JP2002232557A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2002232557A
JP2002232557A JP2001026610A JP2001026610A JP2002232557A JP 2002232557 A JP2002232557 A JP 2002232557A JP 2001026610 A JP2001026610 A JP 2001026610A JP 2001026610 A JP2001026610 A JP 2001026610A JP 2002232557 A JP2002232557 A JP 2002232557A
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message
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remote
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JP2001026610A
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English (en)
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Kyota Fujine
京太 藤根
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の携帯電話機は、携帯電話機を持たずに
外出してしまった場合等、外出先から伝言メモのメッセ
ージを聞くことができず不便であるという問題点があっ
たが、本発明は、遠隔操作により任意の電話機で伝言メ
モのメッセージを再生でき、利便性を向上させることが
できる携帯電話機を提供する。 【解決手段】 ユーザの登録に従って予め「伝言メモの
リモート再生」に対応するキーワードを記憶しておき、
制御部3が、メール受信時に、受信メール中に当該キー
ワードと電話番号とが含まれていれば、当該電話番号を
発呼して、伝言メモとして記憶されているメッセージを
再生出力する「伝言メモのリモート再生処理」を行う携
帯電話機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機に係
り、特に簡単な遠隔操作で、録音されている伝言を別の
電話機に転送して再生したり、未読メールを転送した
り、電話帳データを転送して利便性を向上させることが
できる携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、留守の時にかかってきた電話に自
動的に着呼して応答し、相手からのメッセージを録音す
る留守番電話機能を備えた有線電話機(留守番電話機)
があった。このような留守番電話機には、留守番電話機
能が設定されている場合に、ユーザが外出先から発呼し
て、呼出音の鳴音中に予め設定されている操作番号を入
力することにより、録音メッセージを再生するものがあ
り、ユーザは外出先からでも録音メッセージを聞くこと
ができるようになっていた。
【0003】また、従来の携帯電話機には、電話に出ら
れない場合に自動的に着呼して相手の伝言を録音する伝
言メモ機能が設けられているものがあった。更に、従来
の携帯電話機にはメール送受信機能が設けられたものが
多くなっている。
【0004】尚、伝言メモ機能付きの電話機の従来技術
としては、平成12年1月21日公開の特開2000−
22810号「留守番録音機能付き電話機」(出願人:
国際電気株式会社、発明者:高田壽雄)がある。この従
来技術は、メッセージを録音するRAM内のメッセージ
録音領域をフォーマット化せずに、送られてきた順に詰
めてメッセージを記憶していき、RAM内のアドレス記
憶領域に、メッセージ録音領域に記憶した各メッセージ
のメッセージ番号とそのメッセージ録音領域における最
先部アドレス及び最後尾アドレスとを記憶する留守番録
音機能付き電話機であり、録音記憶できるメッセージの
長さを長くし、メッセージの長さが短いときでもメモリ
利用効率の低下を回避できるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の留守番電話機では、外出先から録音メッセージを聞
く場合、電話を掛けたユーザに対して再生されるのみで
あり、他の電話番号に転送することはできず、不便であ
るという問題点があった。
【0006】また、上記従来の伝言メモ機能が設けられ
た携帯電話機では、携帯電話機本体を自宅に置き忘れた
場合等、メッセージが録音されていても遠隔(リモー
