JPS635139A - デイ−ゼル機関用燃料噴射装置の噴射率制御方法 - Google Patents

デイ−ゼル機関用燃料噴射装置の噴射率制御方法

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JPS635139A
JPS635139A JP14620586A JP14620586A JPS635139A JP S635139 A JPS635139 A JP S635139A JP 14620586 A JP14620586 A JP 14620586A JP 14620586 A JP14620586 A JP 14620586A JP S635139 A JPS635139 A JP S635139A
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猪頭 敏彦
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榊原 康行
Akihiro Izawa
井沢 明宏
Fumiaki Kobayashi
文明 小林
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は圧電式アクチュエータを用いたディーゼル機関
用燃料噴射装置の噴射率制御方法に関する。
〔従来の技術、及び発明が解決しようとする問題点〕
圧電式アクチュエータを燃料噴射ポンプに装着し、燃料
圧送時の燃圧に押圧されて発生した電荷を所定の制御時
期に抜くことにより圧電式アクチュエータを収縮させ、
もってパイロット噴射を実現してディーゼル機関が発生
する騒音及びNOxの低減を図ったディーゼル機関用燃
料噴射装置は本出願人により例えば特願昭59−260
639号において提案されている。
ところで、上記装置を用いて噴射率制御を行う場合、従
来の制御方法においては、第12図に示すように、燃料
噴射ポンプの構成要素であるプランジャが基準信号発生
時点から一定角度θだけ回転した時点を上記所定の制御
時期としく(a)参照)、この時点で圧電式アクチュエ
ータの電荷を抜くようにしている((b)参照)。この
ため、例えば開弁圧が160kg/ cutの噴射弁で
最適なパイロット噴射が得られたとしても((C)参照
)、噴射弁の開弁圧が、例えば経時変化により、140
kg/cIIIに低下するとパイロット噴射部分が拡大
しく(d)参照)、騒音及びNOxの低減に有効なパイ
ロット噴射が実現されなくなるという問題点が従来方法
にはあった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本発明においては、シリン
ダボア及び該シリンダボア内に摺動自在に嵌合されたプ
ランジャによって画成されるポンプ室と、該ポンプ室に
連通し且つ印加電圧に応じて伸縮する圧電式アクチュエ
ータによって容積が変化させられ得る可変容積室とを具
備し、該ポンプ室内に導入された燃料を該ポンプ室の容
積を変化させることにより加圧送出し、該ポンプ室にデ
リバリ弁を介して導通可能な噴射弁から噴出させるディ
ーゼル機関用燃料噴射装置の噴射率を制御する方法であ
って、前記ポンプ室内の燃料圧力に応じて発生する前記
圧電式アクチュエータの発生電圧を検出し、検出した発
生電圧が基準電圧を超えたときに該圧電式アクチュエー
タを短絡させるか、あるいは該圧電式アクチュエータの
電荷を抜き取るか、又は該圧電式アクチュエータの分極
方向と逆方向の電圧を印加することにより該圧電式アク
チュエータを収縮させ、もって前記可変容積室の容積を
拡大して前記噴射弁から噴射される燃料の噴射率を低下
させることによりパイロット噴射を行うと共に、前記基
準電圧はパイロット噴射後に前記圧電式アクチュエータ
が発生するピーク電圧に基づいて設定されることを特徴
とするディーゼル機関用燃料噴射装置の噴射率制御方法
が提供される。
〔実施例〕
本発明の実施例について以下説明する。第1図は本発明
方法が適用される燃料噴射装置の構造図である。
まず燃料噴射ポンプlについて説明する。ケーシング4
のシリンダボア5内に摺動自在に支持されたプランジャ
6は、エンジン回転数の172に同期して回転往復運動
を行う。即ち、エンジンの回転はギヤ又はタイミングベ
ルトを介して駆動軸(図示せず)に伝達され、プランジ
ャ6はこの駆動軸により同軸的に回転駆動されるととも
に、フェイスカム7がローラ8に係合することにより往
復運動する。フェイスカム7はばね(図示せず)により
常時図の左方に付勢されてローラ8に係合しており、プ
ランジャ6の往復運動は、軸心周りに回転してフェイス
カム7のカム面の形状に従うことにより行われる。プラ
ンジャ6はその外周に、1ケの分配ポート9とエンジン
気筒数と同数の吸入ボート10.10’とが形成され、
