JPS6226247A - α―フルオルアクリル酸エステルの共重合体およびその製造方法 - Google Patents

α―フルオルアクリル酸エステルの共重合体およびその製造方法

Info

Publication number
JPS6226247A
JPS6226247A JP61117659A JP11765986A JPS6226247A JP S6226247 A JPS6226247 A JP S6226247A JP 61117659 A JP61117659 A JP 61117659A JP 11765986 A JP11765986 A JP 11765986A JP S6226247 A JPS6226247 A JP S6226247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
fluoroacrylic acid
temperature
acid ester
fluorine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61117659A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH075679B2 (ja
Inventor
ルードルフ・ホイミユーレル
ギユンテル・ジーゲムント
ウエルネル・グロート
ゲルハルト・ウイーネルス
ペーテル・ヘルブレヒツマイエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE19853518893 external-priority patent/DE3518893A1/de
Priority claimed from DE19863602275 external-priority patent/DE3602275A1/de
Priority claimed from DE19863614695 external-priority patent/DE3614695A1/de
Application filed by Hoechst AG filed Critical Hoechst AG
Publication of JPS6226247A publication Critical patent/JPS6226247A/ja
Publication of JPH075679B2 publication Critical patent/JPH075679B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F20/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F20/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
    • C08F20/10Esters
    • C08F20/22Esters containing halogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/34Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation with ozone; by hydrolysis of ozonides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/347Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups
    • C07C51/377Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups by splitting-off hydrogen or functional groups; by hydrogenolysis of functional groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/58Preparation of carboxylic acid halides
    • C07C51/60Preparation of carboxylic acid halides by conversion of carboxylic acids or their anhydrides or esters, lactones, salts into halides with the same carboxylic acid part

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、α−フルオルアクリル酸エステルおよびそれ
の重合体、α−フルオルアクリル酸エステルおよびそれ
の重合体の製造方法並びにかかる重合体の用途に関する
α−フルオルアクリル酸のエステルは既に公知である。
例えば、α−フルオルアクリル酸のフェニルエステルは
、モノフルオル酢酸エチルエステルをナトリウム−エチ
ラートの存在下にエチルオクザラートと反応させ、得ら
れるナトリウム−α−フルオルアクリレートをチオニル
クロライドと反応させてα−フルオルアクリロイルクロ
ライドとしそして次いでこれをフェノールでエステル化
することによって製造される(ドイツ特許第2,950
,491号明細書・ 米国特許第4,297,466号
明細書)。この場合、強い毒性のモノフルオル酢酸エチ
ルエステルを用いなければならないという欠点がある。
α−フルオルアクリル酸フェニルエステルは重合するこ
とができ、室温で透明または光透過性で無色の固体であ
る重合体を製造するのに役立つ。
α−フルオルアクリル酸の別のエステル、特にブチル−
α−フルオルアクリレートは、個々のα−ヒドロキシメ
チル−α−フルオルマロナートの酸性加水分解および次
いで同時的アルコール分解下での加水分解生成物の脱力
ルホキシ化によって製造できる(英国特許第1115.
287号明細書)。確かに、この方法はブチル−α−フ
ルオルアクリレートの例についてのみ記載されている。
このエステルは光の作用下に迅速に重合する。
更に、α−ハロゲン化アクリル酸エステルノハロゲン含
有アルコール成分との重合体を放射線過敏性に対する保
護層の製造に利用することは公知である(米国特許第4
,259,407号明細書)。原料としては式H2C=
 CX−C00)I (式中、Xは弗素−1塩素−また
は臭素原子でありそしてRは弗素化アルキル−1了り−
ルーまたはアルコキシ基である。)で表される単量体が
用いられる。ハロゲンとして弗素だけを含有している重
合体の中には、例えばポリ(トリフルオルイソプロピル
−α−フルオルアクリレート)がある。しかしながらこ
の重合体または相応する単量体の性質についてはいかな
る記載もない。
また、ビニル基のβ−炭素原子にもアルコール成分にも
重水素原子を有していてもよい重合体のα−フルオルア
クリル酸エステルより成る光学材料も公知である(ヨー
ロッパ特許出願公開筒128,517号明細書)。この
重合体は光学的繊維のコア材として役立つ。このものは
200,000〜5,000,000の分子量(ゲルパ
ーミッション) 、1.45〜1.60の屈折率および
100〜200℃の軟化点を有する。光学的繊維の被覆
材料としては低い屈折率を有する重合体が用いられる。
この目的の為には例えばアルコール成分が弗素原子を有
するα−フルオルアクリル酸エステル、例えばトリフル
オルエチル−α−フルオルアクリレートおよびヘキサフ
ルオルイソブチル−α−フルオルアクリレート等の重合
体が適している。
上記のポリ(フルオルアルキル−α−フルオルアクリレ