ト)操作で当該メッセージを再生したり、別の電話機に
転送することはできず、不便であるという問題点があっ
た。
【0007】更にまた、従来のメール送受信機能を備え
た携帯電話機では、携帯電話機本体を自宅に置き忘れた
場合等、ユーザが携帯電話機を携帯していなければメー
ルを受信していても遠隔操作で当該メールを別の装置に
転送することはできず、不便であるという問題点があっ
た。
【0008】また、上記従来の留守番電話機では、予め
設定されている操作番号を入力しなければ外出先からの
録音メッセージの再生はできず、ユーザは、他の機能と
区別して特徴のない操作番号を覚えるのが困難であると
いう問題点があった。
【0009】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、携帯電話機を忘れた場合でも伝言メモを遠隔操作で
任意の装置にて再生したり、メールを任意の装置に転送
することができ、利便性及び使い勝手を向上させること
ができる携帯電話機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、伝言メモ機能が設定されている
場合に着信があると、着呼して発呼先から受信したメッ
セージを伝言メモとして記憶しておく携帯電話機であっ
て、受信メール中に、予め登録された「伝言メモのリモ
ート再生」のキーワードと電話番号とが含まれる場合
に、当該電話番号を発呼して、応答を確認すると、伝言
メモとして記憶されているメッセージを再生出力する携
帯電話機としており、ユーザが携帯電話機を持たずに外
出してしまった場合でも、外出先の装置から自分の携帯
電話機宛にキーワードと所望の電話番号とを含むメール
を送信すれば、外出先の所望の電話機に電話がかかって
伝言メッセージが再生され、ユーザは遠隔操作で自己宛
の伝言メッセージを聞くことができ、利便性を向上させ
ることができる。
【0011】また、本発明は、メールの送受信機能を備
えた携帯電話機であって、受信メール中に、予め登録さ
れた「メールのリモート転送」のキーワードとアドレス
とが含まれる場合に、受信して記憶しているメールの
内、未読メールを読み出して当該アドレスに送信する携
帯電話機としており、ユーザが携帯電話機を持たずに外
出してしまった場合でも、外出先の装置から自分の携帯
電話機宛にキーワードと所望の装置のアドレスとを含む
メールを送信すれば、外出先の所望の装置に未読メール
が転送され、ユーザは遠隔操作で未読メールを読むこと
ができ、利便性を向上させることができる。
【0012】また、本発明は、電話帳データを記憶し、
メールの送受信機能を備えた携帯電話機であって、受信
メール中に、予め登録された「電話帳データのリモート
転送」のキーワードとアドレスとが含まれる場合に、記
憶している電話帳データを読み出して前記アドレスに送
信する携帯電話機としており、ユーザが携帯電話機を持
たずに外出してしまった場合でも、外出先の装置から自
分の携帯電話機宛にキーワードと所望の装置のアドレス
とを含むメールを送信すれば、外出先の所望の装置に電
話帳データが転送され、ユーザは遠隔操作で自分の電話
帳データを取得することができ、利便性を向上させるこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明に係る携帯電話機は、
予め登録されたキーワードと電話番号とが含まれるメー
ルを受信した場合に、当該電話番号を発呼して、伝言メ
モとして記憶されているメッセージを再生するものであ
り、ユーザが携帯電話機を自宅に置き忘れて外出してし
まった場合等でも、外出先から自分の携帯電話機宛にキ
ーワードと外出先の電話番号とをメールで送信すれば、
外出先の電話でメッセージを聞くことができ、利便性を
向上させることができるものである。
【0014】また、本発明に係る携帯電話機は、予め登
録された別のキーワードとメールアドレスとが含まれる
メールを受信した場合に、当該メールアドレス宛に未読
メールを転送するものであり、ユーザが携帯電話機を自
宅に置き忘れて外出してしまった場合等でも、外出先か
ら自分の携帯電話機宛にキーワードと外出先のメールア
ドレスとを送信すれば、外出先で未読メールを読むこと
ができ、利便性を向上させることができるものである。
【0015】また、本発明に係る携帯電話機は、予め登
録された更に別のキーワードとメールアドレスとが含ま
れるメールを受信した場合に、当該メールアドレス宛に
電話帳の内容を転送するものであり、ユーザが携帯電話
機を自宅に置き忘れて外出してしまった場合でも、外出
先から自分の携帯電話機宛にキーワードと外出先のメー
