラーに7二/−ル
系化合物を併用することで該色素から得られるマゼンタ
色素画像の光堅牢性を向上させる技術が開示されている
。しかしながら、上記技術では前記マゼンタ色素画像の
光による褪色を防止するには未だ十分とは言えず、しか
も光による変色を防止することは殆んど不可能であるこ
とが判った。
【発明の目的1 本発明は上記の問題、αに鑑み為されたもので、本発明
の第1の目的は、有機基体物質、特に色素または染料の
色相や純度を悪化させることなく、これら物質の光に対
する安定性を改良する方法を提供することである。 本発明の他の目的の一つは、有機溶剤への溶解度が高く
、かつ有機基体物質との混和性が良い有機基体物質安定
化剤を用いて有機基体物質の光に対する安定性を改良す
る方法を提供することである。 本発明の池の目的の−っは、カラー写真画像を形成する
色素画像の光に対する安定性を改良する方法を提供する
ことである。 本発明の他の目的の一つは、芳香族第1級アミン現像主
薬とカラーカプラーとの反応によって形成される染料の
光に対する安定性を改良する方法を提供することである
。 【発明の構成】 本発明の上記目的は、約300IIlμないし約800
mμIFI031[Jf+−&−A#+7−六jfiI
tIk−&ML、155M4(1、(II)、(I[[
)または(1’V)で示される金属錯体の少な(とも1
種とを共存させることにより達成された。 一般式(II) 一般式(1) %式% 式中、R’SR”、R3およびR4は各々、水素原子、
ハロゲン原子、カルボキシル基、シアノ基、直接もしく
は2価の連結基を介してベンゼン環の炭素原子と結合す
るフルキル基、ジクロフルキル基、アリール基または複
素環基を表す。RsおよびR7は各々、水素原子、アル
キル基またはアリール基を表し、R6はアルキル基また
はアリール基を表す。 また、R1とR2、R2とR3、R3とR4もしくはR
4とR5は互いに結合して6貝環を形成してもよ(、R
5とR7またはR6とR?は互いに結合して5〜8貝環
を形成してもよい、Xは一0H−1−SR@−1−NH
Raを表し、R8は水素原子またはアルキル基を表す。 Yは2価の連結基を表し、MはCu、 Co1旧、Pd
またはptを表す。Aは窒素原子、酸素原子、硫黄原子
または燐原子を有する化合物を表す。 以下、本発明をより具体的に説明する。 上記一般式(1)および(II)において、R’ I 
R2tR3およびR4で表されるハロゲン原子は、弗素
原子、塩素原子、臭素原子、沃素原子を包含する。 R’、R2,R3およびR4で表されるアルキル基は、
好ましくは炭素数1〜20のアルキル基であり、直鎖フ
ルキル基、分岐アルキル基のいずれであってもよく、ま
た、置換、無置換のいずれであってもよい。R1、R2
、R3およびR4で表されるアリール基は、好ましくは
炭素数が6〜14の7リール基であり、置換、無置換の
いずれであってもよし・、R1、R2、R)およびR4
で表される複素環基は、好ましくは5貝または6貝であ
り、置換、無置換の11ずれであってもよい Rl 、
 R2、RffおよびR4で表 ”されるジクロフルキ
ル基は好ましくは5貝環または6貝環基であり、置換、
無置換のいずれであってもよい。 R1とR2、R2とRコ、RコとR4もしくはR4とR
5とが互いに結合して形成される6貝環は、好ましくは
ベンゼン環であり、このベンゼン環は置換、無置換のい
ずれであってもよく、また縮合したものであってもよい
、゛ また、R5とR7もしくはR6とR7が互いに結合して
形成される5〜8貝環は、炭化水素環、複素環のいずれ
であってもよく、置換基を有していてもよい。具体的に
は、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン
、シクロオクタン、ピラゾール、イミダゾール、インオ
キサゾール、チアゾール等を挙げることができる。 R’、R2,RコおよびR4で表される直鎖もしくは分
岐のアルキル基としでは、例えばメチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、し−ブチル基
、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テ
トラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基を挙げ
ることができる。 R’、R1,R”およびR4で表されるアリール基とし
ては、例えばフェニル基、ナフチル基を挙げることがで
きる。 R’、R2,R3およびR4で表さ九る複素環基は、ヘ
テロ原子として、環中に少なくとも1個の窒素原子、酸
素原子もしくは硫黄原子を含む5ないし6貝の複素環基
であり、例えば7リル基、ヒドロ7リル基、チェニル基
、ビローリル基、ピロリジル基、ピリノル基、イミダゾ
リル基、ピラゾリル某、キノリル某、インYリル基、オ
キサシリル基、チアゾリル基などを挙げることができる
。 Rl 、 R2、R3およびR4で衰されるジクロフル
キル基としては、例えばシクロペンチル基、シクロヘキ
シル基、シクロヘキセニル基、シクロヘキサジェニル基
などを挙げることができる。 R’とR2、R2とRコもしくはR3とR4とが互いに
結合して形成される6貝環としては、例えばベンゼン環
、ナフタレン環、インベンゾチオフェン環、イソベンゾ
フラン環、イソインドリン環などを挙げることができる
。 上記のRI、R2,R3およびR4で表されるアルキル
基、シクロアルキル基、アリール基あるいは複素環基は
2価の連結基、例えばオキシ基(−0−)。 チオ基(−3−)、アミ7基、オキシカルボニル基、カ
ルボニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、カル
ボニルアミノ基、スルホニル基またはカルボニルオキシ
基などを介して、ベンゼン環上の炭素原子に結合してい
てもよい。 R’、R2,R’およびR4で表されるアルキル基が上
記の2価の連結基を介してベンゼン環上の炭素原子に結
合している例としては、アルコキシ基、(例えば、メト
キシ基、エトキシ基、ブトキシ基、プロポキシ基、n−
デシルオキシ基、n−ドデシルオキシ基、または、n−
ヘキサデシルオキン基など)、アルコキシカルボニル基
(例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基
、ブトキシカルボニル基、n−デシルオキシカルボニル
基またはn−ヘキサデシルオキシカルボニル基など)、
7シル基(例えば、アセチル基、バレリル基、ステア0
イル基、ベンゾイル基またはトルオイル基など)、7シ
ルオキシ基(例えば、7セFキシ基またはヘキサデシル
カルボニルオキシ基など)、フルキルアミ7基(例えば
、n−ブチルアミ7基、N、N−ジエチル7ミノ基また
はN、N−ノブシルアミノ基など)、フルキルカルバモ
イル基(例えば、ブチルカルバモイルi、N、N−ジエ
チルカルバモイル基、またはn−ドデシルカルバモイル
基など)、フルキルスルファモイル基、(例えば、ブチ
ルスルファモイルi、N、N−ジエチルスルファモイル
基またはn−ドデシルスルファモイル基など)、スルホ
ニル7ミノ基(例えば、メチルスルホニル7ミ7基、ま
たはブチルスルホニル7ミ7基など)、スルホニル基(
