JPS62254570A - フアクシミリ通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、通信時間が短縮化されたファクシミリ通信方
式に関する。

（従来の技術） 一般にファクシミリ通信においては画像情報の伝送に先
たち、例えば原稿サイズをＡ４にするか８４にするか、
又副走査線密度を３．８５１ｉｎｅ／Ｉｎにするか７．
７１ｉｎｅ／Ｉ１ｍにづるか等の画像情報の通（、ｆｆ
ｉに係わる各種パラメータの指定、および通信スピード
の設定と回線品質の確認などのために、あらかじめ規定
された伝送手順いわゆるプロトコルを実施している。

第３図は、ファクシミリ通信の国際的標準手段である０
３機の画像情報送出までの手順を示すもので、まず受信
側ファクシミリ装置から、その装置に関する前述した如
くの各種の通信パラメータを示す初期識別信号ＮＳＦ、
Ｃ８１，Ｄｉｓが送出される。

これに対して送信側ファクシミリ装置から前記初期識別
信号ＮＳＦ、Ｃ８１，Ｄｉｓに対応した各種の通信パラ
メータを設定するための受信命令信号ＴＳ１．ＤＣ８ま
たはＴＳｌ、ＮＳＳが送出され、更に引き続いて回線品
質を確認するためのトレーニングチェック信号ＴＣＰが
送出される。

このトレーニングチェック信号ＴＣＰのフォーマットと
しては１．５秒間の１１０１１連続信号が規定されてお
り、受信側ファクシミリ装置はこのデータをチェックし
、回線品質が良好なる場合には受信準備Ｗ認信号ＣＦＲ
を送出する。

送信側ファクシミリ装置は、受信準備ｉ認信号ＣＦＲを
受信すると画像情報の伝送を開始する。

このように従来のファクシミリ通信方式では、例えば送
信側ファクシミリ装置からトレーニングチェック信号Ｔ
ＣＰを一定時間送出するとともに、受信側ファクシミリ
装置では、受信したトレーニングチェック信号ＴＣＰが
定められた信号であるか否かを判定し、回線品質をＷ１
認して、送信側ファクシミリ装置に対して受信準備確認
信号ＣＦＲを送出する等のように、画像情報の伝送の前
に送信側と受信側のファクシミリ装置の間でいくつかの
制御信号の送受信を行なっている。

このため、画像情報を伝送する前の動作！１ｉ１Ｊ御も
含めた全体としての通信時間が長くなるという問題点が
あった。

（発明が解決しようとする問題点） このように上記従来のファクシミリ通信方式においては
、画像情報を伝送する前に、標準手順にもとづき各種の
制ｔｉｌ１号の交換を行なっているため全体としての通
信時間が長くなることになった。

そこで本発明では、特に送信側と受信側の７７・クシミ
リ装置間に、画＠箔報が伝送できるような状態を確立す
るまでの動作制御を短時間のうちに行なうきとができ、
全体としての通信時間を短縮化できるファクシミリ通信
方式を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決する４ための手段） 本発明のファクシミリ通信方式では、画像情報伝送用の
高速変復調方式と、制御信号を伝送するための低速変復
調方式とを切り替え、通信を行なうファクシミリ通信方
式において、前記低速変復調方式により送信側ファクシ
ミリ装置と受信側ファクシミリ装置とを回線に接続し、
前記画像情報が伝送可能な状態を確立した後、送信側フ
ァクシミリ装置では、前記高速変復調方式により前記制
御信号を少なくともその１部が誤り検出可能なる形態と
して伝送するとともに、受信側ファクシミリ装置では、
前記高速変復調方式により制御Ｉ信号を受信した後、当
該制御信号の誤り検出を行なうことによって前記回線の
品質を確認し、当該回線の品１１が良好なる場合には、
速かに前記送（ｆｆｉ側）７Ｉクシミリ装置に対して前
記画像情報の伝送開始を促すための受信準１ｔ５確認信
号を送出するようにしたものである。

（作用） 本発明のファクシミリ通信方式では、送信側と受信側の
ファクシミリ装置間に前記画像情報が伝送可能となる状
態を確立するための動作制御に用いる制御信号を高速の
モデムにより伝送することによって、上記動作制御と回
線品質のＮ認を同時に行なうことができ、従来のファク
シミリ通信方式のようにトレーニングチェック信号を伝
送し、その受信状態から回線の品質を確認するような手
順が不要となるため、全体としての通信時間の短縮化が
果せるようになる。

