JPS62263227A - ポリ無水物−シロキサンおよびそれから得られるポリイミド−シロキサン - Google Patents

ポリ無水物−シロキサンおよびそれから得られるポリイミド−シロキサン

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JPS62263227A JP12385586A JP12385586A JPS62263227A JP S62263227 A JPS62263227 A JP S62263227A JP 12385586 A JP12385586 A JP 12385586A JP 12385586 A JP12385586 A JP 12385586A JP S62263227 A JPS62263227 A JP S62263227A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明以前に、ポリジオルガノシロキサンとポリイミド
との化学的に結合されたブロックから本質的に構成され
るポリイミド−シロキサンを製造するのに種々の方法が
用いられてきた。ホラブ(Ho1ub )の米国特許第
& 325.450号には、末端にジオルガノオルガノ
アミノシロキシ単位を有するポリジオルガノシロキサン
とペンゾフエノンジ無水物との相互縮合でポリイミド−
シロキサンが生成することが示されている。他の方法と
してはヒース(Heath )らの米国特許第へ84ス
867号に示されるように、アルキルアミノ末端基を有
するポリジオルガノシロキサンと芳香族ビス(エーテル
無水物)の相互縮合がある。ポリイミドーシロキサンの
他の例が、リャン(Ryaug)の米国特許第4.40
4.350号に示されており、これはノルボルナン無水
物末端停止オルガノポリシロキサンを有機ジアミンおよ
び任意成分としての他の芳香族ビス無水物と相互縮合さ
せて用いるものである。
1.3−ビス(ミ4−ジカルボキシフェニル)−1,1
,45−テトラメチルジシロキサン二無水物の合成が、
「ジャーナル・オプ・オーガニック・ケミストリ(Jo
urnal of Organic Chemistr
y ) 。
vol、38 、N125,1973(4271−42
72)K、ジエーeアーループレーター(J、 R,P
rater )らにより報告されている。プレーターら
の「シロキサン無水物」および次式: (式中のRおよびnは以下で定義する通り)の合成が、
本出願人に譲渡された本発明者の米国特許出願第76翫
089号(1985年8月13日出願)に示されている
。これらのシロキサン無水物は、有効量の遷移金属触媒
の存在下で官能化ジシランと芳香族ハロゲン化アシルと
の反応を行い、その後得られるハロシリル芳香族無水物
を加水分解することにより製造できる。
本発明は、式(1)のシロキサン無水物、式12)二の
芳香族無水物で終端したオルガノポリシロキサンまたは
これらの平衡化混合物を用いて、式(3):%式%(3
) の有機ジアミンとの相互縮合によりポリイミドシロキサ
ンを製造できるとの知見に基づくものである。ここで、
Rは一価のC,−5a)炭化水素基または相互縮合時に
中性である同じまたは異なる基で置換された一価のc(
、−14)炭化水素基であり、R1は三価のcc、−1
4)芳香族有機、14であり、R8は二価のC(2−1
4)有機基であシ、nは1−約20001C等しい整数
である。式(2)においてnが5−約2000であるの
が好ましい。
式(1)および(2)のシロキサン無水物およびそれら
の混合物は、式(4): (式中のRは前記定義の通り、pは3−8に等しい整数
である)のシクロポリジオルガノシロキサンと平衡化す
ることもでき、また式(1)のシロキサン無水物は、式
(4)のシクロポリジオルガノシロキサンおよびトリオ
ルガノシロキサン連鎖停止剤、例、tばヘキサメチルジ
シロキサンの混合物と平衡化することができる。他の連
鎖停止剤、例えばテトラメチルジフェニルジシロキサン
、1.3−ジビニルテトラメチルジシロキサンまたはこ
れらの混合物も使用できる。
発明の概要 本発明によれば、 (A)次式: の化学結合単位を有するシロキサン無水物または上記シ
ロキサン無水物単位と次式: のシロキサン単位とが化学結合した混合物と、(B)次
式: %式%(3) の有機ジアミンとの相互縮合反応生成物を含む、反復化
学結合イミドシロキサン基を有するポリイミドシロキサ
ンが提供される。ここでR,R’およびR:は前記定義