例えば、メシル基、またはエタンスルホニル基など)、
または7シルアミ7基(例九ば、アセチルアミ7基、バ
レリル7ミ7基、バルミトイルアミ7基、ベンゾイルア
ミ7基またはトルオイルアミノ基など)などを挙げるこ
とができる。 Rl 、 Rx 、 RsおよびR4で表されるシクロ
アルキル基が上記の2価の連結基を介して本発明の化合
物の環上の炭素原子に結合している例としては、シクロ
ヘキシルオキシ基、シクロヘキシルカルボニル基、シク
ロヘキシルオキシカルボニル基、シクロアキルアミノ基
、シクロへキ七ニルカルボニル基またはシクロヘキセニ
ルオキシ基などを挙げることができる。 Rl 、 R2、R3およびR4で表されろアリール基
が上記の2価の連結基を介して本発明の化合物の環上の
炭素原子に結合している例としては、7り−ロキシ基(
例えば、フェノキシ基またはす7トキシ基など)、アリ
ーロキシカルボニル基(例えば、フェノキシカルボニル
基またはす7トキシカルボニル基など)、7シル基(例
えば、ベンゾイル基またはす7トイル基など)、7ニリ
ノ基(例えばフェニルアミ7基、N−メチルアニリノ基
またはN−7セチル7ニリ7基など)、アシルオキシ基
(例えば、ベンゾイルオキシ基または、トルオイルオキ
シ基など)、アリールカルバモイル基(例えば、7エ二
ルカルパモイル基など)、7リールスル7アモイル基(
例えば、フェニルスルファモイル基など)、アリールス
ルホニルアミノ基(フェニルスルホニル7ミ7基、p−
トリルスルホニル7ミ7基など)、アリールスルホニル
基(ベンゼンスルホニル基、トシル基など)、またはア
シルアミ7基(例えばベンゾイルアミ7基など)が挙げ
られる。 上記のR’、R2,R’およびR4で表されるアルキル
基、アリール基、複素環基、シクロアルキル基またはR
’とR2、R2とRコ、RコとR4もしくはR4とR5
とが互いに結合して形成される6貝環は、ハロゲン原子
(例えば塩素原子、臭素原子または*’JIM:A?、
−y)F、7/:w:、nTMLl/r+Ihd*/r
)アルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ド
デシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデ
シル基、オクタデシル基、またはメトキシエトキシエチ
ル基など)、アリール基(例えば、フェニル基、トリル
基、ナフチル基、クロロフェニル基、メトキシフェニル
基または7セチルフエニル基など)、アルコキシ基(例
えば、メトキシ基、エトキシ基、プロキシ基、プロポキ
シ基またはメトキシエトキシ基など)、アリーロキシ基
(例えば、7エ/キシ基、トリロキン基、ナフトキシ基
またはメトキシフェノキシ基など)、アルコキシカルボ
ニル基(例えば、メトキシカルボニル基、ブトキシカル
ボニル基または7エ/キシメトキシカルボニル基など)
、アリーロキシカルボニル基(例九ば、7エ/キシカル
ボニル基、トリロキシ力ルボニル基またはメトキシ7エ
7キシカルボニル基など)、アシル基(例えば、ホルミ
ル基、7セチル基、バレリル基、ステア0イル基、ベン
ゾイル基、トルオイル基、ナフトイル基本だは1)−メ
トキシベンゾイル基など)、7シルオキシ基(例えば、
アセトキシ基またはアシルオキシ基など)、アシル7ミ
7基(例えば、アセトアミド基、ベンズアミド基または
メトキシアセドアミド基など)、アニリノ基(例えば、
フェニルアミ7基、N−メチルアニリノ基、N−フェニ
ルアミ7基またはN−7セチル7ニリ7基など)、アル
キルアミ/基(例えば、n−ブチルアミ7基、N、N−
ノエチルアミ7基、4−メトキシ−n−ブチルアミノ基
など)、カルバモイル基(例えば、n−ブチルカルバモ
イル基、N、N−ノエチル力ルパモイル基など)、スル
77モイルー!(例えばn−ブチルスルファモイル基、
N、N−ノエチルスル7アモイル基、n−ドデシルスル
ファモイル基またはN−(4−メトキシ−n −7’チ
ル)スルファモイル基ナト)、スルホニルアミ7基(例
えば、メチルスルホニルアミ7基、フェニルスルホニル
アミ/基またはメトキシメチルスルホニルアミ7基など
)またはスルホニル基(例えば、メシル基、トシル基ま
たはメトキシメタンスルホニル基など)などで置換され
ていてもよい。 R%、R@、R7またはR1で表されるアルキル基は置
換アルキル基および無置換アルキル基の両方を包含し、
直鎖アルキル基、分岐フルキル基のいずれであってもよ
い、これらのアルキル基は、置換基部分の炭素原子を除
いて、好ましくは炭素数1〜20のフルキル基であり、
例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テト
ラデシル基、ヘキサデシル基、ベプタデシル基またはオ
クタデシル基などを挙げることができる。 R%、R6またはR7で表される7リール基とは、置換
アリール基および無置換7リール基の両方を包含し、置
換基部分の炭素原子を除いて、好ましくは炭素数6〜1
4の7リール基であり、例乏ば7エ二ル基、トリル基ま
たはす7チル基などを挙げることができる。 Yで表される2価の連結基は、下記の(a)で表(°)
  −6□−CO2− 式中、R9は、水素原子またはアルキル基を衰す。R″
で表されるアルキル基は置換アルキル基および無置換ア
ルキル基の両方を包含し、置換基部分の炭素原子を除い
て炭素数が1〜20のアルキル基が好ましく、これらは
直鎖アルキル基、分岐アルキル基のいずれであってもよ
い、これらのフルキル基の具体例はR’、R2,R3お
よびR4について例示した具体例と同じものを包含する
。 Aで表される化合物としては以下のものが挙げられる。 具体的に窒素原子を有する化合物としては、脂肪族アミ
ン、芳香族アミン、オキシム類、シッフ塩基、含窒素5
〜6貝環等の窒素配位子を持つもの;酸素原子を有する
化合物としては、水、脂肪族アルコール、トロボン、4
−ピロン等の酸素配位子を持つもの;硫黄原子を有する
化合物としては、メルカプト基含有化合物、スルフィド
等の硫黄配位子を持つもの;燐原子を有する化合物とし
ては、ホスフィン類等の燐配位子を持゛つもの等が用い
られるが、好ましくはアミンwi(N−トテシルピベラ
ノン、ノオクチルアミン、ピリジン等)、アルコール類
(see−ブタノール、を−オクチルアルコール等)、
スルフィド類(ノブチルスルフィド、ジドデシルスルフ
ィド等)、メルカプタン類 (千オフエノール、ドデシ
ルメルカプタン等)、アミ/アルコール類(2−7ミノ
エタノール等)、ホスフィン類(トリブチルホスフィン
、トリフエノキシホスフィン等)などを挙げることがで
きる。 一般式(1)、(I[)、([11)または(IV)で
表される金R錯体の中、好ましいのは下記一般式%式%
[) ([[b)もしくは(IVb)で表される錯体である。 (1a) (Ila) (T[[a> (jl/ A ) ^ ↓ (Ib) (ub) ^ (IIIb) <11/l)> ^ ↓ 式中、R1−R7、A、MおよびXは一般式(1)〜(
IV)で述べたR1−R7、A、MおよびXと、それぞ
れ同義である。 次に本発明に用いられる一般式CI)〜(IV)で示さ
れる金属錯体(以下、本発明の錯体とνう)の代表例を
示すが、本発明はこれに限定されないH2 i12 NH2 H2 H 0■ (25)                     
