JPS62257319A - 植物用生育培地 - Google Patents

植物用生育培地

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JPS62257319A
JPS62257319A JP62100214A JP10021487A JPS62257319A JP S62257319 A JPS62257319 A JP S62257319A JP 62100214 A JP62100214 A JP 62100214A JP 10021487 A JP10021487 A JP 10021487A JP S62257319 A JPS62257319 A JP S62257319A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の前照 本発明は植物を生育する技術と植物生育用に有用な人工
媒体に関する。
* 14 tFf !n いろいろな型の組成物が種子を発芽させたり植物を生育
させるために開発されてきた。一般に、これらの組成物
は、種々のPi!度に天然の土壌に見出される状態をま
ねる植物成長のための環境を提供するこの型の組成物は
種子を発芽させたり植物を生育するために天然の土壌を
使用することは必ずしものぞましいことではないゆえに
開発された。
天然の土壌はしばしば多くの成分を含んでおり、そのう
ちの幾つかはほんとうに植物の生長を妨げる。変質有機
体もまた天然土壌中に存在しそしてこれらの有機体は除
去することが回動である。また、一つの場所から別の場
所までの土壌は著しく変っており、従って均一の生成物
を天然の土壌から処方書に従って作ることを困難にする
。ぞの」二、天然土壌の構造は必ずしも植物の生長のた
めの最適環境を提供しない。しばしば天然の土壌は多く
の型の植物に対して緻密すぎる。これらの理由のために
、種々の型の合成生育媒体が、どの植物でも栽培される
特別の生長の必要条件に従って変更できる均一な、予測
しつる生長条件を提供するという目的のために開発され
てきた。
理想的には、柚物牛育用合成媒体は植物の生長のために
適正な十IH構造を供給すべきである。この構造は水分
保持のために十分に多孔性で、また酸素に対する植物の
根の要求を満足させるために十分な空気を含む能力を持
つべきである。また、最適t【生長のためにたとえばp
Hのような、適正な化学的環境を提供することができる
べきである。
それは梱包、取り扱いが容易で種々の型の容器に使用す
るために流動可能であるべきであるが、同時に、軽量で
ありしかも植物が容易にひつくり返らないように根に対
し十分な固定を提供できるべきである。
組成物に使用される材料は容器から容易にこぼれ出ない
ように十分に粘着性であるべきである。
しかしながら、この粘着性は流動性を犠牲にして最高に
されるべきではない。
成分は変質物質や青竹物質が取り除かれるべきである。
それらは互いに両立し、またR適な生長のため必要な植
物の栄養素を解放しうるべきである。それらは容易に製
造できまたその成分は安価であるべきである。最後に、
それは耐久的でありまたその構造と性質を長時間にわた
って保持すべきである。
一般に1%−の組成物で上述の理想的な特徴を全て兼備
することは不可能である。通常、一つ又は少しばかりの
性質がほかのfI質の犠牲において強調される。例えば
、水の吸着はある多孔性の成分の使用によって幾つかの
組成物で最高になるが根の固定を供与する能力は犠牲に
されてきた。
例えば、一つの型の植物生育用媒体はずたずたに切った
発泡スチレンを含む。米国特許第2,891.355号
はこの型の組成物を代表する。ずたずたに切った発泡ス
チレンは、媒体が植物の生艮をささえるのに十分な水分
を含みうるようにするために必要な水吸着性を提供する
ために洗浄剤の添加を要求する。この型の組成物は一般
に最適な植物生長条件に対する完全な媒体を提供しない
ずたずたに切った発泡スチレンは植物の適当な固定に要
求される型の土壌構造に欠けており、かくして植物は弱
くなりまた不十分な固定により容易にひつくり返すこと
ができる傾向がある。また、発泡スチレンにまぜ合わせ
たどの栄養素も植物に給水するとき生長の帯域から容易
に濾し取られる。
特許第4.174.957号は尿素・ホルムアルデヒド
発泡体の小粒、粉末状泥炭又はフミン質及び水吸着の促
進を助けるための湿潤剤の混合物を含む合成生育用混合