ート)の製法および性質も同様にヨーロッパ特許出願公
開筒128,516号明細書に記載されている。この重
合体は単量体を連鎖移動剤の存在下に0〜100℃の温
度のもとてラジカル開始剤での塊状−3溶液−または懸
濁重合によって得られる。この重合体は200,000
〜5,00o、oooの分子量(ゲルバーミッション)
 、1.36〜1.44の屈折率および80〜140℃
の軟化点を有する。
本発明の課題は、α−フルオルアクリル酸と高い弗素化
度のアルコール残基とのエステル並びに高い透明度の物
質に加工できる相応する重合体を提供することである。
本発明は、式(1) %式%(1) 〔式中、Rは水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、炭
素原子数1〜4の脂肪族残基または炭素原子数4〜10
の芳香族残基を意味する。〕 で表されるα−フルオルアクリル酸エステルに関する。
このものには例えば式(2) %式%(2) で表されるα−フルオルアクリル酸−ヘキサフルオルイ
ソプロピルエステルがある。
更に本発明は、最初の方法段階にα−フルオルマロン酸
−ジメチルエステルをホルムアルデヒドと反応させ、次
いで第二方法段階において、得られたヒドロキシメチル
化α−フルオルマロン酸−ジメチルエステルを加水分解
し、脱カルボキシル化しそして脱水し、そして得られた
α−フルオルアクリル酸を次いで第三方法段階において
場合によっては酸ハロゲン化物の状態で式(3) %式%(3) 〔式中、Rは式(1)の場合に記した意味を有する。〕 で表されるアルコール、場合によってはアルカリ金属ア
ルコラートの形にてエステル化することを特徴とする、
α−フルオルアクリル酸エステルの製造方法にも関する
また本発明は、式(1)で表されるα−フルオルアクリ
ル酸エステルから誘導される単量体単位で実質的に構成
されていることを特徴とする弗素含有重合体にも関する
更に本発明は、式(1)で表されるα−フルオルアクリ
ル酸エステルを場合によっては他の共重合性ビニル化合
物との混合状態で60〜150℃の温度のもとで重合す
ることを特徴とする、ラジカル開始重合によって弗素含
有単量体の弗素含有重合体を製造する方法に関する。
最後に本発明は、式(1)で表されるα−フルオルアク
リル酸エステルから誘導される単量体単位で実質的に構
成されている弗素含有重合体を透明な物質を製造する為
の材料として用いる方法にも関する。
α−フルオルアクリル酸エステルを製造するための本発
明の方法は三つの段階で実施する:即ち、最初にα−フ
ルオルマロン酸−ジメチルエステルをホルムアルデヒド
と反応させてα−ヒドロキシメチル−α−フルオルマロ
ン酸ジメチルエステルとし、これを次に加水分解し、そ
の加水分解生成物を脱カルボキシル化しそして脱水し、
最後に、そうして得られるα−フルオルアクリル酸を弐
(3)で表されるアルコールでエステル化する。
i初の方法段階では、α−フルオルマロン酸−ジメチル
エステルをホルムアルデヒドでのヒドロキシメチル化反
応に委ねる。〔α−フルオルマロン酸−ジメチルエステ
ルは公知の化合物である:ジャーナル・オブ・フルオリ
ン・ケミストリー(Journal of Fluor
ine Chemistry)25(1984)、第2
03〜212頁参照〕。ホルムアルデヒドは、30〜4
0重量%のホルムアルデヒド含有量である水溶液の状態
で用いるのが特に有利である。ホルムアルデヒドは1 
moβのα−フルオルマロン酸−ジメチルエステルを基
準として1〜10moβ、殊に1.1〜3mo!!の量
で用いる。ホルムアルデヒ1:の替わりにパラホルムア
ルデヒド、ヘキサメチレンテトラミンまたは1,3.5
−トリオキサンも用いることができる。反応を塩基性触
媒の存在下に実施するのが特に有利である。
その際該触媒はα−フルオルマロン酸−ジメチルエステ
ルを基準として2〜50、殊に5〜15モルχの世で用
いる。触媒としては特に重炭酸アルカリ金属塩、例えば
重炭酸カリウムおよび重炭酸ナトリウムを用いる。この
反応は5〜40℃1殊に15〜30℃の温度で実施する
。得られるα−ヒドロキシメチル−α−フルオルマロン
酸−ジメチルエステルを次いで反応混合物から、好まし
くは塩析または、水と混和しない有機系溶剤によって抽
出することによって単離する。溶剤としては炭素原子数
1〜4の脂肪族系塩素化炭化水素、例えばジクロロメタ
ン、トリクロロメタン、テトラクロロメタン、1,1−
ジクロロエタン、1,2−ジクロロエタンが適している
。塩析と抽出とを組み合わせるのが特に有利である。こ
の場合には最初に反応混合物を飽和の塩溶液(硫酸アン
モニウム、塩化ナトリウム)と混合し、次いでこの混合
物を抽出する。溶剤の蒸発によってα−ヒドロキシメチ
ル−α−フルオルマロン酸が無色の固体として得られる
第二方法段階においては、α−ヒドロキシメチル−α−
フルオルマロン酸ジメチルエステルを酸性の水性媒体中
で加水分解し、そして加水分解生成物を脱カルボキシル
化しそして脱水する。この反応は−1〜6、殊に0〜2
のpH−値のもとで実施する。酸性媒体は酸水溶液によ
って、殊に塩酸または硫酸の如き無機酸の希釈溶液によ
って製造する。反応温度は90〜110℃、殊に95〜
105℃の範囲内にある。ガス発生の終了後に反応混合
物を1013〜600mbarの圧力のもとで蒸留しそ
して蒸留液を有機溶剤にて抽出処理する。この場合も溶
剤として、同様に水と混和しない溶剤、殊にジエチルエ
ーテルの如きエーテルを用いる。溶剤の留去後にα−フ
ルオルアクリル酸が無色の固体として得られる。特に有
利な実施形態においてはα−フルオルアクリル酸をアン
モニウム塩として単離する。、の目的の為には、抽出後
に得られる溶液に気体状態のアンモニアを導入し、次い
で無色の結晶質沈澱物を溶剤から分離する。
三番目の方法段階においては、α−フルオルアクリル酸
を弐(3)のアルコールでエステル化する。アルコール
は1moffのα−フルオルアクリル酸を基準として0
.5〜2mall、殊に0.8〜1.2moffの量で
用いる。エステル化の為にはα−フルオルアクリル酸を
そのままでまたは好ましくは酸ハロゲン化物の形で、特
にα−フルオルアクリル酸クロライドとして用いる。酸
ノ\ロゲン化物は普通に用いられるハロゲン化剤、例え
ばオキシアリルクロライド、五塩化リン、三塩化リン、
オキシ塩化リン、ヘンジイルクロライド、ペンヅトリク
ロライド、三臭化リン、四弗化硫黄および特にチオニル
クロライドによって製造できる。チオニルクロライドで
のハロゲン化は好ましくはジメチルホルムアミドのごと
き触媒の存在下に行う。反応は溶剤としての芳香族系炭
化水素、例えばトルエン、キシレンおよびトリエチルア
ンゼン中で実施し、そして反応温度は50〜100℃1
殊に70〜90℃の範囲内である。エステル化も同様に
溶剤中で実施し、反応温度はここでは0〜30℃1殊に
5〜25℃である。溶剤としては脂肪族−1脂環式−ま
たは芳香族炭化水素、例えばn−ヘキサン、n−へブタ
ン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン
、トルエン、キシレンおよびメシチレン、更に対称的な
、非対称的なまたは環状のエーテル、例えばジエチルエ
ーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル
、第三ブチルメチルエーテル、ジエチレングリコールジ
メチルエーテル、テトラヒドロフランおよびジオキサン
、並びに脂肪族−または芳香族ハロゲン化炭化水素、殊
に塩素化炭化水素、例えばジクロロエタン、トリクロロ
メタン、テトラクロロメタン、1.1−ジクロロエタン
、1.2−ジクロロエタン、クロロベンゼンおよび1.