    811(CsHuh↓ 0H (27)         C,、H27SCH2CI
1.C00C113上 H (34)C+sHs+5CIhCH2CN↓ H 聞 (45)        、1.。 土 C1,5 (54)C,、++、、5CIl。CIl、CN↓ CIl、5 (57)C,、II□、5C)1.CIl、C00C1
1゜、L 2115S CH,5 Cli3S H3S tt (65)                     
  NH(OsH+t)2.1゜ (1a)で表される化合物に関する研究は、プルチン・
オブ・ザ・ケミカル・ソサイアテイ・オプ・ジャ/< 
ン(Bull、Chew、 Soc、 Jpn、 )*
408,1864−1867頁(1967年)に記載さ
れている。構造の同定はX線回折、電子スペクトル、元
素分析により行っており、次のような8面体構造に帰属
された。 プロトンを有さない酸素はフェノール性酸素であり、プ
ロトンを有する酸素はYに置換した酸素である。 発明者の研究において、この化合物に配位力の強い中性
分子Aを配位させると、次のような1:1付加体が得ら
れる。構造の同定は元素分析、電子スペクトル、磁気モ
ーメントにより行った。 ^ この場合、平面内に組み込まれている011は配位結合
が強いため、そのまま保持される。 次に本発明に用いられる化合物の代表的合成例を以下に
示す。 合成例1(例示化合物21の合成) エタ/−ルZOxlに5−t−オクチルサルチルアルデ
ヒド1gとエタノールアミン0,26.を溶4解させ、
更に水酸化す) +7ウム0.17gを溶解させた水溶
液0.3mlを加える。これに酢酸ニッケル・4水和物
0.53.を溶解させた水溶液20111をゆっくり添
加し、60〜70℃に加温しながら3時間撹拌する。析
出する結晶を濾取し、水洗、乾燥後、エタ/−ルより再
結晶して淡緑色結晶1.1gを得た。 元素分析値(C34H92N□o、旧)理論値(%) 
 C:66,81  H:8.51  N:4.58実
測値(%)C:6フ、07 11:8.33  N:4
,79合成例2(例示化合物26の合成) 常法に従い、3−(2−エチルへキシルオキシ)サルチ
ルアルデヒドと2−エタノールアミンから得られたシッ
フ塩基t、zsgと水酸化ナトリウム0.17gを溶解
させた水溶液0.3mlをエタノール20m1に溶解さ
せ60℃に加温する。これに酢酸ニッケル・4水和物0
.53gを溶解させた水溶液20m1をゆっくり添加し
た後、60〜70℃で3時間撹拌する。析出する結晶を
濾取、水洗、乾燥後、メタノールより再結晶し淡緑色結
晶1.2gを得る。この結晶と3−ウンデシルチオプロ
パン二トリル0.45gをジメチルホルムアミド101
1に加え、100°Cの加熱下に3時間撹拌する0反応
液は、100zj!の水中に注ぎ析出する結晶を濾取、
乾燥してベージュ色結晶t、ssgを得た。 元素分析値(C4sHt*N、0ssN;)理論値(%
) C:65,15 H:9.OON:4.75 S:
3.62実測値(%) C:64.928:9.05 
N:4.88 S:3.53本発明で用いられる金属キ
レート化合物は、ハロゲン化銀写真感光材料の保護層、
ハロゲン化銀乳剤層、中間層、フィルタ一層、下塗層、
アンチハレー212層、その他の補助層の少なくとも1
層に含有させて使用することができるが、好ましくは、
ハロゲン化銀乳剤層であり、さらに好ましくはマゼンタ
カプラーを含有するハロゲン化銀乳剤層である。 本発明で用いられる金属キレート化合物の添加層は、マ
ゼンタカプラー含有層に添加する場合、マゼンタカプラ
ー1モルにつき、0.1〜4モルが適当であるが、好ま
しくは0.5〜3モルである。 本発明における金属キレート化合物は単独で、あるいは
一般によく知られたカプラーと併用することができる。 また色補正用効果をもつカラードカプラーあるいは現像
抑制剤放出(DIR)カプラー、カップリング反応によ
って形成される生成物が無色である (ワイス)カプラ
ーも本発明の金属キレート化合物を併用して使用するこ
とができる。 れる疎水性基を有する非拡散性のカプラーが望ましいが
、米国特許第4,080,211号、同3,163,6
25号、同3,451,820号、同4,215,19
5号、英国特許@1,247 、688号、特開昭57
−94752号、同58−28745号、同58−42
044号、同58−43955号等に記載されているポ
リマーカプラーやスルホン酸基またはカルボン酸基を有
する水溶性ポリマーカプラーでもよい。 本発明における金属キレート化合物と併用して好ましく
使用することが出来る非拡散性のマゼンタカプラーとし
ては、下記一般式(V)あるいは(Vl)で表されるも
の、又ポリマーマゼンタカプラーとしては、下記一般式
〔■〕〜(XI)で表される単量体より誘導される重合
体あるいは非発色混合しうるカプラーは分子中トニパラ
スト基と呼は一般式(V)           一般
式(Vl)一般式〔■〕R4 ^r 一般式〔■〕          一般式CIM)一般
式〔X〕          一般式(XI)一般式(
V)および一般式(Vl)において、式中、R4はアル
キル基またはアリール基を表し、これらは、さらに置換
されていてもよい、R3は置換基を表し、好ましくはフ
ルキル基または7リール基であるt+ R2はアルキル
基、アルコキシ基、ハロゲン原子、フェノキシ基、カル
ボキシル基、カルバモイル基、スルホ基、スルファモイ
ル基、7シルアミノ基またはスルホニル7ミ7基を表し
、R2としては、ハロゲン原子が好ましく、特にクロル
原子が好ましい、lはθ〜4の整数を表し、特に2〜3
が好ましい、1が2以上のときはR2は同じでも異なっ
ていてもよい、XIは、−NHCO−または−旧1−を
表す。 また式中、Wは含窒素複素環を形成するに必要な非金属
原子群を表し、該Wにより形成される環は置換基を有し
てもよい。 ZIは水素原子または発色現像主薬の酸化生成物とのカ
ップリング反応により離脱し得る基を表し、Zlはハロ
ゲン原子が好ましく、特にクロル原子が好ましい。 一般式〔■〕において、式中、R4は水素原子又はアル
キル基を表し、X2は一利lC0−1−NH−または−
N II CON 11−を表し、Y、lよ−NHCO
−又は−0CO−を表す。 B、は2価の有機基を表し、炭素原子数1〜12個のフ
ルキレン基、アリーレン基又はアリーレンフルキレン基
、−〇−1−S−1−SO□−1−CO−1−Ntl−
、−NHCO−1−0CO−等により選択される単−又
は複数の基より選ばれる。輸およびnはOまたは1を表
す、^rはアリール基であり、例えばフェニル基、ナフ
チル基等である。 一般式〔■〕において、^rで表されるアリール基とし
ては、好ましくはフェニル基であり、該7ヱニル基は置
換基を有するものも含む。これらの置換基は、複数個有
していてもよく、この場合これらの置換基は同−又は異
なっていてもよい、好ましい置換基の基準としては、電
子吸引性基であることである。ここで電子吸引性基とは
、フィゾカル・オーがニック・ケミストリー (Phy
sical Organic Che+eisLry)
、Me Gram−Hill Book Co、、 N
ewYork (1940)に記載されている如く1.