ルアドレスとを送信すれば、外出先で電話帳データを受
信してそれを用いることができ、利便性を向上させるこ
とができるものである。
【0016】図1は、本発明の実施の形態に係る携帯電
話機(本装置)の構成ブロック図である。図1に示すよ
うに、本発明の実施の形態に係る携帯電話機は、従来の
携帯電話機とほぼ同様の構成であり、アンテナを備え無
線信号の送受信を行う無線部1と、データを表示する表
示部2と、装置全体を制御する制御部3と、ユーザがキ
ー入力を行う操作部4と、データを記憶するメモリ5
と、電気信号を音声に変換するスピーカ6と、音声を電
気信号に変換するマイク7とから構成されている。但
し、制御部3における処理が従来とは一部異なってい
る。
【0017】次に、本装置の特徴部分について具体的に
説明する。本装置には、従来と同様の伝言メモの機能が
設けられており、伝言メモの機能が設定されている場合
には、制御部3は、着信があると設定された一定時間経
過後に着呼し、発呼者に、予め記憶されている伝言の録
音を促すメッセージを出力して、受信した音声メッセー
ジをメモリ5の特定のエリアに記憶すると共に、メッセ
ージ再生の指示が入力された場合に、メモリ5の特定エ
リアから記憶されているメッセージを読み出して、音声
に変換して出力するものである。そして、本装置の特徴
として、伝言メモの再生を遠隔から行うことができる
「伝言メモのリモート再生」の機能を備えている。
【0018】また、本装置には、メール送受信機能が設
けられており、具体的には、メールの作成、送信、着
信、記憶、表示といった機能が含まれる。また、本装置
では、受信したメールはメモリ5の特定のエリアに記憶
するが、少なくとも一度表示されたメールは既に読まれ
たメールとし、一度も表示されていないものは未読メー
ルとして識別して記憶するようになっている。そして、
本装置の特徴として、未読メールの転送を遠隔操作で行
うことができる「メールのリモート転送」の機能を備え
ているものである。
【0019】更にまた、本装置の特徴として、遠隔操作
で所望の電話番号やアドレスに電話帳データを転送する
「電話帳データのリモート転送」の機能を備えているも
のである。
【0020】本装置のメモリ5は、従来と同様に、制御
部3の処理プログラムや自己のID等のデータの他、電
話帳メモリや送受信メール及び伝言メモの録音メッセー
ジ等を記憶しているものである。
【0021】特に、本装置の特徴として、メモリ5は、
予めユーザによって登録される「伝言メモのリモート再
生」の機能を起動するキーワードや、「メールのリモー
ト転送」の機能を起動するキーワード、及び「電話帳デ
ータのリモート転送」を起動するキーワードを特定のエ
リアに記憶しているものである。
【0022】また、本装置の制御部3は、従来の携帯電
話機の制御部と同様に音声やデータの送受信に伴うデー
タ変換や通信制御を行うものであり、また、送受信以外
の各種機能の制御やメモリ5への書き込み/読み出し、
表示制御等、装置全体の制御を行うものである。
【0023】特に、本装置の特徴として、制御部3は、
受信メール中に、予め登録された「伝言メモのリモート
再生」のキーワードと電話番号とが含まれる場合に、当
該電話番号を発呼して、着呼すると、伝言メモとしてメ
モリ5に記憶されている音声メッセージを再生出力する
「伝言メモのリモート再生」の処理を行うものである。
【0024】また、本装置の制御部3は、受信メール中
に、予め登録された「メールのリモート転送」のキーワ
ードとメールアドレスとが含まれる場合に、メモリ5に
記憶されている未読メールを当該メールアドレス宛に送
信する「メールのリモート転送」の処理を行うものであ
る。
【0025】また、本装置の制御部3は、受信メール中
に、予め登録された「電話帳データのリモート転送のキ
ーワードとメールアドレスとが含まれる場合に、メモリ
5に記憶されている電話帳データを当該メールアドレス
宛に送信する「電話帳データのリモート転送」の処理を
行うものである。
【0026】次に、本装置の動作について説明する。ま
ず、キーワードの登録時の動作について説明する。本装
置の操作部4から「伝言メモのリモート再生」のキーワ
ード登録の指示が入力されると、制御部3は、入力され
たデータを「伝言メモのリモート再生」のキーワードと
してメモリ5の所定のエリアに記憶する。
【0027】同様に、「メールのリモート転送」や「電
話帳データのリモート転送」のキーワード登録の指示が
入力された場合には、制御部3は、それぞれ入力された
データを所定のエリアに記憶するようになっている。
【0028】具体的に説明すると、例えば、機能メニュ
ーの中に「キーワード登録」を設け、その下に「伝言メ
