JPH01114687A - 穀物乾燥機の運転制御装置 - Google Patents
穀物乾燥機の運転制御装置Info
- Publication number
- JPH01114687A JPH01114687A JP27284487A JP27284487A JPH01114687A JP H01114687 A JPH01114687 A JP H01114687A JP 27284487 A JP27284487 A JP 27284487A JP 27284487 A JP27284487 A JP 27284487A JP H01114687 A JPH01114687 A JP H01114687A
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- Japan
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- moisture
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- grains
- drying
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- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 title 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims abstract description 26
- 238000010981 drying operation Methods 0.000 claims description 11
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 9
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は穀物乾燥機の運転制御装置に係り、特に穀物
が目標とする停止水分値に到達する以前に一旦乾燥運転
を・休止するようにした運転制御装置に関する。
が目標とする停止水分値に到達する以前に一旦乾燥運転
を・休止するようにした運転制御装置に関する。
[従来の技術]
従来の運転制御のしかたとしては、たとえば実開昭61
−124892号に開示された如く前記運転休止の時間
が所定時間に限定されていた。もしくは、手入力により
設定されていた。
−124892号に開示された如く前記運転休止の時間
が所定時間に限定されていた。もしくは、手入力により
設定されていた。
[発明が解決しようとする問題点コ
、 しかしながら、運転休止時間を一定とした場合には
、被乾燥穀物の水分値のバラツキに関係なく設定したた
め、安全を期して、少し過長な運転休止時間を設定する
こととなり、水分値のバラツキの小さいときには、不要
な運転休止をして乾燥作業を遅滞させる原因となった。
、被乾燥穀物の水分値のバラツキに関係なく設定したた
め、安全を期して、少し過長な運転休止時間を設定する
こととなり、水分値のバラツキの小さいときには、不要
な運転休止をして乾燥作業を遅滞させる原因となった。
あるいは又、手入力により時間設定を行う場合には、作
業者の経験や勘による判断に依存するため、作業者の経
験不足や判断の誤まりなどから、長すぎたり短すぎたり
して、必ずしも適正な運転休止時間の設定がなされてい
なかった。そのため、乾燥作業が延引したり、テンパリ
ングの効果が十分に得られないなどの不都合が生じてい
た。
業者の経験や勘による判断に依存するため、作業者の経
験不足や判断の誤まりなどから、長すぎたり短すぎたり
して、必ずしも適正な運転休止時間の設定がなされてい
なかった。そのため、乾燥作業が延引したり、テンパリ
ングの効果が十分に得られないなどの不都合が生じてい
た。
[発明の目的コ
この発明は、上記の問題を解消しようとするもので、被
乾燥穀物の水分値測定を行う際に、−度に複数回の測定
を行い、得られた測定値の平均値をもってそのときの測
定水分値としているが、その平均値に対する複数回の測
定値の偏差値を算出すると、この偏差値が乾燥の初期か
ら終期に到る間にさほど収束したり変化していない事実
に鑑み、この偏差値を基準値と比較することで穀物水分
のバラツキを推定し、このバラツキの大小に応じて、前
記運転休止時間を長短変化させるようにした穀物乾燥機
の運転制御装置を提供するにある。
乾燥穀物の水分値測定を行う際に、−度に複数回の測定
を行い、得られた測定値の平均値をもってそのときの測
定水分値としているが、その平均値に対する複数回の測
定値の偏差値を算出すると、この偏差値が乾燥の初期か
ら終期に到る間にさほど収束したり変化していない事実
に鑑み、この偏差値を基準値と比較することで穀物水分
のバラツキを推定し、このバラツキの大小に応じて、前
記運転休止時間を長短変化させるようにした穀物乾燥機
の運転制御装置を提供するにある。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するために、この発明は、所定の時間間
隔で穀物の水分を測定する測定部と、この測定部からの
出力信号を受けて測定水分値を演算するとともに所定度
数分の偏差値から平均偏差値を演算する演算部と、この
演算部で算定された前記平均偏差値と基準値とを比較す
る比較部と、この比較部からの出力信号を受けて各駆動
部に運転制御信号を発する制御部とを設け、前記測定水
分値が所定値に達したことをもって一旦乾燥運転を休止
せしめるとともに、前記平均偏差値の大小に応じて、前
記乾燥運転を休止する運転休止時間を変化させることを
特徴とする。
隔で穀物の水分を測定する測定部と、この測定部からの
出力信号を受けて測定水分値を演算するとともに所定度
数分の偏差値から平均偏差値を演算する演算部と、この
演算部で算定された前記平均偏差値と基準値とを比較す
る比較部と、この比較部からの出力信号を受けて各駆動
部に運転制御信号を発する制御部とを設け、前記測定水
分値が所定値に達したことをもって一旦乾燥運転を休止
せしめるとともに、前記平均偏差値の大小に応じて、前
記乾燥運転を休止する運転休止時間を変化させることを
特徴とする。
[作用コ
この発明の構成によれば、自動的に測定される穀物水分
の測定値を演算処理することで、被乾燥穀物の水分のバ
ラツキを推定し、これを予じめ設定した基準値と比較し
て、自動的に運転休止時間を設定する。
の測定値を演算処理することで、被乾燥穀物の水分のバ
ラツキを推定し、これを予じめ設定した基準値と比較し
て、自動的に運転休止時間を設定する。
[実施例]
以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図〜2図は、この発明を実施した穀物乾燥機であり
、第3図はその制御回路をブロック図で示す。図におい
て穀物乾燥機の本体lは、非通気性の周壁に囲まれた貯
留室2、通風部材3aで仕切られた穀物流下路3b、3
b、及び熱風路3C1排風路3d、3dとを具備する乾
燥室3、及び集穀室4とを上から順に重設したものであ
る。前記乾燥室3の前後にはバーナ5及び排風機6を装
着し、熱風がバーナ5から熱風路3c、穀物流下路3b
、3b、排風路3d、3dを経由して排風機6により吸
引、排除されるように構成する。また前記集穀室4には
前記穀物流下路3bの下端に位置する回転バルブ7.7
、及びその下方に続くV字型の樋の下端に位置するスク
リューコンベヤ8とを配備する。前記スクリューコンベ
ヤ8の搬送終端側には、これと連結する揚穀機9を立設
し、ざらに揚穀機9の上端に連結して上部スクリューコ
ンベヤ10を設け、その搬送終端を前記貯留室2の上部
中央部に位置し、適宜分散盤を設ける(図示せず)。さ
らに符号11は揚穀機9に取付けて乾燥中の穀物の水分
を測定する水分計であり、12は乾燥機全体の制御盤で
ある。制御盤12の内容を図3により説明すると、水分
計11の測定部11aは所定の時間間171(たとえば
30分間隔)で作動して穀物の水分値に応じた信号を発
し、演算部21に信号を送る。この演算部21は測定部
11aからの信号を受けて測定値を演算するとともに、
複数の測定値からその平均値(測定水分値とする)を、
又その平均値からの偏差値及び所定度数分の偏差値から
平均偏差値を算定し、信号を比較部24に送る。この場
合、所定度数は、少なくとも4時間程度の間に行われる
測定度数とすることが望ましい。この比較部24は、設
定部22の入力により、連続乾燥か、運転休止を行う休
止乾燥かの判定を行うと同時に、記憶部23に予じめ設
定された基準値を読み出して、この基準値と前記演算部
21からの平均偏差値との比較を行なう。経験的に設定
する基準値を複数個設定すれば、比較信号は多段に発せ
られることとなる。この比較部24からの出力信号を受
ける制御部25は、バーナ5、排風機6、スクリューコ
ンベヤ8、揚穀機9、上部スクリューコンベヤ10及び
水分計11等の駆動モータを含む駆動部26の運転、停
止の制御を行なう。
、第3図はその制御回路をブロック図で示す。図におい
て穀物乾燥機の本体lは、非通気性の周壁に囲まれた貯
留室2、通風部材3aで仕切られた穀物流下路3b、3
b、及び熱風路3C1排風路3d、3dとを具備する乾
燥室3、及び集穀室4とを上から順に重設したものであ
る。前記乾燥室3の前後にはバーナ5及び排風機6を装
着し、熱風がバーナ5から熱風路3c、穀物流下路3b
、3b、排風路3d、3dを経由して排風機6により吸
引、排除されるように構成する。また前記集穀室4には
前記穀物流下路3bの下端に位置する回転バルブ7.7
、及びその下方に続くV字型の樋の下端に位置するスク
リューコンベヤ8とを配備する。前記スクリューコンベ
ヤ8の搬送終端側には、これと連結する揚穀機9を立設
し、ざらに揚穀機9の上端に連結して上部スクリューコ
ンベヤ10を設け、その搬送終端を前記貯留室2の上部
中央部に位置し、適宜分散盤を設ける(図示せず)。さ
らに符号11は揚穀機9に取付けて乾燥中の穀物の水分
を測定する水分計であり、12は乾燥機全体の制御盤で
ある。制御盤12の内容を図3により説明すると、水分
計11の測定部11aは所定の時間間171(たとえば
30分間隔)で作動して穀物の水分値に応じた信号を発
し、演算部21に信号を送る。この演算部21は測定部
11aからの信号を受けて測定値を演算するとともに、
複数の測定値からその平均値(測定水分値とする)を、
又その平均値からの偏差値及び所定度数分の偏差値から
平均偏差値を算定し、信号を比較部24に送る。この場
合、所定度数は、少なくとも4時間程度の間に行われる
測定度数とすることが望ましい。この比較部24は、設
定部22の入力により、連続乾燥か、運転休止を行う休
止乾燥かの判定を行うと同時に、記憶部23に予じめ設
定された基準値を読み出して、この基準値と前記演算部
21からの平均偏差値との比較を行なう。経験的に設定
する基準値を複数個設定すれば、比較信号は多段に発せ
られることとなる。この比較部24からの出力信号を受
ける制御部25は、バーナ5、排風機6、スクリューコ
ンベヤ8、揚穀機9、上部スクリューコンベヤ10及び
水分計11等の駆動モータを含む駆動部26の運転、停
止の制御を行なう。
次にこのような構成における作用について説明する。ま
ず図示しない投入口から被乾燥穀物を投入すると、穀物
は前記の揚穀機9、上部スクリューコンベヤ10を経て
、本体1内に投入され、回転バルブ7.7で閉塞された
穀物流下路3b、3bに堆積し、次いで貯留室2内に充
満する。
ず図示しない投入口から被乾燥穀物を投入すると、穀物
は前記の揚穀機9、上部スクリューコンベヤ10を経て
、本体1内に投入され、回転バルブ7.7で閉塞された
穀物流下路3b、3bに堆積し、次いで貯留室2内に充
満する。
次に乾燥運転に入って前記回転バルブ7.7を回転する
と、穀物は穀物流下路3b、3bから流下して集穀室4
のスクリューコンベヤ8により一側に搬送され、揚穀機
9、上部スクリューコンベヤlOにより再び貯留室2内
に還元される。同時にバーナ5に点火されて燃焼により
発生する熱風は排風機6により吸引されて、穀物流下路
3b、3bを横切るように流通し、その際被乾燥穀物と
接触して、穀物を乾かす。穀物は乾燥室3で表面が乾き
貯留室2内で非通風状態におかれ、表面と内部との水分
差をなくすテンパリングを行う。このような循環を繰り
返すことで穀物は目標水分値に達するまで乾燥される。
と、穀物は穀物流下路3b、3bから流下して集穀室4
のスクリューコンベヤ8により一側に搬送され、揚穀機
9、上部スクリューコンベヤlOにより再び貯留室2内
に還元される。同時にバーナ5に点火されて燃焼により
発生する熱風は排風機6により吸引されて、穀物流下路
3b、3bを横切るように流通し、その際被乾燥穀物と
接触して、穀物を乾かす。穀物は乾燥室3で表面が乾き
貯留室2内で非通風状態におかれ、表面と内部との水分
差をなくすテンパリングを行う。このような循環を繰り
返すことで穀物は目標水分値に達するまで乾燥される。
ところが上記循環中のテンバリング作用を追跡してみる
と、−粒の内部における表面と内部との水分差はなくな
って穀物品質を損なわないのであるが、各−粒毎に異な
る水勢差を縮小させることができていなかった。そのこ
とからもっと長時間のテンパリングを行う必要があると
認識された。
と、−粒の内部における表面と内部との水分差はなくな
って穀物品質を損なわないのであるが、各−粒毎に異な
る水勢差を縮小させることができていなかった。そのこ
とからもっと長時間のテンパリングを行う必要があると
認識された。
そこでこの発明においては第4図にフローチャートで示
す制御内容を実現した。
す制御内容を実現した。
乾燥スイッチをオン(100)すると、ステップ101
に進み前記駆動部26の各モータ及び前記バーナ5が運
転を開始する。次いで水分計11の測定部11aが作動
して水分測定を行う(102)。この水分測定は、−度
に複数回の測定を行い、得られた測定値の平均値をもっ
て測定水分値とするものである。
に進み前記駆動部26の各モータ及び前記バーナ5が運
転を開始する。次いで水分計11の測定部11aが作動
して水分測定を行う(102)。この水分測定は、−度
に複数回の測定を行い、得られた測定値の平均値をもっ
て測定水分値とするものである。
次にステップ103に進み、休止乾燥か否かを判断する
。休止乾燥とは、被乾燥穀物が目標とする停止水分値に
到達する以前に、一旦乾燥運転を休止し、所定時間経過
後に再起動して停止水分値に達するまで乾燥を行うよう
に、運転休止時間を設けた乾燥方式をいう。このときN
o(休止乾燥でない)と判断すれば、次のステップ10
4で測定水分値が停止水分値に達したか否かを判断し、
達していない(No)のときは、ステップ105で30
分経過したか否かを判断し、30経過したら、前記ステ
ップ102に戻って水分測定を繰り返し、同様にして測
定水分値が停止水分値に達するまで乾燥を続ける。測定
水分値が停止水分値に達すると、ステップ106に進み
、まずバーナ5の運転を停止させ、次いでモータ等駆動
部26を停止させ(107)で、乾燥作業を終了する(
108)。
。休止乾燥とは、被乾燥穀物が目標とする停止水分値に
到達する以前に、一旦乾燥運転を休止し、所定時間経過
後に再起動して停止水分値に達するまで乾燥を行うよう
に、運転休止時間を設けた乾燥方式をいう。このときN
o(休止乾燥でない)と判断すれば、次のステップ10
4で測定水分値が停止水分値に達したか否かを判断し、
達していない(No)のときは、ステップ105で30
分経過したか否かを判断し、30経過したら、前記ステ
ップ102に戻って水分測定を繰り返し、同様にして測
定水分値が停止水分値に達するまで乾燥を続ける。測定
水分値が停止水分値に達すると、ステップ106に進み
、まずバーナ5の運転を停止させ、次いでモータ等駆動
部26を停止させ(107)で、乾燥作業を終了する(
108)。
又前記ステップ103で休止乾燥の設定がされている(
YES)の場合、ステップ109に進み、測定水分値が
休止水分に達したか否かを判断する。
YES)の場合、ステップ109に進み、測定水分値が
休止水分に達したか否かを判断する。
この休止水分とは穀物を乾かす目標である停止水分値よ
り少し高目に設定される水分値であって滞納した穀物を
長時間放置しても、穀物自体に変質を生じない範囲のも
のである。たとえば、籾においては17〜20%程度に
設定される。この判断で測定水分が休止水分に達してい
ないときはステップ11Oに進み30分経過したか否か
を待って、前記ステップ102に戻って再度水分測定を
行う。又測定水分値が休止水分に達したときは、ステッ
プ111に進み測定度数が9度以上になったか否かを判
断する。ステップ111で測定度数が9に達した場合、
つまり、4時間分の測定による偏差値(σl、σ2、・
・・σn)の平均値である平均偏差値σが得られると、
ステップ112に進み予じめ定めた基準値と比較して運
転休止時間を判定し、運転休止時間をセットする信号を
出力して(113)、乾燥運転を休止する。(114)
設定された休止時間が経過すると、ステップ115
に進み休止乾燥がリセットされて、乾燥運転を再開し、
駆動部26のモータ等及びバーナ5が始動する(116
)。そしてステップ102に戻り水分測定を重ねて、測
定水分値が停止水分値に達するまで乾燥が続けられる。
り少し高目に設定される水分値であって滞納した穀物を
長時間放置しても、穀物自体に変質を生じない範囲のも
のである。たとえば、籾においては17〜20%程度に
設定される。この判断で測定水分が休止水分に達してい
ないときはステップ11Oに進み30分経過したか否か
を待って、前記ステップ102に戻って再度水分測定を
行う。又測定水分値が休止水分に達したときは、ステッ
プ111に進み測定度数が9度以上になったか否かを判
断する。ステップ111で測定度数が9に達した場合、
つまり、4時間分の測定による偏差値(σl、σ2、・
・・σn)の平均値である平均偏差値σが得られると、
ステップ112に進み予じめ定めた基準値と比較して運
転休止時間を判定し、運転休止時間をセットする信号を
出力して(113)、乾燥運転を休止する。(114)
設定された休止時間が経過すると、ステップ115
に進み休止乾燥がリセットされて、乾燥運転を再開し、
駆動部26のモータ等及びバーナ5が始動する(116
)。そしてステップ102に戻り水分測定を重ねて、測
定水分値が停止水分値に達するまで乾燥が続けられる。
さらに又前記ステップ111で測定度数が9に達してい
ない(NO)場合にはステップ117に進み休止時間5
時間とセットされ、ステップ114で乾燥運転を休止す
る。なお、前記ステップ112における運転休止時間の
判定は、たとえば平均偏差値σが1より小さい場合には
2時間、1より大きく2より小さい場合には3.5時間
、2より大きい場合には5時間といった具合に基準値と
の比較で行う。又ステップ117で運転休止時間を一律
に5時間と設定したのは、平均偏差値σを得るに妥当な
データ数に達していないので安全を期しているためであ
る。この平均偏差値σを算定するには、測定度数に対応
する偏差値の総和を度数で除してうる方法や、約4時間
の間に得られる各測定値をプロットして得られる直線近
似式に基づいて、これから近似的に求めてもよい。又、
平均偏差値σに対して、休止時間をどう設定するかにつ
いては休止時の穀温とか、休止水分値などとも関係する
ので必ずしも一義的に定まらないが平均偏差値σが大き
いほど休止時間を長くすることが有効である。
ない(NO)場合にはステップ117に進み休止時間5
時間とセットされ、ステップ114で乾燥運転を休止す
る。なお、前記ステップ112における運転休止時間の
判定は、たとえば平均偏差値σが1より小さい場合には
2時間、1より大きく2より小さい場合には3.5時間
、2より大きい場合には5時間といった具合に基準値と
の比較で行う。又ステップ117で運転休止時間を一律
に5時間と設定したのは、平均偏差値σを得るに妥当な
データ数に達していないので安全を期しているためであ
る。この平均偏差値σを算定するには、測定度数に対応
する偏差値の総和を度数で除してうる方法や、約4時間
の間に得られる各測定値をプロットして得られる直線近
似式に基づいて、これから近似的に求めてもよい。又、
平均偏差値σに対して、休止時間をどう設定するかにつ
いては休止時の穀温とか、休止水分値などとも関係する
ので必ずしも一義的に定まらないが平均偏差値σが大き
いほど休止時間を長くすることが有効である。
[発明の効果]
これまで説明したように、この発明は、穀物水分の測定
値の平均偏差値、つまり被乾燥穀物の水分値のバラツキ
を基準値と比較することにより、そのバラツキの大きさ
を判断し、バラツキの大きさに対応する運転休止時間を
設定したので、■穀物の水分値のバラツキに応じたテン
バリング時間の設定が作業者の手数を要することなく正
確にできる。■したがって、不必要に長時間のテンバリ
ングを行うことがなく、乾燥作業を遅滞なく行いうる。
値の平均偏差値、つまり被乾燥穀物の水分値のバラツキ
を基準値と比較することにより、そのバラツキの大きさ
