JPS62251319A - 長尺製品の巻付結束仕上方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スライドファスナー、面フアスナ−、衣服用
各種テープ等の長尺製品を結束する長尺製品の巻付結束
仕上方法およびその装置に関するものである。

従来の技術 従来においては、長さの短い長尺製品等は例えば特開昭
６０−４５１２０号公報、特開昭６０−１８３３１８号
公報に示すように、製品の仕上装置から排出された短い
スライドファスナーをそのまま結束装置に供給し伸張し
た状態で結束しているが、長さの長い長尺製品は前記の
ような結束装置には供給できないので、手作業で適当な
長さに折畳んで束ね、これに紐や細巾テープ等をかけて
結束しているのが普通であった。

発明が解決しようとする問題点 したがって従来においては長さの長い長尺製品の結束は
手作業のため能率が悪く、また折畳みも整然と行うこと
が難しく、得られた結束製品の外観も良好でない等の問
題点を有していた。

そこで本発明は従来の問題点を解消し、長さの長い長尺
製品の結束作業の自動化が容易で、しかも高能率で体裁
よく結束することができる巻付結束仕上方法およびその
装置を提供することを目的としたものである。

問題点を解決するだめの手段 第１の発明の長尺製品の巻付結束仕上方法は、第１図に
示すように、巻付板２上の仮想円周上に複数の支持棒９
を突出させて、これに結束する長尺製品を供給し、まず
その先導端部を第６図に示すように支持棒９に挾持固定
し、次いで巻付板２を高速で回転して長尺製品を巻取シ
、長尺製品の終端部の接近を検出して巻付板２を低速回
転に切換え、そして長尺製品の終端部が巻付板２の上方
の所定位置に到達した時に回転を停止する。それから巻
付板２上に突出している支持棒９を引込めて、その上に
巻付積層して坦 いる長尺製品を下方に落し押圧して平担状に重積し、こ
の重積した長尺製品全第８図に示すように結束して長尺
製品の結束製品を得るようにしたものである。

まだ第２の発明の長尺製品の巻付結束仕上装置は、第１
の発明の方法を実施するための装置であって、長尺製品
の巻付機構１の下方に結束機構２０を設けた長尺製品の
巻付結束仕上装置において、前記巻付機構１を、高速低
速に切換可能な駆動源と連係して回転し、かつその表面
に長尺製品の先導端部を固定して巻付けを行うところの
仮想円周上に出没自在にした複数の支持棒９を備えた巻
付板２と、長尺製品の終端部の接近を検出して低速回転
への切換えを指令する検出装置１３と、長尺製品の終端
部が巻付板２の上方の所定位置に到達した時を検出して
巻付板１２＞を停止させる検出装置１８とから構成し、
また結束機構２０は、巻付板２によυ巻±１ 付積層した長尺製品を下方に押圧して平担状に重積する
ところの押え部１９と、重積した長尺製品の周囲を結束
し、溶着しその結束端を切断する装置とから構成した長
尺製品の巻付結束仕上装置によって長尺製品を結束する
ようにしたものである。

実施例 以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。

第１図は本発明の長尺製品の巻付結束仕上装置の要部の
斜視図であり、本装置は、上方に位置して長尺製品例え
ばスライドファスナー、面フアスナ−、被服用各種テー
プ等の比較的長さの長い長尺製品を巻付ける巻付機構と
、その下ぷ１ 方に位置して巻付けた長尺製品を平担状に重積してこれ
を結束する結束機構とからなっている。

なお本実施例は長尺製品の１例としてスライドファスナ
ーを適用した例について説明するが、面フアスナ−、被
服用各種テープ等の長尺製品においても同様に適用でき
るものである。

まず巻付機構１について説明すると、本機構１は、巻付
板２、支持棒用円板３、挾持棒用円板４の３個の円板を
有し、これらの円板はスライドファスナーＦの移送方向
に対して直角方向にその中心を同軸上にして順次並列し
て設けられている。

巻付板２は、スライドファスナーＦの移送路に最も近接
して配置されており、その板面上には、スライドファス
ナーＦを巻付ける支持棒９を出没させる支持棒挿通孔１
０が仮想円上に６個穿設されていて、その１個はスライ
ドファスナーの先導端部Ｆ。を挾持固定するため挾持棒
１１を移動させるところの円弧溝８と連通している。そ
して巻付板２は巻付板回転軸５を介して、高速、低速に
切換え可能な駆動源と連係しており、外部抵抗がかかっ
た時に空回シするように７リクシヨン方式によって回転
が伝達されるように構成されている。