モのリモート再生」「メールのリモート転送」「電話帳
データのリモート転送」の項目を設けておき、ユーザに
よって、操作部4からの操作で選択された項目に対応し
て入力されたキーワードを、制御部3がメモリ5の対応
するエリアに記憶することが考えられる。
【0029】本装置では、キーワードをユーザが任意に
登録できるので、ユーザにとっても忘れにくく、予め決
められた操作番号を覚えておいて入力しなければならな
かった従来の留守番電話機に比べて、大幅に使い勝手を
よくするものである。
【0030】そして、「伝言メモのリモート再生」のキ
ーワードは、当該キーワードが受信メール中に含まれる
場合に、制御部3が「伝言メモのリモート再生」の処理
に移行するトリガとなるものである。また、「メールの
リモート転送」や「電話帳データのリモート転送」のキ
ーワードもそれぞれ対応する処理に移行するトリガとな
るものである。
【0031】次に、本装置の動作について制御部3の処
理を中心に説明する。本装置では、受信メール中に上述
した「伝言メモのリモート再生」「メールのリモート転
送」「電話帳データのリモート転送」のいずれかのキー
ワードが含まれる場合に、制御部3が、キーワードに対
応する処理に移行するようになっている。
【0032】まず、メール受信時の制御部3の処理につ
いて図2を用いて説明する。図2は、メール受信時の制
御部3の処理を示すフローチャート図である。図2に示
すように、メールを受信すると処理が開始され、制御部
3は、受信メール中にキーワードが含まれるか否かを判
断し(100)、含まれない場合には通常のメール受信
処理を行う(140)。
【0033】また、処理100で受信メール中にキーワ
ードが含まれる場合には、制御部3は、受信したキーワ
ードが、メモリ5に記憶している「伝言メモのリモート
再生」「メールのリモート転送」「電話帳データのリモ
ート転送」のいずれであるかを判断する(102)。
【0034】そして、制御部3は、受信したキーワード
が「伝言メモのリモート再生」であれば、「伝言メモの
リモート再生処理」に移行し(110)、キーワードが
「メールのリモート転送」であれば「メールのリモート
転送処理」に移行し(120)、キーワードが「電話帳
データのリモート転送」であれば「電話帳データのリモ
ート転送処理」に移行する(130)。このようにして
本装置のメール受信時の処理が行われるものである。
【0035】次に、制御部3の「伝言メモのリモート再
生処理」について図3を用いて説明する。図3は、図2
の処理110に示した制御部3の「伝言メモのリモート
再生処理」を示すフローチャート図である。図3に示す
ように、制御部3は、伝言メモのリモート再生処理が起
動されると、受信メール中に電話番号が含まれているか
どうかを判断し(202)、含まれていない場合には、
そのまま処理を終わる。
【0036】また、受信メール中に電話番号が含まれて
いる場合には、制御部3は、当該電話番号を発呼する発
信処理を行う(204)。そして、制御部3は、相手が
応答したかどうか、つまり着呼したかどうかを判断し
(206)、着呼した場合には、伝言メモを再生する伝
言メモ再生処理を行う(208)。具体的には、制御部
3は、メモリ5の伝言メモの記憶エリアに記憶されてい
る伝言メモを読み出して、音声としてスピーカ6に出力
する。メモリ5に伝言メモが記憶されていなかった場合
には、制御部3は、メモリ5に予め記憶されている「伝
言はありませんでした」といったメッセージをスピーカ
6に出力する。そして、制御部3は回線を切断する終話
処理を行って(210)、処理を終わる。このようにし
て制御部3の伝言メモのリモート再生処理が行われるも
のである。
【0037】これにより、ユーザは、携帯電話機を持た
ずに外出してしまった場合でも、外から「伝言メモのリ
モート再生」のキーワードと、近くにある所望の電話機
の電話番号とを含むメールを自分の携帯電話機に送信す
れば、当該電話機に自分の携帯電話機から電話がかか
り、自分宛の伝言を聞くことができ、利便性を向上させ
ることができるものである。
【0038】次に、図2の処理120に示した「メール
のリモート転送処理」について説明する。制御部3は、
図2に示したように、受信メール中に「メールのリモー
ト転送」のキーワードが含まれていると「メールのリモ
ート転送処理」を起動し、受信メール中にアドレスが含
まれるかどうかを判断し、アドレスが含まれる場合に
は、メモリ5から未読メールを読み出して当該アドレス
宛に送信する。また、受信メール中にアドレスが含まれ
ない場合には、そのまま処理を終わる。このようにして
制御部3の「メールのリモート転送処理」が行われるも
のである。