物を提供する。この特許の組成物は効果的な根の固定を
提供するための十分な構造に欠けている。また、この特
許の組成物は天然に産する有機性土壌添加物であり、結
局は分解するであろう泥炭又はフミン質を必要とする。
かくして、ある期間の後は、ほかの成分は分解するか濾
し去られるがゆえに尿素・ホルムアルデヒドのみが組成
物中に残るであろう。更に、天然に産する土壌成分であ
る泥炭又はフミン質は生育媒体中に変質有機体を容易に
導入する。
ほかの植物生育用媒体は上記で討議した理想に近づく本
当に平衝のとれた媒体を提供することなく、より好みし
た特徴を集結してきた。特許第3゜441.400号は
植物生育用媒体にかどのある多孔性の鉱物質担体を利用
する。この材料は土壌補助剤及び浸出を妨害する窒素含
有成分として役立つ。特許第3,831,317号は植
物生育用媒体として重合体のパルプ状材料を使用する。
この材料は植物の水及び肥料の要求を助ける毛細作用を
増強するものといわれる。特許第4.241゜537号
は植物生育用媒体として水性ポリウレタンゲルを使用す
る。この材料は植物に水を供給するために有効なものと
して記述されている。上記に引用した特許に記載されて
いる組成物はどれも土壌組成物を理想的にする全ての要
因を提供していない。
ほかの例は米国特許第3.524.279@、4.16
8.962号及び4,196.543月を含んでいる。
これらの全ては硬いか形づくられた自己支持構造である
生育用媒体を提供する。それ故に、これらの全ては理想
的な多目的媒体に見出される特徴の幾つかに欠けている
従って、理想的な植物生育用媒体の特徴を最高にする低
価格組成物を提供する植物生育用媒体に対する技術には
必要なものが残っている。
発明の要約 本発明は種子の発芽、植物の生育に好適な植物生育用媒
体に関し、また植物生育用媒体が園芸の分野に代表的に
使用される別の関連用途に関する。
この発明は理想的な植物生育環境に対する性質の組合せ
を提供する成分の混合物を含む。この生育用媒体はミネ
ラルウール、バーミキュライトやパーライトのような陽
イオン交換材料、及び酸性のフェノール樹脂の混合物を
含んでいる。
その成生物は、その成分を混合しそしてミネラルウール
を直径約1インチの塊に部分的に解体するための段階、
次いでその混合物を混合物を作るためにハンマミル中に
置くことに対する組合せを受けることを条件として、バ
ーミキュライト及び/又はパーライト、ミネラルウール
及び粉末状フェノール樹脂発泡体を組合せることによっ
て都合よく処方書に従って作られる。最終混合物は肉眼
では混合物の至る所に分散したフェノール樹脂の粉末と
バーミキュライトの細片をもった直径約1/8インヂ乃
至1/2インチの綿(実際にはミネラルウール)のふさ
として見える。ミネラルウールのふさはミネラルウール
の繊維の網目内及び網目上に分散したフェノール樹脂の
微細粒子によって灰、緑色を呈している。
これらの成分のおのおのは理想的な特徴の広いスペクト
ルを持つ植物生育用媒体を提供することに重要な役割を
演する。更に、成分の組合せは個個の成分のどれにも見
出されないその上の水吸着性を供与する。その上に、そ
の中に分散したフェノール発泡体の粉末とバーミキュラ
イトを有する破断されたミネラルウールの繊維のふさか
ら成る最終成生物の形態及び構造は、その混合物を凝集
性や根を固定するための能力を犠牲にすることなく、流
動可能、軽量高度に吸着性にする。その組成物はまた植
物を生育するための栄養素を保持しかつ解放する増強さ
れた能力を持つ。更に、との組成物はMf1状態で十分
に粘着力がある。そのため媒体自身が流されることなく
、塩のような汚染物の望ましくない蓄積物を除去するた
めに水で定期的に洗浄したり瀘して取ることができる。
石灰又は硫黄のような普通のDI−(補助剤の添加の必
要がなく長期間にわたって特定のpH単位を供与できる
から、フェノール樹脂は特に有効である。
粉末状フェノール樹脂は安定なptl単位を提供し、そ
の間はかの成分と組合された時は水の増強された吸着性
を提供する。フェノール樹脂は微粒子の形で、好ましく
は粉末の形で用いられる。
最も好ましくは粉末はフェノール・ホルムアルデヒド樹
脂発泡体の塊を粉砕して作る。
フェノール樹脂の微細粒子は洗浄剤や界面活性剤の添加
なしで吸着性を有する。その上、粉末状のフェノール樹
脂発泡体はミネラルウールとバーミキュライトのふさに
粘着する。かくして、粉末状の発泡樹脂はこの組成物に
