JPS62255783A - 穀粒乾燥機における乾燥制御装置 - Google Patents
穀粒乾燥機における乾燥制御装置Info
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- JPS62255783A JPS62255783A JP10046186A JP10046186A JPS62255783A JP S62255783 A JPS62255783 A JP S62255783A JP 10046186 A JP10046186 A JP 10046186A JP 10046186 A JP10046186 A JP 10046186A JP S62255783 A JPS62255783 A JP S62255783A
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、機内を循環しなから穀粒を乾燥させる穀粒乾
燥機の改良に関するものである。
燥機の改良に関するものである。
(従来の技術)
収穫した穀粒をこの種の装置で乾燥させるときには、貯
留室に穀粒を張込んだ後、その穀粒を両隣りに熱風室と
排風室とを設けた乾燥室に導いて乾燥させ、さらに貯留
室に再び戻すというように穀粒を循環させつつ乾燥する
。
留室に穀粒を張込んだ後、その穀粒を両隣りに熱風室と
排風室とを設けた乾燥室に導いて乾燥させ、さらに貯留
室に再び戻すというように穀粒を循環させつつ乾燥する
。
(発明が解決しようとする問題点)
そして、乾燥中に、乾燥室の熱風室側を流下して乾燥さ
れる穀粒は、その穀粒に熱風室からの熱風が直接当たっ
て乾燥されるので、その穀粒の表面はその芯部に対して
乾燥が進んだ状態となる。
れる穀粒は、その穀粒に熱風室からの熱風が直接当たっ
て乾燥されるので、その穀粒の表面はその芯部に対して
乾燥が進んだ状態となる。
このように熱風が直接当たった穀粒が貯留室に戻され、
そのときに、外気が高湿度で外気の平衡含水率が大きい
ときには、その外気によって吸湿が生じ、この吸湿によ
って胴割れを起こすおそれがあるとともに、乾燥の効率
も悪くなる。
そのときに、外気が高湿度で外気の平衡含水率が大きい
ときには、その外気によって吸湿が生じ、この吸湿によ
って胴割れを起こすおそれがあるとともに、乾燥の効率
も悪くなる。
ここで、外気の平衡含水率とは、穀物が一定条件の大気
中で乾燥も吸湿もおこさなくなったときの含水率をいう
。
中で乾燥も吸湿もおこさなくなったときの含水率をいう
。
特に、乾燥中における穀粒の測定水分値(含水率)が2
2%〜18%というように20%前後になったときに、
F′8風室側を流下する穀粒はその表面が非常に乾燥さ
れてその内部における水分分布のこう配が大きな状態と
なり、そのときに貯留室に戻されて高湿度の外気に触れ
ると、吸湿現象によって胴割れをおこし易いという問題
がある。
2%〜18%というように20%前後になったときに、
F′8風室側を流下する穀粒はその表面が非常に乾燥さ
れてその内部における水分分布のこう配が大きな状態と
なり、そのときに貯留室に戻されて高湿度の外気に触れ
ると、吸湿現象によって胴割れをおこし易いという問題
がある。
本発明は、これらの点に鑑み、熱風が直接あたってその
表面が非常に乾燥した状態の穀粒が高湿度の外気に触れ
るようなときには、その穀粒表面の乾燥を抑制するよう
にし、穀粒の胴割れを防止するとともに乾燥効率の向上
を図ることを目的とする。
表面が非常に乾燥した状態の穀粒が高湿度の外気に触れ
るようなときには、その穀粒表面の乾燥を抑制するよう
にし、穀粒の胴割れを防止するとともに乾燥効率の向上
を図ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
かかる目的を達成するために、第1発明は、第1図に示
すように、外気温センサ21で測定した外気温度と外気
湿度センサ22で測定した外気湿度とに応じて外気の平
衡含水率を算出する第1平衡含水率算出手段Aと、 外気温センサ21で測定した外気温度、外気湿度センサ
22で測定した外気湿度、および熱風温センサ25で測
定した熱風温度に応じて熱風の平衡含水率を算出する第
2平衡含水率算出手段Bと、 前記第1平衡含水率算出手段Aで算出した外気の平衡含
水率と前記第2平衡含水率算出手段Bで算出した熱風の
平衡含水率とから両者の平衡含水率差を算出する平衡含
水率差算出手段Cと、当該平衡含水率差算出手段Cで算
出した平衡含水率差があらかじめ定めた基準平衡含水率
差を越えたときに、穀粒乾燥機の乾燥熱源Eの駆動を休
止する休止指令手段りとを備えてなるものである。
すように、外気温センサ21で測定した外気温度と外気
湿度センサ22で測定した外気湿度とに応じて外気の平
衡含水率を算出する第1平衡含水率算出手段Aと、 外気温センサ21で測定した外気温度、外気湿度センサ
22で測定した外気湿度、および熱風温センサ25で測
定した熱風温度に応じて熱風の平衡含水率を算出する第
2平衡含水率算出手段Bと、 前記第1平衡含水率算出手段Aで算出した外気の平衡含
水率と前記第2平衡含水率算出手段Bで算出した熱風の
平衡含水率とから両者の平衡含水率差を算出する平衡含
水率差算出手段Cと、当該平衡含水率差算出手段Cで算
出した平衡含水率差があらかじめ定めた基準平衡含水率
差を越えたときに、穀粒乾燥機の乾燥熱源Eの駆動を休
止する休止指令手段りとを備えてなるものである。
次に第2発明は、第2図に示すように、外気温センサ2
1で測定した外気温度と外気湿度センサ22で測定した
外気湿度とに応じて外気の平衡含水率を算出する第1平
衡含水率算出手段Aと、外気温センサ21で測定した外
気温度、外気湿度センサ22で測定した外気湿度、およ
び熱風温センサ25で測定した熱風温度に応じて熱風の
平衡含水率を算出する第2平衡含水率算出手段Bと、 前記第1平衡含水率算出手段Aで算出した外気の平衡含