次に支持棒用円板３は、巻付板２の背面に位置し、巻付
板回転軸５と同一中心軸とした支持棒用円板回転軸６に
取付けられており、該円板３の外周囲には等間隔に６本
の支持棒９が取付けられていて、支持棒用円板３ｆ、軸
方向に移動することによシ、巻付板２の支持棒挿通孔１
０を介して巻付板２の表面から出没するように構成され
ている。そして支持棒用円板５は巻付板２と互いに従動
して回転するようになっている。

なお第１図の実施例においては支持棒９は６本取付けて
いるが、長尺製品の種類、長短によづて本数を適宜増減
して配置してもよい。また支持棒９は、支持棒用円板の
軸方向の移動量を調節することによシ、巻付板２の表面
よシ突出する長さを、巻付ける長尺製品の巾によって種
々調整することもできる。

そして一番外側には、挾持棒用円板４が巻付板回転軸５
、支持棒用円板回転軸６と同一中心軸とした挾持棒用円
板回転軸７に取付けられており、挾持棒用円板４の外周
には１本の挾持棒１１が取付けられている。この挾持棒
１１は、巻付開始時にスライドファスナーの先導端部Ｆ
０を固定するもので、第３図に示すように巻付板２に穿
設した円弧溝８よシ突出し、挾持棒用円板回転軸７を回
転し円弧溝８内を移動させて、支持棒９との間にスライ
ドファスナーの先導端部Ｆ。を挟持するもので、巻付終
了時には円弧溝８内を逆に移動させて挾持を解除するよ
うに構成されている。そして挾持棒用円板４は巻付中巻
付板２に従動して回転するようになっている。なお第１
図の実施例において挾持棒１１が１本であるが、スライ
ドファスナーの先導端部Ｆｏ　　の固定時の巻付板２の
位置調整時間を短縮するため、第９図および第１０図に
示すように巻付板２の数ケ所に円弧溝８．８ａ、８ｂ。

８ｃ　、８ｄ　、８ｅを穿設し、これに合せて挾持棒１
１，１１ａ、１１ｂ、１１ｃ、１１ｄ。

１１ｅを複数本取付けて挟持固定を行ってもよい。また
挾持棒１１は、挾持棒用円板４を支持棒用円板３と各別
に軸方向に移動させて突出させてもよいが、支持棒用円
板５と密接させて一緒に軸方向に移動させて突出させ、
支持棒９との間で挾持するときのみ別個に挾持棒用円板
４を回転させるようにしてもよい。

また巻付板２の上流側には、スライドファスナーＦを送
出す送シローラとガイド板１２が設けてアシ、ガイド板
１２の途中にはエアシリンダー１４によって下降するよ
うにしたストッパー１５が設けである。このストッパー
１３はスライドファスナーＦに近接するようにセットし
、第６図（ハ）に示すようにスライドファスナーＦの終
端部に取付けであるスライダーＳと係合させてスライド
ファスナーＦの供給を停止させるものである。そしてガ
イド板２の下流には、巻付板２０表面と直交するように
水平ガイド板１５が設けてあシ、第６図（ロ）に示すよ
うにスライドファスナーの先導端部Ｆ。を挾持固定する
位置に誘導するようになっており、挾持固定が完了し巻
付けが開始される前に巻付板２から水平方向に後退して
離間するように構成されている。

なお水平ガイド板１５の両端の下方には光電管１６によ
るスライドファスナーの先導端部Ｆ。

の挾持固定の確認のための検出手段が施されている。そ
して挾持固定位置の上方にはエア吹込ノズル１７が設け
てあって、スライドファスナーの先一端部Ｆ。を第６図
（ロ）Ｋ示すように下垂させて検出が確実に行われるよ
うにしである。

なお長尺製品自体に柔軟性があって自己折曲するものは
エア吹込ノズル１７を設けなくともよい。そしてエア吹
込ノズル１７に隣設して反射型光電管１８が設けてあり
、巻付終了時に第６図に）に示すようにスライドファス
ナーＦの終端部を検出して巻付板２を停止させて、後述
の結束機構２０によシ結束した時に常にスライドファス
ナーの終端部が上面の所定位置に配置するように構成さ
れている。