石炭や硫黄のような普通のp+−+補助剤を単純に添加
して得られるよりも艮いl)H調整の如きある利益を提
供する。
ふさ又は破断された繊維の形のミネラルウールは十分な
粘着性を提供する一方この材料を流動可能にする。この
ことはこの組成物が容器から容易にこぼれ出ないように
している。この性質は、この製品をいちご鉢のような、
植物に対し多数のすき間を含lυでいる垂直の壁を持つ
ある型のプランタ−に使用するときに特別に重要である
。ミネラルウールのふさはまた微細なフェノールフオー
ムの粉末粒子の均一な分散を提供する。この分散性は表
面付着によって増大され、このことは粉末がおのおのの
ふさの多数の繊維への付着をひき起こす。この付着は微
細粉末の分離と損失を防ぐ。また、膨張バーミキュライ
ト粒子はミネラルウールのふさにくつつ(傾向があり、
そのためいろいろな型と密度の粒子の分離の傾向が最低
になる。この特別の構造はほかの因子の最適化を犠牲に
することなく多量の水を吸着する能力を生ずる。その上
に、混合物中で本質的に不活性であるミネラルウールは
腐ることがなく、かくして長期間にわたって均一な結果
を供与するであろう。
膨張バーミキュライトは、その水吸着性、陽イオン交換
能力、栄養素保持能力のために有効である。
本発明の組成物を作るために使用される材料は毒性作用
剤の汚染がなく、植物病原菌のような細菌に関して実質
的に無菌である。この組成物はまた媒体中の根の生育に
対する酸素の要求を満たすために十分な量の空気を含ん
でいる。更に、この空気はこの組成物から排出させるた
めの過剰の水に対する手段を提供さえすれば、超過潅水
後さえも保持される。また、この組成物に使用される材
料は肥料と非反応性である。例えば、おがくずや泥炭の
ような種々の型の分解できる有機材料を含んでいる組成
物中にも窒素はあるかもしれないのだから、窒素が使い
果たされることはないであろう。
=13− 上記の成分は全て安価でたやすく入手できてしかも輸送
が容易なように軽量であり、かくしてそれらをこの新し
い組成物に処方間に従って作るのに特に好適にしている
本発明の目的は植物の生育過程に有効な組成物を提供す
ることにある。
本発明の目的はまたどの理想的な特徴をも妥協して処理
したり犠牲にすることなく植物生育用媒体の理想的な特
徴を最高にする低価格のrll−1調整した植物生育用
媒体を提供することにある。
本発明の目的はまた高度に吸着性の、ところが一方植物
の根を固定する能力を保持しておる、しかも取扱い容易
のように流動性ではあるが植物の容器から望ましくない
こぼれ出しを防ぐために十分に粘着力のある低価格で、
軽量で、IIH調整された植物生育用媒体を提供するこ
とにある。
上述の性質を持ちかつ非毒性でもありまた病気の原因と
なる作用物のない植物生育用媒体を提供することも一つ
の目的である。
また上述の性質を持っている植物生育用媒体を作る方法
を提供することも一つの目的である。
また上記の植物生育用媒体中で植物を生育する方法を提
供することも一〇の目的である。
これらの目的やほかの目的は当技術に精通している者に
は明白になるであろう。
好ましい実IM態様の技術 この組成物はバーミキュライト、粉末フェノール樹脂フ
オーム及びミネラルウールを含有している。その成分及
びそれらの形態や構造はこの発明の独特の性質に寄与す
る。
好ましい実施態様において、この組成物は90部のミネ
ラルウール、38部の発泡フェノール樹脂、22部のバ
ーミキュライトを含有している。
この明細書に記載する部は全て別に示されない限り重量
部である。各成分の量は特別の植物、特にこの組成物に
使用される特別の植物の要求に合わせて変えることがで
きる。一般に、主要な成分はミネラルウールで、それは
最終製品のかさを供与する。樹脂とバーミキュライ1へ
のおのおのの少量がミネラルウールと混合することがで
きる。大部分の植物の生育の要求に対して、処方は各成
分に対しプラス又はマイナス20%までは上述の好まし
い実施態様から変えられるであろう。
好ましい実施態様の最終生成物中の成分の構造も重要で
ある。ミネラルウールはふさの形をしている。ふさは普
通のミネラルウールを取ってきて、ばらばらにひっばり
鉱物繊維を短繊維長に破断する力をかけ、破断したIl
i維のふさを形成するように混合することによって形作
られる。繊維は、ふさを形成できるように十分な長さの
長さにばらばらにひっばられ破断される。
