JPS62264224A - 住宅の衛生設備用配管装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は住宅の洗面器、水洗便所、浴室、洗濯場等の衛
生設備用配管装置に関し、特にセンチユリ−ハウジング
システム（１００年住宅システム）に通用しうるちので
ある。

なお、本発明は、純粋木造住宅に限らず、例えば鉄骨及
びコンクリート構造住宅、又は、外枠を鉄筋コンクリー
ト構造、内部を木質組構造としたハイブリッド住宅にも
適用される。

〈従来技術〉 従来の住宅における衛生設備用配管装置は床面。

壁面等により固定的に覆われていたから、水漏れ点検、
又は補修作業、或いは衛生設備の変更が容易でなかった
。

〈発明が解決しようとする問題点〉 最近、住宅の耐久性の向上、良好な住宅ストックの整備
を図ることを目的として、センチユリ−ハウジングシス
テムの要請が高まりつつある。このシステムは、居住者
の家族構成や生活の変化に対応するとともに、耐用年数
の短い部品や設備を適時に交換し、また、技術進歩の速
い新製品を取り入れてゆくことにより、２〜３世代にわ
たり常に満足した居住性を維持しうる住宅システムであ
る。

そこで本発明の目的は、従来量も難しいとされていた衛
生設備とその配管のある部屋にセンチユリ−ハウジング
システムを導入し、設備の変更。

水漏れの点検、補修が容易な住宅の衛生設備用配管装置
を提供することである。

く問題点を解決するための手段〉 本発明の衛生設備用配管装置は、方形の外周部材の内側
がヨコ部材及びタテ部材により区画された枠フレームと
、その枠フレームの区画された部分に床面より立ち上っ
た壁内配管と、その配管の設けられた区画の前面に着脱
自在に設けられた第１の壁面パネルと、その第１の壁面
パネルの残余の壁面に設けられた第２の壁面パネルと、
その第２の壁面パネルの前面に取付けられた水洗便器。

手洗器等の衛生設備と、その衛生設備と上記配管を接続
する室内配管とを有することを特徴としている。

〈実施例〉 第１図、第２図及び第３図は本発明の一実施例の施工過
程を経時的に示している。

まず第１図について説明する。床面１上にランナー２が
固定され、天井に固定された天井ランナー（図示せず）
の間に、壁の母体となる枠フレーム３が立てられる。こ
の枠フレームは例えばタテ２１０Ｃａｌ、　　ヨコ９０
口の長方形であって上下左右の外周部材３１−、−３１
の内面に中央凹条３２が刻設され、内側を構成するヨコ
部材３３−・・３３及びタテ部材３４．３４の端面に凸
部が形成され、主要なヨコ部材及びタテ部材の側面にも
中央凹条３５が刻設されている。これらヨコ部材及びタ
テ部材の両端を外周部材内面の中央凹条３２或いはヨコ
部材もしくはタテ部材側面の中央凹条３５に嵌合させ固
着することにより壁面全体かい（つかの小区画に区分さ
れる。また、三角形の補強板３６−・３６が中央凹条３
２，３５に嵌合され接着されている。従って、内部配管
が設けられる小区画の形状寸法とその位置は、タテ部材
及びヨコ部材を中央凹条に沿って上下方向又は水平方向
に摺動変位させることにより、所望のものが得られる。

第１図において二点鎖線Ａで囲んだ区分に第１の壁面パ
ネルが貼られる。この区分Ａ内のヨコ部材外周の下辺部
材及びランナー２に、配管を通すための貫通孔４−４及
び５−・５が穿孔されている。

第２図は、第１図の枠フレーム３の前面に例えば石こう
ボード等の壁面パネルを貼った状態を示している。貫通
孔４−・４．及び５−・・５に床面から立ち上る壁内配
管６−・−６が施こされ、第１図で区分Ａで示した部分
に第１の壁面パネル７がビス８−８により着脱自在に貼
り付けられ、枠フレーム前面の残余の部分に第２の壁面
パネル９が貼り付けられる。

第３図に外観図を示す。壁面パネル７及び９上の少くと
も下半部に防水シートが張られ、その上にタイル又は内
装材１０が張設され、洗面器１１が取付けられ、この洗
面器１１と壁面配管６−６を接続する室内配管１２・・
−１２が施こされる。また、二点鎖線Ｂで示す壁面パネ
ル７と９の境界線をカバーする大きさのタイル目地（点
線で示す）に沿ってマーク１３が付される。

水漏れ点検又は洗面器を取りかえる場合には、室内配管
１２−１２と区分１３に沿ってタイル目地を除去し、防
水シートをナイフで切断すれば、第２図に図示したよう
に第１の壁面パネル７を取り外すことができ、壁内配管
６−６の点検又は変更を行うことができる。

第４図、第５図及び第６図に本発明の他の実施例を示す
。この実施例は衛生設備として水洗便器用給水槽１４を
設けた点で前述のものと相違している。互いに対応する
部分に同一参照番号を付して説明を省略する。

なお、上記各実施例におけるランナー及び枠フレームは
木造軸組構造における間仕切り壁構造と共通に使用され
るもので、工場内において大量生産される。

〈発明の効果〉 本発明によれば、壁面パネルの一部分を分割構成すると
ともにその背後に壁内配管を集中的に設け、さらに、壁
面パネルの表面にタイル張り等の防水処理を施している
ので、外観が美麗で、しかも衛生設備の変更、水漏点検
又は補修を容易に行うことができる；

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図及び第３図は本発明の一実施例の施工過
程を経時的に示す透視図であり、第４図、第５図及び第
６図は本発明の他の実施例の施工過程を経時的に示す透
視図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 方形の外周部材の内側がヨコ部材及びタテ部材により区
   画された枠フレームと、その枠フレームの区画された部
   分に床面より立ち上った壁内配管と、その配管の設けら
   れた区画の前面に着脱自在に設けられた第１の壁面パネ
   ルと、その第１の壁面パネルの残余の壁面に設けられた
   第２の壁面パネルと、その第２の壁面パネルの前面に取
   付けられた水洗便器、手洗器等の衛生設備と、その衛生
   設備と上記配管を接続する室内配管とを有する、住宅の
   衛生設備用配管装置。