このプランジャ6の先端面とシリンダボア5との間には
ポンプ室2が形成される。
ケーシング4には、低圧室11と、この低圧室llをシ
リンダボア5に連通ずる吸入通路12と、外部の各噴射
弁13をシリンダボア5に導通可能な分配通路14が形
成される。分配通路14はエンジン気筒数と同数設けら
れるとともに、その途中にはそれぞれデリバリ弁15が
設けられる。デリバリ弁15はばね16に抗して開放可
能であり、逆止弁としての機能及び吸戻し弁としての機
能を有する。
然してプランジャ6が左行してポンプ室2が膨張する時
、いずれかの吸入ポート10が吸入通路12に導通して
低圧室11内の燃料がポンプ室2に吸入され、これとは
逆に、プランジャ6が右行してポンプ室2が加圧される
時、分配ポート9がいずれかの分配通路14に導通して
ポンプ室2内の燃料が外部に送出される。燃料の送出は
プランジャ6が右行を始めた時に始まり、さらにプラン
ジャ6が右行してスピルポート17がスピルリング18
の右端面より低圧室11内へと開放さ−れた時に終わる
。ここでスピルポート17とはプランジャ6に設けられ
てポンプ室2と低圧室11とを導通する為の開口であり
、スピルリング18は短いシリンダ状であって、その内
孔をプランジャ6が摺動するものである。スピルリング
18はレバー19によってその固定位置をかえることが
でき、スピルリング18の位置によってポンプ室2の吐
出量をかえることができる。レバー19は間接的にアク
セルレバ−と連動している。以上は公知部分の説明であ
る。
次に噴射率制御装置について説明する。噴射率制御装置
3はケーシング20の中に、図の右から圧電式アクチュ
エータ21、ピストン22、皿ばね23、デイスタンス
ピース24を収納して構成されている。ケーシング20
は底のある円筒の形、即ち袋状であって、その開放端部
の誰ねじ29によって噴射ポンプ1に取り付は固定しで
ある。
圧電式アクチュエータ21は薄い円盤状(φ15xtO
,5)の圧電素子を約50積層層して円柱状となしたも
のである。この圧電素子はPZTと呼ばれるセラミック
材であり、チタン酸ジルコン酸鉛を主成分としており、
その厚み方向に500v程度の電圧を印加すると1μm
程度伸びる。これを50枚積層して各々の素子の厚み方
向に500V印加すると全体として50μmの伸張が得
られる。
この電圧を解除するか、あるいは電荷を抜くか、又は若
干の負電圧を印加すれば50μmの収縮を起こして元の
長さに戻る。また、この圧電式アクチュエータ21に軸
方向圧縮の荷重をかけた時、1枚1枚の圧電素子には第
2図のような電圧が発生する。即ち500kgの負荷で
soo vの電圧が発生する。
次にこの電圧を短絡即ちショートさせると、圧電式アク
チュエータ21全体として第3図のような軸方向の収縮
が生じる。即ち、ピストン22に500kgの荷重が加
わっている状態で圧電式アクチュエータ21をシ目−ト
させると50μmの収縮が生じる。これらの圧電素子及
び圧電式アクチュエータの性質は公知である。
圧電式アクチュエータ21への所定の時期における電圧
の印加、ショート、オープン等の操作はリード線25を
介して外部の制御回路200及び駆動回路400によっ
てなされ−る。
圧電式アクチュエータ21の伸縮作用はピストン22に
伝えられ、ピストン22とデイスタンスピース24とケ
ーシング20を室壁として形成される可変容積室26の
容積を拡大・縮小する。皿ばね23は可変容積室26の
中にあって、圧電式アクチュエータ21を縮小する方向
に付勢している。デイスタンスピース24は円盤状であ
って、その中央には貫通孔27を有している。デイスタ
ンスピース24の直径はピストン22の直径よりも−回
り大きく、ケーシング20の誰ねじ29を締め込んで行
くと、ケーシング20とケーシング4とにはさみ込まれ
るようになってシールを行う。
可変容積室26は貫通孔27を介してポンプ室2と導通
している。
可変容積室26の圧力がピストン22を介して圧電式ア
クチュエータ21側に漏洩しないように0リング28が
ピストン22の外周に配設されている。
ここで、本実施例の具体的な説明に先立ち、圧型式アク
チュエータを用いた一般的な噴射率制御方法について説
明する。
圧電式アクチュエータ21に外部からの電圧を印加せず
、又ショートもさせなかった時、即ち電気的にオープン
した時、ポンプ室2の圧力は第4図(A)の「従来」と
記入した曲線となる。図中に示す凸の部分が吐出行程で
あって、即ち、プランジャ6が右行しつつかつ、スピル
ポート17がスピルリング18によっておおわれている
時である。このうち、噴射弁13の開弁圧より高い部分
が噴射に寄与する部分である。即ち、この期間、噴射弁
13は開弁じており、その開弁リフト量はその圧力と比
