JPS6225136A - 熱接着性を有する樹脂発泡シ−トの製造方法 - Google Patents
熱接着性を有する樹脂発泡シ−トの製造方法Info
- Publication number
- JPS6225136A JPS6225136A JP16526085A JP16526085A JPS6225136A JP S6225136 A JPS6225136 A JP S6225136A JP 16526085 A JP16526085 A JP 16526085A JP 16526085 A JP16526085 A JP 16526085A JP S6225136 A JPS6225136 A JP S6225136A
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- Japan
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- sheet
- hot
- resin layer
- heat
- adhesive resin
- Prior art date
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- Granted
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、表面に熱接着性樹脂層を有する熱可塑性発
泡樹脂シートの製造方法に関する。
泡樹脂シートの製造方法に関する。
熱可塑性樹脂発泡シート特にポリオレフィン系樹脂の架
橋発泡シート等は、優れた断熱性、衝撃吸収性、クッシ
ョン性等を有し、且つ真空成形等の二次加工が容易に行
えるため、各種の方面に利用されている。
橋発泡シート等は、優れた断熱性、衝撃吸収性、クッシ
ョン性等を有し、且つ真空成形等の二次加工が容易に行
えるため、各種の方面に利用されている。
しかし、一般にこれらの熱可塑性樹脂の発泡シートは紙
、木材、金属等の異種材料との接着性が悪いため、接着
にあたっては、発泡シートの被着面に予め接着性プライ
マー或いは硬化型接着剤を塗布したりするか、３０〜５
０μ程度の厚みの熱接着性樹脂層を形成している。
、木材、金属等の異種材料との接着性が悪いため、接着
にあたっては、発泡シートの被着面に予め接着性プライ
マー或いは硬化型接着剤を塗布したりするか、３０〜５
０μ程度の厚みの熱接着性樹脂層を形成している。
しかし、この方法では発泡シート上に上記処理層を施す
ため必要以上に厚い処理層が形成され経済的でななく、
また、一旦発泡させた後に処理層を形成するのは煩瑣で
あった。
ため必要以上に厚い処理層が形成され経済的でななく、
また、一旦発泡させた後に処理層を形成するのは煩瑣で
あった。
なお、発泡シートの表面にプラスチックのフィルムをラ
ミネートするにあたり、発泡性樹脂組成物からなるシー
トに熱可塑性樹脂の粘着シートを接合した後にこれを加
熱して膨張せしめることが、特開昭５２−１０１２８４
号公報に記載されている。
ミネートするにあたり、発泡性樹脂組成物からなるシー
トに熱可塑性樹脂の粘着シートを接合した後にこれを加
熱して膨張せしめることが、特開昭５２−１０１２８４
号公報に記載されている。
この発明者は、前記特開昭５２−１０１２８４号公報に
記載された技術は、圧縮強度、引張強度等の機械的強度
の改善を図るためにプラスチックフィルムを発泡シート
の表面に接合するものであって、発泡シートの表面接着
性を改善しようとするものではないが、これを参酌して
発泡前の発泡性樹脂シートに熱接着性樹脂層を形成し、
これを加熱発泡させれば、熱接着樹脂層は発泡膨張の際
に延伸されて所望の薄い熱接着性層が形成できるのでは
ないかと検討した。
記載された技術は、圧縮強度、引張強度等の機械的強度
の改善を図るためにプラスチックフィルムを発泡シート
の表面に接合するものであって、発泡シートの表面接着
性を改善しようとするものではないが、これを参酌して
発泡前の発泡性樹脂シートに熱接着性樹脂層を形成し、
これを加熱発泡させれば、熱接着樹脂層は発泡膨張の際
に延伸されて所望の薄い熱接着性層が形成できるのでは
ないかと検討した。
ところが発泡性樹脂シートに電子線を照射して架橋させ
るときに、熱接着樹脂層が加熱発泡の際に微細なひび割
れが生じたり、カール状態となって、良好な製品が得ら
れなかった。
るときに、熱接着樹脂層が加熱発泡の際に微細なひび割
れが生じたり、カール状態となって、良好な製品が得ら
れなかった。
この発明は、このようなひび割れやカール状態が発生せ
ずに、熱接着性樹脂層が架橋発泡シートに均一な所望厚
さに且つ緊密一体に形成された熱接着性樹脂層を有する
樹脂発泡シートを製造しようとすることを目的としてな
