JPS62258242A - 調和歯車装置の転がり軸受 - Google Patents
調和歯車装置の転がり軸受Info
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- JPS62258242A JPS62258242A JP61102713A JP10271386A JPS62258242A JP S62258242 A JPS62258242 A JP S62258242A JP 61102713 A JP61102713 A JP 61102713A JP 10271386 A JP10271386 A JP 10271386A JP S62258242 A JPS62258242 A JP S62258242A
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- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/38—Ball cages
- F16C33/41—Ball cages comb-shaped
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H49/00—Other gearings
- F16H49/001—Wave gearings, e.g. harmonic drive transmissions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/50—Other types of ball or roller bearings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Retarders (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く彦官トの利用分野〉
この発明は、たとえば小型モータの減速機等として用い
られる調和歯車装置の転がり軸受に関する。
られる調和歯車装置の転がり軸受に関する。
〈従来の技術〉
従来より、調和歯車装置としては、第４図に示すように
、ピッチ円が真円の内歯歯車１．！：、この内歯歯車！
に長袖上で噛合し、ピッチ円が楕円形で内歯歯車ｌより
も歯数が少ないフレキシブル外歯歯車２と、このフレキ
シブル外歯歯車２の内側に配置される楕円形のカム体３
と、フレキシブル外６ｍ歯車２とカム体３との間に周方
向に沿って配置した複数個の転動体４．４・・・とを備
えたものがある。そして、上記カム体３の内歯歯車ｌお
よびフレキシブル外歯歯車２に対する相対的な回転によ
り、フレキシブル外歯歯車２を内歯歯車ｌに噛合させて
弾性変形さ什ながら相対的に回転させて、内歯歯車１１
フレキシブル外歯歯車２、カム体３の軸９のうちから２
つを適宜に選択して入力軸、出力軸として増減速を行っ
ている。
、ピッチ円が真円の内歯歯車１．！：、この内歯歯車！
に長袖上で噛合し、ピッチ円が楕円形で内歯歯車ｌより
も歯数が少ないフレキシブル外歯歯車２と、このフレキ
シブル外歯歯車２の内側に配置される楕円形のカム体３
と、フレキシブル外６ｍ歯車２とカム体３との間に周方
向に沿って配置した複数個の転動体４．４・・・とを備
えたものがある。そして、上記カム体３の内歯歯車ｌお
よびフレキシブル外歯歯車２に対する相対的な回転によ
り、フレキシブル外歯歯車２を内歯歯車ｌに噛合させて
弾性変形さ什ながら相対的に回転させて、内歯歯車１１
フレキシブル外歯歯車２、カム体３の軸９のうちから２
つを適宜に選択して入力軸、出力軸として増減速を行っ
ている。
ところが、上記調和歯車装置では、フレキシブル外歯歯
車２が内歯歯車ｌに噛み合いながら回転するとき、保持
器が存在せず転動体４．４・・・同士が接触して転がる
ため、転動体４．４・・・の相互の摩擦を避けられず、
摩擦による摩耗や焼き付きが生じて、軸受トルクが増大
する。
車２が内歯歯車ｌに噛み合いながら回転するとき、保持
器が存在せず転動体４．４・・・同士が接触して転がる
ため、転動体４．４・・・の相互の摩擦を避けられず、
摩擦による摩耗や焼き付きが生じて、軸受トルクが増大
する。
そ、こで、このような摩耗や焼き付きを防止するために
調和歯車装置に保持器を有する転がり軸受を使用するこ
とが提案されている（実開昭６０−６９８５１号公報参
照）。この転がり軸受は、第５図に示すように、上述の