2−ジクロロベンゼン、およびまた脂肪族−および芳香
族ニトリル、例えばアセトンビトリルおよびペンゾテト
リルが適している。酸ハロゲニドのエステル化を有機系
塩基、特にアルキル基中炭素原子数1〜4のトリアルキ
ルアミン、例えばトリエチルアミン、トリイソプロピル
アミンおよびトリブチルアミンの存在下に実施するのが
有利である。この塩基はImolのα−フルオルアクリ
ル酸を基準として0.5〜2 moff、殊に0.8〜
1.2 mailの量で用いる。反応混合物から、得ら
れたα−フルオルアクリル酸エステルを蒸留によって、
殊に200〜101310l3の圧力のもとで蒸留する
ことによって分離する。この蒸留は100〜500pp
mの市販の重合開始剤、例えばハイドロキノンまたはハ
イドロキノン七ツメチルエーテルの存在下に実施するの
が有利である。精製は再度の蒸留または再結晶によって
行う。
α−フルオルアクリル酸エステルのエステル化の為に式
(3) %式%(3) 〔式中、Rは水素原子、重水素原子、ハロゲン原子(殊
に弗素原子)、炭素原子数1〜4の脂肪族残基(殊に、
場合によっては重水素原子または弗素原子を有するアル
キル基)または炭素原子数4〜10の芳香族残基(殊に
、場合によでは一個以上のハロゲン原子または一個以上
の低級アルキル基またはアルコキシ基によって置換され
ているフェニル基)を意味する。〕で表されるアルコー
ルが用いられる。適するアルコールは、例えばLl、l
、3.3’、3−ヘキサフルオル−2−プロパツール、
LLI、3,3.3−へキサフルオル−2=プロパノ−
ルー02 、ベルフルオル−2−プロパツール、ベルフ
ルオル−第三ブタノール、ベルフルオル−1,1−ジメ
チル−プロパツール、1,1゜1.3,3.3−ヘキサ
フルオル−2−メチル−2−プロパツール、1.1−ビ
ス(トリフルオルメチル)−プロパツール、Ll−ビス
(トリフルオルメチル)プロパノ−ルーos 、1.t
、1.3,3.3−へキサフルオル−2−メチル−2−
プロパツール、ベルフルオル−2,3−ジメチル−2−
ブタノール、ヘキサフルオル−2−フェニル−2−プロ
パツール、ヘキサフルオル−2−(4−フルオルフェニ
ル)−2−プロパツール、ヘキサフルオル−2−(3,
4−ジメチルフェニル)−2−プロパツール、ヘキサフ
ルオル−2(4−メトキシフェニル)−2−プロパツー
ル、ヘキサフルオル−2−(2−フリル)−2−プロパ
ツール、ヘキサフルオル−2−(2−チェニル)−2−
プロパツールがある。アルコールは場合によてはアルカ
リ金属アルコラート、殊にナトリウムアルコラートまた
はカリウムアルコラートの形で用いられる。
α−フルオルアクリル酸の本発明のエステルは室温のも
とで無色の液体または固体である。
このものは重合することができそして弗素化重合体の製
造の為の原料として適している。このものは他のビニル
化合物と共重合体することもできる。特に適するか\る
ビニル化合物には、メタクリル酸のエステルおよびα−
フルオルアクリル酸のエステル、殊にアルキル基中の炭
素原子数1〜6のメタクリル酸アルキルエステルおよび
α−フルオルアクリル酸アルキルエステルがある。か\
るビニル化合物の例では特にメタクリル酸1.メチルエ
ステルおよびα−フルオルアクリル酸メチルエステルが
好ましい。α−フルオルアクリル酸エステルと共重合性
単量体として用いる他のビニル化合物との重量比は一般
に60:40〜99:1、殊に65:35〜75:25
である。
重合は通例の方法で、殊に塊状重合で、ラジカル的に有
効な開始剤によって実施する。適する開始剤には例えば
アゾビスイソブチロニトリルの如きアゾ化合物および有
機系過酸化物、例えば第三ブチルペルオキシド、第三ブ
チルオクトエート、第三ブチルペルオキシイソプロビル
カルボナート、第三ブチルヒドロペルオキシドおよび第
三ブチルベルオキシイソブチラートがある。開始剤の量
は単量体100moβ当たり0.01〜3、殊に0.0
3〜0.3moAの範囲にある。重合を連鎖移動剤(分
子量調整剤)の存在下に実施するのが有利である。この
目的の為には特にメルカプタン類、例えばブチルメルカ
プタン、第三ブチルメルカプタン、プロピルメルカプタ
ン、フェニルメルカプタンおよび第三へキシルメルカプ
タン並びにメルカプト酢酸のエステル、例えばエチルメ
ルカプトアセテートおよびエチレングリコールビス(メ
ルカプトアセテート)が適している。重合温度は60〜
150 ’C1殊に80〜130℃である。
反応混合物を重合開始前に脱気するのが有利である。こ
の目的の為には単量体、開始剤および場合によでは分子
量調整剤より成る反応混合物を反応器中で最初に少なく
とも一100℃の温度に冷却し、次いで反応器を減圧処
理しそして密封した状態で0〜25℃の温度に加熱する
。この工程を数回繰り返す。
本発明の重合体は、熱可塑性的に加工できるガラス様の
透明な物質の状態で生しる。それ故に透明な物体、例え
ば抵抗材料、レンズおよび光波導体等を製造する為の材
料として適している。この重合体のスペクトル透過性は
600〜1300nmの波長域において特に高い。この
重合体は次の特徴的性質を有する: 8、000〜5,000,000 =殊に10,000
〜200,000の平均分子量(光散乱法で測定);9
5〜150℃1殊に100〜145℃のガラス転移温度
=少なくとも230℃、殊に250〜300℃の分解温
度。
以下の実施例によって本発明を更に詳細に説明する。χ
表示はそれぞれ重量に関するものである。
実力■」1 a)47!のガラス製フラスコ中で、48g (0,4
8m。
4)の重炭酸カリウムを535g(6,59moで)の
ホルムアルデヒド水性溶液(37χ重量%濃度)に溶解
する。この溶液に841g’(5,6moβ)のα−フ
ルオルマロン酸−ジメチルエステルを攪拌下に3172
時間の間に滴加する。この場合温度は20〜25℃の範
囲に維持する。同じ温度で2時間攪拌する間にα−ヒド
ロキシメチル−α−フルオルマロン酸ジメチルエステル
が無色の固体として沈澱する。次いで反応混合物を25
00gの硫酸アンモニウム飽和水溶液と混合し、次いで
ジクロロメタンで抽出する。抽出溶液は無水の硫酸ナト
リウムで乾燥する。ジクロロメタンの留去(浴温度40
℃125mbar)後に906g (理論値の90χ)
のα−ヒドロキシメチル−α−フルオルマロン酸−ジメ
チルエステルが得られる。
元素分析で次の値が得られる(χ): 理論値: C40,OH5,04F 10.54 04
4.4珪酸値: C39,9115,I  F 10.