の通りであり、aは0−2に等しい整数で、bは0−3
に等しい整数である。
本発明の別の観点によれば、次式: %式% の化学結合シロキサン−イミド反復基またはこのような
シロキサン−イミド基と次式: %式% のイミド基との反復混合物を含むポリイミド−シロキサ
ンが提供される。ここでR,R’%νおよびnは前記定
義の通りであシ、Pは後述するような四価のC(4−1
4)芳香族有機基であり、Cは1−200に等しい整数
である。
本発明のさらに他の観点によれば、次式:%式%(9) (式中のRおよびR2は前記定義の通り)の反復する化
学結合単位を有するポリイミド−シロキサンが提供され
る。
式(1) −f力および(9)のRに含まれる基は、例
えばCc、−s)アルキル基およびハロゲン化アルキル
基、例エバメチル、エチル、プロピル、ブチル、オクチ
ル、トリフルオロプロピル々ト:アルケニル基、例えば
ビニル、アリル、シクロヘキセニルなどニアリール基お
よびハロゲン化アリール基、例えばフェニル、クロロフ
ェニル、トリル、キシリル、ビフェニル、ナフチルなど
である。
R1に含まれる基は、例えば (式中のR4は一価の中性基、例えばC1−1)アルキ
ル、ハロゲンおよびC(+−S)アルコキシであす、b
は1−3の値の整数である)である。
R1に含まれる基は、例えば、C(4−*。)芳香族炭
化水素基、ハロゲン化Cc4−0)芳香族炭化水素基、
アルキレン基およびシクロアルキレンM、C<x−0有
機基終端ポリジオルガノシロキサンおよび次式ニ−CX
H1!よりなる群から選ばれる基であり、Iは1−5の
整数である)に含まれる二価の基よシなる群から選ばれ
る二価のC(2−2゜、有機基である。
式(6)のR” K含まれる基は、例えばである。式中
のDは一〇−1−S−1 ばれる基であゆ、ここでR2は前記定義の通り、R8は
水素およびRより選ばれ、R6は CH3CHs CH3Br  Br CH2 Br              Brおよび一般式: (式中のXは式 の二価の基よりなる群から選ばれる基であり、mはOま
たは1、yは1−5の整数である)の二価有機基から選
ばれる基である。
本発明の実施にあたって、式(1)および(2)のシロ
キサン無水物またはその混合物と共に使用できる有機二
無水物には例えば、ピロメリト酸二無水物、ペンゾフエ
ノンニ無水物、ヒース(Heath)らの芳香族ビス(
エーテル無水物)及びリャン(Ryaug )の米国特
許第4.3131.5 ? 6号に示されるシリルノル
ボルナン無水物がある。
式(3)の有機ジアミンには次のような化合物が含まれ
る。
m−フェニレンジアミン、 p−フェニレンジアミン、 a、 4′−ジアミノジフェニルプロパン、4.41−
ジアミノジフェニルメタン、ベンジジン、 4、4’ −ジアミノジフェニルスルフィド、4.4′
−ジアミノジフェニルスルホン、4.41−ジアミノジ
フェニルエーテル、1.5−ジアミノナフタレン、 へ3′−ジメチルベンジジン、 43′−ジメトキシベンジジン、 2.4−ジアミノトルエン、 λ6−ジアミツトルエン、 2.4−ビス(p−アミノ−1−ブチル)トルエン、 1.3−ジアミノ−4−イソプロピルベンゼン、1.2
−ビス(3−アミノプロポキシ)エタン、m−キシリレ
ンジアミン、 p−キシリレンジアミン、 ビス(4−アミノシクロヘキシル)メタン、デカメチレ
ンジアミン、 3−メチルへブタメチレンジアミン、 4.4−ジメチルへブタメチレンジアミン、2.11−
ドデカンシアばン、 2.2−ジメチルプロピレンジアミン、オクタメチレン
ジアミン、 3−メトキシヘキサメチレンジアミン、2.5−ジメチ
ルへキサメチレンジアミン、2.5−ジメチルへブタメ
チレンジアミン、3−メチルへブタメチレンジアミン、 5−メチルノナメチレンジアミン、 1.4−シクロヘキサンジアミン、 1.15−オクタデカンジアミン、 ビス(3−アミノプロピル)スルフィド、N−メチル−
ビス(3−アミノプロピル)アミン、 ヘキサメチレンジアミン、 ヘプタメチレンジアミン、 2.4−ジアミノトルエン、 ノナメチレンジアミン、 2.6−ジアミノトルエン、 ビス−(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサ
ン等。
本発明のボリイばドーシロキサンは、150℃〜350
℃の範囲の温度で、不活性有機溶剤の存在下、はぼ等モ
ルのシロキチン無水物またはシロキサン無水物と有機二
無水物との混合物を、有機ジアミンと反応させることに