楕円形のカム体３の外周面に固定した内輪５とフレキシ
ブル外歯歯車２の内周面に固定したフレキシブルな外輪
６と、これらの内輪５と外輪６との間に配置した複数個
の転動体７．７・・・と、この転動体７．７・・・を周
方向に一定間隔をあけて保持する剛体のレースガイドの
保持器８とを備えている。
調和歯車装置に保持器を有する転がり軸受を使用するこ
とが提案されている（実開昭６０−６９８５１号公報参
照）。この転がり軸受は、第５図に示すように、上述の
楕円形のカム体３の外周面に固定した内輪５とフレキシ
ブル外歯歯車２の内周面に固定したフレキシブルな外輪
６と、これらの内輪５と外輪６との間に配置した複数個
の転動体７．７・・・と、この転動体７．７・・・を周
方向に一定間隔をあけて保持する剛体のレースガイドの
保持器８とを備えている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
ところで、上記構成の転がり軸受では、保持器８が楕円
形の内輪５と楕円形の外輪６との間で転動体７，７・・
・を保持しながら周方向に移動できるようにするため、
保持器８の形状を真円にしている。このため、保持器８
の内周面８ａの一部が内輪５の長袖上の外周面５ａに接
触し、かつ、保持器８の外周面８ｂの一部が外輪６の短
軸上の内周面６ａに接触し、保持器８が摩耗して耐久性
に欠ける転がり軸受になるという問題がある。また、保
￥Ｆ器８が内、外輪５．６に接触するため、騒音か発生
したり、摺動抵抗が大きくなるという問題がある。
形の内輪５と楕円形の外輪６との間で転動体７，７・・
・を保持しながら周方向に移動できるようにするため、
保持器８の形状を真円にしている。このため、保持器８
の内周面８ａの一部が内輪５の長袖上の外周面５ａに接
触し、かつ、保持器８の外周面８ｂの一部が外輪６の短
軸上の内周面６ａに接触し、保持器８が摩耗して耐久性
に欠ける転がり軸受になるという問題がある。また、保
￥Ｆ器８が内、外輪５．６に接触するため、騒音か発生
したり、摺動抵抗が大きくなるという問題がある。
そこで、この発明の目的は、可撓性のある保持器を転動
体でガイドすることにより、保持器と内、外輪とを非接
触として、保持器の摩耗を防止すると共に騒音の発生を
防止し、さらに摺動抵抗を小さくできるようにすること
にある。
体でガイドすることにより、保持器と内、外輪とを非接
触として、保持器の摩耗を防止すると共に騒音の発生を
防止し、さらに摺動抵抗を小さくできるようにすること
にある。
く問題点を解決するための手段〉
上記問題を解決するため、この発明の調和歯車装置の転
がり軸受は、内歯歯車とこの内歯歯車に噛合するフレキ
シブル外歯歯車とこのフレキシブル外歯歯車の内側に配
置される楕円形のカム体とを備える調和歯車装置のカム
体とフレキシブル外歯歯車との間に設けられ、上記カム
体と上記フレキシブル外歯歯車との間に設けた転動体と
、上記転動体にガイドされてレース部と非接触で、楕円
形の可撓性を有する保持器とを備えたことを特徴として
いる。
がり軸受は、内歯歯車とこの内歯歯車に噛合するフレキ
シブル外歯歯車とこのフレキシブル外歯歯車の内側に配
置される楕円形のカム体とを備える調和歯車装置のカム
体とフレキシブル外歯歯車との間に設けられ、上記カム
体と上記フレキシブル外歯歯車との間に設けた転動体と
、上記転動体にガイドされてレース部と非接触で、楕円
形の可撓性を有する保持器とを備えたことを特徴として
いる。
〈作用〉
可撓性の材料で形成した保持器を転動体によりガイドし
ているため、カム体のフレキシブル外歯歯車および内歯
歯車に対する相対的な回転により、フレキシブル外歯歯
車が変形して内歯歯車に噛合しながら相対的に回転して
も、保持器はカム体やフレキシブル外歯歯車に接触する
ことはなく、楕円形のカム体に略相似の楕円形に刻々変
形していく。したがって、保持器が摩耗することはなく
、調和歯車装置において耐久性のある転がり軸受を得る
ことができる。また保持器はカム体やフレキシブル外歯
歯車に接触しないため、騒音が発生することはない。
ているため、カム体のフレキシブル外歯歯車および内歯
歯車に対する相対的な回転により、フレキシブル外歯歯
車が変形して内歯歯車に噛合しながら相対的に回転して
も、保持器はカム体やフレキシブル外歯歯車に接触する
ことはなく、楕円形のカム体に略相似の楕円形に刻々変
形していく。したがって、保持器が摩耗することはなく
、調和歯車装置において耐久性のある転がり軸受を得る
