JPS62252882A - 穀粒乾燥機の乾燥制御装置 - Google Patents
穀粒乾燥機の乾燥制御装置Info
- Publication number
- JPS62252882A JPS62252882A JP9651986A JP9651986A JPS62252882A JP S62252882 A JPS62252882 A JP S62252882A JP 9651986 A JP9651986 A JP 9651986A JP 9651986 A JP9651986 A JP 9651986A JP S62252882 A JPS62252882 A JP S62252882A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drying
- rate
- moisture
- grain
- loss rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000001035 drying Methods 0.000 title claims description 100
- 239000004464 cereal grain Substances 0.000 title 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 4
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 claims description 2
- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 description 38
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 14
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 14
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 14
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 9
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 8
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 5
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、a内を循環しなから穀粒を乾燥させる穀粒乾
燥機の改良に関するものである。
燥機の改良に関するものである。
(従来の技術)
収穫した穀粒をこの種の装置で乾燥させるときには、貯
留室に穀粒を張込んだのち、その穀粒を乾燥室に導いて
乾燥させ、さらに貯留室に再び戻すというように穀粒を
循環させつつ乾燥する。
留室に穀粒を張込んだのち、その穀粒を乾燥室に導いて
乾燥させ、さらに貯留室に再び戻すというように穀粒を
循環させつつ乾燥する。
この間、水分計で穀粒の水分値を測定し、その測定した
水分値の単位時間あたりの変化率(以下、乾減率という
)を検出し、この検出乾減率があらかじめ設定した基準
乾減率となるように、乾燥熱源からの熱風温度を上昇ま
たは低下させて乾燥制御を行っていた。
水分値の単位時間あたりの変化率(以下、乾減率という
)を検出し、この検出乾減率があらかじめ設定した基準
乾減率となるように、乾燥熱源からの熱風温度を上昇ま
たは低下させて乾燥制御を行っていた。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、未熟米(青米)の混入率が通常よりも大きいと
きに、あらかじめ設定した基準乾減率に基づいて乾減率
制御を行うと、未熟米から整粒(正常米)への吸湿量が
多くなって、穀粒が胴割れを起こしやすいという問題が
ある。
きに、あらかじめ設定した基準乾減率に基づいて乾減率
制御を行うと、未熟米から整粒(正常米)への吸湿量が
多くなって、穀粒が胴割れを起こしやすいという問題が
ある。
さらに、乾燥初期において、穀粒間で水分むらがあると
きには、その検出乾減率の精度が低下し、この低下した
検出乾減率をあらかじめ設定した基準乾減率と比較して
乾減率制御を行うと、かえって穀粒が胴割れを起こしや
すいという問題がある。
きには、その検出乾減率の精度が低下し、この低下した
検出乾減率をあらかじめ設定した基準乾減率と比較して
乾減率制御を行うと、かえって穀粒が胴割れを起こしや
すいという問題がある。
本発明は、これらの点に鑑み、未熟米の混入率が高いと
きや水分むらが大きいときに、基準乾減率を低くして乾
減率制御を行うようにし、穀粒の胴割れを防止すること
を目的とする。
きや水分むらが大きいときに、基準乾減率を低くして乾
減率制御を行うようにし、穀粒の胴割れを防止すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段)
かかる目的を達成するため、本発明は第1図に示すよう
に、乾燥中における穀粒の水分値を測定する水分計20