ハメット(Hamnett)らばよって定義されたσ値
あるいはツヤ−ナル・オブ・ザ・アメリカン・ケミカル
・ソサイアティ(J、^+aer、 Chew、Soc
、)、 90.4328 (1968)に記載されてい
るようにスウェイン (Swain)とラブトン(Lu
pton)らによって導かれたF値が0よりも大きい置
換基として定義される。具体的な電子吸引性基としでは
、ハロゲン原子、ハロデノフルキル基、カルボキシル基
、スルホ基、ニトロ基、シアノ基、フルキルスルホニル
基、アルキルカルボニル基、アルコキシカルボニル基、
ジアルキルスルファモイル基、アルキルスルフ′7モイ
ル基、7リールスル7アモイル基、アルキルスルホン7
ミド基、7リールスルホンアミド基等が挙げられるが、
さらにジャーナル・オプ・メディカル・ ケ ミ ス 
ト リ −  (J、  Med、  Chew、)、
  16. 1207  (19)3)、同20.30
4 (1977)に記載されているような置換基等も用
いることができる0本発明に用いられる電子吸引性基の
うち、特に゛好ましいものは、ハa fン原子、ノアル
キルスル7アモイル巽−ハaデノフルキル基、アルキル
スルホニル基、フルキル基である。 前記一般式〔■〕〜(XI)において、R1は水素原子
、ハロゲン原子またはフルキル基を表し、R6はアルキ
ル基、717−ル基またはアルキルチオ基を表し、Jは
2価の有機基を表し、Z2は水素原子または発色現像主
薬の酸化生成物とのカップリング反応により離脱し得る
基を表す。 前記一般式〔■〕〜(Xりで示されるR6は水素原子、
ハロゲン原子(例えば塩素原子、臭素原子、弗素原子等
)またはアルキル基、好ましくは、単素数1〜4個の直
鎖又は分岐の低級アルキル基(例えば、メチル基、エチ
ル基、t−ブチル基等)を表し、このアルキル基は、置
換基を有していてもよい、R1として特に好ましいもの
は、水素原子またはメチル基である。 前記一般式〔■〕〜(XI)において、R6はアルキル
基、アリール基またはアルキルチオ基を表すが、このう
ち好ましいものはアルキル基である。 このアルキル基としては炭素原子数が1から8の直鎖ま
たは分岐のアルキル基が好ましく、より好ましくは、炭
素原子数1から4個の直鎖又は分岐のアルキル基であり
、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
、t−ブチル基等が挙げられる。これらのフルキル基は
置換基を有していてもよい。 前記R6で示される7リール基は、好虫しくは、フェニ
ル基であり、このフェニル基は置換基を有していてもよ
(、置換基としては、例えば、フェノキシ基、ハロゲン
原子、アルキル基等を挙げることがでさる。置換基を有
するフェニル基の具体例としては、例えば、p−メトキ
シフェニル基、l−クロロフェニルJJ、p−t−ブチ
ルフェニル基等を挙げることができる。 前記R6で示されるアルキルチオ基としては、炭素原子
数1〜6個の直鎖又は分岐のフルキルチオ基、例えば、
メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、イソプ
ロピルチオ基等を挙げることができる。このフルキルチ
オ基のアルキル成分にはさらに置換基を有していてもよ
い。 一般式〔■〕〜(XI)において、Jは2価の有機基で
あるが、この有機基は、好ましくは、下記一般式〔■〕
で示される基である。 一般式(XII) +Rt?Lt士R6ヤY2 →Rs %式中、Rtlは
ポリマー主鎖と結合し、R,側はピラゾロ)+77ゾー
ル環と結合している。 一般式〔■〕で示されるR2、R3およびR3は、各々
炭素原子数1〜12個のフルキレン基、7り−レン基ま
たは7ラルキレン基を表し、アルキレン基は、直鎖でも
分岐していてもよい。アルキレン基としては例えば、メ
チレン基、メチルメチレン基、ノメチレン基、デカメチ
レン基等であり、7リーレン基としては、例えば、フェ
ニレン基、ナフチレン基等であり、アラルキレン基とし
ては等である。 前記R7、R,およびR1で衰されるフルキレン基、ア
リーレン基またはアラルキレン基は置換基を有すること
ができ、置換基としでは、例えば、−アルキル基、ハロ
ゲン原子、フェノキシ基等を挙げることができる。 前記一般式〔■〕で表されるX、は−CONH−1−N
HCO−1−COO−1−OCO−1−SO2−1−S
−1−CO−1−8O−1−〇−を表し、このうち好ま
しいものは−CONII−1−COO−1−SO,−1
−S−1−〇−である。 前記一般式(Xi)で表されるY2は −eONll−1−NHCO−1−CON−1−NC0
−1−COO−−OCO−1−NHCONH−1S02
NH−1−NFISO□−を表し、ここにおいてR1゜
およびRI+は炭素原子数1〜4個のアルキル基(例え
ば、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ブチル基等
)を表す。 鎗 り V   し  l−r+ に 出  富  1
 k−nz  神−C0NH−1−C0N−1−COO
−1−NHCONII−1R1゜ 一502NH− である。 9% C4s rおよ(/Sはそれぞれ0または1を表
す。 前記一般式〔■〕〜〔訂〕で示されるZ2は水素原子ま
たは発色現像主薬の酸化生成物とのカップリング反応に
より離脱し得る基を表す。 Z2で示される発色現像主薬の酸化体とのカップリング
反応により離脱し得る基とは、従来より2当量カプラー
のいわゆるスプリットオフ基として知られている基を意
味し、具体的には、ハロゲン原子(例えば、クロル原子
、弗素原子等)、7リールオキシ基(例えば、フェノキ
シ基、p−メトキシ7エ/キシ基、1)−プタンスlレ
ホン7ミドフェノキシ基、p−t−ブチルカルボアミド
7二/キシ基等)、アリールチオ基(例えば、フェニル
チオ基)、複素環チオ基(例えば、1−エチルテトラゾ
ール5−チオイル基)等が挙げられるが、好ましくはハ
ロゲン原子、特に好ましくは塩素原子である。 一般式〔■〕〜(XI)で示される単量体単位を用いて
ポリマーマゼンタカプラーを合成する時には特に好まし
く用いられるコモノマーはアクリル酸エステル、メタク
リル酸二ステルである。 前記一般式(V)〜(XI )で表されるカプラーの代
表的具体例を記載するが本発明はこれらに限定されない
。 例示マゼンタカプラー C R+2 M−I        NlIC0C+ Jzy84 
      NtlCOC+ 4H29M−11−SC
+1□CI!2N(C211,)2t’l12    
   SC+JzsM−13−5CH2CO□C2I+
 。 M−14−SCH2SCH2C 00II      5CII2SO:N(Czll、
>2M−16−5CII□C0NI+2 M−17−5CII□CII 、 OC、11。 M−ts     −5CII2Cl!□0((M−1
9−5CII□CIl□N It S 02 CIt 
1NO3(hcth PM−1 M−2 M−3 alls M−4 M5 M−6 M−7 CI+3 M−8 C)13 M−9 ■ C11゜ M−10 P M −11 M−12 C11゜ M−13 C11゜ M−14 ■ M−15 H3 M−16 p M−tフ P M −18 P M −19 P M −20 M−21 M−22 PM−23 PM−24 M−25 M−26 C113Cll3 P M −27 M−28 M−29 C121125 M−30 al19 M−31 M−32 M−33 M−34 C1!3 M−35 M−36 M−37 C21!5 PM−38 PM−39 M−40 M−41 M−42 ■ M−43 M−44 CaH+t(L) M−45 CHl M−46 M−47 CJ+i M−48 山Lt(t) M−49 P M −50 M−51 M−52 M−53 C,+1゜ PM−54 PM55 C,H。 M−56 M−57 M−62 M−58 M−59 C11゜ M−60 C11゜ M−61 M−65 M−63 蕃 C,I!、。 M−64 P M −66 ■ L M−67 C611,。 PM−68 PM−69 M−70 M−71 P M −72 M−73 C11゜ I’M−74 M−75 M−76 M−77 M−78 M−79 M−80 211s M−81 C2+15 PM−82 C211゜ M−83 C2H。 P M −84 M−85 M−86 M−87 C21(。 M−88 M−89 M−90 M−91 M−92 0CH。 