水率と前記第2平衡含水率算゛出手段Bで算出した熱風
の平衡含水率とから両者の平衡含水率差を算出する平衡
含水率差算出手段Cと。
1で測定した外気温度と外気湿度センサ22で測定した
外気湿度とに応じて外気の平衡含水率を算出する第1平
衡含水率算出手段Aと、外気温センサ21で測定した外
気温度、外気湿度センサ22で測定した外気湿度、およ
び熱風温センサ25で測定した熱風温度に応じて熱風の
平衡含水率を算出する第2平衡含水率算出手段Bと、 前記第1平衡含水率算出手段Aで算出した外気の平衡含
水率と前記第2平衡含水率算゛出手段Bで算出した熱風
の平衡含水率とから両者の平衡含水率差を算出する平衡
含水率差算出手段Cと。
当該平衡含水率差算出手段Cで算出した平衡含水率差が
あらかじめ定めた基準平衡含水率差を越えたときに、穀
粒の乾燥速度を低下するように穀粒乾燥機の乾燥熱源E
を制御する乾燥熱源制御手段Fとを備えてなるものであ
る。
あらかじめ定めた基準平衡含水率差を越えたときに、穀
粒の乾燥速度を低下するように穀粒乾燥機の乾燥熱源E
を制御する乾燥熱源制御手段Fとを備えてなるものであ
る。
さらに第3発明は、第3図に示すように外気温センサ2
1で測定した外気温度と外気湿度センサ22で測定した
外気湿度とに応じて外気の平衡含水率を算出する第1平
衡含水率算出手段Aと、外気温センサ21で測定した外
気温度、外気湿度センサ22で測定した外気湿度、およ
び熱風温センサ25で測定した熱風温度に応じて熱風の
平衡含水率を算出する第2平衡含水率算出手段Bと。
1で測定した外気温度と外気湿度センサ22で測定した
外気湿度とに応じて外気の平衡含水率を算出する第1平
衡含水率算出手段Aと、外気温センサ21で測定した外
気温度、外気湿度センサ22で測定した外気湿度、およ
び熱風温センサ25で測定した熱風温度に応じて熱風の
平衡含水率を算出する第2平衡含水率算出手段Bと。
前記第1平衡含水率算出手段Aで算出した外気の平衡含
水率と前記第2平衡含水率算出手段Bで算出した熱風の
平衡含水率とから両者の平衡含水 ゛率差を算出する
平衡含水率差算出手段Cと、乾燥中における穀粒の水分
値を測定する水分計20と、 当該水分計20で測定した水分値の時間的変化により乾
減率を検出する乾減率検出手段Jと。
水率と前記第2平衡含水率算出手段Bで算出した熱風の
平衡含水率とから両者の平衡含水 ゛率差を算出する
平衡含水率差算出手段Cと、乾燥中における穀粒の水分
値を測定する水分計20と、 当該水分計20で測定した水分値の時間的変化により乾
減率を検出する乾減率検出手段Jと。
当該乾減率検出手段Jで検出した検出乾減率を、基準乾
減率発生手段Hで発生する基準乾減率と比較し、両者が
一致するように穀粒乾燥機の乾燥熱源の熱量を制御する
乾燥熱源制御手段にと、 前記平衡含水率差算出手段Cで算出した平衡含水率差が
あらかじめ定めた基準平衡含水率差を越えたときに、前
記基準乾減率発生手段Hが発生する基準乾減率を低下す
るように指示する基準乾減率変更指示手段Gとを備えて
なるものである。
減率発生手段Hで発生する基準乾減率と比較し、両者が
一致するように穀粒乾燥機の乾燥熱源の熱量を制御する
乾燥熱源制御手段にと、 前記平衡含水率差算出手段Cで算出した平衡含水率差が
あらかじめ定めた基準平衡含水率差を越えたときに、前
記基準乾減率発生手段Hが発生する基準乾減率を低下す
るように指示する基準乾減率変更指示手段Gとを備えて
なるものである。
(作用)
すなわち、第1発明は、熱風が直接あたる穀粒表面の含
水率を、第2平衡含水率算出手段Bが熱風の平衡含水率
として算出するとともに、貯留室における平衡含水率を
、第1平衡含水率算出手段これら両算出値の差を平衡含
水率差として平衡含水率差算出手段Cが算出し、その平
衡含水率差があらかじめ定めた基準値を越えたときに、
休止指令手段りが乾燥熱源Eの駆動を休止すると、乾燥
が休止して穀粒内の水分分布を均一化させて、穀粒の胴
割れを防止する。
水率を、第2平衡含水率算出手段Bが熱風の平衡含水率
として算出するとともに、貯留室における平衡含水率を
、第1平衡含水率算出手段これら両算出値の差を平衡含
水率差として平衡含水率差算出手段Cが算出し、その平
衡含水率差があらかじめ定めた基準値を越えたときに、
休止指令手段りが乾燥熱源Eの駆動を休止すると、乾燥
が休止して穀粒内の水分分布を均一化させて、穀粒の胴
割れを防止する。
次に、第2発明は、熱風が直接あたる穀粒表面の含水率
を、第2平衡含水率算出手段Bが熱風の平衡含水率とし
て算出するとともに、貯留室における平衡含水率を、第
1平衡含水率算出手段Aが外気の平衡含水率として算出
する。そして、これら両算出値の差を平衡含水率差とし
て平衡含水率差算出手段Cが算出し、その平衡含水率差
があらかじめ定めた基準値を越えたときに、乾燥熱源制
御手段Fが乾燥熱源Eの熱風温度や熱風量などを下げる
ことによって乾燥速度を低下させ、穀粒表面の乾燥を抑
制して穀粒内の水分こう配が大きくならないようにさせ
て胴割れを防止する。
を、第2平衡含水率算出手段Bが熱風の平衡含水率とし
て算出するとともに、貯留室における平衡含水率を、第
1平衡含水率算出手段Aが外気の平衡含水率として算出
する。そして、これら両算出値の差を平衡含水率差とし
て平衡含水率差算出手段Cが算出し、その平衡含水率差
があらかじめ定めた基準値を越えたときに、乾燥熱源制
御手段Fが乾燥熱源Eの熱風温度や熱風量などを下げる
ことによって乾燥速度を低下させ、穀粒表面の乾燥を抑
制して穀粒内の水分こう配が大きくならないようにさせ
て胴割れを防止する。
さらに、第3発明は、熱風が直接あたる穀粒表面め4−
に本 か 慎 9 箪衛今★車雪出工降R貢を楓■
の平衡含水率として算出するとともに、貯留室における
平衡含水率を、第1平衡含水率算出手段Aが外気の平衡
含水率として算出する。そして、これら両算出値の差を
