JPS63100246A - デイ−ゼル機関の燃料噴射率制御方法 - Google Patents

デイ−ゼル機関の燃料噴射率制御方法

Info

Publication number
JPS63100246A
JPS63100246A JP24405286A JP24405286A JPS63100246A JP S63100246 A JPS63100246 A JP S63100246A JP 24405286 A JP24405286 A JP 24405286A JP 24405286 A JP24405286 A JP 24405286A JP S63100246 A JPS63100246 A JP S63100246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching element
actuator
capacitor
sensor section
electrostrictive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24405286A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Abe
誠幸 阿部
Toshihiko Ito
猪頭 敏彦
Yasuyuki Sakakibara
榊原 康行
Akihiro Izawa
井沢 明宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soken Inc filed Critical Nippon Soken Inc
Priority to JP24405286A priority Critical patent/JPS63100246A/ja
Publication of JPS63100246A publication Critical patent/JPS63100246A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/20Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
    • F02D41/2096Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils for controlling piezoelectric injectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/30Controlling fuel injection
    • F02D41/38Controlling fuel injection of the high pressure type
    • F02D41/40Controlling fuel injection of the high pressure type with means for controlling injection timing or duration
    • F02D41/402Multiple injections

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディーゼル機関の燃料噴射率II iB方法
に関し、特に、電歪式アクチュエータを用いてパイロッ
ト噴射を形成し、このアクチュエータの電歪素子とは別
個の電歪式センサ部によりアクチュエータの放電時期を
決めるディーゼル機関の燃料噴射率制御方法に関する。
〔従来の技術、および、発明が解決しようとする問題点〕
従来より、ディーゼルエンジンにおいて、各噴射サイク
ル毎に主噴射に先行してパイロット噴射を行えば燃料騒
音やNO8を低減させる上で有効であることが知られて
いる。
そこで、本出願人は、燃料噴射装置の噴射率を制御して
パイロット噴射を実施することの可能な噴射率制御装置
を昭和59年7月16日付の特願昭59−147788
号において提案した。この装置は、燃料噴射ポンプのポ
ンプ室に接続した可変容積室および電歪式アクチュエー
タを有し、ポンプの圧送によるポンプ室圧力の上昇に伴
って生じるアクチュエータの電歪素子の圧電効果により
電圧を発生させ、燃料噴射開始後にこの電圧を放電させ
ることで電歪素子を収縮させて可変容積室の容積を増大
させ、ポンプ室圧力を一時低下させるというものである
また、本出願人は、昭和59年11月13日付の特願昭
59−239664号において、放電に際して電歪素子
の電荷をコンデンサに蓄えておき、噴射行程でない時に
この電荷を予め電歪素子に戻しておくことにより、電歪
素子の収縮量を増大させてアクチュエータの性能を高め
るようにした駆動回路を提案した。
これらの燃料噴射率制御Il装置では、電歪素子の放電
時期を最適時期に制御しなければ最適のパイロット噴射