好ましい実施態様において、繊維は直径約1/8インチ
乃至1/2インチのふさが形成されるような程度まで繊
維を破断し混合するための破断及び混合力を受ける。こ
れにより大きい又は小さいふさが使用できるが、この大
きさの範囲が大部分の栽培目的のためには特に便利であ
ることがわかる。
破断及び混合作用はこの目的に対する技術に精通してい
る者に知られているどの伝統的な装置でも行うことがで
きる。ふさを形成するために手作業で繊維をばらばらに
ひっばり破断することもできる。好ましい実施態様にお
いては、ミネラルウールは繊維を混合し破断するために
先づ混合装置の中に置かれる。ミネラルウールは直径約
1インチのふさが形成されるまで混合される。そのあと
、1インチのふさは直径約1/8インチ乃至1/2イン
チのふさが形成されるまで更に処理するためにハンマミ
ルの中に置かれる。
伝統的なミネラルウールやロックウールがこの発明に使
用される。時々ロックウールとして引き合いに出される
ミネラルウールは絶縁の分野のような技術の多くの分野
に使用される普通の成分である。それは溶融した岩石か
ら鉱物繊維の細いフィラメントを形成することによって
作った細い繊維状の“ウール状″材料である。ミネラル
ウールを作るための多くの方法が知られている。この型
の生成物の例は米国特許第2.193.982号、第2
.051.279号及び第2,155.107号に開示
されており、その明@書は参照資料としてこの中に組み
込まれている。
本発明の好ましいミネラルウールは玄武岩のような鉱物
を含んでいるシリカから作る。ほかの型の鉱物は有害な
成分を含んでいないかぎりは許すことができる。代表的
な家庭断熱材に使用されるガラス繊維さえも受は入れら
れるが、吸着性が小さくそれを取り扱う人がやや刺激を
感じるので好ましくない。この発明の趣旨から、“ミネ
ラルウール″という術語はガラスウールなどを含む。
バーミキュライトは土壌改良剤及びほかの型の植物生育
処方に現在使用されているような普通のバーミキュライ
トである。好ましくは、膨張即ち剥離バーミキュライト
が用いられる。バーミキュライトは水和マグネシウム−
アルミニウムー鉄ケイ酸塩として化学的に確認された、
加熱又はある化学的処理を受けたときに剥離又は膨張す
る小板状構造の雲母状鉱物である。この鉱物は非膨張状
態で天然に産出し伝統的な方法で採鉱される。採鉱され
た鉱石は管即された大きさに粉砕し次いで剥離させる。
剥離は一般に炉を通る連続流中に粉砕した鉱石を落下す
ることによって成し遂げる。
炉の室温は炉とバーナーの設甜、及び温度測定手段の位
置選定と型によって、約1400乃至2200下の範囲
にさまざまに報告されている。剥離中に、バーミキュラ
イトの各細粒又は粒子はもとの大きさの数倍に膨張し、
それ自身の中に数千の気泡がつまる。
どの好適な方法でもバーミキュライトの膨張すなわち剥
離に使用することができる。例証的な方法と生成物が米
国特許第2.791.496号、第3.062.753
号、第2.94.5.820号及び第3.459.53
1号に開示されており、これらの明細書が参考資料とし
てここに組み込まれている。
膨張バーミキュライトは小断片に粉砕される。
好ましい実施態様において、バーミキュライ1〜の最大
粒子はおおよそ小さなふさの大きさ、すなわち直径約1
/8インチである。けれどもそのほとんどはふさの中及
び」二にバーミキュライトの細片が出現するように著し
く小さいものである。伝統的なハンマミルがバーミキュ
ライトを粉砕するのに使用できる。
フェノール樹脂はフェノール・ホルムアルデヒド樹脂で
ある。好ましくはそれは塊状の発泡した樹脂であり、そ
れから粉末に粉砕する。樹脂はどの伝統的な方法によっ
ても発泡可能である。粉末はミネラルウールのふさのす
き間の中で、しかも通常の取扱い中にふさから分離しな
いように粘着するよう十分小さくされる。
フェノール・ホルムアルデヒド樹脂発泡体は当技術に精
通している者によく知られたものである。
代表的な例は米国特許第2.728,741号及び第4
.166.162号に記載されており、その明細書は参
考資料としてこの中に組み込まれている。好ましい実施
態様において、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂は酸
性のpHを持つように処方書にしたがって作る。この実
施態様に対する特に有効な樹脂は米国特許2,753.