平衡含水率差として平衡含水率差算出手段Cが算出し、
その平衡含水率差があらかじめ定めた基準値を越えたと
きに、基準乾減率変更指示手段Gが、基準乾減率発生手
段Hの発生する基準乾減率を低下するように指示すると
、基準乾減率発生手段Hで発生する基準乾減率が低下す
る。すると、乾燥熱源制御手段には、その低下した基準
乾減率に基づいて乾燥熱源Eを制御し、穀粒表面の乾燥
を抑制して穀粒内の水分こう配が大きくならないように
させて胴割れを防止する。
に本 か 慎 9 箪衛今★車雪出工降R貢を楓■
の平衡含水率として算出するとともに、貯留室における
平衡含水率を、第1平衡含水率算出手段Aが外気の平衡
含水率として算出する。そして、これら両算出値の差を
平衡含水率差として平衡含水率差算出手段Cが算出し、
その平衡含水率差があらかじめ定めた基準値を越えたと
きに、基準乾減率変更指示手段Gが、基準乾減率発生手
段Hの発生する基準乾減率を低下するように指示すると
、基準乾減率発生手段Hで発生する基準乾減率が低下す
る。すると、乾燥熱源制御手段には、その低下した基準
乾減率に基づいて乾燥熱源Eを制御し、穀粒表面の乾燥
を抑制して穀粒内の水分こう配が大きくならないように
させて胴割れを防止する。
(実施例)
以下1図面を参照して本発明実施例を説明する。
第4図は第1発明を実施し起穀粒乾燥機の概略断面図で
あり、1は乾燥機の貯留室であり、その底部に2対の流
穀板2を下方に行くに従い間隔が狭くなるようにして傾
斜して取付け、各流穀板2によって流穀室3を形成する
。
あり、1は乾燥機の貯留室であり、その底部に2対の流
穀板2を下方に行くに従い間隔が狭くなるようにして傾
斜して取付け、各流穀板2によって流穀室3を形成する
。
流穀板2の各下辺には多孔板としての網板4を2枚づつ
平行に接続し、その間に乾燥室5を形成する。そして、
貯留室1の中心寄りに設けた内側の2枚の網板の間に乾
燥熱源であるバーナ10を設置した熱風室6を形成し、
外側の2枚の網板4.4と左右の機壁7との間に排風室
8を形成し、その排風室8の排風ファン9と連設する。
平行に接続し、その間に乾燥室5を形成する。そして、
貯留室1の中心寄りに設けた内側の2枚の網板の間に乾
燥熱源であるバーナ10を設置した熱風室6を形成し、
外側の2枚の網板4.4と左右の機壁7との間に排風室
8を形成し、その排風室8の排風ファン9と連設する。
11は樋状に形成した集穀室であり、その底部に横送ラ
セン12を架設し、その終端を昇降fit3の下部入口
に連結する。14は乾燥室5の下端出口に軸支したロー
タリパルプであり、その回転により貯留室1の穀粒を乾
燥室5を経て集穀室11に流出させる。
セン12を架設し、その終端を昇降fit3の下部入口
に連結する。14は乾燥室5の下端出口に軸支したロー
タリパルプであり、その回転により貯留室1の穀粒を乾
燥室5を経て集穀室11に流出させる。
昇降機13の上部出口は、貯留室1の天井に設置した給
穀ラセン15に連結し、この給穀ラセン21の出口を貯
留室1にのぞませる。
穀ラセン15に連結し、この給穀ラセン21の出口を貯
留室1にのぞませる。
21は外気温度を測定するために機壁7に取付けた外気
温センサ、22は外気湿度を測定するために機壁7に取
付けた外気湿度センサである。また、20は乾燥中穀粒
の1粒づつの含水率を測定する水分計であり、流穀室3
内に設置する。
温センサ、22は外気湿度を測定するために機壁7に取
付けた外気湿度センサである。また、20は乾燥中穀粒
の1粒づつの含水率を測定する水分計であり、流穀室3
内に設置する。
23は流穀室3内に設置した穀温センサ、24は排風室
8内に設置した排気温センサ、25は熱風室6に設置し
た熱風温センサである。また26はバーナ10に燃料を
供給する燃料ポンプであり、27はバーナ10に供給す
る燃料を調節する燃料バルブである。
8内に設置した排気温センサ、25は熱風室6に設置し
た熱風温センサである。また26はバーナ10に燃料を
供給する燃料ポンプであり、27はバーナ10に供給す
る燃料を調節する燃料バルブである。
第5図は第1発明実施例の制御系の一例を示すブロック
図である。
図である。
図において、30はマイクロプロセッサ形態のCPU(
中央処理装置)であり、例えば第6図に示すような各種
判断等を行い、後述のように各構成要素を制御する。
中央処理装置)であり、例えば第6図に示すような各種
判断等を行い、後述のように各構成要素を制御する。
31は例えば乾燥ボタン、張込ボタン、排出ボタン、停
止ボタンなどを配置した操作入力設定器であり、入力回
路32を介してCPU30と接続する。また、水分計2
0および各センサ21〜25をA/D変換部33を介し
てCPU30と接続する。
止ボタンなどを配置した操作入力設定器であり、入力回
路32を介してCPU30と接続する。また、水分計2
0および各センサ21〜25をA/D変換部33を介し
てCPU30と接続する。
34は出力回路35を介してCPU30.!l−接続す
る表示部であり、この表示部34は各種の表示を行う。
る表示部であり、この表示部34は各種の表示を行う。
36はCPU30が各構成要素を制御するための制御手
順を記憶するリード・オンリ・メモリ(ROM)と、測
定データ等の各種のデータをいったん記憶するランダム
愉アクセス・メモリ(RAM)とからなる記憶装置であ
る。
順を記憶するリード・オンリ・メモリ(ROM)と、測
定データ等の各種のデータをいったん記憶するランダム
愉アクセス・メモリ(RAM)とからなる記憶装置であ
る。
37〜39はそれぞれCPU30と接続する出力回路で
あり、出力回路37には搬送モータ40、ヒータ41、
水分計モータ42をそれぞれ接続し、出力回路38には
ファンモータ43を接続し、出力回路39には燃料ポン
プ26を接続する。
あり、出力回路37には搬送モータ40、ヒータ41、
