JPS62248355A

JPS62248355A - 電話機

Info

Publication number: JPS62248355A
Application number: JP61091899A
Authority: JP
Inventors: ▲あべ▼木　智; Satoshi Abeki
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1986-04-21
Filing date: 1986-04-21
Publication date: 1987-10-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明はＩＣカードを用いることにより機能を高めた電
話機に関する。

〈従来の技術〉従来の電話機では、通話の内容を保存しておきたいとき
には、使用者がメモ用紙に通話情報を記録するか、また
は磁気テープに通話音声を記録していた。しかるに、前
者では煩雑であるとともに記録の正確さの点で難があり
、後者では磁気録音再生装置が必要であることからコス
トが高くなり且つ装置が大型化するという欠点があった
。

また、留守番電話と呼ばれる不在時の自動対応装置にお
いても、通話情報の記録には磁気テープが用いられるの
で、上述と同様の理由で高コスト及び大型化という欠点
があった。

さらに、他の問題として、電話をかけるに際して、使用
者が通話相手の電話番号を一時記憶した上でダイヤルし
ていたので、操作が煩雑であった。

〈発明の目的〉本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ＩＣカ
ードを用いて機能を高めた電話機の提供を目的とする。

〈発明の要旨〉本発明に係る電話機は、キー入力手段、情報記憶手段並
びに情報表示手段を有するＩＣカードを着脱自在に備え
、通話情報を情報記１，０手段に記憶するとともに情報
表示手段に表示する。

〈実施例〉第１図は本実施例の電話機の構成を示す。１は電話機本
体、２はハンドセント、３はＩＣカードである。ＩＣカ
ード３は、プログラム可能であり、電話機本体１に着脱
自在に備えられる。

電話機本体１は、フックスイッチ５．リンガ−回路６．
報知器７．ダイヤル８．ダイヤル信号発生回路９８回線
制御回路１０並びに通話回路１１からなる。

フックスイッチ５は、電話機本体１に対するハンドセッ
ト２の着脱に応じて、通信回線４とリンガ−回路６及び
回線制御回路工０との接続を切り換える。リンガ−回路
６は、相手側の電話機から呼び出しがあったときに、報
知器７を発音させて使用者に知らせる。ダイヤル信号発
生回路９は、ダイヤル８の操作に応じて通話相手の電話
番号に対応したダイヤル信号を発生する。このダイヤル
信号発生回路９は、さらに、ＩＣカード３から与えられ
た電話番号に対応したダイヤル信号を発生する。回線制
御回路１０は、相手側電話機との通話時に回線の一連の
制御を行なう。通話回路１１は、通信回線４を経て入力
した回線用信号を電流信号に変換し、ハンドセット２か
ら入力した電流信号を回線用信号に変換する。

ハンドセット２は、電話機本体１からの電流信号を音声
に変える受話器１２と使用者の音声を電流信号に変える
送話器１３からなる。

ＩＣカード３は、キーボード１４．制御回路１５゜変換
回路１６．記憶回路１７．ＬＣＤ表示回路１８並びにＬ
ＣＤ１９からなる。

キーボード１４では、モードの指定等の各種のコマンド
や電話番号等の入力が行なわれる。記憶回路１７は、通
話情報、登録された電話番号並びに自動応対用のメツセ
ージ情報等を記憶する。変換回路１６は、通話回路１１
からのアナログ信号をディジタル信号に変換するＡＤ変
換回路と制御回路１５からのディジタル信号をアナログ
信号に変換するＤＡ変換回路からなる。ＬＣＤ１９は、
ＬＣＤ表示回路１８により駆動され、キーボード１４か
ら入力された情報と記憶回路１７から読み出された情報
を選択的に表示する。制御回路１５は、上述の各要素の
制御及び電話機本体１との信号の送受を行なう。

