JPS61178810A - テープによる結束方法 - Google Patents

テープによる結束方法

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JPS61178810A
JPS61178810A JP19816685A JP19816685A JPS61178810A JP S61178810 A JPS61178810 A JP S61178810A JP 19816685 A JP19816685 A JP 19816685A JP 19816685 A JP19816685 A JP 19816685A JP S61178810 A JPS61178810 A JP S61178810A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 この発明は結束装置のテープ案内機構に関し、紙や合成
樹脂からなるテープを使用して、紙片等の集積物を結束
するための結束装置のうち、結束用テープを案内支承す
るためのテープ案内機構に関している。
〈従来技術〉 従来より、各種カード、封筒等の紙片その他を多数重ね
合せた集積物に対して、紙等からなる結束用テープを使
用して、上記集積物を巻回した後、テープの端部を接着
する結束装置が使用されている。
そして、上記結束装置において、被結束物の周囲に結束
用テープを巻回する機構としては、結束装置のテーブル
上部にアーチ状のテープ案内路を設けておき、テーブル
下部からこのテープ案内路に結束用テープの先端を送り
出し、結束用テープをテープ案内路に沿って周回走行さ
せて、テープによるループを形成し、このループ内に被
結束物を挿入した状態で、結束用テープを絞り込んで、
被結束物の周囲に結束用テープを巻回する構造のものが
あり、具体的には、実公昭55−39765号公報、実
公昭56−4562号公報、実公昭56−45281号
公報等に開示されている。
しかし、上記先行技術の構造では、テーブル上面に大き
なアーチ状のテープ案内路が固定してあり、このアーチ
状のテープ案内路の中央に被結束物を挿入配置する必要
があるため、テープ案内路が被結束物の挿入取出しの邪
魔になると共に、装置全体の嵩が高く、大型になってし
まい、取扱い難い欠点があった。
しかも、上記構造では、結束用テープをテープ案内路に
沿って、確実に周回走行させないと、結束用テープが案
内路の途中に詰ったり、引掛ったりして、ループの形成
が困難になる問題もあり、そのため、テープの走行をス
ムーズに行うための機構が必要であり、前記先行技術に
も種々の機構が開示されているが、何れもテープ案内路
および結束装置が複雑になって、製造コストが高くつく
欠点がある。
そこで、上記アーチ状のテープ案内路の欠点を解消する
、テープの巻回機構として、旋回自在なアームで結束用
テープの先端を挟持じ、アームの旋回によって、被結束
物の周囲にテープを巻回する構造のものもあり、上記機
構として、本願発明者も特願昭55−124982号(
特開昭57−55811号参照)を提案したが、アーム
の作動機構が比較的複雑になるので、小型の結束装置に
は採用し難く、さらに改善が要望されていた。
〈目的〉 そこで、この発明の目的としては、上記従来技術の問題
点を解消し、テープの巻回機構が極めて簡単で操作し易
く、しかも装置全体の大きさも小さく、持ち運び可能な
程度に小形化できる結束装置を構成する、テープ案内I
aMAを提供することにある。
く構成〉 そして、上記目的を達成するための構成としては、熱接
着性結束用テープの通過溝を形成した被結束物載置用テ
ーブルの下方に、結束用テープの一端を挟持可能な挟持
機構を設けると共に、テープの途中から、順次通過溝を
通して、テーブル上方にテープを送り出すテープ走行機
構を設け、テーブル上方でテープによるループを形成可
能に構成した結束装置において、通過溝の左右両端に、
テープによるループの左右外側端を規制するテープ案内
部材を設けていることを特徴としている。
〈実施例〉 次いで、この発明の実施例について、図を参照しながら
以下に説明する。
第1図および第2図には、結束装置の全体構造を示して
おり、(1)(1)はテーブルであり、紙片等の集積物
からなる被結束物(A)を載置するものであり、デープ
ル(1) (11の前部と後部とが分離形成してあり、
前方側のテーブル(1)が開閉自在に設けてあって、テ
ーブル(1)の下方内部に取付けた機構部品の点検が、
容易に出来るようになっている。なお、第1図および第