（実施例） 以下、本発明の実施制を添付図面にもとづいて詳細に説
明する。

第１図は、本発明に係るフ７・クシミリ通信システムの
一実施例を示すブロック図であり、送信側ファクシミリ
装ｒ１１１０と受信側ファクシミリ装置２０とが回Ｆｉ
１３０を介して接続されている。

これら送信側ファクシミリ装置１０および受信側ファク
シミリ装置２０は、それぞれ同様な構成によって成り、
装置相互間の状態監視等を含む全体的な通信制御を行な
う伝送制御部１１および２１、主として画像情報の伝送
に先だって行なわれる装置相互間の動作制御に必要な制
御信号の伝送に与かる制御信号用モデム１２および２２
、主として画像情報の伝送に与かる画像情報用モデム１
３および２３が具備されている。

一般に上述した制御信号は、着信状態の如何によっては
、相互のファクシミリ装置１０および２０を正常にＤ作
させることができなくなる等、画像情報を送り得るか否
かまで決定する重要な信号であり、速度よりも確実性を
重視して伝送されることが望まれる。

このため、通常、前記制御信号の伝送に与かる制御信号
用モデム１２および２２には、回線３０上のノイズ等の
影響を受けにくい、伝送速度３００ｂｐｓ程度の低速の
モデムが用いられる。

一方、画像情報は、情報層が多いため、できるだけ高速
で伝送されることが望まれる。

このため、通常、当該画像情報の伝送に与かる画像情報
用モデム１３および２３には、回線品質によって伝送速
度９６００ｂｐｓ〜２４００ｂｐｓの範囲内を適当に選
択し得る高速のモデムが用いられる。

従って両会情報用モデム１３および２３は、制御信号用
モデム１２および２２に対して３２〜８倍の高速性を有
している。

係る構成を有するファクシミリ通信システムにおけるフ
ァクシミリ通信方式を、第２図に示した伝送制御手順を
参照しつつ詳述する。

まず送信側ファクシミリ装置１０と受信側ファクシミリ
装＠２０とが回線３０に接続された後、前記受信側ファ
クシミリ装置２ｏは、伝送制御部２１の制御にもとづき
制御ｌＩ信号用モデム２２を用いて、この装置の各種通
信パラメータを示す初期識別信号として非標準機能識別
信号ＮＳＦ、被呼端末識別信号Ｃ８Ｉ、ディジタル識別
信号ＤＩＳを送出する。

ここで非標準機能識別信号ＮＳＦは、前記送信側ファク
シミリ装置１０に対して、国際的標準手順に規定されて
いないオプショナル機能情報を知らせるための信号であ
る。

また被呼端末識別信号Ｃ８Ｉは、前記受信側ファクシミ
リ装置２０の国際電話番号情報を、更にディジタル識別
信号Ｄ！Ｓは、国際的標準手順に即した原稿サイズ、コ
Ｊ走査線密度、モデム速度（通信速度）などの標準的な
情報を、それぞれ前記送信側ファクシミリ装置１０に伝
えるための信号である。

一方、送信側ファクシミリ装置１０は、伝送制御部１１
の制御にもとづき制御１（ｅ号用モデム１２を用いて受
信したこれらの初期識別信号ＮＳＦ。

Ｃ８１，ＤＩＳに対して、まずモデム速度を設定でるだ
めの受信命令信号として非標準機能設定信号Ｎ５Ｓ１を
、再度前記制御信号用モデム１２を用いて送出する。

またこの後、前記非標準機能設定信号ＮＳＳ　１に続い
て、当該送イを側ファクシミリ装置１０の国際電話番号
情報ＴＳＩと、原稿サイズ、副走査線密度などのモデム
速度以外の通信パラメータを設定するための非標準機能
設定信号Ｎ５Ｓ２とを、画像情報用モデム１２を用いて
送出する。

このとき国際電話番号情報ＴＳＩおよび非標準機能設定
信号Ｎ５Ｓ２は、誤り検出が可能となるように構成され
る連続したピットシーケンスとして前記受信側ファクシ
ミリ装置２０に送られる。

これら受信命令信号のうち、先に送信側）７・クシミリ
装＠１０から送出される非標準機能設定信号Ｎ５Ｓ１は
、制御信号用モデム２２を用いて受信側ファクシミリ装
Ｗ１２０に受信される。

