JPS62280573A - 穀粒乾燥機の穀温制御装置 - Google Patents

穀粒乾燥機の穀温制御装置

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Publication number
JPS62280573A
JPS62280573A JP12310086A JP12310086A JPS62280573A JP S62280573 A JPS62280573 A JP S62280573A JP 12310086 A JP12310086 A JP 12310086A JP 12310086 A JP12310086 A JP 12310086A JP S62280573 A JPS62280573 A JP S62280573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
grain
upper limit
grain temperature
air volume
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12310086A
Other languages
English (en)
Inventor
定和 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Publication of JPS62280573A publication Critical patent/JPS62280573A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) これは、乾燥中に、穀粒の温度つまり穀温が高く上がり
すぎないように、コントロールする機構が付いた穀粒乾
燥機の発明である。
(従来の技術) 乾燥中に穀温が高く上がりすぎると、胴割れを生じ食味
が低下するため、良質な乾燥を行うには、穀温が許容上
限温度を越えないようにしなければならない。
穀温の許容上限温度は、穀粒の含有水分の多少により異
なり、高水分のときは低水分よりも許容上限温度が低い
そこで従来は、穀粒の含有水分が高くなるほど穀温の許
容上限温度を低く設定し、実際の穀温がこの設定した上
限温度を越えそうになると、バーナの燃料を絞って熱風
温度を下げることにより穀温を上限温度以下に抑えてい
た。
(発明が解決しようとする問題点) しかしこのように、バーナの発熱量を絞り込むことだけ
で穀温の上昇を抑制しようとすると、高水分で穀温の上
限温度が低い場合には、バーナを大巾に絞らなければな
らないから、熱風の乾燥能力が衰弱して乾燥能率が悪く
なるという欠陥を生ずる。
本発明は、このような従来の問題点を克服するもので、
高水分の場合においても、バーナの発熱量をむやみに下
げずに、つまり乾燥の能率を損なうことなく、穀温の上
昇を許容上限温度以下に抑え、乾燥の能率と品質を同時
に向上することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明では、穀温が許容上限温度を上回りそうになると
、吸引ファンの回転数を上げ、熱風の風量を増大する。
そのために本発明は、第1図の機能ブロック図に示すと
おり、乾燥機内の穀粒の含有水分を測定する水分計20
と、 前記水分計出力にもとづき乾燥中の穀温の許容上限温度
を定める穀温上限値設定手段Aと、該設定手段Aが定め
た許容上限温度と穀温センサ23の測定穀温とを比較す
る穀温比較手段Bと、 前記測定穀温が前記上限温度を上回った場合、前記穀温
比較手段Bの出力にもとづき、乾燥風量の増加を決定す
る風量増決定手段Cと、前記風量増決定手段Cの決定出
力にもとづき、乾燥機の吸引ファンの回転数を上げるフ
ァン制御手段りと、を備える。
(作用) 水分計20の出力から、穀温上限値設定手段Aにおいて
、その時々の含有水分値に応じた穀温の許容上限温度を
計算し、その値を設定する。
そして設定した許容上限温度と、穀温センサ23による
測定穀温を、穀温比較手段Bにおいて比較し、測定穀温
が上限温度を上回った場合、風量増決定手段Cにおいて
乾燥M量の増加を決定する。
この決定出力にもとづき、ファン制御手段りが働いて吸
引ファンのファンモータ43の回転数を上げ、熱風の風
量を増大する。
風量が増大すれば、バーナの燃料は同じでも熱風温度は
下がるから、穀温は上限温度以下に降下する。また風量
が増大すれば、バーナの燃料を大巾に絞る必要がなく、
発熱量自体の減少は零か最小限度にとどめることができ
るから、乾燥の能率を下げずに済む。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明実施例を説明する。
第2図は本発明を実施した穀粒乾燥機の概略断面図であ
り、1は乾燥機の貯留室であり、その底部に2対の流穀
板2を下方に行くに従い間隔が狭くなるように傾斜して
取付け、各流穀板2によって流穀室3を形成する。
流穀板2の各下辺には多孔板としての、網板4を2枚づ
つ平行に接続し、その間に乾燥室5を形成する。そして
、貯留室1の中心寄りに設けた内側の2枚の、a板の間
に乾燥熱源であるバーナ10を設置した熱風室6を形成
し、外側の2枚の網板4.4と左右の機壁7との間に排
風室8を形成し、この排風室8に吸引ファン9を連設す
る。
11は樋状に形成した集穀室であり、その底部に横送ラ
セン12を架設し、その終端を昇降機13の下部入口に
連結する。14は乾燥室5の下端出口に軸支したロータ
リ/<ルブであり、その回転により貯留室1の穀粒を乾
燥室5を経て集穀室11に流出させる。
昇降機13の上部出口は、貯留室1の天井に設置した給
穀ラセン15に連結し、この給穀ラセン15の出口を貯
留室1にのぞませる。
21は、外気温度を測定するために機壁7に取付けた外
気温センサ、22は、外気湿度を測定するために機壁7
に取付けた外気湿度センサである。また、20は、乾燥
中の穀粒の水分値を測定する水分計であり、その検知部
を流穀室3内に設置する。
23は、流穀室3内に設置して乾燥中の穀粒の温度すな
わち穀温を測定する穀温センサ、24は排風室8内に設
置した排気温センサ、25は熱風室6に設置した熱風温
センサである。また26はバーナ10に燃料を供給する
燃料ポンプであり27はバーナ10に供給する燃料を調
節する燃料バルブである。
第3図は本発明実施例の制御系の一例を示すブロック図
である。
図において、30はマイクロプロセッサ形態のCPU(
中央処理装置)を示す。
31は、乾燥ボタン、張込ボタン、排出ボタン、停止ボ
タンなどを配置した操作入力設定器であり、入力回路3
2を介してCPU30と接続する。また、水分計20お
よび各センサ21〜25をA/D変換部33を介してC
PU30と接続する。
34は出力回路35を介してCPU30と接続する表示