2図は前方側のテーブル(1)を取外した状態であり、
第2図の二点鎖線部分が前方側のテーブル位置を示して
いる。
そして、前後のテーブル(1) (1)同士を突き合わ
せたときに、両者の合せ目に沿って、帯状の通過溝(1
0)が切欠形成されている。この通過溝(10)を、後
述する結束用テープが通過して、テーブル[1) (1
)上部でループを形成する。
(11)(12)はテープ案内部材となる案内板であり
、通過溝(10)の左右の端部に、互いに向き合って立
設してあり、各案内板(11H12)はテープの背面に
当接して、案内できるように形成しである。そして、一
方の案内板(12)は、テーブル(1)の下部に設けた
、結束用テープの巻反部(13)の上方に位置し、他方
の案内板(11)は、巻反部(13)から離れた位置に
設けられている。
そして、案内板(it)(12)は、巻反部(13)か
ら送り出された結束用テープ(T)がスムーズに走行し
易く、且つテーブル(1)の上方で、テープ(T)によ
るループ形状が確実に保持できる形状に形成してあり、
図示した実施例では、両案内板(11)(12)のテー
ブル(1)の下方部分については、まず案内板(12)
はテーブル(1)の直ぐ下方に略水平に配置されており
、案内板(11)は斜め下方に傾斜して略ノ字状に形成
されて、案内板(11)の先端は、案内板(12)の先
端よりも下方に位置している(第1図参照)。また、案
内板(11)(12)のうち、デープル(1)よりも上
方部分については、何れもテーブル(1)面の近くは略
垂直で、上端に向って互いに緩やかな傾斜で内側に湾曲
しており、両案内板(11)(12)の上端の延長線が
連続した緩やかなアーチ形状を構成するようになってい
る。
(11a)(12a)は各案内板(11012)のうち
、テーブル(1)よりも上方部分を覆って立設した案内
枠であり、互いに対向する内面側が開放形成してあり、
案内板(11)(12)の側面を覆い、案内枠(11a
)(12a)の内側面間の幅は、案内板(11)(12
)の幅よりも若干広く、また案内枠(lla)(12’
a)の高さは、案内板(11)(12)と略同高に形成
してあり、この案内枠(11a)(12a)は案内板(
11)(12)を保護すると共に、テープ(T)がテー
ブル(1)の上方の案内板(11)(12)に沿って、
ループを形成するときに、テープ(T)が前後にブレで
、案内板(11012)から外れたり、案内板(11)
(12)の幅以上に移動するのを防止している。
テーブル(1)のうち、案内板(11)に近い側の通過
溝(10)の、被結束物の載置位置となる、後方部分に
は、テーブル(1)の上面と同一面に、矩形状の受は板
(2が埋め込み設置しであると共に、受は板(2)はテ
ーブル(1)内から通過fiS(10)側へと水平移動
して、進退自在に形成してあり、後述する作動過程のう
ち、切断用カッタとの間にテープ(T)を挟持したり、
加熱押圧部(5)でテープ(T)同士を熱接着する際に
は、通過溝(10)側に進出し、テープ(T)をテーブ
ル(1)上方に送り出してループを形成する際には、通
過溝(10)から後方のデープル(1)内に後退して、
テープ(T)によるループ形成の邪魔にならないように
する。そして、受は板[2]の材質としては、テープ(
T)同士の熱接着時の高温に耐え得るように、鉄板等か
ら形成されている。
(3)はテーブル(1)下部の略中央で、通過溝(10
)の真下に設けられたテープ走行機構であり、巻反部(
13)から案内板(12)へ向けてテープ(T)を送り
出す、正回転(第1図時計回り)の送出ローラ(31)
と、この送出ローラ(31)および案内板(11)(1
2)等にて、テープ(T)から所定形状のループを形成
した後、被結束物(八)に対してテープ(T)を結束す
るための、逆回転(第1図反時計回り)の結束ローラ(
32)とを並設してあり、両ローラ(31)(32)は
何れも、モータ等にて駆動され、テーブル(1)の垂直
な背板(1a)に対して、固定取付されている。
また、各ローラ(31H32)の直上部には、各々自由
回転する補助ローラ(33)(34)が設けてあり、両
方の補助ローラ(33)(34)のうち、何れか一方を
選択的に、各々の直下の送出ローラ(31)または結束
ローラ(34)に当接するよう下降自在に、テーブル(
1)の背板(1a)に取付けである。即ち、巻反部(1
3)のテープ(■)を、案内板(11)から案内板(1
2)へと送り出す場合には、補助ローラ(31)が下縫
して、送出ローラ(31)との間にテープ(T)を挟ん
だ状態で当接し合うと共に、補助ローラ(34)は下降