よシ合成できる。
使用できる有機溶剤は例えば、オルトジクロロベンゼン
、メタ−クレゾール及びジメチルホルムアばド、ジメチ
ルアセトアミド、N−メチルピロリドンのような双極性
非プロトン性溶媒である。
nが1より大きい、例えばnが約5〜約2000の値を
有する式(2)のシロキサンニ無水物は、慣用の平衡化
触媒の存在下でnが1である式12)のシロキサンニ無
水物を、ヘキサオルガノシクロトリシロキサン又はオク
タオルガノシクロテトラシロキサンのようなシクロポリ
シロキサンと平衡化することにより製造できる。
本発明のポリイミド−シフキサンは、ブロック重合体と
することもでき、電気導体の絶縁、接着剤、成形フンパ
ウンド、積層品用被膜及び強靭な弾性体として使用でき
る。
当業者が容易に本発明を実施しうるようK、次の実施例
を説明のため(示すが、限定のためではない。部はすべ
て重量による。
実施例 1 1.3−ビス(4′−7タル酸無水物)テトラメチルジ
シロキサン21Ot、メタ−フェニレンジアミンS1f
及びオルト−ジクロロベンゼン71−からなる混合物を
還流温度に加熱した。混合物を2時間還流し、この間常
に水共沸混合物を取り除いた。溶液から物質が沈澱し始
めたら加熱をやめた。次に、溶液の冷却後混合物に塩化
メチレン100−を加え、得られる均質な生成混合物を
急速にかく拌したメタノール500−に、注いだ。白色
の生成物が沈澱した。この操作をくり返すとさらに生成
物が得られ、得られた生成物を減圧下で乾燥した。2五
4f、即ち収率100%の物質を得た。製造方法により
、生成物は式 の単位が化学的に結合したものから本質的に構成される
ポリイミド−シロキサンであった。GPCKよる分析に
よシ、生成物は約75.000の分子量を有することが
示された。またポリイミド−シロキサンはTgが169
であシ、クロロホルム中の固有粘度がα76である。銅
線をクロロホルムに溶かしたこの重合体の10%溶液に
浸漬し、空気乾燥すると、鋼線上〈有用な絶縁被覆が形
成される。
実施例 2 発煙硫酸[1L5−及び濃硫酸1.0−を含むオルトジ
クロロベンゼン5〇−中の1.3−ビス(4′−フタル
酸無水物)テトラメチルジシロキサン5tおよびオクタ
メチルシクロテトラシロキサン2α84?の混合物を1
10℃に18時間加熱した。混合物を室@まで放冷し、
塩化メチレン100−を加え、過剰の炭酸水素す) I
Jウムを入れて酸を中和した。溶液を脱色用炭素でろ過
し、溶剤を減圧して除去した。次に生成物を(LO1ト
ルの高度の真空下で80℃に加熱して、揮発性生成物を
除去した。末端にジメチルケイ素無水物シロキシ単位を
有し平均的16の化学結合したジメチルシロキシ単位を
有するポリジメチルシロキサンである透明な粘稠油状物
が得られた。製造方法及びプロトンN M R及びIR
分析に基づき、生成物は次の式を有する。
実施例 5 トルエン5CIR1,ビス(フタル酸無水物)テトラメ
チルジシロキサン7f、オクタメチルシクロテトラシロ
キサン29?、フルオロメタンスルホン酸無水物75 
μtおよび水26 μLの混合物を67℃に加熱した。
48時間後、得られる均質な溶液を室温に冷却し、酸を
無水酸化マグネシウム300■で中和した。塩化メチレ
ン約100−を混合物に入れ、脱色用炭素を用いて溶液
をろ過した。混合物から減圧で溶剤を放散させ、得られ
る粘稠油状物を101)ルの真空下で80℃に加熱して
、揮発性シクロシロギサンを除去した。無水フタル酸の
昇華はみられず、末端基の開裂なしに平衡化が起ったこ
とが確認された。単離収率59%に相当する2 1.4
 Pの透明な粘稠油状物が得られた。製造方法とプロト
ンNMRおよび赤外線分析により、生成物は平均約27
個の化学結合したジメチルシロキシ単位および末端のジ
メチルシロキシフタル酸無水物シロキシ単位を有するポ
リジメチルシロキサンである。
上記平衡化シロキサンニ無水物SP、1.3−ビス(4
′−7タル酸無水物)テトラメチルジシロキサン4f及
びメタフェニレンジアミン1.24 tの混合物を、触
媒量の4− N、N−ジメチルアミノピリジンの存在下
で30艷のオルトジクロロベンゼン中で加熱して還流さ
せた。反応中に水が生成し、2時間の加熱の間中水を連
続的に除去した。
冷却後、混合物に塩化メチレン75−をさらに加えて、
沈澱した生成物を再溶解させた。次に混合物をメタノー
ル中に注ぎ、生成物を再度沈澱させ、分離し、次いで乾
燥した。2tの生成物が得られ、これをクロロホルム1
0−に溶解した。生成物をキャストすると10ミクロン