277号に記述されているフェノール・ホルムアルデヒ
ド樹脂であり、その明細書は参考資料によってこの中に
組み込まれている。
この発明の好ましい実施態様において、米国特許第2,
753.277号に記述されている発泡フェノール・ホ
ルムアルデヒド樹脂は粉末に粉砕され、上記に定義した
ようにバーミキュライト及びミネラルウールと混合する
。黙しながら、フェノール・ホルムアルデヒド中にどの
湿潤剤や界面活性剤も組み込む必要はない。というのは
その最終組成物は著しく高い水吸着を成就するために湿
潤剤を必要としないからである。
好ましい実施態様において、最終製品はミネラルウール
と大きさ#3の膨張バーミキュライト及び予め粉末に粉
砕した酸性のフェノール・ホルムアルデヒドフオームと
を混合することによって得られる。成分はミネラルウー
ルが粉砕されて直径約1インチのふさを形成するまで混
合する。その点で、混合物全体はふさが一般に直径約1
/8インチ乃至1/2インチの大きさになるまでハンマ
ミルの作用を受ける。これはハンマミル工程が幾つかの
ふさの直径が1/8インチより小さ−くなり幾つかが僅
かに大きい寸法分布を生じることにより実現させられる
混合及び粉砕はまたバーミキュライトの直径を一般に粉
末の寸法の粒子からおおよそ1/8インチのふさの大き
さである断片までの範囲の大きさにまで低下させる。最
終製品中のバーミキュライトのこの寸法範囲はミネラル
ウールのふさの中及び上にバーミキュライトの“細片″
の出現をもたらす。
上述の好ましい実IIM態様の材料は流動性でありまた
大量の水を吸着する能力がある。これはまたふさの天性
により植物の根に対してすぐれた固定を供与する能力が
ある。根固定のこの性質は流動性や水吸着の性質を犠牲
にすることなく与えられる。ふさのすき間における粉末
状の酸性のフェノール樹脂の存在はいちごのような酸愛
好植物に対し適当なl)Hを請は合う永続する手段を与
える。
更に、この樹脂は鉱物mMに粘着するから、そこから分
離しなくなりまた組成物から容易に洗い落どされなくな
る。
この組成物は流動可能であるが、プランタ−の孔から容
易に減損しないように十分に粘着力がある。また、バー
ミキュライトのイオン的効宋により肥料を保持するが、
組成物を作り上げている特別の材料を失う恐れなく蓄積
した汚染物を洗い落まために時時濾して取ることができ
る。
この組成物は広範な種類の園芸用に適している。
それ故に、どの普通の補助剤を企てられた目的を達成す
るために組成物に添加することができる。
例えば、液体と固体の両方の肥料が組成物について望ま
しく用いられる。能率的な病気や昆虫抑制用の生命を破
壊する組成物も添加できる。
この発明の組成物はいちごのような酸愛好植物に特に適
している。いちごは多数の側孔を有するポットのような
特別の在床でしばしば成長する。
典型的に、いちごはこれらの孔の各々から成長する。然
しながら、孔の位置によって土壌やほかの生育用媒体は
孔から大変こぼれ出やすい。特に植え付は直後は根が土
壌を保持できる点まで完全に発達していないからなおそ
うである。この発明の生育用媒体の独特の凝集性は土壌
が孔からこぼれ出ることを防ぐが、媒体でポットを満た
すときに全く困難に遭遇しないように十分に流動可能で
ある。
この組成物は種子の発芽にも有効である。種子はこの材
料中にまくことができ、また種子の発芽を助けるどの好
適補助剤でも処理することができる。その後は、発達す
る植物は園芸の容認された方法に従って生育することが
できる。
ミネラルウール、酢酸酸性のフェノール樹脂及びバーミ
キュライトやパーライトのような陽イオン交換相別を含
有する混合物を処方前に従って作ることが望ましい【ノ
れども、たとえ樹脂や陽イオン交換材11を広かしたと
しても好適な組成物を作ることができる。かくして、バ
ーミキュライトやパーライトと結合してミネラルウール
のふさを含有している組成物を作ることができる。その
ような組成物はたとえ酸性の人工土壌が所望されなくて
も、例えば中性又はややアルカリ性の土壌を要求する植
物を生育することを望むときでも好ましいものである。
また、バーミキュライトやパーライトはそのすき間を通
じて分散したフェノール・ホルムアルデヒドの粒子をも
ったミネラルウールのふさから構成される人工土壌を生
じる組成物から抜かすことができる。
下記の実施例はこの発明の好ましい実施態様として提示
する。
38ボンドの酸性のフェノール・ホルムアルデヒド発泡
樹脂を粉末に粉砕する。この発泡体はゲントオハイオ(
1(ent 0hio )のスミサース社(S m1t