【0039】これにより、ユーザが携帯電話機を置き忘
れた場合でも、「メールのリモート転送」のキーワード
と、別のパーソナルコンピュータ(PC)や携帯端末等
のアドレスを含むメールを自分の携帯電話機宛に送信す
れば、指定したPCや携帯端末に未読メールが転送さ
れ、外出先からでも自分宛のメールを読むことができる
ものである。
【0040】次に、図2の処理130に示した「電話帳
データのリモート転送処理」について説明する。制御部
3は、受信メール中に「電話帳データのリモート転送」
のキーサードが含まれていた場合に「電話帳データのリ
モート転送処理」を起動し、受信メール中にアドレスが
含まれるかどうかを判断し、アドレスが含まれる場合に
は、メモリ5から電話帳データを読み出して当該アドレ
ス宛に送信する。また、受信メール中にアドレスが含ま
れない場合には、そのまま処理を終わる。このようにし
て制御部3の「電話帳データのリモート転送処理」が行
われるものである。
【0041】これにより、ユーザが携帯電話機を置き忘
れた場合でも、「電話帳データのリモート転送」のキー
ワードと、別のPCや携帯端末等のアドレスを含むメー
ルを自分の携帯電話機宛に送信すれば、指定したPCや
携帯端末に電話帳データが転送され、外出先からでも自
分が管理している電話帳データを取得できるものであ
る。尚、同様の方法で着信履歴のリモート転送も可能で
ある。
【0042】本発明の実施の形態に係る携帯電話機(本
装置)によれば、ユーザの登録に従ってメモリ5に予め
「伝言メモのリモート再生」に対応するキーワードを記
憶しておき、制御部3が、メール受信時に、受信メール
中に当該キーワードと電話番号とが含まれていれば、当
該電話番号を発呼して、伝言メモとして記憶されている
メッセージを再生出力する「伝言メモのリモート再生処
理」を行うようにしており、ユーザは、自宅に携帯電話
機を置き忘れてしまった場合等でも、外出先のPCや友
人の携帯端末等から自分の携帯電話機にキーワードと所
望の電話機の電話番号とを含むメールを送信すれば、外
出先の所望の電話機に自分の携帯電話機から電話がかか
り、伝言メモのメッセージが再生されるので、携帯電話
機を携帯していなくても遠隔操作で別の電話機で伝言メ
ッセージを聞くことができ、利便性を向上させることが
できる効果がある。
【0043】更に、本装置によれば、メールを送信する
装置と伝言メモのメッセージを再生する装置とは異なる
装置で構わないので、ユーザが、PCから別のところに
いる友人の携帯電話機の電話番号を含むメールを本装置
宛に送信すれば、伝言メッセージを友人等に聞かせるこ
とも可能であり、様々な使い方ができる効果がある。
【0044】また、本装置によれば、メモリ5に「メー
ルのリモート転送」に対応するキーワードを記憶してお
き、制御部3が、受信メール中に当該キーワードとアド
レスとが含まれていれば、未読メールを読み出して当該
アドレス宛に送信するようにしており、ユーザは、自宅
に携帯電話機を置き忘れてしまった場合等でも、外出先
から自分の携帯電話機にキーワードと所望の装置のアド
レスとを含むメールを送信すれば、所望の装置に未読メ
ールが転送されて読むことができ、利便性を向上させる
ことができる効果がある。
【0045】また、本装置によれば、メモリ5に「電話
帳データのリモート転送」に対応するキーワードを記憶
しておき、制御部3が、受信メール中に当該キーワード
とアドレスとが含まれていれば、電話帳データを読み出
して当該アドレス宛に送信するようにしており、ユーザ
は、自宅に携帯電話機を置き忘れてしまった場合等で
も、外出先から自分の携帯電話機にキーワードと所望の
装置のアドレスとを含むメールを送信すれば、自分が携
帯電話機で管理している電話帳データが所望の装置に転
送されて、参照することができ、利便性を向上させるこ
とができる効果がある。
【0046】更にまた、本装置によれば、キーワード
は、ユーザが任意に登録することができるので、各々の
ユーザにとって覚えやすいキーワードとすることがで
き、特徴のない操作番号を覚える必要が無くなり、使い
勝手を向上させることができる効果がある。
【0047】また、ここでは携帯電話機を例として説明
したが、携帯電話機に限らず有線電話機でもメールの送
受信機能を備えたものであれば、メモリにキーワードを
登録しておき、制御部が本装置と同様の処理を行うこと
により、遠隔操作により別の電話機で伝言メッセージ
(留守番電話メッセージ)を再生したり、未読メールを
所望のアドレスに転送したり、電話帳データを転送する
ことができ、利便性を向上させることができる効果があ