水分計モータ42をそれぞれ接続し、出力回路38には
ファンモータ43を接続し、出力回路39には燃料ポン
プ26を接続する。
次に、以上のように構成される第1発明実施例の動作例
を第6図のフローチャートを参照して説明する。
を第6図のフローチャートを参照して説明する。
乾燥が開始されると、貯留室1に張込まれた穀粒は、乾
燥室5に導かれて乾燥されたのち、昇降機13等を経由
して貯留室lに戻されて調質される。
燥室5に導かれて乾燥されたのち、昇降機13等を経由
して貯留室lに戻されて調質される。
そして、第6図のステップS1で示すように、本発明に
かかる制御が開始されると、ステップS2において水分
計20からの測定データを読み込んで水分値を算出する
。ステップS3では、その水分値が18%〜22%の範
囲内にあるか否かを判定し、すなわち20%前後である
か否かを判定し、肯定判定であれば次のステップS4に
進む。
かかる制御が開始されると、ステップS2において水分
計20からの測定データを読み込んで水分値を算出する
。ステップS3では、その水分値が18%〜22%の範
囲内にあるか否かを判定し、すなわち20%前後である
か否かを判定し、肯定判定であれば次のステップS4に
進む。
ステップS4では、外気の平衡含水率M1を算出する。
この外気の平衡含水率M1は、外気温センサ21からの
外気温度データを読み込むとともに、外気湿度センサ2
2からの外気湿度データを読み込んで、あらかじめ定め
た算出式によって算出する。なお、外気の平衡含水率M
lは、穀物種類が決まっていれば、外気温度と外気湿度
とで決まるので、あらかじめ対応表(テーブル)を作っ
ておき、テーブル処理するようにしてもよい。
外気温度データを読み込むとともに、外気湿度センサ2
2からの外気湿度データを読み込んで、あらかじめ定め
た算出式によって算出する。なお、外気の平衡含水率M
lは、穀物種類が決まっていれば、外気温度と外気湿度
とで決まるので、あらかじめ対応表(テーブル)を作っ
ておき、テーブル処理するようにしてもよい。
このように、外気の平衡含水率M1を算出するのは、貯
留室1雰囲気中における平衡含水率を必要とし、この平
衡含水率が前記外気の平衡含水率M1に相当するためで
ある。
留室1雰囲気中における平衡含水率を必要とし、この平
衡含水率が前記外気の平衡含水率M1に相当するためで
ある。
次のステップS5では、熱風の平衡含水率M2を算出す
る。この熱風の平衡含水率M2は、熱風温センサ25か
ら読み込んだ熱風温度と、後述のようにして求めた熱風
温度とからあらかじめ定めた算出式によって算出する。
る。この熱風の平衡含水率M2は、熱風温センサ25か
ら読み込んだ熱風温度と、後述のようにして求めた熱風
温度とからあらかじめ定めた算出式によって算出する。
上記熱風湿度は、外気温センサ21から読み込んだ外気
温度と外気湿度センサ22から読み込んだ外気湿度とか
ら湿り空気線図によって絶対湿度を換算し、その絶対湿
度から求める。
温度と外気湿度センサ22から読み込んだ外気湿度とか
ら湿り空気線図によって絶対湿度を換算し、その絶対湿
度から求める。
なお、熱風湿度を求めるのに、例えば絶対湿度計を用い
て絶対湿度を測定し、その測定結果を換算して熱風湿度
を直接水めるようにしてもよいが、熱風室6はその湿度
がばらつき易いので、上記のように比較的性状の安定し
た外気状態から求めるのが好ましい。
て絶対湿度を測定し、その測定結果を換算して熱風湿度
を直接水めるようにしてもよいが、熱風室6はその湿度
がばらつき易いので、上記のように比較的性状の安定し
た外気状態から求めるのが好ましい。
このように、熱風の平衡含水率M2を算出するのは、乾
燥中に、乾燥室5の熱風室6寄りを流下して直接熱風が
当たって乾燥される穀粒における表面の含水率を必要と
し、その穀粒表面の含水率が前記熱風の平衡含水率M2
にほぼ一致するためである。
燥中に、乾燥室5の熱風室6寄りを流下して直接熱風が
当たって乾燥される穀粒における表面の含水率を必要と
し、その穀粒表面の含水率が前記熱風の平衡含水率M2
にほぼ一致するためである。
次にステップS6では、ステップS4で算出した外気の
平衡含水率M1からステップS5で算出した熱風の平衡
含水率M2を差し引いて、平衡含水率差りを算出する。
平衡含水率M1からステップS5で算出した熱風の平衡
含水率M2を差し引いて、平衡含水率差りを算出する。
ステップS7では、あらかじめgり定しである基準平衡
含水率差Sを基準とし、ステップS6で算出した平衡含
水率差りをその基準平衡含水率差Sと比較する。そして
、平衡含水率差りが基準平衡含水率差Sに一致するかま
たはそれ以上のときには、ステップS8で乾燥熱源であ
るバーナ1oの駆動を休止させるとともにファンモータ
も休止して、乾燥休止とする。
含水率差Sを基準とし、ステップS6で算出した平衡含
水率差りをその基準平衡含水率差Sと比較する。そして
、平衡含水率差りが基準平衡含水率差Sに一致するかま
たはそれ以上のときには、ステップS8で乾燥熱源であ
るバーナ1oの駆動を休止させるとともにファンモータ
も休止して、乾燥休止とする。
なお、前記の乾燥休止条件である基準平衡含水率Sは、
穀粒の貯留室1への張込量、あるいは未熟米の混入率に
応じて設定変更できるようにする^講e4Lt 七
1−一 その後、所定時間の乾燥休止が終了したとき、または平
衡含水率差りが所定値以下になったときには、乾燥を再
開する(ステップS9)。
穀粒の貯留室1への張込量、あるいは未熟米の混入率に
応じて設定変更できるようにする^講e4Lt 七
1−一 その後、所定時間の乾燥休止が終了したとき、または平
衡含水率差りが所定値以下になったときには、乾燥を再
開する(ステップS9)。
このように、第1発明の実施例では、胴割れが生じやす
い傾向にある水分値が20%前後のときには、直接熱風
があたって乾燥される穀粒におけ゛ る表面の含水率を