を行うことができない。そこで、本出願人は、更に、昭
和61年5月27日付の特願昭61−120238号に
おいて、アクチエエータの電歪素子とポンプ室圧力検出
用の電歪素子とを電気的に分離し、可変容積室の容積増
減と電圧の検出とをそれぞれ独立に分担させ9、圧力検
出用の電歪素子の発生電圧に基づいて制御時期を決定す
るようにしたディーゼルエンジン用燃料噴射装置の噴射
率制御方法および装置を提案した。しかし、この場合、
圧力検出用素子が極端に劣化すると制御精度が悪化する
という問題がある。例えば、マイコンにより制御を行う
場合には、圧力検出用素子の発生電圧をA/D変換し、
その値に一定比を乗じた電圧を求め、前記発生電圧の上
昇過程において、上記−足止を乗じた電圧になった時に
放電が行われる。そのため、ディジタル処理における量
子化誤差が発生することになる。この量子化誤差は圧力
検出素子の発生電圧が少ないほど大きくなり、最適な制
御時期からずれてしまうことになる。
上記した関連技術およびそれらの問題点については、後
に第13図〜第17図に参照して詳述する。
〔問題点を解決するための手段、および、作用〕本発明
によれば、電歪式アクチュエータにより容積変化する可
変容積室に燃料噴射装置の燃料噴射ポンプのポンプ室を
接続し、該燃料噴射装置の噴射行程でない時に前記アク
チュエータの電歪素子を予め帯電しておき、前記ポンプ
室の圧力上昇に伴い発生する電荷により前記電歪素子の
電荷を増大させ、燃料噴射が開始された後に前記電歪素
子の電荷を放電させて該電歪素子を収縮させ、前記可変
容積室を膨張させることによりパイロット噴射を形成し
、且つ、前記アクチュエータの電歪素子とは別個の電歪
式センサ部で該アクチュエータの放電時期を決めるディ
ーゼル機関の燃料噴射率制御方法において、前記アクチ
ュエータ部による燃料噴射率制御が停止された後の特定
時期に前記電歪式センサ部に高電圧を印加するようにし
たことを特徴とするディーゼル機関の燃料噴射率制御方
法が提供される。
このように、本発明のディーゼル機関の燃料噴射率制御
装置方法は、アクチュエータが停止された特定時期に、
センサ部の電歪素子に高電圧を印加して、そのセンサ部
の電歪素子の劣化を防止し、ディジタル処理における量
子化誤差の発生をなくして長期間に渡って最適な燃料噴
射率制御を行うことができるものである。
〔実施例〕
まず、第13図〜第17図を参照して前述した関連技術
およびそれらの問題点について詳述する。
第13図において1はディーゼルエンジンの燃料噴射ポ
ンプの圧送部である。従来より知られているように、噴
射ポンプのポンプ室16を燃料噴射弁に接続することに
より燃料噴射装置が構成される。噴射ポンプ圧送部は、
ディストリビュータハウジング2、シリンダ3およびプ
ランジャ4がら構成される。プランジャ4はシリンダ3
内貫通穴部を往復回転運動する。一般にVE型と呼ばれ
る分配型ポンプである。その右端部のネジ5にょって噴
射率制御用の可変容積装置6を取り付は噴射率を制御す
る。
可変容積装置6は、ハウジング7、ピストン8、圧電素
子を用いたアクチュエータ9およびバネ10より構成さ
れる。ポンプ室16と可変容積室6Aは連通とされてい
る。さらに、アクチュエータ9の直列方向にはセンサ部
11が一体的に積層されている。ここで、参照符号12
は制御回路、13は駆動回路であり、これら制御回路に
および駆動回路13はリード線14および15でセンサ
部11およびアクチュエータ9に結ばれている。
可変容積装置のハウジング7は、ディストリビュータハ
ウジング4に締結する為のネジ?A、ピストン8が油密
でしかも軸方向摺動可能に嵌合されたシリンダ部7B、
アクチュエータ9を収納する為の空間部7Cおよびリー
ド線を取り出す為の4つの穴7Dを有する。ピストン8
は凹部形状で、凹部内にはアクチュエータ9が収納され
る。可変容積室6A内には仮バネ10が配設され、ピス
トン8をアクチュエータ9側に押圧している。
アクチュエータ9は、多数の円盤状の圧電素子17を電
極板18を介して機械的に直列、電気的に並列に蓄層さ
れ、その端部には電気絶縁部材19が形成されている。
電極板18は、圧電素子17よりも外径の小さい金属板
であり、その一部にはアクチュエータ9用のり一ド20
と溶接等で接合する為の取手状部分18Aが設けられて
いる。
センサ部11は、電気絶縁部材19によりアクチュエー
タ部9と隔離され、1枚の圧電素子9Aは両端の電極板
21.22にはさまれるように形成され、その一方の電
極板は22側は電気絶縁部材23によりハウジング7か
ら絶縁されている。ままた、電極板21g 22からは
リード24125を伸びていて、これらのリード2’b
 25はリード線14に接続され、リード20はリード
線15に接続される。
そして、アクチエエータ9およびセンサ部11は一体的
にチューブ26によって固定されている。
第13図から17図を参照して上記燃料噴射率制御装置