M−93 \Cl5II31 M−94 M−95 M−96 CI+3 5−”・、\ 以:下余巾 ゛/′ P M −97 PM−98 C11゜ M−99 P M −100 t、:2+t5 P  M −101 P M −102 P M −103 P M −104 P M −105 P M −106 P M −110 7P   108 P M −109 −PM109− P M −111 P M −112 P M −113 P M −114 M−115 l13 P M −116 C2II5 P M −117 P M −118 NIISO□C161133 P M −119 M−120 M3 P M −121 C11゜ P M −122 CslLt(−t) P M −123 P M −124 P M −125 P M −126 C11゜ P M −127 C1l。 M−128 P M −129 P M −130 C8゜ P M −131 P M −132 H3 1)M−133 P M −134 M−135 P M −136 C7111゜ P  M −137 P M −138 P M −139 111c  CH3 P M −140 PM−141 P M −142 P M −’143 P M −144 M−145 P M −146 \Ce1l++(t) P M −147 P M −148 以1、下、余≧ ゛・−1−ノ′ F’M−150 P M−153 PM−156 PM−157 P M −158 P M −159 P M −160 P  M −161 M−162 P M −163 P M −164 M−165 P M −166 P M −167 P M −168 P M −169 P M −170 PM   171 P M −172 P M −173 P M −174 P M −175 P M −176 M−177 P M −178 P M −179 P M −180 P M −181 ru                       
     r’nP M−184 PM−186 rN P M−187 M−191 c2n。 M−192 M−193 F’M−194 P M−198 M−199 M−202 PM −203 PH−206 PH−207 M−215 M−216 M−217 q11 、、、[A−fコu、、−、、、、F”z 、、、4、
−7(7N8、。 M−219 1’M−220 M−221 PH−222 PH−223 マゼンタポリマーカプラーの例示単量体C−1 C−2 C−3 I C−7 また併用しうるカラードカプラーの例としては、米国特
許3,148,062号、同3+2271554号、同
3 、733 、201号、同3,617,291号、
同3,703,375号、同3,615,506号、同
3,265,506号、同3,620,745号、同3
,632.345号、同3,869,291号、同3,
642.485号、同3,770,436号、同3.8
08,945号、英国特許1,201,110号、同1
,236,767号に記載されているカラードカプラー
が挙げられる。 まjこ本発明の錯体が適用されるハロゲン化銀写真感光
材料においては、イエローカプラーを用いることができ
るが、これらのうち、ベンゾイルアセトアニリド系及び
ピバロイルアセトアニリド系化合物が好ましく用いられ
る。又、低分子のイエローカプラー及びイエローポリマ
ーカプラーのどちらも用いることができる。 黄色カプラーとしては下記一般式(XI[l)のものが
用いられる。 式中、X4はハロゲン原子、アルコキシ基またはアルキ
ル基を表し、Z、は発色現像主薬の酸化生成物とのカッ
プリング反応により離脱し得る基(単に離脱成分と称す
る場合もある)を表す。R21はベンゼン環に置換可能
な基を表し、n、は1または2の整数を表す。nが2の
ときR2置土同じでも異なっていてもよい。 X、として好ましいのは710デン原子(例えば弗素、
塩素、臭素等の原子)またはアルコキシ基(メトキシ基
、ニドキシ基、ブトキシ基等)である。 Z3として好ましいのはアリールオキシ基、複素原子と
共に炭素原子、酸素原子、窒素原子、硫黄原子の中から
選ばhた原子により5〜6貝環を形成するのに必要な原
子群を表す。 アリールオキシ基の7リ一ル部分は好ましくはフェニル
基であるが、このフェニル基は置換基を有してもよい。 アリールオキシ基として具体的1こは、フェノキシ基、
4−カルボキン7エ/キン基、4−(4−ベンノルオキ
シベンゼンスルホニル)7エ7キシ基などが挙げられる
。また、複素環オキシ基としては、例えば1−フェニル
−5−テトラゾリルオキシ基、インオキサゾリルオキン
基、4−COzC611+p    C’00C11゜
等が挙げられる。 R21としては、具体的にハロゲン原子(弗素、塩素、
臭素等)、R2□−1R220−1R22CON−1嶽 ここでR22、R21、R24は同一でも異なっていて
もよく、各々、水素原子、置換されてもよいアルキル基
、アリール基、複素環基を表す、好ましくは、R2゜C
ON+1−1R2,502NII−1R2□0CONH
−(R2□は置換基を有してもよいアルキル基)であり
、最も好ましくはR22CONH(R22は置換基を有
するフルキル基)である。 以下に黄色カプラーの具体例を示すが本発明はこれらに
限定されない。 、 〜\ 更にまた、本発明の錯体と併用して好ましく使用するこ
とができるシアンカプラーとしては、゛7ノール系化合
物、ナフトール系化合物のものを井いることができる。 また、低分子シアンカプラーおよびシアンポリマーカプ
ラーのどちらでも用いることができる。 シアンカプラーとしては、下記一般式(XIV)または
(XV)のものが用いられる。 一般式(XIV)において、R)lはアリール基、シク
ロフルキル基または複素環基を表し、R32はフルキル
基またはフェニル基を表す。R33は水素原子、ハロゲ
ン原子、フルキル基またはフルコキシ基を現す。Z、は
水素原子またはカップリング離脱成分を表す。 一般式(XV)において、R34はアルキル基(例えば
メチル基、エテル基、プロピル基、ブチル基、ノニル基
等)を表す、R3,は低級アルキル基(例えばメチル基
、エチル基等)を表す、R3!は水素原子、ハロゲン原
子(例えば弗素、塩素、臭素等)または低1フルキル基
(例えばメチル基、エチル基等)を表す。Z、は一般式
(XIV)におけるZ、と同義である。 以下にシアンカプラーの代表的具体例を示すが′1″Q
 IIFI it 、:: h h l: ll[iわ
1パ・    −1,1;+lI9Cf また本発明の金属キレート化合物を含有するノ)ロデン
化銀写真感光材料は、米国特許2,336,327号、
同2,728,659号、同2,336,327号、同
2,403,721号、同2,701,197号、同3
,700,453号などに記載のスティン防止剤、英国
特許1,326.889号、米国特許3,432.30
0号、同3,698.909号、同315741627
号、同L57L050号、同3,764,337号など
に記載の色素画像安定化剤、西独国公開2,529,3
50号、同2,448.063号、同2゜610.54
6号、英国特許3,928.041号、同3,958.
993号、同3,961,959号、同4,049,4
55号、同3,379,529号、同3.043,69
0号、同3,364,022号、同3,297,445
号、同3゜287.129号、特開昭54−14513
5号、同52−69624号、同56−137353号
、同56−114946号、同57−93344号、同
57−154234号、同58−205150号、同5
9−36249号に記載のDIR化合物を併用して用い
ることもできる。 又、特開昭60−51834号記載の金属キレート化合
物と本発明の金属キレート化合物を併用して用いてもよ
い。 又本発明の金属キレート化合物は米ff1特許2.87
5,053号、同2,917,402号、同3,052
,63(3号、同3,159,646号、同3,253
,921号、同3,272,891号、同3,533,
794号、同3,652,284号、同3,687.6
71号、同3,705,805号、同3,706,70
0号、同3 、707 、375号、同3,738.8
37号、同3,761,272号、同3,794,49
3号、同3,936,305号、同3,912,606
号、同3,988,228号、同4,072,527号
、同4,156,046号、西独国公開2.231,5
31号、英国特許1,321.355号、同1,335
.068号、リサーチ・ディスクロージャー13719