せず結束ローラ(32)から離れている。そして、テー
プ(T)を被結束物(^)に対して結束する場合には、
上記とは逆に、補助ローラ(34)が下降して、結束ロ
ーラ(32)との間にテープ(T)を挟んだ状態で当接
し合うと共に、補助ローラ(33)は送出ローラ(31
)と離れている。なお、補助ローラ(33)および結束
ローラ(32)には、テープ(T)の走行を滑らかに行
なわせるために、小さな押えローラ(35H36)が設
けである。
(4)は挾持具であり、上下一対の開閉自在な挟持具部
材(4a)(4b)からなり、挟持具部材(4a)(4
b)でテープ(T)を挟持できると共に、挟持具(4)
全体を上下移動、回転およびtf′J後移動自移動自在
して、前記案内板(11)の下端とテーブル(1)面と
の間に取付けである。即ち、挾持具(4)は、送出ロー
ラ(31)と補助ローラ(35)の間の、テープ(旬の
送出個所の近くから、前記した受は板(aの側方付近ま
でを上下に移動すると共に、上下移動に伴って挟持具部
材(4a)(4b)の位置関係を上下で転換しながら、
挟持具(4)が略1回転するようになっている(第6図
参照)。また、挾持具(4)は、テーブル(1)の背面
側から通過溝(10)側へと前後に進出移動する。
次に、(5はテープ(T)の端部を熱接着するための加
熱押圧部であり、受は板(2)の下方で斜め前方から、
通過溝(10)に進出した受は板(2)の下面に当接す
る位置まで、移動自在に設けてあり、加熱押圧部(5)
には、結束装置全体の駆動源となる、モータ(図示せず
)と連結されて旋回自在なリンク(51)、このリンク
(51)の先端に連結された受は台(52)、受は台(
52)の上に固定されたヒータ(53)、および受は台
(52)の先端とリンク(51)の途中を連結する支持
杆(54)を有し、リンク(51)の旋回移動によって
、ヒータ(53)を受は板(2)側に移動させる。
なお、支持杆(54)にはスプリング等の弾性体が取付
けてあり、ヒータ(53)がテープ(T)を挟んで受は
板(′2Jの下面に当接するときに、テープ(T)の接
着面を、受は板(2)に対して、弾力的に抑圧できるよ
うになっている。
さらに、受は板(2)の下部には、テーブル(1)内か
ら通過溝(10)側へ進出移動できるテープ切断用のカ
ッタ板(21)が設けられており、細幅状のカッタ板(
21)を旋回自在に取付けて、テーブル(1)の背面側
で垂直下方に垂下した状態から、カッタ板(21)を上
方に旋回させて、水平に通過溝(10)を横断する位置
へと移動するようになっており、このとき、カッタ板(
21)が受は板(2)の下面に当接して、カッタ板(2
1)と受は板(21との間にテープ(T)の端部を挟持
できるようになっている。
そして、カッタ板(21)と受は板(′2Jによって挟
持したテープ(T)の端部に、ヒータ(53)の移動に
よって押圧された巻反部(13)側のテープ(T)が重
ね合され、ヒータ(53)によって所定温度まで加熱押
圧されて、テープ同士が熱接着された後、ヒータ(53
)が離れると同時に、カッタ板(21)が下方に旋回移
動して、巻反部側のテープ(T)を切断する。
上に説明した、各作動部材は何れも、リンク機構、カム
機構等を介して、互いに連動するように構成されており
、詳しい作動機構については説明を省略するが、通常の
結束機等と同様の機構が採用される。また、結束装置に
は、作動スイッチやクラッチ機構等も設けであるが、図
示を省略している。
結束用テープ(T)としては、紙その他の融着性のない
主材(1)の、少なくとも片面に、熱可塑性樹脂(P)
をラミネートしたテープ(■)(第5図)を用い、該テ
ープmを重ね合せて、ヒータ等で加熱することによって
、互いに熱接着可能なものであり、通常テープ幅20〜
50101程度のものが好ましい。
次に、上記の如く構成された、結束装置の作動について
、第3図[イ]〜[へ]および第4図[イ]〜[へ]に
基づいて、順次説明する。
まず、第3図[へ]および第4図[へ]には、1サイク
ルの作業工程が終了した状態、または作業工程に入る前
の状態を示しており、結束用テープ(T)は、巻反部(
13)から引き出されて、互いに離れている補助ローラ
(34)と結束ローラ(32)の間を通って、互いに当
接し合っている送出ローラ(31)と補助ローラ(33
)の間に挟み込まれる。そして、送出ローラ(31)と
補助ローラ(33)の間から出た、テープ(T)の先端
は、案内板(11)上端の直ぐ上付近(以下、単に下部
位置という)に下降し、通過溝(10)側に進出してい
