JPS62260509A - Ｏｐｇｗの延線工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本願発明は送ｉｆ線の取替方法であり、特に旧地線を光
フアイバー複合架空地線と取り替える方法に関するもの
である。

（従来の技術） 従来送？Ｈ線の取替えにおいては２つの電線挿通口を有
する金車の一方の挿通口のローラーを鉄塔間の旧線に吊
架し、連結ロープで一定間隔に保った複数の金車の使方
の挿通口のローラー上に新線を順次支持して一方側より
自走機又は引きロープにより牽引移動させて他方側に到
達した後は新線を緊張すると同時に旧線を弛緩すること
により上下線の反転を行い、弛んだ旧線を引き抜いて新
線を緊張する反転工法とか引抜工法つまり旧線を金車に
支持し、その端に新線を接続して旧線を引き抜きながら
延線する工法等があった。

（発明が解決しようとする問題点） ところが最近光フアイバー複合架空地線（以下ＯＰＧＷ
と記す）を凹地線と張り替える工事が行なわれようとし
ており、ＯＰＧＷの持つ特性を考えれば前記した工法で
は各々障害が出るものであった。つまり反転工法におい
てはその工事区間は一つの鉄塔間が最も好ましく、ＯＰ
ＧＷも一径間毎に切断するものであり、それによって光
ファイバーの透過性の減衰が生じる可能性もあり、又引
抜工法においては径間における線の垂れ下がり、又金車
との摺接によるニラキング等ＯＰＧＷが金単に接する機
会が多い故に各々欠点が生ずるものである。

（問題点を解決するための手段） よって本願発明では複数径間にわたって一挙に凹地線を
○ＰＧＷと取り替え、尚かつＯＰＧＷに種々障害を与え
ない為、凹地線の鉄塔支持点を支持金具で各々支持し直
し該支持金具を通過して下部にＯＰＧＷを抱持する搬器
群を凹地線に吊架して展開することにより、所定径間全
長にわたってＯＰＧＷに障害を与えることなく延線を可
能とするものである。

（作用） よって本願発明の延線工法を可能ならしめる為には互い
に関連する構成の凹地線の支持金具及びそれを自在に通
過する構成の搬器滑車が必要である。

まず支持金具トＩＧは第２．３図に示すよう鉄塔取付部
の下位置に下方へ突設した複数のＵ字状金具ト（Ｇ１の
０字底に線を保持する構成であり、搬器は第４゜５図に
示すように円形の中心付近より円周に向って放射状に開
放して所定数の嵌入溝１を設け、該嵌入溝１で挾まれた
辺２上の縁端部に同心円状に設けた摺動保持部５を対向
させて所定間隔を保持した２枚の回転板３．４間に、両
端にローラー６１を軸止し、両側に各摺動保持部５に対
応する円弧状で辺２の３本と同時に係合する長さの摺動
ツバ６２を設けたガイド体６を２ケ、その摺動ツバ６２
を摺動保持部５へ遊動自在に嵌装して両回転板３．４の
中心付近を囲む連結体１０と共に軸止７した構成である
。

この搬器の一方のガイド体６のローラー６１を各鉄塔毎
に支持金具ＨＧで支持した凹地線ＧＷに乗架し、他方の
下位置のガイド体６にＯＰＧＷを抱持して進み、搬器の
回転板３．４の吹入溝１に支持金具ＨＧのＵ字状金具Ｈ
Ｇ１を受は止め、更に進んで支持金具ＨＧより脱出して
旧地線ＧＷ上へ出、順次この形態で各鉄塔支持点を越え
抱持したＯＰＧＷを延線し、本願発明を完成するもので
ある。