の作動原理を説明する。この装置は、噴射率制御l、特
にパイロット噴射を実現するものである。まず、ポンプ
の圧送行程の進行に伴い可変容積室6A内の圧力は上昇
する。この時、アクチュエータ部9には圧電素子の特性
により、その圧力に見合った電圧が発生する。この電圧
は、噴射開始時には300■以上にもなる。この時、こ
の電圧をショートしてやればやはり圧電素子の特性によ
り、その電圧に見合った縮み量が得られる。
この縮みはピストン8に伝わり可変容積室6Aの体積を
増加させる為、ポンプ室16内の圧力は低下する。この
圧力は噴射ノズルの開弁圧力を下回るので噴射は一時停
止する。これにより、少量のパイロット噴射を発生する
ことが出来る。その後は、ポンプがまだ圧送を継続して
いるため、ポンプ室内の圧力が上昇し、燃料は再び噴射
されることになる。これが特願昭59−147788号
で提案した装置の作動原理である。
本願発明人、アクチュエータ9の性能を高める為特願昭
59−239664号に提案したような駆動回路を用い
ている。第17図にその制御電圧を示しであるが、噴射
後■THなる電圧で急に電圧を降下させアクチエエータ
9を縮める。その時の電荷放出分を他のコンデンサに蓄
えておく。その後噴射行程でない回転位置でコンデンサ
に蓄えた電荷をアクチュエータ9に戻してやるのである
。その戻された分が■。で示した電圧である。■。があ
ることにより■Hがより大きくとれ、アクチュエータの
縮みも大きくとれるのである。
この時、最適なパイロット状態(アイドル騒音の低減、
及びNOxの低減効果が大きい)を得る為にはvtnを
降下させる時期を適切に選ばなければならない。本出願
人は、先に、・特願昭61−120238号において、
センサ部の発生電圧に基づいて制御時期を決めることを
述べた。第17図において(C)がセンサ部の発生電圧
であるが、制jIg時期はVSZの電圧発生時期に相当
し、■3□はV。!(センサ部の発生電圧のピーク値)
の特定比(例えば、315)になっている。
この燃料噴射率制御方法は、電歪素子の温度特性や噴射
ノズルのプレッシャスプリングの経時変化等の影響をな
(すことができ、最適な制御時期を選択することが可能
である。しかし、前述したように、ディジタル処理にお
ける量子化誤差の問題がある。
本発明のディーゼル機関の燃料噴射率制御方法は、上述
した問題点にかんがみてなされたものである。
第1図は本発明のディーゼル機関の燃料噴射率制御方法
を実行するための第1の実施例を示す回路図であり、こ
の第1図において、センサ部11の圧電素子はダイオー
ド101に並列に接続されている。ダイオード101は
、センサ部11の圧電素子に逆電圧が加わるのを防止す
るとともに発生信号をOvにクランプするためのもので
ある。第1サイリスタ135のアノードは、直列に接続
された第1のコイル136を介してアクチュエータ9に
接続されている。また、第1サイリスタ135のカソー
ドはコンデンサ137に接続されている。。同様に、第
2サイリスタ142のアノードは前記コンデンサ137
に接続され、カソードは直列に接続された第2のコイル
143を介してアクチュエータ9に接続されている。ダ
イオード144は、アクチュエータ9に並列に接続され
ている。このダイオード144は、アクチュエータ9に
逆電圧が加わるのを防止するとともにアクチュエータ9
が伸びる際の電荷を供給するためのものである。ここま
では従来構成と同様(第1図中、破線で囲んだ回路構成
)である。
本実施例の回路は、さらに、第3サイリスタ200を設
けるもので、第3サイリスタ200のカソードは第3コ
イル201を介してセンサ部11に接続され、また、そ
めアソードはコンデンサ137に接続されている。
次に、上記した回路の動作を第2図を参照して説明する
まず、第2図(C)に示されるセンサ部11の発生電圧
がVSZO時(前述した第17図(C)のセンサ部の発
生電圧がv3!の時)、第2図(D)に示されるように
、第1サイリスタ135はトリガAでトリガされて導通
する。これにより、第2図(A)に示されるようにアク
チュエータ9の電圧■T工(前述した第17図(B)の
アクチエエータ部の制御電圧V TH)が放電される。
この放電電圧は、コンデンサ137にM電されパイロッ
ト噴射が行われる。その後、第2図(E)に示されるよ
うに、噴射行程以外のクランク角度で、第2サイリスタ
142はトリガBでトリガされて導通する。これにより
、コンデンサ137に蓄電された電圧は、アクチュエー
タ9へ向けて放電される。このとき、第2図(F)に示
されるように、動作中にエンジンキーがオフ(キーOF
F信号発生)されると、コンデンサ137に電荷が蓄積
されているか否かを、第2図(G)に示されるようなコ
ンデンサ137充電判別信号により判別する。そして、
第2図(F)のキーOFF信号が発生(エンジンキーが
オフ)され、且つ、コンデンサ137が充電中(電荷が