の透明な熱可塑性ニジストマーフィルムが得られた。製
造方法により、生成物は式 (式中r及びSは先に定義したようKnの定義の範囲に
ある正の整数である)の化学結合した単位から本質的に
なるポリイミド−シロキサンである。
GPC分析によシ、このポリイミド−シロキサンが約1
74000の分子量およびクロロホルム中で1.2の固
有粘度を有することが確かめられた。
このポリイミド−シロキサンは容易に銅線上に押出しで
き、有用な絶縁および誘電性を示すことを確かめた。
実施例 4 実施例3に記載された平衡化シロキサンニ無水物59.
ペンゾフエノンニ無水物1.7f及びm−フェニレンジ
アミン1.24 fを含む混合物ヲ、触媒量の4−ジメ
チルアミノピリジンの存在下で30−の0−クロロベン
ゼン中で加熱し、還流させた。2時間の加熱の量水を連
続的に除去した。
生成物を実施例3に記載したのと同様の方法で単離した
。製造方法によって、生成物は式(式中のtおよびUは
実施例3でrおよびSについて定義した通り)の化学結
合した単位から本質的になるポリイミド−シロキサンで
ある。
実施例 5 4−ジクロロメチルシリルフタル酸無水物052を含む
塩化メチレン溶液25−に5倍モル過剰の水を加えた。
乾燥及び真空下での溶剤の除去の後、NMR及びIR分
析で示されるように、式(1)の範囲内のシリルフタル
酸無水物側鎖を有するメチルシロキサンを定量的収率で
得た。末端にジメチルシロキシフタル酸無水物単位を有
し、平均27個の化学結合したジメチルシロキシ単位を
有するポリジメチルシロキサン液状物52にこのメチル
シロキサンを加えた。混合物を50m1のトルエンに溶
解し、次に濃硫酸2滴を加え九〇得られる溶液を80℃
で4時間加熱した。冷却後、塩化メチレン50−を加え
、溶液を炭・俊水素ナトリウムで中和し、次に乾燥し、
真空下で溶剤を除去した。
得られるシリコーン液状物にm−フェニレンジアミンα
5tを加え、混合物を加熱して水を除去した。生成する
架橋重合体は有用な絶縁および誘電性を備えた強靭なゴ
ムであった。
実施例 6 実施例5の4−フタル酸無水物メチルシロキサンSat
、オクタメチルシクロテトラシロキサン五〇?および連
鎖停止剤としてヘキサメチルジシロキサン6qの50−
トルエン5it−75℃に加熱した。触媒量のナフィオ
ン(Nafion )  酸性倒脂を入れ、混合物を7
5℃に15時間加熱した。
触媒をろ別し、トルニジ溶剤を減圧下で除去したところ
、ジメチルシロキシおよび4−フタル酸無水物メチルシ
ロキシ単位を含有するトリメチルシロキシ終端共重合体
が得られた。NMRおよび赤外分析は共重合体の構造と
合致していた。この重合体は、γ−アミノプロピルテト
ラメチルジシロキサンのようなポリアミンで簡単に架橋
されて、強靭な架橋された熱可塑性シリコーンニジスト
マーを生成した。
実施例 7 ヘキサクロロジシラン50f(111モル)とトリメリ
ド酸無水物酸クロリド23f(α11モル)の混合物を
、シリカゲルに担持したパラジウム(■)1モルの存在
下、窒素雰囲気中145℃で反応させる。−酸化炭素が
発生し、テトラクロロシランをその生成につれて連続的
に、除去する。
得られる混合物を真空蒸留すると、4−トリクロロシリ
ルフタル酸無水物が得られることがわかる。
この4−トリクロロシリルフタル酸無水物を加水分解す
ると、次式を有する架橋した樹脂が得られる。
4−トリクロロシリルフタル酸無水物とジメチルジクロ
ロシランの混合物を水中で同時に加水分解すると、シリ
コーン流体が得られる。このシリコーン流体は、本質的
に化学結合したシロ中シフタル酸無水物単位とジメチル
シロキシ単位とが化学結合したものである。シリコーン
流体をγ−アミノプロピルテトラメチルジシロキサンと
相互縮合することにより、硬化したポリイミド−シロキ
サンを形成する。
上記実施例は本発明のポリイミド−シロキサンの製造釦
用いられる非常に多くの変数のうちの一部に係るKすぎ
ないが、本発明はこれらの実施例の前の記載で示される
ように、シロキサン無水物と有機シアはンを反応させる
ことにより製造しうる広範な種類のポリイミド−シロキ
サンを包含することを了知すべきである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の化学結合単位を有するシロキサン無水物または上記シ
    ロキサン無水物単位と次式: (R)_bSiO_[_(_4_−_b_)_/_2_