hers Company)が販売した酸性のフェノー
ル◆ホルムアルデヒド発泡樹脂の’Qasis”である
として確認されている。粉末状フェノール樹脂は90ボ
ンドのミネラルウール及び22ボンドの#3膨張バーミ
キュライトと混合した。バーミキュライトはW、R,ブ
レース社(W、R。
Grace  and Company)から入手し、
ミネラルウールはニューシャーシー(NeW  Jer
SeV )のU。
S、ミネラルウール社(U、 S、 MineralW
ool C0III)anV)から購入した。組成物は
ミネラルウールが直径約1インチのふさを形成するよう
に十分に粉砕されるまで混合した。その時点で、材料は
ハンマミルに移し、更に直径約1/8インチ乃至1/2
インチのふさが形成されるまで処理した。最終生成物は
灰・緑色でその中にバーミキュライトの細片が分散して
いる面のふさ状の外観を早していた。
本発明はある好ましい実施態様によって記述されまたそ
れに関して例示されているが、当技術に精通している者
は種々の修正、変更、省略及び置換がそれの精神から離
れることなくなしうろことを容易に認識するであろう。
それゆえ、本発明はもっばら特許請求の範囲の意図によ
って限定されるべきであるということを意図する。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ミネラルウールのふさ、バーミキュライト及びパ
    ーライトから成る群から選ばれた陽イオン交換材料の粒
    子、及びフェノール・ホルムアルデヒド樹脂の粒子の混
    合物を含み、前記樹脂は酸性のpHを有する植物生長用
    組成物。
  2. (2)ミネラルウールのふさが72−108重量部存在
    し、バーミキュライトが30−47重量部存在しかつフ
    ェノール・ホルムアルデヒドが植物用の酸性生育媒体を
    提供するために効果的なpHを示す量で存在する特許請
    求の範囲第1項記載の組成物。
  3. (3)フェノール・ホルムアルデヒドが18−26重量
    部である特許請求の範囲第2項記載の組成物。
  4. (4)フェノール、ホルムアルデヒド樹脂が粉末の形状
    をしている特許請求の範囲第3項記載の組成物。
  5. (5)フェノール・ホルムアルデヒド粉末がフェノール
    ・ホルムアルデヒド発泡体を粉砕したものである特許請
    求の範囲第4項記載の組成物。
  6. (6)フェノール・ホルムアルデヒド粉末の粒子がミネ
    ラルウールのふさのすき間の中に実質的に含まれている
    特許請求の範囲第5項記載の組成物。
  7. (7)ミネラルウールのふさが直径約1/8インチ乃至
    約1/2インチでありまたバーミキュライトの粒子が直
    径1/8インチ以下である特許請求の範囲第6項記載の
    組成物。
  8. (8)植物の生長を刺激する量の肥料をその上に含んで
    いる特許請求の範囲第7項記載の組成物。
  9. (9)ミネラルウールのふさが90重量部であり、フェ
    ノール樹脂が38重量部であり、またバーミキュライト
    が22重量部である特許請求の範囲第7項記載の組成物
  10. (10)ミネラルウールのふさと、バーミキュライトと
    パーライトから成る群から選ばれた陽イオン交換材料の
    粒子との混合物を含む植物生育用組成物。
  11. (11)ミネラルウールのふさとフェノール・ホルムア
    ルデヒド樹脂の粒子の混合物を含み、前記樹脂が酸性の
    pHを有する植物生育用組成物。
  12. (12)ミネラルウール繊維を膨張バーミキュライト及
    び酸性のpHを有する粉末フェノール・ホルムアルデヒ
    ド樹脂と混合すること、前記混合はミネラルウールが直
    径約1インチのふさを形成するまで続けられその後その
    混合物をふさが直径約1/8インチ乃至1/2インチの
    大きさに低下するまでハンマミルにかけることを含む植
    物生育用媒体を製造する方法。
  13. (13)ミネラルウールが72−108重量部であり、
    バーミキュライトが30−47重量部でありまたフェノ
    ール樹脂が18−26重量部である特許請求の範囲10
    項記載の方法。
  14. (14)特許請求の範囲第1項記載の組成物に植物を移
    植又は播種を行いまた植物の生長を刺激する量の肥料と
    水を供給することを含む植物を生育する方法。
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