4 044.6b) 温度計および攪拌機を備え且つビ
グレウノクス(Vigreux)−カラムを介して分留
管を備えた21のガラス製フラスコ中で、175g (
0,97m。
1)のα−ヒドロキシメヂルー α−フルオルマロン酸
−ジメチルエステル、750mβの水および750m1
の塩酸(36重量%濃度)を21!2時間に渡って加熱
煮沸する。この場合反応混合物の温度は103℃である
。次いで反応混合物を莫留する。蒸留液を1gのハイド
ロキノンモノメチルエーテルと混合し、ジメチルエーテ
ルで抽出処理しそして抽出溶液を無水の硫酸ナトリウム
で乾燥する。次いでこの溶液中に室温のもとて17g(
1moA)の気体状アンモニウムを導入する。
そうして得られる無色の沈澱物を濾去し、ジメチルエー
テルで洗浄しそして室温のもとて減圧下に乾燥させる。
70.8g(理論値の68χ)のアンモニウム−α−フ
ルオルアクリレートが得られる。
元素分析で次の値が得られる(χ): 理論値: C33,6I+ 5.6  F 17.7 
029.9珪酸値: C33,3115,6F 17.
8 029.9C)温度計、攪拌機、還流冷却器および
分液ロートを備えた21のガラス製フラスコ中で、I。
2pのO−キシレン、29g(0,4mo R)のジメ
チルホルムアミドおよび200g(1,87mo (1
)のアンモニウム−α−フルオルアクリレートヲ最初に
w人する。この混合物中に1時間の間に238g (0
2moβ)のチオニルクロライドを滴加する。反応混合
物を次いで2時間に渡って80℃の温度に維持する。次
にO″Cの温度に冷却した後にこの混合物に、202g
 (2mo 1 )のトリエチルアミンおよび336g
 (2mo (1)のへキサフルオルイソプロパツール
より成る混合物を30分に渡って添加する。
得られる混合物を更に30分間後攪拌し、得られる沈澱
物を留去する。濾液を1gのハイドロキノンモノメチル
エーテルと)捏和しそして266mbarの圧力のもと
で迅速に蒸留する。45〜85℃の温度範囲において得
られる留分を塩酸(2,4mo e )でそして水で洗
浄し、乾燥しそして再度蒸留し、232g (理論値の
52χ)の純粋なα−フルオルアクリル酸−ヘキサフル
オルイソプロピルエステルが得られる。このものは屈折
率nD・1.3145、沸点46.8℃(213mba
r)および密度1.453g/cm3(25℃)の無色
の液体である。380〜680nmの波長範囲において
このものは99χより高い平均透過率を示す。
同定は’H−NMR−スペクトル(テトラメチルシラン
を標準とする)および” F−NMR−スペクトル(ト
リフルオルメタンを標準とする)によって行う;この場
合デュテロ・クロロホルムを溶剤として用いる。式 で表される化合物について、次の化学的変位(δ)およ
び結合定数(J)が測定された:Fl = 118.0
2  11 CF=  6.1  ヘルツδ クトルによって(測定した: 計算値; M ” −240,0021m/e測定値:
 M ”  −240,0029m/e去詣皿」 150g(Imo n! )のα−フルオルマロン酸ジ
メチルエステルを、25℃の温度のもとて1時間の間に
、96gのホルムアルデヒド35重ffi X?i度水
溶水溶液、Imoりと10g(0,1mo!り の重炭
酸カワラムとの混合物に滴加する。次いでこの反応混合
物を4倍容量の硫酸アンモニウム飽和水溶液と混合し、
この混合物をそれぞれ150m 12のジクロロメタン
で3回抽出処理する。−諸にした抽出溶液を硫酸ナトリ
ウムで乾燥する。ジクロロエタンを蒸発した後にα−ヒ
ドロキシメチル−α−フルオルマロン酸−ジメチルエス
テルが無色の固体として得られる。
b) 180g(1moj2)のα−ヒドロキシメチル
−α−フルオルマロン酸−ジエチルエーテルヲ、1゜5
1の6N=塩酸中で2.5時間に渡って煮沸加熱し、そ
れによって脱水しそして脱カルボキシル化する。ガスの
発生の終了後に反応混合物を700mbarの圧力のも
とで蒸留する。留出液をそれぞれ150m lのジエチ
ルエーテルで3回抽出処理する。−緒にした抽出溶液を
硫酸ナトリウムで乾燥する。このエーテル溶液中に19
g(1,1m。
l)の気体状アンモニアを導入した後に、無色の固体と
してα−フルオルアクリル酸のアンモニウム塩が得られ
る。
c)  107g (Imo l )のα−フルオ/I
/7 /y IJ tt、[(Dアンモニウム塩を14
.5g(0,2mo 1 )のジメチルホルムアミドお
よび0.6 βのキシレンと混合し、この混合物を1時
間の間に131g(1,Imo (1)のチオニルクロ
ライドに滴加混合する。次いでこの混合物を2時間に渡
って80’Cの温度に加熱する。
0℃の温度に冷却した後にこの反応混合物に、204g
 (1、1mo 1 ) のトリブチルアミンと185
g(]、、1mo l )のへキサフルオルイソプロパ
ツールとの混合物を30分の間に添加する。次いでこの
混合物を、更に1時間に渡って30℃の温度で攪拌しそ
して最後に濾過する。濾液を270mbarの圧力のも
とで蒸留し、無色の液体としてα−フルオルアクリル酸
へキサフルオルイソプロピルエステルを得る。
ス崖胴」 実施例2を繰り返す。但しこの場合にばC)段階に18
5gのへキサフルオルイソプロパツールの替わりに18
7.1g (1、1mo A )のジデュテロ・ヘキサ
フルオルイソプロパツールを用いる。
213mbarの圧力のもとで蒸留した後に沸点47℃
の132.5g(理り値の50χ)のα−フルオルアク
リル酸デュテロ・ヘキサフルオルイソプロピルエステル
が無色の液体として得られる。
大施皿」 a)1!のガラス製フラスコ中で100g(0,934
m。
1)のアンモニウム−α−フルオルアクリレート(実施