蓄積されている)である時、第2図(H)に示されるよ
うなトリガA、B禁止信号が発生され、第2サイリスタ
142に禁止がかかり、コンデンサ137の電荷がアク
チュエータ9へ向けて放電されるのを防止する。さらに
、第2図(1)に示されるように、第3サイリスタ20
0はトリガCでトリガされて導通し、第2図(B)に示
されるコンデンサ137の電荷はセンサ部11へ向けて
放電されることになる。これにより、第2図(C)に示
されるように、センサ部11には高電圧が印加され、電
歪素子(圧電素子)の分極状態が回復され、センサ部1
1の電歪素子の変化を防止することができる。
第3図は、前述したディジタル処理における量子化誤差
の影響を示すものである。横軸はセンサ部11の電圧ピ
ーク値を示している。この電圧を変えた時、設定のピー
ク比Vsz/V。8を一定とした時の実ピーク比、パイ
ロット噴射量およびアイドル騒音を示している。ピーク
電圧が低すぎると実ピーク比が減少し、パイロット量が
減少し、そして、アイドル騒音の低減効果が減少してし
まう。
特にピーク電圧が135v以下において顕著である。
このことは、センサ部11が極端に劣化する(例えば、
センサ部11のピーク電圧が135 V以下)と、パイ
ロット噴射量が減少し、アイドル騒音低減の効果が殆ん
どなくなることを意味している。
第4図は、センサ部電圧と耐久時間との関係を示す図で
あるが、図から明らかなように、耐久時間に対しセンサ
部11の電圧は徐々に低下(第4図中の破線で示す)す
る。このセンサ部11の電圧が135v以下になると、
上記したようにアイドル騒音低減の効果が殆んどなくな
ってしまう。第4図において、実線で示した波形曲線は
、前記した本発明の燃料噴射率制御方法を実行するため
の回路に従って、エンジンキーをオフした後に再分極操
作を行なう場合を示している。このように、再分極操作
をエンジンキーをオフする度毎に行うことにより、セン
サ部110発生電圧を初期値に維持することができ、セ
ンサ部11の劣化を防止することができる。
本発明のディーゼル機関の燃料噴射率制御方法を実行す
るための第2の実施例を示す回路を第5図および第6図
を参照して説明する。この第5図の回路構成は、第3コ
イル201がないことが前記第1の実施例回路とは異な
っている。第3コイル2010代わりに第1コイル13
6が用いられている。
第6図(F)のエンジンキーOFF後、第6図(D)の
第1サイリスタ135のトリガと同時に、第6図(G)
の第3サイリスタ200がトリガされる。すると、第6
図(A)のアクチュエータ9の発生電圧が放電され、第
1コイル136、第1サイリスタ135を介してコンデ
ンサ137に印加され(第6図(B)参照)、さらに第
3サイリスタ200を介してセンサ部11に印加される
。(第6図(C)参照)。これにより、センサ部11に
は高電圧が印加され、センサ部11の電歪素子は再分極
化されることになる。
本発明のディーゼル機関の燃料噴射率制御方法を実行す
るための第3の実施例を示す回路を第7図および第8図
を参照して説明する。
前記第1の実施例回路では、センサ部11および第3サ
イリスタ200をコンデンサ137側に構成したのに対
し、第3の実施例回路ではアクチュエータ9側に構成し
たものである。さらに、第3コイル201は無い、その
代わりに、第2コイル143を用いる。第8図(F)の
キーOFF後、第8図(E)の第2サイリスタ142が
トリガされると同時に、第8図(G)の第3サイリスタ
200がトリガされる。すると、第8図(B)のコンデ
ンサ137に蓄電されていた電荷は第2サイリスタ14
2、第2コイル143を介してアクチュエータ9に印加
され、さらに第3サイリスク200を介してセンサ部1
1へ放電される。
その結果、センサ部11には高電圧が印加され(第8図
(C)参照)再分極されることになる。
本発明のディーゼル機関の燃料噴射率制御方法を実行す
るための第4の実施例を示す回路を第9図および第10
図を参照して説明する。この第4の実施例回路は、前記
第1の実施例回路に一部の回路が追加された構成となさ
れている。第3サイリスク200のアノードとコンデン
サ137との間には、直列にダイオード210および抵
抗211が接続され、第3サイリスタ200とダイオー
ド210との接続個所からコンデンサ137と並列に第
2コンデンサ202が接続されている。抵抗211 は
第1サイリスタ135がトリガされた時、および第2サ
イリスタ142がトリガされた時に、コンデンサ137
への放電およびコンデンサ137からアクチュエータ9
への放電が行なわれるが、それらの時一部の電荷を第2
コンデンサ202へ蓄電するためのものである。ダイオ
ード210は、第2コンデンサ202からの逆流を防い
でいる。第1θ図(F)のキーOFF後、第10図(I
)の第3サイリスタ200がトリガされると、コンデン
サ202に蓄えられた電荷(第1O図(G)参照)はセ