例している。よって噴射量もその圧力と概ね比例してい
る。
又、圧電式アクチュエータ21にはポンプ室2の圧力に
比例した電荷が生じ、第2図に示される電圧が発生する
。なお、ポンプ室2の圧力を第2図に示される圧縮荷重
に換算するには、圧力にピストン22の受圧面積をかけ
てやればよく、第1図に示される燃料噴射ポンプ1のピ
ストン22の受圧面積を4CI11とし、噴射弁13の
開弁圧を100kg/−とすると、噴射開始時に圧電式
アクチュエータ21によって発生する電圧は400vで
ある。
制御回路200は、圧電式アクチュエータ21に発生し
た電圧がさらに上昇して例えば500vに達した時、即
ち、噴射弁13が噴射を開始した直後の所定の時期に、
圧電式アクチエエータ21をショートして発生した電圧
をOvに落とすように制御する。この時、圧電式アクチ
ュエータ21は第3図に示すように50μmの収縮を起
こすので、可変容積室26は4aJX 50μm=20
鶴3の膨張を生じる。よってポンプ室2の圧力は低下し
て噴射弁13からの噴射は低下する。もしくはポンプ室
2の圧力は第4図(A)の「制御」と記入した曲線とな
る。後者の場合、噴射弁13からの噴射は一時中断され
、パイロット噴射の形態を実現することができる。
その後、プランジャ6はさらに右行を続けるためポンプ
室2の圧力は再び開弁圧を越え、噴射が再開される。
ところで、圧電式アクチュエータ21の収縮量が大きい
程、ポンプ室2の圧力の低下は顕著となり、この結果、
パイロット噴射が明確になり、又、パイロット噴射とメ
イン噴射との間隔を広げることが可能となるので、騒音
及びNOxの低減に対する効果が顕著となる。そこで、
本実施例では、アクチュエータ21の収縮量を拡大する
ため、本出願人によって前記特願昭59−260639
号に提案されているものと同様の駆動回路400が用い
られている。この駆動回路400の詳細については後述
する。
次に、上記駆動回路400を用いた場合の、前述したパ
イロット噴射制御について、第5図を参照して説明する
制御回路200は、圧電式アクチエエータ21の端子電
圧が所定の制御電圧VyH((D)参照)に達し・た時
、即ち、噴射弁13が噴射を開始した直後の所定の時期
に、アクチュエータ21の電荷を抜き取り、抜き取った
電荷を駆動回路400が具備するコンデンサに蓄えるよ
う駆動回路400を制御する。
この結果、アクチュエータ21は収縮し、パイロット噴
射が実現される((E)参照)。その後、ディーゼル機
関が噴射行程でない適切な時期に、制御回路200は、
コンデンサに蓄えられている電荷をアクチュエータ21
に戻すよう駆動回路400を制御する。そして、電荷が
戻されることにより、アクチュエータ21には初期電圧
■6が印加される((D)参照)。この初期電圧vr、
がアクチュエータ21に印加されることにより、制御電
圧Vruを大きな値に設定することが可能になり、この
結果、アクチュエータ21の収縮量を大きくすることが
できる。
さて、この制御電圧VTNは、最適なパイロット噴射を
得るために重要な値である。換言すると、この制御電圧
vtnを降下させる制御時期は、ディーゼル機関の使用
状態、環境条件、噴射率制御装置3の個体差等、あらゆ
る条件で最適なものでなければならない。
ここで、例えば噴射弁13の開弁圧が変化する場合を考
えてみると、従来の噴射率制御方法のように制御時期を
固定すると、先に第12図を用いて述べたように、適切
なパイロット噴射ができなくなる。従って、この問題を
解決することが本発明の主旨である。
噴射弁13の開弁圧の変化に起因する制御時期のずれを
防止するためには、開弁圧に応じて制御電圧V?Nを設
定すればよい、この制御電圧V?llをどのように設定
すべきかを知るため、種々の実験を行った結果、第6図
に示すように、噴射弁13の開弁圧と圧電式アクチュエ
ータ21の発生電圧との間に強い相関があることを見出
した。
第6図において、Voは、第5図(D)に示すように、
圧電式アクチュエータ21をショートさせてパイロット
噴射を行った後の、アクチュエータ21に発生するピー
ク電圧である。同時に、最適パイロット噴射時における
基準電圧■、(第5図(D)参照)も又噴射弁13の開
弁圧と相関があり、しかも基準電圧V、とピーク電圧v
0との比がほぼ一定であり、その−足止が本実施例では
0.76であることが分った。従って、ピーク電圧■。
を測定し、測定した値に一定比(本実施例では0.76
)を乗じて基準電圧■3を求め、初期電圧V、(第5図
(D)参照)に求めた基準電圧vsを加えた値を制御電
圧Vtn (第5図(D)参照)とし、アクチュエータ
21の発生電圧が制御電圧VTNに達した時点でアクチ
ュエータ21をシュートさせることにより、最適なパイ
ロット噴射が得られることになる。そして、制御電圧V
