JPS62258149A - 電歪式アクチユエ−タ装置および該電歪式アクチユエ−タ装置を用いたデイ−ゼル機関用燃料噴射装置 - Google Patents

電歪式アクチユエ−タ装置および該電歪式アクチユエ−タ装置を用いたデイ−ゼル機関用燃料噴射装置

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JPS62258149A
JPS62258149A JP10109986A JP10109986A JPS62258149A JP S62258149 A JPS62258149 A JP S62258149A JP 10109986 A JP10109986 A JP 10109986A JP 10109986 A JP10109986 A JP 10109986A JP S62258149 A JPS62258149 A JP S62258149A
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JP
Japan
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electrostrictive actuator
voltage
actuator
signal
electrostrictive
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JP10109986A
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English (en)
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Michiyasu Moritsugu
通泰 森次
Hisashi Kawai
寿 河合
Toshihiko Ito
猪頭 敏彦
Yasuyuki Sakakibara
榊原 康行
Masayuki Abe
誠幸 阿部
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Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は電歪式アクチュエータ装置およびこの電歪式ア
クチュエータ装置を用いたディーゼル機関用燃料噴射装
置に関する。
〔従来の技術、および発明が解決しようとする問題点〕
電歪式アクチュエータとは、例えばPZTと呼ばれるセ
ラミック材を電歪素子として使用し、これの薄い円盤状
(φ15Xto、5)mlのものを約50桟積層して円
柱状となしたものである。前記円盤状電歪素子は厚み方
向に500 V程度の電圧を印加すると0.5μm程度
伸びるので、これを50枚積層して各々の素子の厚み方
向に500■印加すると全体として25μm程度の伸長
が得られる。
この電圧を解除するか又は若干の負電圧を印加すれば同
程度の縮小を起こして元の長さに戻る。また、この電歪
式アクチュエータに軸方向圧縮の荷重をかけた時には前
記電歪素子の各個は第8図に示すように圧縮荷重に比例
した電圧を発生し、前述の構成の電歪式アクチュエータ
では500kgの荷重で500■の電圧が発生する。こ
れらの電歪式アクチュエータの性質は公知である。
本発明者らは、かかる構成の電歪式アクチュエータを、
荷重が加わっている状態で、その発生電圧を短絡、即ち
、ショートさせた結果、第9図に示すような、軸方向へ
の縮少を生ずることを見出した。
一方、ディーゼル機関の燃料噴射時の燃料噴射開始直後
に、噴射圧を一時的に低下させること、すなわち、パイ
ロット噴射を行うことは、ディーゼル機関の駐音、を害
排気ガスの低減、及び燃費の向上に効果があることが知
られている。
このパイロット噴射を実現するために種々の試みがなさ
れている。
本発明者らは、この試みとして、燃料噴射ポンプの噴射
経路に、前記電歪式アクチュエータを組み込み、燃料噴
射開始直後に電歪式アクチェエータを収縮させ、噴射経
路の圧力を一時的に低下させでパイロット噴射を行なわ
せる方式を検討してきた。
ここで、該電歪式アクチュエータを組み込むディーゼル
機関用燃料噴射装置は、シリンダと、該シリンダ内に摺
動自在に嵌合され、ディーゼル機関の回転に応じて回転
往復運動を行うプランジャとによって形成されるポンプ
室内に、該プランジャの該回転往復運動によって燃料を
導入し、加圧送出して、噴射弁から噴出させるものであ
り、該電歪式アクチュエータは、該ポンプ室と連通し該
電歪式アクチュエータの伸縮に応じて容積を変化する可
変容積室を介して該ポンプ室の圧力を荷重として受け、
該伸縮による可変容積室の容積変化によって該ポンプ室
の圧力を変化させるように組込まれている。
本発明者らは、本発明以前には、該電歪式アクチュエー
タが、該プランジャが加圧を開始して後、該ポンプ室圧
力に対応する該電歪式アクチュエータの発生電圧が、予
め設定された、該一時的減圧を行うべき圧力に対応する
と考えられる一定電圧値に達した時点で、該電歪式アク
チュエータを短絡させて、該一時的減圧を行っていた。
しかしながら、圧力に対する電歪式アクチュエータの発
生電圧には一般的に温度特性がある。すなわち第10図
に示す様に温度によって圧力に対する発止電圧の傾きが
変化する。従来、発生電圧が500■に達した時制御し
ており、温度T0で最適制御状態であったとする。この
時、電歪式アクチュエータの周囲温度(例えばエンジン
冷却水温)がT+になると、圧力がより高くなった点で
制御することになり、T2では、低圧力、例えば開弁圧
に達さない点で制御することになる。すなわち、温度T
、ではパイロット噴射量が過大になり、温度T2ではパ
イロット噴射量が無くなってしまう。
この様子を第11図に示す。
また、個々の電歪式アクチュエータによって感度のばら
つきがあることも、上記の温度の変化よるものと同様に
、該パイロット噴射実現のための一時的減圧の最適な時
期からのずれを引き起こす。
本発明はこれらの問題点を解決するためになされたもの
で、本発明の目的は、温度や個々の電歪式アクチュエー
タの感度のばらつきに影響されることなく、常に最適な
時点で電歪式アクチュエータの伸縮を行わせ得る制御機
能をもつ電歪式アクチュエータ装置、及び該電歪アクチ
ュエータ装置を具備し、常に最適なパイロット噴射を、
温度や電歪アクチュエータの感度のばらつきに影響され
ることなく、実現することのできるディーゼル機関用燃
料噴射装置を提供することにある。
〔問題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するこめに、本発明の第1の形態にお
いては、 一般に、周期的に動作する装置の中の周期的な荷重を受
ける場所に設置され、圧縮荷重に応じて電圧を発生し、
印加電圧に応じて伸縮する、電歪式アクチュエータ、 各周期における該圧縮荷重の開始時に対応する、咳電歪
式アクチュエータの発生電圧の立上りに応じて信号を出
力する第1の装置、 該周期的に動作する装置の動作が該圧縮荷重の開始時か
ら所定の位相だけ進んだ時点で、信号を出力する第2の
装置、 及び、該第2の装置の出力信号により、該電歪式アクチ
ュエータを駆動させる第3の装置、を具備する電歪式ア
クチュエータ装置が提供される。
また、本発明の第2の形態においては、シリンダと該シ
リンダ内に摺動自在に嵌合され、ディーゼル機関の回転
に応じて回転往復運動を行うプランジャとによって形成
されるポンプ室内に、該プランジャの該回転往復運動に
よって燃料を導入し、加圧送出して、噴射弁から噴出さ
せるディーゼル機関用燃料噴射装置であって、 圧縮荷重に応じて電圧を発生し、印加電圧に応じて伸縮
する電歪式アクチュエータであって、該ポンプ室と連通
し該電歪式アクチュエータの伸縮に応じて容積を変化す
る可変容積室を介して該ポンプ室の圧力を荷重として受
け、該伸縮による可変容積室の容積変化によって酸ポン
プ室の圧力を変化させるもの、 該プランジャの該回転往復運動による該圧縮荷重の開始
時に対応する、該電歪アクチュエータにおける発生電圧
の立上りに応じて信号を出力する第1の装置、 該燃料噴射装置における該プランジャの回転往復運動が
、該圧縮荷重の開始時から所定の位相だけ進んだ時点で
、信号を出力する第2の装置、該第2の装置の出力信号
により、咳電歪式アクチュエータを駆動させる第3の装
置、 を具備する、ディーゼル機関用燃料噴射装置が提供され
る。
〔作 用〕
上述の、本発明の第1の形態の電歪式アクチュエータ装
置における第1の装置は、電歪式アクチュエータに課せ
られる圧縮荷重の開始時に対応する、電歪式アクチュエ
ータの発生電圧の立上りの時点を検出して信号を出力す
る。該第1の装置の出力信号は、第2の装置に入力され
、該第2の装置は、この入力された信号の立上りの時点
より、周期的に動作する装置の動作が所定の位相だけ進
んだ時点で、信号を出力する。この信号を受けて、第3
の装置は、該電歪式アクチュエータに所定の駆動をさせ
る。
本発明の第2の形態の電歪式アクチュエータ装置を具備
するディーゼル機関用燃料噴射装置における第1の装置
は、該ディーゼル機関用燃料噴射装置のシリンダ内を回
転往復運動するプランジャが、圧縮を開始した時点に対
応する電歪式アクチュエータ装置における発生電圧の立
上りの時点を検出して、信号を出力する。該第1の装置
の出力信号は、第2の装置に入力され、該第2の装置は
、この入力された信号の立上りの時点より、該ディーゼ
ル機関用燃料噴射装置における該プランジャの回転往復
運動が所定の位相だけ進んだ時点で、信号を出力する。
この信号を受けて、第3の装置は、咳電歪式アクチュエ
ータ装置に所定の駆動をさせる。
〔実施例〕
本発明の実施例としての電歪式アクチュエータを用いた
ディーゼル機関用燃料噴射装置を第1図に示す。
第1図の装置は、分配型燃料噴射ポンプPとこの分配型
燃料噴射ポンプPのポンプ室602と直結して設けられ
た電歪式噴射率制御装置7および7を制御するコントロ
ーラlまたは1′から構成される。
まず燃料噴射ポンプPについて説明する。ケーシング6
04のシリンダボア605内に摺動自在に支持されたプ
ランジャ606は、エンジン回転数の2分の1に同期し
て回転往復運動を行う。即ち、エンジンの回転はギヤ又
はタイミングヘルドを介して駆動軸(図示せず)に伝達
され、プランジャ606はこの駆動軸により同軸的に回
転駆動されるとともに、フェイスカム607がローラ6
08に係合することにより往復運動する。フェイスカム
607はバネ(図示せず)により常時図の左方に付勢さ
れてローラ608に係合しており、プランジャ606の
往復運動は、軸心周りに回転してフェイスカム607の
カム面の形状に従うことにより行われる。
プランジャ606はその外周に、1個の分配ボート60
9とエンジン気筒数と同数の吸入ボート610a。
610bとが形成され、このプランジャ606の先端面
とシリンダボア605との間にはポンプ室602が形成
される。
ケーシング604には、低圧室611とこの低圧室61
1をシリンダボア605に連通ずる吸入通路612と、
外部の各噴射弁813をシリンダボア605に導通可能
な分配通路614が形成される。分配通路614はエン
ジン気筒数と同数設けられるとともに、その途中にはそ
れぞれデリバリ弁615が設けられる。デリバリ弁61
5はばね616に抗して開放可能であり、逆止弁として
の機能及び吸戻し弁としての機能を有する。
然してプランジャ606が左行してポンプ室602が膨
張する時、いずれかの吸入ボート610が吸入通路61
2に導通して低圧室611内の燃料がポンプ室602に
吸入され、これとは逆に、プランジャ606が右行して
ポンプ室602が加圧される時、分配ボート609がい
ずれかの分配通路614に導通してポンプ室602内の
燃料が外部に送出される。燃料の送出はプランジャ60
6が右行を始めた時に始まり、さらにプランジャ606
が右行してスピルボート617がスピルリング618の
右端面より低圧室611内へと開放された時に終わる。
ここでスピルボート617とはプランジャ606に設け
られて、ポンプ室602と低圧室611とを導通する為
の開口であり、スピルリング618は、短いシリンダ状
であって、その内孔をプランジャ606が摺動するもの
である。スピルリング618はレバー619によってそ
の固定位置をかえることができ、スピルリング618の
位置によってポンプ室602の吐出量をかえることがで
きる。レバー619は間接的にアクセルレバ−と連動し
ている。以上は公知部分の説明である。
次に噴射率制御装置について説明する。
噴射制御装置7はケーシング720の中に、第2図の右
から電歪式アクチュエータ200、ピストン722、皿
ばね723、ディスタンスピース624を収納して構成
されている。ケーシング720は底のある円筒の形、即
ち袋状であって、その開放端部の雄ねじ729によって
噴射ポンプPに取り付は固定しである。
電歪式アクチュエータ200は薄い円盤状(φ15Xt
O,5)の電歪素子を約50桟積層して円柱状となした
ものである。この電歪素子はPZTと呼ばれるセラミッ
ク材であり、チタン欣ジルコン酸鉛を主成分としており
、その厚み方向に5o。
■程度の電圧を印加すると0.5μm程度伸びる。
これを50枚積層して各々の素子の厚み方向に500V
印加すると全体として25μmの伸長が得られる。この
電圧を解除するか又は若干の負電圧を印加すれば25μ
mの縮小を起こして元の長さに戻る。
また、この電歪式アクチュエータ200に軸方向圧縮の
荷重をかけた時1枚1枚の電歪素子には第8図のような
電圧が発生する。すなわち500kgの負荷で500■
の電圧が発生する。これらの電歪素子および電歪式アク
チュエータの性質は公知である。
次にこの電圧を短絡即ちショートさせた時、電歪式アク
チュエータ200全体として第9図のような軸方向の縮
小が生じる。即ち、ピストン722に500kgの荷重
が加わっている状態で電歪式アクチュエータ200をシ
ョートさせると25μmの縮小を生じる。
電歪式アクチュエータ200へ所定の時期における電圧
の印加、ショート、オープン等の操作はリード線725
を介して外部の制御回路であるコントローラによって制
御される。
電歪式アクチュエータ200の伸縮作用はピストン72
2に伝えられ、ピストン722とディスタンスピース6
24とケーシング720を室壁として形成される可変容
積室726の容積を拡大・縮小する。皿ばね723は可
変容積室726の中にあって、電歪式アクチュエータ2
00を縮小する方向に付勢している。
ディスタンスピース624は円盤状であって、その中央
には貫通孔627を有している。ディスタンスピース6
24の直径はピストン722の直径よりも−回り大きく
、ケーシング720の雄ねじ729を締め込んで行くと
、ケーシング720とケーシング604とにはさみ込ま
れるようになってシールを行う。可変容積室726は貫
通孔627を介してポンプ室602と導通している。
可変容積室726の圧力がピストン722を介して電歪
式アクチュエータ200側に漏洩しないようにOリング
728がピストン722の外周に配設されている。
ここにおいて、電歪式アクチュエータ200に外部から
の電圧を印加せず、又ショートもさせなかった時、即ち
電気的にオーブンした時、ポンプ室602の圧力は第7
図の上方の曲線(a)となる。
第7図中に示す凸の部分が吐出行程であって、即ち、プ
ランジャ606が右行しつつかつ、スピルボート617
がスピルリング618によっておおわれている時である
。このうち、噴射弁813の開弁圧より高い部分が噴射
に寄与する部分である。即ち、この期間、噴射弁813
は開弁じており、その開弁リフトはその圧力と比例して
いる。よって噴射量もその圧力と概ね比例している。
又、電歪式アクチュエータ200にはポンプ室602の
圧力に比例した電荷が生じ、第8図の電圧が発生する。
なお、ポンプ室602の圧力を第8図の圧縮荷重に換算
するには、圧力にピストン722の受圧面積をかけてや
ればよく、第1図の場合、ピストン722の受圧面積は
4d程度であり、噴射弁813の開弁圧は100kg/
cdに設定しであるので、噴射開始時に電歪式アクチュ
エータ200によって発生する電圧は400vである。
またコントローラは電歪式アクチュエータ200に発生
した電圧がさらに上昇して噴射弁813が噴射を開始し
た直後の所定の時期に、電歪式アクチュエータ200を
ショートして発生した電圧をOvに落とすように制御す
る。
この時電歪式アクチュエータ200は第9図に示すよう
に縮小を起こすので、可変容積室726は膨張する。よ
ってポンプ室602の圧力は低下して噴射弁813から
の噴射圧は低下する。もしくはポンプ室602の圧力は
第7図の上方の曲線(b)となる。後述の場合、噴射弁
813からの噴射は一時中断され、パイロット噴射の形
態を実現することができる。
ポンプ室602の圧力上昇は、プランジャ606がポン
プ駆動軸の回転に同期して回転往復運動することによっ
て生ずるので、プランジャ606が右行開始する時期、
すなわち燃料圧送開始時期から噴射弁813の開弁圧に
まで圧力上昇するまでのポンプ回転角度は一定である。
また、燃料圧送開始時期は電歪式アクチュエータ200
が電圧を発生開始する点である。
第3図および第5図に示した本発明による電歪式アクチ
ュエータ装置のコントローラにおいては、燃料圧送開始
時期を電歪式アクチュエータの電圧発生時点で検出し、
その点から一定角度経過した時を制御時期として電歪式
アクチュエータをショートする。
第2図に示す様に、燃料圧送開始時期は燃料圧力によっ
て電歪式アクチュエータ200が電圧を発生開始する点
であり、この点は発生電圧の温度特性の影響を全く受け
ない。また、この燃料圧送開始時期よりも若干圧力上昇
した点、すなわち電歪式アクチュエータ200の発生電
圧が数10■の時期に於いては、温度特性の影響は無視
できるくらい小さい。従って、燃料圧送開始時期を電歪
式アクチュエータの発生電圧が数10Vに達したことか
ら検出しても支障はなく、また検出も容易である。
以上の様にして検出した燃料圧送開始時期から一定角度
経過後を制御時期として電歪式アクチュエータ200を
ショートしており、パイロット噴射状態が、第11図に
示した従来の制御のように周囲温度によって変化するこ
とはない。
次に、第3図に示した本発明の第1実施例による電歪式
アクチュエータ装置のコントローラlについて詳細を述
べる。
第3図に於いて200は電歪式アクチュエータでこれと
並列に電流制限抵抗152とサイリスタ151が直列接
続されており、サイリスタ151はゲート端子154に
トリガ信号が入力されると導通し、電歪式アクチュエー
タ200をショートし、パイロット噴射制御を行う。ま
た153はダイオードで、電歪式アクチュエータ200
の高圧側にカソード、低圧側にアノードを接続しており
、電歪式アクチュエータ200に逆電圧がかからないよ
うに保護する。
501はその円周上に36個の歯を有する歯車で、ポン
プ回転に同期して回転する。502はマグネットピック
アップで、501の歯が通りすぎるたびに、パルス電圧
を発生する。マグネットピックアップ502の出力はコ
ンパレータ105の非反転入力端子に導かれており、コ
ンパレータ105の反転入力端子106に与えられてい
る電圧V Rtを比較電圧として整形され、ポンプ1回
転に36パルスの回転角度信号となる。
一方、電歪式アクチュエータ200の発生電圧は、抵抗
102 、103によって約300分の1に分圧されて
コンパレータ101の非反転入力に導かれている。
また反転入力には、電歪式アクチュエータ200から燃
料圧送開始時期を検出するために充分に低い電圧(例え
ば0.1 V〜0,3V)VRIが与えられている。す
なわち、コンパレータ101の非反転入力の電圧がVR
,を超した時、つまり、コンパレータ101の出力が“
1”になった時を燃料圧送開始時期として検出する。1
07は公知のlO進カウンタ(例えば東芝製TC401
7BP)で、リセット端子Rにはコンパレータ101の
出力が、クロック端子Cにはコンパレータ105の出力
が導かれている。
DフリップフロップlO8、オペアンプ109、アナロ
グスイッチ110 、112 、抵抗111 、113
 、コンデンサ114、コンパレータ116から成る回
路において、定電流充放電による角度演算を行う。
10進カウンタ107のQ6出力は、アナログスイッチ
112のコントロール端子Cに入力されておりQ6出力
が1”の間アナログスイッチ112はONL、オペアン
プ109の反転入力は抵抗113を介して接地される。
オペアンプ109の非反転入力には2.5■が与えられ
ている。従って、オペアンプ109は反転入力を2.5
Vに保つ様に働(ので、コンデンサ114には、2.5
■を抵抗113の抵抗値R,で割った電流r+ =2.
5/R1(A)が流れ、コンデンサ114は充電される
。今、コンデンサ114の容量値がC,,10進カウン
タ107のQ6出力がl”の時間がT、とすると、オペ
アンプ109の出力はV+ = I+T+/C+(V)
だけ上昇する。
Dフリップフロップ108のクロック端子Cにはコンパ
レータ101の出力が導かれており、101の出力信号
の立上りに同期して、DフリップフロップのQ出力はl
″となる。Dフリップフロップ108のQ出力は、アナ
ログスイッチ110のコントロール端子Cに導かれてお
り、Dフリップフロップ108のQ出力が“1”の間ア
ナログスイッチ110がONL、オペアンプ109の反
転入力を抵抗111を介して5■にプルアップする。抵
抗111の抵抗値をR2とすると、コンデンサ114は
It=2.5/Rz(A)で放電される。すなわちオペ
アンプ109の出力は徐々に下降していく。オペアンプ
109の出力は、コンパレータ116の反転入力に導か
れており、非反転入力に与えられている比較電圧VR,
より低くなった時点で、コンパレータ116の出力は“
1”を出力する。コンパレータ116の出力は、Dフリ
ップフロップ108のリセット端子Rに導かれており、
コンパレータ116の出力が“1”に立上った時点でD
フリップフロップ108のQ出力は“0”となり、アナ
ログスイッチ110はOFFとなって放電を停止する。
なお、次のサイクルでアナログスイッチ112がONL
で抵抗113を介してコンデンサ114が充電されると
きは、オペアンプ109の出力電圧は、コンパレータ1
16の比較電圧V Raを初期値としてvlだけ上昇し
、VR4+V、となる。また、放電時には、VR4+V
、を初期値として■、だけ下降してVR,になった時点
で放電を停止することになる。
今、オペアンプ109の出力電圧−h’ v +だけ下
降するのに要する時間、すなわち0797170171
0日のQ出力が“1”の時間をT2とすると、次の関係
が成立する。
V+  = I +T+/C+  = I tTt/C
+従って、 1 + T + = T 2Tt またII=2.5/R1(A)、IZ=2.5/R1(
A)なので、T1とTtの関係は、 となる。
今、T、は回転角信号1歯分の角度、すなわちポンプ回
転角で360/36 = 10  (’ポンプ回転角)
に相当する、したがってT2はポンプ回転角で 10 X Rz / R+  (”ポンプ回転角)に相
当する一定角度となる。
118は公知のワンショットマルチ(東芝製TC452
8)で、その立上りエツジ入力には、Dフリ・ンブフロ
ソブ108のQ出力が導かれている。ワンショットマル
チ11Bは、立上り工・ノジ入力の信号が立下るのに同
期して外付抵抗119、コンデンサ120の時定数で決
定されるパルス又幅30μsの信号をQ出力に出力する
。すなわち、Dフリップフロップ108のQ出力が立下
ると同時にワンショットマルチ118のQ出力に30μ
sのパルス幅信号を出力する。
ワンショットマルチ118のQ出力は抵抗121、トラ
ンジスタ122 、123 、抵抗124から成る回路
で電流増幅されてサイリスタ151のゲートi子154
に導かれてサイリスタ151をトリガする。
以上の構成のコントローラの作動を第4図に示したタイ
ムチャートを用いて説明する。
ポンプ駆動軸の回転に伴い、プランジャ606が右行を
開始し、燃料圧送を開始すると、ポンプ室602の圧力
が上昇する。それに伴って、電歪式アクチュエータ20
0は加圧されて電圧を発生する。
電歪式アクチュエータ200の発生電圧は抵抗102゜
103にて分圧され、燃料圧送開始時期を検出するため
の充分に低い電圧VR,と比較される。電歪式アクチュ
エータ200の発生電圧が50Vを越えると(第4図(
1)) 、コンパレータ101の出力は1″となり、1
0進カウンタ107をリセソトし、(第4図(2))燃
料圧送が終了し、電歪式アクチュエータ200の発生電
圧が50V以下になった時、コンパレータ101の出力
は“O”となって10進カウンタ107のリセ・ノドを
解除する。リセットが解除されると、マグネットピック
アップ502で検出され、コンパレータ105で整形さ
れたポンプ回転角信号(第4図(3りは10進カウンタ
107でカウントされ、Q6出力からポンプ回転角信号
1歯分の時間“1”レベルを保持する信号が出力される
。(第4図(4))このQ6出力の信号は、角度演算の
ための基準角度信号として入力され、Q6出力信号が“
l”の間コンデンサ114が充電される。(第4図(5
))一方、次の燃料圧送が開始され、電歪式アクチュエ
ータ200の発生電圧が50■を超えると、コンパレー
タ101の出力は“1″となって、10進カウンタ10
7がリセットされると同時にDフリップフロップ108
のQ出力が1″となり、先程コンデンサ114に充電さ
れていた電荷が放電開始し、オペアンプ109の出力電
圧がコンパレータ116の比較電圧VR。
まで下降した時点で、コンパレータ116の出力が“1
”となりDフリップフロップ108をリセットするので
放電停止する(第4図(5))。従って、Dフリ7プフ
ロツプ108のQ出力は、燃料圧送開始時期に同期して
立上り、放電に要する時間だけ“l”レベルを保持して
立下る信号となる。この放電に要する時間は、前述のよ
うに10XR2/R0じポンプ回転角度)に相当する一
定角度となる。Dフリップフロップ108のQ出力が立
下ると、ワンショットマルチ118のQ出力が出力され
、(第4図(6))トランジスタ122 、124で電
流増幅されてサイリスタ151をトリガし、導通させる
サイリスタ151が導通すると電歪式アクチュエータ2
00はショートされて縮み、ポンプ室602の圧力が低
下して(第4図(7)) 、バイロフト噴射が実現でき
る(第4図(8))。
サイリスタ151が導通し、電歪式アクチュエータ20
0が縮む時期、すなわち制御時期は燃料圧送開始時期か
ら10XR2/R+  じポンプ回転角度)経過した時
期となる。
第3図装置においては、制御時期が燃料圧送開始から一
定角度経過した時となるので、電歪式アクチュエータ2
00の温度特性および個体間バラツキに左右されない良
好なバイロフト噴射状態を実現できる。さらに、電歪式
アクチュエータ200の発生電圧から燃料圧送開始時期
を検出して、燃料圧送開始時期を基準とした角度制御を
しているので、通常の角度制御を行う装置に必要なTD
C信号等の基準信号は必要ない。
電歪アクチュエータ制御装置の第2の実施例として、第
5図に示すコントローラ1′の回路梼成について以下に
説明する。尚、第5図に於いて第3図と共通な部分につ
いては同一の符号を施こしである。
電歪式アクチュエータ200と並列に逆電圧防止用ダイ
オード153が接続されている。電歪式アクチュエータ
200の正極端子には第1サイリスタ161、コイル1
63を直列接続したものと、第2サイリスタ162、コ
イル164が直列接続されたものをそれぞれ並列接続し
た回路が接続されている。
300はコンデンサで、上記サイリスクおよびコイルよ
り成る回路を介して電歪式アクチュエータ200の正極
端子に接続されている。第1サイリスクが導通すると、
電歪式アクチュエータ200の発生電荷はコンデンサ3
00に吸収され、その後、第2サイリスクが導通すると
、コンデンサ300に蓄電された電荷が再び電歪式アク
チュエータ300に戻されて、次サイクルに電歪式アク
チュエータ200の発生電荷をコンデンサ300に吸収
する際の電歪式アクチュエータの縮み量を増大させるこ
とによりパイロット噴射の効果をより大きくする。
オペアンプ130、アナログスイッチ131、コンデン
サ132、オペアンプ133から成る回路は公知のサン
プルホールド回路である。オペアンプ130の非反転入
力には電歪式アクチュエータ200の端子電圧を抵抗1
02 、103で約300分の1に分圧した電圧が入力
されており、この電圧のうちアナログスイッチ131が
閉じている間の電圧がコンデンサ132に蓄えられる様
になっている。オペアンプ139、抵抗135.136
.137より成る回路は加算器である。抵抗135.1
36.137の抵抗値は同一としており、オペアンプ1
39の出力電圧■139とコンデンサ132の電圧V1
32、燃料圧送開始を検出する為の微小電圧Vll+と
は次の関係が成り立つ、V+sq =  (V+sz 
+V*+)オペアンプ1711抵抗149.170から
成る回路公知の反転増幅器で、抵抗149 、170抵
抗値は同一にしており、結果的にオペアンプ171の出
力電圧■17.は 11月”’ V l 3□十Vll となる。
この電圧はコンパレータ140の反転入力端子に接続さ
れている。一方コンバレータ140の非反転入力には、
電歪式アクチュエータ200の端子電圧を抵抗102 
、103で約300分の1とした電圧が入力されており
、コンパレータ140の出力は10進カウンタ107の
リセット端子Rに接続されて、コンパレータ140の出
力が「1」の間IO進カウンタ107をリセットするよ
うになっている。10進カウンタ107のクロック端子
Cには回転角信号をコンパレータ105で波形整形した
信号が入力されており、10進カウンタ107はクロッ
ク端子Cの信号、すなわち回転角信号が立上るたびにQ
、、Q2゜・・・Ql。とカウントアツプする。この1
0進カウンタ107のQ、出力はワンショットマルチ1
41の立上りトリガ入力に接続されており、Q、の立上
りに応じて約30psのパルス幅信号がワンショットマ
ルチ141のQ出力に出力される。このパルス幅信号は
、抵抗143、トランジスタ144、パルストランス1
45、を介して第2サイリスタ162のゲート端子に入
力され、第2サイリスタ162を導通させるので、コン
デンサ300に蓄電されていた電荷が電歪式アクチュエ
ータ200に戻されることになる。また、10進カウン
タ107のQ6出力は第1実施例と同様に角度演算のた
めの基準角度信号となるとともに、サンプルホールド部
のアナログスイッチ131を閉じさせるコントロール信
号となる。10進カウンタ107のQ6出力は、Q、出
力にひきつづいて発生するので、サンプルホールド部は
電歪アクチュエータ200にコンデンサ300の電荷が
戻された時の電圧■。に相当する電圧をサンプルホール
ドすることになる。次の燃料圧送行程が開始すると、電
歪式アクチュエータ200は上記かさ上げ電圧■。をス
タート点として電圧が上昇することになる。今、コンパ
レータ140の反転入力にはV、に相当する電圧と微小
電圧VR,を加算した電圧がスレッシュホルド電圧とし
て導かれているので、コンパレータ140の出力は燃料
圧送開始とほぼ同時に「1」レベルを出力することにな
る。
このコンパレータ140の出力は角度演算部のDフリッ
プフロップ108のクロック端子C部に導かれており、
第1図で示したコントローラにおけると同様にD型フリ
ソプフロフブ108のQ出力は、燃料圧送開始から一定
角度後に立下る信号を出力する。これに応じてワンショ
ットマルチ118のQ出力に約30μsのパルス幅信号
が出力され、抵抗121、トランジスタ122、パルス
トランス147を介して第1サイリスク161をトリガ
する。第1サイリスタ161はこれにより導通ずるので
、電歪アクチュエータ200の発生電荷はコンデンサ3
00に吸収されて縮むことになる。
以上の動作状況を第6図のタイムチャートに示す。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の第1の形態における電歪式
アクチュエータ装置によれば、電歪式アクチュエータの
温度特性や電歪式アクチュエータ各々の感度のばらつき
に無関係に、常に該電歪式アクチュエータが設置されて
いる周期的に動作する装置の動作が所定の位相にある時
に、該電歪式アクチュエータを馬区動すること力(でき
る。
また、本発明の第2の形態による、ディーゼル機関用燃
料噴射装置は、上述の本発明の第1の形態による電歪式
アクチュエータ装置を具備しており、電歪式アクチュエ
ータの温度特性や電歪式7クチユエータ各々の感度のば
らつきに無関係に、常に、該ディーゼル機関用燃料噴射
装置のシリンダ内で回転往復運動するプランジャが、そ
の運動が所定の位相にある時に、咳電歪式アクチュエー
タを馬区動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第2の形態における、電歪式アクチ
ュエータ装置を具備するディーゼル機関用燃料噴射装置
の構成を示す図、 第2図は、ディーゼル機関用燃料噴射装置における、本
発明によるパイロット噴射の制御状態を示す図、 第3図は、本発明の第1の実施例としての、ディーゼル
機関用燃料噴射装置に装着される電歪式アクチュエータ
装置のコントローラ1の構成を示す図、 第4図は、本発明の第1の実施例としての、ディーゼル
機関用燃料噴射装置に装着される電歪式アクチュエータ
装置のコントローラ1の動作を示すタイムチャート、 第5図は、本発明の第2の実施例としての、ディーゼル
機関用燃料噴射装置に装着される電歪式アクチュエーク
装置のコントローラ1′の構成を示す図、 第6図は、本発明の第2の実施例としての、ディーゼル
機関用燃料噴射装置に装着される電歪式アクチュエータ
装置のコントローラ1′の動作を示すタイムチャート、 第7図は、一般にディーゼル機関用燃料噴射装置におけ
る電歪式アクチュエータの作用を示す図、第8図は、電
歪式アクチュエータが受ける圧縮荷重と発生電圧の関係
を示す図、 第9図は、電歪式アクチュエータが受ける圧縮荷重とシ
ョート時縮小量の関係を示す図、第10図は、電歪式ア
クチュエータにおける圧縮荷重と発生電圧の関係の温度
特性を示す図、第11図は、先行技術における電歪式ア
クチュエータ装置を装着した、ディーゼル機関用燃料噴
射装置の動作状態の温度による影響を示す図である。 (符号の説明) 101.105.116.140・・・コンパレータ、
107・・・10進カウンタ、 108・・・Dフリップフロップ、 109・・・オペアンプ、 110 、112・・・アナログスイッチ、114 、
300・・・コンデンサ、 501 ・・・歯車、50
2・・・マグネットピックアップ、151.16L16
2・・・サイリスク、153 ・・・ダイオード、 118 、141・・・ワンショットマルチバイブレー
ク、200・・・電歪式アクチュエータ、 602・・・ポ゛ンプ室、    604・・・ケーシ
ング、605・・・シリンダボア、  606・・・プ
ランジャ、607・・・フェイスカム、608・・・ロ
ーラ、609・・・分配ボート、 610a 、 610b−吸入ボート、611・・・低
圧室、     612・・・吸入通路、614・・・
分配通路、    615・・・デリバリ弁、616・
・・ばね、       617・・・スピルボート、
618・・・スピルリング、  619・・・レバー、
624・・・ディスタンスピース、 7・・・噴射制御装置、   720・・・ケーシング
、722・・・ピストン、    723・・・皿ばね
、725・・・リード線、    726・・・可変容
積室、728・・・0リング、     729・・・
雄ねじ、813・・・噴射弁、     814・・・
分配通路、P・・・燃料噴射ポンプ、 1お−よび1′・・・コントローラ、 2および2′・・・電歪式アクチュエータ発生電圧立上
り検出部、 3および3′・・・回転角度演算部、 4および4′・・・電歪式アクチュエータ駆動部、21
・・・サンプルホールド部、 22・・・加算部。 $12 第2 l e・・・ポンプ回転角 ”O、Tl +”2”’温度 !                 1:     
            I第7図 (V ) 圧縮荷重 第8図 (/、Im) 第9 図 (V)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、周期的に動作する装置の中の周期的な荷重を受ける
    場所に設置され、圧縮荷重に応じて電圧を発生し、印加
    電圧に応じて伸縮する、電歪式アクチュエータ、 各周期における該圧縮荷重の開始時に対応する、該電歪
    式アクチュエータの発生電圧の立上りに応じて信号を出
    力する第1の装置、 該周期的に動作する装置の動作が、該圧縮荷重の開始時
    から所定の位相だけ進んだ時点で、信号を出力する第2
    の装置、 及び、該第2の装置の出力信号により、該電歪式アクチ
    ュエータを駆動させる第3の装置、を具備する、電歪式
    アクチュエータ装置。 2、該第2の装置が、 該周期的に動作する装置の動作が所定の位相だけ進む時
    間、一定の電流でコンデンサを充電し、該コンデンサに
    充電された電荷を、該第1の装置の出力信号の立上りの
    時点より、別に定めた一定電流により放電し、該充電さ
    れた電荷を放電し終えた時点で信号を出力する装置であ
    る、特許請求の範囲第1項に記載の電歪式アクチュエー
    タ装置。 3、シリンダと、該シリンダ内に摺動自在に嵌合され、
    ディーゼル機関の回転に応じて回転往復運動を行うプラ
    ンジャとによって形成されるポンプ室内に、該プランジ
    ャの該回転往復運動によって燃料を導入し、加圧送出し
    て、噴射弁から噴出させるディーゼル機関用燃料噴射装
    置であって、圧縮荷重に応じて電圧を発生し、印加電圧
    に応じて伸縮する電歪式アクチュエータであって、該ポ
    ンプ室と連通し該電歪式アクチュエータの伸縮に応じて
    容積を変化する可変容積室を介して該ポンプ室の圧力を
    荷重として受け、該伸縮による可変容積室の容積変化に
    よって該ポンプ室の圧力を変化させるもの、 該プランジャの該回転往復運動による該圧縮荷重の開始
    時に対応する、該電歪式アクチュエータにおける発生電
    圧の立上りに応じて信号を出力する第1の装置、 該燃料噴射装置における該プランジャの回転往復運動が
    該圧縮荷重の開始時から所定の位相だけ進んだ時点で、
    信号を出力する第2の装置、該第2の装置の出力信号に
    より、該電歪式アクチュエータを駆動させる第3の装置
    、 を具備する、ディーゼル機関用燃料噴射装置。 4、該第2の装置が、 該燃料噴射装置と同期して回転する回転軸が所定の角度
    進む時間、一定の電流でコンデンサを充電し、該コンデ
    ンサに充電された電荷を該第1の装置の出力信号の立上
    りの時点より、別に定めた一定電流により放電し、該充
    電された電荷を放電し終えた時点で信号を出力する装置
    である、特許請求の範囲第3項に記載の電歪式アクチュ
    エータ装置。
JP10109986A 1986-05-02 1986-05-02 電歪式アクチユエ−タ装置および該電歪式アクチユエ−タ装置を用いたデイ−ゼル機関用燃料噴射装置 Pending JPS62258149A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0357860A (ja) * 1989-07-26 1991-03-13 Nippon Soken Inc パイロット噴射制御装置

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