JPS61189769A - 画信号送信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は画像、コード等のデータを電話回線を介して伝
送するデータ通信装置に関する。

（従来技術） 通常、ファクシミリ装置等のデータ通信装置は、電話に
より手動発呼する場合は、相手が通信中であったり、回
線が一杯の時オペレータがビジー音を聞いて通信ができ
ないことを確認していた。

ところが、近年時刻指定通信や、ワンタッチキーにより
受話器をオフフックしないでも自動発呼することが可能
となった。この為オペレータはビジー音の確認ができな
いので、装置が被呼局からの被呼局がファクシミリ装置
であることを示す被呼局識別信号により判断していた。

被呼局識別信号がかなり長い時間（例えば３５秒）たっ
ても検出できない場合に回線がビジーであるπを判断し
ていた。このように自動発呼時には回線のビジーの検出
に多くの時間を要していた。

又、回線のビジー音の周波数は通信手順を中断し、電話
呼出を行わせる為のＰＩＳ信号の周波数に近いのでビジ
ー音をＰＩＳ信号と間違えて、誤動作することがあった
。

その具体例を下記に説明する。第１図には、従来のファ
クシミリ装置におけるビジー音を受信した時の手順の一
例が図示されている。

第１図の（１）は、発呼側のオペレータが自動着信モー
ドにセットしているファクシミリ装置に゛電話をかけた
場合である。ここで１発呼側のオペレータが着呼側のオ
ペレータと通話をしたくて電話をかけた場合は、即時停
止トポタンを押すことが考えられる。この時、受信機側
のファクシミリ装置は、ビジー音をＰＩＳ信号と誤認し
て、オペレータ呼ひ出しモードへ進むことがあった。

また、第１図（２）は、画信号送信中に、送信機側のオ
ペレータが停止ボタンを、第１図（３）は、両信号受信
中に受信機側のオペレータが停止ボタンを押した例であ
る。このとき、ともに相手側のファクシミリ装置は、ビ
ジー音をＰＩＳ信号と１瀘認して、オペレータ呼び出し
モードへ進むことがあった＠ （目　　的） 未発明はトポの如き従来技術の欠点を解消したデータ通
信装置の提供を目的としており、その特徴とする所は回
線がビジーであることをビジー音により検出し、検出出
力により回線を解放するものである。

（実施例） 以下、図面により本実施例を説明する。

第２図には本実施例のファクシミリ装置のブロック図が
示されている。

図において２は電話回線２ａを電話器４又はハイブリッ
ド回路６に切替接続したり、直流ループの保持を行う網
制御装置（以下ＮＣＵ）、８は原稿を読取り、２値化さ
れた画像信号を出力する読取回路、１０はＡＭ−ＰＭ−
ＶＳＢ変調器、１２はトーナル信号送出回路、１４は加
算回路、１６は回線のビジー音を検出するビジー音検出
回路、１８はトーナル信号検出回路で種々の周波数信号
を検出する。

２０１ｆＡＭ−ＰＭ−ＶＳＢ復調器、２２は復調データ
を順次記録紙上に記録する記録回路、２４は全体系を制
御する制御回路で、ＣＰＵ。

ＲＯＭ　、ＲＡＭ等から構成される。

制御回路２４の割込入力端子にはビジー音検出回路１６
の検出出力が入力されており、割込がイネーブルの時に
は常時ビジー音を監視している。

以下、制御回路２４の制御フローチャート（第３図）を
参照して本実施例のファクシミリ装置の動作を説明する
。第３図（ａ）にメインフローチャー１・を、第３図（
ｂ）に割込が発生した時のイノタラプルルーチンを示し
ている。′ステップＳ３２において電話回線２ａをＮＣ
Ｕ２により電話器４に接続しておく。又、その他の回路
を初期化しておく。ステップ５３４で送信、受イ８、発
呼、被呼等の動作が行われると、ステップＳ３６でＮＣ
Ｕ２により電話回線２ａをハイブリッド回路６に接続す
ると共に、ビジー音検出回路１６からの割込を許可する
。

まず割込が発生しない場合について説明する。

ステップ５３８では前手順を実行する。前手順は、トー
ナル信号の送信（信号線２４ｄ、信号線２４ｅの制御に
より行う）、位相信号の送信（信ひ線２４ｃの制御によ
り行う）、トーナル信号の受信（信号線１８の入力によ
り行う）、位相信号の受信（信号線２０ａの入力により
行う）により行う。

ステップ５４０では、画伝送を実行している。

画伝送は、画信号の送信（信号線２４ｂの制御により行
う）、又は画信号の受信（信号線２４ｆの制御により行
う）により行う。

ステップＳ４２では、後手順を実行している。

後手順はトーナル信号の送信（信号線２４ｄ、信号線２
４ｅの制御により行う）、トーナル信号の受信（信号線
１８ａの入力により行う）により行う。

ステップＳ４４においては電話回線２ａを電話機４側に
接続する。すなわち信号線２４のａに信号レベル「φ」
の信号を出力する。モしてビジー音検出回路１６からの
割込入力をディスイネーブルしてステップ５４６で動作
を終了する。

第３図（ｂ）は、インタラブド処理を表わしている。

ステップＳ５０においては、ビジー音を確実に検出した
か否かが判断される。すなわち信号線１６ａが信号レベ
ルｒｌＪのままであるとステップＳ５４に進む、一方ビ
ジー音を検出していない。すなわち、信号線１６ａが信
号レベル「φ」である時はノイズ等により割込がかかっ
たと判断し、ステップＳ５２に進み、インタラブドから
メインルーチンへリターンする。

ステップＳ５４においては、電話回線２ａを電話機４側
に接続し、信号線２４ａに信号レベル「φ」の信号を出
力すると共に回線を解放し、ステップＳ４６に戻り動作
を終了する。

このように、送信又は受信等の通信動作中に常時ビジー
音を検出しているので、相手機が回線を通信中に断した
場合、或は発呼中に回線がビジーな場合にも速やかに装
置の通信動作を終了せしめることが可能となる。

又、ビジー音検出回路を他のトーナル信号の検出回路と
は別個に設けたので確実にビジー音を検出することが可
能となり、他の信号と間違えて誤動作を起こすことがな
い。

尚、本実施例においては画像データを送受信するファク
シミリ装置を例に説明したが、文章コード等のデータを
電話回線を介して伝送する他のデータ通信装置にも勿論
適用可能である。

又、回線を解放する際ビジー音を検出にょる解放である
事を表示又は記録する様構成してもよい。

（効　　果） 以上、詳細に説明した如く、本発明に依れば。

回線がビジーの場合、或は交信相手が回線を解放した場
合に速やかに通信動作を終了することができるので、速
やかに次の通信動作に移行することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図（１）　、（２）、（３）は、従来のファクシミ
リ装置間での通信手順を示す図、第２図は、本実施例の
ファクシミリ装置のブロック図、第３図（ａ）。 （ｂ）は、第２図制御回路２４の制御の流れ図である。 図において ２はＮＣＵ、４は電話機、６はハイブリッド回路、８は
読取回路、１０はＡＭ−ＰＭ−ＶＳＢ変調器、１２はト
ーナル信号送出回路、１４は加算回路、１６はビジー音
検出回路、１８はトーナル信号検出回路、２０はＡＭ−
ＰＭ−ＶＳＢ復調器、２２は記録回路、２４は制御回路
を夫々示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. データを電話回路を介して送信又は受信するデータ通信
   装置において、ビジー音を検出する検出手段、及びビジ
   ー音の検出により回線を開放する制御手段により成るこ
   とを特徴とするデータ通信装置。