?Nは噴射弁13の開弁圧に応じて設定されるので、開
弁圧が変化しても最適なパイロット噴射が得られる。
第7図は本発明方法を適用した場合のパイロット噴射を
説明する図である。同図に示すように、噴射弁13の開
弁圧が160kg/cJから140kg/cnlまで低
下すると、回転角θ、たけ噴射開始が進角してしまう。
しかし、開弁圧が140kg/cotまで低下した時は
、第7図(F)に破線で示したように、ピーク電圧VO
ffiが開弁圧が160kg/cIIIの時のピーク電
圧v01より小さくなるので、ピーク電圧■。2に一定
比(0,76)を乗じて求めた基準電圧VS2も開弁圧
が160kg/ cdの時の基準電圧VS+より小さく
なる。従って、制御電圧(V、+V、□)が低くなるの
で、制御時期も第7図CF)に破線で示したように開弁
圧が160kg/cdの時より早くなり、開弁圧の低下
に起因する噴射開始の進角に対応できる。
本発明方法は噴射率制御装置3の個体差に関連して発生
する問題に対しても効果を発揮する。特に問題なのは圧
電式アクチュエータ21の温度特性である。すなわち、
同一荷重を加えても、アクチュエータ21はその温度に
よって発生電圧が異なるのである。第8図に、アクチュ
エータ21の温度が異なっている場合の発生電圧(1)
と噴射弁13の開弁リフト量(J)との関係を示す。同
図において、実線はアクチュエータ21の温度が低い場
合(20℃゛)であり、破線は高い場合(80℃)を示
す、噴射開始時においてアクチュエータ21には同一の
圧力が作用するのに対し、発生電圧は異なっている。こ
れが温度特性によるものである。開弁圧が同一であれば
、温間又は冷間に拘わらず、同一の制御時期になる制御
方法が望ましい0本発明方法によれば、20℃の時には
ピーク電圧■。、xo、76で基準電圧VSLを求め、
80℃の時にはピーク電圧V。HxO,76で基準電圧
vsHを求めるので、制御時期はほぼ同一の時期になる
。よって温間、冷間を問わず、最適なパイロット噴射が
得られる。
以下、本発明方法を実現する制御回路200及び駆動回
路400について説明する。
第9図は制御回路200の一実施例の構成を示す図であ
る。圧電式アクチュエータ21の発生電圧は抵抗201
.202により例えば1/300に分圧されてオペアン
プ203の非反転入力端子に印加されている。オペアン
プ203の反転入力端子はその出力端子に接続されてお
り、オペアンプ203は単なるバッファとして構成され
ている。オペアンプ203の出力端子は各気筒毎に対応
したピークホールド回路2L0.220,230.24
0に接続されている。
次に、ピークホールド回路210について説明する。2
11はアナログスイッチ(以下SWという)であり、こ
のアナログ5W211はS1信号が“1”レベルの時に
オンする。アナログ5W211の入力端子には前述のオ
ペアンプ203の出力端子が接続されており、抵抗21
2が並列に接続されている出力端子はオペアンプ213
の非反転入力端子に接続されている。オペアンプ213
の出力端子はダイオード214を介してピークホールド
用コンデンサ215に接続されている。このコンデンサ
215の信号はオペアンプ213の、反転入力端子に戻
されている。216はアナログSWであり、このアナロ
グ5W216は前記コンデンサ215に並列に接続され
ており、R1信号が′1″レベルのときにオンとなり、
コンデンサ215に蓄電されていた電荷をショートする
ことによりピークホールド値を初期化する。217はオ
ペアンプであり、このオペアンプ217は出力端子から
反転入力端子に帰還がかけられてバッファとして構成さ
れており、前記コンデンサ215の電荷を逃がさないよ
うにハイインピーダンスでコンデンサ215の電圧を検
出する。オペアンプ217の出力端子はセレクタ250
に接続されている。ピークホールド回路220〜240
の構成も同様であり、説明は省略する。
セレクタ250は例えば東芝製TC4052BPを用い
たアナログSWであり、入力A、Bのコードに応じて、
接続されるチャンネルが切換わるものである。
すなわち、入力A、Bのコードに応じて、ピークホール
ド回路210〜240のいずれかの出力をセレクトする
ことができるようになっている。この出力は抵抗251
 、252で所定の分圧比(本実施例では0.76>に
分圧され、オペアンプ263の非反転入力端子に印加さ
れる。
オペアンプ263はバッファとして構成されており、そ
の出力端子は抵抗265を介してオペアンプ267の反
転入力端子に接続されている。260はアナログSWで
あり、このアナログ5W260は制御信号(後述)が“
1”レベルになるとオンする。
アナログ5W260の入力端子は前述のオペアンプ20
3の出力端子に接続されており、出力端子はサンプルホ
ールド用コンデンサ261に接続されている。コンデン