されたものである。
ずに、熱接着性樹脂層が架橋発泡シートに均一な所望厚
さに且つ緊密一体に形成された熱接着性樹脂層を有する
樹脂発泡シートを製造しようとすることを目的としてな
されたものである。
この発明の熱接着性を有する樹脂発泡シートの製造方法
は、発泡性樹脂組成物からなるシートの片面もしくは両
面に、架橋制御物質を含有させた熱接着性樹脂層を形成
し、これに電子線を照射した後前記シートを加熱発泡さ
せることを特徴とする。
は、発泡性樹脂組成物からなるシートの片面もしくは両
面に、架橋制御物質を含有させた熱接着性樹脂層を形成
し、これに電子線を照射した後前記シートを加熱発泡さ
せることを特徴とする。
この発明において、発泡性樹脂組成物は、熱可塑性樹脂
に発泡剤及びその他必要に応じて架橋助剤などの添加剤
を適宜混合したものであり、従来の発泡性樹脂シートの
製造に用いられる発泡性樹脂組成物と特に相違しない。
に発泡剤及びその他必要に応じて架橋助剤などの添加剤
を適宜混合したものであり、従来の発泡性樹脂シートの
製造に用いられる発泡性樹脂組成物と特に相違しない。
そして、熱可塑性樹脂としては電子線の照射により架橋
しうるちのであって、例えばポリエチレン、ポリプロピ
レンなどのポリオレフィン、エチレンーフロヒレン共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのオレフィン
共重合体、ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂が挙げら
れる。これらの樹脂の二種以上の混合物も使用し得るこ
と勿論である。なおオレフィン系樹脂が好適に用いられ
る。
しうるちのであって、例えばポリエチレン、ポリプロピ
レンなどのポリオレフィン、エチレンーフロヒレン共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのオレフィン
共重合体、ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂が挙げら
れる。これらの樹脂の二種以上の混合物も使用し得るこ
と勿論である。なおオレフィン系樹脂が好適に用いられ
る。
また、発泡剤としては、アゾジカルボンアミド、ジニト
ロソペンタメチレンテトラミン、Ｐ−Ｐ’オキシビス（
ベンゼンスルホニル）ヒドラジド等が用いられる。
ロソペンタメチレンテトラミン、Ｐ−Ｐ’オキシビス（
ベンゼンスルホニル）ヒドラジド等が用いられる。
この発明において、熱接着性樹脂層の形成に用いられる
樹脂としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの熱
接着性を有するポリオレフィン共重合体、またはこれら
を混合した樹脂が挙げられる。
樹脂としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの熱
接着性を有するポリオレフィン共重合体、またはこれら
を混合した樹脂が挙げられる。
そして、この熱接着性樹脂層には架橋抑制物質が添加さ
れるが、その物質としては例えばフェノール系芳香族ア
ミン類等のラジカル禁止剤が用いられる。
れるが、その物質としては例えばフェノール系芳香族ア
ミン類等のラジカル禁止剤が用いられる。
さらに、この熱接着性樹脂層の厚さは発泡性樹脂組成物
の発泡倍率により適宜決定されるものであるが、通常２
０〜４０μの厚さに形成され、この熱接着性樹脂層の形
成にあたっては、予めフィルム状に成形したものを発泡
性樹脂シートに接合する方法、熱接着性樹脂を押出ラミ
ネーション方式により接合する方法、多層押出金型を用
いる共押出法等採用できるが、押出ラミネーション方式
が特に好適である。
の発泡倍率により適宜決定されるものであるが、通常２
０〜４０μの厚さに形成され、この熱接着性樹脂層の形
成にあたっては、予めフィルム状に成形したものを発泡
性樹脂シートに接合する方法、熱接着性樹脂を押出ラミ
ネーション方式により接合する方法、多層押出金型を用
いる共押出法等採用できるが、押出ラミネーション方式
が特に好適である。
この発明方法においては、熱接着性樹脂層に架橋抑制物
質が含まれているので熱接着性樹脂層には電子線照射の
影響が少なく、後の加熱発泡工程で熱接着樹脂層が延伸
薄肉化される際に生ずるひび割れ、カール状態等の発生
が防止される。
質が含まれているので熱接着性樹脂層には電子線照射の
影響が少なく、後の加熱発泡工程で熱接着樹脂層が延伸
薄肉化される際に生ずるひび割れ、カール状態等の発生
が防止される。
低密度ポリエチレン（ＭＩｉ２、密度０．９２０）１０
０重量部に、発泡剤（アゾジカルボンアミド）１５重量
部を加えた発泡性樹脂組成物を、押出機で混練しＴダイ