る挾持具(4)に挾持されている。
この状態から、第3図[イ]および第4図[イ]に示す
ように、挾持具(4)が上方に移動し、受は板(aの下
方付近(以下、単に上部位置という)まで移動すると同
時に、図中反時計回りに略1回転すると、挟持具(4)
で挟持されたテープ(T)の端部と、巻反部(13)側
のテープ(T)の間に小さなループが形成される。
次いで、第3図[口]および第4図[口]に示すように
、送出ローラ(31)が正回転することによって、補助
ローラ(33)との間に挟んだテープ(T)を、巻反部
(13)から引き出して、案内板(11)に沿って送り
込む。すると、テープ(T)の端部は挟持具(4)で固
定されているので、送り込まれたテープ(T)は、案内
板(11)および案内板(12)に沿って上方に大きく
脹れ上り、テーブル(1)の上方に、案内板(11)(
12)の湾曲形状に沿った、大ぎなループを形成するこ
とになる。また、受は板(23をテーブル(1)の背面
側から通過溝(10)側に進出させた後、テープ(T)
によるループの中央に被結束物(A)を挿入して、受は
板(2)の上部に載置する。
次に、第3図[ハ]および第4図[ハ]に示すJ:うに
、カッタ板(21)が旋回作動して、テーブル(1)の
背面側から通過溝(10)を横断する水平位置へ移動し
、テープmの先端下面を、カッタ板(21)と受は板(
2]で挟持する。その後、挾持具(4)では、上下の挾
持具部材(4a)(4b)を開いて、テープ(T)の挟
持を解除した後、テーブル(1)の背面側に後退し、さ
らに時計回りに1回転しながら下部位置まで戻って、次
の作業サイクルに対する待機状態になる。
また、補助ローラ(33)を送出ローラ(31)がら離
すと同時に、他方の補助ローラ(34)を下降させて、
テープ(T)を挟んだ状態で、結束口〜う(32)に当
接させる。そして、結束ローラ(32)が逆回転するこ
とによって、テーブル(1)上方で大きなループを形成
しているアープ(T)を引き戻し、テープ(T)を被結
束物(A)の周囲に密着するように引き絞る。
なお、結束ローラ(32)は、上記テープ(T)の引き
絞りを必要量だけ行った後、回転を停止する。
次に、第3図[二]および第4図[二]に示すように、
挾持具(4)をテーブル(1)の背面側から通過溝(1
0)側に進出させて、テープ(T)の途中を挟持させる
。また、加熱押圧部(Sのヒータ(53)が、受は板(
2]の下方へと接近する。
そして、受は板(2Jとカッタ板(21)との間に挟持
されたテープ(T)の端部と、案内板(11)から巻反
部(13)側に連続するテープ(T)の途中とを、重ね
     合せた状態で、下面側からヒータ(53)を
押圧して、テープm同士を加熱接着する。
テープ(T)の加熱接着が終了すると、第3図[ホコお
よび第4図[ホ]に示すように、ヒータ(53)がリン
ク(51)等の作動によって、受は板(2)の下面から
離れた後、受は板(2との間にテープ(T)の端部を挟
持していたカッタ板(21)が下方に旋回して、巻反部
(13)側に繋がるテープ(T)の途中を、加熱接着部
分のすぐ側で切断し一カッタ板(21)は通過溝(10
)からテーブル(1)背面側に戻る。
その後、第3図[へ]および第4図[へ]に示すように
、被結束物(^)とテープ(T)との間に挟まれでいた
受は板(2)が、通過溝(10)からテーブル(1)の
背面側に後退すれば、一連の結束作業は終了し、次回の
結束作業のために、テープ(T)の端部近くを挾持具(
4)で挟持したまま、待機状態となる。
なお、上記工程中、被結束物(A)の載置位置となるテ
ーブル(1)の上面には、結束作業の安全確保のために
、スイッチ(S)が設けられている(第2因参照)。こ
のスイッチ(S)の作用としては、1サイクルの結束作
業が完了しても、被結束物(A)がテーブル(1)上に
ある間は、被結束物(A)がスイッチ(S)の上に載り
、スイッチ(S)を押し下げていることによって、新た
なテープ(T)を送り出すためのモータの駆動、即ち送
出ローラ(31)等の作動を行わないようにしている。
そして、結束作業が完了した被結束物(A)を、テーブ
ル(1)から取り上げることによって、スイッチ(S)
がテーブル(1)の上部に突出復帰し、前記モータ等の
駆動を可能にする。従って、上記スイッチ(S)により
、被結束物(A)がテーブル(1)上にあるうちに、新
たなテープ(T)を送り出してしまって、ループの形成
が出来なくなったり、テープ(T)が絡んだり詰ったり
する問題が解消できる。
以上のような、一連の工程を順次繰り返すことによって