サ261の電圧はオペアンプ262の非反転入力端子に
印加されている。オペアンプ262はバッファとして構
成されており、その出力端子は抵抗264を介してオペ
アンプ267の反転入力端子に接続されている。オペア
ンプ267の出力端子から反転入力端子に抵抗266を
介して帰還がかけられている。オペアンプ267の非反
転入力端子は接地されている。オペアンプ267の出力
端子は抵抗268を介してオペアンプ270の反転入力
端子に接続されており、その出力端子から反転入力端子
に抵抗269を介して帰還がかけられている。オペアン
プ270の非反転入力端子は接地されている。
ここで、抵抗264 、’ 265 、266 、26
8 、269は全て同じ値に設定されている。これによ
り、前記アナログ5W260でサンプルホールドした電
圧と、前記ピークホールド値を所定の比に分圧した電圧
とを加算した電圧をオペアンプ270の出力に得ること
ができる。このオペアンプ270の出力端子はコンパレ
ータ271の反転入力端子に接続されている。コンパレ
ータ271の非反転入力端子には前記オペアンプ203
の出力すなわち圧電式アクチュエータ21の発生電圧が
印加されている。コンパレータ271の出力は、抵抗2
72及びツェナーダイオード273により振幅を所定の
デジタル値に収まるようにリミットされた後、ワンショ
ットマルチバイブレーク(以下ワンショットマルチと略
称する)274の立上りトリガ入力端子に供給されてい
る。
ワンショットマルチ274の出力パルス幅はコンデンサ
275及び抵抗276により決定され、その値は後述の
誤動作を回避するため約211Isecとしである。ワ
ンショットマルチ274の出力端子はワンショットマル
チ278の立上りトリガ入力端子に接続されている。こ
の出力パルス幅はコンデンサ279及び抵抗280によ
って決定され、約50μsecとしである。この信号は
TRIGI信号として後述のサイリスクのトリガとして
使われる。ワンショットマルチ278の出力端子は駆動
回路400のTR[G1入力端子に接続されている。駆
動回路400については後で詳述する。
30は図示しないエンジンのカムシャフトあるいはポン
プドライブシャフトに設置された角度信号検出用パルサ
ーであり、このパルサー30は所定の角度毎に外周上に
突起またはスリットを有している。なお、本実施例では
4気筒エンジンを例にとって説明する。本実施例のパル
サー30は、カムシャフト1回転当り32パルス発生す
るように構成されている。31は前記パルサー30の角
度を検出するための角度センサーであり、この角度セン
サー31は前記パルサー30の突起またはスリットを、
マグネットピックアンプあるいはフォトインタラプタ等
で検出し、角度信号に変換する。この角度センサー31
からの信号は整形回路290によりデジタル信号に整形
される。整形後の角度信号はバイナリカウンタ291の
クロック端子に供給される。バイナリカウンタ291の
リセット入力端子には後述のトリガ信号TRIG 2が
供給され、TRrG2信号が発生するたびにバイナリカ
ウンタ291はリセットされる。バイナリカウンタ29
1のQ、出力はクロック信号を178に分周した信号で
ある0本実施例においては角度信号を32パルス/力ム
1回転及び4気筒エンジンとして説明しているので、バ
イナリカウンタ291のQ3出力はカム1回転当り4パ
ルスすなわち各気筒毎に信号を発生することになる。こ
のQ、出力はバイナリカウンタ292のクロック端子に
供給される。バイナリカウンタ292のQ、、Q!出力
はクロック信号をそれぞれ1/2.1/4に分周した信
号であり、バイナリデータとして0.1,2.3の値を
とる。このQl、QZ比出力セレクタ293,294,
250のセレクト入力端子A、Bにそれぞれ供給され、
Q、、Q2のコードに応じて所定のチャンネルが選択さ
れる。
セレクタ293のコモン入力端子にはセットリセットフ
リップフロップ295のQ出力端子が接続されている。
フリップフロップ295のセット入力端子には前述のT
RIG 1信号が供給され、TRIG 1信号が″1″
レベルになると、Q出力がl°となる。
リセット入力端子には後述のデイケードカウンタ296
のQ、出力が供給される。すなわちTRIG 1信号が
発生してからQ4出力が出るまでの期間フリップフロッ
プ295のQ出力は°l”レヘルとなり、この期間ピー
ク検出が行なわれるのである。
296は例えば東芝製TC40178Pを用いたデイケ
ードカウンタで、そのクロック入力端子には前記角度信
号が供給され、リセット入力端子には前記TRIG 1
信号が供給される。デイケードカウンタ296のQ4出
力端子は前記セットリセットフリップフロップ295の
リセット入力端子に接続されている。Q、出力端子はワ