を通してシート状（厚さ１．５鶴、巾３５０ｍ）に成形
した後、このシートの片面に、エチレン−酢酸ビニル共
重合体（ＭＩ；２０、密度０．９４、酢酸ビニル含有量
１５ｖｏｌ−χ）１００重量部に２．２°−メチレンビ
ス（４−メチル−６−ｔ−ブチルフェール）０．５重量
部を混合したものを、３０μの厚さに押出ラミネーショ
ン法で接合した。その後このシートに両面より２．２Ｍ
ｒａｄ の電子線照射を行なった後、２２０℃の温度
下において約４分間加熱熱して発泡させた。得られた発
泡シートは、厚さ３．５鶴、巾約Ｉ Ｑ ＯＯｘであり
、熱接着樹脂層は約３μの均一な層であって発泡シート
に密着一体したものであって、カール状態、ひび割れ等
は見られなかった。
０重量部に、発泡剤（アゾジカルボンアミド）１５重量
部を加えた発泡性樹脂組成物を、押出機で混練しＴダイ
を通してシート状（厚さ１．５鶴、巾３５０ｍ）に成形
した後、このシートの片面に、エチレン−酢酸ビニル共
重合体（ＭＩ；２０、密度０．９４、酢酸ビニル含有量
１５ｖｏｌ−χ）１００重量部に２．２°−メチレンビ
ス（４−メチル−６−ｔ−ブチルフェール）０．５重量
部を混合したものを、３０μの厚さに押出ラミネーショ
ン法で接合した。その後このシートに両面より２．２Ｍ
ｒａｄ の電子線照射を行なった後、２２０℃の温度
下において約４分間加熱熱して発泡させた。得られた発
泡シートは、厚さ３．５鶴、巾約Ｉ Ｑ ＯＯｘであり
、熱接着樹脂層は約３μの均一な層であって発泡シート
に密着一体したものであって、カール状態、ひび割れ等
は見られなかった。
この発明によれば、熱接着樹脂層を極めて薄くかつ均一
に形成でき、さらにその熱接着樹脂層は発泡シートに緊
密一体化された熱接着性発泡樹脂シートを容易に製造で
きる。
に形成でき、さらにその熱接着樹脂層は発泡シートに緊
密一体化された熱接着性発泡樹脂シートを容易に製造で
きる。
Claims (1)
- １、発泡性樹脂組成物からなるシートの片面もしくは両
面に、架橋制御物質を含有させた熱接着性樹脂層を形成
し、これに電子線を照射した後前記シートを加熱発泡さ
せることを特徴とする熱接着性を有する樹脂発泡シート
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16526085A JPS6225136A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 熱接着性を有する樹脂発泡シ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16526085A JPS6225136A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 熱接着性を有する樹脂発泡シ−トの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6225136A true JPS6225136A (ja) | 1987-02-03 |
| JPH0328310B2 JPH0328310B2 (ja) | 1991-04-18 |
Family
ID=15808943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16526085A Granted JPS6225136A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 熱接着性を有する樹脂発泡シ−トの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6225136A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02180173A (ja) * | 1988-07-11 | 1990-07-13 | James River Corp:The | ガス透過式マイクロ波反応性包装紙 |
-
1985
- 1985-07-25 JP JP16526085A patent/JPS6225136A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02180173A (ja) * | 1988-07-11 | 1990-07-13 | James River Corp:The | ガス透過式マイクロ波反応性包装紙 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0328310B2 (ja) | 1991-04-18 |
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