熱風の平衡含水率M2とみなして求めるとともに、その
ときの貯留室1雰囲気中の平衡含水率を外気の平衡含水
率M1として求め、これらの差が所定値以上となったと
きに、乾燥を休止するようにした。
い傾向にある水分値が20%前後のときには、直接熱風
があたって乾燥される穀粒におけ゛ る表面の含水率を
熱風の平衡含水率M2とみなして求めるとともに、その
ときの貯留室1雰囲気中の平衡含水率を外気の平衡含水
率M1として求め、これらの差が所定値以上となったと
きに、乾燥を休止するようにした。
従って、直接熱風があたって乾燥される穀粒の表面が非
常に乾燥された状態にあり、そのときに外気が高湿度で
あって胴割れをおこし易い場合には乾燥を休止するよう
にしたので、乾燥休止期間中に穀粒内の水分分布を均一
化でき、その後に乾燥を再開しても胴割れのおそれがな
く、しかも乾燥効率の向上を図ることができる。
常に乾燥された状態にあり、そのときに外気が高湿度で
あって胴割れをおこし易い場合には乾燥を休止するよう
にしたので、乾燥休止期間中に穀粒内の水分分布を均一
化でき、その後に乾燥を再開しても胴割れのおそれがな
く、しかも乾燥効率の向上を図ることができる。
次に、第2発明について説明する。第2発明の牢施例の
A猫虎l±、第4図および第5図と同様であり、その乾
燥制御のみが第7図に示すフローチャートのように異な
るので、その各構成についての説明は省略する。
A猫虎l±、第4図および第5図と同様であり、その乾
燥制御のみが第7図に示すフローチャートのように異な
るので、その各構成についての説明は省略する。
次に、第2発明実施例の動作例を第7図のフローチャー
トを参照して説明する。
トを参照して説明する。
乾燥が開始されると、貯留室1に張込まれた穀粒は、乾
燥室5に導かれて乾燥されたのち、昇降機13等を経由
して貯留室lに戻されて調質される。
燥室5に導かれて乾燥されたのち、昇降機13等を経由
して貯留室lに戻されて調質される。
そして、第7図のステップSllに示すように、本発明
にかかる制御が開始されると、ステップS12において
水分計20からの測定データを読み込んで水分値を算出
する。ステップS13では、その水分値が18%〜22
%の範囲内にあるか否かを判定し、すなわち20%前後
であるか否かを判定し、肯定判定であれば次のステップ
S14に進む。
にかかる制御が開始されると、ステップS12において
水分計20からの測定データを読み込んで水分値を算出
する。ステップS13では、その水分値が18%〜22
%の範囲内にあるか否かを判定し、すなわち20%前後
であるか否かを判定し、肯定判定であれば次のステップ
S14に進む。
ステップS14では、外気の平衡含水率M1を算出する
。この外気の平衡含水率M1は、外気温センサ21から
の外気温度データ、および外気温度センサ22からの外
気湿度データに基づき、あらかじめ定めた算出式によっ
て算出する。
。この外気の平衡含水率M1は、外気温センサ21から
の外気温度データ、および外気温度センサ22からの外
気湿度データに基づき、あらかじめ定めた算出式によっ
て算出する。
次のステップ515では、熱風の平衡含水率M1を算出
する。この熱風の平衡含水率M1は、第1発明の実施例
と同様に算出できるのでその説明は省略する。
する。この熱風の平衡含水率M1は、第1発明の実施例
と同様に算出できるのでその説明は省略する。
ステップ516では、ステップ314で算出した外気の
平衡含水率M1からステップS15で算出した熱風の平
衡含水率M2を差し引いて、平衡含水率差りを算出する
。
平衡含水率M1からステップS15で算出した熱風の平
衡含水率M2を差し引いて、平衡含水率差りを算出する
。
ステップ517では、その平衡含水率りを、あらかじめ
設定しである基準平衡含水率差Sと比較し、平衡含水率
差りが基準平衡含水率差Sに一致するかまたはそれ以上
のときには、ステップ518に進む。
設定しである基準平衡含水率差Sと比較し、平衡含水率
差りが基準平衡含水率差Sに一致するかまたはそれ以上
のときには、ステップ518に進む。
ステップ518では、乾燥熱源であるバーナ10からの
熱風温度を数℃下げるために燃料パルプ27を調酊し、
乾燥速度を低下させて乾燥を行う。
熱風温度を数℃下げるために燃料パルプ27を調酊し、
乾燥速度を低下させて乾燥を行う。
そして、熱風温度を下げた状態で所定時間乾燥し、また
は前記平衡含水率差りが基準平衡含水率差S以下となっ
たときには、前記のようにいったん下げた熱風温度を元
に戻して乾燥を行う。
は前記平衡含水率差りが基準平衡含水率差S以下となっ
たときには、前記のようにいったん下げた熱風温度を元
に戻して乾燥を行う。
このように、第2発明の実施例では、胴割れが生じやす
い傾向にある測定水分値が20%前後のときには、熱風
室6寄りの乾燥室5を流下して直接熱風があたって乾燥
される穀粒における表面の含水率を熱風の平衡含水率M
2とみなして求めるとともに、そのときの貯留室1内の
平衡含水率を外気の平衡含水率M1として求め、これら
の差が所定値以上となったときに、熱風温度を下げるよ
うにした。
い傾向にある測定水分値が20%前後のときには、熱風
室6寄りの乾燥室5を流下して直接熱風があたって乾燥
される穀粒における表面の含水率を熱風の平衡含水率M
2とみなして求めるとともに、そのときの貯留室1内の
平衡含水率を外気の平衡含水率M1として求め、これら
の差が所定値以上となったときに、熱風温度を下げるよ
うにした。
従って、直接熱風があたって乾燥される穀粒の表面が非
常に乾燥された状態にあり、そのときに外気が高湿度で
あって胴割れをおこし易いときには、熱風温度を下げて
乾燥するようにしたので、直接熱風があたる穀粒の乾燥
が抑制されて穀粒内の水分分布のこう配が大きくならず
、もって、胴割れの発生を防止することができるととも