例1に従って得られる)を600gのメスチレンおよび
15m/!のジメチルホルムアミドより成る混合物中に
分散させ、1時間の間に119g(1,0mo 1 )
のチオニルクロライドと混合する。
得られる混合物を80℃の温度に加熱し、2時間に渡っ
て攪拌下にこの温度を維持する。室温に冷却した後に得
られる液体を減圧状態で蒸留し、100℃/160mb
arまでに得られる留分を再度常圧のもとで蒸留する。
65〜67℃の沸点を有する67g(理論値の66χ)
のα−フルオルアクリル酸クロライドが得られる。
b) 25m1の蒸留したジエチレングリコールジメチ
ルエーテルに5.34g(0,092mol)の蒸留し
た弗化カリウムを懸濁しら懸濁液中に25℃の温度のも
とて15.3g(0,092mol)のへキサフルオル
アセトンを30分間の間に攪拌下に導入し、その際に弗
化カリウムが溶解される。2時間の後攪拌の後に未反応
へキサフルオルアセトンを減圧(水流ポンプ)下に留去
する。残留する溶液中に25℃の温度のもとで撹拌しな
がら5分の間に10g(0,092mo R)のα−フ
ルオルアクリル酸クロライドを滴加する。その際に無色
の固体が沈澱する。反応混合物を更に80分に渡って2
5℃の温度のもとで攪拌し、次いで0.005gのハイ
ドロキノンモノメチルエーテルと混合し、最後に40m
barの圧力のもとで蒸留する。40℃(165mba
r)の沸点を有する17.6g(理論値の74z)のα
−フルオルアクリル酸ベルフルオルイソプロピルエステ
ルが得られる。
実施±」 10抛βの蒸溜したジエチルエーテルに(実施例4で得
られた)62g (0,571mol)のα−フルオル
アクリル酸クロライドを溶解した溶液に25℃の温度の
もとで、250m 11の蒸溜したジエチルエーテルに
213.6g(0,571mo 1 )のカリウムベル
フルオル−2,3−ジメチル−2−ブタノラードを溶解
した溶液を1時間の間に攪拌しながら滴加し、その際に
無色の固体が沈澱する。反応混合物を更に1時間に渡っ
て25℃の温度のもとで攪拌しそして固体を濾去する。
濾液を0.01gのハイドロキノンモノメチルエーテル
の添加後に減圧下に蒸溜する。43℃(20mbar)
の沸点を有する167g(理論値の72χ)のα−フル
オルアクリル酸ベルフルオル−2,3−ジメチル−2−
ブチルエステルが得られる。
爽施±」 100mAの蒸溜したジクロロメタンに(実施例4で得
られた)22.5g(0,207mo jl! )のα
−フルオルアクリル酸クロライドを溶解した溶液に、2
5℃の温度のもとで、50g(0,205mo i )
の2−フェニル−へキサフルオルイソプロパツールと2
0.8g (0,205mob)のトリエチルアミンと
の混合物を20分間の間に攪拌しながら滴加する。この
反応混合物を更に90分間に渡って45℃の温度のもに
維持する。25℃に混合物を冷却した後に、形成された
固体を濾去する。濾液を0.005gのハイドロキノン
モノメチルエーテルの添加後に減圧下に蒸溜する。66
℃(5mbar)の沸点を有する38、3g (理論値
の58χ)のα−フルオルアクリル酸−2−フェニル−
ヘキサフルオルイソプロピルエステルが得られる。
爽施拠ユ 25nlの蒸溜したジエチルエーテルに(実施例4で得
られた)18g(0,166mo Il )のα−フル
オルアクリル酸クロライドを溶解した溶液に、25℃の
温度のもとで、40g(0,153mo 1 )の2−
 (4−フルオルフェニル)−へキサフルオル−2−プ
ロパツールと15.5g (0,153mo Il )
のトリエチルアミンとを75−1の蒸溜ジエチルエーテ
ルに溶解した溶液を45分間の間に撹拌下に滴加する。
この反応混合物を次いで更に2時間に渡って25′Cの
温度のもで攪拌する。得られた固体を濾去する。濾液を
0.01gのハイドロキノンモノメチルエーテルの添加
後に減圧下に蒸溜する。70〜73’C(0,5mba
r)の沸点を有する42.5g(理論値の83χ)のα
−フルオルアクリル酸−2−(4−フルオルフェニル)
−へキサフルオル−2−プロピルエステルが得られる。
去jlt[ 25mJの蒸溜したジエチルエーテルに(実施例4で得
られた)8.7g(0,08mo 1 )のα−フルオ
ルアクリル酸クロライドを溶解した溶液に、20℃の温
度のもとで、21.5g(0,06711Io 1 )
の2−(4−ブロムフェニル)−へキサフルオル−2−
プロパツールと6.8g (0,067mol)のトリ
エチルアミンとを25m1の蒸溜ジエチルエーテルに溶
解した溶液を30分間の間に攪拌しながら滴加する。
この反応混合物を次いで更に3.5時間に渡って20℃
の温度のもで攪拌する。得られた固体を濾去する。濾液
を0.00’5gのハイドロキノンモノメチルエーテル
の添加後に減圧下に蒸溜する。66〜69℃(0,13
mbar)の沸点を有する18.8g(理論値の71χ
)のα−フルオルアクリル酸−2−(4−ブロムフェニ
ル)−へキサフルオル−2−プロピルエステルが得られ
る。
大施勇」 25m1の蒸溜したジエチルエーテルに(実施例4で得
られた)9.8g(0,09mo l )のα−フルオ
ルアクリル酸クロライドを溶解した溶液に、20℃の温
度のもとで、21g(0,081neo f! )の2
−トリル−ヘキサフルオル−2−プロパツールと8.2
g(0,08mo l )のトリエチルアミンとを25
raI!の蒸溜ジエチルエーテルに溶解した溶液を40
分間の間に攪拌下に滴加する。この反応混合物を次いで
更に4時間に渡って20℃の温度のもで攪拌する。得ら
れた固体を濾去する。濾液を0.02gのハイドロキノ
ンモノメチルエーテルの添加後に減圧下に蒸溜する。5
8〜60℃(0,27mbar)の沸点を有する19.