ンショットマルチ297の立上りトリガ入力端子に接続
されている。Q、出力端子はワンショットマルチ300
の立上りトリガ入力端子に接続されている。ワンショッ
トマルチ297の出力パルス幅はコンデンサ298及び
抵抗299で決定され、本実施例においてはサイリスク
のトリガ信号として使用するため約50μsecとしで
ある。ワンショットマルチ297のQ出力はTRrG2
信号として駆動回路400に供給されると共に、前述の
バイナリカウンタ291のリセット入力にも供給され、
バイナリカウンタ291のQ、出力の同期すなわちセレ
クタ293,294.250の切換ねりタイミングの同
期をとるために使用される。ワンショットマルチ300
の出力パルス幅は、コンデンサ301及び抵抗302に
より決定され、サンプルホールド用の信号として使うた
め約200μsecとしである。このワンショットマル
チ300のQ出力は、前述のアナログ5W260の制御
入力端子に供給される。なおセレクタ293の出力S1
〜S4はピークホールド回路210〜240のS1〜S
4端子に、セレクタ294の出力R1〜R4は同じくピ
ークホールド回路210〜240のR1〜R4端子にそ
れぞれ供給される。
次に駆動回路400の構成について説明する。第10図
は駆動回路400の構成を示す図である。前述の制御回
路200からのTRIG 1 、 TRIG 2信号が
供給される。TRTG 1信号は抵抗401,402を
介してトランジスタ403のベースに供給される。トラ
ンジスタ403のエミッタは接地されており、コレクタ
はパルストランス404の1次コイルに接続されている
。パルストランス404の2次コイルは第1サイリスタ
405のゲート端子に接続されており、前記TRIG 
1 (Itが“1”レベルになったとき、トランジスタ
403がオンとなり、第1サイリスタ405はトリガさ
れて導通する。第1サイリスク405のアノード端子は
コイル406を介して圧電弐アクチュエータ21に接続
される。第1サイリスタ405のカソード端子はコンデ
ンサ407に接続される。
同様に、前述のTRlG2信号は、抵抗408.409
を介してトランジスタ410のベースに供給される。ト
ランジスタ410のコレクタにはパルストランス411
が接続され、第2サイリスタ412をトリガする。第2
サイリスタ412のアノード端子は前記コンデンサ40
7に接続され、カソード端子はコイル413を介して圧
電式アクチュエータ21に接続される。414はダイオ
ードであり、ダイオード414は圧電式アクチュエータ
21に並列に接続されている。このダイオード414は
、圧電式アクチュエータ21に逆電圧がかかるのを防止
すると共に、圧電式アクチュエータ21が伸張する際の
電荷を供給するためのものである。
上記構成における制御回路200及び駆動回路400の
作動について次に説明する。第11図は説明に供する各
部波形の状態を示す図である。
プランジャ6が右行すなわちリフトを開始し、圧送が始
まるとポンプ室2内の圧力が上昇し始め、その圧力によ
り押圧されて、圧電式アクチュエータの電圧は第11図
のに示すように上昇していく。
ここで、圧送開始前にすでに高電圧がステップ的に印加
されていることについては後で説明する。
このアクチュエータの電圧は抵抗201,202で分圧
されオペアンプ203によるバッファを通ってコンパレ
ータ271に印加される。コンパレータ27.1 は、
このアクチュエータ発生電圧を、所定の手順により求め
たスレッショールドレベルと比較する。アクチュエータ
21の電圧の方が該スレッショールドレベルよりも高く
なるとコンパレータ271の出力は“1”レベルとなり
、抵抗272、ツェナーダイオード273によるリミッ
タを通ってワンショトソトマルチ274をトリガする(
第11図O)。
ワンショットマルチ274の出力はワンショットマルチ
278をトリガし、TRlG1信号を発生させる(第1
1図O)、ワンショットマルチ274の働きは、誤動作
防止である。ワンショットマルチ274が無い場合を考
えてみると、アクチュエータ発生電圧が上昇し、所定の
スレッショールド電圧を越えた時点でコンパレータ27
1の出力は“1”レベルとなるが、この立上りによりT
RIG 1信号が発生され、後述のサイリスタ405を
トリガすると、アクチュエータ21の電圧は急激に下が
ってしまう。
しかし、噴射量が多いときには圧送が長時間に亘って行
われるため、アクチュエータ21は再び押圧され電圧が
上昇する。この電圧がスレッショールドをこえると再び
TI?IG !信号が発生してしまうため、パイロット
噴射が何回も発生してしまうことになる。これを防ぐた
めにワンショットマルチ274を設け、そのリトリガラ
ブルな機能を利用することにより、所定の時間内に何回
トリガされようと、1パルスしか出力しないようにして