、連続して結束作業が行なえるものであり、この結束装
置に適用できる被結束物(^)としては、紙幣、カタロ
グ、宝クジ、商品券等の印刷物、あるいは印刷用紙類等
の種々の形状のものが使用できる。さらに、この発明の
結束装置は、寿司用海苔のように、品物自体が柔らかく
、過度の結束力によって、簡単に損傷を受けるおそれが
あるような品物に対しても、結束ローラ(32)の回転
力等を調整することによって、安全に使用できるもので
ある。
そして、上記した結束装置によれば、結束用テープ(T
)を被結束物(^)の周囲に巻回する機構として、テー
プ(T)の一端を挾持具(4)で挾持した後、テープ走
行機構(3)によって、テープ(T)の途中を、テーブ
ル(1)の通過溝(10)から上方に送り出して、テー
プ(T)によるループを形成し、このループの中に被結
束物(A)を挿入した後、テープ走行機構(3)により
テープ(T)を引き絞って、被結束物(^)の周囲にテ
ープ(T)を結束するものであり、従来のようなアーチ
状のテープ案内路が不要になった。
即ち、従来の結束装置では、テープの端部を、被結束物
の周囲に周回させて、ループを形成していたため、テー
プの端部が確実に被結束物の周囲を周回移動する為には
、被結束物の全周を覆う連続したアーチ状のテープ案内
路が必要であるが、この装置では、テープ(T)の端部
は挟持具(4)で挟持したままで、テープ(T)の途中
を脹れ上げさせて、ループを形成するため、テープ(T
)の案内はループの左右を規制する案内板(11)(1
2)のみで充分になる。従って、大掛りなアーチ状の案
内路が不要になって、装置全体の嵩が低くなり、被結束
物(A)をテーブル(1)上に載置したり取上げる際に
邪魔になることも無くなる。
しかも、従来のように、テープの端部をアーチ状の案内
路に沿って走行させる場合には、テープの端部あるいは
テープの途中が、常に案内路に沿って滑りながら走行す
るので、テープが案内路の途中に引掛ったり、詰ってし
まう問題があり、特にテープの端部が案内路に引掛ると
、ループの形成が不可能になる問題があるが、この装置
では、テープ(旬は端部から順次案内板(11)(12
)等に沿って走行するのではなく、端部は全く移動せず
固定しておき、テープ(T)の途中を脹れ上げさせてル
ープを形成し、案内板(11)(12)は形成されたル
ープの左右を規制して、ループ形状を確実に維持するだ
けのものであるから、テープ(T)が案内板(11)(
12)と長い距離に亘って接触しながら走行することは
なく、テープ(T)が案内板(11)(12)に引掛る
可能性はほとんど無い。特に、テープ(T)の端部が全
く移動しなくてもよいため、テープ(T)の端部が案内
路等に引掛って、ループの形成が不可能になる問題は、
完全に解消できる。
従って、従来の結束装置のように、テープ(旬を確実に
走行させるための機構を、アーチ状のテープ案内路に設
けるために、テープ案内路が一層複雑で嵩が高くなる問
題も全く生じず、装置全体の構造を極めて簡略化でき、
特にテーブル(1)上部の構造が非常に簡単で嵩も低く
なる。
さらに、従来の結束装置では、アーチ状のテープ案内路
の大きさによって、結束できる被結束物の最大寸法に制
限を受け、またテープ案内路に比べてあまり小さな被結
束物では、テープで一定形状の大きなループを形成する
ので無駄が多く、作業性も悪くなるが、この装置では、
テープ(T)によるループの大きさは、テーブル(1)
の上方に送り出すテープ(T)の量によって自由に調整
でき、被結束物(^)の寸法に合わせて、適当な大きさ
のループを形成することができ、融通性に優れていると
共に無駄がなく、作業性も良くなる。
なお、上述した実施例においては、テープの走行機構と
して、送出ローラ(31)と結束ローラ(32)の2個
のローラを並設して、テープ(T)の送出および結束を
別々のローうで行うようにしているが、正逆回転が可能
な1個のローラで、送出および結束に兼用することもで
きる。また、カッタ板(21)の作動機構としては、カ
ッタ板(21)が水平から垂直への旋回運動を行って、
テープ(T)を下方へ引き千切るようにして切断してい
るが、上記旋回運動の代わりに、カッタ板(21)をテ
ーブル(1)から通過溝(10)側へ水平状態のまま前
後移動自在に設け、カッタ板(21)がテープ(T)を
幅方向に殺ぎ切るようにして切断することもできる。そ
の他、カッタ板(21)の作動機構、即ちテープ(T)
の切断方法としては、従来の結束装置等と同様の機構ま
たは方法で実施できる。