6g(理論値の73z)のα−フルオルアクリル酸−2
−トリル−へキサフルオル−2−プロピルエステルが得
うレル。
実施例10 50m6の蒸溜したジエチルエーテルに(実施例4で得
られた)20g(0,184mo l )のα−フルオ
ルアクリル酸クロライドを溶解した溶液に、20℃の温
度のもとで、27.3g(0゜1 moりの2−(3,
4=ジメチルフエニル)−へキサフルオル−2−プロパ
ツールと10.1g (0,1mo l )のトリエチ
ルミンとを50111βの蒸溜ジエチルエーテルに溶解
した溶液を35分間の間に攪拌しながら滴加する。
この反応混合物を次いで更に3.5時間に渡って20℃
の温度のもで攪拌する。得られた固体を濾去する。濾液
を0.01gのハイドロキノンモノメチルエーテルの添
加後に減圧下に蒸溜する。72〜73℃(0,4mba
r)の沸点を有する17.7g(理論値の51χ)のα
−フルオルアクリル酸−2−(3,4−ジメチルフェニ
ル)−へキサフルオル−2−プロピルエステルが得られ
る。
裏施■旦 25mj2の蒸溜したジエチルエーテルに(実施例4で
得られた)9.8g(0,09mo l )のα−フル
オルアクリル酸クロライドを溶解した溶液に、20℃の
温度のもとで、20g(0,085no Il )のへ
キサフルオル−2−(2−フリル)2−プロパツールと
8.65g(0,085mol)のトリエチルミンとを
25mJの蒸溜ジエチルエーテルに溶解した溶液を30
分間の間に攪拌下に滴加する。この反応混合物を次いで
更に4時間に渡って20℃の温度のもで攪拌する。得ら
れた固体を濾去する。濾液を0.005gのハイドロキ
ノンモノメチルエーテルの添加後に減圧下に蒸溜する。
55〜57℃(8mbar)の沸点を有する15.9g
(理論値の61χ)のα−フルオルアクリル酸−2−(
2−フリル)−2−プロピルエステルが得られる。
去lu破浮 25m/の蒸溜したジエチルエーテルに(実施例4で得
られた)9.8g(0,09mo 7りのα−フルオル
アクリル酸クロライドを溶解した溶液に、20℃の温度
のもとで、20g(0,08mo l )のへキサフル
オル−2〜(2−チェニル)−2−プロパツールと8.
1g(0,08mo ! )のトリエチルミンとを30
mjl!の蒸溜ジエチルエーテルに溶解した溶液を30
分間の間に攪拌しながら滴加する。この反応混合物を次
いで更に3時間に渡って20℃の温度のもで攪拌する。
得られた固体を濾去する。濾液を0.005gのハイド
ロキノンモノメチルエーテルの添加後に減圧下に蒸溜す
る。71〜72℃(0,5mbar)の沸点を有する1
3.6g(理論値の53χ)のα−フルオルアクリル酸
−ヘキサフルオル−2−(2−チェニル)−2−プロピ
ルエステルが得られる。
実施例13 100gのα−フルオルアクリル酸−ヘキサフルオルイ
ソプロピルエステル(FAFP)、0.13gのアゾビ
スイソブチロニトリル(AIBN)および0.33gの
ブチルメルカプタンより成る溶液を、濾膜(気孔幅45
nm)を通してガラス製容器中に濾過しそして注意深く
脱気する。脱気は、反応混合物を最初に液体窒素によっ
て凍結し、次いでガラス製容器を減圧状態(0,001
mbar)にしそして室温に加熱し、そしてこの操作を
五回繰り返すことによって行う。次いでガラス製容器を
密封し、脱気した反応混合物を最初に3時間に渡って6
0℃の温度にそして次に4時間に渡って80℃の温度に
加熱する。反応混合物を室温に冷却した後に、以下の性
質が測定されるガラス様の重合体が得られる: 平均分子量:        150,000ガラス転
移温度:      108.5℃分解温度:250℃ 溶融温度(230″c、3.8Kg):  8g/10
分残留単量体含有量−〇、2χ 屈折率 n   :      1.355実施例14 50gのメタノール、50gのFAFP、 0.03g
のAIBNおよび3gのブチルメルカプタンより成る溶
液を実施例1と同様に濾過しそして脱気する。脱気した
反応混合物を次に20時間、60℃の温度に加熱する。
この反応混合物を室温に冷却した後に400mffのア
セトンと混和し、得られた混合物を64のヘキサン中に
注ぎ込む。沈澱する重合体を液体から分離しそして70
℃の温度で6時間に渡って乾燥する。以下の性質が測定
される40g(理論値の80χ)の重合体を得る。
平均分子i1 :        10.000ガラス
転移温度:102℃ 分解温度:250℃ 実施例15〜20 それぞれ0.1 gのAIBNおよび0.15gのブチ
ルメルカプタンを含有する種々の量のFAFPおよびメ
チルメタクリレート(MMA)より成る溶液を実施例1
3と同様に濾過し、脱気する。脱気した反応混合物をそ
れぞれ30分に渡って60℃の温度に加熱し、室温に冷
却後に300m lのアセトンと混合する。それぞれに
得らた混合物を52のヘキサン中に注ぎ込み、そして沈
澱する共重合体を液体から分離しそして70℃の温度の
もとで6時間に渡って乾燥する。
単量体混合物および共重合体のそれぞれの組成並びに共
重合体のガラス転移温度(Tg)は第1丈 16   71:29     58:62   11
017   48:52     43:57   1
0718   38:62     38:62   
10519   29ニア1     34:66  
 103実施例21〜23 それぞれ0.1gのAIBNおよび0.15gのフ′チ
ルメルカプタンを含有する種々の量のFAFPおよびα
−フルオルアクリル より成る溶液を実施例13と同様に濾過し、脱気する。
脱気した反応混合物をそれぞれ30分に渡って60℃の
温度に加熱し、室温に冷却後に300mlのアセトンと
混合する。それぞれに得らた混合物を51のヘキサン中
に注ぎ込み、そして沈澱する共重合体を液体から分離し
そして70℃の温度のもとて6時間に渡って乾燥する。
単量体混合物および共重合体のそれぞれの組成並びに共
重合体のガラス転移温度は第2表から判る:

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式(1) CH_2=CF−CO−O−C(CF_3)_2−R 
    (1) 〔式中、Rは水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、炭
    素原子数1〜4の脂肪族残基または炭素原子数4〜10
    の芳香族残基を意味する。〕 で表されるα−フルオルアクリル酸エステル。 2)式(2) CH_2=CF−CO−O−C(CF_3)_2−H 
    (2) で表される特許請求の範囲第1項記載のα−フルオルア
    クリル酸エステル。 3)式(1) CH_2=CF−CO−O−C(CF_3)_2−R 
    (1) 〔式中、Rは水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、炭
    素原子数1〜4の脂肪族残基または炭素原子数4〜10
    の芳香族残基を意味する。〕 で表されるα−フルオルアクリル酸エステルを製造する
    に当たって、最初の方法段階にα−フルオルマロン酸−
    ジメチルエステルをホルムアルデヒドと反応させ、次い
    で第二方法段階において、得られたヒドロキシメチル化
    α−フルオルマロン酸−ジメチルエステルを加水分解し
    、脱カルボキシル化しおよび脱水しそして得られたα−
    フルオルアクリル酸を次いで第三段階において場合によ
    っては酸ハロゲン化物の状態で式(3) HO−C(CF_3)_2−R (3) 〔式中、Rは式(1)の場合に記した意味を有する。〕 で表されるアルコール、場合によってはアルカリ金属ア
    ルコラートの形にてエステル化することを特徴とする、
    上記α−フルオルアクリル酸エステルの製造方法。 4)最初の方法段階を5〜40℃の温度で、第二方法段