以下、この電話機の動作手順を説明する。

皿廷症報旦琵皇第２図は通話情報を録音するときの処理手順を示す。

相手側電話機からの呼び出し信号を受信すると（フロー
２００）、リンガ−回路６は報知器７より呼び出し音を
発生させ（２０１）、使用者がハンドセット２を取り上
げると、フックスイッチ５が回線制御回路１０側に切り
換わり、回線をＯＮさせて（２０２）、通話が開始され
る（２０３）。

通話の内容を録音するときには、使用者はＩＣカード３
を電話機本体１にセットしく２０５）、キーボード１４
を操作してＬＣＤ１９に記憶回路１７のメモリ残量を表
示させる（２０６）。使用者は、表示されたメモリ残量
で録音が可能かどうかを判断しく２０７）、録音が可能
であれば、キーボード１４から録音命令を与え、録音を
開始させる（２０８）。この録音は、通話回路１１がら
のアナログ信号を変換回路１６によりディジタル信号に
変換して記憶回路１７に記録することにより実行される
。

表示されたメモリ残量で録音が不可能な場合は、記憶回
路１７に現在記録されている通話情報を消去するかどう
かを判断しく２１２）、消去しない場合はフロー２０４
へ戻り、消去する場合は記憶回路１７内の通話情報を消
去しく２１３）　、フロー２０６へ戻る。

録音及び通話が終了すると、使用者がハンドセット２を
電話機本体１上に置くことにより、フックスイッチ５が
リンガ−回路６側に切り換わり、回線をＯＦＦ状態にす
る（２１１）。

１話債報至再ユ第３図は録音した通話情報を再生するときの処理手順を
示す。

使用者はＩＣカード３を電話機本体１にセントしく３０
０）゛、キーボード１４を操作して記憶回路１７に記録
されている通話情報量をＬＣＤ１９に表示させる（３０
１）。使用者は、表示された通話情報量から録音されて
いるかどうかを判断しく３０２）、録音されているとそ
れを再生するかどうかを判断しく３０３）、再生すると
きはキーボード１４から再生命令を与え、再生を開始さ
せる（３０４）。この再生では、記憶回路１７から通話
情報が読み出され、変換回路１６にてアナログ信号に変
換され、通話回路１１を介してハンドセット２へ送られ
、受話器１２にて音声化される。

再生が終了すると、今回再生した情報が不用な場合は消
去するかどうかを判断しく３０６）、消去するときはキ
ーボード１４から消去命令を与え、記憶回路１７内の不
用な通話情報を消去する（３０７）。

蚕裁盈号血登鎚第４図は電話番号を登録するときの処理手順を示す。

使用者はＩＣカード３を電話機本体１にセットしく４０
０）、キーボード１４を操作してＬＣＤ１９に記憶回路
１７のメモリ残量を表示させる（４０１）。使用者は、
表示されたメモリ残量から電話番号の登録が可能かどう
かを判断しく４０２）、登録が可能であれば、キーボー
ド１４から所望の電話番号を入力するとともに登録キー
を操作し、電話番号の登録を行なう（４０３）。この電
話番号の登録では、キーボード１４から入力された電話
番号は制御回路１５の制御により記憶回路１７に記録さ
れる。

表示されたメモリ残量で電話番号の登録が不可能な場合
は、使用者は記憶回路１７に現在記録されている電話番
号を消去するかどうかを判断しく４０５）、消去しない
ときはフロー（４００）に戻り、消去するときは記憶回
路１７内の既登録の電話番号を消去しく４０６）、フロ
ー４０１へ戻る。

・ｉ″ｌｊ　　″のシび　しと　　ダイヤル第５図は登
録電話番号の呼び出しと自動ダイヤルの処理手順を示す
。

使用者はＩＣカード３を電話機本体１にセントしく５０
０）、キーボード１４を操作して現在登録されている電
話番号の情報量をＬＣＤ１９社表示させる（５０１）。

使用者は、表示された電話番号の情報量から電話番号が
登録されているかどうかを判断しく５０２）、登録され
ていると電話番号を呼び出すかどうかを判断しく５０３
）、呼び出すときは、キーボード１４を操作して記□憶
回路１７に記録されている電話番号を読み出しく５０４
）　、ＬＣＤ１９に選択的に表示させる（５０５）。