に、乾以上のように、第2発明の実施例では、平衡含水
率差りが基準平衡含水率差S以上となったときに、熱風
温度を下げて乾燥を行うようにしたが。
常に乾燥された状態にあり、そのときに外気が高湿度で
あって胴割れをおこし易いときには、熱風温度を下げて
乾燥するようにしたので、直接熱風があたる穀粒の乾燥
が抑制されて穀粒内の水分分布のこう配が大きくならず
、もって、胴割れの発生を防止することができるととも
に、乾以上のように、第2発明の実施例では、平衡含水
率差りが基準平衡含水率差S以上となったときに、熱風
温度を下げて乾燥を行うようにしたが。
この熱風温度を下げる代りに以下のようにしてもよい。
すなわち、平衡含水率差りが基準平衡含水率差S以上の
ときに、排風ファン9の回転数を低下させることによっ
て乾燥風量を低下させて乾燥を行うようにしてもよい、
このようにすると、外気の貯留室lへの侵入量を低下さ
せて外気の吸湿量を軽減でき、かつ乾燥速度を低下させ
て穀粒内の水分こう配が大きくならないように抑制でき
るので、胴割れの発生を防止することができる。
ときに、排風ファン9の回転数を低下させることによっ
て乾燥風量を低下させて乾燥を行うようにしてもよい、
このようにすると、外気の貯留室lへの侵入量を低下さ
せて外気の吸湿量を軽減でき、かつ乾燥速度を低下させ
て穀粒内の水分こう配が大きくならないように抑制でき
るので、胴割れの発生を防止することができる。
また、平衡含水率差りが基準平衡含水率差S以上のとき
に、外気温度、穀物温度が低ければ、排風ファン9の回
転数を低下させることによって乾燥風量を低下させて乾
燥を行い、逆に外気温度、穀物温度が高ければ、熱風温
度を低下させて乾燥を行うようにしてもよい、このよう
にすると、胴割れ防止の他に、前者では効率的な乾燥が
でき、後者では穀物温度の上昇防止となって食味が向上
する。
に、外気温度、穀物温度が低ければ、排風ファン9の回
転数を低下させることによって乾燥風量を低下させて乾
燥を行い、逆に外気温度、穀物温度が高ければ、熱風温
度を低下させて乾燥を行うようにしてもよい、このよう
にすると、胴割れ防止の他に、前者では効率的な乾燥が
でき、後者では穀物温度の上昇防止となって食味が向上
する。
さらに、平衡含水率差りが基準平衡含水率差S以上のと
きに1機内における穀粒の単位時間あたりの循環量を多
くするようにして乾燥を行うようにしてもよい。このよ
うにすると、穀粒が熱風にさらされる時間が短縮されて
、穀粒内の水分こう配が小さい状態で貯留室1に戻され
るので、乾燥能力を低下させずに胴割れの防止ができる
。
きに1機内における穀粒の単位時間あたりの循環量を多
くするようにして乾燥を行うようにしてもよい。このよ
うにすると、穀粒が熱風にさらされる時間が短縮されて
、穀粒内の水分こう配が小さい状態で貯留室1に戻され
るので、乾燥能力を低下させずに胴割れの防止ができる
。
次に、第3発明について説明する。第3発明の実施例の
各構成は、第4図および第5図と同様であり、その乾燥
制御のみが第8図に示すフローチャートのように異なる
の↑、その各構成についての説明は省略する。
各構成は、第4図および第5図と同様であり、その乾燥
制御のみが第8図に示すフローチャートのように異なる
の↑、その各構成についての説明は省略する。
次に、第3発明実施例の動作例を第8図のフローチャー
トを参照して説明する。 。
トを参照して説明する。 。
乾燥が開始されると、貯留室1に張込まれた穀粒は、乾
燥室5に導かれて乾燥されたのち、昇降機13等を経由
して貯留室1に戻されて調質される。
燥室5に導かれて乾燥されたのち、昇降機13等を経由
して貯留室1に戻されて調質される。
そして、第8図のステップS21に示すように1本発明
にかかる制御が開始されると、ステップS22において
水分計20からの測定データを読み込んで水分値を算出
する。ステップS23では、その水分値が18%〜22
%の範囲内にあるか否かを判定し、すなわち20%前後
であるか否かを判定し、肯定判定であれば次のステップ
S24に進む。
にかかる制御が開始されると、ステップS22において
水分計20からの測定データを読み込んで水分値を算出
する。ステップS23では、その水分値が18%〜22
%の範囲内にあるか否かを判定し、すなわち20%前後
であるか否かを判定し、肯定判定であれば次のステップ
S24に進む。
ステップ524では、外気の平衡含水率M1を算出する
。この外気の平衡含水率M1は、外気温センサ21から
の外気温度データ、および外気湿度センサ22からの外
気湿度データに基づき、あらかじめ定めた算出式によっ
て算出する。
。この外気の平衡含水率M1は、外気温センサ21から
の外気温度データ、および外気湿度センサ22からの外
気湿度データに基づき、あらかじめ定めた算出式によっ
て算出する。
次のステップS25では、熱風の平衡含水率Mlを算出
する。この熱風の平衡含水率M1は、第1発明の実施例
と同様に算出できるのでその説明は省略する。
する。この熱風の平衡含水率M1は、第1発明の実施例
と同様に算出できるのでその説明は省略する。
ステップ526では、ステップS24で算出した外気の
平衡含水率M1からステップS25で算出した熱風の平
衡含水率M2を差し引いて、平衡含水率差りを算出する
。
平衡含水率M1からステップS25で算出した熱風の平
衡含水率M2を差し引いて、平衡含水率差りを算出する
。
ステップS27では、その平衡含水率りを、あらかじめ
設定しである基準平衡含水率差Sと比較し、平衡含水率
差りが基準平衡含水率差Sに一致するかまたはそれ以上
のときには、ステップ528に進む。
設定しである基準平衡含水率差Sと比較し、平衡含水率
差りが基準平衡含水率差Sに一致するかまたはそれ以上
のときには、ステップ528に進む。
ステップS28では、作業者によって設定されている基
準乾減率を低下する0例えば1作業者が乾減率を0.8
