JPS6253819A - 導電性オレフイン系樹脂発泡体の製造方法 - Google Patents
導電性オレフイン系樹脂発泡体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6253819A JPS6253819A JP60194478A JP19447885A JPS6253819A JP S6253819 A JPS6253819 A JP S6253819A JP 60194478 A JP60194478 A JP 60194478A JP 19447885 A JP19447885 A JP 19447885A JP S6253819 A JPS6253819 A JP S6253819A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrically conductive
- thermoplastic resin
- olefin series
- series resin
- agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、導電性オレフィン系樹脂発泡体の製造方法
に関する。
に関する。
熱可塑性発泡樹脂シート、詩にポリオレフィン系樹脂の
架橋発泡シート等は、優れた断熱性、衝撃吸収性、クッ
ション性等を有し、且つ真空成形等の二次加工が容易に
行えるため、各種の方面に利用されている。
架橋発泡シート等は、優れた断熱性、衝撃吸収性、クッ
ション性等を有し、且つ真空成形等の二次加工が容易に
行えるため、各種の方面に利用されている。
しかし、これらのオレフィン系樹脂の発泡シートは導電
性が乏しくて帯電し易く、IC産業の他、その周辺機器
、装置産業やバイオテクノロジー、印刷、複写機など静
電気対策を必要とする分野において使用するには、帯電
防止性能を付加されることが要望されるようになってい
る。
性が乏しくて帯電し易く、IC産業の他、その周辺機器
、装置産業やバイオテクノロジー、印刷、複写機など静
電気対策を必要とする分野において使用するには、帯電
防止性能を付加されることが要望されるようになってい
る。
例えば、特開昭58−179241号公f13において
は、ポリオレフィン系熱可塑性樹脂10〜90重量部と
低結晶性熱可塑性樹脂10〜90重量部と導電性カーボ
ン5〜40重量部からなる組成物を架橋、発泡してなる
汚電性熱可塑性樹脂発泡体が提案されている。
は、ポリオレフィン系熱可塑性樹脂10〜90重量部と
低結晶性熱可塑性樹脂10〜90重量部と導電性カーボ
ン5〜40重量部からなる組成物を架橋、発泡してなる
汚電性熱可塑性樹脂発泡体が提案されている。
また、特開昭58−4205号公報には、プラスチック
発泡体の内外面をオルガノシロキサンの硬化膜で被覆さ
せた電波遮蔽材料が記載されている。
発泡体の内外面をオルガノシロキサンの硬化膜で被覆さ
せた電波遮蔽材料が記載されている。
前記特開昭58−179241号公報に記載された方法
は、導電性材料を樹脂に予めブレンドしこれを成形し、
架橋発泡させるもので、導電性材料をブレンドすること
によって、発泡性が悪(なって良好な発泡体を得にり(
、そのため、この公報に開示されているように、使用す
る樹脂が特定のものに限定される欠点がある。
は、導電性材料を樹脂に予めブレンドしこれを成形し、
架橋発泡させるもので、導電性材料をブレンドすること
によって、発泡性が悪(なって良好な発泡体を得にり(
、そのため、この公報に開示されているように、使用す
る樹脂が特定のものに限定される欠点がある。
また、後者の特開昭58−4205号公報に記載された
方法はプラスチック発泡体に導電性皮膜材料を塗布硬化
させるものであるため、使用する溶剤を飛散させるため
の乾燥設備を必要とし、設備的に煩瑣であり、また衛生
的にも問題がある。更に、その硬化膜の厚さも薄くする
には限界があり、必要以上に厚くなり経済的でない。
方法はプラスチック発泡体に導電性皮膜材料を塗布硬化
させるものであるため、使用する溶剤を飛散させるため
の乾燥設備を必要とし、設備的に煩瑣であり、また衛生
的にも問題がある。更に、その硬化膜の厚さも薄くする
には限界があり、必要以上に厚くなり経済的でない。
この発明は、このような欠点を解決しようとしてなされ
たものである。
たものである。
この発明の導電性オレフィン系樹脂発泡体の製造方法は
、発泡性オレフィン系樹脂組成物からなる架橋未発泡シ
ートの片面もしくは両面に、導電性熱可塑性樹脂層を形
成し、次いでこの積層体を加熱発泡させることを特徴と
する。
、発泡性オレフィン系樹脂組成物からなる架橋未発泡シ
ートの片面もしくは両面に、導電性熱可塑性樹脂層を形
成し、次いでこの積層体を加熱発泡させることを特徴と
する。
この発明において、発泡性オレフィン系樹脂組成物は、
オレフィン系樹脂に発泡剤及びその他必要に応じて架橋
助剤などの添加剤を混合したものであり、従来の発泡性
オレフィン系樹脂シートの製造に用いられる発泡性オレ
フィン系樹脂組成物と特に相違しない。
オレフィン系樹脂に発泡剤及びその他必要に応じて架橋
助剤などの添加剤を混合したものであり、従来の発泡性
オレフィン系樹脂シートの製造に用いられる発泡性オレ
フィン系樹脂組成物と特に相違しない。
そして、オレフィン系樹脂としては、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレンなどの単独重合体、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの
共重合体もしくはこれらの重合体の二種以上の混合物が
使用される。
ン、ポリプロピレンなどの単独重合体、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの
共重合体もしくはこれらの重合体の二種以上の混合物が
