JPH02288648A - 電子電話帳 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は電子電話帳に関するものである。

［従来の技術］ 近年、電話の多機能化が急速に進められてきており、ユ
ーザーのニーズに応えるべく種々の機能をＨしたものが
市販されている。例えば、複数の電話番号情報を記憶し
、このうちの所望の電話番号を検索して表示し、さらに
はこの電話番号を自動発信する電子電話帳が市販されて
いる。

［解決しようとする課題］ 上記従来のものでは、記憶媒体としてＲＡＭが用いられ
ており、その記憶容量の制約上、電話番号情報しか記憶
されず、単に電子電話帳としての機能しか果たしていな
い。

本発明は、電子電話帳の記憶媒体の存効ｉｌｌ用を図り
、さらに多機能化を進めることを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、電話番号情報記憶部と音声データ記憶部とか
らなる記憶媒体と、音声信号の分析および合成を行なう
音声分析合成回路と、相手からのメツセージを上記音声
データ記憶部上記憶する留守番モードに切り換えるため
の留守番モードキーと、電話番号を自動発信するための
ダイヤルキーと、電話番号を発信するダイヤラと、上記
留守番モードのときに相手からのメツセージを上記音声
分析合成回路で音声データに変換して上記音声ブタ記憶
部上記憶せしめ、上記ダイヤルキーが操作されたときに
上記電話番号情報記憶部中の所望の電話番号を上記ダイ
ヤラから自動発信せしめる制御回路と、上記音声データ
記憶部上記憶されたメツセージを報知する報知手段とを
設けることにより、留守中にかかってきた電話のメツセ
ージを記憶できるようにし、さらに」二記音声データ記
憶部の記憶内容を転送する時刻を設定する転送時刻設定
キーと、転送先の電話番号情報を人力するだめのキーと
、時計回路とを設け、上記制御回路て【二記時計回路で
計時されている時刻が」１記転送時刻設定キーで設定さ
れた時刻になったときに上記音声データ記憶部の記憶内
容を上記転送先に転送せしめるようにして、留守中にか
かってきた電話のメツセージを他の電話へ転送できるよ
うにして、上記３題を解決するものである。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において、１は電話番号情報記憶部１ａと音声デ
ータ記憶部１ｂとからなる記憶媒体であり、本例では、
本体と着脱自在なＩＣカードである。電話番号情報記憶
部１ａには電話番号情報として発呼先の電話番号と発呼
売名が記憶される。

２は音声信号の分析および合成を行なう音声分析合成回
路、３は相手からのメツセージを音声データ記憶部１ｂ
上記憶する留守番モードに切り換えるための留守番モー
ドキーと、電話番号を自動発信するためのダイヤルキー
、音声データ記憶部１ｂの記憶内容を転送する時刻を設
定する転送時刻設定キーと、転送先の電話番号情報を入
力するためのキー等からなるキーボード、４はダイヤラ
、５は上記電話番号情報を表示する表示部、６は時計回
路、７はＣＰＵによって構成され、上記留守番モードの
ときに相手からのメツセージを音声分析合成回路２で音
声データに変換して音声データ記憶部ｌｂ上記憶せしめ
、上記ダイヤルキーが操作されたときに電話番号情報記
憶部ｌａ中の所望の電話番号をダイヤラ４から自動発信
せしめ、時計回路６で計時されている時刻が上記転送時
刻設定キーで設定された時刻になったときに音声データ
記憶部１ｂの記憶内容を上記転送先に転送せしめる制御
回路、８は記憶媒体１と音声分析合成回路２および制御
回路７とを接続するためのインタフェイス装置、９は回
線制御回路、１０は音声分析合成回路２および回線制御
回路９からの音声伝号に基づいて音声を発生する報知手
段、１１は録音音声の転送時刻、転送先電話番号、音声
データ記憶部１ｂの音声データの書込みのスタートアド
レスおよびエンドアドレスを記憶するＲ　Ａ　Ｍである
。

つぎに、第２図のフローチャートに沿って、登録電話番
号の自動発信の動作について説明する。

まず、キーボード３のモード切換えキーにより自動発信
モードに切り換える。つぎにキーボード３で所望のキー
ワードを入力すると、制御回路７により記憶媒体１の電
話番号情報記憶部１ａから上記キーワードに該当する電
話番号情報が読み出され、表示部５に表示される。該当
する電話番号情報が１（数あるときは、キーボード３の
アップダウンキーにより、順次読み出されて表示部５に
表示されていく　（ステップ■）。

表示部５に表示された電話番号が希望のものであれば、
キーボード３のダイヤルキーを操作する。

これにより、制御回路７の制御により、表示部５で表示
されている電話番号がダイヤラ４から発信される（ステ
ップ■）。

このようにして、登録されている発呼先のうち希望のと
ころへ電話番号が自動発信される。

つぎに、第３図のフローチャートに沿って留守番モード
のときに着信した電話の相手からのメツセージの録音動
作について説明する。

まず、キーボード３の留守番モード切換えキーにより、
留守番モードに切り換える。この留守番モードのときに
電話が着信すると、制御回路７により、回線制御回路９
が接続され、予め記憶されているメツセージ、例えば「
ただいま留守です。

発信音の後にメツセージをお願いします。」がｔ目子に
発信され、その後、音声データ記憶部１ｂに音声データ
用シンボルが書き込まれるとともにスタートアドレスが
ＲＡＭＩＩ上記憶される（ステップ■）。

つづいて、制御回路７により、相手からのメツセージが
回線制御回路９から音声分析合成回路２に供給されて音
声データに変換されて音声データ記憶部１ｂ上記憶され
ていく　（ステップ■）。