ことができる。また保持器はカム体やフレキシブル外歯
歯車に接触しないため、騒音が発生することはない。
〈実施例〉
第１図はこの発明の一実施例の調和歯車装置に用いられ
る転がり軸受の断面図を示し、第２図（ａ）、（ｂ）は
上記実施例の保持器を示す図である。第１図において、
１１は楕円形状のレース部である内輪、Ｉ２は楕円形状
の可撓性のあるレース部である外輪で、上記内輪！ｌの
内周面１１ａは第４図に示す従来例の楕円形のカム体３
と同じカム体１３の外周面に固定する一方、上記外輪１
２の外周面１２ａは第４図に示す従来例のフレキシブル
外歯歯車２と同じフレキシブル外歯歯車の内周面に固定
している。また、１４．１４・・・は内輪１１の軌道面
１１ｂと外輪！２の軌道面１２ｂとの間に複数個配置し
た転動体としてのボール、１５は内輪１１および外輪１
２と非接触でボール１４．１４・・・にガイドされると
共に、ボール１４．１４・・・を周方向に沿って所定間
隔をあけて保持するホールガイドの保持器である。この
ように、保持器１５をボールガイドにして、保持器１５
と内輪ＩＩの外周面ｔｉｃとの接触および保持器Ｉ５と
外輪１２の内周面１２ｃとの接触を避けて保持器１５の
摩擦および騒音の発生を防止している。
る転がり軸受の断面図を示し、第２図（ａ）、（ｂ）は
上記実施例の保持器を示す図である。第１図において、
１１は楕円形状のレース部である内輪、Ｉ２は楕円形状
の可撓性のあるレース部である外輪で、上記内輪！ｌの
内周面１１ａは第４図に示す従来例の楕円形のカム体３
と同じカム体１３の外周面に固定する一方、上記外輪１
２の外周面１２ａは第４図に示す従来例のフレキシブル
外歯歯車２と同じフレキシブル外歯歯車の内周面に固定
している。また、１４．１４・・・は内輪１１の軌道面
１１ｂと外輪！２の軌道面１２ｂとの間に複数個配置し
た転動体としてのボール、１５は内輪１１および外輪１
２と非接触でボール１４．１４・・・にガイドされると
共に、ボール１４．１４・・・を周方向に沿って所定間
隔をあけて保持するホールガイドの保持器である。この
ように、保持器１５をボールガイドにして、保持器１５
と内輪ＩＩの外周面ｔｉｃとの接触および保持器Ｉ５と
外輪１２の内周面１２ｃとの接触を避けて保持器１５の
摩擦および騒音の発生を防止している。
第２図（ａ） 、 （ｂ）に示すように、上記保持器Ｉ
５は可撓性のある合成樹脂、たとえばナイロン樹脂で成
形され、ボール１４．１４・・・でガイドされた状態で
は楕円形をしている。上記保持器１５の一側面１５ａに
は、軸方向Ｘに沿ってＵ字形状のボール収納溝１６．１
６・・・を周方向に所定間隔をあけて形成している。
５は可撓性のある合成樹脂、たとえばナイロン樹脂で成
形され、ボール１４．１４・・・でガイドされた状態で
は楕円形をしている。上記保持器１５の一側面１５ａに
は、軸方向Ｘに沿ってＵ字形状のボール収納溝１６．１
６・・・を周方向に所定間隔をあけて形成している。
このボール収納ａ１６の寸法構成は次のようになってい
る。円周方向の寸法については、保持器１５がボール１
４．１４・・・をボール収納溝１６．１６・・・に収納
して周方向に移動する場合、楕円形のカム体１３の長袖
側と短軸側との周速度の違いにより、周速度の加速側と
減速側で保持器Ｉ５に対してボールＩ４の進み遅れが生
じるが、この遅れ分以上の隙間を有する大きさになって
いる。このような隙間を設けて、ボール１４の遅れによ
るボール１４の保持器１５に対する押し付けを防止し、
保持器１５の負担の軽減を図っている。また、軸方向Ｘ
の寸法については、ボール収納溝１６にボールＩ４を収
納した場合、ボール１４の一部がボール収納溝１６から
出る大きさになっている。さらに、ボール収納溝１６．
１６・・・のうち周方向に連続して並ぶ３個のうち１個
のボール収納溝１６Ａの縁部の全周にボール収納開口を
狭める突起１６ａを形成している。この突起１６ａによ
り、ボール１４がボール収納溝１６Ａからはみ出るのを
防止して、保持器１５単体でボール１４．１４・・・の
軸方向Ｘの動きを規制している。なお、ボール収納溝１
６．１６・・・のすべてに突起１６ａ、１６ａ・・・を
形成しないのは、ボール１４と突起１６ａとの摩擦によ
って軸受トルクが増大するのを防止しているためである
。なお、保持器１５の軸方向Ｘの幅寸法を内、外輪１１
．１２の同方向の幅寸法よりも小さくして、保持器１５
がボール１４．１４・・・を保持したときに、保持器１
５が内、外輪１１゜１２から出ないようにしている。ま