号、同16748号、特開昭49−26138号、同4
9−26139号、同49−24428号、同49−3
626号、同51−138678号、同51−1386
79号、同51−149277号、同52−12583
6号、同53−107835号、同56−501338
号、同56−81835号、同58−27139号、同
58−111942号、同58−19945号、同58
−181041号、同58−178351号、同58−
185677号、同58−189204号、同59−6
8731号、同59−23344号、さらにジャーナル
・オブ・アプライド・ポリマー・サイエンス(J、^p
p1.Polym、sci、 )、 9.903(19
65)等に記載の紫外線吸収剤と併用して用いることが
できる。 上記のカプラー、本発肪の金属キレート化合物等の化合
物を7S’Clデン化銀乳剤層に導入するには、従来公
知の方法を用いることができる。例えばトリフレノルホ
スフェート、ジブチル7タレート等の沸点175℃以上
の高沸点有機溶媒または酢酸ブチル、プロピオン酸ブチ
ル等の低沸点溶媒のそれぞれ単独または必要に応じてそ
れらの混合液に上記カプラー等の化合物を溶解した後、
界面活性剤を含むゼラチン水溶液と混合し、次に高速回
転ミキサーまたはフロイドミルで乳化した後、/10デ
ン化銀に添加して本発明に使用するノ10デン化銀乳剤
層を調整することができる。 本発明において好ましく用いることのできる高沸点有機
溶媒は、7タル酸エステル、燐酸エステル等のエステル
類、有機酸アミド類、ケトン類、炭化水素化合物等であ
る。好ましくは誘電率7.5以下1.9以上で100℃
における蒸気圧が0.5II1ml1g以下の高沸点有
機溶媒である。またより好ましくは、該高沸点有機溶媒
中の7タル酸エステル類あるいは燐酸エステル類である
。更に該高沸点有機溶媒は2種以上の混合物であっても
よい。この場合は混合物の誘電率が7.5以下であれば
よい。 なお、本発明における誘電率とは、30℃における・y
J電車を示している。 本発明を二おいて有利に用いられる7タル酸エステルと
しては、下記一般式[、]で示されるものが挙げられる
。 式中、R41お上びR42は、それぞれアルキル基、ア
ルケニル基またはアリール基を表す。但し、R41およ
lR12で表される基の炭素原子数の総和は8〜32で
ある。またより好ましくは炭素原子数の総和が16〜2
4である。 本発明において、前記一般式[、]のR41およびR4
□で表されるアルキル基は、直鎖でも分岐のものでもよ
く、例えばブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチ
ル基、オフナル基、/ニル基、デシル基、ウンデシル基
、ドデシル基、トリデシルシル基、ヘプタデシル基、オ
クタデシlし基等である。R41およゾR42で表され
るアリール基は、例えばフェニル基、ナフチル基等であ
り、7ルケニル基は、例えばヘキセニル基、ヘプテニル
基、オクタデセニルf:等である。これらのアルキル基
、アルケニル基および7リール基は、単一もしくは複数
の置換基を有していてもよく、アルキル基およびアルケ
ニル基の置換基としては、例えばノーロデン原子、アル
コキシ基、アリール基、アリールオキシ基、アルケニル
基、アルコキシカルボニル基等が挙げられ、7リール基
の置換基としては、例えばへロデン原子、アルキル基、
7ルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、アルケ
ニル基、アルコキシカルボニル基等を挙げることができ
る。 本発明において有利に用いられる燐酸エステルとしては
、下記一般式[blで示されるものが挙げられる。 一般式[bl      O R,,0−P−OR,。 R44 式中、R43、R44およびR45は、それぞれアルキ
ル基、アルケニル基または7リール基を表す。 但し、R43、R44およびR45で表される炭素原子
数の総和は24〜54である。 一般式[1間のR43、R44およびR4Sで表される
フルキル基は、例えばブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基、ヘプチル基、オクチル基、/ニル基、デシル基、ウ
ンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル
基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基
、オクタデシル基、ノナデシル基等であり、7リール基
としては、例えばフェニル基、ナフチル基等であり、ま
たアルケニル基としては、例えばヘキセニル基、ヘプテ
ニル基、オクタデセニル基等である。 これらのアルキル基、アルケニル基およびアリール基は
、単一もしくは複数の置換基を有していてもよい。好ま
しくはR43、R□およびR41はアルキル基であり、
例えば、2−エチルヘキシル基、オクチル基、3.5.
5− )すエチルヘキシル基、/ニル基、デシル基、 
5ee−デシル基、5ee−ドデシル基、を−オクチル
基等が挙げられる。 以下に本発明に用いられる有機溶媒の代表釣具例示有機
溶媒 s −2C2tl。 ■ 2H5 −1O 5−12            C211゜0−C=
H,5(i) O=P  OC−Ho(i) 0  Cs1Ls(り 0−C,Ii。 0=P−0−C,ll、 ! ■ o−C,It、。 0−01゜lh+(i) 0=P−0−C,。Hn(i) ■ 0−01゜L、(i) 0−C,、H2゜ 0=P−0−CII、H21 0−01゜H21 0CIIL3(i) 「 0=P  OC+ +Ihz(i) 0  C1Jzs(り 0=P−0−C,□Hzsl) 」 0−C+J2s(i) 本発明に使用するハロゲン化銀乳剤中に添加する場合、
本発明に用いられるカプラーは通常、ノ10デン化ff
11モル当り0.07〜0.7モル、好ましくは0.1
〜0.4モルの量で添加される。カプラーがスルホン酸
、カルボン酸などの酸基を有する場合には、アルカリ性
溶液として親水性コロイド中に添加される。 本発明に係るハロゲン化銀乳剤層に用いるハロゲン化銀
としては、塩化銀、臭化銀、沃化銀、塩臭化銀、沃臭化
銀、塩沃央化m等の通常のハロゲン化銀写真乳剤に使用
される任意のものが包含される。 これらのハロゲン化銀粒子は、組粒のものでも微粒のも
のでもよく、粒径の分布は狭くても広くてもよい。また
、これらのハロゲン化銀粒子の結晶は、正常晶、双晶で
もよく、11001面と[1111面の比率は任意のも
のが使用できる。 また、1、Y開昭58−108526号、同58−11
3926号、同58・113927号、同58−113
928号、同58−11:1934号、同5L5542
6号に記載の平板状ハロゲン化銀粒子な用いることがで
きる。 さらに、これらのハロゲン化銀粒子の結晶構造は、内部
から外部まで均一なものであっても、内部と外部が異質
の層状構造をしたものであってもよい、また、これらの
ハロゲン化銀は潜像を主として表面に形成する型のもの
でも、粒子内部に形成する型のものでもよい、これらの
ハロゲン化銀粒子は当業界において慣用されている公知
の方法によって調製することができる。 本発明において用いられるハロゲン化銀乳剤は可溶性塩
類を除去するのが好ましいが、未除去のものも使用でき
る。また、別々に調整した2種類以上のハロゲン化銀乳
剤を混合して使用することもできる。 本発明に係るハロゲン化銀乳剤のパイングーとしては、
従来知られたものが用いられ、例えばゼラチン、フェニ
ルカルバミル化ゼラチン、アシル化ゼラチン、7タル化
ゼラチン等のゼラチン誘導体等、ポリビニルアルコール
、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸アミド等の高
分子非電解質、アルギン酸塩、ポリアクリル酸塩等の酸
性高分子物質、ホフマン転位反応によって処理したポリ
アクリルアミド、アクリル酸とN−ビニルイミグゾール
の共重合物等の高分子両性電解質、米国特許4.215
,195号に記載の11A橋性ポリマー等が挙げられる
。又分散された疎水高分子物質、例えばポリアクリル酸
ブチルエステル、ポリアクリル酸エチルエステル等のラ
テックスを含んでいてもよい。 これらのバイングーは必要に応じて2つ以上の相溶性混
合物として使用することができる。 上述のハロゲン化銀粒子をバイングー液中に分1牧せし
めたハロゲン化銀写真乳剤は、化学増感剤により増感す