使用される。
また、発泡剤としては、アゾジカルボンアミド、ジニト
ロソペンタメチレンテトラミン、P−P″オキシビスベ
ンゼンスルホニル)ヒドラジド等が用いられる。
ロソペンタメチレンテトラミン、P−P″オキシビスベ
ンゼンスルホニル)ヒドラジド等が用いられる。
この発明において、導電性熱可塑性樹脂としては、導電
性充填材、帯電防止剤等を熱可塑性樹脂に配合したもの
であって、例えば、フィルム、シート状に成形したもの
などが積層にあたり好適に用いられる。この導電性熱可
塑性樹脂フィルムの厚さは、その後の発泡により更に薄
肉化され所望の厚さとされるので、発泡性オレフィン系
樹脂組成物の発泡倍率により適宜決定されるものである
が、予め20〜100μの厚さに形成するのが普通であ
る。
性充填材、帯電防止剤等を熱可塑性樹脂に配合したもの
であって、例えば、フィルム、シート状に成形したもの
などが積層にあたり好適に用いられる。この導電性熱可
塑性樹脂フィルムの厚さは、その後の発泡により更に薄
肉化され所望の厚さとされるので、発泡性オレフィン系
樹脂組成物の発泡倍率により適宜決定されるものである
が、予め20〜100μの厚さに形成するのが普通であ
る。
なお、この導電性熱可塑性樹脂フィルムを未発泡シート
に積層するにありっては、熱ラミネーシヨン法もしくは
押出ラミネーション法により達成され、両者は強固に一
体化される。
に積層するにありっては、熱ラミネーシヨン法もしくは
押出ラミネーション法により達成され、両者は強固に一
体化される。
発泡性シートの架橋は、電子線照射による架橋法、化学
的架橋法、シラン架橋法等が採用される。
的架橋法、シラン架橋法等が採用される。
この発明方法においては、発泡前の発泡性シートに、導
電性物質のフィルムを熱ラミネーシヨン法もしくは押出
ラミネーション法により積層するので両者は強固に一体
化し、その後加熱発泡により例えば20〜100μ程度
の厚さの導電性物質層が延伸薄肉化され数μ〜lOμ程
度の極めて薄い層が一体化される。したがって、均一な
層となり、帯電防止性能が長期にわたって持続する架橋
発泡体が得られる。
電性物質のフィルムを熱ラミネーシヨン法もしくは押出
ラミネーション法により積層するので両者は強固に一体
化し、その後加熱発泡により例えば20〜100μ程度
の厚さの導電性物質層が延伸薄肉化され数μ〜lOμ程
度の極めて薄い層が一体化される。したがって、均一な
層となり、帯電防止性能が長期にわたって持続する架橋
発泡体が得られる。
電子線照射による架橋を行った30倍に発泡し得るポリ
エチレンの押出架橋シートに、4.5XIO−’の体積
固有抵抗価(5RIS 2301−69 )を有する導
電性ポリエチレンフィルム(100μ)を押出ラミネー
ションした後に220℃オーブンで加熱発泡させたとこ
ろ、30倍発発泡加熱して発泡させたところ、表面に7
〜10μの厚さの導電性表皮を存する発泡体を得た。
エチレンの押出架橋シートに、4.5XIO−’の体積
固有抵抗価(5RIS 2301−69 )を有する導
電性ポリエチレンフィルム(100μ)を押出ラミネー
ションした後に220℃オーブンで加熱発泡させたとこ
ろ、30倍発発泡加熱して発泡させたところ、表面に7
〜10μの厚さの導電性表皮を存する発泡体を得た。
この導電性表皮層面の表面固有抵抗値を測定したところ
、6.5〜1.5X10−’であり、良好な帯電防止効
果、導電効果を奏していることが判明した。
、6.5〜1.5X10−’であり、良好な帯電防止効
果、導電効果を奏していることが判明した。
また、前記の電子線照射による架橋を行った30倍に発
泡し得るポリエチレンの押出架橋シートに、約1.0龍
Φの多数の孔を穿設した以外は前記と同様にしたところ
、表裏面の導電性ポリエチレンフイルムが孔部分まで通
じて一体化し、この孔を通じて表裏に導電性のある7〜
10μの厚さの導電性表皮を有する発泡体が得られた。
泡し得るポリエチレンの押出架橋シートに、約1.0龍
Φの多数の孔を穿設した以外は前記と同様にしたところ
、表裏面の導電性ポリエチレンフイルムが孔部分まで通
じて一体化し、この孔を通じて表裏に導電性のある7〜
10μの厚さの導電性表皮を有する発泡体が得られた。
このものの表面固有抵抗値は6.2 X 10−’〜1
.2X10−5であった。
.2X10−5であった。
この発明によれば、発泡前の発泡性シート片面もしくは
両面に、導電性熱可塑性樹脂層を形成し、その後加熱発
泡させるので、その加熱発泡の際例えば20〜100μ
程度の厚さの導電性物質層が延伸薄肉化され数μ〜10
μ程度の極めて薄い層が均一に一体化される。したがっ
て、帯電防止性能が長期にわたって持続した架橋発泡体
が得られる。
両面に、導電性熱可塑性樹脂層を形成し、その後加熱発
泡させるので、その加熱発泡の際例えば20〜100μ
程度の厚さの導電性物質層が延伸薄肉化され数μ〜10
μ程度の極めて薄い層が均一に一体化される。したがっ
て、帯電防止性能が長期にわたって持続した架橋発泡体
が得られる。
Claims (1)
- 1、発泡性オレフィン系樹脂組成物からなる架橋未発泡
シートの片面もしくは両面に、導電性熱可塑性樹脂層を
形成し、次いでこの積層体を加熱発泡させることを特徴
とする導電性オレフィン系樹脂発泡体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60194478A JPS6253819A (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 導電性オレフイン系樹脂発泡体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60194478A JPS6253819A (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 導電性オレフイン系樹脂発泡体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6253819A true JPS6253819A (ja) | 1987-03-09 |