と、 当該水分計20で測定した水分値の時間的変化により乾
減率を検出する乾減率検出手段Aと。
に、乾燥中における穀粒の水分値を測定する水分計20
と、 当該水分計20で測定した水分値の時間的変化により乾
減率を検出する乾減率検出手段Aと。
当該乾減率検出手段Aで検出した検出乾減率を、基準乾
減率発生手段Bで発生する基準乾減率と比較し、両者が
一致するように乾燥熱源りの熱量を制御する乾燥熱源制
御手段Cと、 前記水分計20で測定した各水分値からそのばらつきを
検出する水分値ばらつき検出手段Eと。
減率発生手段Bで発生する基準乾減率と比較し、両者が
一致するように乾燥熱源りの熱量を制御する乾燥熱源制
御手段Cと、 前記水分計20で測定した各水分値からそのばらつきを
検出する水分値ばらつき検出手段Eと。
当該水分値ばらつき検出手段Eで検出したばらつきが所
定値を越えたときに、基準乾減率発生手段Bが発生する
基準乾減率を低下ように指示する基準乾減率変更指示手
段Fとを備えてなるものである。
定値を越えたときに、基準乾減率発生手段Bが発生する
基準乾減率を低下ように指示する基準乾減率変更指示手
段Fとを備えてなるものである。
(作用)
すなわち、本発明は、第1図に示すように、例えば乾燥
初期における水分むらや未熟米の混入率の状態を、水分
値ばらつき検出手段Eが、水分計20で測定した各水分
値からそのばらつきを検出することによって求め、その
ばらつきが所定値を越えたときに、基準乾減率発生手段
Bの発生する基準乾減率を低下するように、基準乾減率
変更指示手段Fが変更指示を行うようにしたものである
。
初期における水分むらや未熟米の混入率の状態を、水分
値ばらつき検出手段Eが、水分計20で測定した各水分
値からそのばらつきを検出することによって求め、その
ばらつきが所定値を越えたときに、基準乾減率発生手段
Bの発生する基準乾減率を低下するように、基準乾減率
変更指示手段Fが変更指示を行うようにしたものである
。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明実施例を説明する。
第2図は本発明を実施した穀粒乾燥機の概略断面図であ
り、1は乾燥機の貯留室であり、その底部に2対の流穀
板2を下方に行くに従い間隔が狭くなるようにして傾斜
して取付け、各流穀板2によって流穀室3を形成する。
り、1は乾燥機の貯留室であり、その底部に2対の流穀
板2を下方に行くに従い間隔が狭くなるようにして傾斜
して取付け、各流穀板2によって流穀室3を形成する。
流穀板2の各下辺には多孔板としての網板4を2枚づつ
平行に接続し、その間に乾燥室5を形成する。そして、
貯留室1の中心寄りに設けた内側の2枚の網板の間に乾
燥熱源であるバーナlOを設置した熱風室6を形成し、
外側の2枚の網板4.4と左右の機壁7との間に排風室
8を形成し、その排風室8の排風ファン9と連設する。
平行に接続し、その間に乾燥室5を形成する。そして、
貯留室1の中心寄りに設けた内側の2枚の網板の間に乾
燥熱源であるバーナlOを設置した熱風室6を形成し、
外側の2枚の網板4.4と左右の機壁7との間に排風室
8を形成し、その排風室8の排風ファン9と連設する。
11は樋状に形成した集穀室であり、その底部に横送ラ
セン12を架設し、その終端を昇降Ja13の下部入口
に連結する。14は乾燥室5の下端出口に軸支したロー
タリバルブであり、その回転により貯留室1の穀粒を乾
燥室5を経て集穀室11に流出させる。
セン12を架設し、その終端を昇降Ja13の下部入口
に連結する。14は乾燥室5の下端出口に軸支したロー
タリバルブであり、その回転により貯留室1の穀粒を乾
燥室5を経て集穀室11に流出させる。
昇降機13の上部出口は、貯留室lの天井に設置した船
殻ラセン15に連結し、この船殻ラセン21の出口を貯
留室lにのぞませる。
殻ラセン15に連結し、この船殻ラセン21の出口を貯
留室lにのぞませる。
21は外気温度を測定するために機壁7に取付けた外気
温センサ、22は外気湿度を測定するためにm!!!7
に取付けた外気温度センサである。また、20は乾燥中
穀粒の1粒づつの含水率を測定する水分計であり、流穀
室3内に設置する。
温センサ、22は外気湿度を測定するためにm!!!7
に取付けた外気温度センサである。また、20は乾燥中
穀粒の1粒づつの含水率を測定する水分計であり、流穀
室3内に設置する。
23は流穀室3内に設置した穀温センサ、24は排風室
8内に設置した排気温センサ、25は熱風室6に設置し
た熱風温センサである。また26はバーナ10に燃料を
供給する燃料ポンプであり、27はバーナlOに供給す
る燃料を調節する燃料バルブである。
8内に設置した排気温センサ、25は熱風室6に設置し
た熱風温センサである。また26はバーナ10に燃料を
供給する燃料ポンプであり、27はバーナlOに供給す
る燃料を調節する燃料バルブである。
第3図は本発明実施例の制御系の一例を示すブロック図
である。
である。
図において、30はマイクロプロセッサ形態のCPU
(中央処理装置)であり、例えば第4図に示すような各
種判断等を行い、後述のように各構成要素を制御する。
(中央処理装置)であり、例えば第4図に示すような各