いる。
TRIGI信号は駆動回路400へ入力される。駆動回
路の作動については後述する。TRIG 1信号はまた
デイケードカウンタ296をリセットする。デイケード
カウンタ296のクロック入力には角度信号(第11図
0)が入力されており、TRlG2信号でリセットされ
た後、4クロンク後にQ4出力が(第11図O)、5ク
ロツク後にQ、出力が(第11図[F])、6クロツク
後にQ、出力が(第11図0)発生する。フリップフロ
ップ295はTRIG 1信号でセットされ、デイケー
ドカウンタ296のQ4出力でリセットされるため、そ
の出力は第11図0のような信号となる。すなわち、T
RIG 1信号が出た直後の4クロック間(90℃A)
“1”レベルとなる。この信号はセレクタ293により
当該気筒のピークホールド回路210〜240のアナロ
グ5W211をオンし、ピークホールドを行なう。
ピークホールド用のコンデンサ216のイニシャライズ
はTRIG 1信号を利用し、セレクタ294により当
該気筒のピークホールド用コンデンサをイニシャライズ
する。ピークホールド回路210〜240の出力すなわ
ち第5図におけるピーク電圧V0は第第11図■〜Oの
ようになる。この信号はセレクタ250により選択され
、当該気筒に同期した信号となる(第11図O)。
デイケードカウンタ296のQ、出力はワンショットマ
ルチ297に入り、TRIG 2信号を発生する。
(第11図8)、このTRIG 2信号は駆動回路40
0に入力されると共に、バイナリカウンタ291をリセ
ットする。すなわち気筒毎の同期をとっている。
バイナリカウンタ291は角度信号を8分周した信号を
Q、出力に発生する。このQ、出力はTRlG2信号に
より同期がかかっている。このQ、出力によりバイナリ
カウンタ292がカウントを行い、各気筒に対応したバ
イナリコードをQ、、Q!端子に出力する。このQ、、
Qt端子からの信号によりセレクタ293,294,2
50は当該気筒の信号を選択する。
デイケードカウンタ296のQ、出力はワンショットマ
ルチ300をトリガし、サンプルホールド信号(第11
図O)を発生させる。この信号によりアナログ5W26
0がオンし、この時のアクチュエータ電圧すなわち第5
図における初期電圧V、がホールド用コンデンサ261
に記憶される。この電圧はバッファを介して、オペアン
プ267 、270からなる加算回路に入る。−方セレ
クタ250の出力は、抵抗251,252により所定の
分圧比(0,76)に分圧され(第5図における基準電
圧V、である)、オペアンプ263によるバッファを介
して加算回路に入り、先のサンプルホールド電圧に加算
される。
すなわち第5図における制御電圧■T、lを得ることが
できる。このスレッショールド電圧を用いてコンパレー
ク271でアクチュエータ21の電圧を比較し、スレッ
ショールドレベルをこえた時点で7クチユエータ21の
制御を行うのである。
次に駆動回路400の作動について説明する。第1O図
において、TRIGI信号が入力するとトランジスタ4
03はオンし、パルストランス404を介して第1サイ
リスタ405をトリガし、これを導通させる。このとき
、アクチュエータ21は約800v〜900vと高電圧
であるがコンデンサ407はOvに近いため、アクチュ
エータ21からコンデンサ407へ電流が流れる。ここ
で、直列にコイル406が挿入されているため直列共振
が生じ、電流、電圧とも正弦波的に変化し、アクチュエ
ータ21の電圧はOv近くまで低下し、コンデンサ40
7の電圧はsoo vぐらいまで上昇する。この時点で
電流がOとなり、第1サイリスタ405は転流して非導
通となる。アクチュエータ21は電圧が急激に低下した
分だけ収縮し、前述の如くパイロット噴射を実現する。
次に、所定の期間後にTRIG 2信号が発生する。
このTRlG2信号によりトランジスタ410はオンと
なり、パルストランス413を介して第2サイリスタ4
12をトリガし、これを導通させる。今度は、コンデン
サ407がsoo v、アクチュエータ21はOvに近
いため、コンデンサ407からアクチュエータ21へ向
けて電流が流れる。この電流経路にも直列にコイル41
3が挿入されているため、直列共振が生じ、アクチュエ
ータ21の電圧は約350Vまで上昇し、コンデンサ4
07がOv近くまで低下したところで第2サイリスタ4
12はターンオフする。アクチュエータ21に350 
Vの電圧が上乗せされた分だけその伸縮量を大きくする
ことができ、再分極効果により性能の劣化を防止し、初
期の性能を維持することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、噴射弁の開弁圧
に経時変化が生じても、圧電式アクチュエータの発生電