    階を90〜110℃の温度でそして第三方法段階を0〜
    30℃の温度で実施する特許請求の範囲第3項記載の方
    法。 5)式(1) CH_2=CF−CO−O−C(CF_3)_2−R 
    (1) 〔式中、Rは水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、炭
    素原子数1〜4の脂肪族残基または炭素原子数4〜10
    の芳香族残基を意味する。〕 で表されるα−フルオルアクリル酸エステルから誘導さ
    れる単量体単位で実質的に構成されていることを特徴と
    する弗素含有重合体。 6)式(1)で表される種々のα−フルオルアクリル酸
    エステルから誘導される単量体単位を含有する特許請求
    の範囲第5項記載の弗素含有重合体。 7)式(1)で表されるα−フルオルアクリル酸エステ
    ルから誘導される単量体単位並びに他の共重合性ビニル
    化合物から誘導される単量体単位を含有する特許請求の
    範囲第5項記載の重合体。 8)弗素含有単量体のラジカル開始重合によって弗素含
    有重合体を製造するに当たって、式(1)CH_2=C
    F−CO−O−C(CF_3)_2−R (1) 〔式中、Rは水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、炭
    素原子数1〜4の脂肪族残基または炭素原子数4〜10
    の芳香族残基を意味する。〕 で表されるα−フルオルアクリル酸エステルを場合によ
    っては他の共重合性ビニル化合物との混合状態で60〜
    150℃の温度のもとで重合することを特徴とする、上
    記弗素含有重合体の製造方法。 9)式(1) CH_2=CF−CO−O−C(CF_3)_2−R 
    (1) 〔式中、Rは水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、炭
    素原子数1〜4の脂肪族残基または炭素原子数4〜10
    の芳香族残基を意味する。〕 で表されるα−フルオルアクリル酸エステルから誘導さ
    れる単量体単位で実質的に構成されている弗素含有重合
    体を透明な物質を製造する為に用いる方法。
JP61117659A 1985-05-25 1986-05-23 α―フルオルアクリル酸エステルの共重合体およびその製造方法 Expired - Fee Related JPH075679B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19853518893 DE3518893A1 (de) 1985-05-25 1985-05-25 Hexafluorisopropylester der (alpha)-fluoracrylsaeure
DE3518893.6 1985-05-25
DE3602275.6 1986-01-25
DE19863602275 DE3602275A1 (de) 1986-01-25 1986-01-25 Fluorhaltiges polymer, verfahren zu seiner herstellung und seine verwendung
DE19863614695 DE3614695A1 (de) 1986-04-30 1986-04-30 Substituierter (alpha)-fluoracrylsaeure-1,1-bis(trifluormethyl)-alkylester
DE3614695.1 1986-04-30

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5218608A Division JPH0772218B2 (ja) 1985-05-25 1993-09-02 α−フルオルアクリル酸エステルの弗素含有共重合体より成る有機光学材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6226247A true JPS6226247A (ja) 1987-02-04
JPH075679B2 JPH075679B2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=27193157

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61117659A Expired - Fee Related JPH075679B2 (ja) 1985-05-25 1986-05-23 α―フルオルアクリル酸エステルの共重合体およびその製造方法
JP61308965A Expired - Fee Related JP2509593B2 (ja) 1985-05-25 1986-12-26 α−フルオルアクリル酸エステルの製造方法
JP5218608A Expired - Lifetime JPH0772218B2 (ja) 1985-05-25 1993-09-02 α−フルオルアクリル酸エステルの弗素含有共重合体より成る有機光学材料

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61308965A Expired - Fee Related JP2509593B2 (ja) 1985-05-25 1986-12-26 α−フルオルアクリル酸エステルの製造方法
JP5218608A Expired - Lifetime JPH0772218B2 (ja) 1985-05-25 1993-09-02 α−フルオルアクリル酸エステルの弗素含有共重合体より成る有機光学材料

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0203462B1 (ja)
JP (3) JPH075679B2 (ja)
CN (1) CN1006380B (ja)
AU (1) AU588319B2 (ja)
CA (1) CA1280118C (ja)
DE (1) DE3673068D1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0228188A (ja) * 1988-04-22 1990-01-30 Mitsubishi Electric Corp フッ素系シランカップリング剤の製造方法
JP2014141477A (ja) * 2012-12-28 2014-08-07 Daikin Ind Ltd α−フルオロアクリル酸エステルの製造方法
JP2017522286A (ja) * 2014-06-18 2017-08-10 サルティゴ・ゲーエムベーハー 2−ハロゲン−アクリル酸エステルを製造するための方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3912149A1 (de) * 1989-04-13 1990-10-18 Hoechst Ag Transparente thermoplastische formmasse
DE4029067A1 (de) * 1990-09-13 1992-03-19 Hoechst Ag Verfahren zur herstellung der salze der 3,3-dideutero-2-fluoracrylsaeure und der trideutero-2-fluoracrylsaeure und deren verwendung
CN114867710A (zh) * 2019-11-14 2022-08-05 维福(国际)有限公司 2-氟代丙烯酸烷基酯的一步合成