部であり、この表示部34は各種の表示を行う。
36はCPU30が各構成要素を制御するための制御手
順を記憶するリード・オンリ・メモリ(ROM)と、測
定データ等の各種のデータをいったん記憶するランダム
・アクセス・メモリ(RAM)とからなる記憶装置であ
る。
37〜39は、それぞれCPU30と接続する出力回路
であり、出力回路37には搬送モータ40、ヒータ41
、水分計モータ42をそれぞれ接続し、出力回路38に
はファンモータ43を接続し、出力回路39には燃料ポ
ンプ26を接続する。
そして第4図に示すように、X量増決定手段Cの入力側
に、穀温比較手段Bと共に水分計20を接続し、測定穀
温が上限温度を上回り、かつ水分値が所定値以上の場合
に、風量増加を決定するよにする。
たとえば籾の場合には、第5図に示すように、あらかじ
め水分値に応じて決めた籾の許容上限温度を記憶装置3
6に記憶しておき、水分値20%を境界に、それ以上の
高水分の場合には穀温が上限温度を上回った時点で、C
PU30よりファンモータ43に信号を出力してフーン
9の回転数を高速レンチに切換える。
しかし水分値が20%以下の低水分の場合には、ファン
9の回転数を通常レンチに戻し、従来どおり燃料を絞っ
てバーナ10の発熱量を減少させることにより穀温を上
限温度以下に抑える。
ここで第4図において、Eは、測定穀温が上限値を上回
ったら穀温比較手段Bの出力にもとづき燃料の減少を決
定する燃料減決定手段であり、またFはこの決定手段E
の決定出力にもとづきバーナ10の燃料を減少する燃焼
制御手段Fである。
これらの手段E、FはCPU30に含まれる。
このように高水分のときだけ風量を増加して穀温の上昇
を抑えるようにしても、充分乾燥能率が向上する。
次に第6図に示す別の実施例について説明する。
第6図では、水分計20の出力にもとづいて乾燥中の穀
温の許容域を定める穀温許容域設定手段aと、該設定手
段aが定めた設定域と測定穀温を比較する穀温比較手段
すを設ける。
そして比較手段すの出力にもとづき、穀温が前記設定域
の下限を下回った場合には、風量を減少しかつ燃料を増
加し、また、前記設定域の上限を上回った場合には風量
を増加しかつ燃料を減少させる、重量増減決定手段Mお
よび燃料増減決定手段Nを、それぞれ設ける。
たとえば、第7図に示すように、穀温許容域設定手段a
において穀温の許容域を定めれば、測定穀温がこの許容
域を逸脱した場合、風量ないし燃料を増加または減少し
て、穀温を常に第7図の許容域内に保つ。
このように、低い穀温のときに風量を減少して熱風温度
を高温にすると、穀温が上昇して穀粒内の水分移動が促
進され効率的な乾燥ができる。また高い穀温のとき風量
を増大し低温乾燥にすると、品質が向上する、という利
点がある。
(発明の効果) これを要するに本発明においては、穀温が上限温度を上
回った場合に乾燥風量の増加を決定する風量増決定手段
を備え、これによりM量を増加して穀温の上昇を上限温
度以下に抑えるので、胴割れなどの高温障害を回避でき
ると同時に、バーナの発熱量を徒らに下げる必要がなく
なるから、熱風温度が下っても熱風の乾燥能力は変らず
従って、従来とくらべ乾燥能力が向上するという効果を
生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機能ブロック図、第2図は本発明を実
施した穀粒乾燥機の縦断面図、第3図はその制御系統を
示すブロック図、第4図は実施例の機能ブロック図、第
5図は水分値と穀温の許容上限温度の関係を示すグラフ
、第6図は別の実施例の機能ブロック図、第7図は水分
値と穀温の許容域との関係を示すグラフ。 Aは穀温上限値設定手段、Bは穀温比較手段、Cは風量
増決定手段、Dはファン制御手段、20は水分計、23
は穀温センサ、43はファンモータ、lOは八−す。 特許出願人  井関皇機株式会社 代 理 人    牧 舌部(ほか2名)第1図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 乾燥機内の穀粒の含有水分を測定する水分計(20)と
    、 前記水分計出力にもとづき乾燥中の穀温の許容上限温度
    を定める穀温上限値設定手段(A)と、 該設定手段(A)が定めた許容上限温度と穀温センサ(
    23)の測定穀温とを比較する穀温比較手段(B)と、 前記測定穀温が前記上限温度を上回った場合、前記穀温
    比較手段(B)の出力にもとづき、乾燥風量の増加を決
    定する風量増決定手段(C)と、 前記風量増決定手段(C)の決定出力にもとづき、乾燥
    機の吸引ファンの回転数を上げるファン制御手段(D)
    と、 を備えることを特徴とする穀粒乾燥機の穀温制御装置。
JP12310086A 1986-05-28 1986-05-28 穀粒乾燥機の穀温制御装置 Pending JPS62280573A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12310086A JPS62280573A (ja) 1986-05-28 1986-05-28 穀粒乾燥機の穀温制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12310086A JPS62280573A (ja) 1986-05-28 1986-05-28 穀粒乾燥機の穀温制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62280573A true JPS62280573A (ja) 1987-12-05

Family

ID=14852196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12310086A Pending JPS62280573A (ja) 1986-05-28 1986-05-28 穀粒乾燥機の穀温制御装置

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JP (1) JPS62280573A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011163603A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Satake Corp 循環式穀物乾燥機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011163603A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Satake Corp 循環式穀物乾燥機

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