る。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、受信メール中に、予め
登録された「伝言メモのリモート再生」のキーワードと
電話番号とが含まれていれば、当該電話番号を発呼し
て、応答を確認すると、伝言メモとして記憶されている
メッセージを再生出力する携帯電話機としているので、
ユーザが携帯電話機を持たずに外出してしまった場合で
も、外出先の装置から自分の携帯電話機宛にキーワード
と所望の電話番号とを含むメールを送信すれば、外出先
の所望の電話機に電話がかかって伝言メッセージが再生
され、ユーザは遠隔操作で自己宛の伝言メッセージを聞
くことができ、利便性を向上させることができる効果が
ある。
【0049】また、本発明によれば、メールの送受信機
能を備えた携帯電話機であって、受信メール中に、予め
登録された「メールのリモート転送」のキーワードとア
ドレスとが含まれる場合に、受信して記憶しているメー
ルの内、未読メールを読み出して当該アドレスに送信す
る携帯電話機としているので、ユーザが携帯電話機を持
たずに外出してしまった場合でも、外出先の装置から自
分の携帯電話機宛にキーワードと所望の装置のアドレス
とを含むメールを送信すれば、外出先の所望の装置に未
読メールが転送され、ユーザは遠隔操作で未読メールを
読むことができ、利便性を向上させることができる効果
がある。
【0050】また、本発明によれば、電話帳データを記
憶し、メールの送受信機能を備えた携帯電話機であっ
て、受信メール中に、予め登録された「電話帳データの
リモート転送」のキーワードとアドレスとが含まれる場
合に、記憶している電話帳データを読み出して当該アド
レスに送信する携帯電話機としているので、ユーザが携
帯電話機を持たずに外出してしまった場合でも、外出先
の装置から自分の携帯電話機宛にキーワードと所望の装
置のアドレスとを含むメールを送信すれば、外出先の所
望の装置に電話帳データが転送され、ユーザは遠隔操作
で自分の電話帳データを取得することができ、利便性を
向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る携帯電話機(本装
置)の構成ブロック図である。
【図2】メール受信時の制御部3の処理を示すフローチ
ャート図である。
【図3】図2の処理110に示した制御部3の「伝言メ
モのリモート再生処理」を示すフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1…無線部、 2…表示部、 3…制御部、 4…操作
部、 5…メモリ、6…スピーカ、 7…マイク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 109M

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝言メモ機能が設定されている場合に着
    信があると、着呼して発呼先から受信したメッセージを
    伝言メモとして記憶しておく携帯電話機であって、 受信メール中に、予め登録された「伝言メモのリモート
    再生」のキーワードと電話番号とが含まれる場合に、当
    該電話番号を発呼して、応答を確認すると、伝言メモと
    して記憶されているメッセージを再生出力することを特
    徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 メールの送受信機能を備えた携帯電話機
    であって、 受信メール中に、予め登録された「メールのリモート転
    送」のキーワードとアドレスとが含まれる場合に、受信
    して記憶しているメールの内、未読メールを読み出して
    前記アドレスに送信することを特徴とする携帯電話機。
  3. 【請求項3】 電話帳データを記憶し、メールの送受信
    機能を備えた携帯電話機であって、 受信メール中に、予め登録された「電話帳データのリモ
    ート転送」のキーワードとアドレスとが含まれる場合
    に、記憶している電話帳データを読み出して前記アドレ
    スに送信することを特徴とする携帯電話機。
JP2001026610A 2001-02-02 2001-02-02 携帯電話機 Pending JP2002232557A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8452262B2 (en) 2003-07-02 2013-05-28 Kyocera Corporation Terminal device

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