%/Hと設定してあれば、乾減率を0.7%/Hに変更
する。
準乾減率を低下する0例えば1作業者が乾減率を0.8
%/Hと設定してあれば、乾減率を0.7%/Hに変更
する。
次にステップS29では、ステップ528で変更された
乾減率に基づいて乾減率制御を行う、すなわち、水分計
20からのデータによって算出した水分値等に基づいて
単位時間あたりの変化率を検出し、この検出乾減率をス
テップ328で変更された基準乾減率と比較する。そし
て、その両者が一致するように、乾燥熱源であるバーナ
10の燃焼量を調節する。
乾減率に基づいて乾減率制御を行う、すなわち、水分計
20からのデータによって算出した水分値等に基づいて
単位時間あたりの変化率を検出し、この検出乾減率をス
テップ328で変更された基準乾減率と比較する。そし
て、その両者が一致するように、乾燥熱源であるバーナ
10の燃焼量を調節する。
そして、基準乾減率を低下させた状態で所定時含水率差
S以下となったときに、前記のようにいったん下げた基
準乾減率を元に戻して乾燥を行う。
S以下となったときに、前記のようにいったん下げた基
準乾減率を元に戻して乾燥を行う。
このように、第3発明の実施例では、澗割れが生じやす
い傾向にある水分値が20%前後のときには、熱風室6
寄りの乾燥室5を流下して直接熱風があたって乾燥され
る穀粒における表面の含水率を熱風の平衡含水率M2と
みなして求めるとともに、そのときの貯留室1内の平衡
含水率を外気の平衡含水率M1として求め、これらの差
が所定値以上となったときに、基準乾減率を下げるよう
にした。
い傾向にある水分値が20%前後のときには、熱風室6
寄りの乾燥室5を流下して直接熱風があたって乾燥され
る穀粒における表面の含水率を熱風の平衡含水率M2と
みなして求めるとともに、そのときの貯留室1内の平衡
含水率を外気の平衡含水率M1として求め、これらの差
が所定値以上となったときに、基準乾減率を下げるよう
にした。
従って、直接熱風があたって乾燥される穀粒の表面が非
常に乾燥された状態にあり、そのときに外気が高湿度で
あって胴割れをおこしやすいときには、基準乾減率を下
げて乾減率制御を行うようにしたので、直接熱風があた
る穀粒の乾燥が抑制されて穀粒内の水分分布のこう配が
大きくならず、もって、胴割れの発生を防止することが
でき1 し し も−#0!: 中 六−′J
/: 木16 4 4; ^ P し 塙(−唱
御 ズ、(発明の効果) 以上説明したように、第1発明によれば、直接熱風が当
たる穀粒の表面における含水率と、そのときの外気の平
衡含水率との差が所定値以上のときには乾燥を休止させ
るようにしたので、穀粒内部の水分分布を均一化でき、
穀粒の胴割れを防止することができるとともに、乾燥効
率の向上を図ることができる。
常に乾燥された状態にあり、そのときに外気が高湿度で
あって胴割れをおこしやすいときには、基準乾減率を下
げて乾減率制御を行うようにしたので、直接熱風があた
る穀粒の乾燥が抑制されて穀粒内の水分分布のこう配が
大きくならず、もって、胴割れの発生を防止することが
でき1 し し も−#0!: 中 六−′J
/: 木16 4 4; ^ P し 塙(−唱
御 ズ、(発明の効果) 以上説明したように、第1発明によれば、直接熱風が当
たる穀粒の表面における含水率と、そのときの外気の平
衡含水率との差が所定値以上のときには乾燥を休止させ
るようにしたので、穀粒内部の水分分布を均一化でき、
穀粒の胴割れを防止することができるとともに、乾燥効
率の向上を図ることができる。
また、第2発明によれば、直接熱風が当たる穀粒の表面
における含水率と、そのときの外気の平衡含水率との差
が所定値以上のときには、熱風温度や熱風量などを下げ
ることによって乾燥速度を低下させるようにしたので、
直接熱風があたる穀粒の乾燥が抑制されて穀粒内の水分
分布のこう配が大きくならず、穀粒の胴割れを防止する
ことができる。
における含水率と、そのときの外気の平衡含水率との差
が所定値以上のときには、熱風温度や熱風量などを下げ
ることによって乾燥速度を低下させるようにしたので、
直接熱風があたる穀粒の乾燥が抑制されて穀粒内の水分
分布のこう配が大きくならず、穀粒の胴割れを防止する
ことができる。
さらに、第3発明によれば、直接熱風が当たる穀粒の表
面における含水率と、そのときの外気の平衡含水率との
差が所定値以上のときには、基準乾減率(設定乾減率)
を下げて乾減率制御を行うようにしたので、直接熱風が
あたる穀粒の乾燥が抑制されて穀粒内の水分分布のこう
配が大きくならず、穀粒の胴割れを防止することができ
る。
面における含水率と、そのときの外気の平衡含水率との
差が所定値以上のときには、基準乾減率(設定乾減率)
を下げて乾減率制御を行うようにしたので、直接熱風が
あたる穀粒の乾燥が抑制されて穀粒内の水分分布のこう
配が大きくならず、穀粒の胴割れを防止することができ
る。
第1図〜第3図は第1〜第3の各発明の機能図、第4図
は第1発明実施例を適用した穀粒乾燥機の断面図、第5
図は第1発明実施例における制御系のブロック図、第6
図はその動作例を示すフローチャート、第7図は第2発
明実施例の動作例を示すフロムチャート、第8図は第3
発明実施例の動作例を示すフローチャートである。 Aは第1平衡含水率算出手段、Bは第2平衡含水率算出
手段、Cは平衡含水率差算出手段、Dは休止指令手段、
Eは乾燥熱源、F、には乾燥熱源制御手段、Gは基準乾
減率変更指示手段、Hは基準乾減率発生手段、Jは乾減
率検出手段。 特許出願人 井関農機株式会社 代 理 人 牧 舌部(ほか2名・)第4図 2r 25
は第1発明実施例を適用した穀粒乾燥機の断面図、第5
図は第1発明実施例における制御系のブロック図、第6
図はその動作例を示すフローチャート、第7図は第2発
明実施例の動作例を示すフロムチャート、第8図は第3