を判断し、バラツキの大きさに対応する運転休止時間を
設定したので、■穀物の水分値のバラツキに応じたテン
バリング時間の設定が作業者の手数を要することなく正
確にできる。■したがって、不必要に長時間のテンバリ
ングを行うことがなく、乾燥作業を遅滞なく行いうる。
■叉、バラツキの大きい穀物の場合であっても効果的な
テンパリングを行うことができる。
テンパリングを行うことができる。
等の効果が得られる。
図はこの発明の実施例を示すもので、第1図はこの発明
を実施した穀物乾燥機の側面図、第2図は同じく穀物乾
燥機の断面を簡略化して示す説明図、第3図は制御系を
示すブロック図、第4図は制御の流れを示すフローチャ
ートである。 2は貯留室、3は乾燥室、11は水分計、21は演算部
、23は記憶部、24は比較部、25は制御部である。
を実施した穀物乾燥機の側面図、第2図は同じく穀物乾
燥機の断面を簡略化して示す説明図、第3図は制御系を
示すブロック図、第4図は制御の流れを示すフローチャ
ートである。 2は貯留室、3は乾燥室、11は水分計、21は演算部
、23は記憶部、24は比較部、25は制御部である。
Claims (1)
- (1)ア、穀物に熱風を浴びせる乾燥室と穀物を非通風
下にてテンパリングする貯留室とを具備し、前記両室に
穀物を循環させて乾燥する穀物乾燥機において、 イ、所定の時間間隔で乾燥中の穀物の水分を測定する測
定部と、 ウ、この測定部からの出力信号を受けて測定水分値を演
算するとともに、所定度数分の偏差値から平均偏差値を
演算する演算部と、 エ、この演算部で演算された前記平均偏差値と基準値と
を比較する比較部と、 オ、この比較部からの出力信号を受けて各駆動部に運転
制御信号を発する制御部とを設け、 カ、前記測定水分値が所定値に達したことをもって、一
旦乾燥運転を休止せしめるとともに キ、前記平均偏差値の大小に応じて、前記乾燥運転を休
止する運転休止時間を変化させるク、ことを特徴とする
穀物乾燥機の運転制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27284487A JPH01114687A (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 穀物乾燥機の運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27284487A JPH01114687A (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 穀物乾燥機の運転制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01114687A true JPH01114687A (ja) | 1989-05-08 |
Family
ID=17519563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27284487A Pending JPH01114687A (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 穀物乾燥機の運転制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01114687A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01230980A (ja) * | 1988-03-08 | 1989-09-14 | Yamamoto Mfg Co Ltd | 穀物乾燥方法 |
JPH0493587A (ja) * | 1990-08-06 | 1992-03-26 | Kubota Corp | 除湿乾燥機 |
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1987
- 1987-10-28 JP JP27284487A patent/JPH01114687A/ja active Pending
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