ンサ部11へ放電される。(第10図(C)参照)。こ
れにより、センサ部11は再分極されることになる。
本発明のディーゼル機関の燃料噴射率制御方法を実行す
るための第5の実施例を示す回路を第11図および第1
2図を参照して説明する。第11図中、破線内は第2の
実施例回路と同様なセンサ部11である。アクチュエー
タ9のプラス側にダイオード504とサイリスタ503
が並列に接続されている。サイリスタ503のカソード
がアクチュエータ9に接続され、サイリスタ503のア
ノードは第2サイリスク200のアノード、ダイオード
144、ダイオード505、およびトリガB(第12図
(D)参照)用トランジスタ502のコレクタに接続さ
れている。ダイオード144はアクチュエータ9と並列
に接続さ、アクチュエータ9に逆電圧がかかるのを防止
するようになされている。ダイオード504はアクチュ
エータ9の電圧をトランジスタ502がONのとき接地
させる向きに設けられている。トランジスタ502のベ
ースにはショート時期を決めるトリガBが入力される。
抵抗508はトランジスタ502への大電流を抑制する
ためのものである。
参照符号500は、バッテリでインダクタ507を介し
電圧印加時期を決めるトリガA(第12図(C)参照)
用トランジスタ501のコレクタと接地され、さらに、
ダイオード505とサイリスタ503を介してアクチュ
エータ9に接続される。ここで、506はタイミング回
路である。
上記第5の実施例回路の動作を説明する。圧送行程でな
いところでトランジスタ501を第12図(C)により
0N−OFFさせることで、オン時にインダクタに蓄え
られたエネルギーは、オフ時において、ダイオード50
5およびサイリスタ503を介してアクチュエータ9に
供給され、これにより、アクチュエータ9には電圧が蓄
積されることになる(第12図(A)参照)。その後、
圧送が始まると蓄積された電圧に、圧送による電圧が加
えられ、所定の時期(センサ部の比制御で決定された時
期)で第12図(D)によりトランジスタ502をオン
にし、アクチュエータ9をダイオード504および抵抗
50Bを介してショートする。この時、燃料のパイロッ
ト噴射が実現できる。第12図(G)のキーOFF後、
第12図(E)によりサイリスク503をオフにし、ア
クチュエータ9への電圧供給を停止する。その後、第1
2図(F)によりサイリスク200をオンさせ、第12
図(C)のトリガAによりトランジスタ501を0N−
OFFし、センサ部11へ電圧を供給する。これにより
、センサ部11は再分極されることになる(第12図(
C)参照)。以上の実施例において、センサ部の電歪素
子(圧電素子)は1枚としであるが、複数枚の電歪素子
を用いてセンサ部を構成しても同じである。また、上記
実施例ではエンジンキーOFFの信号に基づいてセンサ
部への高電圧印加(センサ部の電歪素子の再分極操作)
を行うように構成されているが、これに限定されるもの
ではなく、制御停止信号であればよいので、例えば、エ
ンジン回転数が200Orpm以下でセンサ部への高電
圧印加を行うように構成することもできる。あるいは、
スロットル開度が所定値以上でセンサ部への高電圧印加
が行われるように構成することもできる。
〔発明の効果〕
以上、詳述したように、本発明のディーゼル機関の燃料
噴射率制御方法は、アクチュエータが停止された特定時
期に、センサ部の電歪素子に高電圧を印加して、そのセ
ンサ部の電歪素子の劣化を防止し、ディジタル処理にお
ける量子化誤差の発生をな(して長期間に渡って最適な
燃料噴射率制御を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のディーゼル機関の燃料噴射率制御方法
を実行するための第1の実施例を示す回路図、 第2図は第1図における各部の波形図、第3図はディジ
タル処理における量子化誤差の影響を示す図、 第4図はセンサ部電圧と耐久時間との関係を示す図、 第5図は本発明のディーゼル機関の燃料噴射率制御方法
を実行するための第2の実施例を示す回路図、 第6図は第5図における各部の波形図、第7図は本発明
のディーゼル機関の燃料噴射率制御方法を実行するため
の第3の実施例を示す回路図、 第8図は第7図における各部の波形図、第9図は本発明
のディーゼル機関の燃料噴射率制御方法を実行するため
の第4の実施例を示す回路図、 第1O図は第9図における各部の波形図、第11図は本
発明のディーゼル機関の燃料噴射率制御方法を実行する
ための第5図の実施例を示す回路図、 第12図は第11図における各部の波形図、第13図は
本発明の関連技術である噴射率制御装置が取り付けられ
た燃料噴射ポンプを示す部分断面図、 第14図は電歪アクチュエータの圧電素子を積層体の斜
視図、 第15図は第14図のA−A線に沿って切断しした断面
図、 第16図は第14図おり−B線に沿って切断した断面図