発明実施例の動作例を示すフローチャートである。 Aは第1平衡含水率算出手段、Bは第2平衡含水率算出
手段、Cは平衡含水率差算出手段、Dは休止指令手段、
Eは乾燥熱源、F、には乾燥熱源制御手段、Gは基準乾
減率変更指示手段、Hは基準乾減率発生手段、Jは乾減
率検出手段。 特許出願人 井関農機株式会社 代 理 人 牧 舌部(ほか2名・)第4図 2r 25
Claims (3)
- (1)外気温センサで測定した外気温度と外気湿度セン
サで測定した外気湿度とに応じて外気の平衡含水率を算
出する第1平衡含水率算出手段と、 外気温センサで測定した外気温度、外気湿 度センサで測定した外気湿度、および熱風温センサで測
定した熱風温度に応じて熱風の平衡含水率を算出する第
2平衡含水率算出手段と、 前記第1平衡含水率算出手段で算出した外 気の平衡含水率と前記第2平衡含水率算出手段で算出し
た熱風の平衡含水率とから両者の平衡含水率差を算出す
る平衡含水率差算出手段と、 当該平衡含水率差算出手段で算出した平衡 含水率差があらかじめ定めた基準平衡含水率差を越えた
ときに、穀粒乾燥機の乾燥熱源の駆動を休止する休止指
令手段とを備えてなる穀粒乾燥機における乾燥制御装置
。 - (2)外気温センサで測定した外気温度と外気湿度セン
サで測定した外気湿度とに応じて外気の平衡含水率を算
出する第1平衡含水率算出手段と、 外気温センサで測定した外気温度、外気湿 度センサで測定した外気湿度、および熱風温センサで測
定した熱風温度に応じて熱風の平衡含水率を算出する第
2平衡含水率算出手段と、 前記第1平衡含水率算出手段で算出した外 気の平衡含水率と前記第2平衡含水率算出手段で算出し
た熱風の平衡含水率とから両者の平衡含水率差を算出す
る平衡含水率差算出手段と、 当該平衡含水率差算出手段で算出した平衡 含水率差があらかじめ定めた基準平衡含水率差を越えた
ときに、穀粒の乾燥速度を低下するように穀粒乾燥機の
乾燥熱源を制御する乾燥熱源制御手段とを備えてなる穀
粒乾燥機における乾燥制御装置。 - (3)外気温センサで測定した外気温度と外気湿度セン
サで測定した外気湿度とに応じて外気の平衡含水率を算
出する第1平衡含水率算出手段と、 外気温センサで測定した外気温度、外気湿 度センサで測定した外気湿度、および熱風温センサで測
定した熱風温度に応じて熱風の平衡含水率を算出する第
2平衡含水率算出手段と、 前記第1平衡含水率算出手段で算出した外 気の平衡含水率と前記第2平衡含水率算出手段で算出し
た熱風の平衡含水率とから両者の平衡含水率差を算出す
る平衡含水率差算出手段と、 乾燥中における穀粒の水分値を測定する水 分計と、 当該水分計で測定した水分値の時間的変化 により乾減率を検出する乾減率検出手段 と、 当該乾減率検出手段で検出した検出乾減率 を、基準乾減率発生手段で発生する基準乾減率と比較し
、両者が一致するように穀粒乾燥機の乾燥熱源の熱量を
制御する乾燥熱源制御手段と、 前記平衡含水率差算出手段で算出した平衡 含水率差があらかじめ定めた基準平衡含水率差を越えた
ときに、前記基準乾減率発生手段が発生する基準乾減率
を低下するように指示する基準乾減率変更指示手段とを
備えてなる穀粒乾燥機における乾燥制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10046186A JPS62255783A (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 穀粒乾燥機における乾燥制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10046186A JPS62255783A (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 穀粒乾燥機における乾燥制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62255783A true JPS62255783A (ja) | 1987-11-07 |
Family
ID=14274547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10046186A Pending JPS62255783A (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 穀粒乾燥機における乾燥制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62255783A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006226573A (ja) * | 2005-02-16 | 2006-08-31 | National Agriculture & Food Research Organization | 穀物乾燥装置及び方法 |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP10046186A patent/JPS62255783A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006226573A (ja) * | 2005-02-16 | 2006-08-31 | National Agriculture & Food Research Organization | 穀物乾燥装置及び方法 |
JP4524373B2 (ja) * | 2005-02-16 | 2010-08-18 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 穀物乾燥装置および方法 |
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