    ]のシロキサン単位とが化学結合した混合物と、(B)
    次式: NH_2R^2NH_2 の有機ジアミンとの相互縮合反応生成物〔式中のRは一
    価のC_(_1_−_1_4_)炭化水素基または相互
    縮合時に中性である同じまたは異なる基で置換された一
    価のC_(_1_−_1_4_)炭化水素基であり、R
    ^1は三価のC_(_6_−_1_4_)芳香族有機基
    であり、R^2は二価のC_(_2_−_1_4_)有
    機基であり、aは0−2に等しい整数で、bは0−3に
    等しい整数である〕を含む、反復化学結合イミドシロキ
    サン基を有するポリイミドシロキサン。 2、 ▲数式、化学式、表等があります▼ これらの混合物、およびこれらの基と次式:▲数式、化
    学式、表等があります▼ のイミド基との混合物よりなる群から選ばれる反復単位
    〔式中のRは一価のC_(_1_−_1_4_)炭化水
    素基および相互縮合時に中性である基で置換された一価
    のC_(_1_−_1_4_)炭化水素基から選ばれ、
    R^1は三価のC_(_6_−_1_4_)芳香族有機
    基であり、R^2は二価のC_(_2_−_1_4_)
    有機基であり、R^3は四価のC_(_6_−_1_4
    _)芳香族有機基であり、nは1−約2000に等しい
    整数である〕を含むポリイミドシロキサン。 3、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の化学結合シロキサン−イミド反復基またはこのような
    シロキサン−イミド基と次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ のイミド基との混合物を含む〔式中のRは一価のC_(
    _1_−_1_4_)炭化水素基または一価の置換C_
    (_1_−_1_4_)炭化水素基であり、R^1は三
    価のC_(_6_−_1_4_)芳香族有機基であり、
    R^2は二価のC_(_2_−_1_4_)有機基であ
    り、R^3は四価のC_(_6_−_1_4_)芳香族
    有機基であり、aは1−200に等しい整数で、nは1
    −約2000に等しい整数である〕ポリイミド−シロキ
    サン。 4、Rがメチルであり、R^1が ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、R^2が ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第1項記載のポリイミド−シロキ
    サン。 5、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のrおよびsは正の整数である)のポリイミド−
    シロキサン。 6、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のtおよびuは正の整数である)のポリイミド−
    シロキサン。 7、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ のシリル無水物単位と次式: (R)_dSiO_(_4_−_d_)_/_2のオル
    ガノシロキサン単位との混合物〔式中のRは一価のC_
    (_1_−_1_4_)炭化水素基および中性基で置換
    された一価のC_(_1_−_1_4_)炭化水素基か
    ら選ばれ、cは0−2に等しい整数で、dは1−3に等
    しい整数である〕よりなる約5−約2000の化学結合
    単位を有するポリ無水物シロキサン。 8、特許請求の範囲第7項記載のポリ無水物シロキサン
    と次式: NH_2R^2NH_2 (式中のRは二価のC_(_2_−_1_4_)有機基
    である)の有機ジアミンとよりなるポリイミド−シロキ
    サン反応生成物。 9、特許請求の範囲第7項記載のポリ無水物シロキサン
    と有機ジアミンと有機二無水物との反応により得られる
    特許請求の範囲第8項記載のポリイミド−シロキサン反
    応生成物。 10、RがCH_3−であり、R^1が ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第7項記載のポリ無水物シロキサ