種判断等を行い、後述のように各構成要素を制御する。
31は例えば乾燥ボタン、張込ボタン、排出ポタン、停
止ボタンなどを配置した操作入力設定器であり、入力回
路32を介してCPU30と接続する。また、水分計2
0および各センサ21〜25をA/D変換部33を介し
てCPU30と接続する。
止ボタンなどを配置した操作入力設定器であり、入力回
路32を介してCPU30と接続する。また、水分計2
0および各センサ21〜25をA/D変換部33を介し
てCPU30と接続する。
34は出力回路35を介してCPU30と接続する表示
部であり、この表示部34は各種の表示を行う他に、後
述のように水分むらの大きいときにはその旨を表示する
ようにする。
部であり、この表示部34は各種の表示を行う他に、後
述のように水分むらの大きいときにはその旨を表示する
ようにする。
36はCPU30が各構成要素を制御するための制御手
順を記憶するリード・オンリーメモリ(ROM)と、測
定データ等の各種のデータをいったん記憶するランダム
−アクセス・メモリ(RA M)とからなる記憶装置で
ある。
順を記憶するリード・オンリーメモリ(ROM)と、測
定データ等の各種のデータをいったん記憶するランダム
−アクセス・メモリ(RA M)とからなる記憶装置で
ある。
37〜39はそれぞれCPU30と接続する出力回路で
あり・、出力回路37には搬送モータ40、ヒータ41
、水分計モータ42をそれぞれ接続し、出力回路38に
はファンモータ43を接続し、出力回路39には燃料ポ
ンプ26を接続する。
あり・、出力回路37には搬送モータ40、ヒータ41
、水分計モータ42をそれぞれ接続し、出力回路38に
はファンモータ43を接続し、出力回路39には燃料ポ
ンプ26を接続する。
次に、以上のように構成される実施例の動作例を第4図
のフローチャートを参照して説明する。
のフローチャートを参照して説明する。
乾燥が開始されると(ステップS1)、ステップS2で
は、作業者が張込ボタンによって設定した貯留室1への
穀粒の張込量を読取る。
は、作業者が張込ボタンによって設定した貯留室1への
穀粒の張込量を読取る。
ステップS3では、ステップS2で読み取った張込量に
応じて穀粒の乾燥機内における1循環時間を計算する0
次いで、ステップS4では1作業者によって設定され、
乾減率制御の際における基準乾減率となる設定乾減率を
読み取る。
応じて穀粒の乾燥機内における1循環時間を計算する0
次いで、ステップS4では1作業者によって設定され、
乾減率制御の際における基準乾減率となる設定乾減率を
読み取る。
ステップS5ではバーナlOが点火され、次のステップ
S6では乾燥初期における水分を測定する。すなわち、
ステップS6では、水分計20から1粒づつの測定デー
タを読み込み1例えばこれら測定データの所定m敗を平
均して穀粒の平均水分値を算出する。そして、F1粒が
機内を一循環する間に、そのような平均水分値を間欠的
に複数個算出する。
S6では乾燥初期における水分を測定する。すなわち、
ステップS6では、水分計20から1粒づつの測定デー
タを読み込み1例えばこれら測定データの所定m敗を平
均して穀粒の平均水分値を算出する。そして、F1粒が
機内を一循環する間に、そのような平均水分値を間欠的
に複数個算出する。
ステップS7では、上述のようにステップS6で求めた
複数個の平均水分値の中から最大値と最小値を抽出し、
その最大値と最小値から水分むらMDを算出する。
複数個の平均水分値の中から最大値と最小値を抽出し、
その最大値と最小値から水分むらMDを算出する。
ステップS8では、ステップS7で算出した水分むらM
Dが、例えば2%に一致するかまたはそれ以上かという
ように、所定値以上か否かが判定され、肯定判定のとき
にはステップS9に進む。
Dが、例えば2%に一致するかまたはそれ以上かという
ように、所定値以上か否かが判定され、肯定判定のとき
にはステップS9に進む。
そして、ステップS9では、ステップS4で読み取られ
た設定乾減率を一段低い乾減率に変更する0例えば、作
業者が乾減率を0.8%/Hとして設定してあれば、乾
減率が0.7%/Hを変更する。
た設定乾減率を一段低い乾減率に変更する0例えば、作
業者が乾減率を0.8%/Hとして設定してあれば、乾
減率が0.7%/Hを変更する。
ステップSIOでは、水分むらが大きいことを表示部3
4に表示する。
4に表示する。
次のステップSllでは、ステップS9で変更された乾
減率に基づいて乾減率制御を行う、すなわち1例えばス
テップS6で算出した平均水分値に基づいて単位時間あ
たりの変化率を検出し、この検出乾減率をステップS9
で変更された基準乾減率と比較する。そして、その両者
が一致するように、乾燥熱源であるバーナ10の燃焼量
を調節する。
減率に基づいて乾減率制御を行う、すなわち1例えばス
テップS6で算出した平均水分値に基づいて単位時間あ
たりの変化率を検出し、この検出乾減率をステップS9
で変更された基準乾減率と比較する。そして、その両者
が一致するように、乾燥熱源であるバーナ10の燃焼量
を調節する。
このように1本実施例では、乾燥初期における水分むら
が大きいときは作業者が設定した乾減率を一段低い乾減