圧によりこの変化を検出し、スレッショールドレベルに
反映させることで、適切な制御時期を得ることが可能と
なり、パイロット噴射の効果を維持できるという優れた
効果がある。
さらに、本発明方法によれば、圧電式アクチュエータの
個体差、温度特性による変化に対しても自動的に補正す
ることができるため、最良のパイロット噴射効果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る噴射率制御方法が通用される燃料
噴射装置の構成図、 第2図は圧電素子における圧縮荷重と発生電圧との関係
を示す図、 第3図は圧電式アクチュエータにおける圧縮荷重とショ
ート時の収縮との関係を示す図、第4図はポンプ室内の
圧力の変化を示す図、第5図はポンプ室内の圧力と圧電
式アクチュエ−夕の端子電圧と噴射弁の開弁リフト量と
の関係を示す図、 第6図は噴射弁の開弁圧と圧電式アクチュエータの端子
電圧との関係を示す図、 第7図は圧電式アクチュエータの端子電圧と噴射弁の開
弁リフト量との関係を示す図、第8図は圧電式アクチュ
エータの端子電圧と噴射弁の開弁リフト量との関係を示
す図、第9図は第1図の制御回路200の一実施例を示
す回路図、 第10図は第1図の駆動回路400の一実施例を示す回
路図、 第11図は第9図及び第1O図に示される回路図の各部
における信号波形図、 第12図は従来の噴射率制御方法における圧電式アクチ
ュエータの端子電圧と噴射弁の開弁リフト量との関係を
示す図である。 ■・・・燃料噴射ポンプ、  2・・・ポンプ室、3・
・・噴射率制御装置、  5・・・シリンダボア、6・
・・プランジャ、     13・・・噴射弁、15・
・・デリバリ弁、 21・・・圧電式アクチュエータ、 26・・・可変容積室、    200・・・制御回路
、400・・・駆動回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. シリンダボア及び該シリンダボア内に摺動自在に
    嵌合されたプランジャによって画成されるポンプ室と、
    該ポンプ室に連通し且つ印加電圧に応じて伸縮する圧電
    式アクチュエータによって容積が変化させられ得る可変
    容積室とを具備し、該ポンプ室内に導入された燃料を該
    ポンプ室の容積を変化させることにより加圧送出し、該
    ポンプ室にデリバリ弁を介して導通可能な噴射弁から噴
    出させるディーゼル機関用燃料噴射装置の噴射率を制御
    する方法であって、 前記ポンプ室内の燃料圧力に応じて発生する前記圧電式
    アクチュエータの発生電圧を検出し、検出した発生電圧
    が基準電圧を超えたときに該圧電式アクチュエータを短
    絡させるか、あるいは該圧電式アクチュエータの電荷を
    抜き取るか、又は該圧電式アクチュエータの分極方向と
    逆方向の電圧を印加することにより該圧電式アクチュエ
    ータを収縮させ、もって前記可変容積室の容積を拡大し
    て前記噴射弁から噴射される燃料の噴射率を低下させる
    ことによりパイロット噴射を行うと共に、前記基準電圧
    はパイロット噴射後に前記圧電式アクチュエータが発生
    するピーク電圧に基づいて設定されることを特徴とする
    ディーゼル機関用燃料噴射装置の噴射率制御方法。
  2. 2.前記基準電圧は前記ピーク電圧に所定値を乗じた電
    圧である特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.前記ディーゼル機関が多気筒機関の場合、前記基準
    電圧の設定が各気筒毎に行われる特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載の方法。
  4. 4.前記基準電圧の設定が前記ディーゼル機関の噴射行
    程毎に行われる特許請求の範囲第1項、第2項又は第3
    項記載の方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5065946A (en) * 1988-07-21 1991-11-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Media agitating mill and method for milling ceramic powder
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KR101271409B1 (ko) * 2011-12-29 2013-06-05 (주)모토닉 연료 분사 제어장치 및 그의 제어방법

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