その後伝送制御部２１は、受信された非標準機能識別信
号Ｎ５Ｓ１を認識し、画像情報用モデム２３に対して当
該非標準機能設定信号Ｎ５Ｓ１に対応したモデム速度を
設定する。

これに対して非標準機能設定信号Ｎ５Ｓ１に引ぎ続ぎ前
記送信側ファクシミリ装置１０から送出された国際電話
番号情報ＴＳ＋および非標準機能識別信号Ｎ５Ｓ２は、
前述の如くモデム速度が設定された画像情報用モデム２
３を用いて受信側ファクシミリ装置２０に受信される。

その後伝送制御部２１は、受信されたこれらの国際電話
番号情報ＴＳＩおよび非標準機能設定信号Ｎ５Ｓ２の誤
り検出を行ない、誤りが検出されなかった場合には、速
やかに送信側ファクシミリ装ｒｆ！１０に対して、受信
準備確認信号ＣＦＲを送出する。

これと同時に前記伝送制御ａ部２１は、上述した国際電
話番号情報ＴＳＩおよび非標準機能設定信号Ｎ５Ｓ２に
対応した原稿→ノイズや副走査線密度などの各種の通信
パラメータを設定し、当該受信側ファクシミリ装置２０
を受信可能な状態に制御する。

そして送信側ファクシミリ装置１０は、上記受信準備確
認信号ＣＦＲを受信すると、伝送制御部１１の制御にも
とづぎ画像情報用モデム１３を用い、当該画ゆ情報用モ
デム１３に設定されたモデム速度で画像情報の伝送を開
始する。

このように本発明のファクシミリ通信方式では、制叩信
号の１部を誤り検出ができる形態とし、送信側フ７・ク
シミリ装置１０から高速モデムにより送出するとともに
、受信側ファクシミリ装置２０では、前記制御信号の誤
り検出によって回線品質を確認するようにしているため
、この回線品１１をｉ９認するために従来のファクシミ
リ通信方式のようにトレーニングチェック信号ＴＣＰを
送出する手順は省くことができる。

尚、従来この種のトレーニングチェック信号ＴＣＰは、
受信側ファクシミリ端末で確認された後は破棄されるの
みであったため、本発明のようにこのトレーニングチェ
ック信号ＴＣＰの代わりに制御信号の１部を用いること
によっても伝送動作上の不都合は生じない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明のファクシミリ通信方式によ
れば、送信側と受信側のファクシミリ装置間に両会情報
が伝送可能な状態を確立するまでの動作制御に用いられ
る制御信号の１部を、少受信側では前記υＩａｌｌ信号
の誤り検出にもとづき回線品質を確認し、回線品質が良
好なる場合には速やかに送信側から画像情報の伝送を開
始させるようにしたため、上記動作制御を含む全体とし
ての通信時間を大巾に短縮できるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係るファクシミリ通信システムの１
実施例を概念的に示すブロック図、第２図は、本発明の
ファクシミリ通信方式に係る伝送制御手順を示す図、第
３図は、従来のファクシミリ通信方式に係る伝送手順を
示す図である。 １０・・・送信側ファクシミリ装置、２０・・・受信側
ファクシミリ装置、３０・・・回線、１１．２１・・・
伝送制御部、１２．２２・・・制御信号用モデム、１３
゜２３・・・画像情報用モデム

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の伝送速度のうちから回線の品質に応じた適当な伝
   送速度を選択して通信することができる画像情報伝送用
   の高速変復調方式と、制御信号を伝送するための低速変
   復調方式とを切り替え、通信を行なうファクシミリ通信
   方式において、前記低速変復調方式により送信側ファク
   シミリ装置と受信側ファクシミリ装置とを回線に接続し
   、前記画像情報が伝送可能な状態を確立した後、送信側
   ファクシミリ装置では、前記高速変復調方式により前記
   制御信号を少なくともその１部が誤り検出可能なる形態
   として伝送するとともに、受信側ファクシミリ装置では
   、前記高速変復調方式により前記制御信号を受信した後
   、当該制御信号の誤り検出を行なうことによって前記回
   線の品質を確認し、当該回線の品質が良好なる場合には
   、速やかに前記送信側ファクシミリ装置に対して前記画
   像情報の伝送開始を促がすための受信準備確認信号を送
   出することを特徴とするファクシミリ通信方式。