次に結束機構２０について説明すると、結束機構２０は
、巻付機構１により支持棒９に巻付積層したスライドフ
ァスナーを、支持棒９を巻付板２よシ後遇させることに
より落下させ、押±！ え部１９によシ下方に押えつけて平担に重積したものに
結束材Ｔをかけて結束製品Ｐとするところのもので、本
機構２０は、巻付機構１の下方に位置し、巻付板２よシ
突出した支持棒９の下方位置には、長尺製品の巾よシや
や大きい間さるように配置されている１対の移動可能な
側板３０．３１と底板３２とからなる箱状部が設けられ
ておシ、この箱状部の側板３０，３１の下部中央には夫
々貫通孔が形成されていて、材 一方の側板３０の貫通孔には、結束材供給部２１、押込
部２２、結束材押え片２５が、また他方の側板３１の貫
通孔には、結束材挟持部２６、カッター２７、超音波ホ
ーン２８、結束材押え台２９が夫々向いあって設けられ
ている。

なお、上述の側板３０．５１のうち側板３１は、水平ガ
イド板１５近くまで延設してあシ、これにより支持棒９
に巻付けられるスライドファスナーの支持棒９より横方
向にずれるのを防ぐようになっている。

結束材供給部２１からは、塩化ビニールの細長片、塩化
ビニールをラミネートした紙等の細長片からなる結束材
Ｔが第１図および第８図（イ）に示すように８字状に中
程が底板３２に接するように送り出され、先端部は反対
側に設けた挟持部２６に弾性的に挾持される。一方箱状
部および巻付板２の上方には、エアシリンダーによシ上
下動するところの一口、形の押え部１９が設けられてお
シ、支持棒９に巻付積層したスライドファスナーを、そ
の支持棒９を後退させることによシ、結束材Ｔをかけ渡
した箱状部内に落下させ、その上方より押え部１９を下
降させて第８図（イ）に示すように積層したスライドフ
ァスナ５二 一を平担状に押えつけて重積した束状とするものである
。結束材供給部２１の下方に設けた押込部２２は、その
先端にカッター受は溝２３を備え、基部は超音波ホーン
の受は台２４が形成されていて、結束時に押圧している
押え部１９の中央の屈曲空間部を通して反対側に設けた
結束材の挟持部２６の上下の挾持部間に移動挿入され、
先端のカッター受は溝２３にカッター２７を挿入して結
束材での結束端部を切断する。

そして基部の超音波ホーンの受は台２４は前進移動した
時に、超音波ホーン２８が移動して当接して結束材Ｔを
溶融させて結束材Ｔ同士を接着する。また押込部２２の
下方に設けた結束材押え片２５は第８図仲）に示すよう
に反対側に設けた結束材押え台２９に結束材Ｔを押えつ
けて重積した束を結束する役目をなすものである。

そして底板５２は移動自在に構成されていて結束が完了
した時に結束製品Ｐを下方の開口部５３から落下させて
排出するように構成されている。

次に本発明の巻付結束仕上装置による長尺製品の結束方
法について説明する。なお長尺製品の一例としてスライ
ドファスナーの結束について説明する。

結束作業開始時は、巻付機構１は第１図および第６図（
イ）に示すように、巻付板２の円弧溝８が供給側にある
ように位置付けされ、支持棒用円板３は巻付板２に移動
接近し、巻付板２０表面から支持棒９が突出している。

そして水平ガイド板１５は巻付板２の表面に前進近接し
ており、ストッパー１３および押え部１９は上昇位置に
ある。また結束機構２０は、結束材でか第１図に示すよ
うにＵ字状にかけわたされ、底板３２は開口部３３を閉
鎖して配置されている。