JPH0327016B2 JPH0327016B2 (ja) | 1991-04-12 |
Family
ID=16325208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60194478A Granted JPS6253819A (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 導電性オレフイン系樹脂発泡体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6253819A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5759462A (en) * | 1994-10-14 | 1998-06-02 | Amoco Corporaiton | Electrically conductive tapes and process |
CN103804762A (zh) * | 2014-02-28 | 2014-05-21 | 浙江润阳新材料科技有限公司 | 一种高导热发泡材料 |
CN103804761A (zh) * | 2014-02-28 | 2014-05-21 | 浙江润阳新材料科技有限公司 | 一种导热防水垫 |
CN103818075A (zh) * | 2014-02-28 | 2014-05-28 | 浙江润阳新材料科技有限公司 | 一种高导热发泡复合材料 |
-
1985
- 1985-09-03 JP JP60194478A patent/JPS6253819A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5759462A (en) * | 1994-10-14 | 1998-06-02 | Amoco Corporaiton | Electrically conductive tapes and process |
CN103804762A (zh) * | 2014-02-28 | 2014-05-21 | 浙江润阳新材料科技有限公司 | 一种高导热发泡材料 |
CN103804761A (zh) * | 2014-02-28 | 2014-05-21 | 浙江润阳新材料科技有限公司 | 一种导热防水垫 |
CN103818075A (zh) * | 2014-02-28 | 2014-05-28 | 浙江润阳新材料科技有限公司 | 一种高导热发泡复合材料 |
CN103804762B (zh) * | 2014-02-28 | 2016-03-16 | 浙江润阳新材料科技有限公司 | 一种高导热发泡材料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0327016B2 (ja) | 1991-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH01286826A (ja) | 架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体の製造方法 | |
JPH0633022A (ja) | 粘着シートもしくはテープ用基材の製造方法、及び粘着シートもしくはテープ用基材、並びに粘着シートもしくはテープ | |
JPS6253819A (ja) | 導電性オレフイン系樹脂発泡体の製造方法 | |
JPS6319232A (ja) | 架橋ポリオレフイン系樹脂積層発泡体の製造法 | |
JP7078381B2 (ja) | ポリオレフィン系樹脂発泡体及びその成形体 | |
JP3152719B2 (ja) | ポリオレフィン系樹脂架橋発泡体 | |
JP3078089B2 (ja) | 車輌用内装成型品 | |
JPS62149431A (ja) | ポリオレフイン系樹脂発泡体の積層製品 | |
JP3006378B2 (ja) | 車両用内装成型品及びその製造方法 | |
JPH0748468A (ja) | 放射線架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体 | |
JPS63175041A (ja) | 放射線架橋厚物ポリプロピレン系樹脂発泡体およびその製造法 | |
JP3064654B2 (ja) | 電子線架橋ポリエチレン系発泡体 | |
JP4623606B2 (ja) | 内装材、発泡体およびその製造方法 | |
JPH06134909A (ja) | 表面が改質されたポリオレフィン系樹脂発泡体,粘接着性ポリオレフィン系樹脂発泡体及びその製造方法 | |
JPS6236433A (ja) | 架橋塩化ビニル系樹脂発泡体 | |
JPH09300509A (ja) | オレフィン系樹脂発泡シ−トとその製造方法 | |
JPH0218224B2 (ja) | ||
JP2634222B2 (ja) | 発泡シートの製造方法 | |
JPH11279315A (ja) | ポリオレフィン系樹脂発泡体およびその製造方法 | |
JPH01190735A (ja) | 放射線架橋厚物ポリプロピレン系樹脂発泡体の製造方法 | |
JP3311106B2 (ja) | 架橋ポリプロピレン系樹脂発泡シートの製造方法 | |
JPH08309902A (ja) | 積層体の製造方法 | |
JPH0361712B2 (ja) | ||
JPS62189144A (ja) | 連続気泡を有する架橋ポリオレフイン系樹脂発泡体およびその製造法 | |
JPS6225136A (ja) | 熱接着性を有する樹脂発泡シ−トの製造方法 |