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5518638A (en) * 1978-07-27 1980-02-08 Chiyou Lsi Gijutsu Kenkyu Kumiai Ionized radiation sensitive positive type resist
JPS59227908A (ja) * 1983-06-10 1984-12-21 Daikin Ind Ltd 光学繊維プラスチック系さや材
JPS59228605A (ja) * 1983-06-10 1984-12-22 Daikin Ind Ltd 光学繊維芯材

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3823171A (en) * 1964-09-21 1974-07-09 Us Agriculture Fluorinated esters
FR1445618A (fr) * 1965-05-31 1966-07-15 Centre Nat Rech Scient Procédé pour l'obtention d'esters alpha-fluoracryliques, notamment d'alpha-fluoracrylate de butyle
DE2062817A1 (en) * 1970-12-21 1972-06-29 Goldschmidt Ag Th Poly(meth)acrylates of branched tert alcohols, with perfluoroalkyl - gps - used as oil-water and dirt-repellents for textiles
JPS568322B2 (ja) * 1973-03-08 1981-02-23
JPS6078940A (ja) * 1983-10-04 1985-05-04 Daikin Ind Ltd α−フルオロアクリル酸エステルの製法
JPH0621109B2 (ja) * 1984-07-09 1994-03-23 ダイキン工業株式会社 含フツ素アクリル酸エステル

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5518638A (en) * 1978-07-27 1980-02-08 Chiyou Lsi Gijutsu Kenkyu Kumiai Ionized radiation sensitive positive type resist
JPS59227908A (ja) * 1983-06-10 1984-12-21 Daikin Ind Ltd 光学繊維プラスチック系さや材
JPS59228605A (ja) * 1983-06-10 1984-12-22 Daikin Ind Ltd 光学繊維芯材

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0228188A (ja) * 1988-04-22 1990-01-30 Mitsubishi Electric Corp フッ素系シランカップリング剤の製造方法
JP2014141477A (ja) * 2012-12-28 2014-08-07 Daikin Ind Ltd α−フルオロアクリル酸エステルの製造方法
JP2018030857A (ja) * 2012-12-28 2018-03-01 ダイキン工業株式会社 α−フルオロアクリル酸エステルの製造方法
JP2017522286A (ja) * 2014-06-18 2017-08-10 サルティゴ・ゲーエムベーハー 2−ハロゲン−アクリル酸エステルを製造するための方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0203462A3 (en) 1988-06-01
CN1006380B (zh) 1990-01-10
JPH075679B2 (ja) 1995-01-25
CA1280118C (en) 1991-02-12
JP2509593B2 (ja) 1996-06-19
CN86103531A (zh) 1987-01-28
JPH06184234A (ja) 1994-07-05
AU5785286A (en) 1987-11-26
AU588319B2 (en) 1989-09-14
JPS62167742A (ja) 1987-07-24
EP0203462B1 (de) 1990-08-01
JPH0772218B2 (ja) 1995-08-02
EP0203462A2 (de) 1986-12-03
DE3673068D1 (de) 1990-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4356296A (en) Fluorinated diacrylic esters and polymers therefrom
US6359170B1 (en) Brominated materials
WO2002064648A1 (fr) Composes et polymeres contenant du fluor et leurs procedes de production
JPS6226247A (ja) α―フルオルアクリル酸エステルの共重合体およびその製造方法
JPH0761980B2 (ja) アダマンチルモノ(メタ)アクリレート誘導体
JP2509622B2 (ja) アダマンチルジアクリレ―トもしくはジメタクリレ―ト誘導体
US5198925A (en) α-fluoroacrylic acid esters and polymers thereof
AU757140B2 (en) Brominated materials
US5319131A (en) α-fluoroacrylic acid esters and polymers thereof
AU602699B2 (en) Substituted phenyl alpha-fluoroacrylates
EP0364587B1 (en) Hexafluoroneopentyl alcohol, its derivatives, fluorinated polymers and their use
CN1335829A (zh) 制造光可固化的卤代氟化丙烯酸酯的新颖方法
IE53528B1 (en) Telomers which can be cross-linked by light and a method of obtaining them
JP2625604B2 (ja) 含フッ素有機けい素化合物
US5171897A (en) Hexafluoroneopentyl alcohol, derivative thereof fluorine-containing polymer and its use
JPH0651653B2 (ja) パ−フルオロアルケニルオキシ基含有ビニル化合物
JP2923316B2 (ja) アダマンチルジクロトネート誘導体
JPH0475898B2 (ja)
JPS62151410A (ja) パ−フルオロアルケニルオキシ基含有重合体
JPS63235311A (ja) 透明な熱可塑性成形用材料
JPS62208005A (ja) 光フアイバ−
JPH0356458A (ja) スルホンアミド結合を有する含フッ素ジアクリレートとその製造法
JPH06279543A (ja) 新規イタコン酸ジエステル誘導体及び該誘導体を重合成分として含む重合体
JPH0684333B2 (ja) ビフェニル化合物及びその製造方法
JPH0468002A (ja) ジアセチレン含有ポリマーとその架橋体

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees