JPH01138327A - ピエゾアクチュエータ駆動装置 - Google Patents

ピエゾアクチュエータ駆動装置

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JPH01138327A
JPH01138327A JP29582187A JP29582187A JPH01138327A JP H01138327 A JPH01138327 A JP H01138327A JP 29582187 A JP29582187 A JP 29582187A JP 29582187 A JP29582187 A JP 29582187A JP H01138327 A JPH01138327 A JP H01138327A
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JP
Japan
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actuator
piezo
piezo actuator
fuel injection
electromagnetic
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Application number
JP29582187A
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English (en)
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Shigetoshi Kameoka
亀岡 成年
Nobushi Yasuura
保浦 信史
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/20Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
    • F02D41/2096Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils for controlling piezoelectric injectors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • H02N2/06Drive circuits; Control arrangements or methods
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    • H02N2/06Drive circuits; Control arrangements or methods
    • H02N2/065Large signal circuits, e.g. final stages
    • H02N2/067Large signal circuits, e.g. final stages generating drive pulses
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/20Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
    • F02D2041/2003Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils using means for creating a boost voltage, i.e. generation or use of a voltage higher than the battery voltage, e.g. to speed up injector opening
    • F02D2041/201Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils using means for creating a boost voltage, i.e. generation or use of a voltage higher than the battery voltage, e.g. to speed up injector opening by using a boost inductance

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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ディーゼル機関における燃料噴射ポンプの燃
料噴射率制御装置に関し、特に、パイロット噴射等を行
わせるのに用いられるピエゾアクチュエータの駆動装置
に関する。
「従来の技術J 従来から、ディーゼル機関の燃料噴射時において、その
初期の噴射率を低下する、もしくはパイロット噴射(メ
イン噴射の何に予備的に噴射するもの)をする、という
ことがディーゼル機関の騒音、有害排気ガスを低減する
とともに燃費を向上させるといった効果を発揮−するこ
とが知られている。これを実現する装置として、ピエゾ
素子(電歪素子)を数十枚fi!JILでピエゾアクチ
ュエータを構成し、燃料噴射ポンプのポンプ室の容積を
ピエゾアクチュエータで増減できるようにし、燃料噴射
開始直後に容積を増加させ、噴射を中断させることによ
りパイロット噴射を行うものが提案されている。この種
のピエゾアクチュエータは、ポンプ室の200気圧にも
達する高い燃料圧に耐えて伸縮する必要からPZT等の
セラミック電歪素子が用いられ、その駆動には200v
から500■にも及ぶ高電圧が要求される。
従来のこの種のピエゾアクチュエータの駆動装置は、車
両用電源(12V)から高電圧を得るためDC−DCコ
ンバータを用いたり、特開昭61−89934号に示さ
れるようにインダクタ(コイル)、コンデンサ及びサイ
リスタからなる回路を用いていた。しかしながら、前者
の装置は高価であるし、後者の装置ではインダクタ(コ
イル)が素子として大きなものとなり、また、高価であ
るという問題点があった。
いずれにしても、この様な高電圧を12V程度の車載用
バッテリから得るには、大きなエネルギー容量を持った
インダクタ又はトランスが必要になる。その他、高耐圧
半導体素子も必要となるが、これらは小型、低価格であ
り問題とならない、しかし、大きなエネルギー容量を有
するインダクタは物理的に大きなものとなり、高価であ
ると共に、プリント基板上に実装することが困難である
ため、車載用の装置として用いるには種々のコストアッ
プ要因になるという問題点があった。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は上記の問題点を解決するためなされたものであ
り、燃料噴射ポンプに使用されるピエゾアクチュエータ
の小型かつ安価な駆動装置を提供することを目的とする
「問題点を解決するための手段J 一般に燃料噴射ポンプには各種の電磁弁等の電磁アクチ
ュエータが組み込まれている。たとえば、タイマ機構を
備える燃料噴射ポンプにあってはタイミング制御弁であ
り、。電磁スピル式の噴射ポンプにあっては電磁スピル
弁である。これら電磁弁のコイルは構造上比較的大きな
インダクタンス分身 を有している。また、燃料噴射ポンプの制御装置は当然
これら電磁弁を通電遮断するスイッチング手段を備えて
いる0本発明はこの点に着目したものであり、本来は他
の用途に用いられる電磁弁等のアクチュエータとそのス
イッチング手段を流用して安価なピエゾアクチュエータ
駆動装置を提供しようとするものである。
このため本発明では、噴射率を制御するため燃料噴射ポ
ンプに用いられるピエゾアクチュエータの駆動装置にお
いて、燃料噴射ポンプに搭載された電磁アクチュエータ
のコイルの一端をダイオードを介してピエゾアクチュエ
ータに接続し、その電磁アクチュエータを作動させるス
イッチング手段を断続することによりピエゾアクチュエ
ータに充電するようにしたことを特徴とするピエゾアク
チュエータ駆動装置が提供される。
「作用」 上記の構成によれば、電磁アクチュエータのコイルの通
電を遮断する際に発生するサージ電圧によりピエゾアク
チュエータを高電圧に充電することができ、特別の高電
圧発生回路を要さない。
「実施例」 本発明の実施例について図面に従って具体的に説明する
第2図は本発明の一実施例の概略構成図である。
燃料噴射ポンプ1は公知のボッシュタイプ分配型燃料噴
射ポンプをベースとする電磁スピル式のものである。エ
ンジンのクランク軸に同期してその1/2の速度で回転
駆動される駆動軸2は、ベーン式フィードポンプ3を回
転させる。ベーン式フィードポンプ3は吸入口4から図
示しない燃料タンク内の燃料をフィルタを介して図示A
より導入し、この燃料を加圧してレギュレートバルブ5
の設定する圧力に調圧したのち、燃料噴射ポンプ1内に
形成した燃料室6へ供給する。
上記駆動軸2はカップリング7を介してプランジャ8を
駆動する。このカップリング7はプランジャ8を回転方
向へは一体的に回転させるが、プランジャ8が軸方向へ
往復運動する場合にはこの軸方向移動を自由に許す、上
記プランジャ8には4つのカム山をもつフェイスカム9
が一体的に設けられている。フェイスカム9はスゲリン
グ10によりカムローラ11に押し付けられており、こ
れらフェイスカム9とカムローラ11の摺接により、プ
ランジャ8が往復動される。プランジャ8は1回転中に
、図示しないエンジンの気筒数に対応する回数(ここで
は4回)だけ往復動される。
プランジャ8は燃料噴射ポンプ1に取り付けられたヘッ
ド12に摺動自在にかつ精密に嵌合されており、このヘ
ッド12とプランジャ8の端面とでポンプ室13を形成
している。プランジャ8の端部周面には吸入溝14が形
成されており、プランジャ8の吸入行程中に、即ち第2
図における左方側への移動中にこれら吸入溝14のうち
1つが、ヘッド12に設けた図示しない吸入ボートに連
通ずると、前記燃料室6からポンプ室13に燃料を吸入
する。また1ランジヤ8の圧縮行程中、つまり第2図に
おける右方側への移動中に、ポンプ室13内で加圧され
た燃料は、連通路191分配ボート16を通じて噴射通
路17へ圧送され、分配弁18を介して、図示Bから、
図示しない噴射鋼管を経由して噴射弁によりエンジンの
燃焼室へ噴射される。
上記ポンプ室13には電磁弁スピル式の燃料調量機構2
0が接続されている。すなわちポンプ室13は溢流通路
21.22により燃料室6に連通されており、上記溢流
通路21は電磁スピル弁23により開閉される。電磁ス
ピル弁23は、ニードル弁24を電磁コイル25によっ
て作動する圧力バランス弁であり、この電磁コイル25
に通電されているときに閉じられる弁である。したがっ
てプランジャ8の圧縮行程中に、電磁スピル弁23への
通電を遮断するとポンプ室13内で加圧されている燃料
が溢流通路21.22を経由して低圧側の燃料室6へ逃
がされ、前記噴射通路17側へは送られなくなり、燃料
の噴射が停止される。
このことによりエンジン側に供給すべき燃料噴射量を制
御する。尚、燃料室6へ溢流した燃料の一部は、Cより
図示しない燃料タンクへ還流する。
上記電磁スピル弁23への通電開始タイミングは、マイ
クロコンピュータを備えた電子制御装置(EC[J)6
0によって行われるが、電子制御装置60の構成及び動
作については後述する。
前記変換部材としてのカムローラ11はローラリング2
7に保持されている。このローラリング27は数10度
の角度範囲で回動可能に設けられ、タイマピストン31
によりビン32を介して回動位置を制御される。ローラ
リング27の回動位置によりカムローラ11とフェース
カム9との摺動タイミングがずれ、回転軸2の回転角位
置に対するプランジャ8の往復運動の位相角が変化し、
燃料噴射時期が変わるようになっている。これらローラ
リング27.タイマピストン31等は燃料噴射時期を制
御する油圧タイマ機構30をなす。
タイマピストン31は高圧室33と低圧室34との差圧
及びタイマスプリング35の荷重により位置が決まる。
高圧室33は図示しない絞りを経由してベーン式フィー
ドポンプ3の高圧側、すなわち燃料室6に連通し、低圧
室34はベーン式フィードポンプ3の低圧側に連通ずる
。そして、高圧室33と低圧室34はタイミング制御電
磁弁(TCV)36を介して連通され、タイミング制御
電磁弁36の開度により高圧室33の圧力が調整されタ
イマピストン31の位置がrIl整される。タイミング
制御電磁弁36は電子制御装ff(EC1J)60に接
続され、そのコイルを励磁するデユーティ比を制御する
ことにより開度が制御される。なお第2図中燃料噴射時
期1!整機構30は実際にはタイマーピストン31の軸
方向が紙面と直行する方向に設けられるが、作図上第2
図のように示す。
駆動軸2の回転位置を検出するため、歯車状に外周に突
起37が設けられたバルサ38が駆動軸2に固着され、
その突起37の通過を検出する電磁ピックアップからな
る回転角検出器40がローラリング27に固定されてい
る。バルサ36の突起37は90°/16=5.625
°間隔に並び、バルサ36の90°毎に突起2つ分の欠
落部を有する。欠落部はプランジャ8の下死点位置の情
報を与えるもので各気筒の−L死点(TDC)前数士度
の位置に設定される。また、駆動軸2と一体となった歯
車42に近接して基準角検出器41が設けられ、各気筒
の上死点(T D C)位置を検出して基He。
角信号を電子制御装置60に出力する。
次にピエゾアクチュエータを用いた噴射率制御装置につ
いて説明する。
噴射率制御袋M50のハウジング51は略円筒状をなし
、噴射ポンプ1本体に取付られ固定されている。ハウジ
ング51の内部には円筒状のシリンダボアがD成され、
ピストン52が摺動可能に嵌挿されている。ピストン5
2とシリンダボアとでチャンバ(小室)53を構成して
いる。ハウジング51の底壁には透孔54が明けられ、
噴射ポンプ1のポンプ室13とチャンバ53とを連通ず
る連通路をなしている。ピストン52の内部には円筒状
の凹所が設けられ、その凹所に円柱状のピエゾアクチュ
エータ55が挿入されている。ピエゾアクチュエータ5
5の背面はデイスタンスピース56に密接され、デイス
タンスピース56はハウジング51に袋ねじによって取
付られ固定される。
ピエゾアクチュエータ55は薄い円盤状(φ15XtO
,5)の電歪素子を数十枚積層して円柱状となしたもの
である。この電歪素子はPZTと呼ばれるセラミック材
であり、チタン酸ジルコン酸鉛(P b(T i−Z 
r) 03)を主成分としており、その厚み方向に50
0V程度の電圧を印加すると1μ−程度伸びる。これを
数十枚M屑して各々の素子の厚み方向に500■印加す
ると全体として数十μ簿の伸張が得られる。この電圧を
解除するか又は若干の負電圧を印加すれば縮小を起こし
て元の長さに戻る。また、このピエゾアクチュエータ5
5に軸方向圧縮の荷重をかけた時1枚1枚の電歪素子に
電圧が発生する。たとえば500kgの負荷で500V
の電圧が発生する。
そして、ピエゾアクチュエータ(PZT)55への電圧
の印加、放電を制御することによりピエゾアクチュエー
タ55の伸張、縮小を制御し、チャンパラ3に連通ずる
ポンプ室13の実効的な容積を変化させて燃料噴射率を
制御する。
電子制御装置(ECU)60はCPLI(マイクロコン
ピュータ)65及びピエゾ駆動回路66を備えている。
電子制御袋ff1(E CU)60にはエンジンの運転
状態信号を与えるアクセル開度センサ61、水温センサ
62.吸気温センサ63等がらの信号が入力される。電
子制御装置6oはこれらの運転状態信号、回転角検出器
4oからの回転角信号NE及び基準角検出器41からの
基準角信号TDCに基いて電磁スピル弁(SPV)23
及びタイミング制御電磁弁(T’CV)36の通電遮断
タイミングを制御し、ピエゾ駆動回路66を用いてピエ
ゾアクチュエータ(PZT)55の放電タイミングを制
御する。
第1図は電子制御装置60内のピエゾアクチュエータ(
PZ’l’)55の駆動に係る部分を示す回路図である
タイマ機構を制御するタイミング制御電磁弁(TCV)
36の一端は車両用電源(12V)に接続され、他端は
パワートランジスタ67を介して接地されている。パワ
ートランジスタ67はCPU65からのTCV駆動信号
s1によりオン、オフされるスイッチング手段をなす、
パワートランジスタ67には耐圧が300V程度のもの
が用いられ、保護用のツェナーダイオード68もそれに
見合う耐圧250■程度のものが用いられる。これらの
回路はタイミング制御電磁弁36を制御するため始めか
ら備わっているものであり、ピエゾアクチュエータ55
を制御するために付加された回路はピエゾ駆動回路66
の部分にすぎない。
パワートランジスタ67とタイミング制御電磁弁36と
を結ぶ信号線は、ピエゾ駆動回路66内のダイオード7
0を介してピエゾアクチュエータ55に接続され、ピエ
ゾアクチュエータ55の他端は接地されている。ピエゾ
アクチュエータ55には放電用のトランジスタ71及び
保護抵抗72が接続されている。放電用トランジスタ7
1は耐圧500■以上のものが用いられ、CPtJ65
からのショート信号S2により導通状態とされる。
本実施例は、上記のハードウェア構成に基づき、タイミ
ング制御電磁弁36への通電遮断時に発生するサージ電
圧によりピエゾアクチュエータ55に充電し、次いで高
電圧に充電されて伸張したピエゾアクチュエータ55を
所定のタイミングで放電して収縮させ、パイロット噴射
を実現しようとするものである、ピエゾアクチュエータ
55を充放電するタイミングには、種々の方式が考えら
れる。
第3図はその第1の方式を示すタイミングチャートであ
る。この方式では、燃料噴射ポンプ1のプランジャ8が
圧送を開始する直前にタイミング制御電磁弁(TCV)
36への通電を遮断し、ピエゾアクチュエータ(PZT
)55への充電を完了しようとするものである。タイミ
ング制御電磁弁36への通電開始時期は、タイミング制
御電磁弁36を励磁するデユーティ比(= T o w
 / T o w + T。FF)が所定の値となる時
期に制御される。このデユーティ比は、タイミング制御
電磁弁36本来の目的であるタイマピストン31の位置
を適切に制御し、エンジンの回転数等その時の運転状態
から演算される進角位置に噴射時期を制御ずべくcpu
65により算出される。
TCV駆動信号S1がオンとされると、タイミング制御
電磁弁36のコイル電流(T CV電流I)が徐々に増
加し、コイルの内部抵抗により決まる一定の飽和電流■
。に達する。その後、燃料噴射とは無関係−なプランジ
ャ8の圧送開始直前にTC■駆動信号S1をオフとしT
CV$流Iを遮断すると、タイミング制御電磁弁36の
コイルのインダクタンスしにより高いサージ電圧が発生
し、ダイオード70を経由してピエゾアクチュエータ5
5に充電される。ピエゾアクチュエータ55の等価容量
をCpとするとこのときの充電電圧Vpは、Vp=Iイ
(L/Cp)”” となる、たとえば、1.=0.8A、L=30mH。
Cp=0.5μFとすると充電電圧Vpは約200■に
なる。
この充電電圧Vpによりピエゾアクチュエータ55は伸
長し、チャンパラ3の容積が減少された状態でプランジ
ャ8の圧送開始を迎える。その後、プランジャ8が上昇
され始めるとポンプ室13及びチャンバ53の燃料圧力
が上昇し、ピエゾアクチュエータ55のPZT電圧電圧
圧電効果により上昇する。まもなく、ポンプ室13の圧
力が燃料噴射弁のノズル開弁圧■)0以上になり、燃料
噴射が開始される。パイロット噴射Qpの開始である。
その直後に、CPU65はショート信号S2を出力し、
放電用トランジスタ71を導通状態としてピエゾアクチ
ュエータ55に充電された電荷を放電する。その結果、
ピエゾアクチュエータ55は収縮し、チャンバ53の容
積が増加してポンプ室13の圧力が低下し、燃料噴射が
一旦中断される。
パイロット噴射Qpの終了である。その後、さらにプラ
ンジャ8が上昇されるとポンプ室13の圧力が上昇し再
び燃料噴射が開始される。主噴射Q、の開始である。そ
して、アクセル開度61等、その時の運転状態から演算
される適切な燃料噴射量を実現するプランジャ8リフト
位置で電磁スピル弁23への通電を遮断し、高圧燃料を
溢流させることにより主噴射Q、を終了させる。
第4図は第2の方式を示すタイミングチャートである。
この方式は、プランジャ8が上昇された直後にピエゾア
クチュエータ55に高電圧を印加し、ピエゾアクチュエ
ータ55を伸張させてパイロット噴射、を実現しようと
するものである。TC■駆動信号S1をオフとしタイミ
ング制御電磁弁36への通電を遮断する時期は、プラン
ジャ8が上昇し始め、ポンプ室13の圧力がノズル開弁
圧P0の少し下の圧力になる位置に設定される。タイミ
ング制御電磁弁36への通電を開始する時期は励磁電流
のデユーティ比が所定値となるように制御される。プラ
ンジャ8が僅かにl−昇された位置でタイミング制御電
磁弁36への通電が遮断されると、そのサージ電圧によ
りピエゾアクチュエータ55が充電されピエゾアクチュ
エータ55が伸張する。このためチャンバ53の容積が
急激に減少し、ポンプ室13の圧力が急上昇して噴射が
開始される。ピエゾアクチュエータ55の伸びに対応し
た量だけ燃料が噴射されると一旦燃fI噴射は終了し、
パイロット噴射Qpが形成される。その後、1ランジヤ
8の上昇に従って主噴射QIIが開始される。このとき
、第4図に示す様に、ショート信号S2を出力してピエ
ゾアクチュエータ55を放電させピエゾアクチュエータ
55を収縮させることにより、主噴射Q。の開始を遅ら
せ、パイロット間隔を長くすることができる。
第5図は第3の方式を示すタイミングチャートである。
この方式は、ビニシアクチユニータラ、5への充電を数
回に分けて行い、より高い電圧にまでピエゾアクチュエ
ータ55を充電しようとするものである。これは、タイ
ミング制御電磁弁36に電流を流しても所定のしきい値
電流工。以下であればその弁体は移動せずタイミング制
御電磁弁36は作動しないことを利用している。第6図
に示す様に、TCV駆動信号S1がオンとされた直後は
タイミング制御電磁弁36のインダクタンス分により電
流■は徐々に上昇するから、TCVt流■がしきい値電
流I0に到達する前にT’ CV vM動傷信号S1オ
フとすれば、タイミング制御電磁弁36の動作に影響を
与えることはない、このことを利用し、第5図に示す例
では、タイミング制御電磁弁36の閉弁期間TOFF内
に上記の様な短いパルス幅のTCV駆動信号S1を2回
出力し、しきい値電流I0以下の小電流の遮断によるサ
ージ電圧により階段状にPZT電圧電圧上昇させている
。そして、PL後にタイミング制御電磁弁36を開弁す
る飽和電流1.の遮断により前記(1)式に示す電圧V
pがさらに加えられて3回に及ぶピエゾアクチュエータ
55の充電を完了する。プランジャ8が上昇され始めて
からの作動は前記第1の方式と同じである。この方式で
はピエゾアクチュエータ55を十分に高い電圧まで充電
することができ、ショート信号S1によりピエゾアクチ
ュエータ55を放電する際のP Z T電圧Vの変化幅
ΔV、即ち、ピエゾアクチュエータ55の収縮量を大き
くすることができるため、パイロット間隔Tp++を十
分に長くすることができる利点がある。
以上述べた実施例はいずれもタイミング制御電磁弁36
を利用してピエゾアクチュエータ55に充電するもので
あったが、他の電磁アクチュエータのインダクタンスを
利用することも可能である。
第7図は電磁スピル弁(S P V)23を利用した実
施例を示す回路図である。ピエゾ駆動回路66等は第1
図に示すものと同じであるので同一の符号を付し説明を
省略する。電磁スピル弁23のコイルはパワートランジ
スタ75に接続され、CPU65からのSPV[動信号
S3によりオン、オフされる。また、保護用のツェナー
ダイオード76が接続されている。パワートランジスタ
75と電磁スピル弁23を接続する信号線は、ダイオー
ド70を介してピエゾアクチュエータ55に接続される
と共に、還流用ダイオード77及びスイッチングトラン
ジスタ78を経由して車輛用電源(+12v)にも接続
されている。スイッチングトランジスタ75は、CPL
I65からの還流許可信号S4によりオン、オフされる
。これらの回路は電磁スピル弁23を制御するため始め
から備わっているものであり、ピエゾアクチュエータ5
5を制御するために付加された回路はピエゾ駆動回路6
6の部分にすぎない。
第8図は動作を説明するタイミングチャートである。こ
こでは、電磁スピル弁23本来の目的である溢流制御に
影響を及ぼさない、1ランジヤ8の上昇行程以外の期間
に、電磁スピル弁23を利用してピエゾアクチュエータ
55への充電が行われる。
電磁スピル弁23による高圧燃料の溢流が終了し、プラ
ンジャ8が下降行程に入ると、短時間のSPV駆動信号
S3が数回乃至数十回出力され、SPV電流I′が断続
されて1) Z T電圧Vが階段状に充電−される。こ
のときの電磁スピル弁23の最大電流はそのニードル弁
体24が動き出すのに必要なしきい値電流値I0°以下
に抑制されるようにSPv駆動信号S3のパルス幅が決
められる。
もっとも、プランジャ8の上昇時期以外には電磁スピル
弁23が開弁しても支障はないから、しきい値電IIa
’以上の電流を流してピエゾアクチュエータ55をより
高い電圧に充電することも可能である。
ピエゾアクチュエータ55への充電の終了後であって、
プランジャ8が上昇を開始する以前に、電磁スピル弁2
3に正規電流値による通電が開始され電磁スピル弁23
が閉じられる。このときは、SP■電流1′が2Aとな
るよう定電流制御が行われる。定電流制御はパワートラ
ンジスタ75のチョッピングにより行われ、チョッピン
グ時のサージ電圧を吸収するため還流許可信号S4が出
力されてスイッチングトランジスタ78は導通状態とさ
れる。
やがて、プランジャ8が上昇を開始しポンプ室13の圧
力が上昇するとパイロット噴射Qpが開始される。その
直後にCPU65からショート信号S2が出力され、ピ
エゾアクチュエータ55が放電されて収縮し、パイロッ
ト噴射Qpが終了する。その後、再び燃料噴射(主噴射
Q工)が始まり、適切な噴射量となった時点にSPv駆
動信号S3を及び還流許可信号S4をオフとし、電磁ス
ピル弁23への通電を遮断して電磁スピル弁23を開と
し主噴射を終了させる。この時点では、まだ、ショート
信号S2がオンのままにされているため、電磁スピル弁
23のサージ電圧はダイオード70゜抵抗72.パワー
トランジスタ71を経由してアースに逃され、ピエゾア
クチュエータ55には充電されない。
以上説明した実施例では、タイミング制御電磁弁36又
は電磁スピル弁23をその本来の目的である燃料噴射時
期の制御又は噴射量の制御に使用しながら、その本来の
機能を損なうことなくピエゾアクチュエータ55の充電
用のインダクタとしても利用している。
しかし、本発明に係る電磁アクチュエータはこれら電磁
弁23.36に限定されるものではなく、たとえば、ス
ピルリングをリニアソレノイドで制御する方式の燃料噴
射ポンプにあっては、リニアソレノイドのコイルをリア
クタとして利用することが可能である。
「発明の効果」 以上説明したように本発明は上記の構成を有し、燃料噴
射ポンプの制御に用いられる電磁アクチュエータのイン
ダクタンスを利用するものであるから、ピエゾアクチュ
エータ駆動回路のための特別のりアクタを要せず、また
スイッチング手段も本来備わっている電磁アクチュエー
タ用のスイッチング手段をそのまま共用できる。このた
め、ピエゾアクチュエータ駆動回路が掻く簡素化され、
小型かつ低価格の駆動装置が提供できるという優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は第1の実施例を
示す回路図、第2図は分配型燃料噴射ポンプに本発明を
適用した断面図、第3図、第4図及び第5図は作動を示
すタイミングチャート、第6図は波形図、第7図は第2
の実施例を示す回路図、第8図はタイミングチャートで
ある。 101.燃料噴射ポンプ、 801.プランジャ、13
 、、、ポンプ室、 23 、、、を磁スピル弁、36
、、、タイミング制御弁、  55.、、ピエゾアクチ
ュエータ、 60 、、、電子制御装置(ECU)、6
6、、、ピエゾ駆動回路、 67.75.、、パワート
ランジスタ(スイッチング手段)、 70.、、ダイオ
ード。 第1図 第7図 、60

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 噴射率を制御するため燃料噴射ポンプに用いられる
    ピエゾアクチュエータの駆動装置において、燃料噴射ポ
    ンプに搭載された電磁アクチュエータのコイルの一端を
    ダイオードを介してピエゾアクチュエータに接続し、そ
    の電磁アクチュエータを作動させるスイッチング手段を
    断続することによりピエゾアクチュエータに充電するよ
    うにしたことを特徴とするピエゾアクチュエータ駆動装
    置。 2 前記電磁アクチュエータが、燃料噴射ポンプのタイ
    マ機構を制御するタイミング制御電磁弁であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のピエゾアクチュエ
    ータ駆動装置。 3 前記電磁アクチュエータが、燃料噴射量を制御する
    電磁スピル弁であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のピエゾアクチュエータ駆動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030038518A (ko) * 2001-11-09 2003-05-16 가부시키가이샤 봇슈오토모티브시스템 밸브 구동용 액추에이터 구동 타이밍 조정 회로, 인젝터및 연료 분사 장치
US7679262B2 (en) * 2007-07-09 2010-03-16 Microbase Technology Corp. Piezoelectric micro-pump and driving circuit thereof

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KR20030038518A (ko) * 2001-11-09 2003-05-16 가부시키가이샤 봇슈오토모티브시스템 밸브 구동용 액추에이터 구동 타이밍 조정 회로, 인젝터및 연료 분사 장치
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