ることができる。本発明にお−1で有利に併用して使用
できる化学増感剤は、貴金属増感剤、硫黄増感剤、セレ
ン増感剤及び還元増感剤の4+!11に大別される。 貴金属増感剤としては、金化合物およびルテニウム、ロ
ノウム、パラジウム、イリジウム、白金などの化合物を
用いることができる。 なお、金化合物を使用するときには更にアンモニウムチ
オシアネート、ナトリウムチオシアネートを併用するこ
とができる。 硫黄増感剤としては、活性ゼラチンのほか、硫黄化合物
を用いることができる。 セレン増感剤としては、活性及び不活性セレン化合物を
用いることができる。 還元増感剤には、第1錫塩、ポリアミン、ビスアルキル
アミノスルフィド、シラン化合物、イミノアミノメタン
スルフィン酸、ヒドラジニウム塩、ヒドラジン誘導体が
ある。 さらに又、このハロゲン化銀は所望の波長域に光学的に
増感することができ、例えばモノメチン色素、トリメチ
ン色素等のシアニン色素あるいはメロシアニン色素等の
光学増感剤で単独あるいは併用して光学的に増感するこ
とができる。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料には、前述した添加
剤以外に安定剤、現像促進剤、硬膜剤、界面活性剤、汚
染防止剤、潤滑剤を用いることができる。特公昭46−
34675号、同45−13753号、同48−384
18号、同51−23908号、特開昭48−5372
5号、同58−10738号、同58−79248号等
に記載のホルマリンスカベンジャ−その他写真感光材料
に有用な各種の添加剤を併用することができる。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料はノ10デン化銀乳
剤層の他に保護層、中間層、フィルタ一層、ハレーショ
ン防止層、バッキング層等の補助層を適宜設けることが
できる。 支持体としてはプラスチックフィルム、プラスチックラ
ミネート紙、バライタ紙、合I&紙等従来知られたもの
を写真感光材料の使用目的に応じて適宜選択すればよい
。これらの支持体は一般に写真乳剤層との接着を強化す
るために下引加工が施される。 かくして構成され、た本発明のハロゲン化銀写真感光材
料は、露光した後、発色現像するために種々の写真処理
方法が用いられる。本発明に用いられる好ましい発色現
像液は、芳香族第1級アミン系発色現像主薬を主成分と
するものである。この発色現像主薬の具体例としては、
p−フェニレンルー97!ニレンジアミン塩酸塩、モノ
メチル−p−フェニレンノアミン塩酸塩、ツメチル−ρ
−フェニレンジアミン塩酸塩、2−7ミノー5−ノエチ
ルアミノトルエン塩酸塩、2−アミ/−5−(N−エチ
ル−N−ドデシルアミ/))ルエン、2−アミ/−5−
(N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチル)
7 ミ/ )ルエン硫酸塩、4−(N−!チル−N−β
−メタンスルホアミドエチルアミノ)アニリン、4−(
N−エチル−N−β−ヒドロキシエチル7ミノ)アニリ
ン、2−7ミノー5−(N−エチル−β−メトキシエチ
ル)アミノトルエン等が挙げられる。これらの発色現像
主薬は単独であるいは2種以上を併用して、また必要に
応じて白黒現像主薬、例えばハイドロキノン、フェニド
ン等と併用して用いられる。更に発色現像主薬は、一般
にアルカリ剤、例えば水酸化ナトリウム、水酸化アンモ
ニウム、炭酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム等を含み、
更に種々の添加剤、例えばハロゲン化アルカリ−に属、
例えば臭化カリウム、ふみいC+1(争慧廃杏鱈 任1
1デリトラソン鋤等を含有してもよい。本発明のハロゲ
ン化銀写真感光材料は、親水性フロイド層中に、前記の
発色現像主薬を、発色現像主薬そのものとして、あるい
は、そのプレカーサーとして含有していてもよい1発色
現像主薬プレカーサーは、アルカリ性条件下、発色現像
主薬を生成しうる化合物であり、芳香族アルデヒド誘導
体とのシッフベース型プレカーサー、多価金属イオン錯
体プレカーサー、7タル酸イミド誘導体プレカーサー、
燐酸7ミド誘4体プレカーサー、シュブーアミン反応物
プレカーサー、ウレタン型プレカーサーが挙げられる。 これら芳香族第1級アミン発色現像主薬のプレカーサー
は、例えば米国特許3,342,599号、同2,50
7゜114号、同2,695,234号、同3,719
,492号、英国特許803,783号、特開昭53−
135628号、同54−79035号、リサーチ・デ
ィスクロージャー誌15159号、同12146号、同
13924号に記載されている。 これらの芳香族第1級アミン発色現像主薬又はそのプレ
カーサーは、現像処理する際に十分な発色が得られる量
を添加しておく必y<がある、この量は感光材料の種類
等によって大分異なるが、おおむね感光性ハロゲン化銀
1モル当り0.1〜5モルの間、好ましくは0.5〜3
モルの範囲で用いられる。これらの発色現像主薬または
そのプレカーサーは、単独でまたは、組合わせて用いる
こともできる。これらの現像主薬またはそのプレカーサ
ー等の添加剤を写真感光材料中に内蔵するには、水、メ
タノール、エタ/−ル、アセトン等の適当な溶媒に溶解
して加えることもでき、又、ジブチル7タレート、ノオ
クチル7タレート、トリクレジルホスフェート等の高沸
点有機溶媒を用いた乳化分散液として加えることもでき
、リサーチ・ディスクロージャー誌14850号に記載
されているようにラテックスポリマーに含浸させて添加
することもできる。 本発明のへロデン化根写真感光材料には通常、発色現像
後に漂白および定着、または漂白定着、ならびに水洗が
行なわ゛れる。漂白剤としては、多くの化合物が用いら
れるが、中でも鉄(Iff)、コバル)([[)、錫<
[[)など多価金属化合物、とりわけ、これらの多価金
属カチオンと有PIi酸の精塩、例えば、エチレンジ′
7ミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、N−ヒドロキシエチル
エチレン!アミンニ酢酸のようなアミノポリカルボン酸
、マロン酸、酒石酸、リンゴ酸、ジグリコール酸、ノチ
オグリコール酸などの金属錯塩あるいは7エリシアング
リフール酸などの金属錯塩あるいは7エリシアン酸塩類
、重クロム酸塩などが単独または適当な組合わせで用い
られる。
【実施例】
以下に兵体的実施例を示して本発明を更に詳しく説明す
るが、本発明の実施の態様はこ−れにより限定されない
。 実施例1 前記例示マゼンタカプラー(PH−44)40gおよび
カプラー1モル当り0.2モルの割合の本発明の金属錯
体く26)を前記例示有機溶媒(S −2)4(h/お
よび酢酸エチル100m1の混合溶媒に溶解し、この溶
液をドデシルベンゼンスルホン モジナイザーにて分散し得られた分散液を緑感性塩臭化
乳剤500g(銀換算で30g含有)に混合し、これに
塗布助剤を加えて塗布液を調整した。次いでこの塗布液
をポリエチレ被覆紙支持体上に塗布し、更にこの塗設層
上に、2−(2−ヒドロキシ−3。 5−ノーt−7ミルフエニル)ベンゾトリアゾール、ゼ
ラチン、延展剤および硬膜剤を含有する塗布液を塗設し
保護膜とした。この際2−(2−ヒドロキシ−3、5−
ノーt−7ミルフエニル)ベンゾトリアシーlしは5I
I1g/dIl12、ゼラチンは15B/ dm2の付
量となるように塗設し単色用ハロゲン化銀写真感光材料
を作成した(試料1)。 次に、比較金IA錯体A,Bをマゼンタカプラー1モル
に対し、0.2モルの割合で添加した以外は、比較′に
属錯体A 比較金属錯体B また、試料1の金属錯体(26)の代りに、JkEG錯
体(5)、(14)、(46)を添加した以外は試料1
と同一の試料4.5.6を作成した。 かくして作成した試料1〜6に感光計(小西六写真工業
(株)製、KS−7型)を用いて光楔露光を行なった後
、次の処理を行なった。 処理工程  処理温度  処理時間 発色現像  32.8℃   3分30秒漂白定着  
32.8℃    1分30秒水   洗   32.
8℃     3分30秒上記処理工程に用いた処理液
組成は以下の通りである。
【発色現像B】
4−7ミノー3−メチル−N−エチル−N−(β−ノタ
ンスルホンアミドエチル)7ニリン硫酸塩      
      5gベンジルアルコール        
   15+1へキサメタ燐酸ナトリウム      
2.5g無水亜硫酸ナトリウム         1.