（実施例） まず延線予定径間両端の鉄塔より凹地線に接続して鋼撚
線Ｗを引き降ろしてエンジン場、ドラム場へ引き留め、
各鉄塔Ｔの凹地線支持点を支持金具ＨＧで支持し直した
後、ドラム場側より自走機ＬＷに牽引され、所定間隔毎
に連結ロープＲで連結した搬器８群を凹地線ＧＷに接続
されたＳＭ？５線Ｗ上線層上して、第１鉄塔Ｔの支持金
具ＨＧにさしかかると自走機ＬＷのみ支持金員ＨＧを越
して架は替え、後続の搬器８群は各１！２器Ｂの回転板
３．４の■大溝１内に支持金具）−ＩＧのＵ字状金具Ｈ
Ｇ１を受は入れ、更に引かれることにより支持金具ＨＧ
より脱出して旧地線ＧＷ上へと出、以下中間の各鉄塔Ｔ
でも同じ作用を行い、自走機ＬＷがエンジン場側へと降
りた後、最後尾の搬５Ｂにカウンターウェイトを介して
ＯＰＧＷを下位置のガイド体６内に抱持した搬器８群を
連結し、先に延線した搬器群と同様に各鉄塔Ｔを通過さ
せ、エンジン場迄至らしめる。先の搬器群は後続のＯＰ
ＧＷを抱持した搬器群の引きロープの役目を果たすもの
であり、凹地線ＧＷの強度が弱い場合、又その強度確認
が困難な場合に出来るだけ小型軽ｔの自走機ＬＷ及び搬
器Ｂを用いて引きロープをエンジン場側へ到達させる目
的であり、可能な限りの軽伍化が望ましく、搬器は樹脂
による構成等が好ましい。先の搬器群の連結ロープを巻
き取ることにより延線されたｏｐａｗはその緊張を強め
上位置にある凹地線を弛めることによって反転させ、画
線の位置を変え、ＯＰＧＷを支持金具）（Ｇで支持し、
凹地線を搬器内に抱持させた形で、凹地線の最後尾に線
の垂れ下がり防止用の制動１１Ａを取り付けて連結ロー
プＲをエンジン場側より架線ウィンチ等で巻き取り、凹
地線ＧＷの回収を終えた後、ＯＰＧＷを各鉄塔Ｔで支持
する支持金具ＨＧを架線金車Ｃと取り替え緊線を行いＯ
ＰＧＷの延線は終了するものである。

（発明の効果） 以上のように本願発明の工法を用いてＯＰＧＷの延線を
行うことにより、ＯＰＧＷと滑車との接触を最小限とす
ることが可能であり、故にＯＰＧＷに障害を与えること
が極度に減少するものであり、又多径間において一挙に
延線が可能であり、よってＯＰＧＷの切断の必要性も少
なく、その透過性を損わないばかりか、作業の能率を倍
加するものである。又凹地線の老朽化によりその強度に
問題がある場合でも牽引ロープを軽量の自走機で巻き取
り側迄延線するのにヘリコプタ−等を用いる大がかりな
工事が必要なくなり、又○ＰＧＷの延線時にも所定間隔
に配された搬器により線の垂れ下がりが防止出来、道路
横断、線路横断の箇所でも下部に大規模な防護用施設を
設ける必要もなく、その経済的効果は大なるものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明工法の手順図 第２図は搬器が通過中の支持金具の正面図第３図は支持
金具の右側面図 第４図は搬器の正面図 第５図はその右側面図 図中の符号 １・・・嵌入溝　　　　７・・・軸 ２・・・辺　　　　　　６１・・・ローラー３．４・・
・回転板　　　６２・・・１習動ツバ５・・・摺動保持
部　　１０・・・連結体６・・・ガイド体　　　ＬＷ・
・・自走機Ａ・・・制動機　　　　ＯＰＧＷ・・・光フ
フイバー複合架空地線 Ｂ・・・搬　器　　　　Ｒ・・・連結ロープＧＷ・・・
凹地線　　　Ｔ・・・鉄　塔）−ＩＧ・・・支持金具　
　Ｗ・・・鋼撚線第１図 Ｎ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 延線径間の各鉄塔Ｔの旧地線ＧＷを支持金具ＨＧで支持
   し直し、両端鉄塔Ｔより旧地線ＧＷに接続して引き下ろ
   した線Ｗの一側より、自走機ＬＷに引かれ連結ロープＲ
   で所定間隔に連結され、支持金具ＨＱを通過する搬器Ｂ
   を旧地線ＧＷ上へと展開し、自走機ＬＷが他側鉄塔下迄
   行き着いた後は最後端の搬器部にカウンターウェイトを
   介してＯＰＧＷを連結し、連結ロープＲで同様に所定間
   隔毎に連結された搬器Ｂ群にはＯＰＧＷを抱持させて先
   行の連結ロープを巻き取って行くことにより延線された
   ＯＰＧＷの緊張力を強め、上位置にある旧地線ＧＷを弛
   めることにより両線の上下位置を反転し、ＯＰＧＷに吊
   架した搬器Ｂに抱持された旧地線ＧＷを巻き取り撤去し
   た後緊線することを特徴とするＯＰＧＷの延線工法。