まずスライドファスナーＦの巻付板２の支持棒９への巻
付けに先立って、スライドファスナーの先導端部Ｆ。の
支持棒９への固定が行われる。第３図および第６図（イ
）（ロ）は固定状況を示したもので、送りローラより送
シ出されたスライドファスナーＦは、ガイド板１２を通
って水平ガイド板１５上に第３図（イ）および第６図（
イ）の二点鎖線で示した状態に供給されエア吹込みノズ
ル１７が作動しスライドファスナーの先導端部Ｆｏ　　
を屈曲し、第６図（ロ）に示すように水平ガイド板１５
の下部に設けた光電管１６によシ屈曲した部分を検出し
、挾持棒用円板４を巻付板２に接近移動して、巻付板２
に設けた円弧溝８よシ第３図（ロ）に示すように挾持棒
１１を突出させる。次いで挾持棒１１を円弧溝８に涜っ
て移動させて、第３図（ハ）に示すように支持棒９との
間にスライドファスナーの先導端部Ｆ。を挾持して巻付
板２に固定する。固定完了を適宜の検出手段により検出
し、水平ガイド板１５を後退させ、ストッパー１３をス
ライドファスナーＦの表面に降下接近させてセットする
。これらの動作の完了後巻付板２を高速回転させてスラ
イドファスナーＦを複数の支持棒９上に巻付ける。

巻付けが進み、スライド７アスナーＦの後端部に近ずく
と、後端部に取付けであるスライダーＳが第６図（ハ）
に示すようにストッパー１３と係合してスライド７′ア
スナーＦの供給が停止され、巻付板２の回転はこのため
空回シ状態となシ、これによシ支持棒９に巻付けられて
いるスライドファスナーに張力がかが９たるみが除去さ
れる。そして巻付板２の回転が低速に切換えられ、スト
ッパー１３が上昇し、スライドファスナーＦの後端部が
巻付けられ、第６図に）に示すように反射型光電管１８
によシスライドファスナーＦの後端部を検出して巻付板
２０回転を停止する。これにより常にスライドファスナ
ーＦの後端部が巻付板の上流側の上方に位置するように
出ｌ 停止され、平担状に重積して結束したときに、第２図に
示すようにスライドファスナーの後端部が常に上面の体
裁よい位置に配置されるようにしたものである。なおス
ライドファスナーＦにおいてスライダーＳの取付位置が
不揃いであってもストッパー１３の係合によりスライダ
ーＳが第５図（ロ）に示すよう上止部まで摺動されて停
止されるため、結束されたときに常にスライダーＳが一
定位置に配置されて外観のよい結束製品Ｐができあがる
。巻付板２が所定位置で停止されると、支持棒用円板３
と挾持棒用円板４が巻付板２よシ移動離間して、支持棒
９が巻付板２の表面よシ引込み巻付積層されたスライド
ファスナーは結束機構２０の箱状部に落下し、上方にあ
った押え部１９がエアシリンダーにより下降されて第７
図（ロ）に示すように押え部１９によシ底板３２に押圧
されて平担状に重積される。

底板３２には結束材ＴかＵ字状に配置されているため、
平担状に重積されたスライドファスナーは第８図←）に
示すように結束材Ｔが周囲にかけ渡された状態となる。

そして結束機構２゜の押込部２２、結束材押え片２５が
、押え部１９の中央の屈曲空間部を通して移動し、第８
図（ロ）に示すように押込部２２の先端が結束材Ｔを引
張シながら上下の挟持部２６間に挿入する。

下方の結束材押え片２５は結束材Ｔを反対側の結束材押
え台２９に押付ける。次いで第８図（／ツに示すように
、カッター２７が移動してカッター受は溝２３に侵入し
て結束材Ｔを切断すると同時に、下方の超音波ホーン２
８も移動して、超音波ホーン受台に結束材Ｔを押付は結
束材で同士を溶融接着させる。これらの作業が終了する
と第８図（−１に示すように各部材は結束前の位置に戻
シ、底板３″２は移動して開口部３３を形成し、ここか
ら結−束されたスライドファスナーが落下排出される。

そして結束機構２ｏは、結束材供給部２１よシ結束材Ｔ
を再びＵ字状のくり出して次の結束作業のために待機す
る。以上のような方法によって長尺製品が結束され、こ
れを繰返すことにより次々に長尺製品の結束製品が作ら
れてゆく。

なお以上はスライダーＳを取付けであるスライドファス
ナーの結束について説明したが、面ファスナーや衣服用
各種テープ等の長尺製品にあっては第６図（／→に示す
ようなストッパーは適用できないので、長尺製品の後端
部を適宜手段先 で検出して巻付板２の駆動源を高速から低束に切換える
ようにするか、またはストッパーｔ−一時的にｌ４せて
長尺製品に押付けて、・ライダーとの保合による供給停
止と同様な作用をさせることにより、本発明の巻付結束
仕上方法および装置を適用することができる。