、 第17図は第13図の燃料噴射ポンプの制御の一態様を
示す波形図である。 〔符号の説明〕 9・・・アクチュエータ、 11・・・センサ部、 135 ! 142□200・・・サイリスク、136
□143□201・・・コイル、137・・・コンデン
サ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.電歪式アクチュエータにより容積変化する可変容積
    室に燃料噴射装置の燃料噴射ポンプのポンプ室を接続し
    、該燃料噴射装置の噴射行程でない時に前記アクチュエ
    ータの電歪素子を予め帯電しておき、前記ポンプ室の圧
    力上昇に伴い発生する電荷により前記電歪素子の電荷を
    増大させ、燃料噴射が開始された後に前記電歪素子の電
    荷を放電させて該電歪素子を収縮させ、前記可変容積室
    を膨張させることによりパイロット噴射を形成し、且つ
    、前記アクチュエータの電歪素子とは別個の電歪式セン
    サ部で該アクチュエータの放電時期を決めるディーゼル
    機関の燃料噴射率制御方法において、 前記アクチュエータ部による燃料噴射率制御が停止され
    た後の特定時期に前記電歪式センサ部に高電圧を印加す
    るようにしたことを特徴とするディーゼル機関の燃料噴
    射率制御方法。
  2. 2.前記特定時期は、エンジンキーのオフ信号に基づい
    て決定されるようになっている特許請求の範囲第1項に
    記載の方法。
  3. 3.前記特定時期は、前記アクチュエータの作動停止信
    号に基づいて決定されるようになっている特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。
  4. 4.前記アクチュエータ部と並列にコンデンサを設け、
    その間に第1コイルと第1スイッチング素子、および、
    第2コイルと第2スイッチング素子を設けて成る駆動回
    路のコンデンサと前記センサ部との間に第3コイルと第
    3スイッチング素子を直列に設け所定時期に前記駆動回
    路のコンデンサに蓄積された電圧を前記センサ部へ印加
    するようにした特許請求の範囲第1項から第3項までの
    いずれか1項に記載の方法。
  5. 5.前記駆動回路のコンデンサと前記センサ部との間に
    第3スイッチング素子を設け、所定時期に第1スイッチ
    ング素子と第3スイッチング素子を導通し、前記アクチ
    ュエータ部の放電時電圧を前記センサ部へ印加するよう
    にした特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか
    1項に記載の方法。
  6. 6.前記駆動回路のアクチュエータ部と前記センサ部と
    の間に第3スイッチング素子を設け、所定時期に第2ス
    イッチング素子と第3スイッチング素子を導通し、前記
    駆動回路のコンデンサに蓄積された電圧を前記センサ部
    へ印加するようにした特許請求の範囲第1項から第3項
    までのいずれか1項に記載の方法。
  7. 7.前記駆動回路の第1コンデンサと前記センサ部との
    間に第3スイッチング素子と、第3コイル、ダイオード
    および抵抗を直列に配設し、前記第1コンデンサと並列
    に第2コンデンサを配設し、前記駆動回路のアクチュエ
    ータの放電時に前記第1コンデンサへ電荷を蓄電すると
    ともに、前記抵抗およびダイオードを介して前記第2コ
    ンデンサへの一部の電荷を蓄電しておき、所定時期に前
    記第3スイッチング素子を導通することにより前記第2
    コンデンサの電荷を前記センサ部へ印加するようにした
    特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項に
    記載の方法。
  8. 8.バッテリーと、インダクタと、第1スイッチング素
    子と、第2スイッチング素子と、タイミング回路と、を
    備えたアクチュエータの駆動回路において、該アクチュ
    エータ部と並列に前記センサ部を設けるとともに該アク
    チュエータ部と該センサ部との間に第3スイッチング素
    子を設けて所定時期に該第3スイッチング素子を導通さ
    せ、前記インダクタに導通する前記第3スイッチング素
    子のオン時においてインダクタに蓄積されたエネルギー
    を、該第3スイッチング素子のオフ時に前記センサ部へ
    移すようにした特許請求の範囲第1項から第3項までの
    いずれか1項に記載の方法。
  9. 9.前記第3スイッチング素子と前記アクチュエータ部
    との間に第4スイッチング素子を設けるとともに該第4
    スイッチング素子と並列にダイオードを設け、前記アク
    チュエータ作動中には前記第4スイッチング素子を導通