    ン。 11、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ のポリ無水物−シロキサン。 12、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のnは1−2000の値を有する)のポリ無水物
    シロキサン。 13、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中のRは一価のC_(_1_−_1_4_)炭化水
    素基または一価の置換C_(_1_−_1_4_)炭化
    水素基であり、nは1−2000に等しい整数である〕
    のポリ無水物シロキサン。 14、(A)約5−約2000のジオルガノシロキシ単
    位に次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の末端単位が化学結合した無水物シロキサン、(B)次
    式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の化学結合単位を有するオルガノシロキシ無水物、およ
    び (C)本質的に化学結合ジオルガノシロキシ単位および
    (A)の末端単位と(B)のオルガノシロキシ無水物単
    位との混合物よりなる無水物−シロキサン よりなる群〔但し(A)および(c)のジオルガノシロ
    キシ単位のオルガノ基およびRは一価のC_(_1_−
    _1_4_)炭化水素基および一価の置換C_(_1_
    −_1_4_)炭化水素基よりなる群から選ばれ、R^
    1は三価のC_(_6_−_1_4_)芳香族有機基で
    あり、nは1−2000に等しい整数である〕から選ば
    れる無水物−シロキサン。 15、(A)約5−約2000のジメチルシロキシ単位
    および次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の末端単位を有する無水物メチルシロキサン、(B)次
    式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のnは1−2000に等しい整数である)の化学
    結合単位を有するメチルシロキシフタル酸無水物、およ
    び (C)本質的に化学結合ジメチルシロキシ単位および(
    A)の末端単位と(B)のメチルシロキシフタル酸無水
    物単位との混合物よりなる無水物−メチルシロキサン よりなる群から選ばれる無水物−メチルシロキサン。 16、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中のRは一価のC_(_1_−_1_4_)炭化水
    素基および中和基で置換された一価のC_(_1_−_
    1_4_)炭化水素基から選ばれ、R^1は三価のC_
    (_6_−_1_4_)芳香族有機基であり、eは0ま
    たは1である〕の化学結合無水物シロキサン単位を含む
    ポリ無水物−シロキサン。 17、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の無水物シロキサン単位と次式: (R)_gSiO_[_(_4_−_g_)_/_2_
    ]のオルガノシロキサン単位とが化学結合してなるポリ
    無水物シロキサン〔式中のRは一価のC_(_1_−_
    1_4_)炭化水素基または相互縮合時に中性である同
    じまたは異なる基で置換された一価のC_(_1_−_
    1_4_)炭化水素基であり、R^1は三価のC_(_
    1_−_1_4_)芳香族有機基であり、fは0または
    1、gは1−3に等しい整数である〕。 18、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の化学結合単位を含むシリル無水物シロキサン。 19、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中のRは一価のC_(_1_−_1_4_)炭化水
    素基または相互縮合時に中性である同じまたは異なる基
    で置換された一価のC_(_1_−_1_4_)炭化水
    素基である〕の化学結合単位を含むシリル無水物シロキ
    サン。 20、Rがメチルである特許請求の範囲第17項記載の
    ポリ無水物シロキサン。
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