率に変更して乾減率制御を行うようにしたので、乾燥速
度が遅くなって高水分穀粒から低水分穀粒への吸湿量が
小さくなり、胴割れを防止することができる。そして、
このように乾燥時間が延長することは、表示部34に水
分むらが大きいことを表示することによって作業者にわ
かるようにしたので1作業者はその旨を知ることができ
る。
が大きいときは作業者が設定した乾減率を一段低い乾減
率に変更して乾減率制御を行うようにしたので、乾燥速
度が遅くなって高水分穀粒から低水分穀粒への吸湿量が
小さくなり、胴割れを防止することができる。そして、
このように乾燥時間が延長することは、表示部34に水
分むらが大きいことを表示することによって作業者にわ
かるようにしたので1作業者はその旨を知ることができ
る。
なお、水分むらが解消したときには、変更した乾減率を
元の設定乾減率に戻し、その元の設定乾減率によって乾
減率制御を行うようにしてもよい。
元の設定乾減率に戻し、その元の設定乾減率によって乾
減率制御を行うようにしてもよい。
以上のように、本実施例では、設定乾減率を変更するた
めの条件として乾燥初期における穀粒の水分むらとした
が、これに代えて、単位穀粒に占める未熟米等の高水分
穀粒の比率(以下、未熟米混入率という)が大きいとき
に、設定乾減率を小さくし、これによって乾減率制御を
行うようにしてもよい。
めの条件として乾燥初期における穀粒の水分むらとした
が、これに代えて、単位穀粒に占める未熟米等の高水分
穀粒の比率(以下、未熟米混入率という)が大きいとき
に、設定乾減率を小さくし、これによって乾減率制御を
行うようにしてもよい。
すなわち、この場合には、水分計20から1粒づつの測
定データを経時的に複数個読み込み、その測定データの
中から例えばあらかじめ定めた値以上のものを未熟米に
かかる高水分測定データとして抽出するとともに、その
高水分測定データが全測定データに占める割合を算出し
、これを未熟米混入率とする。
定データを経時的に複数個読み込み、その測定データの
中から例えばあらかじめ定めた値以上のものを未熟米に
かかる高水分測定データとして抽出するとともに、その
高水分測定データが全測定データに占める割合を算出し
、これを未熟米混入率とする。
そして、その未熟米混入率が所定値以上のときに、作業
者が設定した設定乾減率を一段低い乾減率に変更し、そ
の変更された乾減率に基づいて乾減率制御を行うように
する。
者が設定した設定乾減率を一段低い乾減率に変更し、そ
の変更された乾減率に基づいて乾減率制御を行うように
する。
従って、未熟米が多いときには時間をかけてゆっくり乾
燥することになり、未熟米から整粒への吸湿量を小さく
できるので、窮割れを防止することができる。
燥することになり、未熟米から整粒への吸湿量を小さく
できるので、窮割れを防止することができる。
なお、以上説明した実施例では、乾燥初期における水分
むらに応じて設定乾減率を変更しで乾減率・制御を行う
場合と、未熟米の混入率に応じて設定乾減率を変更して
乾減率制御を行う場合についてそれぞれ説明した。しか
し、本発明はこれに限定されるものではなく、乾燥初期
における水分むらと未熟米混入率の両者とを併用して設
定乾減率を変更し、その変更した乾減率によって乾減率
制御を行うようにしてもよいこと勿論である。
むらに応じて設定乾減率を変更しで乾減率・制御を行う
場合と、未熟米の混入率に応じて設定乾減率を変更して
乾減率制御を行う場合についてそれぞれ説明した。しか
し、本発明はこれに限定されるものではなく、乾燥初期
における水分むらと未熟米混入率の両者とを併用して設
定乾減率を変更し、その変更した乾減率によって乾減率
制御を行うようにしてもよいこと勿論である。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、乾燥初期におけ
る水分むらが大きいことや未熟米の混入率が大きいこと
を水分計からの測定データのばらつきによって検出し、
そのばらつきが所定値を越えたときに基準乾減率を低く
して乾減率制御を行い、乾燥速度を遅くするようにした
ので、高水分側穀粒から低水分側穀粒への吸湿量が小さ
くなって、穀粒の胴割れを防止することができる。
る水分むらが大きいことや未熟米の混入率が大きいこと
を水分計からの測定データのばらつきによって検出し、
そのばらつきが所定値を越えたときに基準乾減率を低く
して乾減率制御を行い、乾燥速度を遅くするようにした
ので、高水分側穀粒から低水分側穀粒への吸湿量が小さ
くなって、穀粒の胴割れを防止することができる。
第1図は本発明の機能図、第2図は本発明実施例の概略
構成図、第3図はその制御系を示すブロック図、第4図
はその動作例を示すフローチャートである。 Aは乾減率検出手段、Bは基準乾減率発生手段、Cは乾
燥熱源制御手段、Dは乾燥熱源、Eは水分値ばらつき検
出手段、Fは基準乾減率変更指示手段、20は水分計。 特許出願人 井関7am株式会社 代 理 人 牧 舌部(ほか2名)第2図 If les 第4図
構成図、第3図はその制御系を示すブロック図、第4図
はその動作例を示すフローチャートである。 Aは乾減率検出手段、Bは基準乾減率発生手段、Cは乾