た、ボール収納溝１６．１６Ａの内周面を平滑な面に形
成してボール１４とボール収納溝１６．１６Ａとの間の
摩擦による摩耗量を軽減している。そして、内、外輪１
１，１２の間でボール１４．１４・・・を保持器１５の
ボール収納溝１６．１６Ａにより軸方向Ｘから抱くので
、内、外輪１１．１２の回転時に保持器１５は径方向に
自由に楕円変形することができる。
る。円周方向の寸法については、保持器１５がボール１
４．１４・・・をボール収納溝１６．１６・・・に収納
して周方向に移動する場合、楕円形のカム体１３の長袖
側と短軸側との周速度の違いにより、周速度の加速側と
減速側で保持器Ｉ５に対してボールＩ４の進み遅れが生
じるが、この遅れ分以上の隙間を有する大きさになって
いる。このような隙間を設けて、ボール１４の遅れによ
るボール１４の保持器１５に対する押し付けを防止し、
保持器１５の負担の軽減を図っている。また、軸方向Ｘ
の寸法については、ボール収納溝１６にボールＩ４を収
納した場合、ボール１４の一部がボール収納溝１６から
出る大きさになっている。さらに、ボール収納溝１６．
１６・・・のうち周方向に連続して並ぶ３個のうち１個
のボール収納溝１６Ａの縁部の全周にボール収納開口を
狭める突起１６ａを形成している。この突起１６ａによ
り、ボール１４がボール収納溝１６Ａからはみ出るのを
防止して、保持器１５単体でボール１４．１４・・・の
軸方向Ｘの動きを規制している。なお、ボール収納溝１
６．１６・・・のすべてに突起１６ａ、１６ａ・・・を
形成しないのは、ボール１４と突起１６ａとの摩擦によ
って軸受トルクが増大するのを防止しているためである
。なお、保持器１５の軸方向Ｘの幅寸法を内、外輪１１
．１２の同方向の幅寸法よりも小さくして、保持器１５
がボール１４．１４・・・を保持したときに、保持器１
５が内、外輪１１゜１２から出ないようにしている。ま
た、ボール収納溝１６．１６Ａの内周面を平滑な面に形
成してボール１４とボール収納溝１６．１６Ａとの間の
摩擦による摩耗量を軽減している。そして、内、外輪１
１，１２の間でボール１４．１４・・・を保持器１５の
ボール収納溝１６．１６Ａにより軸方向Ｘから抱くので
、内、外輪１１．１２の回転時に保持器１５は径方向に
自由に楕円変形することができる。
第３図（ａ） 、 （ｂ）は上述の実施例の変形例を示
す。
す。
この保持器２５は、ボール収納開口部に突起１６ａ。
１６ａ・・・を有するボール収納溝１６Ａ、１６Ａ・・
・の周縁に沿って、周縁から周方向に一定幅の部分Ｂを
先の実施例の保持器１５の肉厚と同じ肉厚にし、かつ、
他の部分の肉厚を先の実施例の保持器１５の内水よりも
薄くシたものである。このように肉厚を薄くすることに
より、保持器２５の剛性を弱めて、保持器２５の回転に
ついて、楕円形のカム体に沿った楕円形に容易に変形し
得るようにしている。他の作用および効果は上述の実施
例と同様であるのでその説明を省く。
・の周縁に沿って、周縁から周方向に一定幅の部分Ｂを
先の実施例の保持器１５の肉厚と同じ肉厚にし、かつ、
他の部分の肉厚を先の実施例の保持器１５の内水よりも
薄くシたものである。このように肉厚を薄くすることに
より、保持器２５の剛性を弱めて、保持器２５の回転に
ついて、楕円形のカム体に沿った楕円形に容易に変形し
得るようにしている。他の作用および効果は上述の実施
例と同様であるのでその説明を省く。
なお、内輪１１および外輪１２は、カム体１３およびフ
レキシブル外歯歯車２に一体に設けてもよい。
レキシブル外歯歯車２に一体に設けてもよい。
〈発明の効果〉
以上の説明で明らかな如く、この発明の調和歯車装置の
転がり軸受は、内歯歯車に噛合するフレキシブル外歯歯
車と楕円形のカム体との間に設けられる転動体と楕円形
の可撓性を有する保持器を備え、この保持器を転動体に
ガイドさせてレース部に非接触にしたので、カム体の相
対回転により保持器は転動体に案内されながら楕円形の
まま状態を変えながら移動し、保持器とレース部との接
触を避けることができる。したがって、保持器が摩耗す
ることはなく、耐久性のある転がり軸受を得ることがで
きる。また保持器はレース部、カム体や外歯歯車に接触
しないので、騒音の発生を防止でき、かつ、摺動抵抗を
小さくすることができる。
転がり軸受は、内歯歯車に噛合するフレキシブル外歯歯
車と楕円形のカム体との間に設けられる転動体と楕円形
の可撓性を有する保持器を備え、この保持器を転動体に