また長尺製品を前後の２個所で結束するときは巻付機構
の下方位置に結束機構を２台併設してセットすればよい
。

発明の効果 本発明は以上のような方法および構成であって、長尺製
品を巻付板に巻付は積層して、これ逍 をそのまま下方の結束機構に押付けて平担状に重積して
結束するようにしたため、比較的長い長尺製品であって
も容易に結束できると共に、巻付板において高速回転よ
シ低速回転に切換えて長尺製品の終端部が上方に位置す
るように回転を停止させて巻取り、これをそのまま下方
の結束機構に押付けて結束するため、長尺製品に巻きく
ずれを起さず能率よく、長尺製品の終端部を常に体裁の
よい位置に配置させた外観のよい結束製品を得ることが
できる。

そして長尺製品を巻付ける巻付板の支持棒の下方位置に
結束機構を設け、巻付板に巻付けた長尺製品を支持棒を
引込めることにより、そのまま下方に押付けて結束を行
うようにしたため、結束仕上装置として構成が簡単にな
り、しかも自動化が容易であって高い生産性が得られる
等優れた効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の長尺製品の巻付結束仕上装置の斜視図
、第２図は本発明によって得られた長尺製品の結束製品
の斜視図、第３図はスライドファスナーの先導端部を挟
持固定する順序を示した斜視図、第４図は巻付板と支持
棒、挾持棒との関係を示した斜視図、第５図はスライダ
ーを取付けたスライドファスナーの平面図、第６図は巻
付板への長尺製品の巻付開始より終了までを示した簡略
側面図、第７図は押え部の作用を示した簡略側面図、第
８図は長尺製品の結束の順序を示した説明図、第９図お
よび第１０図は巻付板に複数の円弧溝および挾持棒を配
し念他の実施例の側面図である。 １・・・巻付機構 ２・・・巻付板 ３・・・支持棒用円板 ４・・・挾持棒用円板 ９・・・支持棒 １１・・・挾持棒 １５・・・水平ガイド板 １９・・・押え部 ２０・・・結束機構 ２１・・・結束材供給部 ２２・・・押込部 ２７・・・カッター Ｆ・・・スライドファスナー Ｆｏ・・・スライドファスナー先導端部Ｓ・・・スライ
ダー Ｐ・・・結束製品 Ｔ・・・結束材 第１図 第４図 第５図 第６図 第６図 第９図 第１０図 ゞで

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）巻付板（２）上の仮想円周上に複数の支持棒（９
   ）を突出させ、これに長尺製品を供給し、まず長尺製品
   の先導端部を固定し、次いで巻付板（２）を高速回転さ
   せて長尺製品を巻取り、長尺製品の終端部の接近を検出
   して巻付板（２）を低速回転に切換へて、長尺製品の終
   端部が巻付板（２）の上方の所定位置に到達した時に回
   転を停止し、そして巻付板（２）上より支持棒（９）を
   引込ませて巻付積層した長尺製品を下方に落し押圧して
   平担状に重積し、この重積した長尺製品を結束して長尺
   製品の結束製品を得るようにしたことを特徴とする長尺
   製品の巻付結束仕上方法。
2. （２）長尺製品の巻付機構（１）の下方に結束機構（２
   ０）を設けた長尺製品の巻付結束仕上装置において、前
   記巻付機構（１）を、高速低速に切換可能な駆動源と連
   係して回転し、かつその表面に長尺製品の先導端部を固
   定して巻付けを行うところの仮想円周上に出没自在の複
   数の支持棒（９）を備えた巻付板（２）と、長尺製品の
   終端部の接近を検出して低速回転を指令する検出装置（
   １３）と、長尺製品の終端部が巻付板（２）の上方の所
   定位置に到達した時これを検出して巻付板（２）を停止
   させる検出装置（１８）とから構成し、また結束機構（
   ２０）は巻付板（２）により巻付積層した長尺製品を下
   方に押圧して平坦状に重積するところの押え部（１９）
   と、重積した長尺製品の周囲を結束し、溶着および切断
   を行う装置とから構成されていることを特徴とする長尺
   製品の巻付結束仕上装置。