使用者は、表示された電話番号の中から所望の電話番号
をキーボード１４を操作して選択しく５０６）、ダイヤ
ルするときはハンドセット２を電話機本体１から取り上
げる。ここで、フックスイッチ５が回線制御回路ｌｏ側
に切り換わり、回線をＯＮ状態にする（５０８）。そし
て、手動ダイヤルか自動ダイヤルかを判断しく５０７）
、自動ダイヤルのときは、キーボード１４を操作して自
動ダイヤルモードを選択すると、先に選択された電話番
号の情報が記憶回路１７から読み出され、ダイヤル信号
発生回路９へ送られる。ダイヤル信号発生回路９は、入
力した電話番号についてダイヤル信号を回線制御回路１
０を介して通信回線４へ送り出す。

一方、既登録の電話番号を消去する時は、キーボード１
４を操作してＬＣＤ１９に表示された電話番号の中の所
望の電話番号を消去する（５１３）。

且勝旦肚第６図は自動応対の処理手順を示す。

使用者は、予めキーボード１４を操作して自動応対モー
ドを設定しておく。相手側電話機からの呼び出し信号を
受信すると（６００）、リンガ−回路６は報知器７より
呼び出し音を発生させる（６０１）。ここで、使用者に
よりハンドセット２が取り上げられると、フッタスイッ
チ５が回線制御回路ｌＯ側へ切り換わり、回線がＯＮ状
態になって通話モード（第２図）となる。

一方、使用者が不在でハンドセット２が取り上げられ゛
ないと、呼び出し音が所定の回数になったところで回線
制御回路１０はフックスイッチ５を回線制御回路１０側
へ切り換え、回線をＯＮ状態にする（６０４）。ここで
、記憶回路１７に記録されている自動応対用のメツセー
ジ情報が読み出され、変換回路１６にてアナログ信号に
変換され、通話回路１１と回線制御回路１０を介して通
信回線４へ送り出される（６０５）。そして、録音が開
始され（６０６）、相手側の通話情報が記憶回路１７に
記録される。その後、相手側電話機の回線がＯＦＦ状態
になると、録音を終了するとともに、フックスイッチ５
をリンガ−回路６側へ切り換えて回線をＯＦＦ状態にす
る（６０８）。

〈発明の効果〉以上詳述したように本発明においては、ＩＣカードを着
税自在に備えることにより、通話内容の録音と再生、自
動ダイヤル、自動応対が簡単な構成で実現でき、したが
って、低コストで電話機の機能を高めることができる。

また、通話情報が録音されたＩＣカードを電話機相互で
交換すれば、相手の用件をメモ書きする必要がなく確実
に第三者に伝達することも可能となる。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明の実施例の構成を示すブロック図、第２
図、第３図、第４図、第５図並びに第６図は本発明の実
施例の処理手順を示す流れ図である。ｌ−電話機本体　　　　２−ハンドセット３・−１ｃカ
ード　　　　４−・−通信回線９・−ダイヤル信号発生
回路

Claims

【特許請求の範囲】

（１）情報を入力するためのキー入力手段と、このキー
入力手段と電話機の受話器を介して得られた情報を記憶
する情報記憶手段と、上記キー入力手段から入力された
情報と上記情報記憶手段から読み出された情報とを選択
的に可視表示する表示手段とを備えたプログラム可能な
ＩＣカードを着脱自在に備えた電話機。
（２）上記ＩＣカードの情報記憶手段が記憶した電話番
号を自動ダイヤルする自動ダイヤル手段を備えた特許請
求の範囲第１項記載の電話機。
（３）上記ＩＣカードの情報記憶手段が記憶した音声情
報により自動応対する自動応対手段を備えた特許請求の
範囲第１項記載の電話機。