燥熱源制御手段、Dは乾燥熱源、Eは水分値ばらつき検
出手段、Fは基準乾減率変更指示手段、20は水分計。 特許出願人 井関7am株式会社 代 理 人 牧 舌部(ほか2名)第2図 If les 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 乾燥中における穀粒の水分値を測定する水分計と、 当該水分計で測定した水分値の時間的変化により乾減率
を検出する乾減率検出手段と、 当該乾減率検出手段で検出した検出乾減率を、基準乾減
率発生手段で発生する基準乾減率と比較し、両者が一致
するように乾燥熱源の熱量を制御する乾燥熱源制御手段
と、 前記水分計で測定した各水分値からそのばらつきを検出
する水分値ばらつき検出手段と、 当該水分値ばらつき検出手段で検出したばらつきが所定
値を越えたときに、基準乾減率発生手段が発生する基準
乾減率を低下ように指示する基準乾減率変更指示手段と
を備えてなる穀粒乾燥機の乾燥制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9651986A JPH0735950B2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 穀粒乾燥機の乾燥制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9651986A JPH0735950B2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 穀粒乾燥機の乾燥制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62252882A true JPS62252882A (ja) | 1987-11-04 |
JPH0735950B2 JPH0735950B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=14167387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9651986A Expired - Lifetime JPH0735950B2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 穀粒乾燥機の乾燥制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735950B2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-25 JP JP9651986A patent/JPH0735950B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0735950B2 (ja) | 1995-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS62252882A (ja) | 穀粒乾燥機の乾燥制御装置 | |
JPS62276390A (ja) | 穀粒乾燥機の乾燥制御装置 | |
JPS6373083A (ja) | 穀粒乾燥機の乾燥制御装置 | |
JPS63306387A (ja) | 穀物乾燥機の乾燥風量制御装置 | |
JPS62268983A (ja) | 穀粒乾燥機の乾燥制御装置 | |
JPS62255783A (ja) | 穀粒乾燥機における乾燥制御装置 | |
JP2517885B2 (ja) | 穀粒乾燥機における水分計制御装置 | |
JPH0735949B2 (ja) | 穀粒乾燥機における乾燥制御装置 | |
JPS63282476A (ja) | 穀物乾燥機の乾燥制御装置 | |
JPS63315882A (ja) | 穀物乾燥機の乾燥制御装置 | |
JPS63223483A (ja) | 穀物乾燥機の追加乾燥制御装置 | |
JPS58187779A (ja) | 循環式穀物乾燥機 | |
JPS63263382A (ja) | 穀物乾燥機の乾燥制御装置 | |
JPS63238388A (ja) | 穀物乾燥機の排気フアン制御装置 | |
JPS62272087A (ja) | 穀粒乾燥機の乾燥制御装置 | |
JPS63180075A (ja) | 穀物乾燥機の乾燥休止装置 | |
JPH0650225B2 (ja) | 穀粒乾燥機の乾燥制御装置 | |
JPS62252880A (ja) | 穀粒乾燥機における乾燥休止装置 | |
JPS63267879A (ja) | 穀物乾燥機の乾燥制御装置 | |
JPH0198886A (ja) | 穀粒乾操機におけるバーナの燃焼制御装置 | |
JPH07104306B2 (ja) | 穀物乾燥機の穀物水分デ−タ処理装置 | |
JPH0672743B2 (ja) | 穀物乾燥機における燃焼休止装置 | |
JPH01230977A (ja) | 穀物乾燥機における盾環速度制御装置 | |
JPS63194181A (ja) | 穀物乾燥機の乾燥制御装置 | |
JPS63306388A (ja) | 穀物乾燥機の乾燥制御装置 |