    させ、所定時期に該第4スイッチング素子をオフして前
    記第3スイッチング素子を導通させ、前記インダクタに
    蓄積されたエネルギーを前記センサ部へ移すようにした
    特許請求の範囲第8項に記載の方法。
JP24405286A 1986-10-16 1986-10-16 デイ−ゼル機関の燃料噴射率制御方法 Pending JPS63100246A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24405286A JPS63100246A (ja) 1986-10-16 1986-10-16 デイ−ゼル機関の燃料噴射率制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24405286A JPS63100246A (ja) 1986-10-16 1986-10-16 デイ−ゼル機関の燃料噴射率制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63100246A true JPS63100246A (ja) 1988-05-02

Family

ID=17113010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24405286A Pending JPS63100246A (ja) 1986-10-16 1986-10-16 デイ−ゼル機関の燃料噴射率制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63100246A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4767959A (en) Method and apparatus for driving capacitive-type load
US4732129A (en) Control apparatus for electroexpansive actuator enabling variation of stroke
US4688536A (en) Drive circuit for an electrostrictive actuator in a fuel injection valve
ES2227676T3 (es) Procedimiento y dispositivo para controlar un actuador capacitivo.
US6157174A (en) Method and device for driving a capacitive control element
JP3090959B2 (ja) 少なくとも1つの容量的な調整操作部材の制御装置および方法
US6459244B1 (en) Method and device for charging a capacitive actuator
US4887569A (en) Electrostrictive actuator device and fuel injection device using same
JP4787407B2 (ja) 少なくとも1つの容量性アクチュエータを制御するための方法及び装置
CA2263304A1 (en) Process and device for driving a capacitive actuator
JP4104498B2 (ja) ピエゾアクチュエータ駆動回路
JP3092411B2 (ja) 圧電素子駆動装置
JPS63100246A (ja) デイ−ゼル機関の燃料噴射率制御方法
JP3765286B2 (ja) ピエゾアクチュエータ駆動回路
JP2853119B2 (ja) ピエゾアクチユエータ駆動回路
US4756290A (en) Drive circuit of electrostrictive element actuator in diesel engine fuel injection device
JP3082465B2 (ja) 圧電素子駆動回路
JPS635139A (ja) デイ−ゼル機関用燃料噴射装置の噴射率制御方法
JPH0759912B2 (ja) デイ−ゼルエンジン用燃料噴射装置の噴射率制御方法および装置
JPS62182445A (ja) デイ−ゼル機関用燃料噴射装置の噴射率制御方法
JPS6316151A (ja) デイ−ゼルエンジン用燃料噴射ポンプの制御装置
JPH056431B2 (ja)
JPS61138859A (ja) 機関の燃料噴射制御装置
JPS6253183A (ja) 圧電アクチユエ−タ制御装置および圧電アクチユエ−タ制御装置をそなえたデイ−ゼル機関用燃料噴射制御装置
JPS61268084A (ja) 電歪アクチユエ−タ装置および該装置を用いたデイ−ゼル機関用燃料噴射装置