85g臭化ナトリウム            1.4
g臭化カリウム             0.5g硼
砂                39,1g水を加
えて11とし、水酸化ナトリtムを用いてpH10,3
に1!4整する。
【)票白定着液】
エチレンジアミン四酢酸鉄 アンモニウム            et、ogエチ
レンノ7ミン四酢酸2 アンモニウム塩            5.Og千オ
硫酸アンモニウム        124.5Eノ!重
亜硫酸ナトリウム       13.5g無水亜硫酸
ナトリウム         2.7g水を加えて1r
とする。 処理後、得られた各試料について金属錯体による着色を
調べるため以下の要領で着色濃度の測定ヲ打すった。ま
た、保存による黄色スティンノ増加を以下の要領で測定
した。
【着色濃度の測定】
各誌t′Fの白色部の分光反射スペクトルをカラーし4
40nmでのブランク試料の分光反射濃度を基準として
各試料の440n−での分光反射濃度との差を測定した
【黄色スティンの増加の測定】
各試料を77℃加湿なしの条件で14日間保存し、青色
光濃度の増加を、サクラ濃度計PDA−60型で測定し
た。 また、処理後得られた試料の耐光性を以下の要領で測定
した。
【It光性試験】
各試料に形成された色素画像にアングーグラス屋外曝露
台(ス〃試験磯KKS!りを用いて、400時間Do=
初濃度(1,0>、D :褪色後の濃度)を測定した。 °・−ン 表   1 表1の結果から明らかなように、本発明の金属錯体を用
いた試料は、従来の金属錯体く試料2、及び3)に比べ
て着色が殆んどなく、更に保存による黄色スティンも防
止され、かつ耐光性が大巾に改良されていることが判る
。 実施例2 ポリエチレン被覆紙からなる支持体上に、下記の各層を
支持体側から順次塗設し、多色用ハロゲン化銀写真感光
材料を作成した。 第1NJ:青感性ハロゲン化銀乳剤層 イエローカプラーとしてa−ピバリルーα−(1−ベン
ジル−2,4−)オキソーイミグリクンー3−イル)−
2−クロロ−5−[γ−(2,4−ノー1−7ミル7エ
/キシ)ブチルアミド]アセトアリニドを8論g/dm
2、青感性ハロゲン化銀乳剤(90モル%の臭化銀を含
む塩臭化銀乳剤)を銀に換算して3 mg/ dm2.
2’、4’−ノーし一ブチル7エ二ルー3,5−ジーt
−7ミルー4−ヒドロキシベンゾエートを3−g/d請
2、ジオクチル7タレートを3 n+g/ d11+2
およびゼラチンを16mg/ dn2の塗布付量となる
様に塗設した。 第2層:中間層 2.4−ノーt−オクチルハイドロキノンを1mg/d
a2、ジイソデシル7タレートを0.1mg/dm2お
よびゼラチンを4mgZd−2の塗布付量となる様に塗
設した。 v!J3層:緑感性へロデン化銀乳剤層前記例示マゼン
タカプラー (PH−44)を4 mg/dII2、緑
感性塩臭化銀乳剤を銀に換算して3 mg/dlI2、
ジオクチル7タレート (S −2)を4 mg/ d
噛2お上りゼラチン16糟g/d+m”の塗布付量とな
る様に塗設した。 第4屑 :中間層 紫外線吸収剤2−(2−ヒドロキシ−3,5−ノーt−
7ミルフエニル)ペンソトリアゾールヲ3111g/d
+n2.2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジーを一ブチ
ルフェニル)ベンゾトリ7ゾールヲ3 vag/ dv
a2、ジオクチル7タレートを4mg/d1112およ
びゼラチンを14+og/ dva2の塗布付量となる
様に塗設した。 第5層 :赤感性ハロゲン化銀乳剤層 シアンカプラーとして2,4−ジクロロ−3−メチル−
6−(ff−(2,4−ジーL−7ミルフエノキシ)ブ
チルアミド】フェノールを4mg/dm2、ジオクチル
7タレートを2111g/ dva”および赤感性塩臭
化銀乳剤を銀に換算して3 mg/ dm2の塗布付量
となる様に塗設した。 第6)内:中間層 紫外線吸収剤として2−(2−ヒドロキシ−3゜5−ノ
ーt−7ミルフエニル)ベンゾトリアゾールを2+ng
/d+n2.2−(2−ヒドロキシ−3,5−シーt−
ブチルフェニル)ペンソトリアゾールヲ2rngゼラチ
ンを6ng/d曽2の塗布付量となる様に塗設した。 !¥に7Nj:保護層 ゼラチンを9鵠g/da”の塗布付量となる様に塗設し
た。 かくして作成した試料を試料7(比較)とする。 次に試料7の#S3層に本発明に係る例示金属錯体(2
6)、(14)、(46)、(24)および(22)を
マゼンタカプラー1モルに対し、0.2モルの割合で添
加した以外は試料7と同一の試料8.9.10.11.
12を作成した。また試料8の金属錯体の代りに従来公
知の褪色防止剤として下記比較化合物A、B、C,D%
Eをカプラー1モル当り0.3モルで添加−一・−V、
ノ ′((ムン 比較化合物Δ        比較化合物B比較化合物
C比較化合物D I’ll 比較化合物E さらに試料8のマゼンタカプラー (PH−44)の代
りに(PM−1301、(PH−99)を用いた以外は
、試料8と同一の試料18.19を作成した。 かくして作成した試料7〜19に実施例1と同一の露光
処理を行なった。(但し、マゼンタの単色試料を得るべ
く、緑色光を用いて光契露光した。)処理後に得られた
各試料について、実施例1と同様に着色濃度の測定、お
上[/’JT色ステイスティンを調べた。 また、処理後得られた試料および長期保存した試料の耐
光性を以下の要領で測定した。 【耐光性試験] 太陽光による曝射時間を380時間とした以外は実施例
1と同じである。 【保存後の耐光性試験1 各試料に形成された色素画像を77゛c加湿なしの条件
で13日111保存した後、上記耐光性試験を行なった
。 これらの結果を表2に示す。 表2の結果から明らかな様に本発明の試料で1土、従来
の酸化防止剤(比較化合物A、B、C,D、E)を含有
する試料13〜17に比較して金属錯体の添加モル数が
少ないにもがかわらず耐光性が大巾に改良されているこ
とが1゛qる。又、本発明の試料では、光による褪色が
少ない上に、更に着色が殆んどなく、かつ黄色スティン
の発生も少ないことが判明した。 〔発明の効果〕 本発明の金属錯体と約300〜8001μに吸収極大を
有する有機基体物質とを共存させることにより、有機基
体物質の光に対する安定性、特に耐光性を向上すること
ができる。 有機基体物質としてカラー感光材料の色素画像に適用し
ても、光に討する褪色を者しく作滅し、有色も殆んどな
く、シかも黄色スティンの発生も抑えるという優れた効
果を定押する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 約300mμないし約800mμに吸収極大を有する有
    機基体物質と下記一般式〔 I 〕、〔II〕、〔III〕また
    は〔IV〕で示される金属錯体の少なくとも1種とを共存
    させることにより、有機基体物質を光に対して安定化す
    る方法。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式〔IV〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2、R^3およびR^4は各々、
    水素原子、ハロゲン原子、カルボキシル基、シアノ基、
    直接もしくは2価の連結基を介してベンゼン環の炭素原
    子と結合するアルキル基、シクロアルキル基、アリール
    基または複素環基を表す。 R^5およびR^7は各々、水素原子、アルキル基また
    はアリール基を表し、 R^6はアルキル基またはアリール基を表す。 また、R^1とR^2、R^2とR^3、R^3とR^
    4もしくはR^4とR^5は互いに結合して6員環を形
    成してもよく、R^5とR^7またはR^6とR^7は
    互いに結合して5〜8員環を形成してもよい。 Xは−OH−、−SR^8−、−NHR^8−を表し、
    R^8は水素原子またはアルキル基を表す。 Yは2価の連結基を表し、MはCu、Co、Ni、Pd
    またはPtを表す。Aは窒素原子、酸素原子、硫黄原子
    または燐原子を有する化合物を表す。〕
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