さらに、この発明のテープ案内機構を取付ける結束装置
としては、テープ(T)の一端を挟持する挟持機構と、
テープ(T)の途中をテーブル(1)の上方に送り出す
走行機構を備え、テープ(T)によるループを形成する
構造の結束装置であれば、図示した実施例の各作動機構
以外にも、従来の既知の作動機構を適宜組合せて、構成
することが可能である。
〈効果〉 上記のごとく構成された、この発明のテープ案内機構に
よれば、結束用テープ(旬を被結束物(A)の周囲に巻
回する機構として、テープ(T)の一端を挟持具(4)
で挟持した後、テープ走行機構(3)によって、テープ
(T)の途中を、テーブル(1)の通通溝(10)から
上方に送り出し、テープ(T)によるループを形成した
ときに、このループの左右の側端を、通過溝(10)の
左右に設けた案内板(11)(12)および案内枠(1
1a) (12a)で規制することによって、テープ(
T)によるループを、正確に形成することができる。
即ち、薄くて柔軟なテープ(T)をテーブル(1)の上
方に送り出してループを形成するだけでは、確実なルー
プの維持が困難であり、ループが倒れたり、変形する問
題が生じる。また、ループの内部に被結束物を挿入する
作業の際に、ループに触れて、ループを倒してしまう可
能性もあるが、この考案のごとく、ループの左右側端を
テープ案内部材(11)(12)(11a)(12a)
で規制しておけば、ループが倒れたり変形する心配はな
く、被結束物に対してテープ(T)を正確に巻回して、
確実な結束作業を果すことが可能になる。
そして、テープ案内部材(11)(12)(11a)(
12a)は、ループの左右側端のみを規制して、ループ
の上方部分については、開放されているが、ループの維
持にとっては、左右の側端を規制すれば充分であり、上
方部分が開放されていることによって、テープ案内機構
および結束装置全体の嵩が低くなり、重量的にも軽く、
製造コストも安価になる。しかも、被結束物をループ内
に挿入したり、結束された被結束物を取出す際にも、上
方部分が開放されているので、被結束物の取扱い作業が
、極めて容易になる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示すものであり、第1図は装置
全体の概略構造正面図、第2図は平面図、第3図[イ]
〜[へ]および第4図[イ]〜[へ]は結束作業を工程
順に示す要部斜視図、第5図は結束用テープの一部切欠
斜視図、第6図は挾持具の作動説明図である。 (1)・・・・・・テーブル、(10)・・・・・・通
過溝、(11)(12)・・・・・・案内板、(2・・
・・・・受は板、(21)・・・・・・カッタ板、(3
)・・・・・・テープ走行機構、(31)・・・・・・
送出ローラ、(32)・・・・・・結束ローラ、(4)
・・・・・・挾持具、(5・・・・・・加熱押圧部、(
53)・・・・・・ヒータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱接着性結束用テープの通過溝を形成 した被結束物載置用テーブルの下方に、 結束用テープの一端を挟持可能な挟持機 構を設けると共に、テープの途中から、 順次通過溝を通して、テーブル上方にテ ープを送り出すテープ走行機構を設け、 テーブル上方でテープによるループを形 成可能に構成した結束装置において、通 過溝の左右両端に、テープによるループ の左右外側端を規制するテープ案内部材 を設けていることを特徴とする結束装置 のテープ案内機構。
JP19816685A 1985-09-06 1985-09-06 テープによる結束方法 Granted JPS61178810A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0575104U (ja) * 1992-03-19 1993-10-12 大蔵工業株式会社 帯掛機
KR100488162B1 (ko) * 2001-07-06 2005-05-09 히로시 하타야 테이프에 의한 결속기

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JPH0575104U (ja) * 1992-03-19 1993-10-12 大蔵工業株式会社 帯掛機
KR100488162B1 (ko) * 2001-07-06 2005-05-09 히로시 하타야 테이프에 의한 결속기
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