相手が電話を切ると、制御回路７により、ＲＡＮｌｌｌ
にエンドアドレスが記憶され、相手からの電話内容の録
音動作が終了する（ステップ■）。

つぎに、第４図のフローチャートに沿って、音声データ
記憶部１ｂ上記憶された音声データの再生動作について
説明する。

キーボード３の再生キーを操作すると、音声データ記憶
部１ｂの記憶内容が順次読み出されていく。まず、上記
音声データ用シンボルが読み出されると、制御回路７に
よってＲＡＭＩＩからスタートアドレスが読み出され、
これに基づいて音声データ記憶部１ｂから読み出された
音声データが音声分析合成回路２に供給され、順次音声
信号に変換されていき、これに基づいて報知手段１０か
ら音声が再生される。音声データがエンドアドレスまで
読み出されると、音声データの読出しは停止され、再生
動作は終了する。

つぎに、第５図のフローチャートに沿って、音声データ
記憶部１ｂの記憶内容を転送する場合の動作について説
明する。

まず、キーボード３の転送キーを操作して転送モードに
切り換える。このときには留守番モードのときと同様に
して、着信した電話の内容は音声データ記憶部１ｂ上記
憶される（ステップ■）。

時計回路６の時刻がキーボード３によって予めＲＡＭＩ
Ｉ内に設定された転送時刻になると、制御回路７によっ
て、予めＲＡＭＩＩ内に設定された転送先の電話番号が
発信される（ステップ■）。

」−配転送先で応答がなければ、時計回路６の計時によ
り、一定時間後に発信は停止される（ステップ■）。

転送先で応答があれば、音声データ記憶部１ｂの音声デ
ータを順次読み出して音声分析合成回路２で音声信号に
変換して」−２転送先へ送出する。

すべての音声データが読み出され、音声信号の送出が終
了すると、回線制御回路９が閉結され、転送動作が終了
する（ステップ■）。

以上の動作により、記憶媒体１の電話番号情報記憶部１
ａ上記憶されている電話番号が自動発信される。また、
留守番モードにおいては、着信した電話の相手のメツセ
ージが音声データ記憶部１ｂ上記憶される。また、転送
モードにおいては、音声データ記憶部１ｂ上記憶された
メツセージが所望の発呼先に転送される。

なお、記憶媒体１はインクフェイス装置８により着脱自
在であるので、例えば、第６図のようなシステムによっ
て、その記憶内容を他の記憶媒体ヘコビーしたり、複数
の記憶媒体を一斉に編集することが可能である。同図に
おいて、ａｌ−ａｎはＩＣカード等の記憶媒体、ｂ１〜
ｂ、はインタフェイス装置、１２は制御回路、１３は記
憶媒体ａｌ−ａｎの記憶内容を編集するためのパーソナ
ルコンピュータ等の編集手段、１４はＣＰＵ等からなる
制御回路１２と編集手段１３とを接続するためのインタ
フェイス装置である。

以上の構成により、複数の：ｃ！憶媒体に一斉に、同じ
電話番号等を登録することができ、例えば、会社等の構
内電話番号を登録することにより、各構内電話用の記憶
媒体を一斉に作成することができる。また、電話番号の
変更があった場合にも、−括変更ができる。

［効果］ 本発明によれば、記憶媒体上記憶された電話番号が自動
発信され、容易な操作ですばやく確実に電話がかけられ
るとともに上記記憶媒体に音声データを記憶できるので
、留守番録音が可能となり、記憶媒体の有効利用により
、多機能化を果たすことができる。また、時計回路を設
けることにより、希望する時間に希望する発呼先に電話
番号を自動発信でき、その時に上記留守番録音内容を再
生して、その内容を上記発呼先に転送することができる
。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
自動発信動作を説明するためのフローチャート、第３図
は音声の録音動作を説明するためのフローチャート、第
４図は音声の再生動作を説明するためのフローチャート
、第５図は転送動作を説明するためのフローチャート、
第６図は記憶媒体の記憶内容の編集システムの一例を示
した説明図である。 １・・・記憶媒体 ２・・・音声分析合成回路 ３・・・キーボード ４・・・ダイヤラ ６・・・時計回路 ７・・・制御回路 １０・・・報知手段 以　　上 出願人　　株式会社　精　工　舎

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）電話番号情報記憶部と音声データ記憶部とからな
   る記憶媒体と、 音声信号の分析および合成を行なう音声分析合成回路と
   、 相手からのメッセージを上記音声データ記憶部に記憶す
   る留守番モードに切り換えるための留守番モードキーと
   、 電話番号を自動発信するためのダイヤルキーと、電話番
   号を発信するダイヤラと、 上記留守番モードのときに相手からのメッセージを上記
   音声分析合成回路で音声データに変換して上記音声デー
   タ記憶部に記憶せしめ、上記ダイヤルキーが操作された
   ときに上記電話番号情報記憶部中の所望の電話番号を上
   記ダイヤラから自動発信せしめる制御回路と、 上記音声データ記憶部に記憶されたメッセージを報知す
   る報知手段と、 を具備することを特徴とする電子電話帳。
2. （２）請求項１記載の電子電話帳において、上記音声デ
   ータ記憶部の記憶内容を転送する時刻を設定する転送時
   刻設定キーと、 転送先の電話番号情報を入力するためのキーと、時計回
   路と、 を具備し、 上記制御回路によって上記時計回路で計時されている時
   刻が上記転送時刻設定キーで設定された時刻になったと
   きに上記音声データ記憶部の記憶内容を上記転送先に転
   送せしめる ことを特徴とする電子電話帳。