ガイドさせてレース部に非接触にしたので、カム体の相
対回転により保持器は転動体に案内されながら楕円形の
まま状態を変えながら移動し、保持器とレース部との接
触を避けることができる。したがって、保持器が摩耗す
ることはなく、耐久性のある転がり軸受を得ることがで
きる。また保持器はレース部、カム体や外歯歯車に接触
しないので、騒音の発生を防止でき、かつ、摺動抵抗を
小さくすることができる。
第１図はこの発明の一実施例の調和歯車装置の転がり軸
受の断面図、第２図（ａ）は上記実施例の保持器を示す
図、第２図（ｂ）は第２図（ａ）の■−■線矢視図、第
３図（ａ）は異なる実施例の保持器を示す図、第３図（
ｂ）は第３図（ａ）の■−■線矢視図、第４図は従来例
の調和歯車装置の断面図、第５図は従来例の転がり軸受
を示す断面図である。 ｌ・・・内歯歯車、２・・・フレキシブル外歯歯車、３
・・・カム体、１４・・・転動体、Ｉ ５，２５・・・
保持器。 特 許 出 願 人 光洋精工株式会社代 理 人
弁理士 前出 葆はが２名第１図 ” ２ ！（’） ＠ ２ ＠ｔ
ｂｓπ 一一了一一 第３図（（１） 第３ ｇ（ｂ）−冨一一
■
受の断面図、第２図（ａ）は上記実施例の保持器を示す
図、第２図（ｂ）は第２図（ａ）の■−■線矢視図、第
３図（ａ）は異なる実施例の保持器を示す図、第３図（
ｂ）は第３図（ａ）の■−■線矢視図、第４図は従来例
の調和歯車装置の断面図、第５図は従来例の転がり軸受
を示す断面図である。 ｌ・・・内歯歯車、２・・・フレキシブル外歯歯車、３
・・・カム体、１４・・・転動体、Ｉ ５，２５・・・
保持器。 特 許 出 願 人 光洋精工株式会社代 理 人
弁理士 前出 葆はが２名第１図 ” ２ ！（’） ＠ ２ ＠ｔ
ｂｓπ 一一了一一 第３図（（１） 第３ ｇ（ｂ）−冨一一
■
Claims (1)
- （１）ピッチ円が真円の内歯歯車と、この内歯歯車に噛
合するピッチ円が楕円形のフレキシブル外歯歯車と、こ
のフレキシブル外歯歯車の内側に配置される楕円形のカ
ム体とを備えて、上記カム体の上記内歯歯車に対する相
対的な回転により、上記フレキシブル外歯歯車を上記内
歯歯車に対して相対的に回転させて、増減速を行う調和
歯車装置の上記カム体と上記フレキシブル外歯歯車との
間に設けられる転がり軸受であって、 上記カム体と上記フレキシブル外歯歯車との間に設けら
れる転動体と、上記転動体にガイドされてレース部と非
接触で、楕円形の可撓性を有する保持器とを備えたこと
を特徴とする調和歯車装置の転がり軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61102713A JPS62258242A (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | 調和歯車装置の転がり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61102713A JPS62258242A (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | 調和歯車装置の転がり軸受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62258242A true JPS62258242A (ja) | 1987-11-10 |
Family
ID=14334906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61102713A Pending JPS62258242A (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | 調和歯車装置の転がり軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62258242A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013245709A (ja) * | 2012-05-23 | 2013-12-09 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 軸受のリテーナ、および該リテーナを有する軸受を備えた撓み噛合い式歯車装置 |
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